Winding Road

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Perfume「直角二等辺三角形ツアー」@横浜アリーナ最終日

2009-11-02 | 音楽モノ

【10/30 Perfume Second Tour 2009『直角二等辺三角形TOUR』追加公演@横浜アリーナ最終日】

最後のお辞儀の最中、あ~ちゃんが両手を広げる。両脇ののっちとかしゆかがその手を握って大きく上にあげバンザイする。最も印象的なシーンだった。

ツアー最終日は気合いが違った。前日も充分盛り上がったが軽く凌駕。周りも地蔵はほとんどいなくて、みんな大声出してガンガン跳び跳ねる。最後にやりきろうと気合いを入れてきたリピーターのPTA会員が多い客層だっただろうから必然的にそういう空気になるわけで、否応なしにテンションは上がる。

しかも最後にしてPTAから来たチケはセンターステージと出島先端に至近のアリーナD前方。今ツアーで最も接近した場所。この条件でアガらなかったらハッキリ言ってLIVEに対してイ○ポですよ(笑)

簡単に感想を述べるのも難しいんだが、まとめてしまうと
『笑った・興奮した・跳ねた・叫んだ・感動した』→そしてこの空間に居られたことが幸せだ。
という感じだろうか。やっぱり言葉では表現しづらい。


アンコールのMCでは一人一人がツアーを振り返る。中盤では二日連続の人間論でグダグダMCを展開したのっちも良い事を言う。かしゆかが感謝の言葉を述べる。

あ~ちゃんは久々に『数ヶ月前はお騒がせして~』の下りが。内容的にFriよりもロッキンオンの記事を悪意的に歪曲された事の方が大きいのだろう。勝手知ったファンがあんな下らない三流ネタを鵜呑みにするわけないのに、『一瞬でも皆さんのことを信用できなかった事が申し訳なくて~』と、涙ながらにいちいち言わなくていい事も正直に言うのがあ~ちゃんらしい。またそれを抜群のタイミングで言うから感動を誘う。

あのまっすぐな姿勢がファンを真面目にして一体感を強める。エンタメなんて言ってしまえば娯楽産業なのにこんなに一生懸命バカになれる。だって普段あんなにマジでアンケート書かないですもん。客が演者に対してならともかく、スタッフに対してあんなに感謝しないですよ、普通は。そういう素晴しい気持ちの結集が暖かな温もりあるLIVEに仕立て上げている。その仕立てに参加した全員が第3者ではなく当事者。

最後はエンドロールが流れ個人的に参加した5公演の事を思い出す。かしゆかが仙台で号泣した事や、大阪初日のまさかの3時間半ロングラン公演。それを踏まえた翌日はしっかり3時間でまとめてきた事。前日の追加公演初日を新幹線を使って強行参戦した事。全て良い思い出だ。

エンドロールの最後には、いつも応援ありがとうを英語で表記。そして『SEE YOU NEXT LIVE』の文字と共にSEは『Dream Fighter』だった。つまりこれは終わりではなく次への始まり。激しい脱力感だけどまた次があるから前を向いて歩こう。来春はライブハウスだ。