Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009J1第4節 柏×大宮

2009-04-07 | Jリーグ

ジョージの祭典という感じでした。小林の退場になった2枚目の警告は厳しい判定。10人対11人になったことでゲームの流れが想定外の展開になりました。

同数で戦っていた時間はホームの柏が積極的に攻めるけれど、中途半端に取られて大宮がFWに縦ポンの時間をかけないカウンターに持ち込む展開。両チームともにどういう戦い方をしたいかはよく分かりますが互いに精度不足。それが柏に退場者が出て展開が変わる。

一人減ってスタイルを変えた柏は守ってからの速攻狙いに切替。左SBに菅沼を置いたのは意外だった。そうなると困ったのは大宮で一人多いにも関わらず繋がずに相変わらずの縦ポン狙いだから数的優位が全く生かされない。しかもボールを持ったら持ったでその状況に慣れていないから迷いながらオロオロしがち。


後半は小林慶を入れてポゼッションを高め攻撃的にやり始めましたが慣れてないことをやろうとしているためかなかなか崩せず。それでも格段に内容は良くなりました。藤本が攻撃にアクセントを加えようとして縦を急ぐだけでなく緩急をつけようとしているのですが周りの意図と今一つ合わず。

しかし展開的にはかなり面白かった。フランサがまさかの猛プレスから先制すると今度は塚本が自分のミスを帳消しにする弾丸FKで追い付く自作自演状態。大宮・内田のゴールは昼間カシマで見た佐々木のゴールをリプレイしたような形だったので、時間帯から見ても昼間と似たような展開での逆転勝ちだと思った。しかしそのまま終わらずラストワンプレーに結末が。まさかあそこで古賀が飛び込んでくるとは誰も予想できない。第三者的には面白い展開で堪能しました。