Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

第88回天皇杯4回戦 鹿島×国士舘

2008-11-02 | 鹿島アントラーズ
トーナメントだからどんなに不恰好でも勝てばいいんだけれども、プロがこんな醜態を晒してはいけない。この試合を一文字で表すなら『恥』しかない。試合後、ただひたすらスタジアムに鳴り響く「国士舘コール」が全て。選手だって分かっているだろう、ゴール裏に挨拶に来て自分達のチームコールが無い屈辱感を。

こういう戦いは鹿島の方がモチベーションの持っていき方が難しいのは確か。相手は失うものは何も無いし、こちらは勝って当たり前の立場。国士舘は出足が鋭く前線から激しくプレッシャーをかけてきて、その走力が最後まで衰えなかったから大苦戦しました。相手には研究され完全にペースを握られました。

PK戦こそプロとアマチュアの駆け引きの差が出た感があったけれど、そんなところで貫禄を見せても仕方が無い。90分で終わらなければいけない試合。どんなに相手が健闘してもそれを凌駕する強さが欲しい。よくトーナメント戦は始めの方で苦労した方が良い場合があるけれど、ここまで心臓に悪い苦労は不要です。

野沢を入れてからボールが収まって良い攻撃が見られるようになりました。本当にそろそろ野沢を先発に戻しませんか。マルシは守備しないし攻撃でも効いていないからあのポジションは任せられないでしょう。ダニーロは途中から完全にスタミナが切れてバタッと足が止まりました。あのブラジルコンビが2列目に入るとボランチ以下への守備負担が増えるからあの配列はやめて欲しい。

それでも勝って次に進んだからそれだけはヨシとしておきたい。また来週からリーグ戦が再開、立て直して次の戦いに進むしかない。


PK戦まで突入したおかげで歴史的名勝負の天皇賞をライブで見れませんでした。こんな試合の何倍も凄いレースだったのに全く大誤算でしたよ。。。