Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

古畑任三郎ファイナルを見て

2006-01-06 | 時事ネタ
2日目と3日目を見ることが出来ました。
まず2日目。イチローの演技力の凄さには、正直驚きましたが、ストーリーはいたって単純なものだった。でも、一つ一つの細かいセリフにまで、事件の伏線が張られているのは、これぞ古畑の醍醐味。最後の大きなターニングポイントに『平常心』を持ってきたのは、まさにこの醍醐味の象徴だと思いました。それにしても、向島さん(またの名を、「えーっと、君誰だっけ?」の人)がイチローの異母兄弟という設定は笑った。こんな展開を用意しているのは、三谷氏ならではという感じ。

そして3日目。姉が妹で、妹が姉。ラストダンスに大どんでん返しのサプライズが、待っていました。内容的には、月と太陽を強く感じるものでした。そういえば、以前読んだジャック・ヒギンズの『双生の荒鷲』という本を思い出すような展開でした。
これで本当に終わってしまうと思うと、実に寂しいものです。深夜番組で「巡査・今泉慎太郎」なる番組をやっていた事が、懐かしく思い出されます。