元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

インターステラーを見た

2014年12月01日 23時35分11秒 | アレコレ鑑賞
「文太さん逝く 悼む声相次ぐ」

 高倉健と菅原文太、あとひとり同じくらい渋い男を上げようとしたが思い浮かばない。強いて言えば石原裕次郎かな。

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 クリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」を見た。前評判は上々。「2001年宇宙の旅」と「コンタクト」と同列に語られたりもして、期待度マックス。結果、期待に応えてくれる作品だった。上質のSF映画。

・ラスト間際のあのシーンは「2001年宇宙の旅」を意識しつつ、似せないように考えたんだろうな~なんて思いながら見れて面白かった。そう考えると「2001年宇宙の旅」の観客の突き放し方ってリアルタイムに映画館で見た人は口ポカーンの斬新だったんだろうな。うらやましい。

・マシュー・マコノヒーが出演すると言うのは知っていたが、ずーっと誰役なのか分からなかった。主演だったとは。「コンタクト」で宇宙へ飛び立つ恋人を止めようとする神父役を演じていたのに、今度は率先して宇宙に行こうとするとは面白い。

・銀河を越えても愛を感じることはできるという件は、新しい愛の解釈で面白かった。

・初っ端に提示された重力の謎もきれいに説明がついて面白かったが、土星の近くにワームホールが作られた件はいまいち納得行かない。ワームホールを作る技術があるなら、過去に干渉する必要はなかったのでは?と思う。

・クリストファー・ノーラン監督の作品は面白いけど、いつも少し物足りない。売れるための方程式に当てはめて作っています感が鼻についてしまう。東野圭吾にも同じ匂いを感じてしまう。

・こういう近未来が設定の作品は好きだ。ワクワクする。「2001年宇宙の旅」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で描かれていた未来が訪れていないのが残念だが。


インターステラー (竹書房文庫)
クリエーター情報なし
竹書房
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