元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

モー娘。のリボンの騎士を見させられた

2006年08月15日 12時30分00秒 | アレコレ鑑賞
 東京大停電があったとさ。知りませんでしたとさ。

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 K(私はその友達の名をここにKと呼んでおきます。)に一緒に行こうと熱望され、モーニング娘。のミュージカル「リボンの騎士」を見に行った。

1.僕とモーニング娘。

 僕があまりテレビを見ないせいかもしれないが、いま人気のあるアイドルといえばモーニング娘。がまず最初に頭に浮かぶ。しかし僕は彼女たちに特別な思い入れはない。この曲は良いな~と思う時もあるし、テレビ東京の番組をKに見せられて寒いな~と思う時もある。中立の立場だ。

ちなみに僕が知っているモーニング娘。の現メンバー。

吉澤ひとみ
高橋愛
小川真琴
藤本美貴
新垣理沙?
田中れいな
亀井絵里
道重?
久住小春



2.新宿コマ劇場に集結せよ

リボンの騎士が上演されるコマ劇場の前にはモーニング娘。のファンの方々がたくさんいた。なかでも気合の入っていた3人を紹介しよう。





この場所だけは誰にも譲れネェ!と言わんばかりに、横になり場所を占拠。決して住人ではありません。激クサなのは彼らの武器です。誇りです。フリーダムな彼らです。



猛者登場。コマの前ではモーニング娘。の生写真やらグッズなんかを売っている人たちがいたのだが、この人は精神世界の絵と自分の顔写真を売っていた。しかも絵の値段が77万円。幾何学模様に見えましたが、もしかしたらモーニング娘。だったのかもしれません。



3.上演前

 コマ劇場に入ったのは初めてだ。席は中ほどで、肉眼で出演者の顔をしっかりと見られる位置。キャパは約2000と聞く。しかしトップアイドルといえど毎日2回のひと月公演となると満席というわけにはいかないようだ。後列はもちろん所々に空席が目立つ。幸いにも僕の前の席も人がいなかった。うれしいな~っと。

 と思うのもつかの間、開演のブザーが鳴り客席の照明が落ちると、とんでもないデブが座席に座りやがった。体重150キロはあるよね?というデブ。しかも臭い。ミスターファットマン。

おかげで僕の視界がこんな感じになってしまった。




4.第一幕

 僕はアイドルにハマったことがないので、アイドルの舞台を見るの初めて~きゃっきゃ。幕が上がるとモーな人たちがワラワラと出てきた。第一印象としてはやはり細い。一時期よっすぃ~が激太なんて言われていたが、一番スタイルが良かった。足長くて可愛くて。もしモー娘。にいなくても芸能界に入っていたんじゃないかと思う。

しかし問題のミュージカルの方は、学芸会を見せられた気分になった。時々、猛烈な吹雪にも襲われた。しかしつまらなくはなかった。不覚にもちょっとストーリー面白ぇと思ってしまった。



5.休憩

 第一幕が終了し25分の休憩タイム。Kと話をするも「なっちは今頃盗作してるのかな~」、「加護ちゃん一服してるのかな~」などと言うと、あからさまに話しをブチ斬られる。そうだここはモー娘。ファンの集いなのだ。下手なことを言ったら真剣に殺されかねない。ありがとうK。

 やがて休憩タイムは終わりを迎えたが、デブ男は帰ってこなかった。恐らく空いている前のほうの席に移ったのだろう。いやらしい男だぜホンマ。



6.第二幕

 第二幕というのは第一幕の続きです。別に台に何かを巻いているわけではありません。ごめんなさいね。つまらなくて。まぁなんというかリボンの騎士のミュージカルといえど、やっているのはモーニング娘。です。ミュージカル終了後、なんとコンサートに突入してしまいました。

 日本の未来はウォウウォウウォウウォウ!ミュージカル以上に熱くなる観客。オイラここに至って、初めてモーニング娘。が9人だと気がつきました。あと美勇伝?と松浦あやも歌っていました。美勇伝?は少しいやらしくて、おじさんはうれしかったけど、家族連れは困っただろうな~と思いました。

 あーそうだ。二幕が始まってからだけど、最前列の男が何度も何度もモー娘。に手を振っていた。さすがアイドルのイベント。キモイわ~と思った。



7.終幕

 そして宴は終わりを迎え、僕とKは夜の新宿へと消えていった。その後、地元に戻りKが「欽の偉大さを教えてやる!」と言ってとんねるずの話ばかりしたり、一口ゲロを床にこぼしたりしたことは内緒である。

 モー娘。のリボンの騎士。色々な意味で面白かったです。
コメント (8)
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