元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

どうぶつの森を買った

2006年08月13日 13時28分47秒 | 日々雑感
 ツンデレラというのを考えたけどダメかね?

 不幸な境遇に育つが故、捻じ曲がった性格で育ったツンデレラ。魔女の力を借りて綺麗になったツンデレラに王子様は一目ぼれ。ガラスの靴を頼りにツンデレラを探す王子様。やがて王子様はツンデレラの家にたどり着いた。

「このガラスの靴を履いてみてください。ぴったりハマればあなたは、あの時の人です」

 うれしい。王子様が私を探すためにわざわざ来てくれた。だけど…

「やかましゃー。そんなこと私ができるかー」

 ツンデレラの空中飛び膝蹴りが王子様の右頬をヒット。

「おりゃー」

 壁に投げつけられ、粉々に砕けるガラスの靴。

「一昨日きやがれ~わっはっは~」

~Fin~

 こりゃ売れるわ。同人誌とかで。ぜんぜんデレの部分がでてないけど。

---

「どれくらい待ちますか?」

 会社の自動販売機でカップコーヒーを買おうとしたらメンテ中だった。

「2~3分ですかね。何飲まれますか?」
「イタリアンのミルク砂糖ありのヤツ」
「なら今大丈夫ですよ」

 そういうとメンテ兄さんはイタリアンのボタンを押した。注がれるイタリアン。60円の眠気覚まし。

「はい、じゃあお金」
「あ、良いですよ。サービスです」
「ありがとうございます」

 イヤッホー!60円以上の喜びダイナマイト。良い日だ。



 会社からの帰り道NintendoDSのおいでよ どうぶつの森を買うために八重洲のさくらやに行った。なんとなくだが僕はさくらやが好きではない。ビックカメラやヨドバシカメラに比べ接客がなっていないからだろうか。けど僕の財布の中には700円分のポイントが貯まったカードがあったので、それを消化するためにさくらやに行った。

 一時期は品切れ続出だったどうぶつの森だが、現在は潤沢のようだ。商品パッケージを持ってレジへと向かう。だがしかし…

「すみませんお客様。お客様のポイントカードはすでに失効されています」
「じゃあ良いよ!商品も買わん!えーんえーん」

 涙の34歳。もう一生さくらやは使わん!と鼻水をかみながら有楽町のビックカメラへ。僕の心を癒してくれるのは、ビックカメラだけさ。

 ビックカメラにもどうぶつの森は置かれていた。うれしい!そして商品パッケージを持ってレジへ。

「お値段4千円くらいになります~」
「はいはい」

 ところでこのどうぶつの森はニンテンドーWi-Fi USBコネクタというのに対応していて、世界中のどうぶつの森ラーとインターネットで一緒に遊ぶことができるのだ。しかしこの商品はネット販売専用で店舗売りはしていない。と、思ったのだが!ぐぁ!

「すみません。WiFiコネクタください」

 と、隣のレジの女が言った。にゃんとビックカメラのレジの中にはWiFiコネクタが売っているのだ。これは買わねば。これは買わねば!

「はいお客様、こちらお品とレシートになります。ありがとうございました」
「あーん、待って待って~。ぼくちんもWiFiのヤツ買う~」

 とその時だった。

「カラーンカラーン。お客様おめでとうございます」

 隣のレジで鐘が振られた。

「お客様、100人に一人の無料キャンペーンに当選されました」
「え、無料なんですか?」
「そうです」
「うっそー。マージでー。キャー超うれP。マンモスラッピー!」

 や、やるじゃねぇか。隣のオンナ。良いくじ運してやがるぜ。

「カラーンカラーン」

 オレのレジの店員も鐘を振りやがった。店員皆で祝いの鐘とはめでてぇな。ハッ!!

「おめでとうございますお客様。お客様も当選です」
「へ?僕?僕が当選?」
「はいこちらの商品のお品代は結構でございます」
「いやったー!!うほーーー。WiFiを無料でゲットーだうぇい!」

 この無料キャンペーンは100人にひとりの割合で10万円以下のお品代は無料になるというもの。この時に考えてはいけない。WiFiなんて3000円程度じゃなくて、もっと高いものを買った時に当たればよかったのに…、どうぶつの森と一緒に買っておけば7000円くらいがただになったのに…

 違うんです。どうぶつの森だけ買って帰ろうとしたところをWiFiを無料でゲットできたのです。うほ。まいったか!まいった!
コメント (4)
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