新しい「広辞苑」を購入しました。
10代の学生時代は第二次世界大戦中で、あらゆるものが不足していましたので、学生に必需品の辞典も例外ではなく、本屋の店頭で
求めることはできませんでした。
新しい知識を吸収したい年代ですのに、国は勉強をするよりも国の役に立つ工場への勤労や、農家への援農に強制的に駆り立てていました。
ですから、一番欲しかった辞典への想いは、90歳になっても同じなのです。
現在、知識をえる手段は多様です。紙文化だけではなく、ネットや、スマホン、電子辞典もあるのです。
5キロもある重くて、小さい活字の辞典、それも1万4千円(消費税こみ)もするものを買い求める理由は?
強いて言えば、 紙文化へのノスタルジアなのかもしれません。