乳腺炎や乳ガンなどの病気は専門医がおりますが、授乳期の乳房の生理が
殆ど知られていないのが現状と思います。
その原因は女性だけが授乳期に知る特殊な生理である、また教える側(医師や、助産師)の理解が無に等しいということ、その時期の女性も自分の乳房の
生理と変化に気付かない、医学書にもその記事は無いーのです。
見落とされているのは、自律神経の働きが意外に乳汁の量に作用しているように思うのです。
自律神経の副交感神経の作用は、乳管をリラックスさせます。リラックスする(弛緩)すると乳管はゆるみ、広がりますから、乳汁が多く流れます。すると
乳腺が刺激を受けて乳汁を多く生産すると考えます。
それを確認出来るのは乳頭の起立(硬くなる)と柔らかくなるを、観察できるからなのです。柔らかくなった時はリラックスした状態であり、乳管もリラックスしていると考察します。赤ちゃんが好む状態なのです。
「なあんだ、そんなこと・・・」
と思われるかも知れませんが、コロンブスの卵かもしれません。
ですから、リラックスさせるおようなマッサージと環境が、必要と訴えるのです。