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Sassetti Livio Pertimali Brunello di Montalcino 1999

2013-11-15 00:00:00 | イタリア
Sassetti Livio Pertimali Brunello di Montalcino [1999]
Sassetti Livio Pertimali Brunello di Montalcino 1999
サセッティ・リヴィオ
SassettiLivioPertimaliBrunellodiMontalcino[1999]/サセッティ・リヴィオペルティマリブルネッロ・ディ・モンタルチーノ[1999]
パーカー氏曰く「もしブルネッロ・ディ・モンタルチーノを1本だけ選ぶとしたら、ペルティマリのものを選ぶ」

■ ワイン名
サセッティ・リヴィオ 
ペルティマリ 
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

■ ヴィンテージ 1999
■ 原産国 イタリア
■ 地域 トスカーナ地方
■ タイプ 赤ワイン
■ ぶどう品種 サンジョヴェーゼ(ブルネッロ)長熟タイプの最高峰
■ アルコール度数 13.5%
■ 内容量 750ml
サセッティ一家は元々此の地でオリーヴオイルの生産を代々続けてきましたが現オーナーであるリヴィオ・サセッティ氏の代になりこのペルティマリの畑とワイナリーを買い取り、ワイン造りを始めました。 現在では二人の息子さんルチアーノとロレンツォも加わり、少量生産だからこその丁寧な造りで味わい深いワインを作り続けています。 あのロバート・パーカーにもしひとつだけブルネロを選ぶとしたらこの造り手のものを選ぶと言わしめた造り手です。 数あるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの中でも、特に高品質のワインを造りだし、全ての畑でビオデナミが実践される自然派の生産者です。


テイスティング 2011年11月
WAポイント 91
┃公開媒体:Wine Advocate #158 (2005-04-29)
┃レビュアー:Daniel Thomases
┃飲み頃:
now - 2017
The 1999 Brunello di Montalcino is a big wine, but with the shapeliness which always characterizes this producer’s wines. The ripe and ample notes of red fruit, leather, liquorice, and game are followed by the classic smoothness and melting tannins of Sassetti wines, continuous and caressing and with a rise in the intensity and sense of solidity on the finish. Deceptively ready, it will easily last another dozen years.
ワインショップカーヴより)




Sassetti Livio 【Pertimali】
サセッティ・リヴィオ【ペルティマリ】
R・パーカー氏がたった1本選んだブルネッロ!!


 世界的ワイン評論家ロバート・パーカー氏が
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
  ブルネッロ・ディ・モンタルチーノをたった1本だけあじわうとすれば、ペルティマーリのものになるだろう。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 と、コメントしたあの、超話題のブルネッロ・ディ・モンタルチーノが少数ながら入荷しました!!! \(^0^)/

 所有者のサセッティ家は古くから農業で繁栄していた家系で、20世紀の初めには、オリーヴ・オイル、穀物の生産の他に、年間1万リットルものワインを生産していました。

 そんなサセッティ家に転機が訪れるのは1960年代。

 現当主リヴィオ・サセッティ氏が、モンタルチーノから程近いモントソーリの小高い丘の上に見つけたブドウ畑。サセッティ氏はこの土地がブドウ畑を保持していくのに最適な場所であると判断し、ここに移転したのです。

 それがカンティーナ名になっている【ペルティマリ】でした。

 サセッティ氏は当初、あばら家だったこの場所を、住居はもちろん、カンティーナとして使えるように改築。

 数年後には新しいブドウ樹を植樹し、ブルネッロの生産拡大に力を入れ続けました。そうして【ペルティマリ】は、ワインとエキストラ・ヴァージン・オイルの良き生産者として認知されてきました。

 その後もブドウ造りに改良を重ね、二人の息子さんにもワイン造りについて教え込み、管理を任せられるようになりました。

 前述のR・パーカー氏は著書の中で先ほどの続きをこう書いています。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
  ペルティマリは1982年以来、目を見張るほど素晴らしいワインを造り続けている。残念ながら、生産量がわずかなので、手に入れるのは難しい。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

 そしてペルティマリの素晴らしいのは、ブルネッロだけではないのです!!
 わずかな畑から造られるIGTのフィリ・ディ・セータ、それから今回が国内初入荷!イストリチャイア2003
 2000年が初リリースですが今回お披露目です。
 まだ評価も出ていませんがこれは果実味満載!かなりの美味さ!
 カジュアルラインとしてお奨めです!
 しかしながらパーカーさんもおっしゃってる通り、あまりにも数が少なくて残念・・・・(>_金沢マル源より)




ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ (ペルティマリ)750ml Pertimali Brunello di Montalcino
もし私が、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノをたった1本だけ味わうとすれば、ぺルティマーリのものになるだろうと思う。ペルティマーリは、1982年以来、目を見張るほどすばらしいワインをつくり続けている。残念ながら、生産量がわずかなので、手に入れるのは難しい。リゼルヴァ、レギュラー・キュヴェともども、同じはつらつさや個性、果実味の深みを持っているので、リゼルヴァの方がレギュラー・キュヴェよりも優れていると、私は言うことができない。どちらもフルボディで、広がりがあり、暗いルビー色をしていて、西洋杉、タバコ、フルーツケーキのスパイシーな香りと、センセーショナルなアタックを持つ。さらに注目すべきは、印象的に開放的で広がりのある、その余韻の長さである。
講談社 ロバート・M・パーカーJr.著『厳選評価 世界のワイン 西ヨーロッパのワイン』

【産地】イタリア/トスカーナ/ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
【格付】D.O.C.G.
【生産者】ペルティマリ(サセッティ・リヴィオ)
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【品 種】サンジョヴェーゼ(ブルネッロ)100%
長熟タイプの最高峰。熟成期間は36ヶ月以上。
ワールドリカーショップより)





サセッティ リヴィオ ペルティマリ Sassetti Livio - Pertimali
ブルネッロ ディ モンタルチーノ サセッティ リヴィオ ペルティマリ
Brunello di Montalcino Sassetti Livio - Pertimali[イタリアワイン]

information
ワイナリー名 サセッティ リヴィオ ペルティマリ
商品情報 収穫量も極めて少なく、彼の持つ畑から造りだされるワインはトータルで年間1000ケースほど。非常に均整のとれた凝縮感のあるその味わい。ぶどう本来の旨味やきめ細かさが印象的。ロバート・パーカー氏が「もし私が、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノをたった1本だけ味わうとすれば、ペルティマリのものになると思う」と、絶賛する。
内容量 750ml
品種 サンジョヴェーゼ
産地 イタリア・トスカーナ
カテゴリー ブルネッロ ディ モンタルチーノDOCG
トスカニーより)






ワインショップカーヴにて購入。9,429円。


Magari Ca'Marcanda GAJA 2010

2013-11-14 00:00:00 | イタリア
Magari 2010 Ca'Marcanda GAJA
Magari Ca'Marcanda GAJA 2010





マガーリ 2010 カ マルカンダ ガヤ
CA’MARCANDA
カ マルカンダ

バルバレスコの父でありイタリアワインの巨匠ガヤが造るボルゲリ

ボルドー品種の力を最大限に引き出す最高のエリア ボルゲリのワイン造り

イタリアワインのトップの座を維持し続けるワイナリー、ガヤ。バルバレスコの父としてピエモンテのワインを世界中に広めた功績は計り知れないものがあります。

そのガヤがピエモンテと並ぶ最高の赤ワイン産地、トスカーナでのワイン造りを目指したのは当然の流れでしょう。1994年にモンタルチーノの「ピエーヴェ・サンタ・レスティトゥータ」を購入したのに続き、1996年にようやくボルゲリの土地の買い付けに成功して立ち上げたのがこの「カ・マルカンダ」です。

なかなか土地を売ってくれなかった前所有者。ピエモンテから車で何度となく説得のための往復を繰り返したアンジェロ・ガヤ。ガヤがボルゲリでワインを造る、それはすなわち、サッシカイアやオルネライアと同様の卓越した土地でなければならなかった。ボルゲリの土地を研究し尽くして探し当てた土地。ガヤにはここ以外にはあり得なかったのです。

造るワインは3種類。
ワイナリー名が付いたフラッグシップワイン「カマルカンダ」、メルローを主体にカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランをブレンドした「マガーリ」、より若い段階での飲みやすさを追求した「プロミス」。
いずれも、ガヤ一筋のエノロゴ、グイド・リヴェッラ氏がエノロゴを務めています。

市場に迎合するワインではなくテロワールを表現するワインこそが自分の造るワイン
そう語るガヤのボルゲリをじっくりと堪能してください!


マガーリ2010カマルカンダガヤMagari2010Ca’marcandaGaja[イタリアワイン]

information
ワイナリー名 カ マルカンダ ガヤ
商品情報 バリック(新樽および旧樽)で18ヶ月間熟成。メルローの豊富な果実感とスパイシーなカベルネの特徴が素晴らしく表現された赤ワイン。
内容量 750ml
品種 メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン25%、カベルネ・フラン25%
産地 イタリア・トスカーナ
カテゴリー トスカーナIGT
トスカニー@イタリアワイン&食材より)





カマルカンダ CA’MARCANDA

ピエモンテのバルバレスコで頂点にたつGAJA(ガイア)が、新しいワイナリーを設立しました! それもトスカーナです!!

1996年に、ティレニア海近く、マレンマ北部のカマルカンダを新しいプロジェクトの場所に選びました。プロジェクトの目的は、ピエモンテ以外のイタリアで国際葡萄品種をブレンドしてワインを生産すること、そして、可能なかぎりガイアワイナリーで葡萄栽培とワイン造りから得た知識を生かすことです。

・何故トスカーナ、マレンマを選んだのか?

このこの地域が国際品種によるワインの生産の卓越した産地であることがすでに十分示されているから。すでに有名なキャンティ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ヴィーの・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノを昔から生産している中部トスカーナ丘陵地帯の高い名声の恩恵をこうむることができるから♪ そして、いずれマレンマのワインの名声も中部トスカーナのそれと補完しあっていくから。そして、ピエモンテから車で4時間もかからないから! 

しかし、マレンマはティレニア海のすぐ近くで、新鮮な魚介類が豊富です。私がアンジェロ・ガイア氏とランチをご一緒させていただいたリストランテも、とれたてのとびきり新鮮な魚介類が美味しいのなんのって! ガイア氏はスカンピを食べながらにやりと笑って、「美味しいだろう? 私の友人はお前はうまい魚が食いたいからマレンマでワイナリー作ったんだろうって言うんだよなあ」とウィンク。それがマレンマを本当の理由ですか?! アンジェロ!!

・カマルカンダの葡萄畑 購入時にすでにあった17ヘクタールの葡萄畑の樹は引き抜き、1996年秋に新しい葡萄畑を植え始めたそうです。現在葡萄畑は全部で60ヘクタール植えられ、品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、シラー。

第一級の畑を購入できる可能性があり、私たちのワインのために必要な葡萄を自分たちで生産できるならば、今後10年でじょじょに葡萄畑を増やしていって全部で120ヘクタールにする予定。


カマルカンダ マガーリ 2010

3品種は別々に発酵させ、収穫翌年の1月か2月にブレンドします。ワインは新樽バリックとわずかに使用されたバリックで18ヶ月熟成させ、6ヶ月以上の瓶熟成を経て出荷されます。  品種構成からいうと、古典的ボルドーですが、マレンマの色彩、音、香り、光が与えてくれる感覚をも伝えたい!とアンジェロ・ガイアは言います。カマルカンダの旗手ワイン!!

飲んだ瞬間から、「ああ、好きなワインだ!」と思いました。甘くてコクがありますが甘すぎることも濃すぎることもなくて、本当に絶妙のバランスなのです。 なんて口当たりもいいんでしょうか?!! この若さなのにもうとっても美味しいんです。でも微塵も薄さはありません!  ボルドータイプの品種構成ですが全然ボルドーとは違う! イタリアのワインになっています。 ああ、うまく言えませんがこでは絶対美味しいワイン! ワイン業界者の中でもとっても評判良いんです♪  デキャンタして飲んでくださいね!!

*「マガーリ」は様々な意味をもつイタリア語の表現で、イタリア人は30秒に一回はこの言葉を口にする、とアンジェロ・ガイアは言います(それは嘘ですねえ)。「もしそうだったらいいのに」「もしそれが本当だったらなあ」「たぶんね」などを意味します。この表現には、人を楽しい気持ちにさせ微笑ませるアイロニーが少し含まれています♪
ブドウ品種:メルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25% 赤・フルボディ
ワイングロッサリーより)





【カ・マルカンダ】ガヤ所有ワイナリー(トスカーナ州ボルゲリ地区)
CA`MARCANDA カ・マルカンダ
イタリア トスカーナ

『カ・マルカンダ』は、1996年、ガヤがトスカーナ州でモンタルチーノ地区の『ピエーヴェ・サンタ・レスティトゥータ』の次に手に入れたワイナリーです。
暖かい海沿いの地で、サッシカイアなどのハイクオリティ・ワインを産み出す土地として知られています。
『カ・マルカンダ』とは、ピエモンテ方言で「望みのない交渉」という意味。(「CA」は「家」、「MARCANDA」は「うまくいかない」) この名前は、土地取得時のあるエピソードが由来となっています。
アンジェロ・ガヤはボルゲリでワイン造りをするにあたり、最高の土壌を求め研究に研究を重ね、ついに最高のブドウを育てるのに最も適した土地を見つけました。
しかし、その土地の所有者は首を縦に振りません。彼は何度も交渉に出かけるものの、ことごとく玉砕。18回に及ぶ交渉の末、やっとその念願の土地に畑を取得しました。その交渉中、アンジェロ・ガヤはピエモンテの自宅で妻からしばしば「またカ・マルカンダ(望みのない交渉)にいくの?」と呆れられていたそうなのです。そしてこのワイナリーに『カ・マルカンダ』と名付けたのでした。
そこまでして、この土地にこだわった理由は、カ・マルカンダの土地がサッシカイアと同じタイプの土壌だったことにあると言われています。テッレ・ブルーネ(黒い土、ロームと粘土を含む)とテッレ・キアーレ(白い土、石灰質が豊富で石や砂利)から成る個性的なテロワールは、国際品種のワインを造るのに適していました。特にメルロを主体としたワイン造りを行うことで、サッシカイアとは違うボルゲリのワインの新しいスタイルを確立させたのです。 そんなエピソードのある『カ・マルカンダ』ですが、ここで造られるワインは「カマルカンダ」、「マガーリ」、「プロミス」の赤ワイン3種類です。いずれのワインもガヤの実力がいかんなく発揮された、素晴らしいワインとなっています。

イタリアワインの帝王、ガヤ。
ガヤは、イタリア国内では間違いなく最高位の不動の地位を獲得しており、その実力は世界中の生産者の中でもトップクラスであることは疑いようがありません。 オーナーであるアンジェロ・ガヤ氏は、1970年代、伝統を守りつつも革新的なワインメイキングを多く取り入れ、バルバレスコはもちろん、イタリアワインの地位向上に大きな貢献を果たした人物。近年では、ピエモンテを拠点に、トスカーナのモンタルチーノやマレンマ地区にも進出し、さらなる飛躍を見せています。一切の妥協を許さないワイン造りが、常に最高の評価を得ている秘訣です。イタリアで最も権威あるイタリアワイン評価誌「ガンベロ・ロッソ誌」にて、歴代で最も多くの最高評価(トレ・ビッキエリ)を獲得、2012年には、 2,350ワイナリー、計20,000本のワインの中から、375本がトレ・ビッキエリに選ばれていますが、その中でガヤのワインはなんと49アイテム。数え切れないほどの高評価を獲得し、「帝王」の名を欲しいままにしています。


『カ・マルカンダ』は、1996年、ガヤがトスカーナ州、マレンマの地に手に入れたワイナリー。 暖かい海沿いのボルゲリ地区は、ボルドー品種で造られた、いわゆるスーパータスカン『サッシカイア』などを産み出す土地として広く知られ、近年では、この土地から世界的に高評価を受けるワインが数多く生み出されています。 ワイナリーの名前となった『カ・マルカンダ』とは、ピエモンテの方言で「望みのない交渉の家」という意味。 ガヤのオーナーであるアンジェロ・ガヤ氏は、この土地を手に入れるため、 所有者に何度も交渉に出掛けるものの、ことごとく玉砕。 18回にも及ぶ交渉の末、やっとこの念願の土地を譲り受けたそうです。 その交渉中、アンジェロ・ガヤ氏は妻からしばしば「またカ・マルカンダ(望みのない交渉)にいくの?」と呆れられていたといい、このワイナリーに『カ・マルカンダ』と名付けたのでした。

アンジェロ・ガヤ氏をそこまでさせたのは、カ・マルカンダの土地が、かのサッシカイアと非常によく似た最高の土壌だったため。 研究に研究を重ねた結果、この土地のロームと粘土を含む「テッレ・ブルーネ」という黒土土壌と、石灰質が豊富で石や砂利の多い「テッレ・キアーレ」という石灰土壌から成る個性的なテロワールが、アンジェロ・ガヤ氏が思い描く国際品種のワインを造るのに最も適していると判断したのです。 そんな最高のテロワールにおいて、ガヤ氏はメルロを主体としたワイン造りを行いました。 そうすることで、サッシカイアとは違う、ボルゲリワインの新しいスタイルを確立させたのです。 カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした左岸のボルドースタイルのワインが主流であったボルゲリ地区において、 メルロを主体とするワインを造ることは非常に挑戦的なものでした。 しかし、現在では、ロバート・パーカー氏も、この地のワイン造りにおいては、メルロが非常に重要であると語っており、同時にカ・マルカンダの功績を「偉大な成功」と評価しています。

カ・マルカンダでは、「カ・マルカンダ」、「マガーリ」、「プロミス」という3種類の赤ワインが造られていますが、この「マガーリ」はメルロを主体とした伝統的なボルドーブレンドの1本。ブレンドはメルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%、品種ごとに別々に発酵を行い、新樽とわずかに使用した樽を使い、12か月以上熟成。さらに瓶内で6か月以上熟成させてから出荷されます。

この最新2010年ヴィンテージのマガーリは、『ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)』で過去最高評価の94点を獲得。色は深みのあるチェリーレッド。開けるとすぐに感じるのは、ブラックベリーやプラムなどの果実、スミレ、クローブ、クミンシード、キャラウェイシードなどの豊かな香り。時間が経つにつれ、土、樹皮、スモークミートなどの複雑な香りが現れてきます。柔らかな口当たり、丸みのある広がり、肉付きが良くふくよかなボディを、きめ細やかな酸味と渋みがバランスを取り、フレッシュ感と同時に緻密な印象を与えています。メルロの果実感とカベルネ・ソーヴィニヨンの清涼感が際立つ味わいに、どこかスパイスの風味を感じるあたりは、イタリアで造られるボルドーブレンドならでは。

イタリアワインの“帝王”、ガヤの手掛けるワインと言うと、どんな料理と合わせるか身構えてしまいますが、実は単体でも充分に楽しめます。料理は軽めの前菜から、しっかりしたメインディッシュまで何にでも合わせられる万能赤ワインなのです。白インゲンのリゾット、ティーボーンステーキ、鶏のカチャトーラなどのトスカーナの郷土料理や、レストランの洗練された料理とも合わせられる懐の広さを持ち合わせています。


イタリアワイン生産者の食卓特集へ
イタリアワインの帝王ガヤがトスカーナのボルゲリで造るシリーズ。
ガヤの実力がいかんなく発揮され、
全世界で高い評価を受けるプレミアムワイン。

イタリアワインの帝王、ガヤがピエーヴェ・サンタ・レスティトゥータの次に手に入れたのは、トスカーナの中でもボルゲリ地区にあるカ・マルカンダでした。
そう、サッシカイアが造られるボルゲリ地区です。

サッシカイアのセバスティアーノ・ローザ氏は、「ボルゲリの土壌はカベルネ・ソーヴィニヨンを育てるのにとても良いんだ」と話していましたが、ガヤもこの地区ではカベルネ・ソーヴィニヨンをはじめメルロ、シラーなどを栽培しています。
サッシカイアと違うのは、メルロを主体としたワイン造りを行っていること。

研究に研究を重ねた結果、この土地のロームと粘土を含む「テッレ・ブルーネ」という黒土土壌と、石灰質が豊富で石や砂利の多い
「テッレ・キアーレ」という石灰土壌から成る個性的なテロワールが、アンジェロ・ガヤ氏が思い描く国際品種のワインを造るのに最も適していると判断。
そんな最高のテロワールにおいて、メルロを主体としたワイン造りをすることで、そうすることで、サッシカイアとは違う、ボルゲリワインの新しいスタイルを確立させたのです。
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした左岸のボルドースタイルのワインが主流であったボルゲリ地区において、メルロを主体とするワインを造ることは非常に挑戦的なものでした。
しかし、現在では、ロバート・パーカー氏も、この地のワイン造りにおいては、メルロが非常に重要であると語っており、同時に カ・マルカンダの功績を「偉大な成功」と評価しています。

ワイナリーの名前である『カ・マルカンダ』とは、ピエモンテの方言で「望みのない交渉の家」という意味。
オーナーであるアンジェロ・ガヤ氏は、この土地を手に入れるため、 所有者に何度も交渉に出 かけるものの、ことごとく玉砕。
18回にも及ぶ交渉の末、やっとこの念願の土地を譲り受けたそうです。
その交渉中、アンジェロ・ガヤ氏は妻からしばしば
「またカ・マルカンダ(望みのない交渉)にいくの?」
と呆れられていたといい、このワイナリーに『カ・マルカンダ』と名付けたのでした。

カ・マルカンダでは、「カ・マルカンダ」、「マガーリ」、「プロミス」という3種類の赤ワインが造られていますが、この「マガーリ」はメルロを主体とした伝統的なボルドーブレンドの1本。メルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%のブレンドで造られています。
品種ごとに別々に発酵を行い、新樽とわずかに使用した樽を使い、12か月以上熟成。さらに瓶内で6か月以上熟成させてから出荷されます。
格付はIGTトスカーナ。ファーストヴィンテージは2000年。
畑はプロミスよりも少し暖かい場所にあります。

この最新2010年ヴィンテージのマガーリは、『ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)』で過去最高評価の94点を獲得。
色は深みのあるチェリーレッド。開けるとすぐに感じるのは、ブラックベリーやプラムなどの果実、スミレ、クローブ、クミンシード、キャラウェイシードなどの豊かな香り。
時間が経つにつれ、土、樹皮、スモークミートなどの複雑な香りが現れてきます。
柔らかな口当たり、丸みのある広がり、肉付きが良くふくよかなボディを、きめ細やかな酸味と渋みがバランスを取り、フレッシュ感と同時に緻密な印象を与えています。
メルロの果実感とカベルネ・ソーヴィニヨンの清涼感が際立つ味わいに、どこかスパイスの風味を感じるあたりは、イタリアで造られるボルドーブレンドならでは。

イタリアワインの“帝王”、ガヤの手掛けるワインと言うと、どんな料理と合わせるか身構えてしまいますが、実は単体でも充分に楽しめます。
料理は軽めの前菜から、しっかりしたメインディッシュまで何にでも合わせられる万能赤ワインなのです。
白インゲンのリゾット、ティーボーンステーキ、鶏のカチャトーラなどのトスカーナの郷土料理や、レストランの洗練された料理とも合わせられる懐の広さを持ち合わせています。

ブドウ品種:メルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%
飲み頃:2014年~2020年
評価:ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)にて94点を獲得
    ワイン・スペクテーター誌にて90点を獲得
エノテカ・オンラインより)





トスカニー@イタリアワイン&食材にて購入。5,292円。


Charmes Chambertin Grand Cru Gerard Raphet 2010

2013-11-13 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Charmes Chambertin Grand Cru Gerard Raphet 2010
Charmes Chambertin Grand Cru Gerard Raphet 2010
ジェラール・ラフェ シャルム・シャンベルタン [2010]750ml

モレ・サン・ドニに本拠地を置くジェラール・ラフェは、
フランスでは シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの最高の生産者の一人といわれ、
あの パーカーから4ツ星を与えられ、『精力の魂』と言われたジャン・ラフェの息子で、
2002年にドメーヌを引継いでいます。
父の代から非常に恵まれた 畑を所有し、樹齢の古い古木を多く所有しておりますが、
多くのワインは ネゴシアンに販売しているためドメーヌ元詰めは極僅かとなります。
2002年に代がかわってすぐの2003年にはあのロバート・パーカーから98点 という稀に見る高得点を獲得し、
一躍その名をとどろかせました。

やや濃いめのガーネット色で、はつらつとしたフレッシュな果実の香りに花の香りがしっかりと感じられます。
濃縮した味わいながら柔らかさを感じます。
おだやかでまとまりがあります。
ラフェの真骨頂ともいえるワインといえます。
ウメムラより)




【ドメーヌ・ジェラール・ラフェ Domaine Gerard raphet】
(輸入元資料)
ワイナート43号『至高のブルゴーニュ』に登場したあのブルゴーニュのトップドメーヌのひとつジェラール・ラフェ 入荷!

モレ村にあるドメーヌらしい実直・無骨な味

ドメーヌとしては新しいものの、すでに父親ジャン・ラフェのころから25年間一緒にワイン造りを行っているベテランです。パーカーからも高く評価される人気のドメーヌ、ジェラール・ラフェ!

Domaine ドメーヌ・ジェラール・ラフェ
Gerard Raphet

ロバート・パーカーが98点をつけたブルゴーニュのトップ生産者!

言わずと知れたとジェラール・ラフェ!

モレ・サン・ドニに本拠地を置くジェラール・ラフェは、フランスではシャンベルタン・クロ・ド・ベーズの最高の生産者の一人といわれ、あのパーカーから4ツ星を与えられ、『精力の魂』と言われたジャン・ラフェの息子で、2002年にドメーヌを引継いでいます。

父の代から非常に恵まれた畑を所有し、樹齢の古い古木を多く所有しておりますが、多くのワインはネゴシアンに販売しているためドメーヌ元詰めは極僅かとなります。
2002年に代がかわってすぐの2003年にはあのロバート・パーカーから98点という稀に見る高得点を獲得し、一躍その名をとどろかせました。


【ブルゴーニュ】今のうちにどうぞ♪
ジェラール・ラフェ/シャルム・シャンベルタン 2010

ワイン名 シャルム・シャンベルタン
生産者 ジェラール ラフェ
タイプ 赤 フルボディ
ブドウ品種
ピノ・ノワール%
地域 フランス ブルゴーニュ
醸造・熟成
有機栽培
アルコール度
【輸入元コメント】

やや濃いめのガーネット色で、はつらつとした
フレッシュな果実の香りに花の香りがしっかりと感じられます。
濃縮した味わいながら柔らかさを感じます。
おだやかでまとまりがあります。
ラフェの真骨頂ともいえるワインといえます。
ワインショップもりながより)




(+)ウメムラにて購入。ジョルジュ・ルーミエ&ジェラール・ラフェ 2本セットで20,790円。単品だと9,975円。


Morey Saint Denis 1er Cru Clos de la Bussiere 2007

2013-11-12 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Morey Saint Denis 1er Cru Clos de la Bussiere 2007
Morey Saint Denis 1ER Cru Clos De La Bussiere G Roumier 2007
●ジョルジュ・ルーミエ
 モレ・サン・ドニ・クロ・ド・ラ・ビュシエール [2007]750ml

ジョルジュ・ルーミエ唯一のモノポール、クロ・ド・ラ・ビュシエール。
特級ボンヌ・マールの真横に位置する絶好の区画。かつてはドメーヌ・デュジャックの前身、ドメーヌ・グライエの所有畑でした。
カシスやブラックベリーを思わせる豊かな果実味に、モレ・サン・ドニらしい堅牢なストラクチャー。凝縮された果実実と圧倒的な質感は、恐るべし。
ルーミエの唯一のモノポールなだけに力の入れようが並大抵のものではありません。
ジョルジュ・ルーミエが拠点を置く醸造所もこのクロ・ド・ラ・ビュシエールの中にあります。




シャンボール・ミュジニィの名門、ジョルジュ・ルーミエ。
稀少なモノポール、クロ・ド・ラ・ビュシエール!

シャンボール・ミュジニーで最もエレガントなワインを造る、ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ。
シャンボール・ミュジニーにミュジニー、ボンヌ・マール、アムルーズの3つの重要な畑を所有しているシャンボール屈指の造り手です。

現在の当主はクリストフ・ルーミエ氏で、1982年よりこのドメーヌの運営に当たっています。
彼の祖父”ジョルジュ・ルーミエ”が1961年に引退してから、低迷していたこのドメーヌの評価を瞬く間に最高レベルに引き上げたのはまさに彼の力によるものです。

カリフォルニアや南アフリカなど、世界中のワイン産地を探訪するほどの研究家。
それによって、彼が見つけたものは「ワインはテロワールが生み出すもの」という信条です。
彼がドメーヌに携わるようになってからはその信条を守るべく、自然派のワイン造りへと向かっていきました。
化学薬品・化学肥料・除草剤の廃止はもとより、グリーンハーベストを実践してブドウの質を高め、マロラクティック発酵後は果実のフレッシュ感を保つためにラッキング(澱引き)をしないで、そのまま無清澄、無濾過で瓶詰めされます。

その若き名手クリストフは、厳しいヴィンテージの時ほどその手腕を発揮するとも言われ、ひとたび口にすればルーミエの魅力に引き込まれ、「毎年のリリースを楽しみにしている」というファンが多くいることも納得です。

クロ・ド・ラ・ビュシエールは、ルーミエがモレ・サン・ドニの自宅脇にわずか2.5haの畑を所有している、モノポール(単独所有)のため、 高い稀少性を誇るワインです。
ジョルジュ・ルーミエのみが造り得るワインなのです。

モレ・サン・ドニのワインのなかでも端正でエレガント、洗練されたスタイルで、一般的に“若い頃は生の果実そのものの味わいで 熟成に時間がかかる”と言われており、長期熟成タイプのワインと言えます。

そしてその熟成したときに見せる圧倒的な魅力で、愛好家を惹きつけてやみません。
しかし残念ながら生産量がとても少ないため、熟成したキュヴェを手に入れることはほぼ不可能。
もしこのワインを手に入れたいのなら今回のようにリリース直後に購入するしか確実な方法はありません。
貴重なこの機会を、ぜひお見逃しなく。
エノテカ・オンラインより)





ドメーヌ・ジュルジュ・ルーミエ  モレ・サン・ドニ 1er・Cru クロ・ド・ラ・ビュシエール
産地 : フランス/コート・ド・ニュイ
葡萄品種 : ピノ・ノワール 100%

シャンボール・ミュジニー中心にワインを造るドメーヌの、モレ・サン・ドニ クロ・ド・ラ・ビュシエール(最もシャンボール寄りにある畑)はモノポールで、このドメーヌしか所有しておりません。壁に囲まれている畑で面積は約2.6ha。土壌は赤土の粘土質で小粒ながら凝縮した葡萄が取れます。
果実味がしっかりしていて力強く、野性的なイメージで早いうちは比較的タニックですが1年もすると滑らかな味わいに変化します。(輸入元資料より)

ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ

現当主クリストフ・ルーミエ氏の祖父にあたるジョルジュ・ルーミエ氏によって設立されたこのドメーヌは、1945年から所有者元詰でワインを造り始めました。
その後、クリストフ氏の父であるジャン マリー氏が1961年にドメーヌを引き継ぎ、コルトン シャルルマーニュやミュジニーなど、徐々に所有畑を増やしていきました。そして1982年にクリストフ氏がドメーヌに加わりました。クリストフ氏はそれぞれの葡萄畑のテロワールを表現することを心掛けて、ワイン造りを行っています。 現在、ドメーヌでは約12haの畑を所有しています。
葡萄の木の仕立ては片翼ギュイヨ方式で除草剤や化学肥料などは使わない減農薬農法を取り入れています。1株につき8房に制限して葡萄の質を高め、除葉をしっかりして畑の風通しをよくし、葡萄の腐敗を防ぐことに注意しています。
収穫は全て手摘みで行われ、選別は畑と醸造所とで2度行います。特に醸造所での選別は厳しく行い、状態と質のよい葡萄のみ残します。除梗の割合はアペラシオンによって違いますが、70~100%行います。
そして葡萄はコンクリートタンク(アペラシオンによってはステンレスタンク)に移され、約11℃で低温浸漬を10日間ほど行います。そして1日2回櫂入れ及び液循環を行いつつ、約2週間かけて自然酵母でアルコール醗酵が行われます。
その後、空圧式圧搾機でプレスしてワインは樽へ移されます。新樽率はアペラシオンごとに違い、15~40%程で16ヶ月ほど熟成させます。今や不動の人気を誇り、入手困難なワインとなっています。(輸入元資料より)
武蔵屋より)

2008年はこちら


(*)ウメムラにて購入。ジョルジュ・ルーミエ&ジェラール・ラフェ 2本セットで20,790円。単品だと13,440円。


Bourgogne Domaine G Roumier 2009

2013-11-11 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Domaine G Roumier 2009
Bourgogne Domaine G Roumier 2009
ブルゴーニュ・ルージュ[2009]
ジョルジュ・ルーミエ(赤ワイン)[S]
争奪戦必至!?
皆様、お待たせしました!
ジョルジュ・ルーミエ2009の入荷です!!
と、大きな声で言いたいところですが、ここは、小声でお願いします…(^_^;)
実は、ごく少量しか、入荷していません(汗)

ルーミエの人気の高さは、ご存知の通り。そして、2009年の人気の高さも、ご存知の通り。
はい、なので、本当に、入手が難しいのです…(涙)
そんな訳で、大変申し訳ありませんが、タイマー販売とさせて頂きますm(_ _)m
手短かなご案内となりますが、次回の入荷は未定なので、是非、このチャンスを見逃さないで下さい!
タカムラより)





こちらもみてください。





(*)河野酒店より購入。11,000円。


Pesquera Tinto Reserva Ribera Del Duero 1997

2013-11-10 00:00:00 | スペイン
Pesquera Tinto Reserva Ribera Del Duero 1997
Pesquera Tinto Reserva Ribera Del Duero 1997

このワインに関してはこちらをご覧ください。


アレハンドロ・フェルナンデス

スペイン至宝のテンプラリーニョ

スペインで最高の赤ワイン作りをしている生産者、アレハンドロ・フェルナンデス。
土着品種であるテンプラリーニョに魅せられた彼は、スペインの伝統的な製法、レセルバとグランレセルバ・キュヴェにこだわりを持ち続けました。
そして、テンプラニーリョにとって理想的な土壌での栽培を心がけ、取り扱いが難しいこの種のブドウのポテンシャルを最大限に引き出すことに成功したのです。
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※熟成度合いによる飲み比べをされてみても面白いワインかと思います。

レセルバとはスペイン語で「貯蔵」を意味し、レセルバは、赤ワインは樽と瓶で36ヶ月熟成し、うち12ヶ月以上は樽で熟成させたものを指します。

グランレセルバは、赤ワインは小樽で24ヶ月、瓶で36ヶ月熟成させたもので、ブドウの当たり年のみに造ることが出来るとされています。

クリアンサも熟成度合いの分類であり、赤ワインは樽と瓶で24ヶ月熟成されたワインで、うち最低12ヶ月は小樽で熟成させたものを指します。
ファインワインクラブより)







(*)ファインワインクラブにて購入。10,080円。


Latricieres-Chambertin Grand Cru Simon Bize 2011

2013-11-09 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Latricieres-Chambertin Grand Cru Simon Bize 2011
Latricieres Chambertin Grand Cru Simon Bize 2011
ラトリシエール シャンベルタン グラン クリュ[2011]シモン・ビーズ
生産者:シモン ビーズ /Simon BIZE
容量:(750ml)ヴィンテージ:2011

格付
グラン・クリュ(ブルゴーニュ)

色 赤
種類 スティル ワイン
原産国 フランス
生産地方 ブルゴーニュ地方
生産地区 ジュヴレ・シャンベルタン
生産村 ジュヴレ・シャンベルタン
原産地呼称 Geverey Chambertin Grand Cru
格付 グラン・クリュ

味わいコメント 投資家グループが所有する畑をパトリック・ビーズが栽培醸造。95年が初ヴィンテージ。毎年、収穫の3分の1を地代としてオーナーに物納するという。いわずもがなのジュヴレ・シャンベルタンの特級畑であり、赤い果実よりもむしろカシスやミュールなど黒い果実の香りが優勢。タンニンの質もジュヴレ・シャンベルタンのそれに違いないが、やはりビーズらしいエレガンスが余韻に現れる。

甘辛 辛口
醸造・栽培
除梗の割合 無除梗
発酵(樽/タンク) 木製発酵槽
発酵温度 最高30度
発酵期間 10日間
使用酵母 天然酵母
熟成(樽【新樽率】/タンク) 50%
熟成期間 12~15ヵ月
マロラクティック発酵の有無 する(自発的に)
瓶詰め時のフィルターの有無 無清澄、無ろ過
所有面積 0.40ha
土壌 痩せた、浅い石灰質の泥灰土
ぶどう品種(セパージュ) Pinot Noir 100%
ぶどうの仕立て ギュイヨ・サンプル
平均樹齢 1961年、1971年、1981年に植樹
密植度 1000本/ha
平均年間生産量(本数) 1100本
収穫量 35~40hl/ha
収穫方法 手摘み
農法 リュット・レゾネ
BIO認証団体 なし
ラックコーポレーションより)





酸とミネラルを基調とした
エレガントなワインへのこだわり

サヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーな村ながら、きわめてエレガントなワインを造ることで知られるシモン・ビーズ。ドメーヌの創立は1880年。現当主、パトリック・ビーズの曽祖父シモンがわずかなブドウ畑を耕作することから始まった。 実は祖父もシモン、父もシモンという。そして父シモンが1950年にドメーヌを引き継ぎ、ワインを元詰めし、自らワインの販売に乗り出すことを決意。ワインの品質はレストランやワイン愛好家の間で評判となる。
パトリックが継いだのが1972年。それまで特級畑のなかったドメーヌに、1995年、ラトリシエール・シャンベルタン、1997年、コルトン・シャルルマニュが加わり、今日、総面積22ヘクタールにまで発展している。

白の醸造方法は収穫後のブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュ。小樽に移して発酵。クリマに応じて6~12ヶ月の樽熟成を行う。新樽率は15~30%と少なく、古い樽は5年ものまである。
バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断するという。

赤ワイン造りもクラシック。除梗はあくまで部分的で全房の比率が高い。15度で4、5日の低温マセレーションの後、柔らかな抽出のためピジャージュは足で行い、木桶でアルコール発酵。 その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多い。
収穫翌年の1月から3月にかけてすべてのワインを瓶詰めする。

シモン・ビーズのワインの特徴は”端正”のひと言。白はきれいな酸味が基調でミネラルに富み、赤はしなやかながらストラクチャーはしっかりしてる。いわゆる過剰なところがないのがこのドメーヌの特徴であり、料理と合わせるとじつにおいしく、その値ごろ感からもレストラン向けのワインといえるだろう。

ご存知の方も多いように、パトリックの奥さんは日本人の千砂さん。長男ユーゴと長女ナスカのふたりの子供にも恵まれ、ますます質に磨きがかかっている。
<輸入元資料より>


シモン・ビーズの10年はヴィンテージキャラククーをまんまトレースしたようなスタイルで、見事な仕上がり。ワインは適切な果実味に富み、美しい酸はとてもよく伸び、ミネラルが液体にきれいなツヤと高級感を与えている。そういった中、サヴィニーらしいチャーミングさも兼ね備え、とても魅力的で高品質なワイン達となっている。ここは生産量がガックリと落ちたため、ラトリシェール・シャンベルダンはほとんど造られず、試飲も出来なかった。ともかくバランスのとれた美しい液体で、下位~上立のワインまでどれを飲んでも納得できる仕上がりだ。ちなみに千砂さんは相変わらずとても元気で、シモン・ビーズを陰から表から全面的に支えている。パトリック・ビーズ曰く「とても凝縮している。そして余韻は長い。また、タンニンもよく凝縮している。生産量は約50%の減(!)だが品質的にはとても満足している。個人的には09年より良いと思うし、長熟する偉大な年と考える」。

リアルワインガイド38号


11年のビーズだが、良く出来た10年とはスタイルこそ違え、品質はほぼ同等のものとなっている。ワインはナチュラルさに満ち、液体は極めてスムースで、複雑性もたっぷり。元々サヴィニーというACは赤い米実がチャーミンクで、決してスケールの大きいワインではない。11年のビーズはそこに黒い風味が加わり、キュッとした、良い意味でコンパクトな凝縮感がある。サヴィニーらしいしビースらしいこともかくワイン達は皆秀逸だ。なお、パトリック・ビースは今年て引退し、シヤントリーヴでも活躍しているギョーム・ポットが新醸造責任者となった。
彼の腕は冴え渡っている。これからも楽しみだ。パトリック曰く「11年はシモン・ビーズにとってとても良い年になった。この年はとても凝縮した年で78年に似ている。自分白身にとっては10年も11年も同じくらい良いヴィンテージ。スタイルが異なるので比較は難しいけど」。

リアルワインガイド43号
ワインマルシェまるやまより)




シモン・ビーズのパトリック・ビーズが死去

2013/10/27 15:44
 ブルゴーニュのドメーヌ・シモン・ビーズ当主パトリック・ビーズが、20日亡くなった。61歳だった。
 運転中に心臓発作に襲われて、交通事故を起こして、こん睡状態にあった。ドメーヌはサヴィニ・レ・ボーヌに本拠を置き、サヴィニ・レ・ボーヌ、アロース・コルトン、コルトン・シャルルマーニュ、ラトリシエール・シャンベルタンなどを手がけていた。4代目のパトリックは1980年代に継承し、発展させた。妻の千砂さんは、ブルゴーニュで最も良く知られた日本人の一人。
 ワイン・アドヴォケイトから独立した評論家のアントニオ・ガッローニは「本物のヴィニュロン。とても悲しい」とTwitterでつぶやき、ワイン商ベッキー・ワッサーマンはワイン・スペクテイターで追悼のコメントを寄せている。


今飲んで 93 ポテンシャル 94 飲み頃予想 2017~2043
頭がクラクラするような魅惑の香り。まるで香水だ。複雑な黒果実に深遠な大地香、そしてツヤと高級感のあるミネラルにまみれている。口に含むとなんという複雑な味わい、かつ味付きの良さか。焦点が一転に定まり、その後拡散する。また、ジュヴレっぽい黒い風味や余計な力の全くない見事な味わいのトーンや心地良い力強さ。これは比較的早くから飲める。
(リアルワインガイドNo42より)





(+)ピノ・ノワール・オンラインより購入。16,632円。本当は2008オーダーしたんだけど、Web上では1本ってなっていたのに、実は在庫なかったってことで、代替で用意してもらった。2011は20000円Overだけど、もとの値段でいいって。ラッキーな買い物。


Savigny-les-Beaune 1er Cru Aux Vergelesses Simon Bize 2011

2013-11-08 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Savigny-les-Beaune 1er Cru Aux Vergelesses Simon Bize 2011
Savigny les Beaune 1er Cru Aux Vergelesses Simon Bize 2011
サヴィニー レ ボーヌ プルミエ クリュ オー ヴェルジュレス[2011]シモン・ビーズ


シモン・ビーズのことはこちらを。



サヴィニー レ ボーヌ プルミエ クリュ オー ヴェルジュレス
生産者:シモン ビーズ /Simon BIZE
容量:(750ml)ヴィンテージ:2011

格付
ヴィラージュ(ブルゴーニュ)
プルミエ・クリュ(ブルゴーニュ)

種類 スティル ワイン
甘辛 辛口
色 赤
種類 スティル ワイン
原産国 フランス
生産地方 ブルゴーニュ地方
生産地区 サヴィニー・レ・ボーヌ
生産村 サヴィニー・レ・ボーヌ
原産地呼称 Savigny Les Beaune 1er Cru
格付 プルミエ・クリュ

味わいコメント サヴィニー・レ・ボーヌ最高の1級畑であり、シモン・ビーズを代表するワイン。現当主パトリック・ビーズの父が戦後手に入れ開墾した。よく熟した、しかし決して過熟でもなければ、煮詰めた感じも受けない、フレッシュな赤い果実の香り。張りのある豊かなボディ。心地良い酸とタンニンに支えられ、絶妙なバランスの上に立つ。

甘辛 辛口
醸造・栽培
除梗の割合 無除梗
発酵(樽/タンク) 木製発酵槽
発酵温度 最高30度
発酵期間 11日間
使用酵母 天然酵母
熟成(樽【新樽率】/タンク) 0%
熟成期間 12~15ヵ月
マロラクティック発酵の有無 する(自発的に)
瓶詰め時のフィルターの有無 無清澄、無ろ過
所有面積 2.00ha
土壌 砂っぽい石灰質の泥灰土。急斜面。急斜面
ぶどう品種(セパージュ) Pinot Noir 100%
ぶどうの仕立て ギュイヨ・サンプル
平均樹齢 1939年、1749年、1954年に植樹
密植度 1000本/ha
平均年間生産量(本数) 9500本
収穫量 35~40hl/ha
収穫方法 手摘み
農法 リュット・レゾネ
BIO認証団体 なし
ラックコーポレーションより)





Savigny-les-Beaune 1er Cru Aux Vergelesses Simon BIZE
  品種: 赤/ピノノワール
  容量: 750ml
高水準のサヴィニのワインを産む安定した実力。代々ワイン造りを営むビーズ家4代目、才能豊かなパトリックは、よりよい状態のぶどう果を生むため畑での作業を最優先するが、それからもたらされるテロワール毎の差異を備えたワインを生み出すことが信条。白の素晴らしさは、ドメーヌの大きな魅力のひとつだが、なんといっても赤の素晴らしさは出色。どれもしっかりした構造があり、滑らかさも十分で、生み出すワインの水準は高い。サヴィニーで最も評価の高いプルミエ・クリュで、ビーズは併せて3区画に平均の樹齢が40年以上となるぶどう樹を所有。
ピノ・ノワール・オンラインより)


今飲んで 91+ ポテンシャル 92+ 飲み頃予想 2017~2035
深い、深い、とても奥深い香り。そして大きさを自慢するのではなく、あくまでまとまりの良さを表現しているとてもいい香り。大地香とミネラルも満載だ。口に含むと味が見事に集中しており、味付きの良さはサヴィニーのラインアップの中でもトップ。また旨みも多く、このワインをおかずにご飯が食べられそうと言ったらオーバーすぎるか。そして液体は綺麗でエレガントで、立ち姿が美しい。これはとても良く出来た1erワインだ。
(リアルワインガイドNo42 より)



(+)ピノ・ノワール・オンラインより購入。7,300円。


Bourgogne Rouge Les Perrieres Simon Bize 2011

2013-11-07 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Rouge Les Perrieres Simon Bize 2011
Bourgogne Les Perrieres Simon Bize 2011
ブルゴーニュ ルージュ レ ペリエール[2011]シモン・ビーズ

シモン・ビーズ

シモン・ビーズ現在、最も日本人になじみの深いドメーヌ――当主パトリックの伴侶は、ブルゴーニュのドメーヌに嫁いだ初めての日本人――のひとつとして、ブルゴーニュ好きの間に浸透しつつあるシモン・ビーズだが、その魅力はなにより生み出すワインの水準の高さにある。

広さ20ヘクタール以上を所有するサヴィニーに特化したドメーヌだが、1995年にラトリシエール=シャンベルタン、その2年後にはコルトン=シャルルマーニュと、赤、白のグラン・クリュも加わり、その陣容も申し分ないものとなった。

よりよい状態のぶどう果を生むため畑での作業が最優先されるが、それからもたらされるテロワール毎の差異――プルミエ・クリュ、ヴィラージュを合わせサヴィニーには7ヵ所の区画がある――を備えたワインを生み出すことがパトリックの信条。

つくりは赤、白ともに伝統的で、赤の場合、除梗は若木――基本的に樹齢が20年に満たないぶどう樹――のみで、それ以上の樹齢からのぶどうでは果梗は付けたまま発酵槽行きとなっていたが、ここ数年、各ヴィンテージに対しフレキシブルな対応をとり、ヴィエーユ・ヴィーニュからのぶどうでも年によっては除梗するケースが見られるようになった。開放の木製発酵槽でのアルコール発酵、ピジャージュも人手により色素、要素の抽出。新樽の割合はおよそ3分の1で、16ヵ月から18ヵ月間の後、瓶詰め、というのが基本のつくり。

白はグラン・クリュからACブルゴーニュまで基本的にピエスでの発酵、ほぼ1年間の熟成の後、瓶詰めというもの。レジオナルであるACブルゴーニュにはしっかりとリュー=ディも明記されているが、さらにピノ・ブーロという表記のものがある。これはそれまでシャルドネ種と混ぜていたピノ・ブーロ種――ピノ・グリ種の別名――を分けて、単独でつくるようになったため。

また2004年ヴィンテージからいわゆる自然なつくりのスタンスにたった、今までとは異なるキュヴェをリリースした――シャンプランの区画からのワインだが、名称としては単なるブルゴーニュ・シャルドネとし、ラベルのデザインも一連のドメーヌものとは変えた――。これはシャプタリザシヨンもアシディフィカシヨンもおこなわず、イノックスで発酵、熟成し瓶詰めという、ドメーヌとしては初めての挑戦となる白で、SO_も最小限に抑えた。ワインはアルコール度数も12.5パーセントと十分、ピュアな酸がバックボーンとして全体を引き締め、ダレたところのない、シャプタリザシヨンなしで十分にバランスのとれた味わいに仕上がっていて、味わいの奥には蜂蜜のような甘さも感じさせる完成度の高いもの。

上記の白の素晴らしさは、ドメーヌの大きな魅力のひとつだが、なんといっても赤の素晴らしさは出色。どれもしっかりした構造があり、滑らかさも十分で、そのテロワールの差異を反映し、同じプルミエ・クリュでも色調から全くといっていいほど異なる。なかでもオー・ゲットとレ・セルパンティエールは隣り合ったクリマにもかかわらず、その色調、風味、味わいともに似て非なるテロワールであることが一飲瞭然である。

また、最近ではドメーヌもの以外にもぶどうを買い付け、シュヴァリエ=モンラッシェのリリースを手掛けるなど、サープライズも見せてくれるシモン・ビーズ、これからも目が離せない。
(ピノ・ノワール・オンラインより)




Domaine Simon Bize et Fils ドメーヌ・シモン・ビーズ
「クラスマン」2つ星 パーカー氏4つ星のサヴィニー・レ・ボーヌを代表するベテラン!!

 ≪ドメーヌ・シモン・ビーズ≫は、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌにあるサヴィニィ・レ・ボーヌ村で家族4代に渡りワイン造りを営む小さなドメーヌ。

 サヴィニィ・レ・ボーヌはどちらかというと、目立たないアペラシオンの為、よほどのブルゴーニュ好きの人でもない限り、あまり知られていませんが、日本とある意味最も関係の深いドメーヌのひとつがこの≪シモン・ビーズ≫
 ブルゴーニュ・ファンにはご存知の方も多いのですが、当主パトリックの奥様は、彼の地のドメーヌに嫁いだ初めての日本人女性。 
 ドメーヌにおいても彼女の人間性や、マダムとしての仕事ぶりに、一般のワイン・ファンの間にも浸透しつつあります。
 
 そしてその人気はなにより生み出すワインの水準の高さ!!
 今や、「サヴィニィ・レ・ボーヌ」を代表する造り手
 フランスのワインに関するガイド誌『クラスマン2002』では、コート・ド・ボーヌの2つ星に昇格♪ (^・^)


 広さ20ヘクタール以上を所有するサヴィニーに特化したこのドメーヌは、1995年にラトリシエール=シャンベルタン、その2年後に、コルトン=シャルルマーニュと、赤、白のグラン・クリュも加わり、陣容も申し分ないものになりました。

 プルミエ・クリュ、ヴィラージュを合わせサヴィニーに8ヵ所ある区画は、よりよい状態のぶどう果を生むために畑での作業が最優先され、それからもたらされるテロワール毎の差異を備えたワインを生み出すことが当主、パトリック氏の信条です。

 つくりは伝統的で、赤の場合、除梗は若木のみで、(基本的に樹齢が20年に満たないぶどう樹) それ以上の樹齢からのぶどうでは果梗は付けたまま発酵槽行きとなっていました。 

 ここ数年、各ミレジムに対しフレキシブルな対応をとり、ヴィエーユ・ヴィーニュからのぶどうでも、年によっては除梗するケースが見られるようになりました。

 赤は開放の木製発酵槽でのアルコール発酵、ピジャージュも人手により色素、要素の抽出。
 
 新樽の割合はおよそ3分の1で、16ヵ月から18ヵ月間の後に瓶詰め、というのが基本のつくり。
 
 白はグラン・クリュからブルゴーニュACまで基本的にピエスでの発酵、ほぼ1年間の熟成の後、瓶詰めというもの。
 レジオナルであるブルゴーニュにもしっかりとリュー=ディが明記されている。

 白はキレのよい酸とミネラルの心地よいアフターが清々しいワインで、ドメーヌの大きな魅力のひとつですし、赤の素晴らしさはなんといっても出色。
 
 どれもしっかりした構造があり、滑らかさも十分で、テロワールの差異を反映し、同じプルミエ・クリュでも色調から全くといっていいほど異なる。
 なかでもオー・ゲットとレ・セルパンティエールは隣り合ったクリマにもかかわらずその色調、風味、味わいともに似て非なるテロワールであることが一飲瞭然。
 
 2008年のミレジムから銘柄が増えました。
 サヴィニー・レ・ボーヌ・レ・タルメット ーles Talmettesー です。
 これまでオー・ヴェルジュレスとしてリリースされていましたが、INAOの指導により、クリマを分けて表示することになったためです。


 ロバート・パーカー氏はこのドメーヌに4つ星★★★★の評価!
─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─
 優良から秀逸なワインを生産しています。彼は、テロワールを最重要視している作り手。 村の斜面の畑から7つの異なったサヴィニィー・レ・ボーヌを生産し、伝統的な作り方でワインを生産しています。
 最近の彼のワインは、濃厚な果実味と柔らかなタンニンがさらに感じられ、品質向上を見せています。 サヴィニィ・レ・ボーヌのテロワールを十分に活かしながら、清潔でフルーティーな驚くほど熟成能力のある古典的なワインを造り続けている造り手です  
─…─…─…─…─…─…─ R・パーカー著『フランスワイン』より抜粋 ─…─

 皆さんにもっと、ここのワインを飲んでサヴィニィ・レ・ボーヌの素晴らしさを知ってほしいと思います♪
 素晴らしい造り手のワインを見つけた時には『よし!』って感じになりますが、まさに『よし!』(*^^)V のワインです♪
 自然体で安心して飲めるブルゴーニュが飲みたくなったら是非、このシモン・ビーズはオススメです!


ブルゴーニュ・ルージュ“レ・ペリエール”[2011]/シモン・ビーズ

【赤】【フランス:ブルゴーニュ】【AOC】
【品種:ピノ・ノワール】
【容量:750ml】【アルコール度数:12.5%】


オート・コート・ド・ボーヌを名乗ることもできる区画から造られるこの赤ワインは、一般的なブルゴーニュ・ルージュと比べて厚みが一枚上。
タンニンも十分に感じられるが、しなやかな果実味に包まれてアグレッシヴさは無い。
ビーズのエレガンスを知る入門ワイン。
金沢マル源より)




Simon BIZE
シモン ビーズ

所在地 フランス ブルゴーニュ サヴィニー レ ボーヌ
FRANCE BOURGOGNE SAVIGNY-LES-BEAUNE
当主名 パトリック・ビーズ
Patrick BIZE
醸造責任者 パトリック・ビーズ
Patrick BIZE
栽培責任者 パトリック・ビーズ
Patrick BIZE
酸とミネラルを基調としたエレガントなワインへのこだわり

サヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーな村ながら、きわめてエレガントなワインを造ることで知られるシモン・ビーズ。
ドメーヌの創立は1880年。現当主、パトリック・ビーズの曽祖父シモンがわずかなブドウ畑を耕作することから始まった。
実は祖父もシモン、父もシモンという。そして父シモンが1950年にドメーヌを引き継ぎ、ワインを元詰めし、自らワインの販売に乗り出すことを決意。ワインの品質はレストランやワイン愛好家の間で評判となる。
パトリックが継いだのが1972年。それまで特級畑のなかったドメーヌに、1995年、ラトリシエール・シャンベルタン、1997年、コルトン・シャルルマニュが加わり、今日、総面積22ヘクタールにまで発展している。

白の醸造方法は収穫後のブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュ。小樽に移して発酵。クリマに応じて6~12ヶ月の樽熟成を行う。新樽率は15~30%と少なく、古い樽は5年ものまである。
バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断するという。

赤ワイン造りもクラシック。除梗はあくまで部分的で全房の比率が高い。15度で4、5日の低温マセレーションの後、柔らかな抽出のためピジャージュは足で行い、木桶でアルコール発酵。 その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多い。
収穫翌年の1月から3月にかけてすべてのワインを瓶詰めする。

シモン・ビーズのワインの特徴は”端正”のひと言。白はきれいな酸味が基調でミネラルに富み、赤はしなやかながらストラクチャーはしっかりしてる。いわゆる過剰なところがないのがこのドメーヌの特徴であり、料理と合わせるとじつにおいしく、その値ごろ感からもレストラン向けのワインといえるだろう。

ご存知の方も多いように、パトリックの奥さんは日本人の千砂さん。長男ユーゴと長女ナスカのふたりの子供にも恵まれ、ますます質に磨きがかかっている。


ブルゴーニュ ルージュ レ ペリエール Bourgogne Rouge Les Perrieres
ブルゴーニュ ルージュ レ ペリエール
生産者:シモン ビーズ /Simon BIZE
容量:(750ml)ヴィンテージ:2011

種類 スティル ワイン
甘辛 辛口
色 赤
種類 スティル ワイン
原産国 フランス
生産地方 ブルゴーニュ地方
生産地区 ブルゴーニュ・ルージュ
生産村 サヴィニー・レ・ボーヌ
原産地呼称 Bourgogne Rouge
格付 レジオナル

味わいコメント オート・コート・ド・ボーヌを名乗ることもできる区画から造られるこの赤ワインは、一般的なブルゴーニュ・ルージュと比べて厚みが一枚上。タンニンも十分に感じられるが、しなやかな果実味に包まれてアグレッシヴさは無い。ビーズのエレガンスを知る入門ワイン。

甘辛 辛口
醸造・栽培
除梗の割合 無除梗
発酵(樽/タンク) 木製発酵槽
発酵温度 最高30度
発酵期間 10日間
使用酵母 天然酵母
熟成(樽【新樽率】/タンク) 0%
熟成期間 12~15ヵ月
マロラクティック発酵の有無 する(自発的に)
瓶詰め時のフィルターの有無 無清澄、無ろ過
所有面積 2.20ha
土壌 非常に小石が多い石灰質
ぶどう品種(セパージュ) Pinot Noir 100%
ぶどうの仕立て ギュイヨ・サンプル
平均樹齢 1971年、1974年に植樹
密植度 1000本/ha
平均年間生産量(本数) 18400本
収穫量 35~40hl/ha
収穫方法 手摘み
農法 リュット・レゾネ
BIO認証団体 なし
ラックコーポレーションより)





シモン・ビーズ Domaine Simon Bize & Fils
サヴィニー・レ・ボーヌを代表する生産者




2013年10月 パトリック・ビーズ氏の訃報をお聞きしました。
素晴らしいワインを造り続けられた、パトリック氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。




1868年にサヴィニーの土地を買い、1880年にワイン造りが始まった歴史あるドメーヌ。1988年、4代目の当主パトリックが継ぎサヴィニーを訪れる者は必ず訪れるべきドメーヌに仕上げました。人気はなにより生み出すワインの水準の高さにあります。

最近のヴィンテージは、過去のものと比べ、果実味と柔らかなタンニンを持つようになり、品質の点で著しい向上を見せています。あまり知られていないサヴィニー・レ・ボーヌのアペラシオンから生まれた、驚くほど熟成能力のある、古典的なワイン。
PARKER'S WNE  BUYER'S GUIDE より (パーカー評価★★★★)

美味しさの秘密は全房発酵

DRC、プリューレ・ロック、ドメーヌ ビゾ、デュジャック等と同様に、全房発酵で造られます。(20年に満たない若木は除梗はします。) 粒だけでなく房全体を発酵させることで、バラの花弁のような華やかで美しいアロマがかんじられ、ワインに複雑さがでてくるのです。ここ数年、各ミレジムに対しフレキシブルな対応をとり、樹齢の高いぶどうでも年によっては除梗することもあります。

新樽は白ワインに関しては最大20%くらい、赤ワインに関しては使うことはありません。テロワールとヴィンテージの個性を尊重し、ブドウ本来の力強さを表現しています。

フルボディのワインがお好きな方にはオススメしません。背筋の通った美しいピノ・ノワールがお好きな方にこそ飲んでいただきたいワインです。


クリストフ・ルーミエとの強い絆

「私は醸造家である前に農民だ」と一切仕事に妥協しないと評判のパトリック氏。実はなんと、ジョルジュ・ルーミエのクリストフ・ルーミエ氏とお互いの仕事を認め合い、大親友なんだそうです。ルーミエのコルトン・シャルマーニュの畑はパトリック氏が手を入れ、シモン・ ビーズのラトリシエール・シャンベルタンの畑はクリストフ氏が手を入れているんだそうです。
あの一瞬たりとも手を休めないクリストフが認めた仕事ぶり。そんな神の手をもつパトリックですが、ワインはいたってリーズナブル。サヴィニー・レ・ボーヌのテロワールがわかる真に素晴らしいワインが生み出されています。
ワイングロッサリーより)


今飲んで 88+ ポテンシャル 89 飲み頃予想 今~2025
綺麗でナチュラルな赤果実香が隙間なくふんわり拡がる。とても優しい香りで、このクラスとはまったく思えない目の詰まったいい香り。口に含むと味も見事。これは良く出来た村名クラスか?と思わせる充実した果実感の滑らかな液体。味は甘く、酸度が適度で、タンニンは熟して円い。これは抜群に良く出来たACブルだ。
(リアルワインガイドNo42より)



(*)ピノ・ノワール・オンラインより購入。3,650円。


Gruner Silvaner Eiswein Kleinen Fritz 2009

2013-11-06 00:00:00 | ドイツ
Gruner Silvaner Eiswein Kleinen Fritz 2009
Gruner Silvaner Eiswein Kleinen Fritz 2009

このワイン、全然ネットでヒットしません。
エチケットからは、フリードリッヒ・ベッカーのものを思わせるのですが、エチケットにその名前がまったく書いてありません。
クライン・フリッツと書いてあります。
ぶどう品種はグリューナー・シルヴァーナー。
で、アイスワインです。

ってことで、購入店で調べてもらいました。

昨年のブランドノワールも同様でしたが、ベッカー醸造所の現当主 フリートリッヒ ヴルヘルム ベッカー Jrさん(=通称フリッツ)さんのプロデュースしたワインです。
醸造、瓶詰もベッカー醸造所でフリッツさんが行っています。
葡萄はご同じ生産地区の友人の畑のものを使用しています。
生産者をクライネンフリッツと記載しているのは生産者ベッカーの名を記載しているワインはすべて自家畑の葡萄を使用しているため、それと区別してフリッツさんの別会社の名前を生産者として記載しています。
エチケットにはベッカーさんのシンボルキツネが描かれています。 

ということでした。なるほど。




河井商店より購入。3,000円。
抜栓日:2013年11月21日
スクリューキャップ。14度の温度から1時間ほど冷蔵庫に入れてから飲みました。
色合いは濃い目のイエロー。輝いています。脚はかなりの燃調度を示し、ディスクも結構厚いです。香りは、カリンのシロップ、アカシアの蜂蜜、ややオイリーな香り。パッションフルーツ系の香りも若干あって、楽しい香りです。スワリングでジャスミンの香り。
味わいは、思いのほか酸がくっきりとしていて、甘さをうまい具合に包んでいます。さほどくどさを感じず、ともすれば、すっきり系の味わいですが、味の根本はネクターの甘さ。酸と甘味のハーモニーで飲み飽きしません。還元化とか全然なくて美味しいワインです。
でも、太りそう(笑)。


Spatburgunder Friedrich Becker 2010

2013-11-05 00:00:00 | ドイツ
Spatburgunder Friedrich Becker 2010
Spatburgunder Friedrich Becker 2010
フリードリッヒ・ベッカー

ファルツ一の巨大協同組合の跡継ぎだった、ベッカー氏は、品質へのこだわりから1973年、父の猛反対を押し切って独立します。当初は甘口や貴腐ワイン用甘いぶどうばかり栽培していた他の農家から「ベッカーのぶどうは酸っぱくてまずい」と理解を得られぬままでしたが、わずか20年で、ワインにかける不断の努力と情熱から、ドイツのピノ・ノワールのトップの1人に登り詰めました。今でもその逸話にちなんで、エチケットには「ぶどうとキツネ」の童話の挿絵が使われています。06年には、ドイツで最も権威のあるワインガイド「ゴーミヨ」で、今最も注目に値する醸造家に贈られる「ライジングスター」賞を受賞、さらに2004年~2012年にかけて、同誌で9年連続最優秀赤ワイン賞を受賞し、他の醸造家の追随を許しません。2008年には洞爺湖サミットでもベッカーのピノ・ノワールが使用され、来賓の方々を唸らせたことも話題となりました。

フリードリッヒ・ベッカー氏とフリードリッヒ・ベッカーJr.氏
醸造所のあるシュヴァイゲン村はファルツの最南端にあたり、ベッカー氏はなんとフランスとの国境を越えて畑を所有しています。20世紀前半の混乱から、幾度となく国境線が入れ替わったこの土地ならではの逸話です。
豊かな森に囲まれた地に、彼は森も所有し、ワインの熟成に使用される樽の3分の2は自己所有の森のオークを使用しています。「世界一エレガントなワインを造る」ことを目標に掲げ、ワイン造りに命をかけるベッカーが醸すワインは果実味に溢れ、風味豊かながらも一貫してキレイな味わいです。また、化学肥料に頼らない、自然な農法を実践しているのもベッカー醸造所の特徴の1つです。
 
シュペートブルグンダー ( =ピノ・ノワール)
ベッカーの真骨頂。ブルゴーニュより冷涼な気候のため、1カ月ほど収穫が遅く、少し甘味を感じるほど豊富な果実味とミネラルに満ちた、エレガントな味わい。

ベッカー シュペートブルグンダー Q.b.A. トロッケン
品種:シュペートブルグンダー
ベッカーのピノ・ノワールのラインナップで、最もスタンダードなクラスにあたるワイン。ドイツ領、フランス領、両方のぶどうを使用。
ヘレンベルガー・ホーフ株式会社より)




フリードリッヒ・ベッカー
南ファルツのシュヴァイゲン村にある、ドイツ最高峰の赤ワイン生産者。フランスとの国境沿いにあり、時代ごとにフランス領であったり、カナダの占領統治下であったりと歴史に翻弄されてきた地域でもあります。
そういった背景もあり、なんとこの醸造所の所有畑の6割がフランス領、4割がドイツ領という特殊な環境の下、唯一無二の味わいの素晴らしいシュペートブルグンダー(ピノノワール)を造りあげています。
楽天ランキング1位獲得の人気商品!  

フリードリッヒ・ベッカーシュペートブルグンダートロッケン

フリードリッヒ・ベッカー
シュペートブルグンダー トロッケン2010
赤いベリー系の芳しい香り。
しっかり目の酸味と程よいコク。
この造り手のキュヴェの中ではやや小ぶりなチャーミングでエレガントな味わいです。
内容量 750ml
味わい 赤:ミディアムボディ
品種 シュペートブルグンダー(ピノノワール)
産地・等級 ファルツQbA

<店長のティスティングメモ>
淡いルビーがかったルージュの色調。
香はやや閉じ気味。
カシスリキュールやコーヒーっぽさも。

若いワイン特有の微炭酸味を感じるアタック。
このワインは数年飲み続けておりますがこの印象は初めて。
果実の凝縮感は文句なくしかもクリーンな 喉越し。
「美味しい!」
やや冷やし気味で楽しめる一本です。
(2008年産を2010年7月に試飲)
紀の国屋ワインショップより)



Weingut Friedrich Becker
フリードリッヒ・ベッカー醸造所
Friedlich Beckerフリードリッヒ・ベッカー


ドイツのみならず、世界中で大注目のスター醸造家 のご紹介です!!
【ブルゴーニュワイン】ファンの方にもぜひ押さえてほしい醸造家です!
  いまやトレードマークの「キツネラベル」で世界中でもおなじみの生産者となりました。そのトップキュヴェともなると世界中で争奪戦となるワインです。
2008年には【洞爺湖サミット】でも 彼のピノ・ノワールが使用され、来賓の方々を唸らせました!! 

ドイツ最有力ワイン評価誌[ゴーミヨ]で8年連続、 [最優秀赤ワイン賞]受賞!!
また、2006年には同誌で最も注目される醸造家に贈られる[ライジングスター賞]も受賞!! まさに今世界においてもトップクラスの醸造家になり、また、ドイツワイン界においては群を抜いたレベルを誇る素晴らしい生産者なんです!

世界的な気候変動の影響により、各地で繊細でエレガントなスタイルの赤ワインを造ることが年々難しくなってきているといわれます。
そんな中、【過去最高レベルに】といっていい程、ドイツの赤ワインの品質・味わいのレベルアップが進んでいて、特にフランス国境に近い【ファルツ】やドイツ南部の【バーデン】はたいへん注目されています!

ベッカー醸造所のある【シュヴァイゲン村】はそのファルツの最南端にあたり、なんとフランスとの国境を越え二つの国をまたがり畑を所有しています。
20世紀前半の混乱から、幾度となく国境線が入れ替わったこの土地ならではの歴史的逸話です。1871年までと1918~1940年まではフランス領で、1945年からはカナダの占領軍統治下にありました。ベッカー氏はこの複雑な事情から現在でもフランス領にも多くの畑を所有しています。戦後の混乱期、1955年の独仏両国の特殊な法律によりフランス領で栽培されたぶどうを使用してもドイツワインとして販売することが可能となりました。
もともと素晴らしいテロワールを誇るこのファルツを 復活させた立役者がこの【フリードリッヒ・ベッカー氏】と言っても言い過ぎではないのです!!

シャイでダンディ、そして、ワイン造りに関しての情熱は物凄いベッカー氏とその遺志を受け継ぐ息子さんとの熱いワイン造り!
そんな彼らの気持ちはしっかりとワインにも伝わり、国際的な「スター醸造家」になっても謙虚に低収穫量にこだわった高品質ワイン造りを行っている結果素晴しいワインが出来上がるのですね。

ベッカーの所有する主な畑はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の栽培に向いていると言われている石灰質土壌です。 その独特のエレガントな酸味とミネラル感と余韻の 長さはこの土壌ならではです。使用している葡萄のクローンも【ドイツクローン】だけではなく、【フランスクローン】、【スイスクローン】と複数用いることで、それぞれの良さを引き出してワインに複雑さを与えています。他ではあまり見かけないこの高い技術のいる方法は、ベッカー氏がもともとクローン研究の第一人者で、クローンの味わいの特徴を知り尽くしているからこその技術です。

フリードリッヒ・ベッカー

さらにベッカー氏のこだわりとして、化学肥料に頼ら ない、極力自然な農法を実践しているのも特徴の1つ です。実際に、畑の周りは野生のフルーツがたくさん実っていて、豊かな自然に囲まれたなんとなく懐かしい風景に囲まれています。
また、豊かな森に囲まれた地に森も所有し、ワインの熟成に使用される樽の3分の2は自己所有の森のオークを使用しているこだわりです。
そしてその森は風や悪天候から畑を静かに守ってくれています。

「世界一エレガントなワインを造る」ことを目標に、ワイン造りに命をかけるベッカー氏が造るワインは果実味に溢れ、風味豊かで全てのワインで感動するほどのキレイな味わいになっています。
ほんとうに身体に抵抗なくホントに【す~~っと】入ってゆくワインです。
【伝統の継続こそが、最高の進歩!】
ベッカー氏は 「自然と一体となり豊かなテロワールに感謝しブドウを栽培していれば、毎年驚かされるような美味しいワインは何もしなくてもできる」と語ります。
今でも暖炉を使用し、 「スローフード」を地でいっているような生活を送る彼らならではの果実味を生かしたエレガトなワインを造っています。
ブドウ畑はピノノワール、白ワインブドウのピノグリとシャルドネが約60%を占めています。
その他にはシルバーナ、マスカット、 ゲヴュルツトラミネール、ミュラートゥルガウ、ポルトギーザー、ブラックリースリング、カベルネ・ソーヴィニヨンなども栽培しています。

いまではベッカー氏の造る【ピノ・ノワール】はドイツ国内はもちろんのこと、ヨーロッパやアメリカだけでなく世界的な評価を受けています!!
2006年にはフランスの『ゴーミヨ誌』にて今最も注目に値する醸造家に贈られる「ライジングスター」賞も受賞しています!
また同雑誌にて8年連続【最優秀赤ワイン賞】受賞しています。
今、オススメの醸造家『フリードリッヒ・ベッカー』のワインを是非お試しくださいませ!!

Friedlich Beckerフリードリッヒ・ベッカー

ベッカー シュペートブルグンダー Q.b.A. トロッケン [2010] (フリードリッヒ・ベッカー)
Becker Spaetburgunder Q.b.A. trocken [2010] (Friedrich Becker) 【ドイツ】【辛口】【赤 ワイン】

醸造所のあるシュバイゲン村はファルツの最南端。この醸造所の面白いところは所有している畑がフランスとの国境をまたがっていることです。これは両国の歴史的背景によるものです。1871年までと1918~1940年まではフランス領。1945年からはカナダの占領軍統治下にありました。
ベッカー氏はこの複雑な事情から現在でもフランス領に多くの畑を所有しています。戦後の混乱期、1955年の独仏両国の特殊な法律によりフランス領で栽培されたぶどうを使用してもドイツワインとして販売することが可能となりました。
ベッカー氏は「自然と一体となり豊かなテロワールに感謝しブドウを栽培していれば、毎年驚かされるような美味しいワインは何もしなくてもできる」と説明します。
今でも暖炉を使用し、 「スローフード」を地でいっているような生活を送る彼ら ならではの果実味を生かしたエレガトなワインを造っています。
2006年にはフランスのゴーミヨ誌にて今最も注目に値する醸造家に贈られる「ライジングスター」賞も受賞しています!
権威あるドイツワインガイド「ゴー・ミォ」誌において、7年連続「最優秀赤ワイン賞」受賞。
特にベッカー氏の造るピノ・ノワールはドイツを飛び越え、アメリカ等で世界的な評価を受けています。 

ドイツ国内で赤ワインが高い評価を受けるフリードリッヒ・ベッカー醸造所。明るい色に親しみやすい甘いピノノワール特有の香り。しかしながら、しっかりとしたタンニンと味わいを持つ辛口の赤ワインです。

商品説明
国 ドイツ
産地 ファルツ(Pfalz)地域、ズードリッヒ ヴァインシュトラーセ(Sudliche Weinstrasse)地区、シュヴァイゲン(Schweigen)
ブドウ品種 シュペートブルグンダー(ピノノワール)100%
タイプ 赤・辛口・ミディアムボディ
アルコール13.3% 残糖0.5g/l 酸5.8g/l
内容量 750ml
ドングリアーノワインより)




フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー Q.b.A. トロッケン 2010
ベッカー醸造所の当主フリートリッヒ・ベッカー氏は、ファルツ一の巨大共同組合の跡継ぎでしたが品質へのこだわりから73年父の猛反対を押し切り独立。
当初は貴腐ワイン用の 甘いぶどうばかり栽培していた他の農家からは、通常のワインを造る彼に対して「ベッカーのぶどうは酸っぱくてまずい」と理解を得られぬままでしたが、わずか20年で、ワインにかける不断の努力と情熱から、ドイツのピノ・ノワールのトップの1人に登りつめました。

今でもその逸話にちなんでエチケットには「ぶどうとキツネ」の童話の挿絵が使われています。ゴーミヨでは何年にも渡って「最優秀赤ワイン賞」を受賞、06年にはゴーミヨにて今最も注目に値する醸造家に贈られる「ライジングスター」賞も受賞しています。
色は薄いのですがウマミがつまった、究極のエレガンスのピノ・ノワール!

樹齢:14年 収量:60hl/ha 年産:10000本       
かもし発酵はブルゴーニュ式のオークの開放桶にて10から14日間。
熟成は1400Lの木樽にて1年間。
低温浸透は全てのシリーズで行なっていません。

品種:ピノ・ノワール
赤・ミディアムフル
フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー Q.b.A. トロッケン 2010
ワイングロッサリーより)




河井商店より購入。3000円。
河井商店より購入。3000円。
抜栓日:2013年11月6日
コルク:コルク長51mm。フリードリッヒ・ベッカーとトレードマークの刻印。
液漏れ:染み若干あり。液漏れなし。
グラス:リーデル・ブルゴーニュタイプを使用。
 
色:薄い色合いのガーネット。ちょっとボテッとした色合い。
エッジ:縁が薄い色合いになっていてグラデーションがかかっています。オレンジの要素はありません。
脚:そんなに粘調ではありません
 
香り:最初、たまご臭(硫黄臭)あり。どことなく土っぽいニュアンス、マッシュルームの香り。ほんのりとベリー系の香り。そのあと、若干のセメダイン、セルロイドの感じがありました。しかし、1時間30分くらいで、かなり開いてきて木苺の香り、かなりジャミーな香りがしてきます。この段階でスワリングすると、まだ硫黄臭がでてきますが、とくに気になるほどではありません。で、それが落ち着くと、果実香の豊富な、なかなか芳醇な香りになってきました。あら~、これなかなかすごいですよ。
 
タンニン:なかなか上質な、でもまだフレッシュなタンニンがあります。
 
味:最初、あまり深みもなく、するっとのどに流れて行きましたが、それでも、しっかりとした酸と、味わいにもじゃっかんセルロイド系のニュアンスを感じ、プラスチック系の甘さがありました。後口に、素朴なミネラルを感じます。そして、独特な甘さ、甘草っぽいイメージがあり、イチゴの飴をなめているような味わいも感じます。1時間30分くらいしてくると、伸びやかな酸があらわれ、そこにとってもジャミーな味わいを感じます。この酸は、まさに梅的な感じです。これで3,000円はとってもコスパいいんじゃないですかね。びっくり。いい勉強をさせていただきました。
イメージ的に、抜栓後翌日が最もいいんじゃないかと思います。しかし、明日は所用で飲むことができないので、明後日に飲んでみます。
3日目、ほぼ変わることなく(若干酸が際立ったか?)、美味しくいただけました。


Fleur de Clinet 1997

2013-11-04 00:00:00 | フランス・ボルドー
Fleur de Clinet 1997
Fleur de Clinet 1997
Chateau Clinet
シャトー・クリネ

Pomerol
Official Website: http://www.chateauclinet.com/

既に19世紀には確固たる名声を得ていたシャトー・クリネ。シャトー・ペトリュスのオーナーであったアーノー家の手に渡るまでコスタン家の所有であり、1980年代初頭にジャン・ミッシェル・アルコートの出現により、劇的な進化を遂げる。彼は既存の概念を打ち破り、グリーン・ハーヴェスト、除葉、ブドウの生理学的熟成を目標とした遅摘み法を確立し、カベルネの比率を下げた。その功績が称えられ、アルコートはワイン評論の世界的権威から2度も『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』に選出され、1989年のクリネはワイン・アドヴォケイトにて満点評価を獲得した。

1999年、シャトーの所有権はラボルド家の手に渡り、更なる品質向上の時代を迎えた。ブドウ畑では、将来を見据えた再植プログラムの下、より環境にやさしい栽培法を適用。除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる方向に切り替えた結果、ふわふわとした健康な土が蘇った。ブドウの受け場を新たにデザインすることにより、選果のレベルも格段に上げ、今では最高の房しかセラーに入り込めない。

木樽にて発酵後、ワインの熟成には新樽、1年樽、ステンレスタンクが用いられる。現在シャトーは約9haの畑を所有し、『ル・グラン・ヴィーニュ』、『ル・アルジル』そして『ル・プラトー』という、ポムローム村に住む者なら誰もが羨む区画から素晴らしいブドウを生み出している。1haあたり約6,600本のブドウの樹が植えられ、20-25hl/haという低収量のメルロも見受けられる。清澄、濾過なしで瓶詰めされるワインの年間生産数は約3,500ケースである。

また、セカンド・ブランドのフルール・ド・クリネは、ソフトな口あたりが特徴的で、瓶詰め直後から楽しめるため、ポムロールへの入門ワインとして最適である。こちらの年間生産数は約500~1,000ケース。既存のセカンドの概念を超える独自のスタイルの確立を目指し、2006ヴィンテージからこのフルール・ド・クリネには、専用のブドウが使われ始めた。ポムロールの優良ヴィニュロンがブドウを提供している。

テクニカルデータ

オーナー Jean Louis Laborde
ディレクター Ronan Laborde
醸造責任者 Romain Ducolomb
コンサルタント Michel Rolland
所有畑面積 8.64ha
土壌 砂利、粘土、鉄分を含む下層土
栽培方法 環境にやさしい栽培法を適用、除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる。収穫も手摘みで行う。植樹率は約6,600本/ha。
醸造方法 木製の発酵槽を使用。新樽(約50%)、1年樽(約40%)、ステンレスタンク(約10%)で熟成。


ワインリスト

Fleur de Clinet フルール・ド・クリネ

AOC Pomerol タイプ 赤
ブドウ品種 メルロ95%、カベルネ・フラン5% 熟成 バリック12ヶ月
評価 ―
シャトー・クリネと同じスタッフ・醸造方法で造られており、果実主体の柔らかさとクリネらしいしっかりとしたストラクチャーのバランスの良さが魅力。フレッシュなチェリーやプラムのジャムのフルーティな香りに黒いスパイスのアクセント。トップシャトーのエレガンスを備えた滑らかで肉感的な口当たり。セカンドの概念を超えるクリネが誇るもうひとつのグランヴァン。
フィラディスより)




シャトー・クリネ 
既に19世紀には確固たる名声を得ていたシャトー・クリネ。シャトー・ペトリュスのオーナーであったアーノー家の手に渡るまでコスタン家の所有であり、1980年代初頭にジャン・ミッシェル・アルコートの出現により、劇的な進化を遂げる。彼は既存の概念を打ち破り、グリーン・ハーヴェスト、除葉、ブドウの生理学的熟成を目標とした遅摘み法を確立し、カベルネの比率を下げた。その功績が称えられ、アルコートはワイン評論の世界的権威から2度も『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』に選出され、1989年ヴィンテージのクリネは満点評価を獲得した。

1999年、シャトーの所有権はラボルド家の手に渡り、更なる品質向上の時代を迎えた。ブドウ畑では、将来を見据えた再植プログラムの下、より環境にやさしい栽培法を適用。除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる方向に切り替えた結果、ふわふわとした健康な土が蘇った。ブドウの受け場を新たにデザインすることにより、選果のレベルも格段に上げ、今では最高の房しかセラーに入り込めない。

木樽にて発酵後、ワインの熟成には新樽(約50%)、1年落ち樽(約40%)、ステンレスタンク(約10%)が用いられる。現在シャトーは約9haの畑を所有し、『ル・グラン・ヴィーニュ』、『ル・アルジル』そして『ル・プラトー』という、ポムロム村に住む者なら誰もが羨む区画から素晴らしいブドウを生み出している。1haあたり約6,600本のブドウの樹が植えられ、20-25hl/haという低収量のメルローも見受けられる。清澄、濾過なしで瓶詰めされるワインの年間生産数は約3,500ケースである。

また、セカンド・ブランドのフルール・ド・クリネは、ソフトな口あたりが特徴的で、瓶詰め直後から楽しめるため、ポムロールへの入門ワインとして最適である。こちらの年間生産数は約500~1,000ケース。既存のセカンドの概念を超える独自のスタイルの確立を目指し、2006ヴィンテージからこのフルール・ド・クリネには、専用のブドウが使われ始めた。2人の優良ヴィニュロンが原料を提供している。
ウメムラより)





フルール・ド・クリネ[1997](赤)

アペラシオン(産地) : フランス ボルドー ポムロル
ワイン名(ラベル表示) : Fleur de Clinet Pomerol
内容量 : 750ml

既に19世紀には確固たる名声を得ていたシャトー・クリネ。シャトー・ペトリュスのオーナーであったアーノー家の手に渡るまでコスタン家の所有であり、1980年代初頭にジャン・ミッシェル・アルコートの出現により、劇的な進化を遂げる。
彼は既存の概念を打ち破り、グリーン・ハーヴェスト、除葉、ブドウの生理学的熟成を目標とした遅摘み法を確立し、カベルネの比率を下げた。
その功績が称えられ、アルコートはワイン評論の世界的権威から2度も『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』に選出され、1989年のクリネはワイン・アドヴォケイトにて満点評価を獲得した。

1999年、シャトーの所有権はラボルド家の手に渡り、更なる品質向上の時代を迎えた。
ブドウ畑では、将来を見据えた再植プログラムの下、より環境にやさしい栽培法を適用。
除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる方向に切り替えた結果、ふわふわとした健康な土が蘇った。ブドウの受け場を新たにデザインすることにより、選果のレベルも格段に上げ、今では最高の房しかセラーに入り込めない。

「セカンド・ブランドにあたるフルール・ド・クリネ」
ソフトな口あたりが特徴的で、ポムロールへの入門に最適なワインといえる1本です。
かわばた酒店より)





竹八さんでグラス。
抜栓日:2013年10月30日
程よいこさのルビーガーネット(だとおもう。光の加減でちょっとわからなかったです)。甘いブラックチェリー、カカオの香り。味わいは優しい。タンニンもかなりこなれています。ややインキーな感じもありますが、飲み頃なんじゃないかと思いました。


Crozes Hermitage Vidal Fleury 2009

2013-11-03 00:00:00 | フランス・ローヌ
Crozes Hermitage Vidal Fleury 2009
Crozes Hermitage Vidal Fleury 2009

Crozes-Hermitage Rouge 2009 Vidal-Fleury 75,0cl

History Creation of the Appellation in 1937.
Present in the Vidal-Fleury's range since early the 1920's.

Production Vidal-Fleury production : 235 Hl, 2610 Cases (eq 12x75cl), 31300 bottles (eq 75cl).

Grape Syrah 100%.

Pruning Long pruning with the Syrah: Guyot.

Harvest Machine and hand picking at the end September and October.

Winemaking & Ageing Long and traditional maceration (3 weeks). A lot of "délestage" at the beginning of fermentation. Fermentation with Indigenous yeast.
Controlled temperature of maceration at 30°C (86°F).
100% malolactic fermentation.
Aged on lees: 3 months in tanks, then at least 6 months in "foudres" (large barrels).
Natural clarification and stabilization by settling and one filtration (Cross Flow). Unfined.
Maturation in bottle: 4 months before shipment.

Tasting notes Appearance : not deep red with some black highlights
Nose: blackcurrant, violet, pepper and smoky, vegetable touch. Based on fresh Syrah flavors.
Palate: smooth and fresh, black fruit, mineral. Fatness and persistence with the fruit.

Consumption Temperature 18°C, 64°F. Open the bottle 2 hours before tasting. Can be aged up to 10 years.

Food paring Red meat, pork meat, winged-game. Charcuterie. Strong and fat cheese.

Rewards Robert Parker : (87-88) / 100
Robert Parker : (88-91) / 100
Wine Spectator : 88 / 100
John Livingstone-Learmonth : 2,5 Stars
Guide Hachette : 1 Star
Revue des Vins de France : 14,5 / 20
ホームページより)





ヴィダル・フルーリー





1781年創業のローヌ最古の生産者であるヴィダル・フルーリー。
その家督を継いだジョセフ・ヴィダル・フルーリーは、 コートロティーといえばヴィダルフルーリーと言われるほどの 繁栄をもたらし、コートロティーの生みの親ともいえる。

それほど偉大なジョセフは、1979年にこの世を去るまで 全ての決断を一人で行うというとても激しい強気な性格だった。
そのため、彼が老い衰えていくにつれ、彼のワインもまた品質が悪くなっていった。
そして、とうとう・・・。
はぁ、なんだか、つらく悲しいお話ですよね。
でも、ちゃんと続きがあるのです。

彼の死後、荒廃し切ったヴィダル・フルーリー社を「恩があるから」ってことでギガルが買収し (実は他にもいろいろな裏事情ってものがあったらしいのですが) 莫大な投資をしてヴィダル・フルーリーを再生させたのです。
ラ・シャティヨンヌが全コートロティの中でも 特にすぐれたワインであることは誰もが認めるところ。

そしてそのワインそのものが持つ品格のレベルはとにかく高い。
再生後もヴィダル・フルーリー独自の個性が健在している!!
今ではかつての栄光の時代の品質をしっかりと取り戻しています!!
いや、それ以上かも!?
ヴェリタスより)




竹八さんでグラス。
抜栓日:2013年10月30日
香りが豊かで、スパイス、紅茶の香り。タンニンはしっかりしているものの刺激性はなく、力強かったです。アフタもなかなかつよくて、でも薬臭さはなし。果実味もしっかりとしてほどよく複雑な味わい。このシラー美味しかった。勉強になります。


Pandora Domaine de Courbissac 2005

2013-11-02 00:00:00 | フランス・その他
Pandora Domaine de Courbissac 2005
Pandora Domaine de Courbissac 2005
Domaine de Courbissac (ドメーヌ・ド・クルビサック)

◆開けてよかった“パンドラ”ワイン!!

カガヤで何度もご紹介させて頂いているフランス、アルザス地方屈指の名手“マルク・テンペ”氏が手掛けた、超特別ワインが蔵出しされました!

■ワイナリー:ドメーヌ・ド・クルビサック■

マルク・テンペ氏とは、現在アルザス地方で最も注目を集める自然派生産者の1人として驚くほどの評価を得てる人物で、日本にも数回来日した事もある親日家。

同氏のワインは、この不況にも関わらず、年々価格が上昇しており、フランスでの評価も抜群な造り手です。

そのマルク・テンペ氏が、ドイツの著名映画プロデューサー、ラインハートブランディッヒ氏と一緒に南仏で立ち上げた『ドメーヌ・ド・クルビサック』。

既にアルザスで自然派生産者として名を馳せていたマルク・テンペ氏が南仏でワイン造りを開始する事で、ワインジャーナリストからも大変注目を集めていた訳ですが、購入したミネルヴォワでも最良の区画である“ラ・リヴィニエール”は、自然派生産者としての力を最大限に発揮出来る優良地で、その素晴らしい環境と、マルク・テンペ氏の手腕により、現在でもズバ抜けた品質のワインを生み出しています。

■ワイン:ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール“パンドラ”■

そして今回ご紹介させて頂くワインは、同氏が最も優れた品質のワインとして命名する『パンドラ』と名付けられたワイン。

“パンドラの箱”とかでご存知の方も多い言葉で、ギリシャ神話の中では“人類に対する全ての災い”などの意味から良い感じはしない・・・マルク・テンペ氏がこのワインに何故“パンドラ”と命名したかと言うと、『開けて驚きの美味しさ』、『初めて素晴らしいものが出来た』などの意味合いから、この名前を付けたそうなので、災いはありませんのでご安心を。

さてこの“パンドラ”、クルビサックのトップキュヴェとして南仏最高の評価を得ている訳ですが、今回ご紹介させて頂くのは、7年経過し、充分このワインの持っているポテンシャルが開花した2005ヴィンテージの、熟成蔵出し品です!!

ドメーヌ・ド・クルビサック
ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール パンドラ[2005]

■ワイナリー:ドメーヌ・ド・クルビサック■

マルク・テンペ氏とは、現在アルザス地方で最も注目を集める自然派生産者の1人として驚くほどの評価を得てる人物で、日本にも数回来日した事もある親日家。

同氏のワインは、この不況にも関わらず、年々価格が上昇しており、フランスでの評価も抜群な造り手です。

そのマルク・テンペ氏が、ドイツの著名映画プロデューサー、ラインハートブランディッヒ氏と一緒に南仏で立ち上げた『ドメーヌ・ド・クルビサック』。

既にアルザスで自然派生産者として名を馳せていたマルク・テンペ氏が南仏でワイン造りを開始する事で、ワインジャーナリストからも大変注目を集めていた訳ですが、購入したミネルヴォワでも最良の区画である“ラ・リヴィニエール”は、自然派生産者としての力を最大限に発揮出来る優良地で、その素晴らしい環境と、マルク・テンペ氏の手腕により、現在でもズバ抜けた品質のワインを生み出しています。

■ワイン:ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール“パンドラ”■

そして今回ご紹介させて頂くワインは、同氏が最も優れた品質のワインとして命名する『パンドラ』と名付けられたワイン。

“パンドラの箱”とかでご存知の方も多い言葉で、ギリシャ神話の中では“人類に対する全ての災い”などの意味から良い感じはしない・・・マルク・テンペ氏がこのワインに何故“パンドラ”と命名したかと言うと、『開けて驚きの美味しさ』、『初めて素晴らしいものが出来た』などの意味合いから、この名前を付けたそうなので、災いはありませんのでご安心を。
KAGAYAより)





アルザス好きならビオ・ディナミのマルク・テンペは必見♪!!

未だ無名に近い存在のテンペさんはまず間違いなく大きく光り輝いてくれると思います。全てのキュヴェはフードルで2年熟成(アルザスでまだこんなことやってる人はめずらしいはず!)ビオだから旨い・・・の領域を完全にぶち抜いた果実の完熟度と酸味とミネラル♪!!

特にテンペ氏のワインの酸味は美しすぎる!!旨すぎる!!!

甘さを感じさせる果実の凝縮した力強い味わい、地質的な酸味とミネラル感!抜栓直後の濃密・濃厚なお味から、バランスがまとまるまでのワインの変化など、面白く、美味しいことづくめ♪!

~ワイナート29号P13に掲載~

ゲヴュルツトラミネールは、土壌に石灰質がなければ気高さや酸の伸びがなくなり、粘土がなければ骨格が弱く表面的になる。フルステンタムとマンブールはどちらもそのふたつの要件を備えるが、清楚な雰囲気の前者に対し、後者は濃密で力強い。
やっとの本に登場したマルク・テンペはマンブールの代表的生産者であり、1996年にビオディナミを採用。豊満な果実を 緊密なミネラルが支える、大きく、複雑で、積極的な味わい。                      田中氏コメント

≪ドメーヌ・マルク・テンペ≫

ドメーヌ・マルクテンペはアルザスの中心部、コルマールから7kmほど進んだ南西向きの村に有ります。標高は220メートル、粘土石灰土壌をベースにヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様なツェレンベルグの土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、親しみやすい味わいをつくります。

初夏、テンペ氏の畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。
雑草も元気に生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。そう、彼の畑はビオディナミ。93年からビオロジック(エコセール認証所有)、96年からビオディナミに本格的に取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。

「ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしない」そうです。みれば樹には太ったエスカルゴ(かたつむり)も。化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物の数は雲泥の差。

「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」 太陽の光を一杯に浴び、糖度が充分にのったリースリングは、9月に収穫。房、茎をつけたまま優しく3~4時間かけてプレスします。「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。地つきの天然酵母で仕込むテンペ氏のワインからは明るく前向きな温かさを感じます。

※まだ見ぬ美味しいアルザスをお探しの方!必見です♪!!

パンドラ[2003](赤)ドメーヌ・ド・クルビサック

ご好評頂いていたワインの後がまと考えておりましたがトンデモナイ!
 さらに洗練された味わいを堪能できてしまうパンドラ2005年が入荷♪!

おおぉ♪最高に素晴らしいぃ♪♪

実は、当店でかなりのスーパーロングセラーを誇っていたマルク・テンペが南仏で造る『ミネルヴォワ ラ リヴィニエール』でしたが、とうとうインポーターが切れてしまうこととなりました。。。

で、後がまのワインを何か無いかと探していた所へ、たまたまこのパンドラを見つけてしまい、飲んだら「ミネルヴォワより華やかぁ♪エレガンス!」全然知らんかったぁ♪!と、即座に今後のロングセラーの立役者として決定!

☆最初に飲んで「おっ♪!」と喜んでしまう美味しさ♪!

こちらは、グルナッシュ50%、シラー30%、ムールヴェードル10%、カリニャン10%の品種構成で、グルナッシュがメイン♪!このエレガンスはグルナッシュからくるの??

酵母:自生酵母 発酵:選果・除梗後、品種ごとにトロンコニック木樽で3~4ヶ月 
熟成:ブルゴーニュ樽で36ヵ月。ノンフィルター、ノンコラージュ瓶詰。SO2少量。
          ↑↑
このクラスで、コレだけの熟成をさせる造り手が他にいるでしょうか♪

欲を言えば1000円台だったら、もっと嬉しいですが、樽も使って、この熟成期間で、それを言ったら造り手がやめますよねぇ♪でも、これで2,480円なら買い!

絶対に「買い!」の仕上がり!完成度!

花をも思わすエレガントな香、熟成により、凝縮した果実味はすでにまろやかになっていて、極上の旨みのバランスを保つ♪♪こなれた酸味、余韻長いフィニッシュ、全てが極上のバランスで成り立つ自信を持っておススメする逸品です!!

---ドメーヌ・ド・クルビサック---
アルザスのビオディナミスト、マルク・テンペが南仏ミネルヴォワに新ドメーヌを立ち上げ、赤ワイン造りを始めたのが2002年。マルクが造るリースリングに惚れたドイツの著名映画プロデューサー、ラインハート・ブランディッヒが美味しい赤ワインを造りたいとマルクに話を持ちかけたのがそもそものきっかけ。「まずいワインを飲むだけでは人生は短かすぎる」と二人は意気投合し、すぐさま赤ワインを造るに最適な土地を探し回りました。偶然にもラングドック地方ミネルヴォワの中心部ラ・リヴィニエールに地理的にもポテンシャルが高いと評価される古い畑を見つけ出し、ラインハート出資のもと、ドメーヌを設立しました。醸造責任者はもちろんマルクが務め、アルザスとミネルヴォワを車で片道7時間かけて行き来する生活が始まりました。
ワイン屋大元より)




竹八さんでグラス。
抜栓日:2013年10月30日
抜栓は3日くらい前ということでした。ほんの少しビオ臭あり。しかし、ほどよいスパイシーさで、味わいがマイルド。適度なタンニン、飲み口がやわらかく温かい味わいでした。


Blason d 'Aussieres 2010

2013-11-01 00:00:00 | フランス・その他
Blason d 'Aussieres 2010
Blason d 'Aussieres 2010
ブラゾン・ド・オーシェール[2010]年・シャトー・ラフィット・ロートシルト家元詰・AOCコルビエール
Blason d 'Aussieres 2010
あの五大シャトー ラフィットロート シルトが完熟ブドウから造る フレッシュな風味としなやかな舌さわり肉付きのよさを兼ね備えた究極南仏ワイン(なんと収量30hl/ha)
ブラゾン ド オーシェール[2010]年 シャトー ラフィット ロートシルト家元詰 AOCコルビエール

ラフィット・ロートシルト家が南仏ラングドック地方で造る!
[南仏のラフィット]ついに登場!!

<ワイナリーの歴史>
オーシエールの歴史は古く、ローマ時代に遡ります。中世にはシトー派修道院が所有、フランス革命により教会の財産が没収された際は競売にかけられ、ナポレオン皇帝の大臣だったダリュ伯爵が競り落とします。1950年代以降、ラングドックでは多くの生産者が衰退し、畑も荒れていくという困難な時代が続いていました。このラングドックの窮地を救うために、地元の有力者がラフィットの所有者であるエリック・ド・ロスチャイルド男爵にオーシエールを紹介し、その畑のポテンシャルに惚れ込んだエリック男爵が1999年に購入しました。
南仏出身者でラフィットの醸造責任者シャルル・シュヴァリエ氏の右腕だったエリック・コレール氏がオーシエールのテクニカルディレクターとして就任し、地質調査から始まり、畑の植え替え、醸造設備の改善を行ってきました。オーシエールではラングドックの伝統にドメーヌ バロン ド ロートシルトが培ってきたボルドーの伝統を融合させたワイン造りを行っています。

<栽培>
所有面積600haの内、栽培面積は約160ha。土壌は斜面では砂利質や砂岩質、平野部は砂質です。3分の2の畑がコルビエールAC(シラー、ムールヴェードル、グルナッシュ、カリニャン、サンソー)で斜面に植えられていて、残りはヴァン・ド・ペイドック(シャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド)で平野部に植えられています。栽培方法は伝統的な垣根仕立てで、収量を制限しています。

<醸造>
白ワイン用のブドウは、スキンコンタクト後ワインに複雑さを持たせるために、90%をステンレスタンクで、残りの10%を樽で熟成させます。赤ワインの醸造にはボルドーの伝統方式またはラングドック地方のマセラシオン・カルボニック法を用います。
また、ブラゾン ド オーシエールとシャトー オーシエールの熟成には、ポーイヤックにあるラフィットの樽製造所から仕入れた樽を使用しています。

ブラゾン ド オーシエール2010年

品種 : シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、カリニャン

ブラゾン ド オーシエールは、ドメーヌの典型的な土壌から、成熟度の高い果実、フレッシュな風味、しなやかな舌さわり、肉付きの良さといった面から選りすぐったワインです。

ブラックベリーなどの凝縮した果実の香りに、南仏のガリーグ(タイム、ローズマリーなど野生ハーブ)のスパイシーな香りが混ざり合います。
うきうきワインの玉手箱より)




ブラゾン・ド・オーシエール
コルビエール

ヴィンテージ 2010 年
シラー40%、ムルヴェードル30%、グルナッシュ20%、カリニャン10%

2010年ビンテージの特徴として、寒波による寒冷の冬が挙げられる。3月には寒冷な天候が記録され、5月は特に低温となった。それとは対照的に4月は温暖な月だった。雨あるいは雪のため、他より早熟傾向なブドウ品種に関して、植物生育周期のスタートに遅れが見られた。夏も降雨量は少なく暑かったため、なかなかそれまでの遅れが取り戻せずにいた。
5月は多湿だったにも関わらず、収穫まで水不足の状態が続いた。オーシエールの「ひんやりとした」テロワールでは、より効果的に旱魃に耐えることが出来、前年ビンテージに比べてより遅めの収穫となった。秋には日中は温暖で夜間は冷涼な天候が続き、良いバランスを保ちながらゆっくりと畑は熟度を得た。

テイスティングコメント(2012年5月):
上質な濃厚さのある見事な外観。
第一次香にはカカオ、ほのかな木香。育成のノートが見られる。その後、伝統的なガリーグやスパイスのノートがあらわれる。味わいに関しては、アタックは率直でバランスが良い。瑞々しさは顕在で、丸く既に良く溶け込んだタンニンを感じさせる。
飲み頃:2012~2014
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトより)
 
 
 
 
抜栓日:2013年10月30日

メランジェさんでグラス。
ちょっと重めのミディアムボディーで、果実味のある温かい味わいのワイン。タンニンはしっかりしていますが、渋くなくて食事とのマリアージュはいいです。
美味しかった。