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Beaujolais Nouveau Marcel Lapierre 2013

2013-11-21 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Beaujolais Nouveau Marcel Lapierre 2013
Beaujolais Nouveau Marcel Lapierre 201
フランス自然派ワインの巨匠、マルセル ラピエール。

彼は、現在「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派生産者が活躍しています。中でも今やブルゴーニュを代表する醸造家の一人であるフィリップ パカレは、彼の甥にあたる事も広く知られています。しかし、「自然派ワインの巨匠」という大看板以前に、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざした素朴で伝統的な生産者であることも忘れることはできません。3世代にわたってモルゴンでワイン造りに携わり、この土地の個性を表現することに努めてきたラピエール家は、その歴史と経験に裏打ちされた手法でモルゴンの、そしてボジョレーのテロワールを描き出します。

ヌーヴォーに代表される庶民的ワインの代表でもあるボジョレーは、早飲みでフレッシュさが特徴とされ、一般的に品質を語る物ではありませんでした。しかしラピエールのボジョレーは、そのピュアな味わいと、繊細かつ濃密で、しかも熟成する事でより一層の魅力を増す、常識を遥かに越えるものであり、新しいボジョレーの世界を切り開きました。名実ともにボジョレーのワインを代表し、自然派ワインをも代表するマルセル ラピエールのワイン。彼のワインを飲んで、真に美味しいボジョレーの存在を知り、自然派ワインの意義と、本当の素晴らしさを初めて感じたという人が日本にも多くいるというのも頷けます。それだけの魅力と実力を持った生産者である事は、言うまでもありません。

自然派醸造家の系譜を辿ると、ラピエールやパカレの師匠には、故ジュール ショヴェという学者がいます。ショヴェ氏が造っていたボジョレーは、彼らにとっては今も記憶に残る最上のワインであったそうです。しかしその味をただ真似るのではなく、彼ら自身の哲学によって最高のボジョレー、すなわちその土地の個性を表現する素晴らしい味わいに仕上がった時、かつてのショヴェ氏のボジョレーをふと思い起こさせる事があると言います。これが恐らく、彼らにとっての原点となる、本物のボジョレーなのかも知れません。ラピエールは、その村や畑ごとの酵母にこだわります。ワインに本当の個性やテロワールを映し出すには、とても大事なものだからです。その為に畑では出来る限り自然な農業を行い、自然環境やその中にいる微生物を大事にしています。その自然酵母によって健全なブドウを発酵させる事で、人々の心を動かすほどの素晴らしいワインが生まれるのです。

栽培・醸造において

栽培においては、その土地の個性を十分にいかす為に、化学肥料や除草剤、殺虫剤などを用いません。
健全で質の高いブドウを得る為に1981年からビオロジックによる栽培を行っており、収穫においては完全な手作業を実践しています。この事は、安価で大量生産型のワインが当たり前となってしまったボジョレーにおいては、割の合わない手間のかかる作業と言えます。
しかし、ドメーヌの哲学、想いを表現するためには無くてはならない重要なプロセスです。収穫されたブドウは、印象的な天井画が描かれた醸造所に運ばれ、果皮などに付着する自然酵母の働きによって発酵させます。
セミ マセラシオンカルボニックを採用し、じっくりと時間をかけて果汁がワインとなっていくのを見守ります。
その後、古樽に移し澱とともに熟成を行います。醸造における全ての過程で、酸化防止剤となる亜硫酸は用いません。
瓶詰めはノンフィルターで行われ、顧客の要望に合わせて若干の亜硫酸を添加します。


マルセル・ラピエール ボジョレー・ヌーヴォー[2013]

自然派の父と呼ばれ、フランス自然派ワインの礎を作った偉大なる生産者。
彼のワインを飲んで自然派ワインの素晴らしさを知った、ワイン愛好家や醸造家は数多く存在します。
ラピエールのヌーヴォーは、ふくよかさの中に繊細さと品の良さを感じさせ、ボジョレーとしてのクオリティーもさることながら、しっかりとした旨味によってじんわりと美味しさが広がり、いくら飲んでも飲み飽きする事のない、どなたにでもお勧め出来る、分かりやすい味わいです。
ラピエール独特の、天然酵母が醸し出す複雑な香りや風味、そしてエレガントな味わいを、お楽しみ頂きたいと思います。
ワインマルシェまるやまより)




伝説のボジョレー・ヌーヴォーがまた飲める!!
あのロマネコンティと並ぶ伝説の造り手の魂を継いだ息子が放つ桁違いのヌーヴォー!!
【天にも登る伝説の造り手を体験できる人は絶対に幸せ!!】
完全無添加・完全無ろ過!!これぞボジョレーを遥かに超えるボジョレーだ!!
信じられない濃厚まろやか!!チェリーにアプリコットに桃の豪華な香りが!!

[マルセル・ラピエール・ボジョレー・ヌーヴォー 2013]

2010年10月、ロマネコンティと並ぶ伝説の造り手として当店でもご紹介し、このモノ凄いボジョレー・ヌーヴォーを造っていました[マルセル・ラピエール]氏がこの世を去りました。

これでこのヌーヴォーは二度と飲めなくなるのか・・・いえいえ、そんなことはございません!!!

[マルセル・ラピエール]氏の息子である[マチュ・ラピエール]氏がその魂を引き継いでいます!!

今年もまさに伝説の造り手の遺志を継ぐ、入魂のヌーヴォーがやってきます!!

なんと一切の妥協を許さない、完全無添加・完全無ろ過の超自然派ヌーヴォー!!、
さらにはあのタイユヴァンが30万本のワインの中から選んだ【伝説のワイン100】にこの造り手のワインが選ばれる、まさに伝説の造り手が生み出す究極のヌーヴォーなんです!!


その名も [マルセル・ラピエール・ボジョレー・ヌーヴォー 2013] !!


そうです!!
あのロマネコンティと並び伝説の造り手と激賞される世界を代表する凄腕マルセル・ラピエールの魂を引き継ぐ、息子マチュ・ラピエールが造るヌーヴォーなんです!!

フランスでも最も有名な超一流レストラン『タイユヴァン』のオーナー[ジャン・クロード・ヴリナ氏]がなんと30万本のワインの中から選んだ【伝説のワイン100】に、あのロマネコンティ、シャト ー・ラフィット、ル・パン、ペトリュスそしてウニコと 数十万円という価格が付く名だたるワインとともに、わずか2980円のこの造リ手からリリースされる【マルセル・ラピエール・モルゴン】が肩を並べる、偉業ともいえる大評価を獲得した、まさに伝説の腕の持ち主。そんなラピエールの極上ボジョレー・ヌーヴォーというわけです!!

[マルセル・ラピエール]のワイン造りの信条は、有機栽培によって最高のブドウを栽培し、その見事なる美味しさを決して損なわないように酸化防止剤を一切使用せずそして無ろ過のまま瓶詰めすること。口にした瞬間から、決してボジョレーとは思えない素晴らしく濃厚で、体験したことのないようなチェリー、アプリコットそして桃の芳醇な香りが、まろやかに口に広がる、まさに【伝説のワイン】と言わしめたモノ凄い味わいなんです!!。

自然の天然酵母を使用し、酸化防止剤を一切加えず、ブドウ栽培に関しては、除草剤を一切使わず根強いブドウを育てるため、出来上がるワインの味わいは全く常識を覆すボジョレーとして今や君臨し、あのパーカーさんも【ギャング・オブ・フォー】と4人の偉大なる造り手を形容しているんですが、まさにそのギャングを代表するのが、このマルセル・ラピエール!!。世界中の何千人何万人という愛飲家が彼の味わいに魅了され続けているわけです!!。

息子マチュ・ラピエールはそんな偉大なる父の下、近年はラピエールのワイン造りの現場を仕切るほどの実力者!!
その腕前はマルセル・ラピエールの魂を完全に引き継がれているといっても過言ではありません!!


華やかなるヌーボーの香りとともに、ボジョレーとは思えない素晴らしく濃厚で、体験したことのないようなチェリー、アプリコットそして桃の芳醇な香りが2012年には、どんな味となって世界を驚かせてくれるのか・・

今年も非常に数少ないご紹介となります!!
この伝説の凄腕が造るヌーヴォー、絶対に味わっていただきたい逸品です!!。


※ラベル表示について※
マルセル・ラピエールは完全有機製法をとっており、こちらのヌーヴォーは酸化防止剤(SO2)を添加せずに瓶詰めされます。
しかし、SO2はワインの醸造過程で僅かですが自然発生します。

フランス政府より認可を受けた機関で食品検査を行った結果、こちらのヌーヴォーにも、醸造過程で自然に発生するSO2が微量(10mg)に含まれている為、報告する義務があり、内容物の表示も酸化防止剤含有を表示しなければならない為に輸入者ラベルに 酸化防止剤が明記されています。
(通常のワインには約100mgのSO2が含まれます。)
京橋ワインより)




ワインマルシェまるやまより購入。2,940円。
抜栓日:2013年11月30日
コルク:汎用コルク
液漏れ:液漏れなし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:けっこう薄めのパープル。
エッジ:一番外側は、全体の色が薄いので薄めに見えますが、ほぼ全体に色づいています
脚:さらさら。
ほんのちょっと微発泡でした。
 
香り:ちょっと低い温度でグラスに注ぎました。最初はさほど香り立たず、娘さんは「強力粉の匂い」と言っていました。ちょっと置いておくと、グラスから、いわゆるキャンディーの香りがしてきます。その段階では、娘さん曰く「カルピスのグレープの匂い、バニラビーンズの匂い」と、とても的確な表現をしてくれました。スワリングするとちょっとビオ臭があるように感じますが全然気になりません。
 
タンニン:渋さはなく、歯茎に、ほんの少し残る程度のタンニン
  
味:思いのほか酸がしっかりとしていて、甘さが気になりません。後口に若干の苦味を感じます。ライト~ミディアムボディー。なんとも、素朴な味わい。余韻は短いですがほっとする感じです。ちょっと大人のジュース的なニュアンスでしょうか。
余韻にキャンディの味がのこっています。1時間30分位でグラス3杯目くらいになると、ヌーヴォだなぁ~っているキャンディの甘味が味わいとして出現してきました。