個人的ワインのブログ

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Obuse Blanc Obuse Winery Sogga pere et fils 2012

2013-04-24 00:00:00 | 日本
Obuse Blanc Obuse Winery Sogga pere et fils 2012
Obuse Blanc Obuse Winery Sogga pere et fils 2012
小布施ブラン 2012

~ 小布施は国産葡萄100%使用、自社製造100%の頑固ワイナリーです ~ 
小布施ワイナリー 【 長野県上高井郡小布施町 】
ソガ ペール エ フィス Sooga pere et fils 

Sooga pere et fils  [ ソガ ペール エ フィス ( 通称 ソガペール )] とは・・
直訳しますと「ソガ父と息子たち」ということです。「ドメイヌソガ」ラベルは自社葡萄から作られるプレミアムワイン群であり、ソガペールエフィスは国内の優良農家のワイン葡萄を選びドメイヌ物に匹敵するワイン造りを目指すワイン群(ネゴシアンワイン)です。 

●小布施ワイナリーのボトムレンジ
ワイナリーの名刺代わりとも云えるワイン
「 小布施 悪くないね!」
【小布施ワイナリー】 小布施ブラン[2010] (白) [辛口] ソガペールエフィス 720ml

 純国産ワイン ソガペールエフィス
このワインは小布施ワイナリーのボトムレンジ。
いわば、私たちの名刺代わりワインです。
このワインを飲んでいただけば小布施ワイナリーの姿勢をわかっていただけるはず。
今後このボトムレンジワインの底上げを図り、自社の高級ワインを脅かすような味わいにしてゆくことが目下の目標です。
このレンジは世界の中のコストパフォーマンスワインがひしめいています。
その中でも「小布施(白)悪くないね!」と言っていただければ光栄です。
このワインは日本の優秀な葡萄生産者との信頼関係を得て分けて頂く葡萄と、小布施自社農場の葡萄により作られたものです。
自社農場100%化の目標を手助けしてくださる 多くの仲間がいてこそ私達の今があります。
                  小布施ワイナリー

※「ソガペールェフィス」は自社農場葡萄と国内の優良農家のワイン専用葡萄を選び作りました。
  自社ワイン農場葡萄100%で造るドメイヌソガワインに匹敵するワインつくりを目指すブランドです。


 ワイナリー   小布施ワイナリー
  ( 小布施酒造株式会社 )
 所在地   長野県上高井郡小布施町押羽
 分類   白
 飲み口   辛口
 原料   国産ミュスカ50%
  国産ドイツ系品種32%
  善光寺種(欧州系)18%
 使用添加物   酸化防止剤(亜硫酸塩)
 アルコール分   12%
 容量   720ml
飛騨の酒屋いまいより)




小布施ブラン VDP [2008]
ソガペールエフィス 720ml

国産ドイツ系葡萄を主体としたヨーロッパ専用品種のみで造った白ワイン。
フルーティーで爽やかな香り、ほのかに甘みを感じつつも余韻のある酸味が広がります。
ドイツワインを想わせるかのような風味でありながら、和食にもよく合いそうです。

純国産ワインのソガペールエフィスは、やや辛口の白ワインです。
小布施ワイナリーのボトムレンジ。
いわば、私たちの名刺代わりワインです。
このワインを飲んでいただけば小布施ワイナリーの姿勢をわかっていただけるはず。
今後このボトムレンジワインの底上げを図り、自社の高級ワインを脅かすような味わいにしてゆくことが目下の目標です。
このレンジは世界の中のコストパフォーマンス
ワインがひしめいています。その中でも「小布施(白)悪くないね!」と言っていただければ 光栄です。
 
      小布施ワイナリー
「ソガペールェフィス」は自社農場葡萄と国内の優良農家のワイン専用葡萄を選び作りました。
自社ワイン農場葡萄100%で造るドメイヌソガワインに匹敵するワインつくりを目指すブランドです。
アルコール分 12%未満


種類 白ワイン
内容量 720ml
生産地 長野県
品種 国産ドイツ系品種100%使用
味わい やや辛口
酒のさとうより)




小布施ワイナリーのホームページはこちら




虎屋リカーさんで、本当はドメーヌ・タカヒコのヨイチ・ノボリ ナカイブラン・ケルナー [2012] を購入しようと思ったのですが、なんでも入荷途中で破損したとかで、買うことができなくなって、その代わりに送ってもらったものです。

抜栓日:2013年4月28日
コルク:割としっかりとしたコルク。コルクにはポルトガル産のコルクで、INNOCORKという、TCAの匂いを防ぐものですとか英語で書かれています。
液漏れ:なし
グラス:リーデル・オーヴァチュアを使用。

色:ほぼ無色といっていいくらいの色。日本酒に近いです。淡い木綿色って感じでしょうか。
脚:結構な粘調度。
ディスク:結構な厚さです。

香り:マスカット、ライチの香り。とても素直な香りです。若干の石油香があるでしょうか。優しい香りですね。娘さんは、「リボンシトロンの匂い」と言っていました。そうそうそんな感じのさわやか系。なぜ、そう答えることができるの?
 
味:一口目に、けっこうな酸を感じます(酸っぱいレベル)が、次からは、この酸がとても引き立つ感じで果実甘味がじわ~っと現れて、程よいミネラル感と、心地よい苦味を感じさせてくれます。のどごしもよく、すんなりと喉まで流れていきます。なんか素朴な味わいでとても飲みやすい。手巻き寿司と合わせましたが、生物がぜんぜん生臭く感じませんでした。唯一いくらの塩漬けがダメだったです。食事と一緒に飲むワインで、食事を邪魔しないワインだと思います。時間とともにフレッシュ感、果実甘味がどんどん出て来ました。


Sassicaia Tenuta San Guido Bolgheri 1999

2013-04-23 00:00:00 | イタリア
Sassicaia Tenuta San Guido Bolgheri 1999
Sassicaia Tenuta San Guido Bolgheri 1999
SASSICAIA 1999 TENUTA SAN GUIDO

元祖スーパー・トスカーナです。 時を重ね成長する、これがサッシカイア。 ボルドー品種がまた違った表現方法でポテンシャルを引き出されている。 これだけ高品質なスーパー・トスカーナが増殖しても、いまだにTOPに君臨し続けているスーパーワインです。

★格付:ボルネーリ・サッシカイアDOC
★産地:イタリアトスカーナ州 ボルネーリ地区
★生産者:テヌータ・サン・グイド
★品種作付け割合 カベルネ・ソーヴィニヨン(75%)
         カベルネ・フラン(25%)

1999年の天候は概ね良好でした。

1998年よりも、非常に天気に恵まれました。
7月の豊富な雨のため生育が良く、夏の穏やかな気候のためぶどうの樹にストレスがかかりませんでした。
例年より1週間早い収穫で8月末に収穫が始りました。
品種比率ははカベルネ・ソーヴィヨン85%、カベルネ・フラン15%
ワインは、フレンチ・オーク(3分の1が新樽)で22ヶ月熟成した後、2001年10月に瓶詰め完了しました。
これから、さらに人気の出るヴィンテージです。

「それはわかるんだけど、少し高くない?だったら、03の方がお勧めよね!」札幌ワインスクール生徒 K談
札幌ワインショップより)




サシカイア 1999年
(テヌータ・サン・グィード)

■テヌータ・サン・グイード■
 テヌータ・サン・グイドは、ティレニア海に面したトスカーナ州マレアンマ地方のボルゲリ地区に所在し、現当主ニコロ・インチザ・デ・ロレッタ侯爵の父で大のボルドーワイン・ファンだったマリオ侯爵が1944年ボルゲリの小石の多い畑にカベルネ・ソーヴィニヨンを植えた事に始まるワイナリーです。
また、もともとは競走馬の飼育ビジネスで成功をおさめており、今日でも競走馬を飼育し、餌の雑穀類を育て、オリーブ樹とブドウを栽培し、エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルとサッシカイア、そのグラッパを生産しています。

■サッシカイア■
 イタリアの赤ワインの最高峰との呼び声も高く、カベルネ・ソーヴィニヨン85%、カベルネ・フラン15%でつくられるサッシカイアの独特の個性は、追従を許さず、≪スーパー・ヴィノ・ダ・ターヴォラ≫の草分け的存在です。
ワインの名に冠するサッシカイアとは、以前から地元の農民に「サッシカイア(石ころだらけの土地)」と呼ばれていた、大き目の小石で覆われたブドウ畑の名前のことです。
もともとボルゲリ一帯を統治していたゲラルデスカ家の子孫であり、現オーナーの父で、大のボルドー・ワインのファンであったマリオ・インチーザ・ロッケッタ公爵が、第二次世界大戦中に敵国フランスのワインの入手が困難になったことから、ボルドーの第1級CH.ラフィット・ロートシルトのロスチャイルド男爵よりCH.ラフィットのカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランの苗木を譲り受け、1944年ボルゲリの東側の高い丘の斜面に1ha植えたのが、偉大なサッシカイアの始まりです。
戦後一時中断したものの、1965年低地にある2つの畑に植えなおし、自家消費程度で生産していたが、1968年現オーナーのニコロ・インチーザ・ロッケッタ公爵が経営を担うようになり、従兄弟に当たるのアンティノーリ社の当主ピエロ・アンティノーリ公爵、名醸造家ジャコモ・タキスやボルドーのエミル・ペイノー教授らの示唆により、遠くボルドーから持ち込まれたカベルネが花開き、1968年より広く世界に知られるようになっています。
1970年代に入ると各地の試飲会で勝利し、ボルドーのトップクラスのワインと並ぶとさえ言われるようになり、1983年からは、息子のニコロがオーナーを務め、≪スーパー・タスカン≫というジャンル、すなわち伝統に固執しない最高の品質のワインの代表としてとして現在の名声を得るに至り、更に、その功績ゆえに1994年、異例の単独ワインの格付けである、DOCボルゲリ・サッシカイアが認められ、DOCボルゲリの基本要件をも作成しています。
インチーザ公爵家の紋章としてサッシカイアのラベルを飾る星のマークのごとく、イタリアのみならず世界の中でも燦然と輝き続け、また、非常に人気の高いワインのため、現在では、世界中に割り当て制をとっている希少なワインです。

サッシカイア  [1999]年
(テヌータ・サン・グィード)
Sassicaia Tenuta San Guido 1999
Italy Red Dry
サシカイア テヌータ サン グイード

生産者 テヌータ・サン・グイード
生産地 イタリア中部ティレニア海沿岸地帯のトスカーナ州ボルゲリ地区
グレード 1983年まで:ヴィノ・ダ・タボーラ(V.d.T.)
1994年から:ボルゲリ・サッシカイア・D.O.C.
(※1994年異例の単独ワイナリーアペラシオンとしてDOCボルゲリ・サッシカイアが認可。)
畑面積 3ヶ所の畑で合計23ha
年間生産量 平均約 10万本
ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニョン75~85%
カベルネ・フラン25~15%
醗 酵 小さい容量のステンレスタンクで14~18日間の醗酵とマセラシオン。
熟 成 フランス産オーク樽95%とアメリカ産オーク樽5%で24ヶ月間
(※1/3~2/3を新樽で、残りを1年・2年樽)
諸処理 初年度に3~4回、次年度に2~3回のラッキング作業。
アルブミンによる清澄処理を行い、濾過処理は行わない。
(※出来たワインをタンクにいれて、アンティノーリに運び、そこで瓶詰を行っていたが、1982年より自らの設備で瓶詰を行っている。)
タイプ 赤のフルボディ
特 徴 カベルネ・ソーヴィニョン特有の濃い色調と完熟したカシスの果実風味やスパイシーな風味にあふれ、濃縮された果実味には圧巻されるほどの迫力と品位が備わるスタイル。
料 理 フィレンツェ風ステーキ(Tボーン)や子羊のローストによく合い、スパイシーな風味を加えた肉料理全般にあわせるとよい。
アーベンワインショップより)




サッシカイア1999
Sassicaia 1999
イタリア>トスカーナ / ボルゲリ・サッシカイア / 【赤】 / 【カベルネ・ソーヴィニヨン】

サッシカイアついに登場! 伝説を生んだ元祖スーパートスカーナ入荷!

スーパートスカーナの元祖、サッシカイアがついにイーエックスに登場です!
キアンティ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノなどの伝統的ワインを生み続けてきたイタリア、トスカーナ地方で大革命を起こしたのが、このサッシカイアでした。
トスカーナの温かい陽光によって育まれたカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランから生み出された、それまでのイタリアにはなかった、深遠なる味わいと強烈なまでのパワーが共存するセンセーショナルなワイン。
イタリアで伝説となったワインの真価を味わえる1本。ようやくサッシカイアのバックヴィンテージが到着いたしました!
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サッシカイア伝説の始まりは1944年のことでした。現当主ニッコロ・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵のお父上、マリオ氏が、トスカーナ地方の西の海岸線、『ボルゲリ』と呼ばれる土地に、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランを植えたことから始まります。(実はこの苗木、なんとシャトー・ラフィットから譲り受けたものだったそうです)
カベルネを植えたきっかけはとても単純。マリオ侯爵がキアンティやブルネッロよりもボルドーワインが大好きで、自家消費用にボルドーに似たワインを造ろうと考えたからだったんですね。
ボルゲリを選んだのも、メドック地区とよく似た、海の近くの砂利質土壌を持っていたから。サッシカイアという名前は「小石がいっぱい」という意味からつきました。
何せ自家消費用のワインですから当初は何の価値もなかったのですが、1960年代になって甥のピエロ・アンティノーリ侯爵が、有能な醸造家ジャコモ・タキスさんと共に現れたことから大きくワインが変わりました。
よりボルドースタイルに近づけるためにフレンチオークの小樽で熟成させてみたところ、これがなかなかの出来栄え。そこで試しに、1968年ヴィンテージを市場に送り出すことに。
そこからサッシカイアはぐんぐんと高い評価を受け始め、1970年代にはブラインドテイスティングでボルドーのトップシャトーを破ります。当時のイタリアのワイン法では、サッシカイアは法律上もっとも格下のヴィーノ・ダ・ターボラ(テーブルワイン)でしたから、トップシャトーを打ち倒すテーブルワインの出現に世界は大騒ぎ! 歴史あるイタリアのワイン界をも困惑させました。
サッシカイアの登場によって、ピエロ・アンティノーリはティニャネッロ、ソライアを生み出し、弟のロドヴィコはオルネライアを興しました。その後も続々とボルドーブレンドのワインが出現し、それがスーパートスカーナと呼ばれるようになったんです。
さて、話は戻ってサッシカイアです。いわば『ワインの下克上』ともとれる状況は不健全として、イタリアは1994年、サッシカイアにボルゲリ・サッシカイアという特別なDOCが与えられ、以後、ヴィーノ・ダ・ターヴォラではなくなります。
私がワインビジネスを始めた頃、サッシカイアはまだ5000円位で売られていました。5大シャトーのセカンドラベルがやはりそのくらいでしたでしょうか。それでもよく売れるのはボルドーワインで、サッシカイアは知る人ぞ知る存在でした。
1990年代になってイタリアワインのブームが巻き起こると、サッシカイアは急激に値段が上がりました。あっという間に1万円を超え、15000円、17000円……。ほとんどリリースされたばかりの5大シャトー並みです。
お値段は5大シャトー並みですが、入手の難しさははるかにボルドーを上回り、2万円近くなった今でも、サッシカイアを望む声はやむことがありませんでした。
誰もが憧れる元祖スーパートスカーナ、サッシカイア。今回、バックヴィンテージの1999年物を入荷することができました。ワインスペクテーターのポイントは92点。驚くべきことに80年代、90年代と、サッシカイアが90点未満となったヴィンテージはきわめて少ないんですね。それだけ高品質を維持しているということなのでしょう。
eX-WINEより)




サッシカイア Sassicaia 1999 テヌータ・サングィード(イタリア産・赤ワイン)750ml
Sassicaia 1999 Tenuta San Guido

サッシカイア 1999 生産者 テヌータ・サン・グィード
トスカーナ地方産・赤ワイン
テヌータ・サングイドがあるのはティレニア海に面したトスカーナ州マレンマ地方のボルゲリ地区です。現在の当主ニコロ・インチザ・デ・ロレッタ侯爵の父で大のボルドーワイン・ファンだったマリオが1944年ボルゲリの小石の多い畑にカベルネ・ソーヴィニヨンを植えた事が始まりです。

1968年、ニコロ氏の従兄弟にあたるピエロ・アンティノリ氏がサッシカイアの販売を勤めたことで世界に紹介されていくようになり、当時他のイタリアワインとは全く異なるサッシカイアに国際的な関心が集まりました。
イタリアの赤ワインの最高峰との呼び声も高くカベルネ・ソーヴィニヨン85%、カベルネ・フラン15%でつくられる独特の個性は、他に並ぶものがありません。スーパー・・ヴィノ・ダ・ターヴォラの草分け的存在ですが、94年ヴィンテージよりDOCボルゲリ・サッシカイアという単独DOCを得ています。

ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン85%、カベルネ・フラン15%
ワインと地酒のモリシマより)




(+)アーベンワインショップより購入。22000円。


Alsace Kaefferkopf Riesling Audrey et Christian Binner 2003

2013-04-22 00:00:00 | フランス・アルザス
Alsace Kaefferkopf Riesling Audrey et Christian Binner 2003
Alsace Kaefferkopf Binner Riesling 2003
オードリー et クリスチャン・ビネール

ビネール家は1770年からアルザス、コルマールのすぐ北のAmmerschwihrと言う村でワイン造りを営む名門。と入っても決して大きなドメーヌではなく、代々家族で守りきれる6haあまりの畑を大切に受け継いできました。そして化学肥料がもてはやされた時代であっても頑なにそれを拒み、無農薬で育てられたブドウを大切に守り続けてきました。現在ではお父さんのジョセフが引退し、クリスチャンがドメーヌを守っていますが、これからもこの家族の伝統は守り続けられていくことでしょう。


ジョセフetクリスチャン・ビネール
AOCアルザス リースリング ケファルコプフ 2003
●無事グラン・クリュの表示が付きました。飲み頃の2003年物リースリングです・・。
 1994年物入荷時のコメントです・・。
●こちらも新井さんのコメントから・・・。
 「ビネル家の十八番のリースリング。グランクリュでこそありませんがこの畑はビネルの最も良い場所に位置しておりグランクリュに匹敵する力を持っています。こちらの1994年は10年経ってようやく開き始めました。スゴイボリューム感、完全に熟した果実のごとく品の良い、白桃を丸かじりしているような豊熟さです。時を経て、時間と共に熟成したワインは格別な趣があります」

●おそらく新井さん、かなり我が儘を言って、ドメーヌで寝かせて置いたんでしょう。alarの向こうを張っています。と言う冗談はさておき、なかなか熟成したアルザスを味わう機会はありません。その意味でもお値打ち品。じっくりと10年の歳月を感じてみましょう・・・。

●あまりじっくりと寝たアルザスの経験がないので・・・でも、よく寝ています。味的には別ページで紹介しているクレマン・ダルザス1992に似ているかな?でもパワーはこちらの方が圧倒的に上。返ってこの味わいをどう活かせるか、少し悩みます。・・・鶏肉や豚肉のフリカッセかな?野菜やお豆をたっぷり入れて・・エス37ワイン生産者トラゴンやタイムのようなハーブ、そして生クリームやレモン一振り・・・挑戦しがいがあります。(2004.05.16 いのまた)
余談ながら・・・・・ケファルコプフの畑、2007年1月12日付の政令により51番目のグランクリュになりました・・・。「規定によると、品種はゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、リースリングの単一品種か、これにミュスカを加えたブレンド(比率は別途決められています、ゲヴェルツが60-80%と言うのが面白い)。・・・・なのですが続報があります・・・・「ケフェルコプフ」の認定に対して、指定からもれた37の生産者が法廷闘争に訴えたとのこと。ビネールなんかこの外れた方に入っちゃっているんじゃないかな?と要らぬ心配などしています。
あるこほりっく・あるまじろより)





クリスチャン・ビネール

ドメーヌ・クリスチャン・ビネール
例えばフランスで、もっとも注目のワインバーの「顔」に!
現在フランスでトップワインと認められるビネール!

ビネールのワインには、いつも感激が付いてきます!
毎回毎回、私たちにサプライズをぶつけてくるビネールですが、あんなに優しいお顔と、物腰のビネールのどこにこんなパワーが・・
私も完全に、脱帽状態です。
そして彼のワインには毎回、感激がくっついてきます!

ビネールには、たくさんのキュヴェがあります!
そして、素晴らしい畑が存在します。

ビネールの本拠地であるダメルシュウィールは、地質学的な区分で 言うと花崗岩の層が主体となっていて、この粘土と砂地の性質を併せ持つ土壌からは、非常に洗練されたワインが生まれます。

さらにところどころ黄土、砂岩、石灰、そして泥灰土の地質も見られ、このように多様性に富んだ土壌は、多様な品種とバラエティ豊かなワ インの源となっているのです。

◆ダメルシュウィール(Ammerschwihr)
栽培はリースリングのみ。
泥土と花崗岩砂のまじった土地で、グランクリュのケファルコプフの下方に位置します。
フルーティで、いきいきとしたワインが産まれます。

◆ケファルコプフ(Kaefferkopf)
ミュスカ、リースリング、ゲヴェルツトラミネールを栽培。 西南西に位置する重要なテロワール。
バリエーションに富む恵まれた地質で、表層は砂利状の砂岩質であっても、その下にある黄土の石灰岩の層によってしっかりとした土壌のバランスが保たれている。

この石灰質が生命力みなぎる豊かな味わいを、そして酸性の砂岩質が洗練されたエレガントな味わいをワインに与えているのです。

ビネールは、とりわけケファルコプフにおいて、ミュスカの品種を持っている唯一の生産者。
ミュスカはいわゆる今どきの品種ではないため、グランクリュのケファルコプフでは、ゲヴェルツトラミネールあるいはピノ・グリが一般的。

30年以上にわたって大切に育ててきたケファルコプフのミュスカは、ビネール家の誇りでもあり、何より世界中で愛され称賛されている。2007年51番目のアルザス・グラン・クリュ昇格。


◆ヒンターブルグ(Hinterburg)
ビネールでの栽培はミュスカのみ。2001年より収穫。
カッツェンタールの村のなかでもまちがいなく最良の土地で、アルザスの平野を見渡す急勾配(最大75%)の東向き斜面にある。傾斜に沿って植えられたブドウの手入れをするのはなかなかの苦労。

土壌の花崗岩層は粘土質で、ここで育つミュスカからは活力にあふれた凝縮感のあるワインが生まれます。
さらに地中の奥深くは肥沃な地質で、この付近の一般的なやせた地質からは考えられぬ特異性をもつ。

ちなみに…ビネール自身は、ケファルコプフのミュスカより、このヒンターブルグのミュスカのほうがポテンシャルは高いと言っています。

ビネールは1770年からの名門!

今でこそ有機栽培・ビオロジーがもてはやされていますが・・
このドメーヌ・ビネールは超はるか以前から、どんな化学肥料がもてはやされた時代にも、代々かたくなに一貫して無農薬の農業守り続けているのです。

収穫は全て手摘みで行っているため、わずか6ha。
ワインのすべてを一家で手がける姿勢は遠い祖先より受け継がれており今後も変わることはないのです。
自分達のみで手入れできる大きさの、6haを本当に大事に守っているというわけです。
醸造では、無農薬を徹底し、ほとんどSO2を使いません。

そしてビネールの財産はカーヴの中に!

古いヴィンテージのワインがぎっしりと残っています。
点在するカーヴの地図が必要なほど。本人たちも完全な把握が出来てないと言っていました。

『これくらいの広さがないと、ベストの熟成を判断された後、市場にリリースするのが難しくなる』
と、ビネールは言います。全てのキュヴェのそれぞれをしっかりと見極める為です。

ビネールのワインには総じて深みがあり、熟成を期待せずにはいられない、余韻の長さがあります。

やっぱりワインは【熟成の状態】で飲みたいなとつくづく感じますが、実際には、熟成前に市場にリリースされる場合がほとんどなのが実状なのはご存知のとおりです。

このビネールのように、造り手自身のカーヴでずっと寝かされ、全てのキュヴェがそれぞれのベストの熟成を判断されたあとに初めて市場に出されるのは稀!
にもかかわらず、価格はご覧のとおり良心的!お人柄も出てますよね。

現在「フランスでトップ」と認められるビネール!
例えば、日本でもそれが簡単に見受けられる、ほんの一例が、ワイン専門誌「ワイナート」の24号の巻頭トップカラーの特集。
現在パリでもっとも注目のワインバー『ル・ヴェール・ヴォレ』の店内の風景が、見開き(12&13ページ)でデカデカと載っています。

その写真のど真ん中。
「バーの顔」とも言える、もっとも目に付く棚の1番真ん中の1番上部はまるごとビネールのコーナー。

現在フランスで、もっとも注目のワインバーすら中心に据える造り手!
それがアルザスのクリスチャン・ビネールなのです!!

リースリング ケファルコプフ[2003]ドメーヌ・クリスチャン・ビネール Riesling Kaefferkopf Christian Binner

長命なリースリングの素晴らしさを立証する2003VINが今!
当時は特級に認定されておりませんでしたが、このケファルコプフはビネールの持っている畑では、素晴らしい場所に位置していて、2007年にグラン・クリュに昇格した畑です。
まさにビネール!と声を大にして言いたくなるほどビネールらしい味わいのリースリング。
リースリング独特のゆうかりやカサブランカの華やかな香り漂う、柔らかく熟成したアルザスのリースリング!
あの暑かった2003年にこれだけのミネラルが豊富に含まれ、まだまだ熟成させた方が良い生命力にあ ふれたワインはいつ飲み頃になるのだろう?とさえも考えてしまうほどです。やっぱりレベルが違いますね。
ビネールの9年熟成には、古き良き伝統的な姿が見えます!本当にいいです!
リカーmorisawaより)



あるこほりっく・あるまじろより購入。3300円。
抜栓日:2013年5月4日
コルク:Wine名、Vintageが刻印されています。
液漏れ:液漏れはないようです。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用。
 
色:注いだ時に、「おっ」と思うような、Gold-Yellow。透明感というよりも重厚感があります。
エッジ:普通
脚:意外とサラリとした感じ。
ディスク:やや厚い
 
香り:最初は、レモンみたいな柑橘系の香り、ちょっと石油のような香りがしていました。娘さんは「サイダーの匂い、あとパイナップルの匂い」と言っていました。時間が立ってくると、金属っぽい香り、べっこうあめの香り、蜂蜜のニュアンスが漂ってきます。
 
味:ママちゃんは、飲んですぐに、「あまっ!こりゃ蜂蜜だ」と言っていました。飲んでみると、ほのかな甘さを感じますが、基本的に辛口の範疇に入る飲みくちで、後口に苦味を感じました。ミネラルは豊富で、最初は閉じ気味であまり印象に残らなかったのですが、1時間ほどしてくると、上品な、しかし、オレンジ系の甘味、レモンの皮のような苦味が織り交ざって複雑さを出し、しかも全体の味わいとしてはキリッとしていて爽快な感じがあり、ミネラルは変わらず豊富に感じる、グラン・クリュと名乗るだけのことはある味わいになりました。


Vosne Romanne Domaine Arnoux Lachaux 2009

2013-04-21 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Vosne Romanne Domaine Arnoux Lachaux 2009
Vosne Romanne Domaine Arnoux Lachaux 2009
ドメーヌ・アルヌー・ラショー
(ドメーヌ・ロベール・アルヌー)
DOMAINE ARNOUX LACHAUX
(DOMAINE Robert Arnoux)
 ヴォーヌ・ロマネで5代の歴史を持つ優れたドメーヌです。醸造責任者は当主の娘婿にあたるパスカル・ラショー氏です。ロマネ・サン・ヴィヴァン、クロ・ド・ヴージョなどの最高級の畑を含め約14haを所有。ラショー氏は最新の技術を意欲的に導入、果実味豊かで、繊細、しかも長期熟成のきくワインを目指しています。
葡萄栽培の担当はラショー氏を含め4名で管理、除草剤を一切使わず化学肥料も必要最低限の量でまかなう。グリーン・ハーヴェストをこまめに行い、質のよい葡萄つくりを心がけています。リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践していますが、そのことを売り文句にすることに興味はなく、作り方よりも出来上がりにこだわりたいとラショー氏は言い切り、「よい葡萄からよいワインが出来る」という、信念のもとブドウ栽培を行っています。
葡萄は100%除梗、15~18℃で9日間漬け込んだ後に発酵を開始、果実味を大切にするために、発酵温度は33~34℃を最高にし、通常は25~29℃にキープしています。新樽比率はヴィラージュ物で25~30%、1級で40~60%、エシェゾーとクロ・ド・ヴージョで70%、ロマネ・サン・ヴィヴァンは100%。
「ワインを作る上で人が手を出せる部分での努力は惜しまない」とラショー氏は言います。「しかし、ワイン作りの七割は葡萄出来で決まる。あとはワインの声に耳をすまし、コントロールとアドヴァイスをするだけ。」彼が意欲的に導入した数々の技術も、「よい葡萄をよいワインに仕上げる」までの当たり前の行為というように受け取れてしまうほど、彼がワイン作りに注ぐ情熱は純粋です。
ロバートパーカーのドメーヌ評価では四つ星★★★★(EXCELLENT)を取得、数あるドメーヌの中でも非常に高い評価を得ています。

DOMAINE ARNOUX LACHAUX VOSNE-ROMANEE
ドメーヌ・アルヌー・ラショー
ヴォーヌ・ロマネ 2009 750ml (ワイン)

「コート・ド・ニュイの真珠」と讃えられるヴォーヌ・ロマネ。カシスやブルーベリーを思わせる果実香とカカオの香りが一つに溶け合い口あたりは優しく穏やか。心静かに楽しめる一本です。

●生産地:フランス/ブルゴーニュ
●葡萄品種:ピノ・ノワール
エサキホンテンより)



パスカル・ラショー
これはちょっと特別なワインとなります。
 ダニエル・ショパン(ショパン・グロフィエ)をご存知でしょうか?
 かつて『アンリ・ジャイエの真の後継者』と言われながら
 アメリカ市場での流通が皆無だったためかどうかわかりませんが、
 血眼になって探している熱狂的なファンはたくさんいらっしゃるようです。
 1996年に引退し、現在では娘婿のショーヴネ・ショパンが引き継いでいます。
 今回ご案内いたしますワインは
 ドメーヌ・ロベール・アルヌーのネゴシアンであるパスカル・ラショー。
 ダニエル・ショパンの名前を冠してリリースする特別キュヴェです。
 今では探しても全く出て来ない「ショパン・グロフィエ」の「ダニエル・ショパン」、
 自宅の周りの畑で、今でもしっかりとワインを作っているそうです。

ヴォーヌ・ロマネ[2009]ドメーヌ・アルヌー・ラショー

リアルワインガイド35号より
 ≪今飲んで:88+点 ポテンシャル:89+点 飲み頃:今~2025≫
香りは今は少し閉じ気味。しかしV・Rらしい端正な香りがほんのりと漂ってくる。また、複雑味を帯びた黒と赤の中間の果実と大地香もふんわりと漂う。口に含むとエレガントな液体に味が優しく乗り、その味わいバランスもバツグン。何かが足りないとか、過剰であるとかは一切なく、ラショーならではの正確さのあるワイン。そして、フィネスたっぷり。〈11年06月試飲〉
割田屋より)




『ひとまわり小さなロマネ・コンティ』と評される実力派!
ブルゴーニュ好きは、必飲!!
ご存知ですか?

そのワインのスタイルから
『ひとまわり小さなロマネ・コンティ』
と、呼ばれる造り手がある事を。
その名は、ヴォーヌ・ロマネを拠点とする、ロベール・アルヌー!
特級畑などが醸し出す、その官能的な味わいが、多くの人を魅了、そのスタイルを例え、こう呼ばれるのです。
そのワインのスタイルから…
【通称】
『ひとまわり小さなロマネ・コンティ』
と、呼ばれるワインを手掛ける、ロベール・アルヌー。
200年続くドメーヌの5代目として、その評価を更に向上させているのが、現当主パスカル・ラショー氏です。
アルヌーと言えば、ピノ・ノワールの原種に近い伝統的なピノ・ノワールで小粒で果皮が厚く、深みのある味わいを生み出してくれるにも関わらず、栽培の難しさなどで、一時、ほとんどの生産者が栽培しなくなった品種、『ピノ・ファン』の栽培者としても知られており、この品種を使った、ACブルゴーニュなどは、質の良さから、根強い人気を誇ります。
アルヌーでは、所有の数区画で『ピノ・ファン品種』を育て続けており、60年以上の樹齢となっている事も、ワインの豊かな味わいの、大きな要素になっています。
ロベール・アルヌーの『ピノ・ファン品種』を使用しているワインを調べてみると…

【ピノ・ファン使用の畑】
・ロマネ・サン・ヴィヴァン
・ヴォーヌ・ロマネ・レ・スショ
・ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ポワゼ
・ブルゴーニュ・ルージュ

そのワインは、『神の雫』でも…
大絶賛の、最上級の『ロマネ・サンヴィヴァン』の畑をはじめ、最もお手頃な『ブルゴーニュ・ルージュ』まで、各クラスにおいて、アルヌーの実力を実感できる美味しさ。
そして、今もなお、確実にその実力を揺ぎ無いものにしています。
そんなロベール・アルヌーの、2005年と2006年が、入荷しました!
これに先駆け、2006年と2005年のいくつかを試飲する機会に恵まれたのですが、ブルゴーニュの大当たり年、2005年の素晴らしい出来は勿論の事、2006年の完成度に、アルヌーの真の実力を見た気がしました。
アルヌーの2006年は、間違いなく上出来です!
ブルゴーニュ・ルージュ・ピノ・ファンの魅力を、2006年も確認し、そのかなりの上出来振りに、コスト・パフォーマンスの高さを、改めて実感しました♪
そして、もうひとつの発見は、『ニュイ・サン・ジョルジュ』の数々の美味しさ!
『ヴォーヌ・ロマネ』を拠点にするアルヌーなだけに、見過ごされがちな『ニュイ・サン・ジョルジュ』ですが、『ヴォーヌ・ロマネ』ものより、比較的手頃で、アルヌーの魅力が詰め込まれた美しさは、要チェックです。
2005年だけでなく、2006年に見せたアルヌーの完成度が、安定した実力を物語っています。
【通称】
『ひとまわり小さなロマネ・コンティ』
ワイン好きは、是非、お試しあれ~♪

『端正で綺麗なもの。』
■『リアルワインガイド誌33号』より抜粋■
これは試飲日前日に澱引き。
しかしそのショックがあるのに香りは良く出来たワインと思えるとてもバランスのとれた端正で綺麗なもの。
■ワイン名(原語) / Vosne-Romanée [2009] Domaine Arnoux-Lachaux
■色 / 赤ワイン
■味わい / ミディアムボディ 中口 
■ブドウ品種 / ピノ・ノワール100%
■生産者名 / ドメーヌ・アルヌー・ラショー/Domaine Arnoux-Lachaux
■産地 / フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
■原産地呼称 / A.O.Cヴォーヌ・ロマネ
■生産年 / [2009]
■内容量 / 750ml
タカムラより)



ドメーヌ・ロベール・アルヌー(アルヌー・ラショー)  (ブルゴーニュ:ヴォーヌ・ロマネ)
Domaine Robert Arnoux (Domaine Arnoux Lachaux)
新進気鋭の醸造家がつくる果実味豊かで繊細、しかも長期熟成のきくワイン

 ヴォーヌ・ロマネ村で5代の歴史をもつ優れたドメーヌ。1993年に醸造責任者が当主の娘婿にあたるパスカル・ラショー氏に変わって以来、化学肥料の使用を最小限にし、新樽の比率を上げ、清澄・濾過の工程を廃するなどの改良に取り組み、劇的に品質が向上した。元薬剤師の肩書きを持ち新進気鋭の醸造家として注目される、パスカル・ラショー氏は自らの醸造家としての任務を、“果実味豊かで繊細、しかも長期熟成のきくワインを造ること”と語る。
 ヴォーヌ・ロマネ村のロマネ・サン・ヴィヴァン、クロ・ド・ヴージョなどの最上級の畑を中心に、コート・ド・ニュイ地区に14haの畑を所有する。栽培の担当はラショー氏を含め4名で管理、除草剤を一切使わず化学肥料も必要最低限の量でまかなう。グリーン・ハーヴェストをこまめに行い、質のよい葡萄つくりを心がけている。リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践しているが、そのことを売り文句にすることに興味はなく、作り方よりよりも出来上がりにこだわりたいとラショー氏は言い切る。「よい葡萄からよいワインが出来る」という、信念のもとブドウ栽培を行っている。

 新進気鋭という肩書きが物語るように、新しい技術を意欲的に導入し、新樽の比率を上げ、600Lという大きな樽で仕込む(通常228L)実験的な試みも行っている。
 「ワインを作る上で人が手を出せる部分での努力は惜しまない」とラショー氏は言う。「しかし、ワイン作りの七割は葡萄出来で決まる。あとはワインの声に耳をすまし、コントロールとアドヴァイスをするだけ。」彼が意欲的に導入した数々の技術も、「よい葡萄をよいワインに仕上げる」までの当たり前の行為というように受け取れてしまうほど、彼がワイン作りに注ぐ情熱は、純粋である。

ドメーヌ・ロベール・アルヌー ★★★★ ロバート・パーカーJr.「ブルゴーニュ」より
 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティで目を見張るようなワインを味わい、その地を去ろうとしたとき、アルベール・ドゥ・ヴィレーヌが次にどこを訪問するのかと私に尋ねてきた。私が、ドメーヌ・ロベール・アルヌーと答えると、彼は微笑んで、すばらしいワインをテイスティングすることになるだろうと答えた。それは冗談ではなかった。
 非常に聡明かつ繊細で真面目なパスカル・ラショーは、1993年以来、ドメーヌ・ロベール・アルヌーのワインに一人で責任を負ってきた。彼は、薬剤師になるべく学校に通っていたが、薬剤師として働いたのは、兵役につくよう呼び戻されるまでの、卒業からかずか3ヶ月間だけであった。兵役を終えた直後の1985年に、ガールフレンド(のちの妻)の父親のアルヌーから、ブドウ園で働くように頼まれたのである。ラショーは、科学的なバックグラウンドとワインを愛する気持ちから、ドメーヌのワインを改善するために何ができるかを研究することになった。
 彼は、畑の仕事には確固たる信念があり、合理的な争い(彼によれば、できるだけ化学肥料を使わないという意味)の慣行に従って、このブドウ園がかつて行っていた高い収量を劇的に下げる、本格的な剪定作業を行っている。ブドウは100%徐梗し、発酵温度をしっかりと監視して低く抑え、新樽の割合を増やしてきた(低いものではブルゴーニュの15%から、ヴォーヌ=ロマネ・レ・シュショ、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾーの70%、ロマネ=サン=ヴィヴァンの100%にまでわたっている)。ラショーは、自らの醸造家としての任務は「果実味、エレガントさ、柔らかいタンニンの追求」であるといい、現在では澱引きを年2回に制限して、それまで行われていた清澄処理と濾過処理をとりやめた。ラショーの改革がどんな結果をもたらしたかは明らかである。このブドウ園ではずっと、コート・ドールで最も優れた製品群を生産してきたし、現在でも最高のワインを生み出し続けている。
宮武酒店より)




(+)割田屋より購入。4350円。


Yoichi Nobori Kyumura Pinot Noir Takahiko Soga 2011

2013-04-20 00:00:00 | 日本
Yoichi Nobori Kyumura Pinot Noir Takahiko Soga 2011
Yoichi Nobori Kyumura Pinot Noir Takahiko Soga 2011
貴彦さんのワインを初めて飲んだのは・・・2009年7月の軽井沢にて・・・当時はまだ試験的に作られたものでしたので口外無用・・・これまでにない日本のピノ・ノワールでした。・・・それから2年間、ようやくalarでも彼のワインを扱う事ができるようになりました。

ドメーヌ・タカヒコ
ヨイチ ノボリ(余市 登)キュムラ ピノ・ノワール2011

●2011年物です。「日本の旨味文化と世界のワイン文化が融合した複雑な香味を持ったワイン」を目指して作られました・・・。2011年は2010年に続き厳しい生育条件でしたが「特に果実味については、ここ数年の中で最もピノ・ノワールらしく表現できた年」とのこと。・・・・。

●幾分褐色の混じった極薄い紅殻色。チェリーを中心にストロベリーやラズベリーへの香りと味わいのぶれ。サワークリームのような柔らかくもはっきりとした酸味。細かくしなやかなタンニンと広がりと余韻のある旨味とミネラル感・・・。

●(2010はオヴェルノワと言っていたけど・・)90年代末のシャソルネを思い出させるような墨絵系、あるいは同じ頃のグラボット・・。鮮やかさではこれらのワインに一歩譲るが深みでは同等かそれ以上・・・。たぶん一緒に食べれることはないだろうけど・・・鹿肉のパイにサワークリーム添えて・・だろうな・・・

●色合いからは酸化熟成が進んでいるかと思いつつも、実は明らかに還元的な状態と感じるぎりぎり一歩手前・・むしろ・・グラスの中に置いておくとその色合いは徐々にガーネット的な鮮やかさをまして行く。色調の変化と供により果実味はふくよかとなり新鮮さを纏い直す。リコリスミントのような深いグリーンのハーブ、楠の深い緑。気持ち的には5月の日差しと風の臭い、かな・・・。鹿肉が無理だとすると、炭火で穴子とか・・これも無理かな・・銘柄豚のロース薄切りまとめ焼き・・・日常の極上、です。(2013.04.01 いのまた)

●2011年のピノ・ノワール・・・多くのお客様にお楽しみいただきたい為、お一人様2本までの御注文とさせていただきます
●2010年物のコメントです↓
「曽我貴彦さんの3年目となるピノ・ノワールです。この2010年は「魅力的な酸を維持できない難しい年」とのことですが・・・
 「アルコールは11度までしか上がっていないけど・・香りはみっしり・・果実の仕上がりは決して満足行く出来ではないと想像しつつも、その年の特徴を素直に引き出している感じ・・。果実味は痩せているが余韻の旨味は・・死すべき果実のワインとしての再生・・外連味の少しもない・・あるがままに・・(2012.03.23 いのまた)」と言う感じ。
 「・・・オヴェルノワ(今はウイヨンだけど)のプルサールにもにた優しさを感じましたね。結果として「酸とアルコールの低いヴィンテージ」とのことですが09の力強さとはまたひと味違った風味がお楽しみいただけます。またこの年は少し早めに楽しめそうです。とはいっても・・・5~6年以上の熟成には充分耐えられますね。この辺りが思案のしどころ、です。

●2009年物のコメントです↓
 「北海道余市町登地区に樹齢25年のピノ・ノワールの樹が残る区画「キュムラ」。北海道のピノ・ノワールの歴史はこの畑から始まりました。私が余市でピノ・ノワールのみの栽培を始めたのも、キュムラ区画の葡萄が持つポテンシャルの高さに驚かされたからです。このワインはキュムラ区画の葡萄のみを使用して、ブルコーニュ地方で古くから行われている全房のまま、酵母を添加せず自然な発酵を促す方法で醸造しております。
 私は濃い力のあるワインを醸造したいとは考えておりません。色の濃さや新樽の香味も求めておりません。 ワインから優しさを感じ取れ、繊細で複雑であり、微笑みが零れるような余韻を持つワインを目指しております。2009年ヴィンテージは、ほんの少しだけですが、私が想像する世界に近づいたワインとなっております。
 亜硫酸は醸造中使用せず、瓶詰直前におまじない程度、添加しております。無濾過のため、僅かに濁りがあります。抜栓後、直ぐに飲まないようにお願いします。 可能であれば、デキャンタージュをして頂くか、前日に抜栓をしておくことをお勧めします。(ピノ・ノワール100% 12ヶ月小樽(古樽)熟成)
アルコホリック・アルマジロより)




ヨイチ・ノボリ キュムラ ピノ・ノワール [2011] 【ドメーヌ・タカヒコ】

お奨めポイント
全種類がビオロジック(無農薬)
古き良き時代のフランス、その伝統を受け継いだ日本のワイナリー!
醸造家ではなく農家として、工業品ではなく農作物として、ワインの魅力を職人的に引き出す、家族経営の気鋭ワイナリーです。
コメント/データ
樹齢28年のキュムラ区画の葡萄のみを使用し、ブルゴーニュ地方で古くから行われている全房のまま自然に発酵を促す方法で醸した。日本の旨味文化と世界のワイン文化が融合した複雑な香味を持つワインを醸したいとの想いで醸造した優しい口あたりのナチュラルなワイン。2010年に続き2011年も厳しい気候条件の年であったが、2010年より質の高いワインに仕上がったと感じている。特に果実味においては、ここ数年の中では最もピノらしく表現できた年であった。相変わらず亜硫酸は瓶詰直前に初めて、おまじない程度しか入れていないので、色合いにやや熟成を感じさせる濁りがあるが、熟成に十分に耐えうるワインとなっている。独特のスパイシーの香りやクローブの香りが心地よい。無濾過での瓶詰めのため僅かに濁りや澱がある。このワインの抜栓は、2013年10月以降がお勧め。

地域 北海道/余市町/登地区
色/味わい
赤/ミディアム
品種 ピノノワール
12ケ月小樽熟成(古樽)
内容量 750ml
備考 生産本数2700本
虎屋リカー通販店より)




(*)仙丸酒店より購入。その後、あるこほりっく・あるまじろでも購入できて、ワインショップフジヰでの抽選にもあたってしまって、計3本購入できた。3885円
 
抜栓日:2013年7月8日
色合いはかなり薄めのルビー。全体的に濁った感じ。さほど還元的な香りはなく、もうのっけからフランボワーズ、ストロベリーの繊細な、素朴な、柔らかい香りが漂っていました。とてもフルーティーでフレッシュな香りで、気持ちが優しくなります。AssemblageやSans Soufre、Passetoutgrainに共通する素朴さがあります。例えて言うなら、大草原の小さな家のような感じ(笑)。味わいは、タンニンはマイルドで、気持ちのよい酸を感じ、ベリーの甘味がそのまま液体の中に溶けて詰まっているようなそんな味わいです。最近飲んだワインで言うと、ドミニク・ローランのACブルのようなニュアンスでしょうか。なんか、飲んでいて心が落ち着くというかそんな感じがしました。これ、うまいなぁ~。




ワイン会にて。
抜栓日:2013年9月26日
グラスはブルゴーニュタイプを使用。色は素朴なチェリーカラー。若干の濁りが有ります。香りは、さくらんぼ、イチゴ、梅の香り。程よい甘さがふわ~っと広がります。ほんと素朴な香り。味わいも、出汁が聞いていて、ベリーの味わいが広がり、素朴な酸がアクセントになっていて美味しい。
皆さんからも、「これはプリューレロックだ」という声が出ていました。
ソガさんのワイン、ほんとなんかホッとする。


Yoichi Nobori Passetoutgrain Takahiko Soga 2011

2013-04-19 00:00:00 | 日本
Yoichi Nobori Passetoutgrain Takahiko Soga 2011
Yoichi Nobori Passetoutgrain Takahiko Soga 2011
ヨイチ ノボリ シリーズ

ビオロジックで管理された自社農園のピノ・ノワールでワイン醸造ができるまでの間、登地区の他のヴィーュロンが栽培するワイン葡萄の品質の高さを、少しでも早く多くの方に知って頂きたいとのおもいから、この地区の葡萄のみを使用し、タカヒコが独自の思想をもって醸造したものがこのワインのシリーズです。
現在、2種類の赤ワインがリリースされておりますが、近々、白ワインもリリースする予定です。
このシリーズのラベルには、「Domaine Takahiko」と明記されておりません。
「Takahiko Soga 」と記載されています。
マークとなっている家紋は、「5・3の桐」を「5・3の葡萄」にアレンジしたものです。

ヨイチ・ノボリ パストゥグラン [2011] 【ドメーヌ・タカヒコ】

お奨めポイント
全種類がビオロジック(無農薬)
古き良き時代のフランス、その伝統を受け継いだ日本のワイナリー!
醸造家ではなく農家として、工業品ではなく農作物として、ワインの魅力を職人的に引き出す、家族経営の気鋭ワイナリーです。

コメント/データ
「ツヴァイ」は、力強い骨格とピノ・ノワールを思わせる香味を持ち、一方でガメイ種の様な華やかな香りを備え持つ品種。そんなガメイ種を主体とするブルゴーニュのパストゥグランをイメージして醸造したワイン。ツヴァイが持つブラックチェリーとピノ・ノワールが持つイチゴやクローブの香りの絶妙なバランスを楽しんで頂きたい。とかくツヴァイをボルドー系タイプで表現する造り手がいるが、私はあえて優しさとエロチックな臭さを魅力的に感じることが出来るワインを目指している。2010年に続き、2011年も気象条件が厳しい年であったが、その分、優しい口あたりと旨味を感じることができるワインに仕上がった。瓶詰直前におまじない程度の亜硫酸を初めて添加。そのショックが治まる今年の秋ごろまで抜栓を待つことをお勧めしたい。相変わらず無濾過のため、僅かに濁りがある。

地域 北海道/余市町/登地区
色/味わい
赤/ミディアム
品種 ツヴァイ65%、ピノノワール35%
12ケ月小樽熟成(古樽)
内容量 750ml 
備考 生産本数1600本
虎屋リカーショップより)




ドメーヌ・タカヒコ
ヨイチ ノボリ(余市 登)パストゥグラン2011

●「ツヴァイゲルトレーベの持つブラックチェリーと、ピノ・ノワールが持つイチゴやクローブの香りの絶妙なバランスを楽しんで欲しい」あるいは「ワタシは敢えて優しさとエッロチックな臭さを魅力的に感じることができるワインを目指している」・・・そんな2011年のパステュグランです。

●入荷数が少ないのでテイスティングはお預け・・・曽我さんのオススメは今年の秋以降、からです。

●2011年のパステュグラン・・生産量=入荷量が非常に少ないため、お一人様1本までの御注文とさせていただきます
●2010年物のコメント・・・・です、と言うか未だ飲めずに・・・↓
 2010年のパステュグランです。この年はツヴァイゲルトの収穫量が少なかったのでピノ・ノワールの比率が2009年のモノより高いとか・・2009年少しみられた還元的な要素は少なくツヴァイの厚みある果実味と、ピノ・ノワールのスパイシーさが調和した味わい」のようですが・・・12本のみの入荷なので取り敢えず試飲はお預けだな・・・・・。
●2009年物のコメント、曽我さんより、です↓
 「魅力的な果実味を持つ余市町登地区の「ツヴァイ(alar注:ツヴァイゲルトレーベ)」。ピノ・ノワールの特徴を持ちつつ力強い骨格もあり、一方でガメイの様な華やか香りと安定した栽培が期待できる品種。このワインは、ガメイ種を主体とするブルゴーニュのパストゥグランをイメージして醸造しました。除梗をせず、全房のまま、添加酵母を使用せず自然な発酵を促す方法で醸造しております。ツヴァイが持つブラックチェリーとピノ・ノワールが持つイチゴの香りの絶妙なバランスを是非、楽しんで下さい。
  2009年パストゥグランは、2008年ヴィンテージよりキュベゾーンを長くしました。そのため、色が濃く、優しさの中に力強さも表現されたワインとなっております。また、香りは非常にエロチックで複雑です。亜硫酸は、醸造中使用せず、瓶詰直前におまじない程度、添加しております。無濾過のため、僅かに濁りがあります。
 亜硫酸は醸造中使用せず、瓶詰直前におまじない程度、添加しております。無濾過のため、僅かに濁りがあります。
あるこほりっく・あるまじろより)



曽我さんのHPはこちら



仙丸酒店で購入。3675円。
抜栓日:2013年5月10日
コルク:蝋封でした。コルクにはなにも書いてありませんでした。
液漏れ:染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデル・ブルゴーニュタイプを使用。

色:濃いルビー。数滴紫を垂らした感じ。最初に注いだのは濁りがあまり感じられません。
エッジ:エッジまでしっかりと色づいていて、中心部は深い色合い。
脚:結構な脚がタラ~っと流れ落ちていきます。
ディスク:さほど厚くないです。

香り:第一印象はどんよりとした甘い香り。無花果、ザクロのような果実のかおり。娘さんは、「よくパンとかに入っている赤くてつぶつぶの果物の匂い」と言っていました。わかる、それ。まさにそんな感じ。そして時間が経つと甘いイチゴのような香りがほんのりと奥の方から感じられます。スワリングすると全体的にさわやかな香りになったというか、ちょっと可愛い田舎のお姉さんてきな感じかな?
2日目、土っぽい香りが出てきていますが、昨日のように果実の甘い香りもしっかりと残っています。
 
タンニン:渋さはなく、柔らかいタンニンが感じられます。
 
味:なかなか土っぽい印象と、木苺のようなフレッシュさが混ざった、なんとも言えない優しくも、芯のある味わいです。素直に、「あら?おいしい」と言っちゃいます。ツヴァイってそんなに飲んだことありませんが、軽いイメージがありますが、このへんがピノの存在感なんでしょうか、そこそこ複雑味もあり、ミネラリーなニュアンスもしっかりと感じます。適度な酸が甘さと相まっています。うちの奥さんは、「大草原の小さな家の、石鹸とか売っている雑貨屋さんの感じ」と表現しました。なかなか当たっていると思います。飲んでいて楽しい気分になるワインです。秋ころまで、とか書いてありましたが、全然今でもドンピシャでいけると思います。
さすがにアフタは長くありませんが、癖になるような余韻は感じられます。どこかアッサンブラージュに通じる味わいがあります。
2日目、やや酸が強くなるも味わいは殆ど変わりません。ベビーチーズとの相性がいいです


Kita Wine Pinot Noir Chitose Winary 2010

2013-04-18 00:00:00 | 日本
Kita Wine Pinot Noir Chitose Winary 2010
Kita Wine Pinot Noir Chitose Winary 2010
[2010] Kita Wine Pinot Noir -
北ワイン ピノ・ノワール - 千歳ワイナリー

■千歳ワイナリー

【 千歳ワイナリー 】
1988年創業、当初は、山梨県・中央葡萄酒の北海道部門で、地元の名産「ハスカッ プ」のワインを商品化していました(現在も)。その為、農協のお米倉庫の石蔵 を醸造所として使っています。
当時から余市の木村ヴィンヤードとのお互いの切磋琢磨により、ワインを造って いました。
三澤さんと木村さんのお互いの力により、現在の余市の評価があるのかもしれま せん。
現在は、中央葡萄酒から、独立した形で千歳ワイナリーとなり、北海道でしか産 出されない原料を使用したワインの醸造に一生懸命とりくんでいきます。
エチケットも一新されました。北海道のワインを代表しようとする心意気が 伝わるようなピュアな印象です。
木村さんのブドウ園から、素晴らしいピノ・ノワール、ケルナーから 北海道ならではの、ワインが生まれます。

 ミディアム・赤

1992年から醸造用ブドウの専業栽培家である木村忠氏と契約栽培を開始。 木村氏が垣根方式で栽培したピノノワールを使用しました。
マセレーション中の優しい抽出と10ヶ月の樽熟成により、ピノノワールの 持つ繊細で複雑な香りや風味を表現しています。
色合いは輝きのある淡めのルビーで、木いちごやアセロラの様な果実のアロマ やメントールなどハーブ香が清涼感を感じさせます。
HPより
アサヒヤワインセラーより)




北ワイン ピノノワール 2010 750ml【国産ワイン/北海道/北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー】

1992年から醸造用ブドウの専業栽培家である木村忠氏と契約栽培を開始。木村氏が垣根方式で栽培したピノノワールを使用しました。
マセレーション中の優しい抽出と10ヶ月の樽熟成により、ピノノワールの持つ繊細で複雑な香りや風味を表現しています。
色合いは輝きのある淡めのルビーで、木いちごやアセロラの様な果実のアロマやメントールなどハーブ香が清涼感を感じさせます。
滑らかな口当たり、優しいタンニンと溌剌として伸びやかな酸味が印象的な赤ワインです。
五銭やより)



千歳ワイナリーのホームページはこちら




仙丸酒店で購入。2800円。
ワイン会にて。
抜栓日:2013年9月27日
やや小さめのグラスでいただきました。
色はちょっと薄めのルビー。香りは高くありませんが、ベリー系の香り。
思いの外(失礼!)、酸が伸びやかでピノらしさが有ります。果実甘味はさほど強くなく飲みやすいワイン。


Cocoromi Series Pinot Noir Yoichi Kimura Farm Coco Farm 2011

2013-04-17 00:00:00 | 日本
Cocoromi Series Pinot Noir Yoichi Kimura Farm Coco Farm 2011
Cocoromi Series Pinot Noir Yoichi Kimura Farm Coco Farm 2011
[2011] Cocoromi Series Pinot Noir Yoichi Kimura Farm - COCO FARM & WINERY
こころみシリーズ ピノ・ノワール 余市 木村農園 - ココ・ファーム・ワイナリー

■ココ・ファーム・ワイナリー ニュー・リリース(数量限定)

【 COCO FARM & WINERY ココ・ファーム&ワイナリー 】

ご存知の方の多いですよね・・「こころみ学園」を主体に運営されているワイナ リーです。いろんな意味で重要なワイナリーの一つだと思います。
昨年、NZのクスダワインのお手伝いをして頂いた方たちが、醸造関係を担当して いるので、お邪魔して畑、内部の見学、ほとんどのワインを試飲させて頂きまし た。
足利のブドウだけではなく、北信、山梨、山形、北海度などから良いブドウが 入荷し、センスの良い醸造が行われていると思いました。

下記は、ココファームのHPからの抜粋です~
「1950年代、少年たちによって開かれた山の葡萄畑は、開墾以来、除草剤が 撒かれたことがありません。
この山の麓のココ・ファーム・ワイナリーは1980年に誕生し、2007年より100% 日本の葡萄からワインをつくっています。
葡萄をワインにする醗酵もすべて野生酵母(天然の自生酵母)によるもの。“こん なワインになりたい"という葡萄や酵母の声に耳を澄ませ、その持ち味を生かす ことはこころみ学園のワイン醸造場 ココ・ファーム・ワイナリーのワインづく りのあり方です。」

 ミディアム・赤
余市の木村農園の木村忠さんは二十数年も前からピノ・ノワールを栽培 しています。周りの農家が栽培の難しいこの品種をやめていくなか、 余市におけるこの品種の良さを信じて栽培し続けてきました。
経験豊富で勉強熱心な木村さんの栽培するピノは香り、うま味が強いです。
その素晴らしい葡萄の特徴を生かすためにシンプルに、丁寧に醸造しました。 日本で栽培される中で、最良なピノ・ノワールの一つです!
アサヒヤワインセラーより)




こころみシリーズ ピノ・ノワール 余市
Pinot Noir Yoichi
ココ・ファーム・ワイナリー
Coco Farm & Winery

日本の味わいを世界にアピールするクオリティの高いワイン!

ココ・ファーム・ワイナリーは、栃木県足利市にあるこころみ学園のワイン醸造所です。

1950年代、知的ハンディをもつ人たちによって、日当たりのよい南西斜面(なんとっ、勾配38°)の畑に葡萄の苗木が植えられました。そして1980年代、この急斜面の葡萄畑から実った葡萄からワイン造りが始まりました。

1989年には、カリフォルニアの名だたるワイナリーで腕を磨いたブルース・ガットラヴ氏が加わり、日本ワインの味わいを世界にアピールできる日本固有の品種を主体としたクオリティの高いワインを造りだしております。
自由な発想で・・・

ココ・ファーム・ワイナリーの特徴はその自由な発想です。

「足利はワイン産地として決して有名ではないので、あまり注目されていない。だから自由にいろいろできるのがいいところだね。」とブルース・ガットラヴ氏がおっしゃるように、やってみなけりゃ分からない的な開拓精神で新たな試みに挑戦し続けています。

2000年の沖縄サミットでは、ココ・ファーム・ワイナリーの発泡酒NOVOが使用される栄誉に輝き全国から注目されました。

そして、近年では、契約農家を増やし、地元栃木はもとより北海道、山形、長野、群馬、埼玉、そして山梨と全国のさまざまな産地の葡萄でワイン造りをしています。
こころみシリーズ ピノ・ノワール 余市

ココ・ファーム・ワイナリーの「こころみ」シリーズのケルナーです。

以下、ワイナリー資料から

“こころみシリーズ”は可能な限りベストなワインを造ろうという私たちの新しい試みです。
異なる畑の様々なブドウを使用したこの限定発売プログラム。この私たちの“試み”をぜひお試しください。

ピノ・ノワール、みんなの憧れ。
ワイン造りに携わる者はこの葡萄を栽培し、ワインにしてみたいと一度は思う品種です。
しかし、日本では本当に満足できる葡萄そしてワインができるのか?ずっと疑問でした。この葡萄に出会うまでは。
余市の木村農園の木村忠さんは二十数年も前からピノ・ノワールを栽培しています。周りの農家が栽培の難しいこの品種をやめていなか、余市におけるこの品種の良さを信じて栽培し続けてきました。
経験豊富で勉強熱心な木村さんの栽培するピノは香り、うま味が強いです。
その素晴らしい葡萄の特徴を生かすためにシンプルに、丁寧に醸造しました。

今までの疑問が解決しました。
日本のピノもいいですよ。

「フランボワーズ、イチゴ、さくらんぼなど赤い果実、シナモンのようなスパイス、ドライフルーツやドライハーブの香り。口当たりは、ラズベリー、ストロベリーなどとともに、スパイスやミントなど複雑だが、透明感とやわらかさもある。優しいタンニンと酸が溶け合って、透き通るような果実味を感じ、バランス良くまとまっている。やわらかな渋みが余韻に心地よく残る」
merlot.jpより)




ココファーム・ワイナリーのホームページはこちら




仙丸酒店より購入。2800円。
ワイン会にて。
グラスはブルゴーニュタイプを使用。色は、ソガさんのワインと同じ色合い。香りのベリーの甘さの工合なんて、かなり似ていて、やっぱり同系列の葡萄で、同系列の作り方なんだな~と思いました。味わいもなかなか似ていますが、ソガさんのに感じる素朴さが弱いと思いました。でもベクトルが同じ方向を向いています。
ソガさんやココファームのピノが、日本のピノ・ノワールの一つの方向性なんじゃないかと思います。


Vougeot 1er Cru Les Petits Vougeot Vieille Vigne Domaine Fourrier 2008

2013-04-16 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Vougeot 1er Cru Les Petits Vougeot Vieille Vigne Domaine Fourrier 2008
Vougeot 1er Cru Les Petits Vougeot Vieille Vigne Domaine Fourrier 2008
ドメーヌ・フーリエ ~2008年

<ワイナリーの歴史>
現在の当主は71年生まれの若き情熱家ジャン=マリー・フーリエ氏。5代目にあたります。
3代目がピジャージュ中に事故死したあと、4代目のジャン=クロード氏は67年、14歳の若さで大叔父フェルナン=ペルノ氏の手助けのもとワイン造りを始めました。
当時のドメーヌ名はペルノ=フーリエ。
81年にペルノ氏が死去し、ドメーヌは「ジャン=クロード・フーリエ」と改称。
ジャン=クロード氏は「醸造するには早いうちからたくさん経験を積むのがいい」と、94年に50歳の若さで引退し、息子のジャン=マリー氏が当主となった今は「ドメーヌ・フーリエ」という看板を掲げています。

<特 徴>
23歳までに学校、アンリ・ジャイエ、父、ドメーヌ・ドルーアン(米国)と、ワイン造りを学びましたが「その誰の真似でもない、自分だけのワイン造り、哲学がある」とこだわりを持っています。
テロワールと高貴な葡萄品種ピノ・ノワールの純正さを表現することに努め、自ら「テロワリスト」(テロワール至上主義者の造語)と名乗り、醸造にテクニックを求めず、自然を支配することを好みません。
高度な技術に頼らず自然に任せていた20世紀初頭のヴィニュロンの流儀を再現を目指しています。

<ワイン造り>
リュット・レゾネで栽培され、霜や雹の被害にあわないときでやっと40hl/haに達するという低収量を守っています。選果台を使用せず樹上での選別に力を入れ、100%除梗し半分だけ破砕しています。
人工的な低温浸漬はせず、朝の収穫時の温度で浸漬され、自然に任せて醗酵。空圧式プレス機で圧搾し、24時間静置してデブルバージュ。新樽比率は、グラン・クリュでも村名でも、20%しか使用しません。
18ヶ月の熟成中、澱引きは行われず、清澄もフィルターも一切行われていません。

本拠地  : ジュヴレイ・シャンベルタン村
代表者  : ジャン=マリー・フーリエ
生産量  : 約50,000本
所有畑  : 計9ha
グリオット・シャンベルタン 0.6ha 樹齢74年
ジュヴレイ・シャンベルタン クロ・サン・ジャック 0.89ha 樹齢92年
他、ジュヴレイ・シャンベルタン村、モレ・サン・ドニ村、シャンボール・ミュジニ村などに所有。

2005年よりロウキャップです。ボトルによっては多少ロウが欠けているものもあります。
また、ラベルの貼り方が下手で、多少しわになっているボトルもあります。
ご了承の程どうぞよりしくお願い致します。

ヴージョ 1erCru『レ・プティ・ヴージョ』VV[2008]フーリエ
≪パーカーポイント 90点≫
割田屋より)




哲学者?詩人?
純粋主義者が造る
素晴らしいブルゴーニュ!

一部の人の楽しみで終わってしまうほど、日本への入荷もままならないので、ご存知無い方もいらっしゃるかもしれませんが、このまま知らずにいるのは、勿体無いと思います。
かと言って、さほど数がご用意出来ないのが、本当に悩ましいというのも、正直なところ。
それが、1971年生まれの、ジャン・マリー・フーリエ氏が手掛ける、ドメーヌ・フーリエ。
一級と特級が、所有面積の70%を占めるという、恵まれた環境にあるフーリエ。
ジャン・マリー氏は、ボーヌのワイン学校を卒業後、ブルゴーニュ大学の醸造講座に通い、その後、アンリ・ジャイエ、父、オレゴンのジョセフ・ドルーアンの元での修行を経て、若干23歳の若さでドメーヌを継承しました。
『その誰でもない、自分だけのワイン造り、哲学がある。』
ジャン・マリー氏のその言葉に、嘘が無い事は、彼のワインが、証明しています。

【ワイン雑誌のコメント】
ジャン・マリー・フーリエは、とことん純粋主義者だった。
良いワインを造るための労力はいとわない。また、商業主義を嫌い、自分がやるべきこと、造るべきワインのスタイルを第一に考えている。
(『リアル・ワイン・ガイド誌』21号より抜粋)

ブルゴーニュ・ワインの権威、クライヴ・コーツ氏が2008年に、英国の『デキャンター誌』で発表した…
『ブルゴーニュの新星とスーパー・スター』
という特集で、『ルフレーヴ』や、『アンヌ・グロ』などが選ばれた三ッ星に次ぐ、二ツ星ドメーヌとして、堂々、選ばれるほどの実力!
更に、ロバート・パーカー氏にも高い評価を受ける彼のワインは、日本だけでなく、世界的に引っ張りだこなのですが、これほどの世界的注目を浴びながら、『純粋主義者』で居続けるジャン・マリー・フーリエ。
そんなフーリエ氏に、どうしても会ってみたくなり、遂に、ドメーヌを訪問する機会を得ました!
当日出迎えてくれたフーリエ氏。見るからに温和そうな顔立ちと、柔らかな話しぶり、会話の節々には、経験の豊富さ、聡明さが伺え、まるで、哲学者か詩人ような空気を放っています。
ワインの酸化の話に触れた際は、化学式から始まり、コルクから保存に至るまでを語るその思いには、造り手としてだけでなく、いかに、飲み手に美味しく飲んでもらうかまでに気を配るその姿勢が伺えます。

【思い】
『畑での仕事を誠実に行う事で、ワインの出来は良くなる。良い植物学者になれば、良いワインが出来るんだ。』
そう言いながらも、美しく整えられた清潔なセラーにも、彼の仕事の丁寧さが随所に感じられます。
一部の樽の表面に、蝋を塗り、酸化熟成の違いを見たり、通常より小さな樽で仕込む試みを行ったり、今の素晴らしい出来にも甘んじない、より良い物への拘りが伺えます。
訪問時、暫く不順な天候が続いた後、久しぶりに訪れた、昨日の晴天に…
『昨日、ワイン雑誌の取材が入っていたんだけど、どうしても畑に出る必要があったから、妻に取材を任せて、僕は畑に出た。申し訳なかったけど。』
世にも高い評価を受けるこの目の前の人の、ただ純粋に、ワインの事を考えつつ、決して奢らないその人柄に、今一度、彼のワインの純粋さは、彼そのものなんだと実感しました。
フーリエのワインは、ジャン・マリー・フーリエ氏本人の人柄と同じく、純粋で、人の心を打つ、素晴らしいワインであるという事。
ジャーナリストも、飲み手も、彼のワインを愛する人誰もが行き着くその答え。
訪問で見聞きしたそのひとつひとつは、フーリエ氏のワインが、何故、人の心を動かすのかを物語っていました。

今回の訪問で、最も印象的だったのは…
【お人柄を感じる話】
『98点の取れるワインではなく、1日目に美味しくて飲みきってしまい、2日目にもまた、同じそのワインを飲みたくなるようなワインを造りたい。
美味しいワインを見つけるなら、そのワインを街に並べて、一般の人に飲んでもらえば良いのさ。
ボトルが真っ先に空になったワイン、それが、一番なんだから。』
と、いう言葉です。
皆さんも、ジャン・マリー・フーリエ氏の人柄を感じて頂けるのではないでしょうか。
世界各地で、メディアに取り上げられるフーリエですが、畑で、そして、セラーでの細やかな配慮ある仕事を、ひたすら真面目に行うフーリエ氏に見えているのは、ただひたすら、彼のワインを愛し、飲んでくれる人の笑顔だけなのです。
そんなフーリエのワイン、初リリースも含め、入荷しました。
1人でも多くのお客様に、フーリエの人柄と、ワインの美味しさを感じてもらえたら嬉しいです。

ヴージョ1級レ・プティ・ヴージョ[2008]
ドメーヌ・フーリエ(赤ワイン)

遂に、初入荷!
綺羅星のような生産者の多い、ブルゴーニュ。
中でも、近年、急速に注目を集め、入手難度が毎年上がっている造り手と言えば?
そう、フーリエです!
1級畑と特級畑が、所有面積の70%を占めるという、恵まれた環境にあるフーリエ。
現当主、ジャン・マリー氏は、ボーヌのワイン学校を卒業後、ブルゴーニュ大学の醸造講座に通い、その後、アンリ・ジャイエ、父、オレゴンのジョセフ・ドルーアンの元での修行を経て、若干23歳の若さでドメーヌを継承しました。
『その誰でもない、自分だけのワイン造り、哲学がある。』
ジャン・マリー氏のその言葉に、嘘が無い事は、彼のワインが、証明しています。
2008年にドメーヌを訪問した際に伺った、ジャン・マリー氏の話、オーラは、今まで会った造り手の中でも、屈指の『何か』を感じさせるものを放っていました。
そんなフーリエは、今や、メキメキと頭角を現し、スター街道まっしぐら!
嬉しい半面、年々入手難度が上がっています…(汗)
毎年、発売前に、お客様から…
『いつ発売ですか?』
と、聞かれるほどに、彼のワインを心待ちにしている方が、多いのです!
彼は、今後もきっと、その存在感をもっと高めていくはず。
そんなフーリエの2008年物が、遂に入荷です!
いずれも、数が限られていますが、手に入れる価値は大です。
タカムラより)



(+)割田屋より購入。6980円。


農民ロッソ Coco Farm and Winery 2011

2013-04-15 00:00:00 | 日本
農民ロッソ Coco Farm and Winery 2011
農民ロッソ Coco Farm and Winery 2011
ココ・ファーム・ワイナリー 農民ロッソ 2011
Coco Farm & Winery Noumin Rosso 2011

日本 栃木県 赤 ミディアムボディ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロ34%、ブラック・クィーン4%、ノートン3%、その他7%
ココ・ファーム・ワイナリーは、知的ハンディを持つ人達の暮らす「こころみ学園」のワイン。1950年代に山の斜面を開墾してブドウを植え、1980年代からワイン造りを始めました。
農民ロッソは、山形県上山、栃木県大平町、栃木県足利、長野県高山村、山梨県勝沼、埼玉県熊谷、群馬県赤城の優れた栽培農家のブドウに出会ったことがきっかけで生まれたワインです。ボルドーでもイタリアでもなく、「果実味と希望に満ち溢れた日本の赤ワイン」となっています。
香りは赤い果実にハーブ、白胡椒などのスパイス。フレッシュで果実味豊かな味わい。チャーミングな酸味と樽の香りがワインに複雑味を与えています。
(アルコール度数:11.5%)
(カーヴ・ド・リラックスより)



[2011] - COCO FARM & WINERY
農民ロッソ - ココ・ファーム&ワイナリー

■ココ・ファーム・ワイナリー ニュー・リリース(数量限定)

【 COCO FARM & WINERY ココ・ファーム&ワイナリー 】

ご存知の方の多いですよね・・「こころみ学園」を主体に運営されているワイナ リーです。いろんな意味で重要なワイナリーの一つだと思います。
昨年、NZのクスダワインのお手伝いをして頂いた方たちが、醸造関係を担当して いるので、お邪魔して畑、内部の見学、ほとんどのワインを試飲させて頂きまし た。
足利のブドウだけではなく、北信、山梨、山形、北海度などから良いブドウが 入荷し、センスの良い醸造が行われていると思いました。

下記は、ココファームのHPからの抜粋です~
「1950年代、少年たちによって開かれた山の葡萄畑は、開墾以来、除草剤が 撒かれたことがありません。
この山の麓のココ・ファーム・ワイナリーは1980年に誕生し、2007年より100% 日本の葡萄からワインをつくっています。
葡萄をワインにする醗酵もすべて野生酵母(天然の自生酵母)によるもの。“こん なワインになりたい"という葡萄や酵母の声に耳を澄ませ、その持ち味を生かす ことはこころみ学園のワイン醸造場 ココ・ファーム・ワイナリーのワインづく りのあり方です。」

カベルネ・ソーヴィニョンやメルロの果実味とストラクチャー、ノートンの引き締まるような酸、樽熟の甘い香り! 
このワインはボルドーでもイタリア(ロッソとはイタリア語で赤のことですが)でもありません。果実味と希望に溢れた日本の赤ワインです。
アサヒヤワインセラーより)




◆栃木の山の中で生まれる素晴らしいワイン  
 ココファームワイナリー
   COCO FARM & WINERY

「特殊学級を卒業した子どもたちの二割は社会で仕事に就けない。彼らと一緒にここで働きながら暮らしたら楽しいだろうなって考えたんです」
   『こころみ学園』園長川田昇氏の言葉

川田氏は私財をなげうって栃木県足利市の山の斜面に葡萄畑を開墾。
以後50年以上にわたり、園生達の労働の喜びとともにこころみ学園は生きているのです。
1980年には収穫したブドウを活用するためにワイナリーを設立。
現在では日本トップクラスの実力を有するワイナリーに成長しました。

その根底にあるのは

 『やってんべえ』精神だと言います。

栃木弁で『やってんべぇ』は『やってみよう』という意味。
とにかくトライすることを大切にする姿勢。
『こころみ学園』という名前にもその精神は表れています。
ココファームワイナリーでは現在もさまざまな試行錯誤を重ね、他にはない独創的なワインなどもつくり出されています。

2000年沖縄サミット晩餐会の乾杯酒にココファームワイナリーの『のぼ』が使用され、その実力の高さが世界中に知れわたりました。
現在もマスコミに取り上げられることの非常に多いココファーム。
以前は知的障害者の施設で造るワインとして紹介されることが多かったのですが、現在はワインの実力を評価する記事が多くなり、ワイン専門誌でも高く評価されています。

ワイナリーの目の前にある自社畑は斜度40度近い急斜面。
除草剤を使用しないため通常の畑より作業量ははるかに多くなりますが、園生達はその急斜面の畑の草を刈り、鳥を追い払い、ブドウを育てているのです。

ココファームワイナリーでは、ブドウ本来の味わいを最大限に引き出すため、自然なワイン造りをしています。
一般的な乾燥酵母(培養酵母)は使用せず野生酵母(ブドウに付着している天然の自生酵母)により醗酵しています。(スパークリングワイン『のぼ』の二次醗酵のみ専用の乾燥天然酵母を使用)
また、葡萄本来の風味を生かすために、清澄や濾過を極力ひかえています。
酸化防止剤の使用も一般的なワインよりかなり少なく、場合によっては無添加でリリースされることもあります。
これだけの規模でありながら全量野生酵母発酵をしているのは国内ではココファームワイナリーだけです。
それができるのは、園生達が収穫された葡萄一房づつ手に取り、状態の良くない実を一粒づつハサミで切り取る気の遠くなるような地道な作業をしているからです。

◆新ヴィンテージ! 日本/赤ワイン/ミディアムボディ/750ml
農民ロッソ[2011] 足利ココファームワイナリー

日本/赤/ミディアムボディ 750ml

この2011年の農民ロッソは、
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、ブラッククイーン、ノートン等のブレンド。
2011年はカベルネが52%ブレンドされています。
毎年ブレンドされる品種や比率が変わりますが、そのヴィンテージの最良のバランスを表現するためです。

発酵は、培養酵母ではなくブドウに由来する野生酵母による発酵。
(野生酵母の発酵は大きなリスクを伴うため、通常は培養酵母による醸造が多いのですが、ココファームでは野生酵母による発酵に力を入れています)
オークのタンクと一部ステンレスタンクで10月熟成。
以前のヴィンテージより樽熟成の期間が短くなり、より葡萄のもつやさしさと自然な旨みを表現するワインになりました。

色はルビーとガーネットの間。
香りはクランベリーやラズベリーなどの果実と、フレッシュハーブや白胡椒のような香り。口当たりはライトかつスムースで、果実味のふくらみがじわりと広がります。赤系&黒系のフルーツとスパイスの味わいに、やさしいくきれいな果実味の旨みが広がり、オークの大きな樽熟成による穏やかな樽の風味がバランス良く調和して余韻までしなやかな味わいが続きます。
複数品種のブレンドによる奥深い味わいもポイントです。
一口目のインパクトを求めるワインではありませんが、そのやさしくひろがる味わいはどこかフランスの自然派ワインを思わせます。

『読売家庭版・ヨミー』で巻頭ページに、この『農民ロッソ』が写真付きで大きく掲載されました。
シーザーワインカンパニーより)




2011 ココ・ファーム・ワイナリー 2011 ココ・ファーム・ワイナリー ココ・ファーム・ワイナリー
農民ロッソ
ボルドーは王様です。
これは疑いのないことです。ボルドーは凝縮感のある見事なワインを作り出す‘本場’と言ってもよいでしょう。その名はフル・ボディの力強い赤ワイン、高級、血統の代名詞ともなっています。その場所は起伏のある農場、綺麗に手入れされた庭、壮大なシャトー・・・
そんなボルドーのような王様に誰もがなりたいと思っています。人々はボルドーのようなワインをつくりたいがために、カベルネ・ソーヴィニョンやメルロといったボルドー品種を、国境を越え、遠く離れた自分の畑に移植し始めました。日本はその点では新入りなので、長い時間と経験が必要です。しかし、その経験を積むためつくられてきた日本のワインの多くが、ボルドーとは似つかない、味のないものでした。
私たちはそのボルドーの誘惑に負けませんでした。日本ではボルドー品種がいたる所で育てられていたので、作ろうと思えば作れたかもしれません。作る機会はいくらでもありました。しかし、なぜつくろうとしなかったのか。それは、良い葡萄に出会えなかったからです。よい葡萄だと聞いて実際畑に行ってみると、いつも不満が残りました。ほとんどの葡萄は味が単純で果実味やストラクチャーに欠けていました。
しかし、優れた栽培農家の葡萄に出会った時、チャンスを逃がしていたことに気づきました。私たちが好む日本のワインを生み出せる畑がそこにはあり、そしてその畑でつくられた葡萄を手に入れることができたのです。
結果は・・・? ぜひ、飲んでみてください。カベルネやメルロの果実味、ストラクチャー、樽熟の甘い香り・・・“ロッソ”はイタリア語で“赤”の意味ですが、このワインはボルドーやイタリアではありません。
果実味と希望に満ち溢れた日本の赤ワインです。
テクニカル・データ
品種: カベルネ・ソーヴィニョン 52% メルロ34 % ブラッククィーン 4%
ノートン 3% その他 7%
畑:. 長野県安曇野(BQ) 長野県松本(CF) 長野県高山村(CS,MER) 山形県上山(CS,MER) 山梨県
勝沼(KOS,MBA,) 栃木県大平下(MBA)
北海道乙部(MER) 栃木県足利(NOR) 群馬県赤城(NOR)
収穫: 2011/9/19,23,30, 10/5,9,10,14,21,26,28 11/5,6,7
醗酵: 完熟した葡萄をココ・ファーム・ワイナリーで選果して、より良い房のみを除梗しステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、ルモンタージュしながら 2週間から3週間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け、オークタンク、一部はステンレスタンクに移しマロラクティック醗酵を促す。
熟成:
瓶詰:
オークタンク、ステンレスタンクで 10ヶ月熟成。
瓶詰日: 2012/6/13,14,15,27,28,29 本数: 51,228本 (750ml) 10,037 本(375ml)
アルコール:11.5% 酸度: 0.57g./100 ml. 残糖: 0.195%
このワインについて
テイスティング・コメント:
色はガーネット。香りはクランベリー、ラズベリー、フレッシュハーブ、白胡椒、ローズヒップ。口当たりはライトで果実味豊かな印象。赤いフルーツとスパイスを感じ、程よい酸味と樽の風味が、このやさしいワインに、しなやかさと複雑味をあたえている。
料理との相性: 程よくコクのある料理:小羊の香草焼き、鴨のグリル、ローストポーク、焼鳥(たれ)、ミートソースのパスタ、トマトと茄子のチーズグラタン、ピザ、ハンバーグ。
飲み頃: 今から 2015年頃まで:熟成によって、よりなめらかで複雑なワインとなるでしょう。
(ココファームのホームページより)


仙丸酒店より購入。1800円。
仙丸酒店より購入。1800円。
抜栓日:2013年4月14日
コルク:おそらくココ・ファームの汎用コルク。ちょっと短め。
液漏れ:液漏れなし。
グラス:オープンナップ・ユニバーサルテイスティング40タイプを使用。

色:比較的濃い目のパープルルビー。とても儚い感じの色合いです。
脚:粘調度はさほどないようです。
ディスク:ちょっとばかり厚みあるかな?と言った感じ。

香り:最初、ちょっとばかり還元的な香りがしました。しかし数十分で消えて行きました。若干バニラのようなちょっと甘ったるい感じの香りと、山葡萄のような酸を感じる香りがします。娘さんは「タジン鍋の白菜の匂い」と言っていました。そういった野菜系の香りもします。とても素朴な優しい香り。なんとなくホッとする感じです。
 
タンニン:歯茎にはしっかりとしたタンニンを感じますが、マイルドで渋さとしてはあまり気になりません。
 
味:柔らかいが、しっかりとした酸を感じます。全体的に味わいもかなり素朴な優しい味わい。複雑さはありませんが、なかなかミネラリーで、後口に若干の鉄分を感じます。アフタは弱いものの、田舎を連想させるような味わい。タジン鍋(豚バラ、白菜、水菜、じゃがいも)と合わせてみたが、これはマリアージュバッチリでした。なんと、チーズふりかけ(Kraftから出ているんです)をかけたご飯との相性も良かったです。なかなか飲みやすいライト~ミディアムボディーのワインです。


クレマチス 橙 四恩醸造 2011

2013-04-14 00:00:00 | 日本
クレマチス 橙 2011
クレマチス 橙 2011 Part1
クレマチス 橙
Clematis Orange
四恩醸造
Shion Winery

自然体でとっても自由・・・無限に広がる可能性

四恩醸造は、2007年に山梨県牧丘に設立されたワイナリーです。

栽培と醸造をたった一人で取り仕切る小林剛士さんのワインは、自然体でとっても自由・・・無限に広がる可能性をもつ山梨のワインです。

「日本の日常の食卓を意識してワイン造りをしたら、こんなワインたちになりました。」
クレマチス(橙)

四恩醸造の中でも特にファンの多いクレマチス(橙)です。
2012年がいよいよリリースです。
お一人様2本まででお願い申し上げます。

やや褐色気味の山吹色。最初リンゴのフジに代表されるような酸化的な香りに支配されているのですが、奥からはアプリコットやカリンなどの厚めのオイリーな果実香がします。メロン・バナナ・マンゴーのトロピカル系にも感じます。口中に入れると結構溌剌とした炭酸ガスに胡桃のようなややこもった香りに加えてアップル系の果実が残ります。ベイリーフとかアニスとかスパイス系が多い感じです。アフターフレーバーも胡桃とベイリーフのような感じで、余韻は短めですね。
ちょっと今年の泡は多めの印象です。細かい割に大きな気泡も感じられ、ちょっと発泡性が強めな印象です。また、今年は果実香が少なくスパイス系の要素が強く全体的にドライな酸化傾向です。舌の乾きが早い分、やや油分をもった食事が食べたい気分です。豚や鳥のた れ系はいい感じですね。根菜とか入ったメンテとかもいい感じです。なんだか完全に庶民の食事で、ガード下が似合そうです。現在はそんな印象です。(以前飲んだ時とちょっと大きな差を感じるのでボトル差の可能性も感じられます)
2012年10月中旬に収穫しました。約1週間のスキンコンタクト期間を経て自然発酵し醸し発酵を行いました。その後、プレスをかけ一部樽発酵を行い、瓶内での後発酵を行い熟成しま した。亜硫酸はどの場所でも加えませんでした。
1500mlは大きいので圧力が足らず、澱を目的通り除去ができませんでした。発泡性もフルボトルに比べ弱く、澱の量も多いので、品質としてはちょっと違う印象です。
追伸:今年は元気で開栓後10秒持たずに泡があがってくるので置きおつけください。(一杯分とってしまうことが一番簡単な解決方法です。)

以下、2011年ヴィンテージのワイナリー情報です。

やや煉瓦色を伴った橙色。最初にややアルコール感を感じます。トップの香りはシナモン・八角のようなスパイス系が多くを占め、フジリンゴの果実感にバナナにマンゴーといったパッション系フルーツも見えます。口中でもシナモン・八角に加えアニス系のスパイス系の香りが多く、バナナやマンゴーのやや重厚感のある果実の香りも体温とともに舞い上がります。舌の上で広がる軽めの炭酸がスパイスや重厚感のある香りにも台頭にぶつかりあい、刺激によって調和がとられているような感覚です。アフターフレーバーにはヘーゼルナッツや胡桃のような香りが強く感じられ、舌に残る余韻はやはりトップの印象と同じスパイス系とパッション系となります。
かなり細かい印象の発泡性ワイン。また、今までの甲州種と違う印象をもたれると思います。スパイスを感じる香り・味わいに肉から野菜まであらゆるジャンルをカバーしてくれるのではないでしょうか?どちらかというと室外の華やかなイメージよりも室内のしっとりたした雰囲気に合いそうな気がしています。コップでもグラスでもどうぞ。
2011年10月中旬に収穫しました。約1週間のスキンコンタクト期間を経て自然発酵し醸し発酵を行いました。その後、プレスをかけ一部を約3週間の樽発酵を行い、瓶内での後発酵を行い熟成しました。亜硫酸はどの場所でも加えませんでした。 1500mlは大きいので圧力が足らず、澱を目的通り除去ができませんでした。発泡性もフルボトルに比べ弱く、澱の量も多いので、品質としてはちょっと違う印象です。

以下、2009年ヴィンテージのワイナリー情報です。

「山吹色にほのかな朱色がかかった色合いです。炭酸は穏やかに上がります。ライムからグレープフルーツまで様々な柑橘系の香りがたち、炭酸と相まってフジりんごのすりおろしのような柔らかさを感じます。ドライマンゴーの奥まった甘みと香りにクローブのようなスパイスが漂います。余韻に残るクリーミーな舌触りがきめ細やかなアイスクリームを連想させます。口あたりに冷涼感を感じる12~15℃くらいが香りも感じておもしろいかなと個人的に思います。前菜よりも魚料理や淡白な肉料理との相性が良いような気がしています。豚の生姜焼きとかもいける気がします。外でBBQして、肉からシーフードまでがつがつ楽しんでほしいですね。」

10月以降の塩山の甲州種を3日程度の短めにスキンコンタクトしました。12月に瓶内2次発酵を促しましたがあまり行われず、翌年の4月から再び2次発酵し、現在の微発砲の形態となりました。
合計16ヵ月間の瓶内貯蔵期間を経て澱を抜き、そのまま同じワインで補酒して完成しました。
亜硫酸の入れるタイミングはありませんでした。

以下、以前リリースされたワイナリー情報です。
2009年を飛び越えて(!?)2010年のリリースです。
2010年は、かなりしっかりとした炭酸ガスがあり、発泡が強いです。味わい、風味は四恩節炸裂です。

以下は、以前のヴィンテージの情報です。
淡いオレンジ色、ややピンクのニュアンスもあります。これはボトル表記も白でなく橙なわけですね。
やや濁りもみられますが、これは旨み成分の源です。

爽やかなレモンキャンディやアセロラの香り、甘いカリンや白桃、鉱物的なミネラル感も感じられます。
とても爽やかに喉元を流れていく優しい味わいで、果実味と酸味、旨味がうまくバランスしております。
いちおー発砲性ですが、とても繊細な泡です。これは旨いです。う~ん、クセになる味わい。
ワインというジャンルに縛られない個性的な味わいです。
まだの人はぜひ一度味わっていただきたいです。おすすめです。
Merlot.jpより)




シオン クレマチス 橙  2011 750ml
ややオレンジがかった橙色の辛口スパークリングワイン

甲州市塩山で、広瀬賢三さんが栽培した甲州ぶどうと、甲州市勝沼町で武藤さんが栽培した甲州ぶどうを使用。
ややレンガ色のニュアンスが感じられる橙色の色調が特徴的。
始めに、シナモン、八角のようなスパイス系の香りがし、続いて、リンゴの香りに、パッションフルーツ、バナナなどの南の果実の香りが重なり、アフターにナッツやクルミなどの香りも感じられ、余韻では、再びスパイス系が感じられる。
シャンパン製法(瓶内二次発酵)で醸造した発泡酒です。発酵時に発生する炭酸ガスが溶け込んでいますので、細かい泡立ちが楽しめます。
亜硫酸はどの時点でも添加してありませんので、お早めにお召し上がり下さい。
(辛口)

約2500本限定醸造。
リカーショップながさわより)



クレマチス 橙 2011 Part2




仙丸酒店で購入。1780円。
抜栓日:2013年4月13日
コルク:王冠
液漏れ:なし
グラス:リーデルのフルートタイプを使用
色:オレンジ。濁りあり。
泡立ち:瓶は開けてすぐにものすごい泡立ち。なんとか泡溢れさせずに栓を抜いた。グラスに注ぐと結構激しい泡立ち。しかしもう一方のグラスは全然泡立っていなかった。なぜ?
 
香り:ほのかなさんの強いりんごの香り。とても優しい香り。香り自体はそんなに強くはない。
 
味:とにかく、とても素直で素朴な味わい。りんご、白ぶどうの味わい。後口に苦味のようなちょっとしたアクセントあり。とても飲み口がよい。手巻き寿司と合わせたが、お刺身でも、刺身が生臭くならずとてもよいマリアージュ。ミネラル感とかそういう感じはあまりしない。でもどんどん飲めてしまう。しかもアルコール度数12.5%なので結構酔っ払う。この値段でこれなら、とってもいい。


Nuits St George Les Plateaux Mongeard Mugneret 2009

2013-04-13 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Nuits St George Les Plateaux Mongeard Mugneret 2009
Nuits St George Les Plateaux Mongeard Mugneret 2009
モンジャール・ミュニュレ。
ブルゴーニュ愛好家の皆様には、MM(エムエム)の呼び名でお馴染みのドメーヌですね。
フィネスたっぷりですが、マスキュランでもある実に質実剛健なブルゴーニュを造る銘ドメーヌです。
ワインピークスより)



MONGEARD-MUGNERET
モンジャール ミュニュレ

所在地 FRANCE BOURGOGNE VOSNE-ROMANEE
ヴォーヌ=ロマネを中心に高い人気を誇る、老舗ドメーヌ

現在のヴァンサン・モンジャールで8代目となる家系は、18世紀末以降代々ヴォーヌ=ロマネの村に拠を置き、ワイン生産に従事してきた。所有する地所は30ヘクタールと規模が大きく、4つのグラン・クリュに8つのプルミエ・クリュを擁し、本拠地ヴォーヌ以外にも区画は広がっていて、その総数は30銘柄を超える。 ドメーヌはヴァンサンの祖父ウジェーヌにより1920年代に設立されたが、名称のミュニュレは、ウジェーヌの伴侶が同じヴォーヌ=ロマネの高評価ドメーヌ、ジョルジュ・ミュニュレ=ジブールの出身ためで、亡くなった先代のジョルジュとヴァンサンの父ジャンはいとこ同士にあたる。ジャンは、コート・ドールの栽培家組合のトップやBIVBの要職を長年務め、その容貌と相俟って生み出すワインは力強さに溢れたものだったが、ヴァンサンがドメーヌを率いるようになってからは、フィネスを増した。またジャンの時代はワインをつくり上げるという印象が強かったドメーヌも、ヴァンサンになってからは畑での作業を重視し、環境に配慮したリュット・レゾネを1990年代初頭から推し進めてきた。
樹齢は、エシェゾーのヴィエーユ・ヴィーニュで70年以上、他のグラン・クリュも50年ほどでヴィエーユ・ヴィーニュといっていい古さ。コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌにわたるプルミエ・クリュ、ヴィラージュも30年から50年と、こちらも安定した樹齢となっている。
ぶどうはヴァンダンジュ・ヴェールトを付し、収穫時の厳しいトリで健全な果実をしっかりと選別。基本的に100パーセント除梗するが、リシュブールなどのグラン・クリュでは果梗も用い、数日間の低温のマセラシオンの後、開放のイノックスおよびベトンでのアルコール発酵となる。その際、果汁の移動はグラヴィティー・フローと、余計な負荷はかけずにおこなっている。新樽はグラン・クリュにはほぼ100パーセントの割合で用い、プルミエ・クリュに3割から4割、ヴィラージュで1割から3割前後という比率。これらの樽はヴァンサン自ら樽材を買い付け、ドメーヌで3年間と通常より長く乾燥させてからトネリエに組んでもらう。そして18ヵ月から22ヵ月間の熟成を経て瓶詰め。
出来上がるワインは、透明感のあるほどよい色調のバランスのとれたもので、当然ミレジメ、アペラシオンで異なる仕上がりだが、このドメーヌの特徴でもある、若いうちからある種の複雑で練れた風味を感じさせるうまみ十分な赤。そのためリリースされてすぐでも高い満足度で愉しめるものの、当然熟成も利く。
フラッグシップのリシュブールはその華やかにおいてはグラン・クリュでも群を抜く存在。続くグラン・エシェゾーはDRCに次ぎ1.3ヘクタールと、このアペラシオンで2番目の広さを所有。クロ・ド・ヴジョーは、シャトー斜め下のリュー=ディ、シウールとヴォーヌ寄り上部のグラン・モーペルテュイという素晴らしい立地のアサンブラージュから生まれる。プルミエ・クリュのニュイのブドはヴォーヌのマルコンソールに接する区画だが、プレモー側に位置するレ・サン=ジョルジュと並ぶ、ニュイで最上のクリマ。その立地からもワインはヴォーヌ=ロマネの雰囲気を纏い、ドメーヌでトップのプルミエ・クリュに仕上がる。
コート・ド・ニュイ北部のジュヴレ=シャンベルタンを始め、その後もシャンボル=ミュジニーなど、コート・ドールの代表的なアペラシオンを収め、2005年のミレジメからはペルナン=ヴェルジュレスのプルミエ・クリュ、レ・ヴェジュレス、さらにマルサネ・クロ・デュ・ロワ――白の区画で、村としてはシュノーヴになる――も加わり、その勢いのほどが窺える、ドメーヌ・モンジャール=ミュニュレである。
ラック・コーポレーションより)


こちらのモンジャール・ミュニュレのワインはこここここここちらも御覧ください。




(+)ワインピークスより購入。4810円。


Nuits St George Le Clos des Corvees Domaine Prieure Roch 1999

2013-04-12 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Nuits St George Le Clos des Corvees Domaine Prieure Roch 1999
Nuits St George Le Clos des Corvees Domaine Prieure Roch 1999
ドメーヌ・プリューレ・ロック
Domaine Prieure Roch

当主のアンリ・フレデリック・ロックは言わずと知れたドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者の一人だ。母親がルロワ家の生まれで兄の突然の死もあり、おそらく期せずして、世界中の造り手やワインファンの敬意を集めるこの超名門の顔となったのだろう。
この世界で最も失敗の許されないドメーヌの仕事にはストレスも多かろう。そのせいか彼自身のドメーヌ「プリューレ・ロック」での彼は伸び伸びとしていて楽しそうだ。ドメーヌ内の雰囲気は非常に家族的で、ワインには力みや、よい意味で緊張感が無い。それはもちろん、いわゆる自然派といわれるワイン造りに対する考え方によるところも大きい。

現在造りを任されているのはヤニックという若くて働き者のナイスガイだ。パリ出身! でワインの勉強もしたことがないという。それでもこのドメーヌで経験を重ね、難しい年の続いたここ数年も安定した出来に仕上げ、全幅の信頼を得ている。

ひとつだけテクニカルなことに触れさせていただく。プリューレ・ロックのワインは一切シャプタリゼーション(補糖)を行っていない。北の産地であるブルゴーニュでは補糖によりアルコール度数を上げることは多くの造り手が行っていることだが、このドメーヌでは夏の涼しい年であっても、その年の姿をそのまま表現することにこだわる。
淡い色合いや軽やかなタッチはワイン業界の常識やグローバリゼーションに反旗を翻しているかのようだ。しかしそれこそがブルゴーニュなのだ。朝に試飲しても身体に優しく染み込んでくる。その優しさはシャイで柔和なロックの笑顔のようでもある。

★ドメーヌの歴史
アンリ・フレデリック・ロック氏が1988年に創立したドメーヌ。ラルー・ビーズ・ルロワ女史の甥にあたり、現在ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者も務めています。 古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、実行しています。ロック氏曰く「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」 ラベルに描かれているロゴはエジプトにある古文書に由来しています。左側の緑色の包丁を立てたような模様はブドウの樹、下に描かれている3つの赤い丸はブドウの実、右上の黄色い楕円は神、右下の黄色い楕円は人を表していて、自然(神)と人間の両方によってワインを造り出すという彼の考えが表れています。

★栽培
ニュイ・サン・ジョルジュとヴォーヌ・ロマネに合わせて11ha所有し、ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・コルヴェとヴォーヌ・ロマネ・クロ・ゴワイヨットはプリューレ・ロックのモノポール(単独所有)畑です。ビオロジック(Triple "A"所属)。 除草剤などの農薬や化学肥料は一切用いず、必要に応じて有機肥料(ブドウの樹と自らのワインを発酵した時の搾りカス、牛糞などを寝かせたもの)を最低限用いています。また、草取りや収穫などは機械に頼らず、人の手によって行われています。

★醸造
収穫したブドウは丁寧に選果した後に、房をそのまま丸ごと発酵槽に入れています。発酵は木樽を使いすべて野生酵母のみを用いて行っています。また、醸しは今なお人の足でブドウを潰して行うという古来のワイン造りにこだわり、滓引きもせずノン・フィルターで瓶詰めしています。 熟成に使用する樽の材木は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ コンティ社が50年以上も前に伐採前の樹を買い付けてあったものを共同で使用しています。

ミランダージュをおこしたブドウの果実のみから造られる
ドメーヌ・プリューレ・ロック
 ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・クロ・デ・コルヴェ [1999]750ml

蔵出しワインのバックヴィンテージが幸運にも入荷してきました。
このドメーヌが単独で所有する畑「クロ・デ・コルヴェ」。このキュヴェは最初の収穫で厳しく選りすぐられた、ミランダージュ(結実不良。実が小さく、より糖度とアロマが凝縮した果実)をおこしたブドウの果実のみから造られます。
ウメムラより)




Domaine Prieure Roch
ドメーヌ・プリューレ・ロック
フランス:ブルゴーニュ
http://www.domaine-prieure-roch.fr/
テロワールを尊重した端正なワイン
 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者アンリ・フレデリック・ロック氏が1988年から始めたドメーヌです。ロック氏はアンリ・ルロワの長女ポリーヌの次男(ラルー・ビーズ・ルロワの甥)にあたり、1992年ビーズ・ルロワがDRCの共同経営者から退いた後、長男シャル・ルロックの死去に伴いDRCの共同経営者となります。当初ドメーヌは1988年にヴォーヌ・ロマネに設立されましたが、1989年にニュイ・サン・ジョルジュの街中に醸造設備を備えたドメーヌを、プレモーに樽貯蔵庫を持てます。

 ロック氏は古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、今ではビオ系ワインの代表格の一人となっています。ロック氏曰く、「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」



 ラベルに描かれた独特のロゴはエジプトのある古文書に由来している。左側にある緑色の包丁を立てたような模様はブドウの樹、下に描かれた不揃いの三つの赤い丸はブドウの実、右上の黄色い楕円は神、そしてその下の黄色い楕円は人を表しているという。自然(神)と人間の両方の力によってワインを造りだすという氏の考えが窺える。
アンリ・フレデリック・ロック Henry-Frederic ROCH
1962年生まれ。
大学で経営学を専攻する。79年、学生時代に祖父であるアンリ・ルロワのところに遊びに行き、クロ・ゴワイヨットの畑に初めて足を踏み入れる。畑の素晴らしさに感動し、ワイン造りに携わることを決意する。
88年にドメーヌ・プリューレ・ロック設立。
92年4月からDRCの共同所有者に就任する。


ヤニック・シャン Yannick CHAMP
1979年パリ生まれ。
医師を目指していたが、パリのワインショップ「オージェ」の紹介でアンリ・フレデリック・ロックとの運命的な出会いから、ワイン造りの道へ転身。2002年よりドメーヌで収穫・醸造を手伝い始め、05年に醸造責任者、10年よりロックの共同経営者に就任する。

ヤニック氏(左)と当主のロック氏
栽培について
◆ドメーヌ設立当初より有機栽培を実施。土壌に含まれている微生物が土に力を与えている。
◆肥料をほとんど使っていないが、使う場合は有機肥料、つまり”生きている”肥料しか使わない(化学肥料や人工的なものは使わない)。
◆堆肥はドメーヌのブドウの若枝や搾りかすから作っている。
◆除草剤や化学的なものを一切使わない。ブドウの木を強くし、予防に徹することが大切。
◆目指している生産高は約30hl/ha。(通常は40hl)そのため厳しい剪定を行っている。
ミルランダージュとは
「結実不良」と訳され、比較的ネガティブなイメージがあるミルランダージュであるが、ヤニックは”このブドウこそがロックのワインの神髄である”と言い切る。
◆果実における果皮・種などの比率が高まる事で”より”テロワールを表現できる。またブドウだけでなく『茎が完熟』している事も収穫の条件となる。
◆フラグシップのクロ・デ・コルヴェは『ミルランダージュ100%の房』のみから造られる。平均樹齢が55~60と高いが、5haの広さがあるのでミルランダージュのみを収穫して、年間3,600本という収量をなんとか実現している。
醸造について
◆収穫時に選果した房を、醸造時にはさらに厳格な選果(粒選り)を行う。
◆除梗・破砕はせず亜硫酸塩も添加しない。丸ごと房をそのままタンクに入れる。
◆発行中(約10日間)に、毎日2回ピジャージュを行う。発酵期間は約3週間ほど。
◆樽にて18ヶ月熟成。
◆濾過もコラージュも一切なし。ポンプを使うのも避ける。結果として、ワインに二酸化炭素が含まれており、澱が発生するが、これがドメーヌのスタイルで誇りである。亜硫酸塩(SO2)は瓶詰めの直前にしか使っておらず、使用量は微量。
『シトー派時代と同じく自然に任せたら良い』
除梗0%で房のまま丸ごと大型木製タンクに入れ、圧搾も全く行わず、100%天然酵母で自然に発酵するのを待つ。
◆発酵時にはタンク上部から二酸化炭素充填する事で酸素を遮断。必要以上の酸化を促さない工夫がある。
◆スーティラージュ(澱引き)作業はどうしてもワインを動かし、酸化の恐れがあるので@1g/本程度のSO2を使用する事もある。ただしあくまで微量に抑える。
◆瓶詰めに伴うコラージュ(清澄化)は一切行わないため、瓶詰めは”3日連続で気圧が上がった時だけに行う” ⇒気圧上昇でワイン中のオリが底部に溜まりやすいため。

2008年ヴィンテージ以降はキャップシール内側に赤ロウを載せ、SO2を使わずに長熟出来る状態を作り出している。コルクを深く打ち込む事でロウのスペースを作っているためヘッドスペースは2mmだけです。


ニュイ・サン・ジョルジュ村クロ・デ・コルヴェ畑/プルミエ・クリュ(一級)5ha

 ドメーヌ・プリューレ・ロックが単独所有するモノポールでロック氏が一番愛している畑でもある。2002年ヴィンテージからクロ・デ・コルヴェをファースト(クロ・デ・コルヴェと表記)・セカンド(1er Cruと表記)・サード(‘1’と表記)的な位置付けの3つのワインに分けてリリースをし始めた。これらは全て100%クロ・デ・コルヴェの畑から取れたブドウを使っているため、実際には全てプルミエ・クリュを名乗ることが出来る。
 この3段階に分ける選別はまず畑の区画によって2つに分けられる。若木の多い区画(とは言え平均樹齢25~30年なのだが)の物は‘1’となり、平均樹齢55~60年の区画の物は収穫時にクロ・デ・コルヴェと1erに分けられる。そのため理論上は今後数年で全体に占める‘クロ・デ・コルヴェ’と‘1er’の割合が徐々に増え‘1’が減っていくだろう。新樽使用の比率はクロ・デ・コルヴェは100%、1erで50%、‘1’はゼロ。しかし、ロック氏は「大切なのはブドウ!ブドウの質や選別で全ては決まる!」という。
宮武酒店より)




(+)ウメムラより購入。16600円。しかし、このVintageのロック、エチケットが古いやつのような気もするんだけど、色々見てみたらどうも、両方のエチケットのものが存在するようです。
(*)うきうきワインの玉手箱でも蔵出しで、2本購入。16,800円/本。


Penfolds Grange 1999

2013-04-11 00:00:00 | オーストラリア
Penfolds Grange 1999
Penfolds Grange 1999
オーストラリアで最もプレステージのある赤ワイン
ペンフォールド "グランジ"[1999] 750ml

商品名 ペンフォールド "グランジ"[1999]
内容量 750ml
度 数 14%
生産国 オーストラリア 
商品説明文 カシスやブラックチェリー、各種のスパイス、カカオ、カフェ・グリエ、ヴァニラなど、挙げれば限りない複雑な風味を持つ凝縮感の極みとも言うべき重厚なワイン。ペンフォールドのみならずオーストラリアワインの金字塔。収穫5年後まではリリースされないため、ワイン収集家が毎年熱心にその日を待ち望んでいます。
サカツコーポレーションより)



ペンフォールド・グランジ 1999
原産地:オーストラリア
種類:赤 フルボディ

<ワイナリーについて>
ペンフォールド社は、オーストラリアで最も古い歴史を持つワイナリーの1つです。1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールド氏は、ワインの医学的価値を信じ、サウス・オーストラリア州の主都アデレードの近郊マギルで、患者向けの酒精強化ワイン造りを開始したのが始まりです。以後、消費者の嗜好変化を反映して、通常のワイン造りに転向し、現在では、「すべての価格帯で最高品質のワインを提供すること」のポリシーのもと、その通り、各価格帯で見事な味わいのワインを、世界中に送り出し続けています。また、オーストラリアの最高傑作と言われ、オーストラリアワインの名を世界中に知らしめたワイン「グランジ」は、今や世界的な銘酒となり、入手困難なワインとなっています。

<ワインについて>
オーストラリアの最もプレステージのある赤ワインとしての地位を40年以上も維持する、国際的名声を持つワイン。ワイン収集家が熱心に各ヴィンテージを待ち望む。グランジは、他の全てのオーストラリア赤ワインを判断する際の品質基準であるとも言われています。リッチな口当たりと強く凝縮された果実味を持ち、非常に複雑で、飲み頃に達するには20年を要するとも言われます。長期熟成タイプのため、収穫5年後まではリリースされない。これは1950年代から変わらないポリシーでもあります。

<使用品種>シラーズ
カーヴ・ド・ヴァンより)




ペンフォールド・グランジ・ヴィンテージ[1999]年・ペンフォールド社
Grange 1999 Penfolds
超希少!オーストラリア最高峰フルボディ赤ワイン!このワインでパーカーポイント92点!ワインスペクテーター誌では驚異の94点獲得!ヒュー ジョンソン氏も4つ星を付け大注目!!ペンフォールドの理念をもっとも力強く表現するオリジナリティあふれる究極の逸品!全オーストラリアを代表する最高級ワイン!最高峰ワイン!!が極少量入荷!
ペンフォールド グランジ ヴィンテージ[1999]年 ペンフォールド社

ペンフォールド社だけでなく、全オーストラリアを
代表する最高級、最高峰ワイン。

パーカーポイント92点
ワインスペクテーター誌94点

Penfolds Wines Pty. Limited
オーストラリアワインの最高峰

歴史
ペンフォールド社は、オーストラリアで最も古い歴史を持つワイナリーの1つです。1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールド氏は、ワインの医学的価値を信じ、サウス・オーストラリア州の首都アデレードの近郊マギルで、1920年代には市場を独占。1950年台に入り、消費者の嗜好変化を反映して、ワイン(スティル)にフォーカスしたワイン作りに転向しました。当時のチーフ・ワインメーカー、マックス・シューバート氏を中心に、オーストラリアの最高傑作とされる「グランジ」を生み出し、ペンフォールド社のみならず、オーストラリアワインの名を世界中に知らしめました。

ペンフォールドスタイルを受け継ぐチーフワインメーカー
ペンフォールド者では、優れたチーフワインメーカーたちが代々ペンフォールドスタイルを引き継ぎワイン造りを行なっています。現在は4代目のピーター・ゲイゴ氏が活躍しています。ピーター・ゲイゴ氏はローズ・ワーシー・カレッジ醸造学を首席で卒業。ペンフォールドの伝統と質を維持すると同時に、新たなスタイルを開拓すべく、2002年からチーフ・ワインメーカーを務めています。2005年に米ワイン専門誌「ワイン・エンスージアスト」の”ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー”に、オーストラリア人として初めて選出された、期待の俊英です。

オーストラリアワインの最高峰「グランジ」
ペンフォールド者が擁する各地のワイナリーから収穫されたシラーズ種を主体とし、厳選に厳選を重ねたもののみを原料にしてつくられるのが<グランジ>です。このワインは、単にペンフォールド社の最高級のワインというだけでなく、本国のオーストラリアでもなかなか手に入らない、といわれるほどオーストラリアワインの最高傑作とされています。あくまでも深く、濃厚なルビー色は紫色を帯びているようにも思え、芳醇なブーケは甘さを感じさせるほどに豊かに立ち昇ります。骨太でありながら滑らかな味わいが特徴です。ペンフォールド社では、「すべての価格帯で最高品質のワインを提供すること」をポリシーとしており、そのポリシー通りの見事な味わいを、世界中に送り出し続けています。

1844年 イギリスから移住してきた医師クリストファー ローソン ペンフォールドは、サウスオーストラリア周の首都アデレードの近郊マギルでワイン作りを開始しました。これがペンフォールド社の始まりであり現在もこのぶどう園で優れたワインが生み出されています。
オーストラリアワインメーカーとして最も古い歴史を持つ会社の一つであるペンフォールド社は、現在各地にワイナリーを持ち、数多いメーカーの中でも特に高級ワインのメーカーとしてその名を知られています。


Peter Gago ピーターゲイゴ氏
ペンフォールド 4代目 チーフワインメーカー
オーストラリアを代表するワイナリー「ペンフォールド」の品質最高責任者。
数学・科学教師から転進、南オーストラリア州立大学ローズワーシィ校で醸造博士号を取得し、1989年にペンフォールドのチームに加わる。ワイン生産現場を経験し、1993年に赤ワインの担当となり当時のチーフワインメーカー、ジョン・デュヴァル氏と共に「グランジ」をはじめとする各種ワインづくりに携わる。2002年に、長年の友でもあり同僚であるデュヴァル氏からチーフワインメーカーを引継いだ。

ピーターはペンフォールドワインスタイルの伝統を引き継ぐとともに、新しい分野の開拓にも意欲的に取り組んでいる。「我々の葡萄畑はオーストラリアのプレミアム葡萄生産地各地に点在しており、これがヴィンテージによって起こる変化の度合を軽減することを可能にしています。私はペンフォールドワインの品質とスタイルを守り、そして新しいワインのスタイルを開発してきました。とてもエキサイティングな仕事です。」

ピーターは世界各地を巡って多くのワインを試飲し議論を重ねることにより、視野を広げ、新しいワイン作りへのチャレンジを続ける。「自分の好みのワインを飲むことだけにとらわれては危険です。他の土地や国で何が起こっており、良きライバル達が何をしているかを把握していないといけません。自分の到達点を設定するベンチマークを持っていないといけないし、なにより、私は新しい(そして古くからの)ものに挑戦することが大好きなのです!」

ワイン専門家であるパトリック・アイルランドとの共著を3冊上梓。彼の著書や世界各国のワイン生産地を訪れることを通して、オーストラリアワイン、そしてペンフォールドワインの普及と紹介を行ってきた。
「グランジ」の生みの親であるマックス・シューバート、そしてドン・ディッター、ジョン・デュヴァルに次ぐペンフォールド社のチーフワインメーカーとして、グランジの系譜―伝統と挑戦―を引継ぐ醸造家である。


本国のオーストラリアでもなかなか手に入らないと言われるほどオーストラリアワインの最高傑作とされています。

あくまでも深く、濃厚なルビー色は紫色を帯びているようにも思え、芳醇なブーケは甘さを感じさせるほどに豊かに立ち昇ります。骨太でありながら、 滑らかな味わいが特徴です。

シラーズ種100%、ホワイトークの新樽で17ヶ月間熟成させたフルフレーバー、フルボディーのパワフルなワインは数十年にわたって熟成の坂を上昇し続ける寿命の長いワインです。 パーカー氏は5つ星★★★★★をつけこのワインで92点

ヒュージョンソン氏は
「着実にオーストラリアで最良の赤ワインを産する。ここのグレインジ(以前はグレインジ ハーミテージと呼んでいた。)は当然4つ星★★★★」と「ポケットワインブック」でコメントしています。


グランジ 1999
Penfolds Grange

パーカーポイント92点
ワインスペクテーター誌94点

グランジはペンフォールドのみならずオーストラリアのフラッグシップワインとして象徴的な存在となっています。1951年(実験的な瓶詰)以来とぎれるころなく「サウスオーストラリアの土壌と天候とシラーズ」の相乗効果を体現してきたことを誇ります。

完熟し凝縮した質感を持つシラーズとアメリカンオークの新樽との組み合わせから生まれた、無二のオーストラリアンスタイル~世界で最も一貫したワインスタイルのひとつ~として認識されています。グランジスタイルとは、ペンフォールドの「マルチヴィンヤード(複数畑)、マルチディストリクト(複数栽培地域)ブレンディング」の理念をもっとも力強く表現している、オリジナリティあふれるワインです。

1999年ヴィンテージはシラーズ種を100%使用。

ぶどう産地
主にサウスオーストラリアのバロッサ・ヴァレー(カリムナ・ヴィンヤード中心)とマクラーレンヴェール

■葡萄品種 シラーズ100%
■熟成 アメリカンオークの新樽で17ヶ月間
■飲み頃ピーク 2015年~2035年頃

ジョン・デュヴァル ワインメーカーによるテイスティングコメント
香り
ブルーベリーやブラックカラ ントの香りの間に、ナツメグとジンジャー、香ばしいオーク香が立ち上ります。グラスのなかで空気にふれると、果実味はさらにふくらみ、トチの実のような複雑な香りを感じます。

味わい
ダークプラムやブラックベリーとイチジクやリコリスの風味が美しく織りなされた骨格に、すでにすばらしいバランスが表現されています。果実味とスパイスの複雑味の背景に、しっかりとした、しかし丸みのあるタンニンがあり、酸味のバランスもとれ、完全に溶け込んだスモーキーフレーバーを感じます。余韻もすばらしく長く、フィニッシュにしっかりと構成されたタンニンがあり、まだ若いながらもこのワインの力量を示しています。
うきうきワインの玉手箱より)



サツカコーポレーションより購入。30000円。


Montaubret Brut

2013-04-10 00:00:00 | フランス・シャンパーニュ
Montaubret Brut
Montaubret Brut
キリッと硬派な女子大生!?
モントーブレ ブリュット (CM)

葉山 : ミネラルが強く、真面目で硬派な女子大3年生みたい。遊んでないと、遊ばれるよ
藤崎 : 酸と若さが目立つ。持続性がない
藤田 : ミネラルが強い。香り、味わいに奥行きが感じられず、全体的に薄い印象
中川 : リンゴのような若々しさを感じるが、安いアルコールのよう
15代目六兵衛 : 酸味は感じるが、平坦な印象

※北海道地区セイコーマートにて限定販売
セパージュ: 非公開
シュワリスタ・ラウンジより)




休日ワイン^^ 今日のWine

久ぶりの休日
たまにはお家でゆっくり料理をしながら
1本開けてしましたした^^)

<今日のWine>
MONTAUBRET BRUT(フランス・シャンパーニュ地?方)
外観:輝きのあるイエロー。泡立ちが勢い良く元気に立ち上る。
香り:りんご→パンドゥミー→アルコール、酵母。
味 :酸味がしっかりと甘っぱい青りんごのようにアタックに広が?る。ミネラル分が豊かなフレッシュ感のあるエスプリシャンパン。
料理:前菜系、タコとポロねぎのぺペロンチーノスパゲッティー。
品種:シャルドネ種、ピノ・ノワール種、ピノ・ムニエ種。
価格1980円

(北海道のコンビ二エンスストワー<セイコーマート>で1000?円代で購入できるシャンパーニュ^^!なかなか幅広く楽しめで嬉?しいシャンパンです!!フランスではけっこう1000円代で購入?できるのでとっても嬉しい価格帯です!!!)
勝山美幸オフィシャルサイトより)




モントーブレ シャンパーニュ ブリュット
函館滞在3日目の夕食は、実家で「行者ニンニクのおひたし」「野菜サラダ」「赤魚の煮つけ」「ホッケ、マス、アブラコ(アイナメ)のフライ」「タナゴ、マコガレイ、鶏肉の唐揚げ」「毛ガニ」などを御馳走になりました。

モントーブレ/シャンパーニュ ブリュット NV
Montaubret / Champagne Brut NV

ワインは、北海道が誇る、やたらと安ワインが充実しているコンビニチェーン「セイコーマート」で、なんと1980円で売られていたシャンパーニュです。これ、ハーフボトルじゃなくて、ちゃんとフルボトルの値段です。ちなみに、昨日のワインもセイコーマートの自社輸入商品で、ミニボトルとは言え240円という安さでした。
中程度の濃さの小麦色で、泡はシャンパーニュにしてはやや弱め。柑橘系のフレッシュな味わいは、やや単調で薄っぺらいかなという気もしますが、このお値段だったら頑張っている方かも。普通に美味しかったです。
かぼちゃ太陽より)



モントーブレ ブリュット N.V

まず香りはそれほど強くありませんが、きれいな酸を感じさせる香りと、若干のナッツやイーストの香りを感じます。
そして口に含んでびっくり!
泡がとってもきめ細かく、その泡が長く持続して残るんです。
これはブラインドで出されたら、これだけで3~4000円のシャンパンと言ってしまいそうです^^;
味わいも酸がしっかりしている感じで、適度に熟成したニュアンスもあり、とても美味しいです!
はっきり言って、1980円のクオリティではありません!
3~4000円出しても良いと思います^^
北海道の美味しいお店とお酒より)


セパージュ:不明 ピノ・ノワール90%、シャルドネ10%だそうです(汗)

セイコーマートで購入。1980円。
抜栓日:2013年4月9日
コルク:汎用のコルク
液漏れ:なし
グラス:イタレッセを使用しました。
色:思いの外濃い目のイエロー。
泡立ち:けっこうな泡立ち。
 
香り:柑橘系の香り。さほど強くありません。ちょっとオイリーな感じもありますか。
 
味:比較的酸が強く、また飲みくちとしてグレープフルーツの甘味と苦味の両方がある感じです。甘味がちょっと独特な感じです。複雑さとかあまり感じませんが、コスパを考えると、結構いい感じじゃないでしょうか。
なんとなくシャルドネ主体で、20%くらいピノ・ノアール、10%くらいのピノ・ムニエかな?とか思いました。だれかセパージュご存知のかたいらっしゃいましたら教えて下さい。
2日目。セパージュ聞いてから飲んでみたけど、やっぱりシャルドネの苦味のように感じる。あまりピノの果実味が感じられない、と言い訳してみます(笑)