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Le Dome 2007

2016-10-17 00:00:00 | フランス・ボルドー
Le Dome 2007
Le Dome 2007 part1
★精密なハンドクラフトのカベルネ・フランの逸品★
ル・ドーム 2007年
 イギリス人石油コンサルタントのジョナサン・マルテュス氏が自社を1991年に売却し、1994年にサン・テミリオンのCH.テシエを購入し、現在、所有する5.5haの畑から、テシエとル・ドームとラフォルジュの三つのワインを造っています。

■ル・ドーム■
 CH.ル・ドームは、CH.アンジュリュスの隣に位置する3haにも足りない畑ですが、ブドウ園の70%にカベルネ・フランを、残りはメルロの古木が植わっており、ボルドーにおいてこのレベルのワインの中でも最も高い比率のカベルネ・フランが特徴で、その生産量は大きくなく、ほんの僅かしかありませんが、卓越性の追及において経費を度外して造られ手います

ブドウ木は鉄鉱石が広がる層の上の砂利質土壌に1950年代に植えられたもので、収穫量は3回にわたるグリーン・ハーヴェストによって制限されており、、それゆえに凝縮と鮮明度はこの基準となるワインにとってのスローガンとなっています。


★精密な構成のハンドクラフトの逸品★
ル・ドーム [2007]年(750ml)【フランス/ボルドー赤】


Le Dome 2007 / Bordeaux Red Dry / CH.ル ドーム2007
生産者 CH.ル・ドーム
生産地 ボルドー地方サン・テミリオン地区
AOC サン・テミリオン・グラン・クリュ
畑位置 CH.アンジュリュスの隣
ブドウ品種 平均:カベルネ・フラン70%  古木のメルロ30%
生産工程 *成熟の厳密な瞬間に、手摘みで収獲され、浅めのトレーに。
*二重の選別の後、ベルトコンヴェアーで素朴な木製の大桶に運搬。
*第2次醗酵はフランス産オーク樽で伝統的手法で熟成。
諸処理 *醗酵中に、ルモンタージュ(注1)とピジャージュ(注2)を交互に実施。
(注1)ルモンタージュ:
 赤ワインの醗酵途中、醗酵で生じた炭酸ガスによって液上に来る果帽/果皮を液中に循環させる作業で、酸素供給、糖分・酵母菌・温度の平均化、果皮からのフェノール類抽出などの効果が得られる。
(注2)ピジャージュ:
 人力による櫂入れ作業で、ルモンタージュと同じ目的で、果帽/果皮を液中に循環させることで、ブルゴーニュでよく見られる。
タイプ 赤のフルボディ
特 徴 繊細でありながら、ふっくらとして、プルミエ・クリュらしい適度な力強さと濃さを持つスタイル。
料理
チーズ 牛や子羊のパテ、鶏の赤ワイン煮など肉料理、レヴァーなどのクセの強い内臓料理がよく合う。 チーズは、白カビソフトタイプのカマンベールやブリー、ウォッシュソフトタイプのポンレベックやショーム、エポワースなどによく合う。
2007
ヴィンテージ
情報 Wine Advocate #176 Apr 2008
Rating:92-94
Robert M. Parker, Jr.
(アーベンワインショップより)





「ル・ドーム」は、シャトー・テシエ社がカベルネ・フラン主体で造る同社最高峰のワインです。


イギリス人、ジョナサン・マルテュス氏が、1994年に自らの石油コンサルティング会社を売却し、ワイナリーと畑を購入してワイン造りを開始しました。
シュヴァル・ブランのコンサルタントをしていたパウケ氏とプティ・ヴィラージュからはフォーティン氏をエノロジストとして迎え、【シュヴァル・ブランを超えるサンテミリオンを造る】
という目標を掲げ、労力と資金を惜しげもなくワインに注ぎ込みました。

畑はわずか1.64ha。
ランジェリュスとグラン・メネの間にあります。
1950年代に植えられた古木を中心に手摘みで丁寧に収穫された葡萄から造られたワインは、1996年が初リリース。
瞬く間にその人気は高まりロンドンで10万以上の値をつけるシンデレラワインとなりました。
札幌ワインショップより)





パリで10万円出しても買えないと言われている
ニューシンデレラワイン『ル ドーム』ついに入荷しました!!!!
ラフォルジュ、テシエも一緒にご紹介!!!

カベルネフラン100%の怪物、他の畑の収穫後2週間も待って収穫(勿論手摘み100%)するという遅摘みに命を掛けている、英国人醸造家ジョナサン・マルタス氏が1996年に世に送り出した入手困難怪物ワインです!!!!

ルドームは「追い越せCHEVAL BLANC!」シャトーラフォルジュは「追い越せLE PIN」という思い入れで造られていて、ワイン市場の中心であるアメリカで『WINE』という雑誌がありますが、そのなかで、ヴァランドロー、モンドット、ルパンといっしょに特集されており、「ミクロワイン、今後期待できる怪物ワイン!」という風にかかれてあります。
ヴァランドローなどといっしょに載ってしまう魅力満載の素晴らしいワインです!!!
造り手である、ジョナサン・マルタス氏の功績は、ヨーロッパのジャーナリストによって全世界に報じられており、ワイン業界ではかなりの有名人になっています。
シュバルブランのコンサルタントをしていたパウケ氏をエノロジストとして迎えてプティウィラージュで活躍していたフォーティン氏をヴィンヤード マネージャーとして迎えるという、豪華キャストぶりも魅力の1つです。
テロワールのみならず、スタッフたちの豊かな経験とチャレンジ精神にも負うところが多い、年間500ケースしか造られない、かなりの入手困難なワインなんです!!!
今回はかなりのお買い得価格でのご紹介と共に、ジョナサン・マルタス氏が造るめちゃくちゃ大人気のワインと共にご紹介致します!!!!

ル・ドーム[2007](赤)
あのシンデレラワインが驚きの価格!!
本当に、本当にビックリして頂きたい価格でご紹介します!!
☆二度とないであろうこの機会を
    どんなことがあっても逃してはなりませんっ!!!!!!!!!☆

近年ワイン業界を賑わせた入手困難な怪物ワインと言えば「ル・ドーム」と、そのセカンドワイン「ラフォルジュ」です。
その人気ぶりはパリで10万円出しても買えないと言われるほど。

パーカーポイントも92-94点の高得点を獲得!!

今回は飲み頃を迎えたバックヴィンテージを、びっくりする程のお得な価格にてご紹介です。販売者側の私たちも大変驚き、そして嬉しい機会です☆
前回入荷当時、1999ヴィンテージの販売価格はその時でも、破格の安い設定で約2万円程でした・・。
それがなんと2007年ヴィンテージはこの価格です!!!
わぁ・・・すごい・・。
      自ら、このご紹介文を作りながら驚きを隠せません!

   二度とないであろうこの機会をお見逃しなく☆

ル ドームの畑はわずか1.64ha、アンジェリュスとグラン メーヌの間にあります。
ワインの樹は1950年代に植えられた老木で、ヴィンヤード マネージャーのフォーティン氏自らが1本ずつ剪定していて勿論、収穫はすべて手摘みで行われています。

初ヴィンテージは1996年で、華々しくデビュー。年間生産量は500ケース。
「このワイン…どこまで深い味わいを持っているねん!?」と感じていただける優しさ、深さ、品質の良さ、どれをとっても最高の一言です!!!


■「96年ル ドームは、濃いブラックベリーの色、素晴らしい香り……
 官能的なワインだ!」     Wine誌/1999年
   
■「99年ル ドームは、99年ボルドーワイン トップ30に選ばれた。」
      Wine誌/2000年
   
■「最高のライトバンクワインの一つ」
  デキャンター誌/2000年

【セパージュ: カベルネフラン65%、メルロ35%】
ワイン屋大元より)





ル・ドーム[2007]年・AOCサンテミリオン・グラン・クリュ・特級(ジョナサン・マルテュス)・超重厚ボトル
Le Dome [2007] AOC Saint Emilion Grand Cru (JCP Maltus) 13.5%

ボルドー・サンテミリオン・フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!年産僅少!
超高級ワインとして彗星のごとく現れ、ロンドンでは一時期!10万円の値をつけたと言われるカルトワイン!
初ヴィンテージは1996年で、しかもサンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセの、シャトー・アンジュラスの西側の砂利土壌の3区画の畑からの1956年と1970年植樹の古樹(V.V)のカベルネ・フラン75%とメルロー25%を手摘み100%!
しかも徹底したグリーンハーベストと低収量!(なんと一つの葡萄樹に4房しか残さないという超こだわり)しかもマロラクティックも新オーク樽!熟成も別の新オーク樽でラッキング!という、新樽比率200%(1998年~2001年まで)で造られていましたが、2004年以降のヴィンテージでは、より生き生きとした柑橘系の爽快感を感じさせるタイプに変わりつつある。しかも2006年V.TまではロンドンのJ&B社を通じた限定販売でしか入手できなかったのですが(そのため日本でも一部のインポーターさんからしか入手不可だった)、ようやく日本市場でも自由に入手可能に!
この2007年でロバート・パーカー★★★★4つ星で、パーカーポイント92-94点獲得!
イギリスのデカンタ誌でも高評価!この2007年はなんと!カベルネ・フラン73%で、プレスワイン驚異の20%で造られる、究極フルボディ赤ワイン!しかもブラックチェリーやクリスマスケーキのノーズに、しっかりしたタンニン!の究極フルボディ辛口赤ワインが、限定で極少量入荷!

パーカーポイント92-94点獲得!
デカンタ誌でも高評価!
超高級ワインとして彗星のごとく現れロンドンで10万円以上の値をつけたカルトワイン“ル・ドーム”!



ワイナート誌の特集記事より

隅々まで考え抜かれた緻密な構成と、カベルネ・フランの魅力
ボルドーほど生産者が価格の話をする産地は他にない。いや、安いことを自慢するなら分かる。しかし誰もが高いことを誇らしげに語るのだ。ある誠実な人柄で知られる生産者がいみじくも言った。「ボルドーでは伝統的に、ワインの格は唯一価格だけで決まるのだ。ほとんどの消費者はただ飲んだだけでは味を判断できないから、高いワインをいいワインだと思う。だから意図的に高い価格に誘導するのだ。」

  ル・ドームもまた、「カルトワイン」ブームの中で話題となったワインである。そして他の同類のワインと同じく、希少性と高価格についてのみ語られてきた。なぜル・ドームがこんなに高いのか、それは知らない。だが、価格の話以前に、極めて特徴的な個性を備えたその味わいこそ、まずは語るべきことではないのか。

  ル・ドームは、話題性を狙った数多の商品が濃厚な果実味を打ち出してくるのと異なり、非常にわかりにくい味わいである。タイトで、甘さが最小限で、酸が高めで、厳格な構造をもち、節度と品を重視した、クールな表情のワイン。素直においしいか、と言われても、多くの人は答えに窮するほど、難しい。実際、ル・ドームの広報は、「ル・ドームは本当のサンテミリオン通のためのワイン」と名言する。

 ではサンテミリオン通が理解し、尊重する特質とは何かと言えば、カベルネ・フランの魅力である。サンテミリオンを代表する品種であり、ますますその実力が理解され、メルロにかわって重用されるようになったカベルネ・フランを、ル・ドームは74%の高い比率で含む。カベルネ・フランはメルロのような分かりやすさはなく、スケール感も出にくいが、格別に高貴な味わいを生み出す。

ポムロール的な砂-粘土を表土にもつ1.7haの畑は、その下にサンテミリオンの丘陵地帯の優れたテロワールを特徴づける石灰岩が横たわり、サンテミリオンらしいすっきりとした酸や細やかさや香りの精妙さに寄与して、ますますカベルネ・フランの美点を助長する。それを生かすべく醸造はあえて最近流行のピジャージュを避け、クリカージュやシュール・リーを行わずに、昔風にラッキングして、グラより味わいの純度を重視するのである。

  ここにはおおらかな自然感はないが、考え抜かれた精密機械のような構成と、上品なセンスのよさがある。元イギリス領であるボルドーのワインはイギリス市場を軸に発展したためか、全般的に決してラテン的な味わいではないと思うが、ル・ドームはその中でもイギリス的な味わいを感じ、特に右岸にあっては貴重な存在である。ル・ドームのオーナーはイギリス人であり、ワインメーカーはスコットランド人だということを考えれば、このワインがイギリスで人気になったのも理解できる。


パーカーポイント92-94点獲得!デカンタ誌でも高評価!
うきうきワインの玉手箱より)





ワイン・アドヴォケート 92-94
ル・ドーム [2007]750ml

『パリで10万出しても探せない』と言われた元祖『ポストLe Pin候補、ル・ドーム』高評価バックヴィンテージがこの価格!!
「カルト・ワイン」ブームのなか、最も入手困難だったル・ドーム。しかし話題性を狙った数多の商品が濃厚な果実味を打ち出すのと異なり、タイトで甘さが最小限、厳格な構造を持ち、節度と品を重視した「本当のサンテミリオン通のためのワイン」である。
最大の理由はカベルネ・フランの魅力。74%という高い比率で用い、格別に高貴な味わいを生み出す。ワイナートより抜粋

こちらの畑はアンジェリュスとグラン・メイヌの間に位置しており、たった1.64haの区画からワインが造られています。ブドウの樹は1950年代に植えられた老木で、1本1本が慎重かつ丁寧に扱われており、その果実は滑らかで高貴な味わいを持ったワインに生まれ変わってゆきます。

 手間と時間と資金を一切惜しまずワイン造りに打ち込み、その結果1999年に「ボルドートップ30」に選ばれるという快挙を成し遂げた英国人醸造家、ジョナサン・マルタス氏。このような短期間で名声を得た理由には、並々ならぬ彼のワインへのこだわりと努力の結果に他なりません。

ここ最近では、2003年が93点、2005年が98点、2006年が94点、2008年が94点、2009年が99点、そして2010年がパーフェクト100点満点を獲得し、年々入手が難しくなってきたル・ドーム。今回、貴重なバックヴィンテージを入手!しかもかなりお買い得です!
ウメムラより)





Le Dome AOC Saint-Emilion Grand Cru
ル・ドーム AOCサンテミリオン・グラン・クリュ
超高級ワインとして彗星のように現れロンドンでは10万円以上の値をつけた!【ル・ドーム】!!【ジョナサン・マルティス氏】による高級サンテミリオン特級!!完成度の高いスーパー・サンテミリオン。初ヴィンテージ1996年!
 1996年からサンテミリオンの地でワインを造りをはじめ、ニュー・シンデレラワインを誕生させました。1999年には「ボルドートップ30」に選ばれるという快挙を成し遂げました。英国人醸造家ジョナサン・マルタス氏は、シュヴァル・ブランのコンサルタントをしていたパウケ氏と、プティ・ヴィラージュのフォーティン氏をエノロジストとして迎え、『シュヴァル・ブランを超えるサンテミリオンを造る』という目標に、労力と資金を惜しげもなくワインに注ぎ込みました。そして、生み出されたのが近年ワイン業界を賑わせた入手困難な怪物ワインで100点を獲得する程の圧倒的な品質を誇る【ル・ドーム(LE DOME)】と、そのセカンドワイン【ラフォルジュ】。ラフォルジュの畑はサンテミリオンの町の北側に隣接しています。「ル・ドーム」と同じ老木から造られ、剪定も同様に行われます。メルローが高い構成比率を成しており、高い新樽比率で醸造され、濃い紫色とリッチなボリューム感が印象的。スケール感は圧倒的。余韻は非常に長く、熟成に大きな期待が持てるワインです。

これぞお宝中のお宝!!年産700ケースのカルト・ワイン!日本でも『神の雫』に登場!またワイン情報誌【ワイナート誌】でも絶賛されて以来、愛好家の羨望の的となった幻の入手困難ボルドーです!シャトー自身が『本当のサンテミリオン通のためのワイン』と明言するカベルネ・フランの集大成。
ワイナート誌の特集記事より
隅々まで考え抜かれた精密な構成とカベルネ・フランの魅力!!
 ボルドーほど生産者が価格の話をする産地は他にない。いや、安いことを自慢するなら分かる。しかし誰もが高いことを誇らしげに語るのだ。ある誠実な人柄で知られる生産者がいみじくも言った。「ボルドーでは伝統的に、ワインの格は唯一価格だけで決まるのだ。ほとんどの消費者はただ飲んだだけでは味を判断できないから、高いワインをいいワインだと思う。だから意図的に高い価格に誘導するのだ。」  ル・ドームもまた、「カルトワイン」ブームの中で話題となったワインである。そして他の同類のワインと同じく、希少性と高価格についてのみ語られてきた。なぜル・ドームがこんなに高いのか、それは知らない。だが、価格の話以前に、極めて特徴的な個性を備えたその味わいこそ、まずは語るべきことではないのか。
   ル・ドームは、話題性を狙った数多の商品が濃厚な果実味を打ち出してくるのと異なり、非常にわかりにくい味わいである。タイトで、甘さが最小限で、酸が高めで、厳格な構造をもち、節度と品を重視した、クールな表情のワイン。素直においしいか、と言われても、多くの人は答えに窮するほど、難しい。実際、ル・ドームの広報は、「ル・ドームは本当のサンテミリオン通のためのワイン」と名言する。 ではサンテミリオン通が理解し、尊重する特質とは何かと言えば、カベルネ・フランの魅力である。サンテミリオンを代表する品種であり、ますますその実力が理解され、メルロにかわって重用されるようになったカベルネ・フランを、ル・ドームは74%の高い比率で含む。カベルネ・フランはメルロのような分かりやすさはなく、スケール感も出にくいが、格別に高貴な味わいを生み出す。
   ポムロール的な砂-粘土を表土にもつ1.7haの畑は、その下にサンテミリオンの丘陵地帯の優れたテロワールを特徴づける石灰岩が横たわり、サンテミリオンらしいすっきりとした酸や細やかさや香りの精妙さに寄与して、ますますカベルネ・フランの美点を助長する。それを生かすべく醸造はあえて最近流行のピジャージュを避け、クリカージュやシュール・リーを行わずに、昔風にラッキングして、グラより味わいの純度を重視するのである。  ここにはおおらかな自然感はないが、考え抜かれた精密機械のような構成と、上品なセンスのよさがある。元イギリス領であるボルドーのワインはイギリス市場を軸に発展したためか、全般的に決してラテン的な味わいではないと思うが、ル・ドームはその中でもイギリス的な味わいを感じ、特に右岸にあっては貴重な存在である。ル・ドームのオーナーはイギリス人であり、ワインメーカーはスコットランド人だということを考えれば、このワインがイギリスで人気になったのも理解できる。


PP:92-94Pt!ル・ドーム [2007] サンテミリオン・グラン・クリュ
Le Dome [2007] Saint-Emilion Grand Cru【赤 ワイン】

超高級ワインとして彗星のように現れロンドンでは10万円以上の値をつけた!【ル・ドーム】英国人醸造家【ジョナサン・マルティス氏】による高級サンテミリオン特級!!
 石油コンサルタント、【ジョナサン・マルテュス氏】が1991年に会社を売って、1994年に買ったのが【シャトー・テシエ】であり、そこで醸造されているカベルネフラン主体のトップキュベが、1996年より発売された【ル・ドームLe Dome】です。ル・ドームの畑は、シャトー・アンジェリスとシャトー・グラン・メーヌの間、たった1.64haしかない2箇所の平地にあります。約700ケース出荷の少量生産のガレージワインであり、【パリで10万円出しても手に入らない】といわれたスーパー・シンデレラワインです。
 味わいは、ガレージワインによく見られるメルロ主体で甘みの多い濃厚さが売りのワインではなく、カベルネ・フランを主体とし、【本当のサンテミリオン通のためのワイン!】として、厳格な構造をもつ計算され尽くされた品位あるスタイルになっています。

 [ル・ドーム]は、20世紀後半に復活を遂げ近年人気の[シャトー・アンジェラス]に隣接した僅か1.64haの畑に、1950年に植えられた樹齢50年を超えるヴィエイユ・ヴィーニュから造られています。シャトー・シュヴァル・ブランを越えるサン・テミリオンのワインを造る』という目標を掲げ、自身が所有していた石油コンサルタント会社を売却し、その資金を1994年に購入した[シャトー・テシエ]につぎ込んだ事に始まります。
そのシャトーで生まれたワインが、ご紹介のカベルネ・フラン主体の[ル・ドーム]と、メルロー主体の[ラ・フォルジュ]。2つのワインはデビューと同時に、それぞれの個性がワイン業界を震撼させ、入手困難なワインとなったのです。
ドングリアーノワインより)


Le Dome 2007 part2





アーベンワインショップより購入。12,312円。

http://d.hatena.ne.jp/akirais/20161118/1479484708
抜栓日:2016年11月18日
竹八にて。
深めのパープルルビー。輝きあり。けっこう上質な樽香。ただそんなに樽樽と主張はしていません。そしてプラムやブラックチェリーっぽい香り。ピーマン香は、自分には全然感じられませんでした。ほんのりと土ゴボウっぽいニュアンス。これらが混ざるとエレガントっぽさを感じました。とても上質でまとまりがあります。メトキシピラジン系は全然感じないで、むしろ成熟した印象を強く受けます。酸はしっかりとしていて果実味も、しっかりと感じられ、タンニンも、かなりこなれてきていますが、まだまだパワフル。自分的には結構なストライクゾーンで、これうまいな~と思いました。しっかり熟したブドウからかなりしっかりと造られた、丸みさえ感じるワインだと思います。


Clarete de Cantinot Nicolas Bouscasse 2013

2016-02-10 00:00:00 | フランス・ボルドー
Clarete de Cantinot Nicolas Bouscasse 2013
Clarete de Cantinot Nicolas Bouscasse 2013 Part1
クラレット・ド・カンティノ[2013]年・手摘み100%・黒ブドウ(カベルネ・ソーヴィニヨン100%)から白ワインが!シャトー・カンティノ元詰(ヴァン・ド・フランス)・自然派リュット・レゾネ(希少な年産約6,000本のみ)
Clarete de Cantinot [2013] Cabernet Sauvignon Chateau Cantinot (Nicolas Bouscasse) Vin de France

入手困難!ボルドー辛口白ワイン愛好家大注目!なんと!カベルネ・ソーヴィニヨン種100%(黒ぶどう)で造られた珍しい辛口白ワイン!造り手は、ボルドーのジロンド川右岸のプルミエ・コート・ド・ブライAOC(現ブライ・コート・ド・ボルドー)で有名なブライ地区に位置し、有名コンサルタント、オリヴィエ・ドーガ氏を起用!2007年の世界最優秀ソムリエ、アンドレアス・ラルソンからも非常に高い評価を得るブスカッセ家!!から、化学肥料や農薬を必要最小限に抑えた農法により育てられた、平均樹齢25年のカベルネ・ソーヴィニヨンを手摘み100%!さらに選別し、プレス後、醸しを行わずアロマを逃がさないようにステンレスタンクのみで低温発酵!美しい白ワインの色合いと味わいを引き出した年産わずか6,000本のみの希少ワイン!ボルドーの黒ブドウの凝縮感のある味わいと、レモンのような柑橘系とスパーシーさ、複雑味のあるエレガントな辛口白ワインが限定で極少量入荷!
クラレット ド カンティノ[2013]年 手摘み100% 黒ブドウ(カベルネ ソーヴィニヨン100%)から白ワインが!シャトー カンティノ元詰(ヴァン ド フランス) 自然派リュット レゾネ(希少な年産約6,000本のみ)


カベルネ・ソーヴィニヨン種100%(黒ぶどう)で造られた珍しい辛口白ワイン!2007年の世界最優秀ソムリエ、アンドレアス・ラルソンからも非常に高い評価を得るブスカッセ家による、化学肥料や農薬を必要最小限に抑えた農法により育てられた、美しい白ワインの色合いと味わいを引き出した年産わずか6,000本のみの希少ワイン!

シャトー・カンティノは、ボルドーのジロンド川右岸にあるブライ地区に位置しています。オーナーのブスカット夫妻(Yan & Florence Bouscasse)は設備投資、品質改良に取り組み、葡萄にとっても環境にとってもより良い方法を探究、実践を行い、ボルドー左岸での有名醸造コンサルテント、オリヴィエ・ドーガ氏の指導を受けています。

更に2007年の世界最優秀ソムリエであるアンドレアス・ラルソン(Andreas Larsson)からも非常に高い評価を受けるシャトーとなりました。今日、プルミエ・コート・ド・ブライのトップシャトーのひとつといっても過言ではありません。

クラレット・ド・カンティノ2013年

■ 土壌:砂利、砂質、粘土を含む石灰質
■ 栽培面積:2ha
■ 栽培品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
■ 平均樹齢:25年
■ 収穫:手摘み 選別
■ 年間生産量:約6,000本

化学肥料、農薬を必要最小限に抑えた農法により育てられたボルドーの伝統的黒ブドウ品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン100%使用。

丁寧に栽培された黒葡萄品種カベルネ・ソーヴィニヨンを手摘みし、更に良い果実のみ選別しプレス後、醸しを行わず、アロマを逃がさないためステンレスタンクにて低温発酵のみを行い美しい白ワインの色合いと味わいを引き出します。


格付:ヴァン・ド・フランス
※このワインは、シャトーの位置するブライ地区での使用品種、製法規定のためVin de Franceに分類となっています。
うきうきワインの玉手箱より)




Clarete de Cantino Nicolas Bouscasse 2013 Part2





ブレリアスにて
 
抜栓日:2016年1月19日
普通のイエロー。粘性は中程度、輝きあり。第一印象で樽を感じました。果実香は白い花。なかなかしっかりとしたアタックでミドル~フルボディー。酸は爽やかで余韻は中程度。これまた樽使いのシャルドネでブルゴーニュ、とか思いましたが(しかも結構地震あったりして笑)、なんと、カベソーのブラン?! いや~、まいりました。


Bad Boy Chardonnay

2016-02-09 00:00:00 | フランス・ボルドー
Bad Boy Chardonnay
Bad Boy Chardonnay
白:[2012] バッド・ボーイ・シャルドネ (ヴァン・ド・フランス)Bad Boy
容量:750ml
5年前にヴァランドローの隣の粘土石灰質の南西向きの畑に植樹したシャルドネから造られる。ヴァランドロー・ブランの熟成に使用したバリックでシュール・リーの状態で10ヶ月熟成。『樹齢が古くなるのを待たなければいけないが、おいしいワインに仕上がった。』とテュヌヴァンが自身のブログでコメントしている。        
ワインショップフィッチより)






<ジャン・リュック テュヌヴァン、バッド・ボーイ 2013 ヴァンド・フランス 白 >
●Jean-Luc Thunuvin. Bad Boy 2013 Chardonnay Vin de France

ジャン=リュック・テュヌヴァンがメルロー/カベルネ・フランの聖地、
ボルドー・サンテミリオンで「シャルドネ」を植樹し、
自身が手掛けるヴァランドロー・ブランで使用した樽で
このシャルドネを熟成させた前代未門のキュヴェ!

ブルゴーニュ・ブラン好きのテュヌヴァン夫妻は、ボルドーの伝統的な品種以外の品種を植えてみたいと考え、
5年前にヴァランドローの白ブドウ用の畑の隣にシャルドネを植えた。
そのワインがコレ。
「バッド・ボーイ・シャルドネ」がリリースされた!!
しかも超低収量で15hl/haの480本生産。 この2012VNTが初ヴィンテージです。 ちょっとボルドー・シャルドネとしては高い金額ですが、 ブルゴーニュ・シャルドネに引けをとらない素晴らしい樽の使い方、 ほのかに感じる樽の優しい風味とシャルドネがもつ特徴を しっかりと表現しています。 『樹齢が古くなるのを待たなければいけないが、おいしいワインに仕上がった。』 とテュヌヴァンが自身のブログでコメントしています。 「綺麗」「うま味」という言葉が使える丁寧な造りをしていると 思えるいいワインです。 生産量480本。 Jean-Luc Thunuvin. Bad Boy 2012 Chardonnay Vin de France

産地:フランス、ボルドー
生産者: ジャン・リュック・テュヌヴァン氏
品種 : シャルドネ100% / 単位収穫量:15hl/ha
醸造: アルコール醗酵後MLFは行わず、シューリ・リー状態で、ヴァランドロー・ブランの熟成に1回使用したバリックで10ヶ月熟成。
容量:750ml/生産量:480本 /アルコール度: 13% /タイプ:白ワイン、辛口
田中屋さんドット混むより)






ブレリアスにて。
 
抜栓日:2016年1月19日
普通のイエローで、粘性はそこそこ感じられます。輝きあり。第一印象は樽香ですが、柔らかいニュアンス。しかし樽しっかりです。果実香もニュートラル。アタックはやわらかく、ミドル~フルボディ。余韻は中程度。酸もしっかりとしてますがやさしく、最初後味に苦味を感じてグリ系を想像しましたが、全体的なまとまりがよく、ニュートラルさからシャルドネと思いました。ただ、ややトロピカル系のニュアンスも感じたため南アフリカかと思いましたが、答えはボルドー。あ~~~~。


Les Pagodes de Cos 2007

2015-12-27 00:00:00 | フランス・ボルドー
Les Pagodes de Cos 2007
Les Pagodes de Cos 2007
レ・パゴド・ド・コス[2007]年・AOCサン・テステフ・メドック・グラン・クリュ・クラッセ第二級・シャトー・コス・デストゥルネルのセカンドラベル
Les Pagodes de Cos [2007] AOC Saint-Estephe (Chateau Cos d'Estournel 2nd Label) (Domaines Reybier)
メドック高級格付フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!サンテステフ格付ファン大注目!ロバート・パーカー氏が2009年で100点満点をつけ、さらに人気爆発!サンテステフ格付のトップ造り手であり、今や格付第一級にも匹敵する高い人気!格付第一級シャトー・ラフィット・ロートシルトに隣接する大人気シャトーの2ndラベル!なんと!ロバート・パーカー氏は最高評価の満点★★★★★5つ星生産者に挙げ、この2007年ものの1stで90点(今~2025年)獲得!ニール・マーチンのワインジャーナルでは、1stに92点の高評価!2ndのこのレ・パゴドで、91-93点の高評価!ワインスペクテーター誌で1stが90点獲得!ステファン・タンザーのインターナショナルワインセラーでも91点の高評価を獲得!ゴーミヨ誌でも★★★★★★6つ星で、1stが17/20点獲得!レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス誌(旧クラスマン誌)で1stが17点獲得!ヒュー・ジョンソン氏いわく「サンテステフのワインの中で最も洗練されたもの。そして、いつも決まってメドックで最良のワインに数えられる。」と最高評価!ジェイムズ・ローサー氏は「1982年以降シャトー・コス・デストゥルネルはミスを犯したことがない。そのワインは全般的にフルボディで、その精妙さとしなやかな物腰はサンテステフというよりはポイヤックに近いものがあり、ほかのワインがうらやむほどのとろっとした触感がある。」と激賞!メルローの比率が高いといわれたコス・デストゥルネルが、この数年、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が多くなり(なんと2007年はカベルネ・ソーヴィニヨンが85%で、カベルネ・フランが5%)、その分、このレ・パゴドに1stに入っていたすばらしいメルローがまわされるようになり、レ・パゴの評価も急激に上昇!ずばり、一級に匹敵すると言われるメドック最高峰のひとつ!大人気フルボディ格付の2ndの飲み頃が、限定で極少量入荷!

1stでパーカーポイント90点!
ワインスペクテーター誌1stで90点!
ステファン・タンザー1stで91点獲得!
ワインジャーナルでは1stが92点!
この2ndで驚異の91-93点獲得!
パーカー満点5つ星生産者!
2009年VTでパーカーポイント
100点満点獲得で、さらに人気爆発!
コス・デストゥルネルの2ndラベル!

ロバート・パーカー氏はコス・デストゥルネルについて
ブリュノ・プラッツの心のこもった指導のもとで、コス・デストゥルネルは、サン=テステフのなかでは最高の評価を得るまでになった。1982年以降、ここのワインは次から次へと当たりが続いており、ほとんどのヴィンテージで、メドックで最上のワインを生産するのではないかと期待できる。
このシャトーは東洋風のパゴダのような外観で、ポイヤックとの村境のすぐ北、その著名な隣人シャトー・ラフィット=ロートシルトを見下ろす丘の背にある。 メドックものにしては珍しく、コスはブレンドに使うメルロの比率が高い(40%)ことと新樽を使う比率が高い(60%から100%)ことで他と一線を画している。このメルロの比率はオー=メドックでは最も高い部類に入り、コス・デストゥルネルの最近のヴィンテージに目立つ、肉付きのよい、豊かな舌触りという個性を生み出している。
1950年代、1960年代とモンローズの後塵を拝してきたコス・デストゥルネルは、1980年代に入ってボルドーで最も人気の高いワインのひとつとなったのである。コス・デストゥルネルは、たとえば1993年、1992年、1991年といった難のあるヴィンテージで特に成功してきたことにも注目しておきたい。

コス・デストゥルネルについてヒュー・ジョンソン氏は
「サンテステフのワインの中でも最も洗練されたもの。そしていつも決まってメドックで最良のワインに数えられる」として★★★★4つ星最高評価!

又、D.ペッパーコーン氏も
「ここのワインは樽の中ではつねにとても印象的で、密度が高く、タンニン分が多いけれども見事なバランスを出し、素性の良さがはっきり出ている。」

又、D.ペッパーコーン氏も
「常に密度が高く、肉厚なワインを生み、比率の高いメルロがワインの風味を和らげている。醸造と熟成には常に手間を掛けていて、それがメドック最高級のクリュの中でもトップの上品さと複雑性を誇るワインの産出を可能にしている」として、★★★トリプルスター(シャトー・ラトゥールを含め7シャトーのみ)のトップに挙げ、このスーパーグレイトの2009年の1stに19/20の高評価!

1stでパーカーポイント90点!WJ92点!WS誌90点!IWC91点獲得!
このレ・パゴド・ド・コスでワインジャーナル91-93点獲得!
うきうきワインの玉手箱より)





竹八にて
 
抜栓日:2015年11月30日
濃いルビーパープル。カシス、ブルーベリー、ミントの香り。メルローっぽさはそんなに感じませんでした。バランスよし。味わいに透明感あり。


La Salle de Chateau Poujeaux 2006

2015-12-25 00:00:00 | フランス・ボルドー
La Salle de Chateau Poujeaux 2006
La Salle de Chateau Poujeaux 2006
(2007のデータです)
ラ サル ド シャトー プジョー [2007]年 シャトー プジョー 2ndラベル AOCムーリス
“La Salle de” Chateau Poujeaux [2007] AOC Moulis (Ph.Curlier) (Chateau Poujeaux 2nd)
ボルドー・メドック・ムーリス辛口フルボディ赤ワイン愛好家大注目!メドック・ムーリス村を代表する三大シャトーのひとつ!シャトー・シャス・スプリーンとシャトー・モーカイユなどとともにムーリス村の目玉シャト-!しかも飲み頃!8年熟成!バックヴィンテージ!!永い寿命を約束されたタンニンの多い凝縮された個性的なフルボディ辛口赤ワインと定評のこのシャトー・プジョーの2ndラベル!しかも醸造コンサルタントは、あの右岸屈指の醸造家であり、2009年もののラ・モンドットでパーカーポイント100点満点獲得!!の銘醸造家ステファン・ドゥルノンクール!しかもサンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセのあのシャトー・クロ・フルテのキュヴリエ家が所有して初ヴィンテージの2007年もの!!1stでワインエンスージアスト誌高得点!1stでゴーミヨ誌、デカンタ誌高評価獲得!ロバート・パーカー氏に「プジョーのスタイルは、ムーリスのワインの典型で若いときには長く、固いこともあるので、柔らかくなり熟成するには最低でも6~8年寝かせる必要がある。…プジョーはボルドーで新しい格付があれば5級とされる価値があるワインである」と絶賛させたシャトー・プジョーの2ndラベルの飲み頃!が限定で極少量入荷!

ラ サル ド シャトー プジョー [2007]年 シャトー プジョー 2ndラベル AOCムーリス

ムーリス村を代表する3大シャトーのひとつ!
永い寿命を約束されたタンニンの多い、凝縮された個性的なフルボディ辛口赤ワインと定評のシャトー・プジョーの2ndラベル!
しかもあのシャトー・クロ・フルテのキュヴリエ家が所有して初ヴィンテージの2007年もの!ロバート・パーカー氏が「プジョーはボルドーで新しい格付があれば5級とされる価値があるワインである」と絶賛したシャトー・プジョーの2ndラベルの飲み頃!8年熟成品!

D.ペッパーコーン氏は「ボルドーワイン」の中で
「ムーリスがアペラシオンの名前だとすれば、プジョーの名はその中でも最高のクリュのほとんどが集まっている部分を指す。その中で他の表示がつかないただのプジョーだけのこのシャトーが一番良いところにある。」

「ワインは深い色合いで印象的なブーケをもっている。このブーケは、ときたま煙草を連想させる香りをもつことがある。風味のほうは、タンニンが多くて力強い反面、スタイリッシュで洗練されている。長命のワインで、最高の年のものは長い時間をかけて熟成させる価値があり(新樽の比率は1/3)、もちろん、つねにこのアペラシオンのトップ・グループにはいっている。」

「ライヴァルのシャス・スプリーンに比較すると、プジョーの方がやや肉づきが良く、果実香があり、ここも同じように格付の地位が与えられていい。」


シャトー プジョーについてヒュー ジョンソン氏は
「同族経営のクリュ・ブルジョワ・エクセプショナル。シャス・スプリーンとモーカイユとともに、ムーリスの目玉。長い寿命を約束された、タンニンの多い、凝縮された個性的なワインを産出」★★(ダブルスター)


ロバート パーカー氏はシャトー プジョーについて
プジョーとシャス=スプリーンとモーカイユーの間には、相当なライバル意識があるが、ほとんどの人は、年によって多少違いはあるものの、この3つがムーリの最上のワインと見ている。プジョーは1544年にさかのぼる最も歴史あるシャトーの1つで、当時、シャトーとその周辺地域は、「ラ・サル・ド・プジョー」と呼ばれていた。現在は1920年にプジョーを手に入れた一族、テイユ兄弟によって経営されている。

プジョーのスタイルは、ムーリのワインの典型で、深みのあるルビー色でタニック。若いときには渋く、固いこともあるので柔らかくなり熟成するには最低でも6年から8年間寝かせる必要がある。非常に長生きする可能性を持っており、1985年と1988年に飲んだ1928年のボトルは、プジョーがどれほど賞賛に値し、熟成させる価値があるかを証明してみせた。プジョーは、ボルドーで新しい格付けがあれば、5級とされる価値があるワインである。

最近プージョは2001年と2000年に卓越したワイン、1997年にはそのヴィンテージの最良のワインの一つをつくった。

ラ・サル・ド・シャトー・プジョー2007年

メドック・ムーリス村を代表する三大シャトーのひとつ!シャトー・シャス・スプリーンとシャトー・モーカイユなどとともにムーリス村の目玉シャト-!
永い寿命を約束されたタンニンの多い凝縮された個性的なフルボディ辛口赤ワインと定評のこのシャトー・プジョーの2ndラベル!

しかも醸造コンサルタントは、あの右岸屈指の醸造家であり、2009年もののラ・モンドットでパーカーポイント100点満点獲得の銘醸造家ステファン・ドゥルノンクール!

しかもサンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセのあのシャトー・クロ・フルテのキュヴリエ家が所有して初ヴィンテージの2007年もの!

ロバート・パーカー氏に「プジョーのスタイルは、ムーリスのワインの典型で若いときには長く、固いこともあるので、柔らかくなり熟成するには最低でも6~8年寝かせる必要がある。…プジョーはボルドーで新しい格付があれば5級とされる価値があるワインである」と絶賛したシャトー・プジョーの2ndラベルの飲み頃!
うきうきワインの玉手箱より)





ラ サル ド シャトー プージョー[2006](750ML)赤
LA SALLE DE CHATEAU POUJEAUX[2006]
  品種: 赤/カベルネ・ソーヴィニヨン / メルロ / カベルネ・フラン
  容量: 750ML
産地: フランス/ム-リス
シャトー プージョーのセカンドラベル。樹齢の若い樹から生産。48%カベルネ・ソーヴィニヨン、44%メルロ、8%カベルネ・フラン。
ピノノワールオンラインより)



竹八にて
 
抜栓日:2015年11月30日
濃いルビーパープル。カシス、ブラックベリー、プラム。バランス良いです。タンニンしっかり。


Chateau Talbot 1995

2015-11-20 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Talbot 1995
Chateau Talbot 1995
シャトー・タルボ Chateau Talbot 
   4 級 PP3級               
   AOC サン・ジュリアン・ベイシュヴェル 
~15世紀イギリス統治時代の将軍シュルーズベリ伯ジョン・タルボットの本拠地がこの地にあったことに由来。

セカンド     コネ-ターブル・ド・タルボ
             Connetable de Talbot 
             年間生産量 30万本 
             ~コネタブルは元帥の意。

畑 面 積    108ha (赤102ha、 白~カイユ・ブラン6ha)
                お庭は30ha 
年間生産量    30万本
隣 接 畑    ランゴア・バルトン、グリュオ・ラローズの北
オーナー     コルディエ家(1917年取得)
          ロレーヌ・リュストマンとナンシー・ビニヨン・コルディエ
作付割合     カベソー66% メルロー26% カベフラ3%
           プティ・ヴェ 5%
平均樹齢     35年 
植栽密度     7,700本/ha
収   量     52hl/ha
土 質 等    サンジュリアンの丘に所在し、標高22メートルの
          最も高い畑。
          高い畑及び古木がタルボ用、他はセカンド  
          小石が多い。下層は鉄分を含む。
タ ン ク    ステンレスタンク(23基)、木製発酵槽9,200h(24基)
新樽比率    40%
収   穫    ドライヤー付選果台。畑と醸造所で2回選果。   
発   酵    15日から21日間
樽 熟 成    18ケ月
コラージュ    しない。
濾 過      軽くする。
セパージュ
  1994年 カベソー60% メルロー30% カベフラ 5% プティ・ヴェ 5%   
  2001年 カベソー55% メルロー40% カベフラ 5%
  2009年 カベソー55% メルロー30% プティ・ヴェ15%
  2010年 カベソー63% メルロー37% プティ・ヴェ 5%
  2011年 カベソー62% メルロー33% プティ・ヴェ 5%
  2012年 カベソー65% メルロー32% プティ・ヴェ 3%

特  徴  逞しく、フルーティ。
香  り  カシス、スパイス、なめし革、チェリー、プラム、西洋杉、

飲み頃の続く期間/ 収穫後7年から25年

※より柔らかく、よりエレガントな方向へ変更中
      

評 価 ボルドー第4版より 重要なヴィンテージ
古いヴィンテージ
 タルボは比較的際立った記録の持ち主で、1970年代のそれなりに良好なヴィンテージでは殆どすべてで優良なワインを生産している。1978年(87点最終試飲1999年6月)、1975年(87点?、最終試飲2001年11月)、1971年(87点、最終試飲2000年3月)はいずれも上質な作品である。
 1960年代には姉妹シャトーであるグリュオー・ラローズの後塵を拝していた。1966年、1962年、1961年という最高のヴィンテージでは一貫してグリュオー・ラローズの方がタルボよりはるかに良好なワインを生産していたのだが、これらのヴィンテージのタルボは最近試飲していない。もしかしたら私が試飲したタルボで最も偉大な古いヴィンテージは(何年も飲んでいないが)1953年(90点、最終試飲1995年12月)と1945年(94点、最終試飲1988年3月)かもしれない。

1982年 PP95 
 とてつもないワインだ。十分な飲み頃に達しつつあり、黒トリュフ、アニス、タルタルステーキ、新品の鞍革、大量のブラックチェリーやカラントを思わせる巨大なノーズが、この濃い、光を通さないガーネット/紫色をしたワインのグラスから飛び出してくる。フルボディで、並外れた量のグリセリンがあり、酸は弱い。非常に丸々と太った、くらくらしそうな、噛みごたえのあるスタイルをしている。知的な意味でも享楽的な意味でも御馳走だ。最終試飲2002年6月
 予想される飲み頃 現在から2011年 ダウン 

1983年 PP90
 未だにこのヴィンテージの、特にメドックでは最良のワインの一つで、甘草、コンポスト、鞍革、黒系果実の趣がある。ミディアムからフルボディで、肉付きが良く、みずみずしい。酸は弱く、熟した果実味があり、好奇心を刺激する下地となるスモーキーな、草っぽい趣も感じられる。凝縮感があり、十分熟成している。最終試飲2002年6月
 予想される飲み頃 2010年まで ダウン

1985年 PP90
 極めて芳しい、しなやかで、広がりがあり、エレガントな、十分に熟成しており、暗いガーネット色をしており、縁にはピンク色や琥珀色がたっぷり見られる。肉付きが良く、ミディアムボディで、絹のように滑らかなワインのバランスは秀逸で、大量の果実味があり、酸の弱い、みずみずしいフィニッシュである。最終試飲2002年6月
 予想される飲み頃 2005年まで ダウン

1986年 PP96 
 夢の様に素晴らしいワインだ。過去50年で2つある最も偉大なタルボの1つである。いまだに非常にくすんだガーネット/プラム/紫色をしており、壮観なノーズは甘いクレームドカシスと混ざり合った、挽きたての胡椒、溶けた道路のタール、エルブ・ド・プロヴァンス、牛肉から滴り落ちる血を思わせる。並外れて凝縮感があり、ボディはフルで、甘いタンニンが感じられる。どうやら飲み頃の高原部に到達しかかっている様で、少なくとも10年から15年は持ちこたえるだろう。けた外れのワインである。最終試飲2002年6月
 予想される飲み頃 現在から2020年 sei お値段40,000円位みたい。

1988年 PP88
 暗いプラム/ルビー/ガーネットいろをしており、1990年や1989年より色の濃さは上である。新品の鞍革の趣と混ざり合った牛肉の燻製、タプナード・ペースト、バニラ、殆どチョコレートの様なモカの個性がある。いくらかのほどほどのタンニンはまだまとめる必要があるが、ミディアムボディで、秀逸なグリップ、深み、全体的な個性もある。熟成していくにつれて、より評判高い1989年より性格、深み、スタイルが成長してきたようである。最終試飲2001年10月
 予想される飲み頃 現在から2012年 ダウン

  補 タプナード・ペースト~フランス・プロヴァンス地方のオリーブペーストの総称。
    アンチョビやケイパー・にんにくが入っているのが「伝統的な」 作り方だとか。

1989年 PP87
 濃いルビー色をしており、程々に素質のある趣は甘いブラックカラントと混ざり合った甘草、コンポスト、いくらか雑草の様な煙草を思わせる。このミディアムボディのワインは、酸は弱く、魅力的に熟した果実味も感じられるが、いささか余韻の短いフィニッシュである。最終試飲2002年10月
 予想される飲み頃 現在から2012年 ダウン

1990年 PP87
 いささか控えめで、例年ほど力強くない。暗いルビー色をしているが、縁にはいくらかのピンク色も見られる。魅力的な、非常に成長した芳香は土、スイートチェリー、スモーキーなハーブを思わせる趣がある。ミディアムボディで、酸が弱く、タンニンは熟しているが、偉大なヴィンテージや、タルボ自身に期待される凝縮感に欠けている。最終試飲2001年10月
 予想される飲み頃 2008年まで ダウン

1995年 PP88
 このチャーミングで、強烈な香りの、暗いプラム/ガーネット色をしたワインは、隠そうとしても隠しきれないオリーブ、土、グリルした牛肉、ブラックカラントの香りのするヴーケがグラスから立ち上がる。ミディアムボディからフルボディで、酸は弱く、まろやかで、甘美な、果実味豊かな風味がある。肉の様な香りがあり、また、肉付きが良く、おいしい。今でも飲める。最終試飲2001年3月
 予想される飲み頃 現在から2012年 ダウン

1996年 PP89
 傑出に近いワインで、縁いっぱいまで濃い暗いルビー色をしており、秀逸な香りは黒系果実と混ざり合った甘草、乾燥ハーブ、ローストした肉の香りを思わせる。充実したワインで、エキス分は印象的。肉付きの良い舌触りをしており、酸は弱く、純粋さは秀逸、余韻の長い、深みのある、噛みごたえのあるフィニッシュ。最終試飲2001年3月
 予想される飲み頃 現在から2017年 sei

1997年 PP85

1998年 PP88
 熟成するにつれて、中間部に中身が詰まり、重みを付けてきた。深みのあるプラム/ガーネット色をしており、率直な、魅惑的なノーズは溶けた甘草、西洋杉、プラム、ブラックチェリー、カシスを思わせる。この魅力的なタルボは、良好な舌触りをしており、ミディアムからフルボディで、タンニンは甘い。このワインの成長ぶりを見ると心地よくなる。最終試飲2002年3月
 予想される飲み頃 現在から2016年 sei

1999年 PP88
 乾燥ハーブ、森の下生え、カシス、カラントを思わせる香りが、この魅力的な香り高く、しなやかで、スパイシーな、ミディアムボディのワインだ。汁気の多い舌触りをしており、酸は弱く、タンニンはやわらかい。向こう10年で楽しむ事。
最終試飲2002年3月
 予想される飲み頃 現在から2012年 ダウン

2000年 PP90⇒PP93
 超大作ではないが、この傑出したサン・ジュリアンは、賞賛に値するコク、層状の舌触り、甘いタンニン、あふれんばかりの量のスモーキーなカシス、甘草、ハーブ、土、なめし革の特徴がある。香りは複雑で、華麗なコクがあり、力強さとエレガンスのブレンド比率は称賛に値する。いくらかタンニンがあるので2年から3年はセラーで寝かせて当然である。最終試飲2003年1月
 予想される飲み頃 現在から2020年 sei

2001年 PP89+⇒PP89
 1990年代には少々型崩れしていたように見える期間もあったが、最近のヴィンテージの品質には相当な将来性が見られる。非常に特別なワインを生産する能力はあるのだ(1982年や1986年を試飲した人ならだれでも簡単に請け合う事だろう)。2001年のワインは生産量の50%でしかなく、縁いっぱいまで濃いルビー/紫色をしており、燻したハーブ、甘草、西洋杉、お香、プラム、ブラックカラントの趣がある。ミディアムボディで、2001年のワインとしてはほどほどにタニックで、深みや力強さは良好。
 予想される飲み頃 現在から2015年 sei

2002年 PP88~90⇒PP78
 フルーティで率直なサン・ジュリアンは、2002年のたいていのメドックにみられる構造に欠けている。もっとも、それを補って余りある、しなやかな、果実味が前面に出たスタイルをしていて、秀逸な、ハーブの色合いがある、なめし革の様な、ブラックベリーやチェリーの趣が感じられる。ミディアムボディの純粋なワインだ。
 予想される飲み頃 現在から2015年 sei

2003年 PP88~90⇒PP90
 タルボのやわらかい、外向的な2003年は、殆ど飲めるようになっている。極めて酸が弱く(殆ど平板と言えるほどである)、深みのあるルビー/ガーネット色をしており、大柄なノーズはベリーの果実、乾燥ハーブ、新品の鞍革、土を思わせる。まろやかで、フルーティで、チャーミングだが、構造や深みに欠けている。多分樽や瓶で熟成していくうちにまとまって、今以上の重みやコクを見せる様になって行くだろう。早いうちから飲めるようになる筈である。
 予想される飲み頃 現在から2014年 ダウン
2004年 PP88
2005年 PP90
2006年 PP89
2007年 PP86
2008年 PP90
2009年 PP91
2010年 PP91~93
2011年 PP87~89
          

Chateau Talbot 2011.09 記
     1982年 20,000円、1996年 5,900円、2000年 13,400円
     2003年 12,500円、2004年 4,300円、2005年  8,200円
     2006年  6,300円、2007年 6,000円、2008年 5,000円 位
     Wine Searcher 平均 8,672円 2014.05補記  
     
     
 広大な単一のブドウ園を持つタルボは、ジロンド河から離れた内陸の、小さなサン・ジュリアン・ペイシュヴェルの村のずっと裏手、グリュオー・ラローズのすぐ北にある。タルボの名は、1453年のカスティヨンの戦いに破れたイギリス軍指揮官、シュールーズベリー伯爵ジョン・トールボットにちなんだものだ。このシャトーはコルディエ家の管理のもと、一貫して上質な、逞しい、それでいてフルーティな、フルボディのワインを生産しており、メドックのワインの格付けが新しくなる事があったら当然昇格していただろう。新しい管理者のもとでは、より柔らかい、よりエレガントなスタイルへと移行しつつあるようで、ヴィンテージ毎の一貫性も増している。
 タルボでは、量はささやかだが、おいしく辛口白ワインもつくられている。カイユー・ブラン・デュ・シャトー・タルボと呼ばれており、新鮮で華やかな白である(メドックで最上の白のひとつだ)。ただし、収穫後2年から4年以内に飲まなければならない。
  
     

一般的な評価
 タルボは一貫して高品質で、メドックで最良のお買い得品の一つである。1986年や1982年と言ったヴィンテージは、未だにこのワインがいかに偉大なものになるかと言う評価の指標となっている。

歴 史
 イギリス統治時代、サンジュリアン村のこの一帯は「タルボ将軍」が治めていたと言われていますが、直接所有していたわけではないようです。
 シャトー・タルボは、ガロンヌ川のほとりのなだらかな「サンジュリアンの丘」の上に位置し、メドックで第2の広さ(108ha~シャトー・ラグランジュ作付面積113ha)を誇っていると言われていますが、歴史的にはあまり明らかになっていません。18世紀から19世紀の所有者として名が挙がっているのは、ドー・ド・レスクー侯爵とその一族です。その後、1899年に競売によりA・クラヴリが取得し、1918年(1917年説もあり)にはG・Aコルディエが取得し、その後コルディエ社名となったようです。1991年には、コルディエ社から独立されたようで現在個人所有ロレーヌ・リュストマンとナンシー・ビニヨン・コルディエの様です。
 今でもタルボ将軍に対する思い入れは強いらしく、「戦いに敗れたタルボ将軍が、この畑のどこかに財宝を埋めた」という伝説があるとか。

決戦 シャトー・タルボは、サンジュリアンで最大面積を誇るシャトーです。タルボを英語表記ではトール・ボットで、100年戦争のイギリス軍指揮官であった将軍の名に由来しています。彼トール・ボットの家系はノルマンディーのコー地方に起源をもつノルマン人であったようですので、元々フランスとは関係があったようです。
 トール・ボットはカスティヨンの戦いに敗れ1453年7月17日戦死してしまいます。フランスのシャトー名に敵国であったはずのイギリスの将軍の名を冠しているのは奇異に思われるかもしれませんが、ボルドー地区を含むアキテーヌ地方は長きに渡りイギリス領であり、ワイン貿易における最大のお得意様でもあったことから、少なくともボルドーにおいてはかなりのイギリスびいきであったものと思われます。
 この点について、歴史を紐解くと、ジャンヌ・ダルクが登場するオルレアン攻囲戦で抜群の功績を立て、イングランド王ヘンリー6世は、フランス王としてトール・ボットをフランス大元帥にしています。
 1451年にはフランスがボルドーを占領し、百年戦争も終わりを迎えたかに見えたのですが、イングランド王家による300年の統治を受けてきたボルドーの市民たちは、自分たちのことをイングランド人だと思っており、イングランド国王ヘンリー6世に対して、ボルドー地方奪還要請の使節を送ります。
 そして、1452年10月17日、シュルーズベリー伯ジョン・トール・ボットが兵とともにボルドー付近に上陸しますが、フランスの守備隊はボルドーの市民たちによって追い出され、イングランド人たちのために市の門を開けたと言われています。結局、1453年7月17日カスティヨンの戦いに敗れ戦死します。
        
 1987年に最新設備の導入、ドレーン・パイプの敷設を行う等改革を進めてきました。
ろくでなしチャンのブログより)






抜栓日:2015年11月15日
ブラインドでの提供でした。
透明感のある、グラスの向こう側の指が見える程度の綺麗なガーネット。エッジの色合いもしっかりとしています。香りは、腐葉土やきのこ、下草といった、十分な熟成香があり、カシス、ブラックベリーの香りもほんのりと残っています。熟成香に混ざりハーブ系の香り、木の皮のニュアンスがあります。左岸のイメージ(ボルドーですというヒントありました。タンニンは溶け込んでいてとてもスムーズ。酸もしっかりとしています。あと5年位はぜんぜん大丈夫じゃないかと思いました。
このくらいのヴィンテージのボルドーは、いいですね~。


Chateau Climens 2003

2015-10-16 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Climens 2003
Chateau Climens 2003

シャトー・クリマン [2003]

≪パーカーポイント 97点≫
2003 Climens
クリマン
ワイン種類 White Sweet Dessert
生産地 France Bordeaux Barsac
生産者 Climens
クリマン
ぶどう種類 Sauternes Blend


テイスティングコメント
テイスティング2006年4月
PP(WAポイント)97
公開媒体:Wine Advocate #164 (2006-04-24)
レビュアー:Robert Parker
飲み頃:now
No tasting note was given.

テイスティング2005年4月
PP(WAポイント)(95-98)
公開媒体:Wine Advocate #158 (2005-04-29)
レビュアー:Robert Parker
飲み頃:now
Space limitations preclude including tasting notes. 2003 is a rich, sweet vintage of powerful, full-bodied wines that possess huge levels of glycerin, alcohol, and residual sugar
割田屋より)



シャトー・クリマンに関してはこちら


Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 2000

2015-10-10 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 2000
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 2000

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
CH.PICHON LONGUEVILLE COMTESSE DE LALANDE
・ ヴィンテージ : 2000 年
・ タイプ : 赤ワイン
・ サイズ : 750ml[フル]
・ 生産地 : > フランス > ボルドー > ポイヤック
・ アペラシオン、生産者 : ポイヤック

● 基本情報
・ 品種 : カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロ 35%、プティ・ヴェルド 8%、カベルネ・フラン 12%


ポイヤックで最も女性的で優しいワイン
今飲むのも良し!寝かせるも良し!!
世紀の偉大な年“2000年”ヴィンテージ

メドック格付け 第二級

一級の シャトー・ラトゥール、二級の シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンといったシャトーに挟まれたところに位置するのが、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド。
ポイヤックの3つの名高い一級シャトー(ラフィット、ラトゥール、ムートン)にも肩を並べるほどの実力です。

近年、格付け改定がなされたら一級に格上げになるだろうと言われる「スーパーセカンド」としていくつかのシャトーが上げられますが、ピション・ラランドはその中でも独特の存在感を放っています。
ポイヤックという場所にありながら、メルロの割合が多く、まるでマルゴー村のワインのような柔らかく上品なワインが造られます。

そうした女性的な味わいはシャトーの生い立ちが関係あるのかもしれません。

実は元々ピション・バロンとピション・ラランドは一つのシャトーでした。
二つのシャトーの歴史は17世紀にまで歴史を遡ることができます。
その時代のボルドーの議会長であったジャック・ドゥ・ピション・ロングヴィル氏によってシャトーの名声が高まり、その後長い間シャトーはその名声を維持し続けます。

しかし1850年に一つのシャトーであったものが二つに分割されます。
当時の当主であったバロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏は5人の子供達にシャトーを分割して相続しようと考えていました。

長男が亡くなっていたため、次男が全体の五分の二を、残りの五分の三を3人の娘で分けることになりました。
この次男が相続した畑が現在のピション・バロンです。

姉妹それぞれに五分の一ずつ相続された3つの畑ですが、管理が困難であったため結局1850年から1860年までの間はピション・バロンを所有する次男が管理していました。

しかし、ラランド王の下に嫁いでいた次女がワイン造りに強い関心を示すようになったため、正式に分裂し、ラランド王国の王女(コンテス・ラランド)の名前を持つシャトーになりました。

男性が相続したピション・バロンの方はがっちりとした、筋肉質で力強い男性的なワイン。
女性が相続したピション・ラランドの方は知的で品がよく、滑らかな女性的なワインが造り出されます。

ピッション・ラランドの流儀は「アタックはあくまでデリケートに。
しかし中間から一気に広がってくるの圧倒的なヴォリューム感そしてフィニッシュには遠慮しない。」
そのエレガントなスタイルは、男性的なピション・バロンと比較され、貴婦人のようと形容されます。
世紀のグレート・ヴィンテージ、2000年のボルドーワインの中でも特に良い仕上がりになっているピション!

スーパーセカンドと称えられるようになり久しいですが、その座に甘んじることなく、努力を怠ることはありません。
2000年ヴィンテージはエスプレッソや西洋杉、数々の香辛料の芳香が感じられ豊潤なタンニンも強めですが、甘味も帯びており、なんとも複雑な味わい!

飲み頃は2030年頃まで続くといわれており、これから20年近く寝かせることもできます。

このようなグレートヴィンテージが手に入る機会はなかなかございません!
この機会をお見逃しなく!!

評価:ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)では95点~97点を獲得!
    ワインスペクテイター誌では95点を獲得!
エノテカ・オンラインより)





Chateau Pichon Longueville Comtesse De Lalande AOC Pauillac
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド AOCポイヤック・メドック格付第2級
Chateau Pichon Longueville Comtesse De Lalande シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド

女性的な強さと優雅さを秘めた官能的にして偉大なシャトー!イヤック格付の中でも、一級シャトーと肩を並べる大人気ワイン!あの格付第一級、シャトー・ラトゥールに隣接する大人気格付!【ラランド】!ロバート・パーカー氏は★★★★★5ッ星生産者!
一級の【シャトー・ラトゥール】、ニ級の【シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン】といったシャトーに挟まれたところに位置するのが、【ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド】。ポイヤックの3ツの名高い一級シャトー(ラフィット、ラトゥール、ムートン)にも肩を並べるほどの実力!

 ポイヤック村へ車を走らせると、ジャン・ミッシェル・カーズ氏の指揮下にて完成したモダン・クラシックな門をくぐり抜けます。すると【ピション・ロングヴィル・バロン】の門が見えてきます。左手にはそのシャトーがあり、その反対側には【コンテス・ド・ラランド】のシャトーがあります。華麗・豪華な【ピション・ロングヴィル・バロン】、それに比べると【コンテス・ド・ラランド】は少し端正な感じがします。しかし、ワインはシャトーのイメージとは逆かもしれません。女性的で優美なのは【コンテス・ド・ラランド】であり、男性的で豪壮なのは【ピション・バロン】です。今では、この2つの兄妹シャトーは、世界でも大人気のワインとなっています。
 同じ村、隣り合ったシャトーは元々は同一だった存在ながら、そのワインのスタイルは大きく違ます。格付けシャトーの中で最もメルロの使用率が高いものの1つであるコンテス・ド・ラランド(伯爵夫人)は、若くしても貴婦人のような優美さを備えるもので、もちろん熟成によっても華開きます。
 時にボルドーは『ワインの女王』と賞されますが、まさにコンテス・ド・ラランドはボルドーの女王に相応しい1つです。難しかった年の90年ですら、まさにコンテス・ド・ラランドは素晴らしいワインであり、骨格は細いものの、他の作年と同様の優美で繊細、複雑なスタイルを充分保っていました。
 平均で3万ケースを生産していますが、難しい年にも品質の高いワインを送り出し続け、今やスーパーセカンドでもトップクラスとの評価を受けています。

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第3版」から
 現在、ピション=ロングヴィル=コンテス・ドゥ・ラランド(ピション・ラランド)は明らかに人気が高く、そして1978年からは、ポイヤックのなかでも一貫して輝くばかりのワインをつくり続けている。多くのヴィンテージでこの地域の3つの有名な一級シャトーと張り合い、時にはまさっている。1961年以来、ピション・ラランドのワインは大変な成功をおさめているが、1970年代終わりから1980年代初めにかけて、ランクザン夫人のエネルギッシュな舵取りのもとで、その品質が驚くべき高みにまで上りつめたのは疑う余地のないことだ。ワインは知的なつくり方をされ、暗い色合いで、しなやかで果実味に富み、なめらかで、若いうちから飲める。マルゴーのシャトー・パルメとともに、最も有名なメドックのシャトーとしての風格があり、ブレンドには相当量のメルロを使っている。ただ、ピション・ラランドには必要なタンニン、深み、豊かさがあって、10年から20年、ゆっくりと熟成させることができる。メルロの割合が高い(35%)ことで、ワインの柔らかく、肉付きのよい特徴の一部は説明できるだろう。
ランクザン夫人 このシャトーはかつて、ひとつのピション=ロングヴィルという地所の一部分で、それが1850年に分割されたものだ。ランクザン夫人の父のエドゥアール・ミュイレが1924年に購入したのだが、現在の名声を築いたのは娘の方である。1980年代に資本が相当つぎ込まれた。1980年に新しい発酵室が、1988年に新しい樽熟成のためのセラーとテイスティング・ルーム(隣のシャトー・ラトゥールの壮観な眺め付きだ)がつくられ、そして1990年、シャトーの改修は完了した。
 ランクザン夫人はシャトーに住んでいるが、場所はピション=ロングヴィル・バロンから道路を横切ったところだ。ブドウ畑はポイヤックとサン=ジュリアンの両方にまたがり、後者の性質がしばしばピション・ラランドのしなやかなスタイルの原因とされる。

平均年間生産量:45~50万本
畑 面積:75ha
平均樹齢:35年、密植度:9000本/ha
平均産出量(過去5年間):50hl/ha
育て方:ブドウは手作業で摘まれ、完全に除梗。破砕してから、33基の温度調節されたステンレスタンクに移される。
発酵は18~24日間続き、マロラクティック発酵はタンクの中で起こる。
アサンブラージュは12月で、ワインは半分が新しいオーク樽に、半分が1年使った樽に移され、18ヵ月寝かされる。
澱引きは3ヵ月ごと。ワインは卵白で清澄処理され、ごく軽く濾過処理されて瓶詰めされる。
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン45%、メルロー35%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルド8%


PP:97Pt!シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド [2000] AOCポイヤック・メドック格付第2級
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande [2000] AOC Pauillac 【赤 ワイン】

 ポイヤック格付一級シャトーと肩を並べる大人気シャトー!「ポイヤックの貴婦人」と形容される女性的で優しいワイン【シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド】! シャンパーニュの名門【ルイ・ロデレール社】に買収され、ますます品質をあげているボルドー2級シャトー。
 一級の【シャトー・ラトゥール】、二級の【シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン】といったシャトーに挟まれたところに位置するのが【ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド】。ポイヤックの3つの名高い一級シャトー(ラフィット、ラトゥール、ムートン)にも肩を並べるほどの実力です。
 近年、格付け改定がなされたら一級に格上げになるだろうと言われる「スーパーセカンド」と評されるいくつかのシャトーの中でもこの【ピション・ラランド】は独特の存在感です。ポイヤックにありながら、メルロの割合が多く、マルゴーのワインのような柔らかく上品なワインです。そうした女性的な味わいはシャトーの始まりにあるのかもしれません。
 元は【ピション・ラランド】と【ピション・バロン】は一つのシャトーでした。17世紀にまで歴史を遡ると長い間シャトーはその名声を維持し続けますが、当時の当主【バロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏】は5人の子供達にシャトーを分割しようと考えていました。長男がすでに亡くなっていたので、次男が全体の五分の二を、残りの五分の三を3人の娘で分割しました。
 この次男が相続した畑が現在のピション・バロンです。姉妹それぞれに五分の一ずつ相続された3つの畑ですが、管理が困難であったため結局1850年から1860年までの間はピション・バロンを所有する次男が管理していました。
 5人の子供の一人、ラランド王に嫁いだ次女がワイン造りに強い関心を示した為、シャトーを分割し、ラランド王国の王女(コンテス・ラランド)の名前を持つシャトーになりました。そして、男兄弟が相続した【ピション・バロン】の方はがっちりとした、筋肉質で力強い男性的なワインとなり。姉妹が相続した【ピション・ラランド】の方は上品で滑らかな女性的なワインが造り出されました。
 ピション・ラランドは、「アタックはあくまでデリケートに。しかし中間から一気に広がってくる圧倒的なヴォリューム感そしてフィニッシュには遠慮しない。」というもので、エレガントなスタイルは、男性的なピション・バロンと比べ『貴婦人のよう』と賞されます。
 ロバート・パーカー氏は「現在、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは間違いなく最も人気が高く、1978年以降ポイヤックで最も一貫して秀逸なワインとなっており、ヴィンテージによっては一級の品質を示すこともある」(『ボルドー第四版』より) と評価しています。

ブラックチェリーやフランボワーズのなどの赤・黒系果実の香り、黒コショウ、ミント、ダークチョコレート、バニラクリーム、なめし革、西洋杉のニュアンス。たっぷりとして粘性も高く、口に含むと、果実味の厚みがありリッチな印象。完熟した果実味と酸、渋みとのバランスが大変良く、女性らしい優美さをもった華やかな1本です。
ドングリアーノワインより)


Pavillon Rouge du Chateau Margaux 2006

2015-09-30 00:00:00 | フランス・ボルドー
Pavillon Rouge du Chateau Margaux [2006]
Pavillon Rouge du Chateau Margaux 2006
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー[2006]年・メドック・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ・格付第一級・シャトー・マルゴー・セカンドラベル・AOCマルゴー
Pavillon Rouge du Chateau Margaux [2006] AOC Margaux (1er Grand Cru Classe du Medoc en 1855 Chateau Margaux 2nd)
希少!高級ボルドー格付フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!
メドック最高峰格付!第一級シャトーマルゴー愛好家大注目!
マルゴーファン垂涎!最も高貴なるボルドーの女王!至高の芸術作品!究極の逸品!
最も芳醇で、最も優美なワインと表現される、シャトー・マルゴー!
D.ペッパーコーン氏に「本物の高貴なワインだ!ブーケと育ちのよさにはただもう溜息をつくばかりだ」と言わしめた、ボルドー・メドックの女王!シャトー・マルゴーの2ndラベル!
(この2006年の1stのセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン驚異の90%、メルロー10%)
しかも1stは全体の36%しか造られていないため、2ndの品質はその分素晴らしいと言われています。
ロバート・パーカー氏は1stに自ら94点+(今~2034年)で大注目!ワインエンスージアスト誌、ワインスペクテーター誌、ステファン・タンザー、ゴーミヨ誌、R.V.F誌、デカンタ誌、アシェット・ガイド誌等各誌1stで高評価獲得!2ndではパーカーポイント86点獲得!また、フォル・スタッフ、ワインエンスージアスト、ワインスペクテーター誌、ゴーミヨ誌、ジャンシス・ロビンソン、アシェット・ガイド誌各誌でも高評価獲得!
10年近くを経てようやく飲み頃!ワイン評論家のD.ペッパーコーン氏に「本物の高貴なワインだ!ブーケと育ちのよさにはただもう溜息をつくばかりだ」と最高の賛辞を与えられたシャトー・マルゴー!ボルドーの女王!究極の逸品!の2ndラベルが限定で極少量入荷!

パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴー[2006]年 メドック プルミエ グラン クリュ クラッセ 格付第一級 シャトー マルゴー セカンドラベル AOCマルゴー

本物の高貴なワインだ。
ブーケと育ちの良さには、ただもう溜息をつくばかりだ!
最も高貴なるワインの女王!至高の芸術作品!
CHマルゴーのセカンドラベルが究極プライスッ!

ボルドー・メドック地区のワインをフランスワインの女王と呼ぶとするなら、シャトー・マルゴーは女王たちの中でも最も芳醇で最も優美なワインだと言えます。

長い瓶熟を経て花開くシャトー・マルゴーの華麗さと、たおやかさ、そしてデリカシーはまさに比類のないもので1855年の公式格付けでグランクリュ第1級に選定されたのも当然すぎることだったと言えます。

歴史に名を残す愛好家も多く、ルイ15世の寵姫マダム・デュ・バリや意外なところでは、マルクス主義で知られるエンゲルスが「あなたにとって幸福とは?」と聞かれ「シャトー・マルゴー1848年」と答えたというエピソードも伝わっています。

文豪ヘミングウェイもこのワインに魅了された一人で、生まれたばかりの孫娘に「このワインのように女性らしく魅力的に育つように・・・」という願いをこめて「マーゴ」という名前を贈り、この子がのちに映画女優になったことでも有名です。

1977年このシャトーは長い歴史の中でも特に優秀な所有者(メンツェロプス家)の手に(当時シャトー・マルゴーはオーナーのジネステ家が熱意を失ったため名声に翳りを兆しつつありました。)わたり大金が投入され、マルゴーの底なしの偉大さを世界中に見せつけるのには、1978年の一つのヴィンテージで充分でした。


以下、ロバート・パーカー氏の「ボルドー」の一節
『1978年のマルゴーはすぐに評判を勝ち取り、その後もきら星のごときワインを次々と送り出した。
絶句するほどすばらしい豊かさとバランスは、1980年代にボルドー全体で作られたどのワインよりも良好だと言っても過言ではなかった。
よみがえったマルゴーの特徴は豪勢な豊かさ、熟したブラックカラント、スパイシーなヴァンリン、オーク、スミレなどの深みのある多面的なブーケを持つスタイルである。』

このワインの1stで ロバート・パーカー氏94点+!他各紙絶賛!
このワインの2ndで パーカーポイント86点獲得!他各紙絶賛!
うきうきワインの玉手箱より)






(*)うきうきワインの玉手箱より購入、15,098円。


Carmes de Rieussec 2011

2015-09-29 00:00:00 | フランス・ボルドー
Carmes de Rieussec 2011
Carmes de Rieussec 2011
カルム・ド・リューセック[2011]年・ソーテルヌ・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(ソーテルヌ格付第一級2ndラベル)・(シャトー・ラフィット・ロートシルトと同経営)・ハーフサイズ・ワインスペクテーター誌90点獲得ワイン(2014年Web)

Carmes de Rieussec [2011] AOC 1er Grand Cru Classe de Sauternes (2nd) Half Size (Domaine Barons de Rothschild) Chateau Lafite Rothschild

世界三大貴腐ワイン愛好家大注目!高級極甘口フルボディ白ワインファン大注目!
しかもソーテルヌの格付の最高峰のひとつ!ソーテルヌ格付第一級!の2ndラベル!
しかも造り手はメドック格付第一級のこれまた最高峰!シャトー・ラフィット・ロートシルトによる、ソーテルヌ随一!他に類を見ない力強さ!(1stの2001年でスペクテーター100点満点!パーカーポイント99点を獲得したことで有名)
あのシャトー・イケムの隣人であり、昔からソーテルヌで最高のクリュといわれる“シャトー・リューセック”!
この2ndのカルム・ド・リューセックでさえオーク樽驚異の18ヶ月熟成!
(セミヨン84%、ソーヴィニヨン・ブラン12%、ミュスカデル4%!)
なんと!ワインスペクテーター誌でこの2011年のカルムが驚異の90点獲得(今~2021年)(2014年Web)!
ロバート・パーカーは、満点★★★★★5つ星に挙げ、2011年の1stに91-93点の高評価(2015~2028年)!ベタンヌ&ドゥソーヴ2014年版で4B&Dマークで1stの2011年が17.5/20(2019~2036年)!このカルムで15/20点(2015~2021年)獲得!桃やアプリコット、グリーンアーモンド、パイ生地、ゴールデンレーズンのアロマに、マーマレードやクリーミーなココナッツミルクのニュアンス!の究極ソーテルヌ格付のセカンドラベルが、限定で極少量入荷!

カルム ド リューセック[2011]年 ソーテルヌ プルミエ グラン クリュ クラッセ(ソーテルヌ格付第一級2ndラベル) (シャトー ラフィット ロートシルトと同経営) ハーフサイズ ワインスペクテーター誌90点獲得ワイン(2014年Web)


ワインスペクテーター誌90点獲得!
ロバート・パーカーは2011年の1stに91-93点の高評価!
ベタンヌ&ドゥソーヴ2014年版で4B&Dマークで1stの2011年が17.5/20点!
このカルムで15/20点獲得!
ヒュー・ジョンソン氏に「ディケムの隣人であるにふさわしい」と言わしめた 最高級ソーテルヌ!
ソーテルヌ格付第一級の2ndラベル!

フランス一の貴腐ワイン産地ボルドー地方ソーテルヌ地区の特級シャトー。蜜を思わせる香りと、香ばしい樽香のバランスは絶妙です。

「ラフィット・ロートシルトが買収して以来、リューセックはソーテルヌの正当なスーパースターになった。」とロバート・パーカー氏はコメントし、2001年に99ポイントを与えたことは、有名です。

数世代にわたりシャトー・リューセックは、ソーテルヌ・ワインの最高峰と言われてきました。1868年の時点ですでにチャールズ・コックスは、「他のどのシャトーにも増して、リューセックはシャトー・ディケムとの類似性の高いワインを造る」と語っています。

そんなソーテルヌ格付第一級!の2ndラベル!
この2ndのカルム・ド・リューセックでさえオーク樽驚異の18ヶ月熟成!(セミヨン84%、ソーヴィニヨン・ブラン12%、ミュスカデル4%!)

桃やアプリコット、グリーンアーモンド、パイ生地、ゴールデンレーズンのアロマに、マーマレードやクリーミーなココナッツミルクのニュアンス!の究極ソーテルヌ格付のセカンドラベル!


D.ペッパーコーン氏「ボルドー」
「ソーテルヌではイケムに次ぐ小高い丘になっている恵まれた場所にある。畑はソーテルヌの村にあるが、建物のほうは、ファルグにある。ここの土壌は、とくに砂利が多い。リューセックは昔からソーテルヌで最高のクリュのひとつといわれ、傑出したブーケとかなり密度の高い風味をもつ一方、きわだった優雅さを誇り、一部のワインほど甘ったるくない、偉大な個性を備えたワインを造りつづけてきた。」


ワイン王国特集記事より抜粋
「その後エリック・ロートシルトによって買収されたこのシャトーは、とりわけ支配人シャルム・シュヴァリエの入念な努力によって見事に再構築された。シュヴァリエは現在"シャトー・ラフィット・ロートシルト"のディレクターだが、この"リューセック"も監督し続けている。このワインは非常に濃厚で芳醇で、ふくよかな甘味がある。貴腐に由来するアロマは若いころは他のクリュに比べると、やや繊細さに欠けるきらいがあるが"リューセック"特有の豪華な味わいが出てくる熟成後に挽回する。」


2011年の1stでパーカーポイント91-93点!ベタンヌ&ドゥソーヴ17.5/20点!
ベタンヌ&ドゥソーヴ2014年版で4B&Dマークで1stの2011年が17.5/20!
2011年の2ndでWS誌90点で絶賛!ベタンヌ&ドゥソーヴ15/20点!
ベタンヌ&ドゥソーヴ2014年版で4B&Dマークでこのカルムで15/20点獲得!
うきうきワインの玉手箱より)






(*)うきうきワインの玉手箱より購入。2,322円。


Chateau Fourcas Hosten 2008

2015-08-30 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Fourcas Hosten 2008
Chateau Fourcas Hosten 2008
メドックの中でもコストパフォーマンスに優れる 隠れた銘醸シャトーがひしめくリストラック村。
そんなリストラック村に47haの畑を所有し、近年、 エルメスによって所有されることになり、 人気上昇中なのが「シャトー・フォルカ・オスタン」です。


  メドック街道県道4号線を北西に進み、マルゴー村の人気ビストロリヨンドールを越えて、シャトーベイシュベルの手前を右に入ります。

走って10分ほどで、リストラックメドックの村の中心に来ると、18世紀の端正なシャトーが忽然と現れ、素晴らしい英国風の広い広い庭園に目を奪われます。

同じくリストラックの粘土ー石灰質土壌に植えられたメルロ種のぶどうの樹々を、豪奢なシャトーが見渡しています。
広い芝生と庭では、お客様を招いてのレセプションを模様します。

テーブルウェアーも圧巻です。リモージュの銘窯、BERNARDAUD ベルナルドのショープレートに、カトラリーは同じエルメスグループのpuiforcatピュイフォルカです。
ピュイフォルカのスターリングシルバーは、1本4~7万円もいたします。
この組み合わせ、銀座ロオジェと同じですから驚きです。
そんなシャトー・フォルカ・オスタンはここ2世紀の間においてその品質に対してのゆるぎない名声を持ち続けてきました。
そのかなり特異なテロワールはそのワインの絶妙で繊細なバランスを生み出すことに寄与しています。


葡萄品種ごとの栽培面積比率はメルロー45%でカベルネ・ソーヴィニヨン45%にカベルネ・フラン10% の割合です。
熟成はフレンチオーク樽にて12ヶ月程度の熟成で新樽比率30%くらい。2年目樽の使用比率が高いです。
平均樹齢は26年!
香りは上品な樽から由来するヴァニラ、エスプレッソや黒い果実をジャムにしたような香り。けっして派手ではないが、綺麗にまとまっています。
口当たりは滑らかで、極めの細かいタンニン!豊富では有りませんが、シルキーで繊細です。
旨みはゆったりと、横へ横へと広がりを魅せます。
力強さのなかに、繊細さを兼ね備えた、旨いワインです。

エルメス(HERMES)が所有する秘蔵のシャトー
シャトー・フォルカス・オスタン  [2008] CH.FOURCAS HOSTEN (by HERMES)

人気のメドック・リストラック・クリュ・ブルジョワ・シューペリュール!
ロバート・バーカー氏注目!

ル・クラスマン大注目!
アシェット・ガイド誌2011年度版では、この2007年が星付きで大注目!
ヒュー・ジョンソン氏二~三ツ星評価!
ニール・ベケット誌の「死ぬまでに飲むべき1001ワイン」の中で「長命で引き締まったワイン」として2005年が初登場!

メルロ45%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%、カベルネ・フラン10%
札幌ワインショップより)




シャトー・フルカ・オスタン
   Chateau Fourcas Hosten

        2003年 格上げ
        Crus Bouregeois Superiurs
        AOC リストラック・メドック 

セカンド     レ・セードル・ドスタン
             Les Cedres d’Hosten
             年間生産量6万本

畑 面 積    46.7ha
年間生産量   26万本
隣 接 畑    フルカ・デュプレ
オーナー     SCデュ・シャトー・フルカ・オスタン 
作付割合    カベソー45% メルロー45% カベフラ10%
平均樹齢    25年
土   壌    小石混じりの粘土・石灰質土壌
植栽密度     8,500本/ha
収   量    54hl/ha
発酵・マセレーション 3~5週間 
新 樽 率   33%
樽 熟 成   12ケ月
コラージュ   する。
濾   過    しない。
飲み頃の続く期間/ 収穫後5年から10年
                
フルカ・オスタンのワインのスタイルは未だに硬くて、タニックで、たくましく、粗くなりがちであり、印象的な色合いとボディがあるがタンニンが過度である事がしばしばある。本格的ではあるのだが、魅力に欠けるスタイルである。

1994年 PP72~76 ワインアドヴォケイト♯104 Apr 1996 
1995年 PP82~84 ワインアドヴォケイト♯104 Apr 1996
1997年 PP84~85 ワインアドヴォケイト♯116 Apr 1998
2004年 PP80     ワインアドヴォケイト♯171 Jun 2004
2005年 PP84~86 ワインアドヴォケイト♯164 Apr 2006
2008年 PP79~81

           メドック・ヴィンテージ・チャート
    1996年 ☆☆☆   2001年 ☆☆    2006年 ☆☆☆
    1997年 ☆☆    2002年 ☆☆☆   2007年 ☆☆
    1998年 ☆☆    2003年 ☆☆    2008年 ☆☆☆
    1999年 ☆☆    2004年 ☆☆☆   2009年 ☆☆☆☆
    2000年 ☆☆☆☆ 2005年 ☆☆☆☆ 2010年 ☆☆☆☆ 

円 Chateau Fourcas Hosten 2011.09 記 
     2004年 2,700円、2005年 3,200円、
     2007年 1,900円 位
      Wine Sercher 平均 1,798円 2012.11 記

ぶどう 1810年創設のシャトーです。2006年9月に筆頭株主が変わったようですが、あの『エルメス社』とするものと、一族のローランとルノーのモメジャ兄弟~Renaud and Laurent Mommeja とするものがありますが、後者が正解の様な。
 シャトー・フルカがシャトー・フルカ・デュプレとシャトー・フルカ・オスタンに2分されており、フルカ・オスタンは1810年創設とされています。
 ネゴシアンであったシシェル家が主要株主でしたが、前記モメジャ兄弟に売却したようですが、現在の醸造チームが畑と醸造をそのまま監督する予定とか。
ろくでなしチャンのブログより)





ブレリアスにて、グラスで
抜栓日:2015年8月28日
 
色合いは結構濃い目の紫色(だと思います)。香りが最初樽のニュアンスでしたが、すぐに黒果実の香り、カシス、ブラックチェリー系の香り。とてもスマートな印象。ハーブやミントのニュアンスもありますが、どことなく土っぽいニュアンスもあり、カベソーとメルロー半々くらいかな?と思いました(もっとも最初からボルドーと言われているのでそういう気になっただけです)。しっかり目のタンニン、アフタは中程度で、果実甘味をほどよく感じる美味しいワインでした。ごちそうさまでした。


Chateau Haut Mallet 2012

2015-08-22 09:07:18 | フランス・ボルドー
Chateau Haut Mallet 2012
Chateau Haut Mallet 2012 part1
シャトー オー・マレ ブラン 2012
▼詳細
No.10395
部門:フランス産ワイン
産地:ボルドー地方
格付け:アントル・ドゥ・メールAC
商品名:シャトー オー・マレ ブラン 2012
ワイン色:白   容量:750ml
タイプ:辛口
ヴィンテージ:2012
葡萄品種:セミヨン・ソーヴィニヨン・ブラン

コメント:  1920年にシャトーを設立。
ブドン家によって代々受け継がれてきました。
現在は3代目であるパトリック・ブドンが27haのブドウ畑を所有しています。
彼の父の代から除草剤や化学肥料を使わないビオロジック農法を進め、1995年には有機栽培の認証である「ECOCERT」を取得。
ブドウは垣根仕立てを施され、ボルドーの平均に比べ約30cm高めに組まれています。
またブドウ畑の周りに雑木林や溝を残すことで、ブドウと自然がバランスを取りながらストレスをかけずに共生しています。
醸造も極力人の手をかけずいたってシンプルに行われています。
「テロワールを最大限に引き出し自然と共生する」自然派一筋の男が造り出す、エレガントでフルーティーなオーガニックボルドーです。
味わいは、グレープフルーツや洋ナシの上品で爽やか香り。
果実味豊かで滑らかな味わいがクリーンで親しみやすい辛口白ワイン。
SakeShopSatoより)




シャトー ・オー・マレ ブラン2012 (ボルドー 白)
販売価格: 1,920円 (税別)
[在庫あり]
希望小売価格: 2,400円
本数: 1本

数量:

繊細でエレガントなビオロジック ボルドー シャトー

マルクテンペが 22歳の頃に自然なワイン造りを目指すべく修行をした場所としても有名で、彼のワイン造りの原点とも言える場所です。

ひと口飲んだ瞬間 「ホー」 っとつぶやきました。

なんて、美味しいの。ってこと。

ワインとしてとても洗練され、完成されたお味です。
果実味は 厚め、香りはグレープフルーツや洋ナシの上品で爽やか香り。
なめらかで、果実味豊かで印象はあくまでもクリーン。

樽も使ってるけど きわめて自然なでき。

「テロワールを最大限に引き出し自然と共生する」自然派一筋の男が造り出す、エレガントでフルーティーなオーガニックボルドー、是非ご堪能下さい。

フランス・ボルドー AOC:アントル・ドゥ・メール・オー・ブノージュ

ブドウ品種
セミヨン60%  ソーヴィニヨンブラン40%
Wine-netsおおはしより)




ブレリアスにてグラスで。
抜栓日:2015年8月18日
香りは、黄色い花の香り、蜜の香り、そのなかに爽やかな柑橘系の香り。けっこうしっかりとした印象のワイン。味わいはとても爽やかで、後口に柑橘と、上質な蜂蜜を思わせるアフタが印象的です。アルコール感がしっかりとしています。冷やしてよし、温まってきてよしのワイン。


Chateau Haut Mallet 2012 part2


Pauillac De Lynch Bages 2009

2015-08-19 00:00:00 | フランス・ボルドー
Pauillac De Lynch Bages 2009
Pauillac Lanch Ba 2009
ポイヤック・ド・ランシュ・バージュ
PAUILLAC DE LYNCH BAGES / シャトー・ランシュ・バージュ CHATEAU LYNCH BAGES

● 基本情報
・ 品種 : カベルネ・ソーヴィニヨン 72%、メルロ 23%、カベルネ・フラン 5%
・ おすすめ料理 : サーロインステーき、ワイン煮

人気スーパーセカンドとして名高いランシュ・バージュ。
格付け2級に匹敵するといわれる実力派シャトーの、早くから楽しめる完成度の高いサードラベル。

ランシュ・バージュは1855年の格付け時に5級だったにもかかわらず、いまや「スーパーセカンド」の筆頭に数えられる実力派。
そのランシュ・バージュの正式なサードラベルが、2009年に初めて登場したこのポイヤック・ド・ランシュ・バージュです。
2009年の作付けがあまりにも素晴らしい出来であったため、ファーストやセカンドワインのセレクションからもれたワインが瓶詰めされ、サードワインとしてリリースされました。

ランシュ・バージュに通ずる、フレッシュな赤系果実の印象的な明るいアロマに、スパイスやナッツなどのニュアンス。
カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドが高く、凝縮した果実味と骨格を演出しています。
タンニンは絹のようにシルキーで、エレガントに仕上がった非常に完成度の高い赤ワインです。
エノテカ・オンラインより)





ポイヤック・ド・ランシュバージュ[2009]  Pauillac de Lynch Bages (Ch Lynch Bages 3rd)
リリースヴィンテージ!

ランシュバージュの新しいサード!
メドック1級4シャトーのうち3シャトーまでがポイヤック産!
メドックの中で最も筋肉質なワインが出来る産地ポイヤック!

その中で5級でありながらファーストのランシュバージュの評価は

5級の地位をはるかにしのぐ出来を見せており、2級に匹敵するワインおつくり出している。
「貧者のムートンロートシルト」と評されることも多く、ほとんどのヴィンテージで安全パイとなっているし金銭的にも極めて良好なお値打ち品となっている。
事実、このワインは、グランピュイラコストとともにポイヤックのみならずボルドー全般で最良のお買得品の部類に入るのだ。お値打ち品を探している人はメモしておくこと

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より

その好評価ゆえにランシュ・バージュの価格が高騰した今、嬉しい存在がリリースされました。それが、2009年ヴィンテージが初リリースとなるサードワイン ポイヤック・ド・ランシュ・バージュです。生産量はたった2,000ケース程度で大変貴重です。
ワイン館Nishiuraより)





竹八にて
抜栓日:2015年8月14日
カシス、ブラックベリー系の香り、とても高貴な印象。タンニンもしっかりしていて味わいもコクが有り、目がしっかりと詰まっている感じです。これはカベソーの典型的ワインと言う感じでした。このワイン、ランシュ・バージュのサードとしてのファーストリリースヴィンテージなんですね。


Aile d'Argent 2006

2015-08-08 00:00:00 | フランス・ボルドー
Aile d'Argent 2006
Aile dArgent 2006
メドックポイヤック格付け第一級、“シャトー ムートン・ロートシルト”が造る辛口白ワイン!ボルドー辛口白ワインのトップワインのひとつと言われるシャトー・ムートン・ロートシルトの傑作の白ワイン!少量生産で有名!その名も“銀の翼”!この2006年ヴィンテージで2005年91点のを凌駕するパーカーポイント91点~93点!ワインスペクテイター誌90点!セミヨン種の比率が高く、まろやかでバニラや洋なしの香りを伴う豊かな果実味と酸とのバランスが絶妙!長期熟成にも耐えうる、究極辛口白ワインが少量入荷!ボルドー辛口白ワインファン、ムートンファンの方は絶対押さえて下さい!
うきうきワインのたまてばこより)






ボルドー辛口白ワインのトップワインのひとつ、ムートンが作る偉大な白ワイン!

ワイン好きなら知らない人はいないシャトー・ムートン・ロスチャイルド。
そのムートンが約35年ぶりに1991年から復活させたのがこの「エール・ダルジャン」です。

ムートンではかつて白ワインが造られていましたが、1956年に起きた忌まわしい大霜害以降、赤ワインの復活が主眼となり、白ワインの生産量は激減していきました。

その後、プライベート用の客人に振る舞うための白ワインは造っていましたが、あまりの素晴らしさに客人たちからの声があがり、エール・ダルジャン(=銀の翼)の名のとおりに、飛躍し、復活を遂げました。

このワイン名は現当主のフィリピーヌ女史が幼かった頃に父の故バロン・フィリップ男爵から聞いた魔法のティー・ポット"エール・ダルジャン(銀の翼)"のおとぎ話にちなんで名づけられたそうです。

1991年のリリース当初はまだ若かったブドウの樹も十分に成長し、常に改良を加えながらワイン造りを行った結果、年を重ねるごとに品質は向上し、今ではメドック地区においてシャトー・マルゴーの白と双璧を成す地位を築くまでに至りました。

セミヨンの比率がソーヴィニヨン・ブランより高く、近年のメドックの白ワインとしては珍しいセパージュです。
白ワインを復活させた経緯もあり、昔ながらのセパージュにこだわった結果なのでしょう。

美しい輝きを放つ黄金がかった黄色い色調。
複雑なトロピカルフルーツの香りをふんだんにもち、酸はありながらも丸みを帯びています。
オイリーでふくよか、バランスのとれた味わいと非常に長い余韻をもちます。
エノテカ・オンラインより)





エール・ダルジャン
メドック格付け1級のシャトー・ムートン・ロートシルトが造る白ワイン!
ワイン界のオピニオンリーダー的な存在のシャトー・ムートン・ロートシルトの作る偉大な白ワイン!
ワイン好きなら知らない人はいないシャトー・ムートン・ロスチャイルド。
そのムートンが約35年ぶりに1991年から復活させたのがこの「エール・ダルジャン」です。

ムートンではかつて美味しい白ワインが造られていましたが、1956年に起きた歴史に残る大霜害以降、赤ワインの復活が主眼となり、白ワインの生産量は激減していきました。

その後、プライベート用のゲストに振る舞うための白ワインは造っていましたが、あまりの素晴らしさにゲストたちからの声があがり、【エール・ダルジャン(=銀の翼)】の名のとおりに、大きく飛躍し復活を遂げたのでした。
このワイン名は現当主であるフィリピーヌ女史が幼かった頃に父の故バロン・フィリップ男爵から聞いた魔法のティー・ポット"エール・ダルジャン(銀の翼)"のおとぎ話にちなんで名づけられたそうです。

1991年のリリース当初はまだ若かったブドウの樹も十分に成長し、常に改良を加えながらワイン造りを行った結果、年を重ねるごとに品質は向上し、今ではメドック地区においてシャトー・マルゴーの白と双璧を成す地位を築くまでに至りました。

セミヨンの比率がソーヴィニヨン・ブランより高く、 近年のメドックの白ワインとしては珍しいセパージュです。
白ワインを復活させた経緯もあり、昔ながらのセパージュにこだわった結果なのでしょう。
美しい輝きを放つ黄金がかった黄色い色調。 複雑なトロピカルフルーツの香りをふんだんにもち、酸はありながらも丸みを帯びています。
オイリーでふくよか、バランスのとれた味わいと非常に長い余韻をもちます。

エール・ダルジャン[2006]Ailed'Argent[2006]【白ワイン】

ボルドー1級シャトーである“ムートン・ロートシルト”が極少量仕立てる白ワイン。他の有名シャトーが造る白ワインがソービニョン・ブラン主体で造られているのと違い、セミヨン、ソービニョン、ミュスカデルのブレンドで造られています。リッチでクリーミーな質感とインパクトのあるアロマが魅惑的です。

イキイキとしたキレイな酸味とヴォリューム感、長期熟成に耐えうる白ワインです。
間違いなく辛口ボルドー・白ワインのトップの一つといえます。

商品説明
国 フランス
産地 ボルドー
ブドウ品種 セミヨン48%、ソーヴィニョン・ブラン38%、ミュスカデル14%
タイプ 白・辛口
内容量 750ml
保存方法 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。
ドングリアーノワインより)




ムートンが造る白ワイン エールダルジャン

数量限定予約販売 毎回大好評の『幻の』銀の翼
エール・ダルジャン2006

仕入値上昇するも、お値段据え置きでご紹介!!
値上がりが続いているためこの値段で出せるのは最後となりそうです!

毎回、大人気ですぐ完売です!!

5大シャトーの中で白ワインを生産しているのは マルゴー、オーブリオンそしてムートンだけです。
どの白も生産本数が少なく大変人気で手に入れるのはとても難しくなっています。

昨年メルマガで、2006年と2008年ご紹介した際には即日完売だったボルドー1級シャトー、シャトー・ムートン・ロートシルトが造る白ワイン、エール・ダルジャン。メルマガでのご紹介後も、お問合わせいただくことも多かった大人気の1本です!

シャトー・ディケムの造るイグレック・ド・シャトー・ディケムや、シャト・ーマルゴーのパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトーマルゴーと共に、ボルドーの辛口白ワインのトップクラスと評されるこのワイン。非常に生産量が少なく、世界中のワインラヴァー達が狙うアイテム!!

下のグラフは、このエールダルジャン2006の取引価格推移のグラフです。ドルでの平均価なので一概には言えませんが、間違いなく年々取引価格が上昇しています。 前回のメルマガ以降も、何度か入荷の案内が来ていたのですが、あまりに値段が上がりすぎて見送っていたんです・・・。

本日は、運良く2006年ヴィンテージの新入荷分を確保!!実は今回も、前回より仕入れ価格は上昇しているのですが、お値段は昨年と据え置き8980円!!正直この値段でご紹介できるのは本当に今回が最後となると思われます。
味はもちろんボルドー辛口白ワインの中でトップレベル!!私自身も大好きなワインのひとつです。入荷次第のお届けになりますので予約販売という形をとらせていただきますが、今回も激しい争奪戦になること間違いなし!!皆様、お早めにお買い求め下さい!!

一級シャトー、ムートンがつくる幻の白ワイン
エール・ダルジャン
シャトー・ムートンって、あの毎年エチケットの変わるムートン? 白ワインなんて造ってるの??
そう思われる方もいらっしゃると思います。
このエール・ダルジャンは、正真正銘、ボルドー1級シャトーシャトー・ムートン・ロートシルト
が造る辛口の白ワインです。

1956年以降リリースされていなかった白ワインを、現当主のフィリピーヌ・ド・ロートシルト男爵夫人が1991年に約35年ぶりに復活させたこのワイン。
生産本数が極少数で日本への入荷数も限られる為、なかなか目にする機会の少ないワインの1つです。

一度は世の中から消えた幻の『銀の翼』
エール・ダルジャンとは 『銀の翼』を意味します。
これは現当主フィリピーヌ氏が、幼少の頃に父から聞かされた童話のタイトルから名づけられたそうです。

今でもエチケットにはアルファベットの『A』の左右に『銀の翼』があしらわれたデザインが使われています。
以前は5大シャトーを含む、多くのボルドー格付けシャトーがそれぞれ白ワインを生産していました。しかし、1956年にボルドー地方を襲った大霜害以降、赤ワインの復興が急務となり、白ワインの生産は減少します。
シャトー・ムートン・ロートシルトでも、白ワインは販売をやめ、プライベート用にのみ造り続けいました。

しかし、シャトーを訪れるなどして、その白ワインを飲むことが出来た人々によって、その素晴しさとその稀少さから『幻のワイン』として噂が広がります。
その後、リリースを求む多くの声に応え、1991年に再リリースされましたが、僅か4haの畑から生産される非常に稀少なワインで、その生産量は極少量!まさに幻のワインと呼ぶのにふさわしい1本なんです!!

トップレベルのボルドー辛口白ワイン
さすが5大シャトー、1991年の復活後、年々評価を高め、今ではオーブリオン・ブランやシャトー・ディケムの造るイグレック・ド・シャトー・ディケムや、シャト・ーマルゴーのパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーと共に、ボルドーの辛口白ワインのトップクラスと評されています。今回ご紹介の2006年ヴィンテージはパーカーも90点をつける高評価!!
デリバリーワイン情報より)





Chateau Mouton Rothschild /Aile d'Argent
シャトー・ムートン・ロートシルト/エール・ダルジャン




Aile d'Argent | エール・ダルジャン

エール・ダルジャンはメドックの第1級シャトーのひとつ、 ムートン・ロートシルトがつくっている白ワインです。
近年のメドックの流行に逆らってセミヨン種の比率が高く、 まろやかで練り上げたような果実味が特徴です。
樽香も力強く、長い熟成により真価を発揮するタイプです。

まろやかで、パイナップルやメロン、グレープフルーツ、黄リンゴのピールのアロマ。
さらにバターやアーモンドのニュアンスに加え、 豊かな果実味と絶妙な酸とのバランスを持っております。
~エール・ダルジャンの名前の由来~

エール・ダルジャンの名前の由来は2つあり、 ひとつは、戦時中にバロン・フィリップが牢獄に入れられ、 そこで書いた小説のタイトルがエール・ダルジャンだったという説。
もうひとつは、バロン・フィリップが娘のフィリピーヌに作ったおとぎ話しの中に出てくる、 不思議な銀のティーポットがエール・ダルジャンという名前だったという説。

いずれにせよ、バロン・フィリップの歴史に色濃く影響を 及ぼしているキーワードであり、力強さと綺麗な酸のイメージは まさに「銀の翼」という名にふさわしい逸品です。
歴史的記念碑的ヴィンテージの2010年産ボルドーブラン、 シャトー・マルゴーのパヴィヨン・ブラン、オー・ブリオン・ブラン、 ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブラン、コス・デストゥルネル・ブラン、 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランなどと並び、 是非とも購入リストに入れておきたい1本です!

ワイン名(原語) エール・ダルジャン
(AILE D'ARGENT)
原産国・地域 フランス・ボルドー
原産地呼称(AOC) ボルドー (BORDEAUX)
ヴィンテージ 2006年
ぶどう品種
(栽培面積比率) セミヨン種 50% ソーヴィニヨン・ブラン 50%
タイプ 白ワイン
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下
※五大シャトーの一つ、シャトー・ムートン・ロートシルトが造る白ワイン
ワインショップソムリエより)






エール・ダルジャン (ボルドー)
Aile d’Argent http://www.bpdr.com/
シャトー・ムートン・ロートシルトが造る白ワイン

 ’91年に旋風とともにデビューした、エールダルジャン(銀の翼)という名前の白ワイン。フレッシュ香りと新樽からの香りがあり、バランスのとれた洗練された味わい。

Aile d’Argent エール・ダルジャン
平均年間生産量:1.500~2.000ケース
畑 面積:6ha、平均樹齢:9年、密植度:9.000本、平均産出量(過去5年間):45hl/ha
育て方:直接圧搾、またはマセラシオン・ペリキュレールの後、発酵は、50%が新しく、50%が一度使用したオーク樽の中で起こる。澱とともに置かれ、毎週パトナージュされ、瓶詰めする前の短い間、タンクに移される。すべての工程には12~14ヶ月を要する。瓶詰め前に清澄処理、濾過処理される。
ブレンド比率:セミヨン48%、ソーヴィニョン・ブラン38%、ミュスカデル14%
宮武酒店より)



とおもいきや、ムートンとモトックスのサイトで確認したらソーヴィニヨン・ブラン 66%、セミヨン 33%、ミュスカデル1%でした。

竹八にて
 
抜栓日2015年8月5日
色合いは、かなり熟成感のはいった飴色。酸化的ニュアンスを感じさせる色合いでした。香りは若干の酸化っぽいニュアンスも感じますが、濃厚な蜂蜜香、とくにソバの蜂蜜を思わせるようなニュアンスの香りがあり、時間とともに香りがどんどん開いていきます。味わいも非常にパワフル。酸はとても穏やかで、濃度の濃い液体の印象です。セミヨンのニュアンスから来るのでしょうか。かなり重厚な白ワインで、時間経過でも全然へたることなく美味しくいただきました。


Chateau Canon la Gaffeliere 2007

2015-06-23 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Canon la Gaffeliere 2007
Chateau Canon la Gaffeliere 2007
<シャトー情報>
格付け:グラン・クリュ・クラッセ
所有者:ネッペール伯爵
面積:19.5ha
ブレンド比率:メルロ55%、カベルネ・フラン40%、カベルネ・ソーヴィニョン5%
平均樹齢:40年
植樹密度:5500本
平均収量:35~40hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理された木製槽でピジャージュを行いながら、18~26日間。
収量の90~100%は樽内マロラクティック。
熟成は澱に触れたままオークの新樽で14~18ヶ月。
清澄も濾過もしない。
飲み頃の続く期間:収穫後5~20年

<一般的な評価>
ステファン・フォン・ネッペールの相当な情熱と、構想と、品質への肩入れによって運営される。
卓越したサン=テミリオンのシャトーの一つである。
所有者の甚大な努力のおかげで、このシャトーは1988年以来ずっとサン=テミリオンでずば抜けた成績を上げている。
できる限りすばらしいワインを造る為には金を惜しまない為、カノン=ラ=ガフリエールは最高品質を目指す所有者が手塩にかけて育てたシャトーとなっている。
ボルドー全体とは言わないまでも、サン=テミリオンの輝かしいスターの一つであり、多くのシャトーの手本となってきた。
この豪奢なワインは、その品質からすればリーズナブルな価格で売られている。

ロバート・パーカー ボルドー第4版より抜粋。

シャトー・カノン・ラ・ガフリエール[2007]
お手軽ワイン館より)




シャトー・カノン・ラ・ガフリエール 
       Chateau Canon la Gaffeliere

                               2012年 格上げ
                               Premiers Grand Cru Classe B
                               AOC サン・テミリオン・グラン・クリュ

セカンド      コート・ミゴン・ラ・ガフリエール
             Cote Migon la Gaffeliere
             年間生産量 4,000本から2万本

畑 面 積      19.5ha
年間生産量     5万本~6万本
オーナー       ネッペール伯爵 Cometes von Neipperg
作付割合      メルロー55% カベフラ40% カベソー 5%
平均樹齢       40年
植栽密度       5,500本/ha
収   量       35hl/ha~40hl/ha  
収   穫      手 摘。 5㎏入りの小型収穫篭
発酵・マセレーション  木製槽、18日間~26日、低温マセラシオン。
新 樽 率      100%、90%~100%は樽内マロラクテイック醗酵  
樽 熟 成      14ケ月~18ケ月。
コラージュ       しない。
濾   過       しない。
セパージュ
 2009年 メルロー55% カベフラ 35% カベソー10% 新樽率100%
 2010年 メルロー55% カベフラ 35% カベソー10% 新樽率 70%   
 2011年 メルロー60% カベフラ 32% カベソー 8% 新樽率 80%
飲み頃が続く期間/ 収穫後5年~20年

        
 
評 価 ボルドー第4版より

古いヴィンテージ
 カノン・ガフリエールは、1985年以前は悪評が立つほど際立ったところがなく、ただの駆け引き上手だった。1982年のような最高のヴィンテージでも、やせていて、非常に野菜のようなワインで、まとまりがない。

1986年 PP86
 1986年は、縁がかなり琥珀色で、十分な飲み頃になっている。白檀と、西洋杉、フルーツケーキ、ブラックカラント、スパイス箱等の混ざり合った香りを感じる。ミディアムボディで、フィニッシュに少々辛いタンニンを感じるこのワインは、子供の時のふっくらした感じが完全に消えている。すぐに飲んでしまう必要がある。最終試飲2002年10月
 予想される飲み頃 2006年まで ダウン

              

1988年 PP90
 カノン・ガフリエールの驚嘆に値する三部作の最初の、非常に力強いワインである。暗いプラム/ルビー色で、燻製肉、ジャムにした様なチェリーとブラックカラント、トースト、ローストしたプロヴァンスのハーブ、コーヒー、ほのかなチョコレートなどが混ざり合った、大変香り高いノーズがある。フルボディで、とてもリッチな凝縮感のある、1989年よりも少々濃厚さと構造のあるワイン。見事に熟成するだろうが、既に殆ど飲み頃に達している。最終試飲2002年10月
 予想される飲み頃 2008年まで ダウン

1989年 PP90
 1989年は、十分な飲み頃になっていて、相当な琥珀色から暗いガーネット色をしている、エキゾチックな、いささか度が過ぎたスタイルのワイン。タプナ―ドやアジアのスパイス、甘いカラント、プラムのような果実と、ふんだんな樽香が混ざり合った趣がある。ミディアムからフルボディの、非常にしなやかな、実に凝縮感のある、層をなす舌触りのワイン。現在から向こう7年から8年で飲むべきだ。最終試飲2002年10月
 予想される飲み頃 2010年まで ギリギリ

1990年 PP93
 1990年は、濃厚なルビー/紫色をした輝かしいカノン・ガフリエールの1つだ。香りが派手で、フルーツケーキ、西洋杉、クレームドカシス、ローストしたプロヴァンスのハーブの甘く香ばしい趣が混ざり合っている・・・嗅ぎきれないほどだ。フルボディの、とろりとまで言える途方もない豪勢さと厚みのある、ジューシーな、非常に汁気の多い、酸の弱いカノン・ガフリエールは、育成したタンニンが想像を絶するほど豊富なグリセリンと果実味に隠れている。ほぼ飲み頃にある凄いワインだ。最終試飲2002年10月
 予想される飲み頃 現在から2013年 sei

1993年 PP87
 1993年は、縁いっぱいまで暗い紫色をしていて、このヴィンテージで最も印象的なワインの部類に入る。香りの点では、大量の暗い、土っぽい、プラムのような、甘草と燻煙の色合いがある、豊かな果実味があり、甘く、驚くほど葡萄の完熟感がある、グリセリンが染み込んだような導入部をしている。ミディアムからフルボディで、酸は弱く、果実味と舌触りが軽いタンニンと相まった、この訴えかけるような、魅力的な作品は、多分あと5年から7年は美味しく飲めるだろう。殆ど忘れられていたヴィンテージからの、それなりのお値打ち品だ。最終試飲1997年1月
 予想される飲み頃 2004年まで ダウン

1994年 PP90
 濃い紫色をしていて、衝撃的なまでに純粋なアロマはプロヴァンスのオリーブ、ジャムにしたようなカシス、スモーキーで香ばしい趣を感じさせる。葡萄の完熟感のある、ふくよかな、このミディアムからフルボディのワインは、ほどほどにタニックで有り、筋肉質でありながらも、エレガントな作品である。多分10年から12年は持つだろう。印象的で、バランスのとれた1994年である。最終試飲1997年1月
 予想される飲み頃 2009年まで ダウン

1995年 PP91+
 1995年のカノン・ガフリエールは、葉巻入れとチョコレートのような、厚みのある、ブラックカラントとチェリーの香りのするノーズが感じられる重々しいフルボディのワインで、層をなす果実味とエキス分、グリセリン、アルコールがぎっしり詰まっている。スパイシーでありながらも、リッチで、強いタンニンが含まれているこのワインは、もう少しセラーで寝かせる必要がある。フィニッシュは余韻が長く、リッチで、タンニンは渋くなく、甘い。最終試飲2002年3月
 予想される飲み頃 現在から2020年 sei

1996年 PP90
 最も印象的な体躯をした、表情豊かなサン・テミリオンの1つ。縁いっぱいまで濃い紫色をしたこのワインからは、トーストとジャムにした様な黒系果実、チョコレート、ローストしたコーヒー、燻煙等の香りが立ち上がる。このフルボディの、肉のような、噛みごたえのある、力強いワインは、大量のエキス分があり、このヴィンテージにしてはタンニンが甘い。そして、フィニッシュは層をなしており、多面的だ。4年から5年は良くなり続け、12年から15年は美味しく飲める。最終試飲2002年3月
 予想される飲み頃 現在から2020年 sei

1997年 PP90
 このヴィンテージで最もエキゾチックで、厚みがあり、リッチなワインの1つであり、かつ数少ないスターである1997年は、濃いプラム/紫色をしていて、バニラ、甘草、アジアのスパイス、ローストしたコーヒー、ジャムにした様なブラックチェリー、ベリーなどの豪奢な香りがある。ミディアムボディからフルボディで、タンニンは絹のようで、酸は弱い。この厚みのある、継ぎ目のない、エキゾチックなサン・テミリオンは、10年から12年は美味しく飲めるだろう。このヴィンテージで最も印象的な作品の1つだ。最終試飲2002年3月
 予想される飲み頃 現在から2014年 sei

1998年 PP93
 縁いっぱいまで濃い紫色をした1998年は、プルーン、ブルーベリー、熟し過ぎたブラックチェリー、チョコレート、コーヒー、スパイシーな新樽などの豪奢なノーズがある。フルボディの、豪勢な、表情豊かな、派手な作品には、グリセリンやエキス分がぎっしり詰まっている。近づきやすい、多層的な1998年は、タンニンが甘い。最終試飲2002年12月
 予想される飲み頃 現在から2022年 sei

1999年 PP92
 このヴィンテージの傑作。カノン・ガフリエールの光を通さない、紫色をした1999年は、トーストと燻煙、肉、黒鉛、ブラックベリー、カシスを思わせる甘いノーズがある。フルボディの、深みのある、力強い、リッチなワインで、タンニンは甘く、酸は弱い。1999年のような繊細なヴィンテージにしては、超大作である。最終試飲2002年12月
 予想される飲み頃 現在から2016年 sei

2000年 PP95溜め息⇒PP94
 ローストしたエスプレッソ、溶けたチョコレート、クレームドカシス、香ばしい新樽などの恐るべき趣があり、アジアのスパイスが、このセンセーショナルなまでに香り高く、派手な2000年のグラスから飛び出す。並外れて凝縮感があり、純粋で、酸が弱く、バランスも絶妙だ。特筆に値するほど大型であるにもかかわらず、ねっとり感、豪勢さ、新鮮さを感じさせ、輪郭もはっきりとしている。これまでに造られた中で最上のカノン・ガフリエールと言えるだろう。この古典的なワインは、2006年から2022年までの間は美味しく飲めるはずである。最終試飲2003年1月
 予想される飲み頃 現在から2022年 sei

2001年 PP92
 構造の感じられる、タニックな、つつましいスタイルの(このヴィンテージ全般に見られる個性を代表する)、ミディアムからフルボディの2001年は、エスプレッソ、西洋杉、チョコレート、ブラックカラント、チェリー等を感じさせる作品。甘いが、目だつタンニンがあり、格別の多層的な風味、秀逸な舌触り、エレガンスのほか純粋さがある。2005年から2013年が最盛期となる筈である。
 予想される飲み頃 現在から2013年 sei

2002年 PP90~92⇒PP88
 ここはステファン・フォン・ネッペールのフラッグシップとなるシャトーだが、2002年は2つの兄弟でありライバルでもあるクロ・ド・ロトワールと、珍しいだけでなく非常に高価なガレージ・ワイン、ラ・モンドットを超える出来となった。縁いっぱいまで濃い青/プラム/紫色と、燻煙、黒鉛、コーヒー、ブラックカラント、新樽の大柄で、スパイシーな芳香を見せている。風味にはココアのほか、各種取り揃えられた黒系果実や甘草が加わっている。凝縮感や汁気の多さは素晴らしく、フィニッシュはほどほどにタニック。
 予想される飲み頃 現在から2020年 sei

2003年 PP87~89⇒PP89
 エレガントで、軽いスタイルの2003年のカノン・ガフリエールは、カベルネ・フランの比率が55%と高い、しかし、香りの点では最低90点を付けられるが、深み、凝縮感、余韻の長さに欠けている。4回異なった機会に試飲したが、ティスティングノートの内容は一貫していた。この畑はサン・テミリオンのより低い斜面に立地しているが、2001年、2000年、1999年、1998年のヴィンテージにある豊かさが感じられない。やわらかく、フルーティな2003年には、西洋杉、スパイス箱、土、ハーブ、スィートチェリーのほか、カラントが混ざった複雑なアロマがある。ミディアムボディで、まろやかであり、硬い角のない、酸が弱い、ジャムにしたような果実味のあるこのワインは、向こう7年から10年で飲んで頂きたい。
 予想される飲み頃 現在から2014年 sei

2004年 PP91
2005年 PP94
2006年 PP92
2007年 PP90
2008年 PP93
2009年 PP95
2010年 PP92~94
2011年 PP90~92

¥ Chateau Canon la Gaffeliere
       Wine Searcher 平均 9,020円 2013.02記

         
         
ピコピコハンマー サン・テミリオンの1つ、カノン・ラ・ガフリエールの葡萄畑は、丘陵のふもとの平坦な砂礫質の土壌にある。ここは20年以上にわたって広く宣伝され、軽く、個性のない、凡庸なワインを、驚くほど高い値段で売っていた。しかし、1985年に若く、才気あふれるステファン・フォン・ネッペールが責任者となって以来、こうした状況は劇的に変化した。事実、サン・テミリオンでカノン・ラ・ガフリエールほど目覚しく改善されたシャトーはほかにないであろう。
 このシャトーの近年の成功をもたらした変化としては、葡萄を最大限に熟させるために遅く収穫すること、貧弱な出来のものをセカンド・ワインに回すこと、樽内でのマロラクティック発酵、ミクロ・ビュラージュ、収量を極めて低くすること、澱に接触したまま熟成させること、そして100%のオーク新樽で14~16ヶ月寝かせた後、清澄処理も濾過処理もせずに瓶詰めすることなどがある。その結果、サン・テミリオンで最も豪勢で、際立ったワインがいくつも生み出された。ここは明らかに、このアペラシオンのスター的存在であり、それは1980年代後半以降のヴィンテージが見事に証明している。
   
        
        
キャミソール 一般的な評価

 ステファン・フォン・ネッペールの相当な情熱と、構想と、品質の肩入れによって運営される、卓越したサン・テミリオンのシャトーの1つである。所有者の甚大な努力のおかげで、このシャトーは1988年以来ずっとサン・テミリオンですば抜けた成績をあげている。できる限りすばらしいワインをつくるためには金を惜しまないため、カノン・ラ・ガフリエールは最高品質を目指す所有者が手塩にかけて育てたシャトーとなっている。ボルドー全体とは言わないまでもサン・テミリオンの輝かしいスターの1つであり、多くのシャトーの手本となってきた。この豪奢なワインは、その品質からすればリーズナブルな価格で売られている。

さくらんぼ シャトー・カノン・ラ・ガフリエールは、19世紀には「ラ・ガフリエール・ボワタール(又はカノン・ボワタール)」と呼ばれており、所有者の陶器職人ボワタールの名前に由来したものです。
 その後、シャトーはペイロー医師の手に移り、1953年、サンテミリオン村長でのピエール・メイラが取得します。
 1963年取得したのは、ドイツ(オーストリア出身)家であるジョセフ・ユベール・フォン・ナイペルグ伯爵~Comp Joseph Hubert von Neippergです。1983年(1985年説も)現在のオーナー、ステファン・フォン・ナイペルグがシャトーを引き継ぎます。
 1996年7月、当時無名の醸造家のステファン・デュルノンクールを醸造責任者として採用します。
ろくでなしチャンのブログより)




竹八にて。
抜栓日:2015年6月12日
色合いは濃いルビーパープル。色にフレッシュ感がしっかりとあります。プラム、ブラックチェリーの香り。チョコっぽいニュアンス。さほど土っぽさは感じません。タンニンがまだまだフレッシュでしっかりとしています。果実味と、液体の濃さがあって、鴨の料理との相性がとてもよかったです。