個人的ワインのブログ

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LUNGAROTTI Torre Di Giano IL PINO 1994

2008-09-30 05:11:42 | イタリア

LUNGAROTTI Torre Di Giano 1994

(+)実家のワインセラーシリーズです。


トッレ・ディ・ジャーノ ・ヴィーニャ ・イル・ピノ

Torre di Giano Vigna Il Pino


格付け ビアンコ・ディ・トルジャーノ DOC
生産地域 トルジャーノ
ぶどう品種 トレッビアーノ、グレケット
アルコール度数 13.00%
色 金色に輝く黄色
ボディ フルボディ
テイスティング
樽香に由来するバニラのヒントのある、やさしい香り。洗練された厚みのあるボディ。エレガントなアロマが、口の中で長く楽しめます。
製造方法
約3ヶ月間の発酵は、70%はステンレスタンクで、30%は樽で行う。定期的にバトナージュし、最終的にブレンドする。収穫から出荷までの間に、約6ヶ月瓶内で熟成させる。
適温 12-14℃。
料理 魚やシーフード料理、スープ、リゾット、トリュフを使った料理や鶏肉料理
(日欧商事より)



いまとはラベルが違うようです。



LungarottiのHPはこちら




GSM McLAREN VALE GRENACHE SYRAH MOURVEDRE 1999

2008-09-29 06:59:45 | オーストラリア

GSM McLAREN VALE GRENACHE SYRAH MOURVEDRE 1999

(+)実家のワインセラーシリーズです。


ローズマウント社の紹介

オートレー家が経営するローズマウント・エステート。いま、豪州で大資本のワイナリーに伍して大きな成功を収めている家族経営のワイン生産者である。 年間生産量350万c/s。その3分の2を輸出する。英国や米国など海外市場での大きな成功は、需要増に対応するための新たな投資を促しており、その対象は畑や醸造所設備のみならず、マーケティング部門へのマスター・オブ・ワイン有資格者の登用など優秀な人材の配置にも及んでいる。


ローズマウントのTOP ローズマウントの歴史は1864年に遡る。ドイツから移住したカール・ブレシュトがニューサウス・ウェールズ州アッパーハンター・ヴァレーに最初の葡萄を作付けし、「ローズマウント・ヴィンヤード」と名づけたのが始まり。ブレシュトのワインは1881年のボルドー国際見本市で金メダルを獲得するなど、19世紀後半の国際的な見本市で高い評価を受けたが、後継者に恵まれなかったこともあり、1900年代初頭、ブレシュトの死とともに、葡萄園の大半は牧場になってしまった。

■ローズマウント・ルネッサンス
 ローズマウントの復興は1969年、パプア・ニューギニアでのコーヒー栽培で成功を収めたロバート・オートレーがこの土地を購入した時から始まる。オートレー家はすでに豪州で牛や馬の飼育を手がけていたが、ロバートと彼の息子たちは、この土地が葡萄栽培に適していることに着目、国際レベルのワイン生産を目標にワイン事業が開始された。
 それからおよそ30年。ロバートは慎重にワイン事業を拡大してきた。現在、ローズマウントのワイナリーは、アッパーハンター・ヴァレーにあるデンマン醸造所と、南オーストラリア州マクラーレンヴェールにあるライクロフト醸造所の2か所にある。これらの醸造所を核に、土壌やマイクロクライメットの異なる複数の自社畑約1600haを所有し、「ダイヤモンドラベル」からフラグシップボトルの「ロクスバラー」「バルモラル」「マウンテンブルー」にいたるまで、品種特性の鮮明なワインを生み出している。



■南オーストラリア州の拠点、ライクラフト
 アデレードから南におよそ50km、マクラーレンヴェールにあるライクラフト醸造所。1850年に建設された古い醸造所を、ローズマウントがプレミアムワインの需要増に対応するため、1991年に買収した同社二番目のワイナリーだ。最新式の醸造設備が導入されているが、150年前のコンクリート開放槽をそのまま使うなど、一部はオリジナルのままに、現代のワイン造りに生かしている。
 この醸造所には、マクラーレンヴェールの畑のほか、北のアデレードヒル、南のラングホーンクリーク、そしてさらに南のクーナワラの畑から葡萄が搬入される。品種はシャルドネ、セミヨン、ソーヴィニヨンブラン、リースリング、赤ではシラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、グルナッシュ、マルベックなどと非常に多彩。 ローズマウントの醸造責任者フィリップ・ショーの片腕として、ライクラフト醸造所の醸造に責任を持つ。
 マクラーレンヴェール産のカベルネ・ソーヴィニヨンは、色が濃厚で、果実味が非常に豊か。タンニンも柔らかい。「豊かなフレーバーを持っていることが、米国や英国市場で受け容れられる理由でしょう。フレーバーがしっかりしているので、アジアの料理にも合うと思います」とチャールスはいう。品種によって異なるものの、赤の発酵温度はおおむね28℃。15か月~18か月間、樽の中に置き、ラッキングは樽熟期間中にカベルネで2回、シラーズで3回おこなう。同じく、樽出しのシラーズ・グルナッシュの出来もすばらしいレベルにあり、果実香が存分に生かされている。 樽の数が全部でいくつあるかを、チャールスに聞くと、「スリーサウザンド・アンド・ナイン」と笑って答えた。約3000樽が赤ワインで、9樽がシャルドネなのだそうだ。シャルドネの樽発酵は今年の収穫から始まった。今年1月、サウスコープ社から移籍したスティーブ・チャップマンが「シャルドネのプロ」として、ここの醸造家チームに加わったからだ。シャルドネを房ごとプレスしたジュースを樽発酵、12か月~14か月樽の中に置く積もりだという。ライクラフト醸造所におけるシャルドネの新しい可能性を暗示するように、広いセラーの片隅に置かれた真新しい9個の樽が輝いて見える。チャールスの当面の関心事は2000年収穫のマクラーレンヴェール産の葡萄から造る「GSM」(グルナッシュ、シラー、ムールヴェードルのブレンド)と、「トラディッショナル」(カベルネ、メルロー、プティヴェルドのブレンド)。ともに60種類以上のワインをブレンドして造る。「なにも引かずに、一つひとつを加えることで、互いに相乗効果を発揮させ、最終的に力のあるふくよかなワインにしていくのです」。数あるローズマウントのワイン群の中でも、特に料理との相性を追求したラインである。

■すぐれたシラーを生み出すバルモラル畑
 マクラーレンヴェールにあるバルモラルの畑は、ローズマウントのフラグシップワインのひとつ「バルモラル・シラー」を生み出す。西側に位置する海(セイント・ヴィンセント湾)からわずかに5km。午後になると吹きつける海からの風が、葡萄の生育期間を通じて理想的な涼しい環境をつくる。土壌は粘土層の上に石灰岩混じりの赤茶色のローム層が広がる。年間降雨量は約500mm。そのほとんどが冬の間にしか降らない。夏の日中気温は35℃になることもあり、土壌中の水分を保つために、一定の灌漑が欠かせない。海の近くだけに、地下深くから汲み上げる水には塩分が含まれている。だから、ローズマウントでは生活廃水をリサイクルして灌漑用水の一部に用いる。「リサイクル水の質は地下水よりも塩分含有量が少なく、ずっと質がよいのです」と、栽培責任者のピーター・ヘイズが教えてくれた。 バルモラル畑のシラーの葡萄樹には樹齢60年を超える樹もたくさんある。これらの樹から採れる葡萄は量的には非常に限定されるが、その分凝縮したワインになる。


■フィリップ・ショーのワイン哲学
 ローズマウントの本拠とも言うべき発祥の地がアッパーハンター・ヴァレーにあるデンマン醸造所である。デンマン醸造所では、アッパーハンター・ヴァレー、マッジー、オレンジ地区で産する葡萄をもとにワインを造る。デンマン醸造所で働く醸造家は全部で7人。そのトップが、ローズマウント・エステートのチーフワインメーカー、フィリップ・ショーだ。 今年で53歳になるフィリップは、ローズウォーシィ大学で醸造学を学ぶずっと以前、13、14歳の頃から葡萄畑に親しんできた。「この40年間、葡萄畑の外で休みをとったことはありません。南半球の畑が暇になると、北半球の畑にいますから」。フィリップは1986年にロンドンで行われた国際ワイン&スピリッツ・コンペティションで、「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したのに続き、昨年はカンタス航空とワインマガジン誌から同じく「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞している。今回、訪問したデンマン醸造所で忙しく動き回る醸造家たちがかぶる帽子の後ろの部分には誇らしげに「Winery of the Year」の縫い取りがあった。この賞も、昨年のサンフランシスコ国際ワインコンペテイションで獲得したものだ。ローズマウントワインの受賞歴を見ると、'90年代半ば以降に限定しても世界の主要なワインコンペでの高い評価は明らかだが、とりわけ'99年のサンフランシスコでは、「バルモラル・シラー'96」「マウンテンブルー・シラーズ・カベルネ'96」「トラディショナル'96」がダブルゴールドメダルを受賞した他、リーズナブルプライスの「ダイヤモンド」を含めて全部で14のトロフィーとメダルを受賞、人気の高さを強く印象づけた。かつて、豪州の著名なワインライターが、ローズマウントをさして「いつでも、どこでも、(各種のワインコンペで)思いのままにメダルを獲得できるワイナリー」と評したことがあるが、その原動力となってきた人物の一人が、フィリップ・ショーであることは間違いない。 いま多くの醸造家は、ワイン造りにおいて葡萄の質の重要性を強調する。だが、フィリップの見解はそれとは少し違う。多くの人たちが畑こそすべて、といった言い方をするけれどと前置きして、次のように話した。
 「素材が大事であることは当然のことです。問題は優れた素材をどのように処理するかです。例えば、ふたりの料理人が同じ上等の素材を使ってポーチドエッグを造ったとしましょう。同じものができるでしょうか。どう料理するかで、味わいは変わってくるのは当然でしょう」。上質の原料を前提として、その上でどんなワインを造るか。彼の関心は一段高いところにあるようだ。
 フィリップが重視するワインの要素のひとつに「エレガント」がある。一般的にそれは、ワインのストラクチャーで決まるとされるが、彼は「ストラクチャーが弱いためにエレガントなワインができるわけではありません。軽い、重いではなく、それはバランスの良さに出発するのです。ある成分のみを抽出するのではなく、全体のバランスを重視しながらエレガントなワインに仕上げる。それが私の遣り方です」と強調する。痩せた女性がエレガントとはいえないでしょう。すべてのバランス、つまり全体の人間性が大事なのと同じですよ、と説明を加えた。
 「私には自分のゴールがある」とフィリップが言い出した。それはなにかと訊ねると、消費者の求めるワインを造ることだという。「(ローズマウントのワインでいえば)『ショー・リザーブ』より上のクラスのワインを造る。それはそれで非常に楽しいことです。しかし、量的にたくさん供給できるワインに、消費者の求めている要素を盛り込むことは、私にとって大きな挑戦であり、喜びでもあるのです」。市場からの情報を吸い上げることに熱心なフィリップは、社内からの情報のみならず、常に世界中のワイン関係者とコンタクトを欠かさない。収穫期のデンマン醸造所には世界中から多くの若い醸造家が研修のために、フィリップのもとにやってくる。今年もチリからの青年と、日本人の女性醸造家、小林敦子さんが働いていた。



■3万樽がねむる定温バリックセラー
 15℃に定温管理された樽セラーには3万個のバリックが4段重ねで積み上げられている。フレンチオークとアメリカンオークがほぼ半々。シャルドネとピノノワールはフレンチ、カベルネ、グルナッシュ、シラーはアメリカンという具合にワインの個性とワインに付与するキャラクターによって使い分ける。毎年購入する新樽は7000~8000樽。毎年これほどの新樽を購入するワイナリーは世界でも珍しいはずだ。
 アッパーハンター・ヴァレーの畑はセミヨンとシャルドネが向いているとフィリップはいう。
ロクスバラーシャルドネは、素性のよいフレーバーが感じられる。標高600mに位置するこの畑、アデレードより300kmも北になるが、標高の高い分だけ冷涼な環境で葡萄が育つ。フィリップのシャルドネのコンセプトは「樽よりもフルーツを感じさせるシャルドネ」。長い間、樽に入っていてもそれを感じさせないワイン、「オークフレーバーは隠れているべきもの」というのが、彼の基本的な考え方である。

■総延長17kmの給水パイプを敷いて
 来年から一部生産が可能になるマッジー地区カンバンドリーの畑。800haあまりの広さがあるこの畑には、赤品種の栽培適地として主にシラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが植えられている。フィリップ・ショーがその土壌と気候を気に入って、植樹された畑だが、当初はワイン関係者からも「気が狂ったのではないか。あんなところに葡萄樹を植えて」と言われたそうだ。確かに、畑にするまでの話を聞けばそうした周囲の感想も理解できる。ローズマウントはこの畑を稼動させるために、なんと自前のダムを作り、総延長17kmに及ぶドリップパイプを畑中に張り巡らせたのだ。投資額も100万ドルを超える膨大な金額となり、葡萄園への投資としては「南半球最大の投資」といわれている。マッジー地区の栽培責任者ディヴィッド・プライスはカンバンドリーの畑について「山側に位置しているので、霜の被害も受けにくい。フィリップの気に入るフレーバー豊かな葡萄が収穫できるでしょう」。

■活気ある社風に弾みをつける数々の成功
 英国市場での販売量が過去2年間で倍増。米国では「ダイヤモンド・シラーズ」が米国シラーズ市場の74%を占めるに到った。国内市場でも業界平均を大きく超える成長率を記録...。次々に入るローズマウントの飛躍のニュースは、企業活動全体を大変活気あるものにしている。世界に230人あまり(豪州に11人)いるマスター・オブ・ワイン(MW)のうち、3人がローズマウントで働いている。そういえば、現在社長を務めるクリス・ハンコックも世界に5人しかいない名誉MWのひとりでもある。ロースマウントで働くMWの一人、ニール・ハドレーはマーケティングマネージャーの地位にある。彼は主にMWが担う同社のコミュニケーション戦略の重要性を次のように語る。「バイヤーや消費者やワイン評論家たちに対して、ローズマウントが何をしようとしているのか、同質の情報を各層にピタリと適合する形で提供すること。この仕事は高品質ワインのマーケティングに欠かせないことです」。
 国内市場と輸出市場で、積極的な販売目標を次々とクリアしつつあるローズマウント・エステート社。同社は今後4年間でさらに生産量を30%以上増やす計画を掲げている。


G S M
品種:グルナッシュ60%・シラーズ30%・ムールヴェードル10% 産地:南オーストラリア州・マクラーレンヴェール地区
香ばしいオーク樽の香りに下支えされた、生き生きとしたスパイシーな風味、 強烈なチェリーやベリー系果実のアロマがあります。 口に含むと、やわらかな口当たりとしっかりとしたタンニン分、深みのあるスパイシーな香りに、シナモンやペッパーを思わせる穏やかな風味があり、芯にプラムのような風味を感じる余韻の長い後味へと導きます。
(Rosemount Estateより)




Burgerspital Wurzburger Pfaffenberg 1997

2008-09-28 05:35:12 | ドイツ

Burgerspital Wurzburger Pfaffenberg 1997

(+)実家のワインセラーシリーズです。


商品名 : ビュルガーシュピタル・ビュルツブルガー・ファフェンベルグ・KT
生産地 : ドイツ/フランケン
容量 : 750ml
味のタイプ 辛口
ぶどう品種 ミュラートゥールガウ
生産者 ビュルガーシュピタル ツム ハイリゲンガイスト
このワインに合う料理 鶏肉料理/魚介料理/

ギネスブックにも載る古い歴史を誇る醸造所。貧しい老人のための療養所を兼ねていたことで有名。フランケン独特の形のビン(ボックスボイテル)にはいった、エレガントな辛口ワイン。バランス重視の風味に満ちたワイン。
(e-shopワインマーケットより)



▼ヴュルツブルグについて
「マイン河畔の見事なバロック様式の建物のある街。フランケンのワイン産出の中心。
コクのある辛口の上質のワインとし、★★★★上位の栽培者にこのビュルツガーシュピタール」とヒュージョンソン氏はポケットワインブックで述べています。


ヴュルツブルグ市で最も古いと言われるこの醸造所は、1319年の設立以来現在もなお、その利益の一部で恵まれない人々を救済しています。ドイツの醸造所としては、最も大きいものに属し、リースリング種とシルヴァーナー種が主体に植えられています。
ワインは男性的ながら、エレガントでよく調和のとれたものです。
フランケンワインの中でもボディの大きい印象を与えます。

▼ビュルガー・シュピタール・ツム・ハイリゲン・ガイスト醸造所の説明
ヴュルツブルグにある慈善事業に供される古くからの葡萄園。
特にシルヴァーナーやリースリングを使った芳醇な辛口ワインは極めて申し分ないものとなりうる。ヒュージョンソン氏★★★「ポケットワインブック」ヒュージョンソン氏

うきうきワインの玉手箱より)






Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous RECOLTE1996

2008-09-27 05:27:17 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous RECOLTE1996

実家のワインセラーシリーズです。


ブーズロン村はアリゴテ種のみのAOCのため、シャルドネ種はブルゴーニュ・コート・シャロネーズの表示になります。
土壌の質を選び、シャルドネ種に向いているレ・クルという畑から、ブルゴーニュ・ブランの逸品と称されるワインで、酸味の穏やかな、ソフトで優しい口あたり。

大地からのミネラルと、ほどよい樽香とのバランスの取れたワインで、非常に評価の高いブルゴーニュ・ブランの一つで有名です。
(和泉屋より)



ドメーヌ・ド・ヴィレーヌは、あのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者でもある高名な醸造家、オペール・ド・ヴィレーヌ氏のドメーヌです。彼が奥さんのパメラ夫人と一緒に「アリゴテのロマネ・コンティ」を目指してワイン造りをしています。

“レ・クル”は、僅か3haほどの畑の有機栽培のシャルドネで造った超希少ワイン。有名なワイン評論家のロバート・パーカーJr.は、「シャサーニュ・モンラッシェの村名、または1級ものに迫る勢い」と絶賛しています!!

ブーズロン村はアリゴテのみのAOCのため、シャルドネで造られたこのワインはブルゴーニュ・コート・シャロネーズの表示になります。樹齢30~60年のシャルドネを使っているから豊かな果実味と凝縮感、厚みのあるボディが楽しめます。ミネラル感と複雑味、果実味のバランスが完璧な、コクがあるふくよかな味わいです。まったりした白ワインが好きな方に絶対オススメの1本!
オーソリティースタイルより)




1本何十万、何百万とする、ワインの王様!
赤ワイン最高峰『ロマネ・コンティ』を造る
『ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ』の
最高経営責任者“オベール・ド・ヴィレーヌ”氏が
造り出した稀少なシャルドネ白ワイン!!


すごい白が手に入りました! なんと、あの『ロマネ・コンティ』の最高経営責任者オベール・ド・ヴィレーヌ氏が、造り出した白ワインです!!
憧れの銘酒! 1本何十万、何百万とする、世界最高峰の赤ワイン『ロマネ・コンティ』の最高経営責任者の一人である“オベール・ド・ヴィレーヌ”氏。コート・シャロネーズ地区では、1番の凄腕生産者として超有名です!!

そんな彼が、ブルゴーニュ地方・コート・シャロネーズ地区で造りだす、絶品中の絶品白ワイン!! 当然評価もとんでもないことになっています! フランスで最も権威あるワイン評価誌『クラスマン』2007年度版において、20点満点中15点の高得点を獲得!!

さらに凄いことに、世界で1番有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏が、「シャサーニュ・モンラッシェの村名、または1級ものに迫る勢い」と、シャサーニュ・モンラッシェの村名に肩を並べると断言しているのです!

オベール・ド・ヴィレーヌ氏は、コート・シャロネーズ地区のブーズロン村に畑をかまえています。ブーズロン村といえば“アリゴテ”といわれるブドウを使用されるのが一般的。実際『ブーズロン・アリゴテ』も造ってます。

しかし、この『ブルゴーニュ コート・シャロネーズ ブラン レ・クル』は、ブーズロン村の中で、シャルドネ種にむいている畑“レ・クル”で造られています。レ・クル畑は、たったの3ヘクタールしかありません。『ロマネ・コンティ』の畑と同じくらいしかない小さな畑で生まれる絶品のシャルドネ! 造られる数もとんでもなく少なくなっております! そんな稀少なシャルドネを100%使用したブルゴーニュ・ブラン!

しかも、1986年から有機農法を取り入れています。化学肥料は使っておらず、最大限に生かされたテロワールを存分に感じることができます! レ・クル畑から生まれるシャルドネ種は、とってもミネラル感タップリ!

豊かな果実味と凝縮感、厚みのあるボディ。酸と果実味のバランスが完璧で、コクがあり、ふくよかな味わいです。海底を彷彿させるほどのミネラル質とほどよい樽香があり、アフターが長い! ブーズロンで植えられている樹齢30~60年の樹から造られているシャルドネですので、複雑味があり、深い味わいに仕上がっています。

これはもう、ブルゴーニュの白好きなあなたに絶対おすすめ!! 
しかも、感激! 「ええ!?」って疑ってしまうくらい安いんです! 2,000円ちょっとで、飲めるんです!!

『ロマネ・コンティ』を造り出す最高経営責任者が、 最高級シャルドネを使って造っている白ワインですよ! しかも、あの世界で1番のワイン評論家パーカー氏が、「シャサーニュ・モンラッシェの村名、または1級ものに迫る勢い」と断言する味わい! 絶対飲んでいただきたい逸品です!!
ワイン館NISHIURAより)



2012年8月8日抜栓。コルクにはDomaine名とVintageが刻印されています。色は山吹色。透明感のある綺麗な色です。香りはそんなに強くありませんが白い花、白胡椒の香り。娘さんは地下室の匂い、枝豆の匂い、と言っていました。味わいはグレープフルーツの皮のニュアンスがあり、とてもスムーズに飲めます。優しい酸味がいい感じです。柑橘系の甘味も感じます。適度なミネラル感も良いアクセントです。アフタはほとんどありませんが、喉越し爽やかで飲みやすい。温度が上がってくるとみかんの甘さが出てきます。意外とこの手のワインでも13年くらいは大丈夫なものですね。意外に枝豆やピスタチオ何かと一緒にいただくとマリアージュいいですよ。


Scharzhofberger MSR Riesling Egon Mulle 1996

2008-09-26 05:19:59 | ドイツ

Scharzhofberger Kabinett Mosel-Saar-Ruwer Riesling Egon Mulle 1996

実家のワインセラーシリーズです。


▼エゴン ミュラー家の説明

1797年よりミュラー家の所有となった醸造所で、世界最高峰の白を生むとされる、シャルツホーフベルグ畑の最良部分を8ha所有しています。質のみを追求する同家のワインは、比類なくエレガントで、果実の香り高く、ザール特有の生き生きとした酸が常にそのバックボーンにあります。このワインの典型的な味の世界は、長い熟成期間の後に十全に発揮されていきます。

シャルツホーフベルガーの名で瓶詰めされるのはカビネット以上のクラスに限られ、ベーレンアウスレーゼ以上のクラスのワインは100~200Lの古い小樽で数ヵ月熟成の後に瓶詰めされています。

ドイツ国内にて開催されるワイン・オークションでは、いつも多くの人が驚く価格にて、競り落とされています。エゴン ミュラーいわく、良いワインができるためには「伝統と古い樹をもっているということもあるが、一番は良い畑をもつこと。そして次に皆がやらないほんの少しの努力、これが出来上がるワインに大きな違いを持たせる」といいます。またエゴン ミュラー家の所有するシャルツホフベルガー8.5haのうちの半分には、信じ難いことにフィロキセラ禍以前、つまり100年以上の樹齢のリースリングが植えられています。

エゴン ミュラーは、「私が知る限りフィロキセラ禍以前の葡萄の木は、うちのシャルツホフベルガーに4ha、ル ガレのヴィルティンガー ブラウネ クップに0.5ha、そしてJ.J.プリュムのヴェレナー ゾンネンヌーアにほんの僅かあるだけ」とおっしゃっていました。この古い樹齢の葡萄畑は機械を入れられず、若い部分に比べると農作業にかかる時間は3倍になるそうです。こんなところも、彼のワインが世界的にその名を知られる由縁ともいえます。ロバート パーカー Jr.「ワールド グレイテスト ワイン エステイト」に掲載されました。


エゴン ミュラー家の、古典的で堅く、洗練されたスタイルをもつシャルツホフベルガーは、驚くべきほどの完壁さを持っています。この醸造所が、たいへん上質の上級ワインをつくる、それも例年のようにつくるその秘訣は、8.5ヘクタールの葡萄園にて、房ごと、粒ごとの、厳選に厳選を重ねるという収穫技術によるものです。葡萄液や樽に移されてからも、その方針は変わらず、例えば、1984年には、80%のワインがエゴン・ミュラー家の名も付けずバルクワインとして売られ、他にQbAの等級は、”ル ガレ"(エゴン・ミュラー家が共同経営している醸造所)の名前で売りに出されたほどです。カビネット級以上だけが、シャルツホフベルガーのラベルを付けることができるのです。そのセラーは、最高級の醸造所に似合わず、たいへん旧式で、ケラーマイスターのフランクの極めて保守的な徹底した方針がうかがえます。実際この醸造所ではまだ、旧式の水圧を利用した圧搾機を、高級ワイン造りに使用しています。
"LIFE BEYOND LIEBFRAUMILCH" by Stuart Pigottより
(うきうきワインの玉手箱 より)




エゴン ミラー (シャルツホフベルガー)


世界一のリースリングといえばエゴン・ミュラーのシャルツホフベルガーでしょう。地勢の並外れた区画にのみ指定されるオルツタイルラーゲは、ドイツ中でたった5つ。
そのひとつがエゴン・ミュラー家が所有するシャルツホフベルガーです。小さなシャルツホフの最もよい場所がこのミュラー家のもの。

そして驚くべきことに、ミュラー家の8.5ヘクタールの半分の樹は樹齢100年以上の、プロ・フィロキセラ(ネアブラムシの災禍をまぬがれた接木なしのブドウ樹のこと)木が生き続けています。
1797年に修道院の所有であったものをミュラー家が買い取り、以来比類なきリースリングの聖地として世界中に崇められているワインは、今日もその品質を落とすことのない名実ともの王者のワインです。

宮中晩餐会を初め、世界のVIPたちをもてなし続けるミュラー家のワインは、際立って貴族的な上品な酸味、ミネラル分の多さと果実の豊かさを持っているため、ひとたび口にしてドイツワインの真髄を悟らせるといわれるほど傑出した素晴らしさです。
エゴンさんと辻

ミュラー家の中庭のテイスティングルーム


マドンナが大好きというワインのビギナーであっても、グランクリュも飲み飽きたとおっしゃるワイン通であっても、同時に大きな感動と衝撃を与えてくれる名酒中の名酒です。

エゴン・ミュラー家では長子は代々エゴンの名前を受け継ぎます。永遠に受け継がれるエゴン・ミュラーの名前と味わい。
プロ・フィロキセラという地球上でもうほとんど存在しないブドウ樹の黄金のしずくをぜひご体験ください!
ヴェリタス より)


12/29抜栓。ワインクーラーで約8度に冷やした。色は黄金色。非常にきれい。香りはフルーティー。リースリングの香り。適度に酸味もあり、のどごしもさわやか。このときにはにぎり寿司と一緒にしたが、まったく邪魔せず、むしろ酢飯の酢が引き立つ感じ。12年経過しているが、全く問題ないと思った。




Chateau de Lastours Corbieres 1999

2008-09-24 04:49:05 | フランス・その他

Chateau de Lastours Corbieres Cuvee Simone Descamps 1999

(+)実家のワインセラーシリーズです。


フランス最大のワイン供給地として知られるラングドック地方。その中心ナルボンヌの町は、ローマ時代から現在までスペインとフランスを往路する旅人の重要な拠点である。この町の北にある1186年建設のシャトー・ド・ラストゥールは、宿泊や食事、そして地元のブドウで造られるワインが訪れる人達に安らぎを与えてきた1970年、ソシエテ・マルセイエーズ・ド・クレディの中央企業運営委員会はコルビエールでグラン・ヴァンを生産するため、シャトー・ド・ラストゥールとブドウ畑を購入し、労働保護センター(保健省に帰属、能率上の競争力のない障害者が利用する機関)の直下とした。そして1977年以来、シャトー・ド・ラストゥールは同センターによる運営がなされ、現在60人の精神障害者がブドウ栽培とワイン生産に携わっている。また今も宿泊施設としての役割を担い、支配人であるジャン・マリー・リィニィエー氏の功績により素晴らしいワインを生むシャトーとして存続している。 シャトーを囲む104ヘクタールの広大なブドウ畑は標高30~300mに位置し、粘土石灰質の土壌に覆われている。アペラシオンはコルビエールに属するが、地中海からの暖かい空気と北側の中央山脈の涼しい空気に挟まれ寒暖差の大きい特殊な環境にあり、他のコルビエールとは異なるユニークな味わいとなるのが特徴。 赤ワイン用のセパージュはラングドックでは伝統的なカリニャン、地中海性気候には欠かせないグルナッシュ、シラー、サンソーなど。そして白ワインと天然甘口ワイン用にはマルヴォジア、グルナッシュ・ブラン、ミュスカなどが栽培されている。いずれも良質のブドウを育てるために厳しい選定のもとヘクタールごとの収穫量は35~37hlに抑え、ラングドックとしては非常に少ない。現在、この地域で最も注目のシャトーのひとつである。
(パッションワイン小仲酒店より)



CUVÉE SIMONE DESCAMPS

Soil limestone and clay, pebbly.
Grape variety 50 % carignan, 10 % syrah, 40% grenache.
Vinification traditional; whole grapes with long maceration.
Cellaring potential will be at its peak after 5 years.
Serving temperatures 18°C à 20°C.
Maturation 18 months in vats.
Tasting notes a cuvée of deep colour, which expresses a fine maturity; offering aromas of liquorice, blackcurrant coulis and violets. On the palate, its character becomes velvety with hints of vanilla and very balanced. The elegance of this wine is an expression of the Lastours terroir.
Accords cold meats. Spicy dishes and strongcheeses.
(Chateau HPより)



ChateauのHPはこちら




Beaune 1er Cru Les Marconnets 1996

2008-09-23 04:45:37 | フランス・ブルゴーニュ

Beaune 1er Cru Les Marconnets Vicomte Bernard de Romanet 1996

(+)実家のワインセラーシリーズです。


ブルゴーニュの赤ワインの中心地ともいえるボーヌで造られるワイン。
マルコネはボーヌの北端にあり、隣村サヴィニィ・レ・ボーヌのマルコネと名の付く畑と続きだったが高速道路によって分断されてしまった。
ここでは柔らかく芳香のある赤ワインが造られている。ボーヌには、グラン・クリュに指定されるワインはありませんが、優れたプルミエ・クリュの1つとして、このマルコネがある。黒みがかったルビー色で透明感があり、赤い果実の香りにスパイシーさも加わる。ジャムのような甘さと上品な酸味が融合する。

インポートリカーショップより)



ボーヌ(村) 第一級畑 マルコネ 【赤】
 ブルゴーニュの中心であるボーヌ。13世紀にブルゴーニュ公が居を構えて以来、常にワイン取引きの拠点として栄華を誇ってきた。その中世に築かれた城壁を一歩外に出ると、A.Cボーヌの畑が約4kmの長さで展開する。
 ここには28の1級格付けの畑がある。その中でもマルコネはクロ・デュ・ロワやレ・グレーヴと並び最も優れた品質を
◆美味しい飲み方   抜栓2時間。18℃。

◆合う料理     仔牛のステーキ・トマト系ソース、
           コック・オー・ヴァン。
           ハマチの刺身。キンキの塩焼。
Wine Cellar KATSUDAより)



 ボーヌはブルゴーニュの中心。ワインの町でありネゴシアンの町でもある。ワインビジネスが集約された町とも言えよう。
 ボーヌ産のワイン(殆どがネゴシアンワイン)は町全体で約450haのブドウ畑のうち1/3強がプルミエ・クリュであって、傑出したワインこそ無いがレヴェルの高いワインを産している。ここでのワイン造りを見ていると、ネゴシアン業の厳しさとドメーヌとしての誇りとの両立をその高い意識としていることを窺わせられる。


1er cru:
・Les Aigrotsレ・ゼグロ
・Les Avauxレ・ザヴォー
・Les Clos des Avauxレ・クロ・デ・ザヴォー
・Blanche Fleurブランシュ・フルール
・Les Boucherottesレ・ブショロット
・Les Bressandesレ・ブレサンド
・Champs-Pimontシャン・ピモン
・Les Chouacheuxル・シュアシュー
・Aux Crasオー・クラ
・Aux Coucheriasオー・クシュリア
・Les Epenottesレ・ゼプノット
・A l'Ecuアン・ルキュ
・Clos de la Feguineクロ・ド・ラ・フェギーヌ
・Les Vignes Franchesレ・ヴィーニュ・フランシュ
・Les Fevesレ・フェーヴ
・En Genetアン・ジュネ
・Les Gravesレ・グレーヴ
・Sur Les Gravesシュル・レ・グレーヴ
Les Marconnetsレ・マルコネ
・La Mignotteラ・ミニョット
・Les Montrevenotsレ・モンルヴノ
・Montee-Rougeモンテ・ルージュ
・Les Clos des Mouchesレ・クロ・デ・ムーシュ
・Le Clos de la Mousseル・クロ・ド・ラ・ムース
・En l'Ormeアン・ロルム
・Les Perrieresレ・ペリエール
・Les Pertuisotsペルテュイゾ
・Les Reverseesレ・ルヴェルセ
・Clos du Roiクロ・デュ・ロワ
・Les Siziesレ・シジイ
・Les Seureyレ・スーレ
・Les Teoronsレ・トゥロン
・Le Bas des Teuronsル・バ・デ・トゥロン
・Tielandryティエランドリ(Clos Landryクロ・ランドリ)
・Les Toussainsレ・トゥーサン
・Les Cent Vignesレ・サン・ヴィーニュ
・Clos de la Ursulesクロ・ド・ラ・ウルシュル

優良生産者ガイド:殆どがネゴシアン
・Robert Ampeau et Filsロベール・アンポー・エ・フィス
・Dom. Besancenot-Mathoilletブザンスノ・マトゥイエ
・Bouchard Pere et Filsブシャール・ペーレ・エ・フィス
 Dom. du Chateau de Beauneデュ・シャトー・ド・ボーヌ
・Chanson Pere et Filsシャンソン・ペール・エ・フィス
・Yve Darviotイル・ダルヴィオ
・Joseph Drouhinジョゼフ・ドルーアン
・Jaboulet-Versherreジャブレ・ヴェルシェール
・Dom. Jacques Germainジャック・ジェルマン
・Maison Louis Jadotメゾン・ルイ・ジャド
・Dom. Michel Lafargeミシェル・ラファルジュ
・Maison Louis Latourメゾン・ルイ・ラトゥール
・Dom. Chantal Lescureシャンタル・レキュル
・Leroyルロワ
・Dom. Machard de Gramontマシャール・ド・グラモン
・Dom. Moillardモワラール
・Dom. Bernard Moreyベルナール・モレ
・Dom. Albert Morotアルベール・モロ
・Dom. Andre Mussyアンドレ・ミュシ
・Dom. Parentパラン
・Dom. Jacques Prieurジャック・プリュール
 Beaune Aux Clos de la Feguineボーヌ・オー・クロ・ド・ラ・フェギーヌ
・Dom. Tollot-Beaut et Filsトロ・ボー・エ・フィス

oneshotの酒蔵より)



Vicomte Bernard de Romanet社に関してはあまり情報がでてきません。ピーロート社の子会社という噂もありました。フランスで最も高貴なファミリーのひとつで、その歴史は 1050年にさかのぼる、と言っているところもありました。


ヴィコンテ・ベルナール・ドゥ・ロマネ社のHPはこちら


2010年10月23日抜栓。コルクにはネゴシアン名が刻印、1/3くらいまで染みていましたが液漏れなし。バスケットに入れてサーブ。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。グラスに注ぐと色は濃い目のルビー。エッジはやや薄くなっていますが、それなりに綺麗な色です。グラスに注いだあとはあまり香りは立ちません。ちょっと温度低めで抜栓したからかな?最初の香りは、土、きのこ、酸味、黒ぶどうの香り。さほど強い香りではありませんが、あまり雑味がなくいい香りです。スワリングによりこれらの要素の香りが強まります。口にふくむとベリー系、カシスのニュアンスが、すっと舌の上を転がっていきます。雑味もなく非常にシンプルで一本筋が通っていて美味しいです。喉を過ぎていったあとのアフタは殆ど感じません。悪く言うと特徴がないのですが、よく言うとピュアで果実の甘みと酸味が程よく調和したといったところでしょうか。喉越しが爽やかです。時間と共に酸味が前面に
出てきて、カラメルのニュアンスもかなり全面に出てきました。


Gran Sangre de Toro TORRES 1994

2008-09-22 05:34:19 | スペイン

Gran Sangre de Toro TORRES 1994


スペインを代表する世界的なトップワイナリー「トーレス」!

トーレス グラン サングレ デ トロ レゼルヴァ レッド (Torres Gran Sangre de Toro Reserva Red)

スペインワインの代名詞!
2000円以下国別ワイングランプリでスペイン赤 BEST1!!

容量:750ml

トーレス本社は、スペイン北西部カタロニア地方ペネデスにあり、この地方は、スペイン国内でも特に葡萄品種が多く栽培されている地域で、かつ広範囲に畑が広がっています。また、標高もさまざまであり、気候やテロワールにも異なった特色を持つというユニークな土地で、そのため多種多様な葡萄を、それぞれの適した環境で栽培しています。トーレス社は、これらの葡萄の中から選び抜かれた葡萄を使用、バラエティ豊かなワインをつくりだしています。

グラン サングレ デ トロ レゼルヴァ レッドはそんなトーレス社が誇るレゼルヴァワインです。
バイオレットを連想させる深いルビー色。 ガルナーチャ種とカリニャン種からなる特徴あるブーケ。
フルボディで熟成感があり、適度な渋みが口中で持続します。オーク樽で長期間熟成した、バランスの取れたワインです。
(レッツゴー酒店より)


TORRES
トーレス


トーレス社はスペインワインの名門でバルセロナ近郊、ペネデスでワイン作りを行っています。
17世紀以来この場所にぶどう畑を所有し、今日ではスペインの高級ワインのオピニヨンリーダーとして世界のトップワイナリーと肩を並べています。


Gran Sangre de Toro Reserva Red
グラン・サングレ・デ・トロ・レゼルヴァ・レッド


品種:ガルナッチャ カリニャン シラー
オーク樽で長期熟成したバランスの取れたワイン。

古武士屋より)


抜栓日:2013年1月17日
コルク:ちょっと短めのコルク。結構染みていました。これは液漏れありですなぁ~。
グラス:リーデルのボルドータイプを使用。
色:意外と綺麗なガーネット。多分結構濃い色だったんだろうな~と思いますが、すでに若干エンジ色入っています。
脚:中等度の粘調度。
香り:最初はあまり香り立たず。ちょっと低めの温度だったためか。でも香りとしては全体的に弱い。無花果の香り。娘さんはウインナーの匂いと言っていました。2時間くらいで、ややカラメルっぽい香りが出て来ました。そして八角に香りもしてきます。
タンニン:意外とタンニンを感じます。
味:香りにはそんなに感じませんでしたが、味わいに八角の要素が感じられます。やや鉄っぽく、完全にピークは過ぎていて、味わいはかるい。最初は酸が比較的強く感じられましたが、時間とともにその酸も落ちていってしまいます。ジンギスカンと合わせましたが、まぁそこそこ飲めました。


Laurus Condrieu GABRIEL MEFFRE 1997

2008-09-21 05:17:44 | フランス・ローヌ

Laurus Condrieu GABRIEL MEFFRE 1997

実家のワインセラからもってきました(2013/5/4)。


Vinification
・Grapes are entirely hand-harvested and placed in small 10 to 20kg crates.
・On their arrival at the cellar, they are immediately placed in a pneumatic press to extract only the first juice.
・The fermentation takes place in new 275-liters oak Laurus barrels for 15 to 20 days at controlled temperatures (max. 18ーC).
・The wine is then aged on the fine lees in these barrels for 8 months with regular stirring.

Grapes
・Viognier
Soils
Steep granite slopes.
(GABRIEL MEFFRE公式HPより)


ガブリエル・メッフル
GABRIEL MEFFRE
(フランス/コート・デュ・ローヌ)


コート・デュ・ローヌ地方で最大のAC畑を所有しているのが、1936年に設立されたガブリエル・メッフル社。1990年にアライド・ドメック社の傘下に入り、現経営陣に引き継がれました。

有名なシャトーヌフ・デュ・パプをはじめ、南部コート・デュ・ローヌ地方とプロヴァンス地方に、珠玉 ともいえる数々の名シャトーを擁し、それぞれ独自の個性をもった素晴らしいワインを世に送り出しています。また、ミネルヴォアにシャトー・カネを獲得し、ラングドックでの活動も活発になっています。
(エサキホンテンより)




南仏の三大ワイン産地の岐路であるジゴンダス(Gigondas)に居を定めたガブリエル メフルは、一連のヴァレ・デュ・ローヌ、プロヴァンス又ラングドック・ルーシィヨンなどのアペラシオンを供給しています。     
生産者と密接な共同作業をしながら、ガブリエル メフルのワイン専門家はワインの生産に特別な配慮をしています:耕地選択、熟成コントロール、厳密な温度調整による安全生産等々。すべての生産段階で、品質と原産地の特性が厳格に守られいます。
アペラシオン・タヴェルより)


Gabriel MeffreのHPはこちら

抜栓日:2013年6月1日
コルク:汎用コルク。やや短め。
液漏れ:液漏れない様子。
グラス:少し小ぶりのグラスを使用。
 
色:イエロー。ちょっと濃い目。
脚:そんなに脚が落ちてくる感じはなし
ディスク:普通。
 
香り:グレープフルーツ、イランイラン、ジャスミンの香り。結構冷やしていたので、そんなに強くはないですが、思いのほか濃厚な香りでした。
 
味:味わいは、すっきり系で、グレープフルーツの、ほんのりとした苦味、と同時にジャスミンのほんのり甘い味わいがあります。ちょっと温度が上がると、意外と濃厚系で、これが熟成によるものなんじゃないでしょうか。焼き野菜とかとの相性が結構良かったです。冷たく冷やして飲んでもOK、やや温度が上がってからの濃厚さも良かったです。
2日目はよく言うと蜂蜜の濃厚さが味に出ていました。悪く言うと、ネクター+オイルっぽいニュアンスかな。




Dolcetto di Diano d’Alba Anforio 1996

2008-09-19 05:25:49 | イタリア

Dolcetto di Diano d'Alba Anforio 1996

実家のワインセラーシリーズです。


アンフォリオ社のドルチェット・ディ・ディアノ・ダルバということですね。


ドルチェット・ディ・ディアノ・ダルバ
Dolcetto di Diano d'Alba〈 ドルチェット・ディ・ディアノ・ダルバ 〉はイタリア - ピエモンテ州で造られるワイン( DOC )です。

表示:Dolcetto di Diano d'Alba〈 ドルチェット・ディ・ディアノ・ダルバ 〉、Diano d'Alba〈 ディアノ・ダルバ 〉
赤ワイン
赤ワインの許可ぶどう品種 Dolcetto 100%

ワインは収穫年の11月1日から10ヶ月以上の熟成を経て、最低アルコール度数が12.5%以上あることで Superiore〈 スペリオーレ 〉の表示ができます。

生産区域

Cuneo
市町村
Diano d'Alba
(Biblio-wineより)






Chateau Val Joanis cotes du luberon 1996

2008-09-18 05:14:17 | フランス・ローヌ

Chateau Val Joanis cotes du luberon 1996

(+)実家のワインセラーシリーズです。


このワインについてはこちらを参照してください。



コート・デュ・ローヌワイン(Cotes du Rhone)


1.コート・デュ・ローヌワインの産地

コート・デュ・ローヌ地区は,ボルドーに次ぐブドウの栽培面積を誇っています.コート・デュ・ローヌワインはローヌ川沿いのヴィエンヌからアビニオンにかけて南北約200kmの地域で生産され,北部と南部とでは自然条件が異なるため,多様なワインがあります.
ヴァランスより北の地域は大陸性気候に属し夏でも南部ほど高温になりません.土壌は花崗岩や片磨岩質からなり,ローヌ川に面する急斜面部に段々畑のようにブドウ畑が作られています.
ヴァランス以南は地中海性気候に属し,夏は高温で降水量が少なく乾燥しています.土壌は石灰岩質でここでは広大なブドウ畑が見られます.


2.コート・デュ・ローヌワインのA.O.C.
クリュ名ワイン
コート・デュ・ローヌ地区ではクリュ(特定の地区名)の名前が付いたワインが最も格上になります.全部で13クリュがあり,北から

コート・ロティ(Cote Rotie)

コンドリュー(Condrieu)

シャトー・グリエ(Chateau Grillet)

サン・ジョゼフ(St-Joseph)

クローズ・エルミタージュ(Crozes Hermitage)

エルミタージュ(Hermitage)

コルナス(Cornas)

サン・ペレー(St-Peray)

ジゴンダス(Gigondas)

ヴァケイラス(Vacqueyras)

シャトー・ヌフ・デュ・パープ(Shateauneuf du Pape)

リラック(Lirac)

タヴェル(Tavel)

があります.


コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(Cotes du Rhone Village)
コート・デュ・ローヌ地区の中でも,特定の村で作られる特に品質の良いワインです.村名を記すことが出来る村は,

ロシュグド(Rochegude)

ルセ・レ・ヴィーニュ(Rousset-les-Vignes)

サン・モーリス(Saint-Maurice)

サン・パンタレオン・レ・ヴィーニュ(St-Pantaleon-les-Vignes)

ヴァンソーブル(Vinsobres)

ボーム・ドゥ・ヴーニーズ(Beaumes de Venise)

ラストー(Rasteau)

ケランヌ(Caranne)

ロエックス(Roaix)

サブレ(Sablet)

セギュレ(Seguret)

ヴァルレアス(Valreas)

ヴィザン(Visan)

シュスクラン(Chusclan)

ロダン(Laudun)

サン・ジェルヴェ(Saint-Gervais)

の16村です.
このうちラストー(Rasteau)で産する甘口ワインはA.O.C.ラストーを名乗り,ボーム・ドゥ・ヴーニーズで産する天然甘口ワインは,A.O.C.ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴ-ニーズ(Muscat de Beaumes de Venise)を名乗ることが出来ます.この甘口ワインは醗酵の途中でブランデーを加えて醗酵を止め,甘口に仕上げています.
リカーショップでコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュのワインは良く見かけます.注意深く探すと,村名ワインも見つかるかもしれません.

コート・デュ・ローヌ(Cotes du Rhone)
コート・デュ・ローヌ地区で生産される,クリュ名ワインとコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュを除いたすべてのワインがコート・デュ・ローヌの名前で販売されます.
コート・デュ・ローヌのワインは酒類を扱う店で大概置いてあります.同じ銘柄の赤・白ワインを並べてあるのを良く見かけます.1000円前後で購入できますので一度お試しください.

コトー・デュ・トリカスタン(Coteaux du Tricastin)
コート・デュ・ローヌ地区の周辺には,独自のA.O.C.を名乗るワイン生産地区があり,比較的最近になってAOCに指定されています.コトー・デュ・トリカスタン地区は1964にV.D.Q.S.に指定され,1973年にA.O.C.に昇格しました.早期熟成の赤・白・ロゼワインが作られています.

コート・デュ・ヴィヴァレ(Cotes du Vivarais)
コート・デュ・ヴィヴァレは1999年にA.O.C.に昇格されました.コート・デュ・ヴィヴァレは,軽い赤・白・ロゼワインが生産されています.ドメーヌ・ガルティ(Domaine Gallty)が有名.

コート・デュ・ヴァントゥー(Cotes du Ventoux)
コート・デュ・ヴァントゥー地区は1973年にA.O.C.に昇格しました.コート・デュ・ヴァントゥーでは赤・白・ロゼワインが生産されていますが,赤ワインの生産量が最も多くなっています.日本への輸出量も多くリカーショップでも良く目にします.値段も手ごろです.

コート・デュ・リュベロン(Cotes du Luberon)
コート・デュ・リュベロン地区はかつては地酒の産地でしたが,1988年にA.O.C.に昇格しました.シャトー・ヴァル・ジョアニス(Chateau Val Joanis)などが有名.

コスティエール・ド・ニーム(Costieres de Nimes)
コスティエール・ド・ニーム地区は1989年にコスティエール・デュ・ガール(Costieress du Gard)から改名されました.生産されるワインはミディアム・ボディの赤ワインと白・ロゼワインです.かつては地酒の産地でしたが,近年では良質のワインも生産されています.

クレレット・ド・ベルガルド(Clairette de Bellegarde)
コスティエール・ド・ニーム地区に囲まれるベルガルド村がワインの産地です.クレレット・ド・ベルガルドで作られるワインは軽い辛口の白ワインです.
(美味しい食卓より)






Clare Estate Chardonnay Penfolds 1995

2008-09-17 05:15:56 | オーストラリア

Clare Estate Chardonnay Penfolds 1995


■ペンフォールド社の歴史
 ペンフォールド社は、オーストラリアで最も古い歴史を持つ高級ワインメーカーの1つ。 1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールドは、ワインの医学的価値を信じ、サウス・オーストラリア州の主都アデレードの近郊マギルで、患者向けのポートやシェリーといった酒精強化ワインづくりを開始。順調に生産を拡大し、1920年代にはオーストラリアで販売されたワインの2本に1本がペンフォールド・ブランドと言われるほど市場を独占した。
1950年代に入り、消費者の嗜好変化を反映して、ワイン(スティル)にフォーカスしたワイン作りに転換。当時のチーフ・ワインメーカー、マックス・シューバートを中心に、オーストラリアの最高傑作とされる「グランジ」を開発し、ペンフォールド社のみならず、オーストラリア・ワインの名を世界中に知らしめた。
今日もグランジを機軸に、「すべての価格帯で最高品質のワインを提供すること」をポリシーに、ポリシー通りの見事な味わいを世界中に送り出し続けている。
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■ヴィンヤード
◎マギル・エステート・ヴィンヤード
 アデレードの東8km、アデレード・ヒルズのふもとに近い西向きの斜面に位置。肥沃な赤土の土壌。1844年創業時の原点であり、1949年には120haにまで拡大したが、1970年代の都市開発の煽りを免れず、現在グランジ・コテージの周囲に5.2haのシラー畑を残すのみとなった。
◎カリムナ・ヴィンヤード
 バロッサ・ヴァレーの北端、標高340メートルの尾根の緩やかな斜面に位置。砂地、ローム層、粘土等異なる土壌を持つ。オーストラリア最高の赤ワイン・ヴィンヤードの1つとみなされており、 290haのうち153haでシラーズを中心にブドウが栽培され、それらは「グランジ」を初めとするプレミアム・赤ワインに使用されている。収量は1ha当たり2~9トンと概ね少ない。「カリムナ」はアボリジニ語で“心地よい眺め”を意味する。
◎クレア・エステート・ヴィンヤード
 アデレードの北約130km、ポリッシュヒル・リバー・ヴァレーに位置し、標高430~470メートル。粘板岩、ローム層、粘土と幅広く異なる土壌で、シャルドネ、セミヨン等白ブドウから、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー等黒ブドウまで栽培されている。218haのうち52.6haで有機農法が用いられている。
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■歴代のチーフワインメーカー

◎Peter Gago (ピーター・ゲーゴ)
 ローズ・ワーシー・カレッジ醸造学を首席で卒業。ペンフォールドの伝統と質を維持すると同時に、新たなスタイルを開拓すべく、2002年からチーフ・ワインメーカーを務める。2005年に米ワイン専門誌「ワイン・エンスージアスト」の「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に、オーストラリア人として初めて選出される。
◎John Duval (ジョン・デュヴァル)
 1986~2002年チーフ・ワインメーカー。ローソンズ・リトリート、ヤッターナ等の開発を手がけつつ、数々の国際ワインショーの正式審査員を20年以上務める。イギリスのインターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション“インターナショナル・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー”(1989年)、イギリスのインターナショナル・ワイン・チャレンジ“赤ワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤー”(1991・2000年)等受賞。
◎Don Ditter (ドン・ディッター)
 1973~86年ナショナル・プロダクション・マネージャー(チーフ・ワインメーカーに同等)を務める。40年以上にも及ぶ在職期間中にペンフォールド社のワインが彼から受けた影響は計り知れない。
◎Max Schubert (マックス・シューバート)
 1948~1975年チーフ・ワインメーカー。グランジの生みの親。ペンフォールド社の みならず、オーストラリア・ワイン全体の国際的評価を高めた人物の1人。オーストラリア勲章(1984年)、ロンドン・デカンター誌“マン・オブ・ザ・イヤー”(1988年)、“マックウィリアムスワインズ・モーリスオシェア賞”(初代1990年)をはじめ多くの名誉ある賞を受賞。


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■ペンフォールドの主な受賞暦

◎ワイナリー・ワインメーカー

2000年 インターナショナル・ヴィニタリー・アワード受賞
2000年 イギリスのインターナショナル・ワイン・チャレンジにて赤ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー受賞(1991年に次いで2度目)
1989年 イギリスのインターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションにて、ペンフォールドの出品22品目のうち19品目が受賞
◎グランジ

1955年ヴィンテージがワインスペクテーター「20世紀のトップ12ワイン」
1990年ヴィンテージが1995年のワインスペクテーターで“ワイン・オブ・ザ・イヤー”(カリフォルニア・フランス以外で唯一のノミネート)
2001年4月、サウス・オーストラリア・ナショナル・トラストにより“歴史的象徴”として正式に任命
◎その他

Bin389(1993):インターナショナル・ワイン・チャレンジ金賞受賞
Bin407(1998):日本ワイン・チャレンジ金賞受賞
Bin28カリムナ・シラーズ:インターナショナル・ワイン・チャレンジ、“赤ワイン・オブ・ザ・イヤー”受賞
クヌンガヒル・カベルネ・シラーズ(1999):インターナショナル・ワイン・チャレンジ “グレート・ヴァリュー・赤ワイン・オブ・ザ・イヤー”受賞

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 オーストラリアは毎年がヴィンテージ・イヤーと呼んでいいほど、気候、土壌はもちろん、日照や降雨量に至るまで、あらゆる条件が葡萄栽培に適しています。といってもヨーロッパとは異なった条件のもとでつくられるのですから、同じ品種であってもワインの個性は独特のものになります。
1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールドは、サウス・オーストラリア州の主都アデレードの近郊マギルでワインづくりを開始しました。 これがペンフォールド社のはじまりであり、現在もこの葡萄園からは優れたワインが生み出されています。

オーストラリアワインのメーカーとして最も古い歴史をもつ会社のひとつであるペンフォールド社は、現在各地にワイナリーを持ち、数多いメーカーの中でも特に高級ワインのメーカーとしてその名を知られています。
これらペンフォールド社が擁する各地のワイナリーから収穫されたシラーズ種を主体とし、厳選に厳選を重ねたもののみを原料にしてつくられるのが、<グランジ>です。このワインは、単にペンフォールド社の最高級のワインというだけでなく、本国のオーストラリアでもなかなか手に入らない、といわれるほどオーストラリアワインの最高傑作とされています。
あくまでも深く、濃厚なルビー色は紫色を帯びているようにも思え、芳醇なブーケは甘さを感じさせるほどに豊かに立ち昇ります。骨太でありながら滑らかな味わいが特長です。
なお、ペンフォールド社では、創業者の名前を冠した手頃な価格の<ローソンズ リトリート>(ローソン氏の診療所の意)から<グランジ>にいたるまで、「すべての価格帯で最高品質のワインを提供すること」をポリシーとしており、そのポリシー通りの見事な味わいを、世界中に送り出し続けています。
A-WINE.JP より)


WINE PROFILE ARCHIVE


Penfolds Clare Estate Chardonnay 1995
Winery: Penfolds
Region: Barossa Valley
Varietal: Chardonnay
Best Drinking: 1996 to 1997
Best Vintages: '88, '90, '92, '93
Drink with: Lamb's brains


Winepros' Notes

Wine background
One of the better Penfolds white wines, although it tends to become rather heavy and coarse with any bottle age. Definitely best drunk immediately on release, and might be better with less-intrusive oak handling.

James Halliday Mar 01 1997 Rating: 79 out of 100

Full yellow-orange; a soft, toasty/buttery/oaky bouquet in which the varietal fruit is effectively submerged; the palate is similarly soft, with toasty/oaky flavours dominant.
Winepros より)

抜栓日:2013年1月30日
コルク:比較的長めのコルク。Penfoldsと刻印あり。異臭なし。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用。
色:もう褐色にちかい色。爽健美茶と水を1:1で混ぜたくらいの色になっています。これ貴腐ワインだったらいい色合いですよ~。
脚:グラスを斜めに傾けてもレッグが落ちて来ません。ややしばらくしてからとろ~っと落ちて来ました。ディスクも厚くみえるんです。
香り:そんなに香り立ちませんが、黒蜜の香り。金柑の香りもありますか。スワリングでちょっとばかり硫黄の臭がします。でも、すぐに消えました。娘さんは「蜂蜜を卵にかけた匂いだ」と言っていました。そんなことやったことあるんかい!
味:最初、口に含むと、かなり濃い目のバターっぽさを感じました。その後にぐっと苦味が気て大丈夫かな?と思いました。しかし、時間とともにそんなエグみのようなニュアンスが消えて来ました。複雑味も深みもアフタも全然無いけど、なんとなくミネラルがあったんだな~という感じはします。意外とこのミネラルを連想される味わいがアクセントになっているんです。酸はあるんですが結構ぼやけた感じ。資料的には1~2年で飲むワインのようですので、こんなもんでしょう。残りは料理用になると思います。




Sancerre Les Herses GITTON PERE 1996

2008-09-16 05:10:44 | フランス・ロワール

Sancerre Les Herses GITTON PERE 1996

(+)実家のワインセラーシリーズです。


Domaine GITTON Pere et Fils ~愛すべき、サンセール~

 パリに「Le Petit Bar a Vin(小さなワインバー)」という、月刊の日本語ワイン情報誌(フランスでおそらく唯一定期刊行している日本語ワイン情報誌である)があるが、その12号で「ソーヴィニヨン・ブラン対決」なる企画が組まれており、ディディエ・ダグノーや、バロン・ド・Lが並ぶ中、ダントツの票を得ていたのがこのドメーヌ・ジットン・ペール・エ・フィスであった。

余り馴染みの無かったこの名前を調べていく中で、このドメーヌは「パーセル毎の醸造」をサンセールで実行に移したパイオニアであり、一方最近では2002年版ベタンで「1999年、そして2000年は乳酸が目立ちアロマの純粋さに欠け、(中略)従来のスタイルに戻って欲しいものだ」という理由の下、1つ星から星無しに降格していることもわかった(そして2003年ではついにベタンより姿を消した)。

ベタンの星に関する憶測はここでは避けるが、短期間にこうも両極端の評価を耳にすると気になるではないか?


ドメーヌ・ジットン・ペール・エ・フィス


 ドメーヌ・ジットン・ペール・エ・フィスは1945年、現当主パスカル氏のお父様、マルセル氏が始めたドメーヌである。ドメーヌ発足当時は1,5haだった畑は、パスカル氏の代になり順調に拡大し、現在ではサンセールとプイィ・フュメ、プイィ・シュル・ロワールに約36haを、また1989年以降南西地方・ベルジュラック地区のコート・ド・デュラにも13haの畑を取得している。

 しかし着目すべきは闇雲に畑を増やしたのではなく、各「クリマ」、つまり土壌の多様性に注目してパーセルを選び、かつその多様性をワインの個性として反映させるために個々に醸造を始めたということである。

 畑仕事にはビオロジーを採用し、自然の状態で糖度が規定アルコール換算数に達するまで、決して収穫を行わない。よって収穫日は遅めでかつ収量は抑えられ、選果レベルも大変厳しい。また生産可能なキュヴェの数は30近くにも上るが、以上の理由でミレジムによって生産されるキュヴェはかなり限定される。


テイスティング

 ステンレス・タンクと膨大な樽に仕込まれた2002年のワインのテイスティングを進めていくうちに、全く同じキュヴェでも樽毎に味がかなり異なることがあるのに気が付いた。そのことをパスカル氏に言うと、なんとジットンではパーセル毎の醸造はもちろんのこと、必要と思われる時には、接ぎ木、樹齢の別も分けて仕込むというのだ。さらにキュヴェによるが、Vin de goutte(引き抜きワイン)とVin de presse(圧搾ワイン)の別、それらの違いに応じて使い分ける樽の種類の別(使用年数、同じ樽会社でも数種の木を指定)など、これは果てしない風味の足し算とかけ算である。

 まだ発酵段階のものもあったので断定は出来ないが、2002年のキュヴェに関しては一通り試飲したところ、ベタンが指摘したような欠点は現時点では特に見られず(これは想像だが、ベタンに指摘されたミレジムでは一部で予定外のマロラクティック発酵が起こってしまったのではないのだろうか?)、むしろキュヴェ毎に個性の異なる果実味があり、それらに伴って変化する酸味・甘味はソーヴィニヨン・ブランらしく非常に溌剌としたものだ。そして何よりもジットンのワインで魅力的なのは土壌を反映したその多様なミネラルだろう。これらの要素がワインとしてどのように洗練されていくかが楽しみである。

 ところでジットンが造るサンセールのスペシャル・キュヴェには「レ・エルゼ・ドール(Les Herses d‘Or:シレックス土壌)」、「ヴィーニュ・デュ・ラレイ(Vigne du Larrey:石灰質土壌)」、「ガリノ(Galinot:シレックス土壌)」「キュヴェ・マリー・ローランス(Cuvee Marie Laurence:シレックス土壌。亡くなった奥様の名前を冠したワインで、良昨年のみ生産される)」があるが、もし1本選ぶなら思わず顔がほころぶような芳醇さを持つキュヴェ・マリー・ローランスも捨て難いが、個人的にはガリノの持つ余韻の力強い美しさを選びたい。

 ガリノは僅か0,8haのパーセル(高度230メートル、傾斜度25度)にある平均樹齢40年以上のブドウで、新樽で年によるが約1年間熟成させる。瓶詰めされた2001年は、トップノーズにフローラル系の香水、続いて熟成した葡萄由来の蜂蜜、新樽由来の適度なヴァニラやキャラメル等の後に、サンセールらしい海を感じさせる凝縮された滑らかなミネラルがぐっと上がってくる。味わいも香りと比例しており、口当たりの滑らかさと生き生きとした酸味がバランス良く心地よい。だが何よりも印象的なのは、その余韻だ。甘味のヴォリューム、ミネラル、酸からなる余韻はゆっくりとフェイドアウトしていくのではなく、力強く上昇していく。優れた生産者が「ワインのボディは醸造力で造り出せても、余韻を造ることは出来ない。葡萄とテロワールによるものだ」と言うのを幾度か聞いたことがあるが、ガリノの余韻はその言葉を十二分に思い出させてくれる。


愛すべき、サンセール
 サンセールとプイィ・フュメプイィの違いを尋ねると「サンセールが余りにも好きなので、サンセールを客観的に言うのはかえって難しい。プイィ・フュメの方は、より時間がかかり、滑らか、かつ繊細だけれど力強いワインと言えるかな」という答えが返ってきた。パスカル氏にとってサンセールとは長所・短所も含めて丸ごと愛している、文字通り子供のようなものなのだろう。そして「子供のようなサンセール」であるがゆえにまた、小さな可能性も見逃さないという結果(先述の細かい種類別の仕込み等)に繋がるのではないだろうか?

 ところで余談だが、パスカル氏は日本の暦を愛用しているようだ。どこまで厳密に採用しているかは分からないが、大切なアポイント時には理想は大安がベスト、そして友引くらいまではOK、という風にである(私の訪問日が何だったのか、気になるところである)。大きな体に似合わない、可愛らしい(すみません)気遣いや心配性な性格は訪問を通して彼の言動に見ることができ、その性格はきっとワインにとっても嬉しい方向に反映されているのに違いない、と感じられるのであった。
(LA MER DU VIN より)



ロワール地方

フランスで一番長い河、ロワール河流域に沿って広がるロワール地方のワイン産地。この地方には中世の古城が点在し、その美しさから“フランスの庭”にたとえられている。川沿い1000kmにわたるぶどう畑は4つの地域に分けられている。大西洋の河口からナント地域、アンジュー&ソーミュール地域、トゥーレーヌ地域、中央フランス地域となっている。産出されるワインも、赤、白、ロゼ、発泡性ワイン、そして甘口、半甘口、辛口と多彩である

ナント地域のぶどう畑は、ナントの南の片岩、砂岩、花崗岩や沖積岩などでできたマシフ・アルモリカンの上にひろがっている。日照がよく、大西洋の影響を受ける斜面に広がっている。主に単一品種から造る白ワインであるアンジュー&ソーミュール地域は変化に富んだテロワールとミクロクリマ(微小気候)が多数の良質AOCワインを生んでいる。トゥーレーヌ地域は大西洋と大陸の影響を受けた非常に気候に恵まれたところである。生産されるワインのほとんどが単一品種からなる中央フランス地域のぶどう畑は最も日照がよい丘を占め生産されるワインのほとんどは白だが、赤とロゼも造られている。全体に土壌は、片岩質、石灰質、粘土質等などさまざまで、これがロワールワインの複雑さ、種類の多さの所以になっている。

赤ワイン用
 カベルネ・フラン種 CABERNET FRANC
 カベルネ・ソーヴィニヨン種 CABERNET SAUVIGNON
 ガメイ種 GAMAY
 ピノ・ノワール種 PINOT NOIR
 グロロー種 GROLLEAU
白ワイン用
 ミュスカデ種 MUSCADET
 シュナン種 CHENIN
 ソーヴィニヨン種 SAUVIGNON
 シャルドネ種 CHARDONNAY

AOC
1. ミュスカデ MUSCADET
2. ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ MUSCADET SEVRE ET MAINE
3. アンジュー ANJOU
4. ソーミュール SAUMUR
5. コトー・デュ・レイヨン COTEAUX DU LAYON
6. カール・ド・ショーム QUARTS DE CHAUME
7. クレマン・ド・ロワール CREMANT DE LOIRE
8. ヴーヴレイ VOUVRAY
9. モンルイ MONTLOUIS
10. シノン CHINON
11. トゥーレーヌ TOURAINE
12. ルイィ REUILLY
13. カンシー QUINCY
14. サンセール SANCERRE
15. プイィ・フュメ POUILLY FUME
(楽天市場より)