Vosne Romanee La Croix Rameau Francois Lamarche 2001
フランソワ・ラマルシュ・ヴォーヌ・ロマネ・1級・クロワ・ラモー
Francoise Lamarche Vosne Romanee la Croix Rameau
フランス>ブルゴーニュ / ヴォーヌ・ロマネ / 【赤】 / 【ピノ・ノワール】
特級ロマネ・サンヴィヴァンの一角にある、幻の1級!
特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの一角で造られているのに、1万円以下で手に入る凄いワインを入荷することができました!
ヴォーヌ・ロマネ1級・クロワ・ラモー。ロマネ・サン・ヴィヴァンといえば、あのロマネ・コンティを取り囲む特級畑のひとつ。有名なのは名門ルロワやDRCのものですが、1本10万円は下らない超高級ワインです。
ところが、そんなロマネ・サン・ヴィヴァンの一角にあるクロワ・ラモーは、格付けが1級というだけで、たった《9,800円》で手に入れることができるんです!
すでに特級並の評価を贈られ「特級になるべき」という声も多いクロワ・ラモー。実際に特級に昇格すれば、2~3倍以上ものお値段になるのは確実です。1万円以下で手に入るうちに、ぜひお召し上がり下さい。
------------------------------------------------------------------------
世界一高級な赤ワイン、ロマネ・コンティを取り囲む特級畑のひとつ、ロマネ・サン・ヴィヴァン。大部分をDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)とルロワが所有していて「ロマネ・コンティを以上にエレガント」と評判の高いワインが産まれています。
人気も評価も抜群に高いロマネ・サン・ヴィヴァンは、当然お値段も急騰中。今では10万円前後はします(泣)。
ところが、ロマネ・サン・ヴィヴァンと全く同じ条件で造られているのに、わずか《9,800円》で手に入るワインがあるんです!
それが本日ご紹介するヴォーヌ・ロマネ1級・クロワ・ラモー。何度地図を確認しても、クロワ・ラモーの畑はロマネ・サン・ヴィヴァンの一部。どうしても信じられなくて実際にクロワ・ラモーの畑に行って確認したこともあるのですが、どうしてここだけが特級に格付けされていないのか、やっぱりわかりませんでした……。
理由はわからなくても、クロワ・ラモーは格付けが1級というだけで1万円以下で手に入ります。こんなにお買得なワインは探そうと思ってもまず見つかりません!
帰国後に調べてみてわかったのですが、実は、クロワ・ラモーが1級に留まっているのには理由がありました。何を隠そう「税金対策」だったんです。
ブルゴーニュで格付けを決める際、当然クロワ・ラモーをロマネ・サン・ヴィヴァンとして特級に格付けする話が持ち上がりました。ところが「特級になると税金が高くなる」と、当時の持ち主全員の同意が得られず、結局1級に留まってしまったというわけです。
つまり、逆に言えばクロワ・ラモーがロマネ・サン・ヴィヴァンでないのは税金対策のためだけ。人気も評価も並の特級ワインを遥かに凌いでいますから、いつ特級に昇格しても不思議ではありません。
もちろん、誰でもひと口飲めば、このワインの素晴らしさはすぐにわかります。
グラスに注いだ瞬間、バラの花束のように華やか香りが溢れ出し、テーブル中があっという間に包み込まれてしまうんです。
ゴージャスな香りにウットリしながらワインをひと口飲むと、香りから想像していた以上の華やかさと、ブルーベリージャムのように濃厚なフルーツの風味が一気に広がって飲み応えもたっぷり。
タンニンは果実味に見事に溶け込んでいて、ワインがどこにも引っかかることなくスルリと喉を通ります。そのままゴクリと飲み込むと、体の奥からワインがジンワリと全身に染み渡っていく感覚がたまりません!
そして何といっても、このワインの魅力は豊富なミネラル感。飲めば飲むほどどんどん引き込まれてしまう深くエレガントな美味しさは、まるでロマネ・サン・ヴィヴァンそのものです!
同じヴォーヌ・ロマネ村には、1級から特級への昇格を果たした「グランド・リュ」もありますが、特級になったとたんにお値段はうなぎ昇り。今では3万円前後が相場となってしまいました(泣)。
クロワ・ラモーはすでに特級並の評価を贈られていて、お値段も急騰しています。実際に特級に昇格すればさらに価格が高騰するのは確実です。
(2008年)
フランソワ・ラマルシュ・ヴォーヌ・ロマネ・1級・クロワ・ラモー2003
Francoise Lamarche Vosne Romanee la Croix Rameau 2003
フランス>ブルゴーニュ / ヴォーヌ・ロマネ / 【赤】 / 【ピノ・ノワール】
特級サンヴィヴァンの一角にある1級。お値段はサンヴィヴァンの4分の1
超お買い得な1級畑、クロワ・ラモー。イーエックスでブルゴーニュ1級ワインのNo.1・2を争う大人気のワインです。
その理由は地図をご覧いただければ一目瞭然。格付けはヴォーヌ・ロマネ1級ながら、その畑の位置は特級のロマネ・サン・ヴィヴァンの一角にあるからなんですね。
現在、畑の持ち主たちは特級昇格を目指して運動中。今はまだ1級格付けだからこそ、特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの4分の1のお値段でお求めいただけますが、特級に昇格すればあっという間に値上がりして「安い時代もあったっけ?」と過去の話になってしまいます。
特級に昇格して手が出せなくなる前に、ぜひお召し上がり下さいね。
----------------------------------------------------------------------
特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの一角にある1級畑、クロワ・ラモー。ぜひ地図をご覧下さい。まるで、無くしてしまったジグソーパズルの1ピースのように緑色に塗られた部分がクロワ・ラモーです。どう考えてもこの区画はロマネ・サン・ヴィヴァンだと思いませんか?
なぜか一箇所だけ1級となっているクロワ・ラモー。当然、この畑を持っているオーナーたちは「クロワ・ラモーも特級に!」と、特級昇格を申請しています。
今回ご紹介するクロワ・ラモーの造り手はフランソワ・ラマルシュ。ラマルシュといえば、ラ・ターシュとロマネ・コンティに挟まれた1級畑ラ・グラン・リューを特級に昇格させたドメーヌですね。特級になってからというもの、ラ・グラン・リューもすっかり値上がりしてしまいました。クロワ・ラモーだって特級昇格の申請が通ればあっという間に値上がりしてしまうに違いありません。
しかもこちらのヴィンテージは2003年。フランスでは記録的な猛暑・干ばつだった年ですから、果実のエキスはかなり濃厚。もともとヴォーヌ・ロマネの中でも「繊細」といわれてきたロマネ・サン・ヴィヴァンと同じく、クロワ・ラモーもエレガントなワインでしたが、2003年ヴィンテージは余りある果実味がプラスされたことによって大きなスケールを持つワインとなりました。
するりと喉を通るベルベットのような喉ごしに、しっかりと存在感のある酸味、印象的な果実味に飲み込んだあとも長く長く残る余韻。何を取っても満足度100%のクロワ・ラモーも、まだ昇格していない1級格付けの今だからこそ、ロマネ・サン・ヴィヴァンの4分の1で味わうことができます。
2003年のクロワ・ラモーの寿命は相当長そうですよ。噛めるほど濃密で凝縮感のある果実味のおかげで、今でも美味しく楽しめますが、5年・10年と熟成を楽しむ力も持っています。その頃には特級に昇格して、プレミア度もお値段もぐぐっとあがっているに違いありませんから、ぜひ今のうちに手に入れておいて下さいね。
(2003年)
(eX-WINEより)
フランソワ・ラマルシュ
ヴォーヌ・ロマネのグラン・クリュを所有「フランソワ・ラマルシュ」
特別な日には最高のワインを用意したい!そんな時は、世界最高峰のワインを産出する村、ヴォーヌ・ロマネのグラン・クリュはいかがでしょう。
ブルゴーニュ地方、コート・ドールの核心地帯ともいうべきヴォーヌ・ロマネには、ロマネ・コンティを始めとして4つのグラン・クリュのモノポール(単独所有)があります。そのひとつが、このドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ所有のラ・グランド・リュ。
●フランソワ・ラマルシュ氏
場所はロマネ・コンティとラ・ターシュの間という絶好の立地で、東西およそ300メートル、南北約50メートルの細長い矩形の区画。ロマネ・コンティよりやや小さめの1.7ヘクタール弱の広さに、平均で30年強のブドウが植わっています。
このグランド・リュ、最も新しいグラン・クリュでもあります。1992年ヴィンテージより、以前のヴォーヌ・ロマネ・ラ・グランド・リュというプルミエ・クリュからグラン・クリュに格上げになりました。
ラマルシュは、18世紀の半ば以来、代々ヴォーヌ・ロマネに居住し、ワインを生んできましたが、ドメーヌではこのグランド・リュ以外にもグラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョを所有し、合わせると10ヘクタール強の地所のうち、半分をグラン・クリュが占めるというクオリティの高さを誇ります。
またプルミエ・クリュを始めとするその他の区画もヴォーヌ・ロマネ村中心の構成となっていて、樹齢もグラン・クリュが平均で30年、プルミエ・クリュで40年ほど。
●フランソワの娘の二コルさん
現在は、当主フランソワの娘ニコルが造りを担当。彼女が加わり、ラマルシュの評価はさらに高まりました。まず、徹底した選果。収穫時に加え、選果台を備えたカーヴと、2段階でしっかりとトリを付す。余分なストレスを与えないよう、果汁とワインの移動はグラヴィティ・フロー(※)で行っています。
※グラヴィティフローとは
重力を利用して果実やワインを移動させる方法で、ポンプによる移動に比べ衝撃が少なく、極めて優しくブドウやワインを取り扱えるため、ブドウの繊細な個性を損なわずに、エレガントで特色のあるワインに仕上げる事が可能となります。
ブドウは除梗(年により2割ほど果梗を残す)はするものの破砕せずに木製の発酵槽へ。また、ブドウが完熟した年(最近では2002年、2003年、2005年)にはシャプタリザシオンはなしで、低温のマセラシオンの後、アルコール発酵中はルモンタージュをしっかりと行います。新樽比率は6割から10割と高めで、期間は14か月から20か月におよぶ。そして清澄、フィルターはなしで瓶詰めを行います。
しっかりした色調ながら、濃すぎるということのないワインは、ヴォーヌ・ロマネらしいエレガントさとフィネスを感じさせてくれます。リリースされてすぐでも愉しめますが、やはりじっくりと熟成させてこそ全開となる風味、味わいを堪能したいところ。なかでもフラッグシップのグランド・リュのカリテ・プリには素晴らしいものがあり、接しているグラン・クリュに較べるとその割安感が際立ちますが、立地、テロワールからすると価格の上昇は時間の問題。今のうちに入手しておきたいワインと言えるでしょう。
(イーショッピングワインより)
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・ラ・クロワ・ラモ フランソワ・ラマルシュ
Domaine Francois Lamarche Vosne-Romanee 1er Cru La Croix Rameau
超希少!ブルゴーニュ赤ワイン愛好家垂涎!!年産わずか900本のみ!あまりに有名!フランスワインの最高峰!ロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う大人気グランド・リュの単独所有者ラマルシュが造る特級ロマネ・サンヴィヴァンに隣接するラマルシュ自信の逸品!ブルゴーニュファン垂涎!いつも即完売!ラ・クロワ・ラモ1級!
ブルゴーニュファン垂涎の逸品!!グランド・リュの単独所有者ラマルシュが造る特級のロマネ・サン・ヴィヴァンの一角に位置する銘醸1級畑“クロワ・ラモ”!!
▼ 厳しい評価で知られるル・クラスマンは
★(シングルスター)付きで注目し、「古くからその名を知られているドメーヌだが、近年最新の醸造設備をしっかりした構想に基づいて導入し、それ以来ワイン全体の質がみるみる上がってきた。」と高評価!
▼ ドメーヌ ラマルシュについてセレナ サトクリフ女史は
「いくつかの“黄金の葡萄畑”を所有する注目に値するドメーヌ。ラ ターシュとロマネ コンティのあいだに挟まれたラ・グラン・リュのモノポール(単独所有者)。またグラン・エシェゾー、エシェゾーおよび1級畑のマルコンソールにも区画を領有している。」
「出来るかぎり長持ちするワインを造るのを目標にしている。若いうちはいささか荒削りな感じをさせるものがあるが、私は古い壜のとても良いものを楽しんだ経験がある。フランソワ・ラマルシュの代になってから品質は目に見えて向上の道をたどっている。最近のワインはエレガントだが、最上の地から量を抑えた収穫をすることがもたらす凝縮度がきちんとそのバックボーンになっている。」
ヴォーヌ・ロマネ クロワ・ラモ
Vosne-Romanee La Croix Rameau
特級のロマネ・サン・ヴィヴァンの一角に位置する1級畑。
SOIL Clay-limestone ORIENTATION Due east
SURFACE AREA 0.52 acres GRAPE VARIETY 100% Pinot Noir
AVERAGE AGE OF THE VINES 40 year old AVERAGE YIELD 42 hectolitres per hectare maximum: about 900 bottles
▼ マット・クレイマー氏は著書の中で
「ヴォーヌ=ロマネのワインがいやおうなしにすばらしいとわかるのは、一級のレベルに上がったときだ。このところ、この村の一級には凡酒がない。一級畑は15面しかないから、排他的なクラブのようなもので、このなかに劣等性が生ずるのはやむをえないが、どれでも吟味に値する。ヴォーヌのすぐれた一級には、ベルベットのようにごくなめらかな触感があって、これがために令名が高く、しかもテロワール固有の、土やスパイスを思わせる風味がきわだっている。ぶどうの味、辺等なのではなく、もっと深くひびきわたる風味をもち、濃さもしっかりとあるという、忘れがたいものである。」と激賞しています。
超希少!ブルゴーニュ赤ワイン愛好家垂涎!!年産わずか900本のみ!あまりに有名!フランスワインの最高峰!ロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う大人気グランド・リュの単独所有者ラマルシュが造る特級ロマネ・サンヴィヴァンに隣接するラマルシュ自信の逸品!ブルゴーニュファン垂涎!いつも即完売!ラ・クロワ・ラモ1級!
(うきうきワインの玉手箱より)
フランソワ・ラマルシュ Francois Lamarche
ブルゴーニュ地方、コート=ドールの核心地帯ともいうべきヴォーヌ=ロマネには、ロマネ=コンティを始めとして4つのグラン・クリュのモノポールがある。
そのひとつが、このドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ所有のラ・グランド・リュ。
場所はロマネ=コンティとラ・ターシュの間という絶好の立地で、東西およそ300メートル、南北約50メートルの細長い矩形の区画。
ロマネ=コンティよりやや小さめの1.7ヘクタール弱の広さに、平均で30年強のぶどうが植わっている。
このグランド・リュ、最も新しいグラン・クリュでもある。1992年ヴィンテージより、以前のヴォーヌ=ロマネ・ラ・グランド・リュというプルミエ・クリュからグラン・クリュに格上げになった――
プルミエ・クリュからグラン・クリュへの格上げは、1981年、モレ=サン=ドニのクロ・デ・ランブレーがプルミエ・クリュからグラン・クリュに格上げになった事例と、このグランド・リュの2例のみだが――。
18世紀の半ば以来、代々ヴォーヌ=ロマネに居住し、ワインを生んできたラマルシュだが、ドメーヌではこのグランド・リュ以外にも3つのグラン・クリュ――グラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョ――を所有し、合わせると10ヘクタール強の地所のうち、半分をグラン・クリュが占めるというクオリティの高さを誇る。
またプルミエ・クリュを始めとするその他の区画もヴォーヌ=ロマネ村中心の構成となっていて、樹齢もグラン・クリュが平均で30年、プルミエ・クリュで40年ほどと安定している。
現在、当主フランソワの娘ニコルがつくりを担当。収穫時に加え、選果台を備えたカーヴと、2段階でしっかりとトリを付す。
余分なストレスを与えないよう、果汁とワインの移動はグラヴィティ・フローでおこなっている。ぶどうは除梗――年により2割ほど果梗を残す――はするものの破砕せずに木製――一部イノックス――の発酵槽行きとなる。
また、ぶどうが完熟した年――最近では2002年、2003年、それに2005年――にはシャプタリザシオンはなし。低温のマセラシオンの後、アルコール発酵中はルモンタージュをしっかりおこなう。
新樽比率は6割から10割と高めで、期間は14ヵ月から20ヵ月におよぶ。そして清澄、フィルターはなしで瓶詰め。
しっかりした色調ながら、濃すぎるということのないワインは、ヴォーヌ=ロマネらしいエレガントさとフィネスを感じさせてくれるもの。
リリースされてすぐでも愉しめるが、やはりじっくりと熟成させてこそ全開となる風味、味わいを堪能したい。なかでもフラッグシップのグランド・リュのカリテ・プリには素晴らしいものがあり、接しているグラン・クリュに較べるとその割安感が際立つが、立地、テロワールからすると価格の上昇は時間の問題。
なお、2006年のミレジメからニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュ、レ・クラが加わった。
(ワイングロッサリーより)
葡萄酒造ゆはらよりオークションにて落札。 7600円。
2011年4月10日抜栓。コルクにはドメイン名、ワインの畑の名前、Vintageなどが刻印されています。とてもしっかりとしたコルク。50mm。2/3位まで染みていましたが液漏れはありmせんでした。抜栓直後より、ほのかなベリー系の香りがします。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用しました。色はきれいなルビー色。とても透明感のある色です。グラスの脚は繊細なもので細かく、きれいに降りてきます。アルコール度数12%。グラスに付いでからすぐの第一の香りは、やや腐葉土臭い感じでしたが、すぐにスパイシーな香りがただよってきます。娘さんはサイダーの臭いと言っていました。スワリングにより、この香りに一本芯が通ったような、すっきりとした感じになります。あんず、ストロベリー、ラズベリーの香り。時間と共にちょっとミント系の香りが合わさってきます。とても複雑な香りになってきました。梅肉のニュアンスも加わってきます。まだまだフレッシュさが残っています。時間と共に腐葉土系の香りはなりを潜めて、ハーブ系、ベリー系、ミネラル感あふれる香りがドンドンとグラスから溢れてきます。これは何時までも嗅いでいたい香りです。この香りになるまでには約1時間くらいかかります。干しぶどう、酵母、パンの香りも混ざってきて、これは複雑。奥行きの深い香り。口に含むとほんの少し強めの酸味が口の中に広がりますが、すぐにブルーベリー、ブラックベリーの甘さが口の中で踊ってきます。最初のうちはすぅっと喉の奥に流れこんでいきます。おや?薄うま系?と思わせておいて、ちょっと温度が上がってくると、ミネラル感たっぷりのピノの酸味をまとったブドウの甘さが口の中いっぱいに広がります。雑味を感じません。非常にピュアな印象で、ストレートにうまさが口の中を通って行きます。飲みはじめの時にはあまりアフターを感じませんでしたが、時間と共に喉の奥から鼻の奥に湧き上がる果実味は感動的です。これはうまいな~。全然雑味を感じません。すべてが一体となっている感じです。あと3~4年は少なくともこの状態をキープしそうな感じですね。いっつもこんなワインが飲めたらいいな~。ホワイトキャステロと一緒に合わせてみましたが、キャステロを口に入れた後にワインを飲んでみると、いちごの甘さが口の中にドドーンと広がってきます。繊細な味わいですが、とてもピュアで本当に美味しい。
フランソワ・ラマルシュ・ヴォーヌ・ロマネ・1級・クロワ・ラモー
Francoise Lamarche Vosne Romanee la Croix Rameau
フランス>ブルゴーニュ / ヴォーヌ・ロマネ / 【赤】 / 【ピノ・ノワール】
特級ロマネ・サンヴィヴァンの一角にある、幻の1級!
特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの一角で造られているのに、1万円以下で手に入る凄いワインを入荷することができました!
ヴォーヌ・ロマネ1級・クロワ・ラモー。ロマネ・サン・ヴィヴァンといえば、あのロマネ・コンティを取り囲む特級畑のひとつ。有名なのは名門ルロワやDRCのものですが、1本10万円は下らない超高級ワインです。
ところが、そんなロマネ・サン・ヴィヴァンの一角にあるクロワ・ラモーは、格付けが1級というだけで、たった《9,800円》で手に入れることができるんです!
すでに特級並の評価を贈られ「特級になるべき」という声も多いクロワ・ラモー。実際に特級に昇格すれば、2~3倍以上ものお値段になるのは確実です。1万円以下で手に入るうちに、ぜひお召し上がり下さい。
------------------------------------------------------------------------
世界一高級な赤ワイン、ロマネ・コンティを取り囲む特級畑のひとつ、ロマネ・サン・ヴィヴァン。大部分をDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)とルロワが所有していて「ロマネ・コンティを以上にエレガント」と評判の高いワインが産まれています。
人気も評価も抜群に高いロマネ・サン・ヴィヴァンは、当然お値段も急騰中。今では10万円前後はします(泣)。
ところが、ロマネ・サン・ヴィヴァンと全く同じ条件で造られているのに、わずか《9,800円》で手に入るワインがあるんです!
それが本日ご紹介するヴォーヌ・ロマネ1級・クロワ・ラモー。何度地図を確認しても、クロワ・ラモーの畑はロマネ・サン・ヴィヴァンの一部。どうしても信じられなくて実際にクロワ・ラモーの畑に行って確認したこともあるのですが、どうしてここだけが特級に格付けされていないのか、やっぱりわかりませんでした……。
理由はわからなくても、クロワ・ラモーは格付けが1級というだけで1万円以下で手に入ります。こんなにお買得なワインは探そうと思ってもまず見つかりません!
帰国後に調べてみてわかったのですが、実は、クロワ・ラモーが1級に留まっているのには理由がありました。何を隠そう「税金対策」だったんです。
ブルゴーニュで格付けを決める際、当然クロワ・ラモーをロマネ・サン・ヴィヴァンとして特級に格付けする話が持ち上がりました。ところが「特級になると税金が高くなる」と、当時の持ち主全員の同意が得られず、結局1級に留まってしまったというわけです。
つまり、逆に言えばクロワ・ラモーがロマネ・サン・ヴィヴァンでないのは税金対策のためだけ。人気も評価も並の特級ワインを遥かに凌いでいますから、いつ特級に昇格しても不思議ではありません。
もちろん、誰でもひと口飲めば、このワインの素晴らしさはすぐにわかります。
グラスに注いだ瞬間、バラの花束のように華やか香りが溢れ出し、テーブル中があっという間に包み込まれてしまうんです。
ゴージャスな香りにウットリしながらワインをひと口飲むと、香りから想像していた以上の華やかさと、ブルーベリージャムのように濃厚なフルーツの風味が一気に広がって飲み応えもたっぷり。
タンニンは果実味に見事に溶け込んでいて、ワインがどこにも引っかかることなくスルリと喉を通ります。そのままゴクリと飲み込むと、体の奥からワインがジンワリと全身に染み渡っていく感覚がたまりません!
そして何といっても、このワインの魅力は豊富なミネラル感。飲めば飲むほどどんどん引き込まれてしまう深くエレガントな美味しさは、まるでロマネ・サン・ヴィヴァンそのものです!
同じヴォーヌ・ロマネ村には、1級から特級への昇格を果たした「グランド・リュ」もありますが、特級になったとたんにお値段はうなぎ昇り。今では3万円前後が相場となってしまいました(泣)。
クロワ・ラモーはすでに特級並の評価を贈られていて、お値段も急騰しています。実際に特級に昇格すればさらに価格が高騰するのは確実です。
(2008年)
フランソワ・ラマルシュ・ヴォーヌ・ロマネ・1級・クロワ・ラモー2003
Francoise Lamarche Vosne Romanee la Croix Rameau 2003
フランス>ブルゴーニュ / ヴォーヌ・ロマネ / 【赤】 / 【ピノ・ノワール】
特級サンヴィヴァンの一角にある1級。お値段はサンヴィヴァンの4分の1
超お買い得な1級畑、クロワ・ラモー。イーエックスでブルゴーニュ1級ワインのNo.1・2を争う大人気のワインです。
その理由は地図をご覧いただければ一目瞭然。格付けはヴォーヌ・ロマネ1級ながら、その畑の位置は特級のロマネ・サン・ヴィヴァンの一角にあるからなんですね。
現在、畑の持ち主たちは特級昇格を目指して運動中。今はまだ1級格付けだからこそ、特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの4分の1のお値段でお求めいただけますが、特級に昇格すればあっという間に値上がりして「安い時代もあったっけ?」と過去の話になってしまいます。
特級に昇格して手が出せなくなる前に、ぜひお召し上がり下さいね。
----------------------------------------------------------------------
特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの一角にある1級畑、クロワ・ラモー。ぜひ地図をご覧下さい。まるで、無くしてしまったジグソーパズルの1ピースのように緑色に塗られた部分がクロワ・ラモーです。どう考えてもこの区画はロマネ・サン・ヴィヴァンだと思いませんか?
なぜか一箇所だけ1級となっているクロワ・ラモー。当然、この畑を持っているオーナーたちは「クロワ・ラモーも特級に!」と、特級昇格を申請しています。
今回ご紹介するクロワ・ラモーの造り手はフランソワ・ラマルシュ。ラマルシュといえば、ラ・ターシュとロマネ・コンティに挟まれた1級畑ラ・グラン・リューを特級に昇格させたドメーヌですね。特級になってからというもの、ラ・グラン・リューもすっかり値上がりしてしまいました。クロワ・ラモーだって特級昇格の申請が通ればあっという間に値上がりしてしまうに違いありません。
しかもこちらのヴィンテージは2003年。フランスでは記録的な猛暑・干ばつだった年ですから、果実のエキスはかなり濃厚。もともとヴォーヌ・ロマネの中でも「繊細」といわれてきたロマネ・サン・ヴィヴァンと同じく、クロワ・ラモーもエレガントなワインでしたが、2003年ヴィンテージは余りある果実味がプラスされたことによって大きなスケールを持つワインとなりました。
するりと喉を通るベルベットのような喉ごしに、しっかりと存在感のある酸味、印象的な果実味に飲み込んだあとも長く長く残る余韻。何を取っても満足度100%のクロワ・ラモーも、まだ昇格していない1級格付けの今だからこそ、ロマネ・サン・ヴィヴァンの4分の1で味わうことができます。
2003年のクロワ・ラモーの寿命は相当長そうですよ。噛めるほど濃密で凝縮感のある果実味のおかげで、今でも美味しく楽しめますが、5年・10年と熟成を楽しむ力も持っています。その頃には特級に昇格して、プレミア度もお値段もぐぐっとあがっているに違いありませんから、ぜひ今のうちに手に入れておいて下さいね。
(2003年)
(eX-WINEより)
フランソワ・ラマルシュ
ヴォーヌ・ロマネのグラン・クリュを所有「フランソワ・ラマルシュ」
特別な日には最高のワインを用意したい!そんな時は、世界最高峰のワインを産出する村、ヴォーヌ・ロマネのグラン・クリュはいかがでしょう。
ブルゴーニュ地方、コート・ドールの核心地帯ともいうべきヴォーヌ・ロマネには、ロマネ・コンティを始めとして4つのグラン・クリュのモノポール(単独所有)があります。そのひとつが、このドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ所有のラ・グランド・リュ。
●フランソワ・ラマルシュ氏
場所はロマネ・コンティとラ・ターシュの間という絶好の立地で、東西およそ300メートル、南北約50メートルの細長い矩形の区画。ロマネ・コンティよりやや小さめの1.7ヘクタール弱の広さに、平均で30年強のブドウが植わっています。
このグランド・リュ、最も新しいグラン・クリュでもあります。1992年ヴィンテージより、以前のヴォーヌ・ロマネ・ラ・グランド・リュというプルミエ・クリュからグラン・クリュに格上げになりました。
ラマルシュは、18世紀の半ば以来、代々ヴォーヌ・ロマネに居住し、ワインを生んできましたが、ドメーヌではこのグランド・リュ以外にもグラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョを所有し、合わせると10ヘクタール強の地所のうち、半分をグラン・クリュが占めるというクオリティの高さを誇ります。
またプルミエ・クリュを始めとするその他の区画もヴォーヌ・ロマネ村中心の構成となっていて、樹齢もグラン・クリュが平均で30年、プルミエ・クリュで40年ほど。
●フランソワの娘の二コルさん
現在は、当主フランソワの娘ニコルが造りを担当。彼女が加わり、ラマルシュの評価はさらに高まりました。まず、徹底した選果。収穫時に加え、選果台を備えたカーヴと、2段階でしっかりとトリを付す。余分なストレスを与えないよう、果汁とワインの移動はグラヴィティ・フロー(※)で行っています。
※グラヴィティフローとは
重力を利用して果実やワインを移動させる方法で、ポンプによる移動に比べ衝撃が少なく、極めて優しくブドウやワインを取り扱えるため、ブドウの繊細な個性を損なわずに、エレガントで特色のあるワインに仕上げる事が可能となります。
ブドウは除梗(年により2割ほど果梗を残す)はするものの破砕せずに木製の発酵槽へ。また、ブドウが完熟した年(最近では2002年、2003年、2005年)にはシャプタリザシオンはなしで、低温のマセラシオンの後、アルコール発酵中はルモンタージュをしっかりと行います。新樽比率は6割から10割と高めで、期間は14か月から20か月におよぶ。そして清澄、フィルターはなしで瓶詰めを行います。
しっかりした色調ながら、濃すぎるということのないワインは、ヴォーヌ・ロマネらしいエレガントさとフィネスを感じさせてくれます。リリースされてすぐでも愉しめますが、やはりじっくりと熟成させてこそ全開となる風味、味わいを堪能したいところ。なかでもフラッグシップのグランド・リュのカリテ・プリには素晴らしいものがあり、接しているグラン・クリュに較べるとその割安感が際立ちますが、立地、テロワールからすると価格の上昇は時間の問題。今のうちに入手しておきたいワインと言えるでしょう。
(イーショッピングワインより)
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・ラ・クロワ・ラモ フランソワ・ラマルシュ
Domaine Francois Lamarche Vosne-Romanee 1er Cru La Croix Rameau
超希少!ブルゴーニュ赤ワイン愛好家垂涎!!年産わずか900本のみ!あまりに有名!フランスワインの最高峰!ロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う大人気グランド・リュの単独所有者ラマルシュが造る特級ロマネ・サンヴィヴァンに隣接するラマルシュ自信の逸品!ブルゴーニュファン垂涎!いつも即完売!ラ・クロワ・ラモ1級!
ブルゴーニュファン垂涎の逸品!!グランド・リュの単独所有者ラマルシュが造る特級のロマネ・サン・ヴィヴァンの一角に位置する銘醸1級畑“クロワ・ラモ”!!
▼ 厳しい評価で知られるル・クラスマンは
★(シングルスター)付きで注目し、「古くからその名を知られているドメーヌだが、近年最新の醸造設備をしっかりした構想に基づいて導入し、それ以来ワイン全体の質がみるみる上がってきた。」と高評価!
▼ ドメーヌ ラマルシュについてセレナ サトクリフ女史は
「いくつかの“黄金の葡萄畑”を所有する注目に値するドメーヌ。ラ ターシュとロマネ コンティのあいだに挟まれたラ・グラン・リュのモノポール(単独所有者)。またグラン・エシェゾー、エシェゾーおよび1級畑のマルコンソールにも区画を領有している。」
「出来るかぎり長持ちするワインを造るのを目標にしている。若いうちはいささか荒削りな感じをさせるものがあるが、私は古い壜のとても良いものを楽しんだ経験がある。フランソワ・ラマルシュの代になってから品質は目に見えて向上の道をたどっている。最近のワインはエレガントだが、最上の地から量を抑えた収穫をすることがもたらす凝縮度がきちんとそのバックボーンになっている。」
ヴォーヌ・ロマネ クロワ・ラモ
Vosne-Romanee La Croix Rameau
特級のロマネ・サン・ヴィヴァンの一角に位置する1級畑。
SOIL Clay-limestone ORIENTATION Due east
SURFACE AREA 0.52 acres GRAPE VARIETY 100% Pinot Noir
AVERAGE AGE OF THE VINES 40 year old AVERAGE YIELD 42 hectolitres per hectare maximum: about 900 bottles
▼ マット・クレイマー氏は著書の中で
「ヴォーヌ=ロマネのワインがいやおうなしにすばらしいとわかるのは、一級のレベルに上がったときだ。このところ、この村の一級には凡酒がない。一級畑は15面しかないから、排他的なクラブのようなもので、このなかに劣等性が生ずるのはやむをえないが、どれでも吟味に値する。ヴォーヌのすぐれた一級には、ベルベットのようにごくなめらかな触感があって、これがために令名が高く、しかもテロワール固有の、土やスパイスを思わせる風味がきわだっている。ぶどうの味、辺等なのではなく、もっと深くひびきわたる風味をもち、濃さもしっかりとあるという、忘れがたいものである。」と激賞しています。
超希少!ブルゴーニュ赤ワイン愛好家垂涎!!年産わずか900本のみ!あまりに有名!フランスワインの最高峰!ロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う大人気グランド・リュの単独所有者ラマルシュが造る特級ロマネ・サンヴィヴァンに隣接するラマルシュ自信の逸品!ブルゴーニュファン垂涎!いつも即完売!ラ・クロワ・ラモ1級!
(うきうきワインの玉手箱より)
フランソワ・ラマルシュ Francois Lamarche
ブルゴーニュ地方、コート=ドールの核心地帯ともいうべきヴォーヌ=ロマネには、ロマネ=コンティを始めとして4つのグラン・クリュのモノポールがある。
そのひとつが、このドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ所有のラ・グランド・リュ。
場所はロマネ=コンティとラ・ターシュの間という絶好の立地で、東西およそ300メートル、南北約50メートルの細長い矩形の区画。
ロマネ=コンティよりやや小さめの1.7ヘクタール弱の広さに、平均で30年強のぶどうが植わっている。
このグランド・リュ、最も新しいグラン・クリュでもある。1992年ヴィンテージより、以前のヴォーヌ=ロマネ・ラ・グランド・リュというプルミエ・クリュからグラン・クリュに格上げになった――
プルミエ・クリュからグラン・クリュへの格上げは、1981年、モレ=サン=ドニのクロ・デ・ランブレーがプルミエ・クリュからグラン・クリュに格上げになった事例と、このグランド・リュの2例のみだが――。
18世紀の半ば以来、代々ヴォーヌ=ロマネに居住し、ワインを生んできたラマルシュだが、ドメーヌではこのグランド・リュ以外にも3つのグラン・クリュ――グラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョ――を所有し、合わせると10ヘクタール強の地所のうち、半分をグラン・クリュが占めるというクオリティの高さを誇る。
またプルミエ・クリュを始めとするその他の区画もヴォーヌ=ロマネ村中心の構成となっていて、樹齢もグラン・クリュが平均で30年、プルミエ・クリュで40年ほどと安定している。
現在、当主フランソワの娘ニコルがつくりを担当。収穫時に加え、選果台を備えたカーヴと、2段階でしっかりとトリを付す。
余分なストレスを与えないよう、果汁とワインの移動はグラヴィティ・フローでおこなっている。ぶどうは除梗――年により2割ほど果梗を残す――はするものの破砕せずに木製――一部イノックス――の発酵槽行きとなる。
また、ぶどうが完熟した年――最近では2002年、2003年、それに2005年――にはシャプタリザシオンはなし。低温のマセラシオンの後、アルコール発酵中はルモンタージュをしっかりおこなう。
新樽比率は6割から10割と高めで、期間は14ヵ月から20ヵ月におよぶ。そして清澄、フィルターはなしで瓶詰め。
しっかりした色調ながら、濃すぎるということのないワインは、ヴォーヌ=ロマネらしいエレガントさとフィネスを感じさせてくれるもの。
リリースされてすぐでも愉しめるが、やはりじっくりと熟成させてこそ全開となる風味、味わいを堪能したい。なかでもフラッグシップのグランド・リュのカリテ・プリには素晴らしいものがあり、接しているグラン・クリュに較べるとその割安感が際立つが、立地、テロワールからすると価格の上昇は時間の問題。
なお、2006年のミレジメからニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュ、レ・クラが加わった。
(ワイングロッサリーより)
葡萄酒造ゆはらよりオークションにて落札。 7600円。
2011年4月10日抜栓。コルクにはドメイン名、ワインの畑の名前、Vintageなどが刻印されています。とてもしっかりとしたコルク。50mm。2/3位まで染みていましたが液漏れはありmせんでした。抜栓直後より、ほのかなベリー系の香りがします。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用しました。色はきれいなルビー色。とても透明感のある色です。グラスの脚は繊細なもので細かく、きれいに降りてきます。アルコール度数12%。グラスに付いでからすぐの第一の香りは、やや腐葉土臭い感じでしたが、すぐにスパイシーな香りがただよってきます。娘さんはサイダーの臭いと言っていました。スワリングにより、この香りに一本芯が通ったような、すっきりとした感じになります。あんず、ストロベリー、ラズベリーの香り。時間と共にちょっとミント系の香りが合わさってきます。とても複雑な香りになってきました。梅肉のニュアンスも加わってきます。まだまだフレッシュさが残っています。時間と共に腐葉土系の香りはなりを潜めて、ハーブ系、ベリー系、ミネラル感あふれる香りがドンドンとグラスから溢れてきます。これは何時までも嗅いでいたい香りです。この香りになるまでには約1時間くらいかかります。干しぶどう、酵母、パンの香りも混ざってきて、これは複雑。奥行きの深い香り。口に含むとほんの少し強めの酸味が口の中に広がりますが、すぐにブルーベリー、ブラックベリーの甘さが口の中で踊ってきます。最初のうちはすぅっと喉の奥に流れこんでいきます。おや?薄うま系?と思わせておいて、ちょっと温度が上がってくると、ミネラル感たっぷりのピノの酸味をまとったブドウの甘さが口の中いっぱいに広がります。雑味を感じません。非常にピュアな印象で、ストレートにうまさが口の中を通って行きます。飲みはじめの時にはあまりアフターを感じませんでしたが、時間と共に喉の奥から鼻の奥に湧き上がる果実味は感動的です。これはうまいな~。全然雑味を感じません。すべてが一体となっている感じです。あと3~4年は少なくともこの状態をキープしそうな感じですね。いっつもこんなワインが飲めたらいいな~。ホワイトキャステロと一緒に合わせてみましたが、キャステロを口に入れた後にワインを飲んでみると、いちごの甘さが口の中にドドーンと広がってきます。繊細な味わいですが、とてもピュアで本当に美味しい。