個人的ワインのブログ

個人的ワインのブログ引っ越し

Elgin Chardonnay Clonal Selection Richard Kershaw 2014

2016-10-06 00:00:00 | 南アフリカ
Elgin Chardonnay Clonal Selection Richard Kershaw 2014
Elgin Chardonnay Clonal Selection Richard Kershaw 2014 part1
リチャード・カーショウ・ワインズ

マスター・オブ・ワインが南アでシャルドネの歴史を作る
『リチャード・カーショウ・ワインズ』

◇リチャード・カーショウ氏
イギリス生まれイギリス育ち。ワインの道に進むまではシェフとして成功したキャリアを築いていました。
長い旅の果て1999年に南アフリカに到達し、ワインの専門家である称号『マスター・オブ・ワイン』を取得。
マスター・オブ・ワインの資格取得者は現在(2016年2月時点で)世界24カ国にたった340人ほどという難関。有資格者の中でも自身でワイン造りを行っているのは10人のうち1人ほどと言われます。
この数字はリチャードがいかに希少な人物であるかを物語っています。

◇ファースト・ヴィンテージで世界TOP10に!
ファースト・ヴィンテージとなった2012年シャルドネは、世界指折のワイン評価誌『デキャンター誌(2015年3月号)』が選ぶブルゴーニュ以外の世界のシャルドネTOP10にランクインする、異例の快挙となります。

さらに最初の2ヴィンテージ(2012年と2013年)は、南アフリカにおける最も重要なワイン誌『プラッターズ』でも最高評価の5つ星を獲得して大注目を浴びました。

◇ティム・アトキン氏のテイスティングでの逸話
英国を代表するワインライター、ティム・アトキン氏。
彼もまた『マスター・オブ・ワイン』の称号をもつ一人です。
毎年南アフリカで行われるLismore Tastingに、ティム・アトキン氏はトップクラスの南アフリカ産シャルドネのほか、彼のマイセラーに入っていたブルゴーニュ産をはじめとする厳選された14本を持ち込みました。
この異なる産地のワインが混ざった興味深いブラインド・テイスティングで一位を獲得したのが、なんとカーショウ氏の2014年産シャルドネ!
全35本中総合ランキング、ティムの個人評価ともに第1位の栄冠でした。

南アフリカの多くの醸造家も参加したテイスティングの中での堂々の第1位評価が、カーショウ氏のシャルドネの実力全てを証明しています!

◇カーショウ・ワインのワイン造り
◆ワイナリーと葡萄造り
ワイナリーは2012年1月に設立されました。
南アフリカで最も冷涼な産地として知られるウェスタンケープ州のオーバーヴァーグ地域にあるエルギン地区で、選び抜かれたクローンを細かく土壌に合わせ区画分けした畑で栽培し、早朝に手摘みにて収穫。
エルギンは標高が高く海に隣接しており、霧の影響を受けることから寒暖差が大きく生まれます。
古くからリンゴが栽培されるほど冷涼。ブティックワイナリーが集まり、高品質なワインで注目の産地。

◆醸造
醸造面では、人的介入を極力無くしています。
秋の早朝に手収穫された葡萄は、底の浅いトレイに入れられすぐプレス機に移され全房のまま優しくプレスされます。
得られる果汁は1トン当たり600リットルと少量。果汁は重力に沿って安定期間を置かずにすぐ木樽に移されます。
清澄されていない果汁は、やがて野生酵母だけで発酵がはじまります。
辛口ワインになるまで進んだ後、マロラクティック発酵の前で止められます。
その後厳選したブルゴーニュ樽で5か月間の熟成を経ます。
(ヴィンテージの状況により、さらに4~6か月間澱引きまで熟成を経る場合もあります)
その後ブレンドしボトリングされ、それぞれのボトルには個別の番号が付けられます。

◆樽の選定
大半はブルゴーニュの選ばれた職人の樽を選び、フランス産のオークのみ使用しています。
40%以上は新樽で、その他は2~3年落ちの228L樽が使われます。
このようにしてこの土地のテロワールが最大限に引き出されたワインが生まれることがカーショウ・ワインの醍醐味となっています


≪ヴィンテージ情報≫
2014年は適量の雨、冷涼な秋の気候。過去10年間でトップクラスのヴィンテージの一つとなりました。
葡萄品種は樹齢約12年のシャルドネ100%。ディジョン・クローン(CY96、95、76)を選択。
畑は礫や砂の多い土壌で、3つの特徴を持った土壌から形成。

・トゥルク土壌(50%礫、25%風化した粘土、25%砂)
エレガンス/鮮度/アロマに影響。

・コウエ・ボッケヴェルド頁岩
ストラクチャーと凝縮感を与える。

・テーブルマウンテン砂岩由来の砂と石
繊細さと豊かな果実味をを与える。

天然酵母のみで90%をオーク樽醗酵、10%はステンレス・タンク(MLF 無)。
ブルゴーニュ樽で10ヶ月熟成。(新樽比率35%、228L)

年間生産量約9,340本。

エルギン・シャルドネ・クローナル・セレクション [2014] リチャード・カーショウ・ワインズ
南アフリカ/ウエスタン・ケープ・白
生産者 リチャード・カーショウ・ワインズ

引き締まったミネラルが印象的なシャルドネ。
洗練された白果実やほのかに感じるオートミール、複雑なオーク樽由来の第二のアロマも立ち上がります。

内なるパワーを秘めた2014年ヴィンテージはピュアな果実と強烈に凝縮した味わいが特徴で、フィネス感や繊細さも持ち合わせます。

10年以上の月日を得ることで更にストラクチャーが見事になっていくでしょう。
今からでも充分にお楽しみ頂けますが、お飲み頂く際にはデキャンタージュをお勧めします。
南アフリカ最高峰の“シャルドネ”をお楽しみ下さい!
1996年がメモリアル・イヤーの方、是非ともご検討下さい。
ワイナリー和泉屋より)


Elgin Chardonnay Clonal Selection Richard Kershaw 2014 part2




(+)ワイナリー和泉屋より2本購入。 税込 4,525 円


Crystallum Chardonnay The Agnes 2015

2016-07-25 00:00:00 | 南アフリカ
Crystallum Chardonnay The Agnes 2015
Crystallum Chardonnay The Agnes 2015
[白]クリスタルム/Crystallum ジ・アグネス・シャルドネ 2015
ライム、グレープフルーツ、ネクタリンなど、果実を豊富に感じる香りと味わいで、テイストの中心にある瑞々しい酸が、バランス良い仕上がりとなっています。

ウォーカーベイのヘルマナス地方、ヤマル・アルデ・リッジに2007年に設立された家族経営の小さなワイナリーです。ピーター・アランは同地区のブシャール・フィンレイソンを運営するフィンレイソン家の第3世代で、2代目よりこの地域にピノ・ノワール、シャルドネを植えたパイオニア生産者です。伝統を踏まえつつも新境地を見出すべく独立し、2008年よりリリース。年産3万本強で、南アフリカのトップレストランやワインショップでも限定入荷しかしない入手困難なカリスマワインです。

「素晴らしいワインはセラー内ではなく畑で造られる」という信条を共感できるブドウ生産者と、自らも栽培から取り組み、ブドウを購入する、という形で流通、雇用をも維持しています。偉大な土壌と手のこんだ農法こそが、凝縮感がありバランスのとれたワインを造り出す上での絶対不可欠な基本、ワイン造りはブドウの樹から生じるものを仕込むのであり、あらかじめ設定した結果をめざして手を加え加工する造りはしない、という哲学のもとワイン造りをしています。(インポーター資料より)

[白]クリスタルム/Crystallum ジ・アグネス・シャルドネ 2015
■ワイン情報
[産地]南アフリカ 西ケープタウン州 ウォーカーベイ ヘルマナス
[タイプ]白・辛口
[品種]シャルドネ100%
[土壌]粘土質、頁岩、砂岩
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]自然酵母で全房のままプレスしプラスチックタンクにて発酵、その後ブルゴーニュの古樽(うち新樽10%)で9か月熟成

■ワイナリー情報
[本拠地]南アフリカ 西ケープタウン州 ウォーカーベイ ヘルマナス
[生産者]ピーター・アラン・フィンレイソン
[設立年]2007年
[栽培方法]ビオロジック(手摘みで収穫)
Ginza Cave FUJIKIより)




http://d.hatena.ne.jp/akirais/20160720/1469087629
ワイン会にて
抜栓日:2016年7月20日
色はやや薄めのイエロー。アカシアの花の香り。次第にオレンジの香りが感じられました。アタックは、最初、南半球を思わせるような、パイナップルを連想する香りでしたが、次第に全体がうまく溶け込んでいってバランスの良い感じになってきました。ボディーは比較的集めで、酸は綺麗な柔らかい酸。余韻は中程度。果実味と酸のバランスがあっていて、国を決めるのが難しい。自分は勘で日本のシャルドネと想像。答えは南アフリカ。クリスタルムですか! なるほど綺麗なシャルドネ。フランスと答えていた人もいました。


Tete De Cuvee Galpin Peak Pinot Noir 2007

2016-03-19 00:00:00 | 南アフリカ
Tete De Cuvee Galpin Peak Pinot Noir 2007
Tete De Cuvee Galpin Peak Pinot Noir 2007
BOUCHARD FINLAYSON / ブシャール・フィンレーソン

《ブシャール》とはその名の通り、ブルゴーニュで著名なブシャール・エイネ。当主のポール・ブシャール氏と南ア屈指の醸造家ピーター・フィンレーソン氏と のジョイントベンチャーとして1989年にその活動を開始しました。

現在でも常に技術的な情報交換を行っており、比較的肉付きのよい印象の南アにしては珍 しいほど、ブルゴーニュに似た上品な酸味を伴う洗練された味わいに仕上がっています。というのも、ステレンボッシュとは異なり、ワイナリーの位置するハー マナス地区は大西洋からの冷たい風が吹き込むケープで最も冷涼な地域。これぞ“上質のコート・ド・ボーヌ”スタイルのワインを産む大きな所以といえるでしょう。

その品質の高さから、ブシャール・フィンレーソンは南ア最高クラスの優良ワイナリーとして広く知られています。


ブシャール・フィンレーソン
ガルピン・ピーク・ピノ・ノワール [2007]750ml

南アフリカのピノ!【蔵元から入荷】
このワインは世界各国からのオーダーがありあっという間に完売してしまう商品です。今回は出来るだけ多くの数を購入することが出来ました。

下記コメントは2006VTのものです。

3日ほど低い温度にし、飲む2時間くらい前から徐々に温度を上げ始めた。抜栓時 は13℃前後だろうか。

 紫がかった暗いガーネット色、赤い花、深紅の薔薇、ハイビスカス、菫、沈丁花、プラム、グリオット、カシス、ラズベリー、ブラックベリー、山桃、桃、赤 身肉、レザー、鞣革、黒胡椒、香菜、丁子、杜松の実、甘草、八角茴香、ベルベ ーヌベルト(クマツヅラ)、オレガノ、タイム、ナツメグ、メース、ローズマリー、バニラビーンズ、桂皮、ナッツ、コーヒー、シガー、武夷岩茶、腐葉土、森 の下草、濡れ落ち葉、黒い土、ミネラル、2003、2005共に素晴らしかった。今回 、どのような姿を見せてくれるのか非常に楽しみだ。  2005より更に濃く暗く感じる色合いを持ち、目眩がするように薫り高い花々と 途轍もなく凝縮された甘いフルーツ達が絡み合い広がってくる。非常に濃く暖か みと深みを湛えた色合いを持ちながら、何故かどんどん沈み込んでいく。香りは 実にエキゾチック。綺麗な薔薇と菫を中心とし、併せて、黒を芯としたベリーに 少し赤が加わる。硬く焼き締めたフルーツケーキみたいに濃さと強さ・深さを感 じる香りだ。口に含むとそれらが物凄い濃度と凝縮感を持ちながら、力強く沈み 込むような雰囲気を漂わせている。バランスは2005より整っているようなのに、 パワフルでスケールの物凄さに言葉が出ない。もう少し開かせようとスワリング して置いておいたところ、少しずつ開きだした。まるで、蝶が羽化するかのように、見事に、華やかに開いていく。そして、やはり濃く凝縮されているのに、爽 やかで軽やか。そう、実にしなやかだ。そして、赤身肉・レザー・鞣革など、ど っしりとしたコク・ボディを感じる肉・革系のニュアンスにパワーときっちりと した輪郭を感じる。更に、時間が経つと次々に出てくる数え切れない複雑なハー ブ系のニュアンス(黒胡椒、香菜、丁子、杜松の実、甘草、八角茴香、ベルベー ヌベルト(クマツヅラ)、オレガノ、タイム、ナツメグ、メース、ローズマリー 、バニラビーンズ、桂皮)が複雑さを加え、色々なミネラル系のニュアンス(コ ーヒー、シガー、武夷岩茶、腐葉土、森の下草、濡れ落ち葉、黒い土、ミネラル )がワインの芯を支え奥深さを与えている。今回いつもより、暗さと東洋系のス
パイス・ハーブが際立った。特に八角茴香と香菜。特徴のある香りが絡み合い独 特のニュアンスに醸成している。時間が経つと華やかさが落ち着き、見事なバラ ンスの中、実に綺麗なアフターを見せている。しかしいつものように昇華するような物ではなく、森の中で静かに深い水を湛えた沼のように底知れぬ怖さを秘め ているように思えてならない。当然、まだ若い。が、方向性はクロ・ド・ラ・ロッシュ?、 それともボンヌ・マール?、見事な熟成をしたとしたらラ・ロマネ?  妄想は広がり留まる所を知らない。2007.9.29
ウメムラより)






ワイン会にて
 
抜栓日:2016年3月16日
比較的濃い目のガーネットルビー。やや液体に粘性を感じました。ブルーベリー、ブラックベリー、ややコンポートを思わせるような甘い香り。密度の集中した印象。酸は穏やかで、味わいに複雑味があります。比較的甘さが感じられました。このワインはブランドで提供されて、自分は南仏のグルナッシュ系かとおもいましたが、さすがにブシャール、しっかりと作っているんですね。漫画ソムリエールに出てきたワインです。


Crystallum Pinot Noir Mabelel 2014

2016-03-08 00:00:00 | 南アフリカ
Crystallum Pinot Noir Mabelel 2014
Crystallum Pinot Noir Mabelel 2014
クリスタルム/Crystallum マバレル ピノ・ノワール 2014
標高700mの位置にある畑のピノ・ノワール100%。ドライローズや落ち葉、たばこの葉、マッシュルームなどの香り、ふくよかな果実味と上品な酸とのバランスが素晴らしく、エレガントで艶やかな印象。アフターに感じるカラメルのような甘苦さがアクセントになり、全体を引き締めています。ブルゴーニュの上級ワインにも引けを取らない、ポテンシャルの高いワインです。

ウォーカーベイのヘルマナス地方、ヤマル・アルデ・リッジに2007年に設立された家族経営の小さなワイナリーです。ピーター・アランは同地区のブシャール・フィンレイソンを運営するフィンレイソン家の第3世代で、2代目よりこの地域にピノ・ノワール、シャルドネを植えたパイオニア生産者です。伝統を踏まえつつも新境地を見出すべく独立し、2008年よりリリース。年産3万本強で、南アフリカのトップレストランやワインショップでも限定入荷しかしない入手困難なカリスマワインです。

「素晴らしいワインはセラー内ではなく畑で造られる」という信条を共感できるブドウ生産者と、自らも栽培から取り組み、ブドウを購入する、という形で流通、雇用をも維持しています。偉大な土壌と手のこんだ農法こそが、凝縮感がありバランスのとれたワインを造り出す上での絶対不可欠な基本、ワイン造りはブドウの樹から生じるものを仕込むのであり、あらかじめ設定した結果をめざして手を加え加工する造りはしない、という哲学のもとワイン造りをしています。(インポーター資料より)
[赤]クリスタルム/Crystallum マバレル ピノ・ノワール 2014

※このワインには蝋封が使用されています。ワインオープナーのスクリューを直接差し込んで引き上げると開けやすいです。

■ワイン情報
[産地]南アフリカ 西ケープタウン州 ウォーカーベイ ヘルマナス
[タイプ]赤 辛口
[品種]ピノ・ノワール100%
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]100%除梗、自然酵母でステンレスタンクにて発酵、木樽で11か月熟成。無清澄、ノンフィルター。

■ワイナリー情報
[本拠地]南アフリカ 西ケープタウン州 ウォーカーベイ ヘルマナス
[生産者]ピーター・アラン・フィンレイソン
[設立年]2007年
[栽培方法]ビオロジック(手摘みで収穫)
銀座カーヴフジキより)





クリスタルム ピノ・ノワール 「マバレル」 2014 Crystallum Pinot Noir ″Mabarel″
=======================

Crystallum Pinot Noir "Mabarel" 2014
クリスタルム・ピノ・ノワール「マバレル」

=======================
南アフリカ・ウォーカー・ベイ付近
ブドウ:ピノ・ノワール
赤ワイン ミディアムボディ
750mL

クリスタルムの3つのピノの単一畑で、最も標高が高く、100%除梗して醸されるキュヴェです。
3つの中で、最もタイトでソリッドな印象です。

私見ですが、クリスタルムの3つのキュヴェの味わいは、ブルゴーニュ・ニュイ・サン・ジョルジュの有名な3つの一級畑の関係と似ています。

レ・カイユ≒マバレル
レ・サンジョルジュ≒キュヴェ・シネマ
レ・ヴォークラン≒ボナ・ファイド

ぜひ、3つのワインを並べて、飲み比べしてみてください!
Wine Shop OMGより)





2014年は冷涼な年で抜群のでき!

クリスタルム / マバレル・ピノ・ノワール [2014]
Crystallum / Mabalel Pinot Noir 2014
セパージュ: 【ピノ・ノワール100%】
国地域: 南アフリカ・ヘルマナス
飲み頃情報: 今から インポーター: ラフィネ
ウォーカーベイのヘルマナス地方、ヤマル・アルデ・リッジに2007年に設立された家族経営の小さなワイナリーです。アンドリューとピーター・アラン兄弟は同地区のブシャール・フィンレイソンを運営するフィンレイソン家の第三世代で、新境地を見出すべく独立しました。このエリアの冷涼な気候を生かしてブルゴーニュの品種であるシャルドネとピノ・ノワールに特化しており、2008年よりリリース。年産3万本強で、南アフリカのトップレストランやワインショップでも限定入荷しかしない入手困難なカリスマワインです。 ”マバレル”の名称は南アフリカに伝承される有名な詩が出処です。自然酵母で発酵し果実は除梗されます。醸しはタンクで28日間、その後木樽に移され11か月を経てから瓶詰。クリスタルムの他のピノノワールに比べエレガントでより女性的な仕上がりです。ドライフラワーやスミレ、サクランボが香り、タンニンはきめ細かく美しい余韻が続きます。
ワインホリックより)





(*)ワインホリックより購入。5,832円。


Crystallum Pinot Noir Bona Fide 2014

2016-03-07 23:00:00 | 南アフリカ
Crystallum Pinot Noir Bona Fide 2014
Crystallum Pinot Noir Bona Fide 2014
クリスタルム/Crystallum ボナ・ファイド ピノ・ノワール 2014
”ボナファイド”の名称はラテン語で“良い信頼の中”という意味で、30年来の知人であるこの区画の生産者との取り組みがあってこそできたキュヴェです。
バラやカシスリキュール、バニラビーンズ、コーヒー豆などの華やかな香り、ワインは力強くもしなやか。これからの南アフリカワインの担うであろう、素晴らしい生産者です。

ウォーカーベイのヘルマナス地方、ヤマル・アルデ・リッジに2007年に設立された家族経営の小さなワイナリーです。ピーター・アランは同地区のブシャール・フィンレイソンを運営するフィンレイソン家の第3世代で、2代目よりこの地域にピノ・ノワール、シャルドネを植えたパイオニア生産者です。伝統を踏まえつつも新境地を見出すべく独立し、2008年よりリリース。年産3万本強で、南アフリカのトップレストランやワインショップでも限定入荷しかしない入手困難なカリスマワインです。

「素晴らしいワインはセラー内ではなく畑で造られる」という信条を共感できるブドウ生産者と、自らも栽培から取り組み、ブドウを購入する、という形で流通、雇用をも維持しています。偉大な土壌と手のこんだ農法こそが、凝縮感がありバランスのとれたワインを造り出す上での絶対不可欠な基本、ワイン造りはブドウの樹から生じるものを仕込むのであり、あらかじめ設定した結果をめざして手を加え加工する造りはしない、という哲学のもとワイン造りをしています。(インポーター資料より)

[赤]クリスタルム/Crystallum ボナ・ファイド ピノ・ノワール 2014
※このワインには蝋封が使用されています。ワインオープナーのスクリューを直接差し込んで引き上げると開けやすいです。

■ワイン情報
[産地]南アフリカ 西ケープタウン州 ウォーカーベイ ヘルマナス
[タイプ]赤 辛口
[品種]ピノ・ノワール100%
[土壌]粘土と細かい頁岩土壌
[アルコール度数]14%
[醸造について]40%全房、60%除梗、自然酵母でステンレスタンクにて発酵、ブルゴーニュ樽(新樽10%)で11か月熟成。

■ワイナリー情報
[本拠地]南アフリカ 西ケープタウン州 ウォーカーベイ ヘルマナス
[生産者]ピーター・アラン・フィンレイソン
[設立年]2007年
[栽培方法]ビオロジック(手摘みで収穫)
銀座カーヴフジキより)





クリスタルム ボナ・ファイド ピノ・ノワール 2014 Crystallum Pino
=======================

Pinot Noir " Bona Fide " (Crystallum)2014
ピノ・ノワール・ボナ・ファイド(クリスタルム)

=======================
南アフリカ ウォーカー・ベイ付近
ブドウ:ピノ・ノワール
赤ワイン ミディアムボディ
750mL

南アフリカで今最も注目される生産者のひとつ、Crystallum
その上級シングル・ヴィンヤードのピノ・ノワールは3つありますが、そのうちの一つが、このBona Fideボナ・ファイド
(他2つはキュヴェ・シネマとマバレル)

試飲会ですべて試飲して、個人的には、このボナ・ファイドが気に入りました。

3つのシングルヴィンヤードの中では、最も標高が低く、岩がちな畑だそうです。
40%全房で醗酵しており、MC的な柔らかい果実味・香りとラ・ターシュを思わせるような(と言っては流石に褒め過ぎか。。。)上品なリコリス・クローヴのニュアンスが感じられます。

まだまだ樹齢が若いようですが、品格のある香りと、焦点の定まった味わい。
力強いのに、ゴツゴツした粗さは感じられず、キメ細かで滑らかなテクステュアは、海洋性の気候の影響でしょうか。

兎に角美味しいのですよ。。。
この価格は信じられません。
かなり、話題になってしまって、今後価格がドカンと上昇する事が予想されます。
Wine Shop OMGより)




(*)ワインホリックより購入。5,832円。


Cathedral Cellar Cabernet Sauvignon KWV 2013

2015-12-01 00:00:00 | 南アフリカ
Cathedral Cellar Cabernet Sauvignon KWV 2013
Cathedral Cellar Cabernet Sauvignon KWV 2013
No1南アフリカワインKWVがお届けする、果実味・アルコール・タンニンのバランスが非常に優れたカベルネ・ソーヴィニヨン
KWV・カセドラル・セラー・カベルネ・ソーヴィニヨン/KWV(KWV Cathedral Celler Cabernet Sauvignon)

生産地 南アフリカ その他南アフリカ
ワイナリー KWV
容量 750ml
タイプ 赤
味わい フルボディ
香り
カシスこしょう
ぶどう品種
カベルネ・ソーヴィニヨン

商品説明
No1南アフリカワインKWV社が自信を持ってお届けするこの赤ワインはフレンチオークの新樽で16ヶ月熟成され瓶詰めされたワインは、深く濃い赤紫色、カシスやアメリカン・チェリー、プラムなどの果実、ほのかなシダの葉やスパイスも感じられます。フルーティー且つ滑らかなタンニンは緻密に構成されておりバランスに優れています。新樽由来のスモーキーでローストな香りは焼いた肉料理と抜群の相性を示します。
AEON de WINEより)





カセドラル・セラー カベルネ・ソーヴィニヨン 赤
オーク小樽で24 ヶ月熟成され瓶詰めされ、深く濃い赤紫色、樽熟成に由来する複雑な風味と凝縮された果実味が特長的です。KWV 社が誇るプレミアムワインです。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
国分より)




ブレリアスにて、グラスで。
抜栓日:2015年11月18日
濃いパープル。香りはブラックベリー、カシス。完熟を思わせるプルーンやブルーベリージャムのニュアンスも感じます。タンニンはフレッシュ。果実味はしっかりとして、アフタもそこそこ。味わいにも完熟感を感じました。これ、ブラインドで飲んでカベソーって当てれるかな~?


Paul Cluver Elgin Chardonnay 2013

2015-10-06 00:00:00 | 南アフリカ
Paul Cluver Elgin Chardonnay 2013
Paul Cluver Elgin Chardonnay 2013
ポールクルーバーPaul Cluver

(気温が最も低い)
 ポールクルーバー・ワイナリーは、南アフリカ・ケープタウン周辺では平均気温が最も低いエルジン地区にあります。
 ここは、フランス・ブルゴーニュ地方とほぼ同じ気候で涼しく、そのためワイン用のブドウがゆっくり成長し、良質のブドウが穫れる地域として知られています。そのブドウの質の良さは、国際的にも有名な南アフリカの代表的ワイナリー・ネダバーグ社にも卸していることからも分ります。

(質にこだわる)
 ポールクルーバー・ワイナリーは、家族経営でワインを造っています。
 オーナーのポールクルーバー氏はドイツ系の白人で、「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトにしています。

 そのワイン造りの工程は、ひとつひとつ丁寧な手作業で行われており、1本1本にポールクルーバー家の情熱と手作りの味わいを感じさせる上品な仕上がりになっています。
 ワインメーカー(醸造家)のアンドリースは、ブドウ畑の特徴を活かしながら、フルーティで上品な、バランスの取れたワイン造りを心がけています。

(こだわりのオーク樽)
 ワインの熟成に使用するオーク樽は、フランスの5社から取り寄せ、それぞれの特徴を活かし、組み合わせることによってワインに複雑みも表現しています。

(手作りの上品な味)
 こうして造られたこだわりのワインは、国際的にも高く評価され、多くの賞も獲得しています。また、南アフリカ国内はもちろん、欧米各国のワインショップやレストランを通して多くの御客様を魅了しています。
 それは、このワイン1本1本にポールクルーバー家の情熱と手作りの上品な味わいを感じるからです。

(南アフリカ国内社会貢献)
 また、ポールクルーバー氏は、所有する果樹園やワイナリーの黒人労働者、その地域の住民達に、生活向上のためのタンディ・プロジェクト(「タンディ」とは、アフリカ系コーサ人の言葉で「愛」を意味します)を提案しました。
 これは、アパルトヘイト時代に埋もれていた才能や人材を育て、オリジナルブランドのワイン(「タンディ」)を生産し、その利益で生活環境、労働環境を確保して行くことを目指しています。
 彼のワイン造りへのこだわりと、周辺地域への社会貢献は南アフリカ国内でも高く評価されており、350年という長い南アフリカワインの歴史に、新しいページを刻んでいます。
 また、最長43kmにわたる、マウンテンバイクのコースも敷地内に設置されています。
インポーター、マスダさんより

 私はこの生産者の造るピノ・ノワールとシャルドネの秀逸さに、いい意味で南アフリカらしさを忘れさせてくれました。
 日ごろ、高くなりがちなピノ・ノワールのお手ごろで、そこそこ楽しめるワインはないものかと探していたときに、この生産者に辿り着きました。
 
 この価格で本当に楽しませてくれるの?
 ・・・もう、そんな事が通らなくなるほどに、高い評価を得るようになりました。
 例えばシャルドネで、2011~2009年の三年連続92点!
 2012年は93点! そして今回ご紹介の2013年は91点なのです。
 安定した高い酒質を、お楽しみ頂けます。

 そんな疑問からこの生産者には触れて頂きたい。
Vin du 268 大西力


パーカーポイント91点!!
エレガントさは完熟感を破たん無く
絶妙なるオークと果実味のバランス
タイプ  白 辛口
原産地  南アフリカ エルジン地区
葡萄品種  シャルドネ:100%
alc
ph
総酸度 :13.0%
:3.28
:6.5 g/l
■平均樹齢:20年 (1987~88植樹)

■ワイン造り:
 ワインに複雑性を持たせる為、2つの違うクローンのシャルドネを敷地内の別々の2つのブロックから4種のシャルドネを混用している。
 より風味を出す為スキンコンタクト。
 全てフレンチオークで発酵。
 3分の1の樽は天然酵母で発酵。この部分は3~5週間長く発酵し、より複雑味とリッチさを表現した。

■樽熟成:
 樽熟成9ヶ月
(樽は3種類を混用している。新樽80%)

■味わい他
 とても華やかな柑橘系、マーマレード、トーストされた樽香。
 完熟した果実、柑橘類、オークの風味を感じる。
 余韻も長く楽しめる。
 熟成ポテンシャル5年。
 コストパフォーマンスの高さに驚きを隠せない!
 お客さんはどんどん増えてもうハッピー!

■セールスアピール:
 2011~2009年の三年連続92点!
 2012年は93点!
 そして今回ご紹介の2013年は91点!
インポーター、マスダさんより

PP:91点
公開媒体:Wine Advocate #215 (2014-10-31)
レビュアー:Neal Martin
飲み頃:2015-2020

 The 2013 Chardonnay comes from the estate’s 15.32 hectares of vine planted between 1987 and 2004 on Bookveld shale.
 Picked March 1-19, it is fermented in French oak barrels of which 20% is new, with reduced batonnage compared to previous years as Andries wanted to avoid too much creaminess in the wine, especially because there was slightly more malolactic fermentation.
 It has a typically gorgeous bouquet with touches of lemon curd, patisserie, apricot blossom and shaved almond.
 The definition is superb.
 The palate is very well balanced with crisp acidity: touches of mango and lemon peel on the entry with more exotic notes such as passion fruit and pineapple coming at the finish.
 Perennially one of my favorite Chardonnays from South Africa, this is no different.

 これ程のワインなのに、まだ試飲に至っておりません。すでにお飲みになられた、お客様からは大好評を頂いております。
 2013年もお楽しみ下さいませ。
 
Vin du 268 大西力
Vin du 268より)




抜栓日:2015年9月29日
さほど濃くない黄色。粘性・ディスクは中程度。輝きあり。第一印象は丸い感じで、第一アロマとしてアカシア、白桃の香り。樽香がバランスよく感じられました。アタックは強めでしっかりとしたボディ。酸がしっかりとしていて、余韻がそこそこ長く感じられました。樽の使い方がとても上手で酸もしっかりしていて、ブルゴーニュのシャルドネ2012と判断しましたが、南アフリカのシャルドネ! 南アフリカ恐るべし!!


Graham Beck Cuvee Clive Vintage 2009

2015-09-27 00:00:00 | 南アフリカ
Graham Beck Cuvee Clive Vintage 2009
Graham Beck Cuvee Clive Vintage 2009
グラハム・ベック“キュヴェ・クライヴ”ヴィンテージ[2009]年・年産わずか4,500本のみ・W.O.ウェスタンケープ(瓶内二次発酵)・驚異の瓶内60ヶ月熟成・重厚ボトル
GRAHAM BECK“Cuvee Clive”Vintage [2009]
シャンパーニュ愛好家大注目!第44代アメリカ大統領オバマ氏が歴史的な日に味わったと言われる南ア産最高峰シャンパン方式!あのグラハム・ベックの優良年だけ造られるフラッグシップ“キュヴェ・クライヴ”のこの2009年が、e.ロバート・パーカー・ドット・コムで89点の高評価!(2014年10月号)(2014~2017年)(55米ドル)獲得!ワインスペクテーター誌も大注目!しかも2012年公開の映画シリーズ23作目となるジェームズ・ボンド最新作「007」の「Carte Clanche」の原作に登場!ずばり!ボンドがエンディングでボンドガールの為に用意した取っておきの泡!がこの驚異の60ヶ月熟成の高級泡もの!“キュヴェ・クライヴ”の[2009]年!シャルドネ80%にピノ・ノワール20%を房ごとプレス!最高のキュヴェのみで発酵!瓶熟成なんと60ヶ月以上!すがすがしい柑橘果実のアロマ!深い熟成感とクーリーミーなボディ!に美しい酸!シャンパンファンもびっくり!の高級泡!年産わずか4,500本のみ!ボンドが惚れた60ヶ月熟成の究極高級辛口泡!が限定で極少量入荷!
グラハム ベック“キュヴェ クライヴ”ヴィンテージ[2009]年 年産わずか4,500本のみ W.O.ウェスタンケープ(瓶内二次発酵) 驚異の瓶内60ヶ月熟成 重厚ボトル

e.ロバート・パーカー・ドット・コム89点!
ボンドが惚れた60ヶ月熟成の泡!!
007最新作『Carte Blanche』の原作に登場した、良作年のみに造られるグラハム・ベックのフラッグシップ“キュヴェ・クライヴ”!!

【生産者・グラハム・ベック】
ブルゴーニュ品種の産地として有名なロバートソンに83年に農場を購入し91年よりスパークリングワインの生産を開始した家族経営の醸造所です。シャンパーニュのような歴史こそありませんが、量より質に拘り栽培技術・醸造技術の向上を徹底的に行いテロワールが反映された高品質なスパークリングワインで、これまで南アフリカで最も多くの賞を受賞してきました。

今回ご紹介のヴィンテージワインは、同収穫年のトップキュヴェだけを使用したフィネスとエレガンスが光るプレミアムワイン。恵まれた日照量と造り手の情熱がシャンパーニュをも凌ぐ果実実とエレガンスを形成させます。テロワールが見事に反映された、クリーミー且つムース状とも言えるキメ細やかな泡が魅力の渾身の作品です。

【オバマ氏が選んだ酒】
バラク・オバマ氏が第44代アメリカ大統領への立候補を決めた夜、妻のミシェルと共にお気に入りのレストランで飲んだワインがグラハム・ベックNVブリュット。このワインの魅力に感動し、大統領に選ばれた時に祝杯をあげようとその場で6本注文したそうです。そして歴史的な日、世界に向けてラント・パークで就任演説を行う前に、勝利の栓が抜かれました。

グレアム ベック ワインズGraham Beck Winesについてヒュージョンソン氏は
「鉱業界の大立役者、グレアム・ベックの所有する前衛的な葡萄園とワイナリー。カップ・クラシック方式の瓶内二次醗酵(MCC)の発泡性ワインをつくり、その中にヴィンテージ入りのシャルドネのブラン・ド・ブランがある」と赤字で大注目!

醸造家 モエ・エ・シャンドンやマムなどで経験を積んだ南ア屈指の泡の巨匠 ピーター・フェレイラ氏
気候風土 気候:冷涼・半砂漠気(1月の最高30.9度、最低15.8度)
年間降雨量 220~250mm
土壌 赤い頁岩と砂岩質のカルー土壌の上に肥沃な石灰質土壌が広がる

グラハム・ベック “キュヴェ・クライヴ” 2009年
■ 品種:シャルドネ:80%、ピノ・ノワール20%
■ 樹齢: シャルドネ7年、ピノ・ノワール18年
■ 収穫:手摘み ■ 単位収量:52hl/ha
■ 樹齢:15年
■ 二次発酵期間:最低60ヶ月
■ 気圧:5.5気圧 ■ 残糖度:4.8G/l

キュヴェ・クライブは、若くして悲運にもこの世を去ったオーナー、ベック夫妻の息子クライヴの名から名付けられました。グラハム・ベックにとって最も重要なワインにこの名を付けたことからも、このワインに注ぐラハム家の熱い思いを感じ取ることができます。

手摘み収穫後房ごとプレスし、最高のキュヴェのみを厳選し発酵。シャルドネの一部はシャンパーニュ樽で発酵させる。瓶内二次発酵熟成期間は最低でも60ヶ月。

とても複雑でありながら瓶内二次発酵特有の飲みやすさと円熟感があります。
ミネラル感、すがすがしい柑橘果実のアロマ、深い熟成香とクリーミーなボディ。細やかな泡と一本筋の通った美しい酸が特徴。


007最新作『Carte Blanche』の原作に登場!!
2012年12月公開の映画シリーズ23作目となる007。その原作本「Carte Blanche」に登場し、ボンドがエンディングでボンドガールの為に用意した取っておきの泡がこの“キュヴェ・クライヴ”です。
シャンパーニュにも勝るとも劣らない品質としてキュヴェ・クライヴ2003年をエンディングのロマンチックな一夜の1本として用意。ボンドガールも美しいワインの余韻に酔いしれています!!

小説の最後にクライヴ・キュヴェ03年を飲みながらこんな会話が続きます(意訳)
ボンド:「このワインはランス産で手に入るどんなワインと比べても引けを取らないだろう」
ボンドガール「ランスってどこ??」
ボンド:「シャンパーニュが産まれるパリの東方の街・・・君も好きになる町だ・・・」
ボンドガール:「きっとそうなんでしょうね。でも、そのワインと今私達が口にしているこのワインが変わらないくらい素晴らしいんだからランスに行く必要はなさそうね」・・・


e.ロバート・パーカー・ドット・コム89点獲得!!
89 points Drink:2014-2017
The 2009 Cuvee Clive has an attractive beeswax, lanolin, and hazelnut-scented bouquet that needs to develop just a little more vigor. The plate is nicely balanced with touches of praline on the entry and a soft citrus finish. This is a crisp, taut and delicious sparkling South African wine.
うきうきワインの玉手箱より)






(*)うきうきワインの玉手箱より購入。4,298円。


Shannon Vineyards Rockview Ridge Pinot Noir 2011

2015-05-26 00:00:00 | 南アフリカ
Shannon Vineyards Rockview Ridge Pinot Noir 2011
Shannon Vineyards Rockview Ridge Pinot Noir 2011
Shannon Vineyards Rockview Ridge Pinot Noir 2011 / South Africa
シャノン・ヴィンヤーズ&ワイン

シャノン・ヴィンヤーズがあるエルギンは、海に近く、最高級のピノや白ワインが生まれるウォーカーベイの近くのエリアで、近年注目度があがってきている産地です。シャノンの栽培家、ジェームス・ダウンズ氏は、ニュートン・ジョンソンなど、ウォーカーベイの名手に葡萄を供給している葡萄栽培家で、高品質葡萄の作り手として高い評判を得ていました。最初の畑が植えられたのは、2000年のこと。その後、品種、クローン、テロワールの相性、成熟のタイミング他をつぶさに観察し、数年先に自分のワインをつくるための下準備を着々と進めてきました。
勤勉なジェームスは、南アフリカ国内の他の生産者の下で学ぶのみならず、ブルゴーニュやナパ、チリ、などの生産者を訪れ、多くのものを吸収してきました。そのジェームスが、2008年9月のケープワインフェアにて、満を持して自分のワインをリリース。発売から一年も経たないうちに国内で非常に高い評価を獲得し、現地の有名ソムリエ、ミゲール・チャン氏のブログで絶賛され、また、サファリの高級リゾート”シンギータ”のワインにも採用されています。生産量はわずかで、それぞれ約3000本ほど。
ロックヴューリッジ ピノ・ノワール 2012

手作業で良い房のみを選別。フレンチオークバリックでマロラクティック発酵。そのまま9~10ヶ月熟成。キメ細やかなタンニンが口の中に広がるエレガントなスタイル。


南アの最高級産地、エルギンに本拠を構える注目の生産者
シャノン ロックヴューリッジ ピノ・ノワール 2012

・ヴィンテージ:2012
・赤ワイン:750ml
・使用品種:ピノ・ノワール
・味わい:辛口 フルボディ
・産地呼称:W.O. エルギン
・アルコール度数:13~13.5 %
・発酵と熟成:自然酵母と培養酵母による発酵後、228リットルのフレンチオークバリックでマロラクティック発酵。そのまま9~10ヶ月熟成(100%樽熟成、新樽40%)。

プラムやチェリーなどの繊細な果実香、スパイス、樽熟成に由来するスモーキーな香りが感じられ、ほど良い酸、葡萄のポテンシャルの高さが感じられる凝縮感、キメ細やかなタンニンが口の中に広がるエレガントなスタイル。
・評価:"SAKURA"2014 Japan Women's Wine Award DIAMOND TROPHY
加藤酒店より)




ワイン会にて。
抜栓日:2015年5月13日
南アフリカのピノ・ノワールです。
きれいなルビー色。輝きがあります。香りはベリー系、赤い実の香り。ほんのりとした樽香も感じました。時間とともにロースト香が出てきた感じです。全体的に香りはまろやか系で、味わいは酸がしっかりとしていて果実味も豊かです。タンニンがきめ細やかで、のどごしがとても良かったです。


Pepin Conde Elgin Pinot Noir 2012

2015-02-13 00:00:00 | 南アフリカ
Pepin Conde Elgin Pinot Noir 2012
Pepin Conde Elgin Pinot Noir 2012
◆南アフリカのライジングスター!

    スターク・コンデ・ワインズ
      Stark-Condé Wines

スターク・コンデ・ワインズは、南アフリカのトップワイナリーの一つ、ニール・エリスへブドウの供給を行ってきたホセ・コンデ氏が1998年に立ち上げた家族経営のワイナリー。
最初はたった6樽、プレス機さえ無い為足ふみによるプレスからワイン造りを開始。
しかし、このワインがその年のワインショーでトロフィを受賞。いきなり南アフリカのトップカベルネに選ばれました。
さらに2009年にはニューヨーク・タイムズでカベルネ2003が南ア産トップカベルネ10本の1本として紹介され世界中を驚かせました。

ワイナリーの規模は小さく、最新の設備を導入しているわけでもありませんが、ホセ・コンデ氏の手作業により、ステレンボッシュの多彩なテロワールを表現することを目指してワイン造りをしています。

ホセ・コンデ氏は、南ア屈指の醸造所ニール・エリスの共同経営者を義父に持つ、アメリカ産まれの元アートデザイナー。
驚くべきことにほぼ独学でワイン造りを学び、ファーストヴィンテージで南アトップワインを産み出した神の申し子とも言える天性の持ち主。
自身のブランド『スターク・コンデ』以外にもマン・ヴィトナーズの共同経営者としてコストパフォーマンスに高いワインを世に送り出しています。
『ペピン・コンデ・エルギン・ピノ・ノワール』は、このワイナリーの中でもコストパフォーマンスの良い1本。
一番の特徴は、ブルゴーニュであればプルミエ・クリュ・クラスかと思わせるほどの、余韻に存在するミネラル感の長さ。

ペピン・コンデ・エルギン・ピノ・ノワール[2012]スターク・コンデ・ワインズPepinCondeElginPinotNoir/Stark-CondeWines

◆味わいは本格派、南アフリカのピノ!
南アフリカ/赤/ミディアムボディ
品種:ピノ・ノワール 100%
手ごろな価格のピノ・ノワールですが、栽培や醸造は高級ピノ顔負けの手間をかけて造られています。
特筆すべきは、余韻に続くミネラル感の長さ!
花崗岩質で水はけの良いエルギン地区に植えられているピノ・ノワールを手摘みし、重みで潰れないように小さなケースに入れてワイナリーまで運び、丁寧に選別した後軽く破砕して低温浸漬し、その後小さなタンクで醗酵。醗酵中は手作業でピジャージュをおこなう。バスケットプレス後フレンチオークの樽でマロラクティック醗酵と熟成(新樽10%)をし、軽くフィルターをかけ瓶詰め。

古典的なピノ・ノワールの特徴であるストロベリーやチェリーの様な赤果実の香り、滑らかな口当たり、繊細な果実味と細かいタンニン、そして明るい酸味とスパイシーな味わい。
さらには典型的なエルギン地区の特徴とされるオリエンタルスパイスの風味が感じられます。
花崗岩土壌らしい強固なミネラル感が余韻に長く続きます。
シーザーワインカンパニーより)





ブレリアスにて
抜栓日:2015年2月5日
場所変えてブレリアスに移動。一杯だけの約束で言ったのに一緒に行ったのは2杯飲んでベロベロになってました。香りは赤果実系の香りで、ほんのりとプラスチックのようなニュアンスを感じました。これがあると、ニューワールドのことが多いんですが、この日はブラインドではなくてエチケット先見で飲んでいます。味もうまかった。南フランス恐るべし!


Cathedral Cellar Cabernet Sauvingnon KWV 2011

2014-12-29 00:00:00 | 南アフリカ
Cathedral Cellar Cabernet Sauvingnon KWV 2011
Cathedral Cellar Cabernet Sauvingnon KWV 2011
南アフリカワインの歴史と繁栄と共に、KWVがあります。

1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって協同組合であるKWVが設立されました。KWVはアフリカ語で「南アフリカブドウ栽培協同組合」を意味する“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の一部を取ったもの。
それ以前は小規模農業として、産業としての認識もなかったワインづくりは、KWVの設立により、国をあげて産業として、ワインの品質向上や輸出増進へと取り組むようになったのです。
そして、1925年には南アフリカ独自の品種ピノタージュを誕生させ、1957年には冷却濾過を採用するなど、数々の実績を残してきました。   

世界中の数多くのコンテストで、幾度となく栄誉に輝くワインも誕生しています。
1997年12月、KWVは大々的な組織改革を行い、株式会社として再スタートを切ります。
現在では、約4,500の農家が株主。ワインやブランデーにおける南アフリカ最大の輸出業者であり、業界のスポークスマンであり、指導者であり、生産・マーケティングの先駆者として、政府機関とも緊密な連携を取りながら、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしています。
昨今は、グローバルな視野に立った品質向上、世界市場を見据えたマーケティング・販売を行い、南アフリカワインを広く世界へと普及させています。
主な輸出先は、イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本など30以上の国々。ブドウ品種の個性をよく表したワインが多く、近年はブドウ栽培やブドウ醸造に関する最新技術が導入され、生産者たちの革新的なスキルが加わったことで、品質がめざましく向上。世界中の数多くのコンテストで、幾度となく栄誉に輝くワインも誕生しています。  

KWVカセドラル・セラーカベルネ・ソーヴィニヨン
赤ワインフルボディ750ml南アフリカ共和国WO西ケープ州
KWVCathedralCellarCabernetSauvignon

しっかりとしたタンニンと凝縮された果実味が特徴的です! KWV カセドラル・セラー カベルネ・ソーヴィニヨン [2011]
赤ワイン フルボディ 750ml
南アフリカ共和国 WO 西ケープ州

KWV カセドラル・セラー カベルネ・ソーヴィニヨン 赤
KWV Cathedral Cellar Cabernet Sauvignon
 ・ 味わい フルボディ
 ・ 色 赤
 ・ ヴィンテージ 2011
 ・ 産地 南アフリカ WO 西ケープ州
 ・ 品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 100%(ステレンボッシュ地区を中心に、パール地区やウェリントン地区のカベルネ・ソーヴィニヨン種をブレンドしています。)
 ・ 飲み頃温度 16℃
同じカベルネ・ソーヴィニヨン種でも違う土壌のブドウをブレンドさせる事により香りや味わいに奥行きと深みをもたらせています。収量は1ヘクタールあたり約5トン。

4日間の低温発酵の後に7日間のアルコール発酵、そして300L入りのフレンチオークの新樽で16ヶ月熟成され瓶詰めされたワインは、深く濃い赤紫色、樽熟成に由来する複雑な風味と凝縮された果実味が特徴的です。しっかりとしたタンニンと力強さは熟成によって華開くタイプですが、バランスの良さから若い内から楽しめます。

KWV社の定番商品としては最上級にランク付けされているカセドラル・セラー。これまで世界中の各コンクールで受賞歴があり、前2007年ヴィンテージは2009年度ヴェリタス・アワード(南アフリカ)で銀賞、2009年度ムンダス・ヴィニ・アワード(ドイツ)で銀賞を獲得しています。

著名ワイン・コンサルタントの田辺由美氏が『カベルネ・ソーヴィニヨンの教科書的1本』と称されたこのワインは果実味・アルコール・タンニンのバランスがとても優れ、コスト・パフォーマンスが抜群です。

南アフリカ共和国について
Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt
南アフリカ共和国のぶどう栽培面積は10万ha、ワイン生産量は1,000万hlです。その気候は、東はインド洋、西は大西洋に面し、北部の一部亜熱帯地方を除いて温暖な地中海性気候で、ぶどう栽培に適した気候帯をあらわすワインベルトに入っています。日照時間も豊富で、降水量も500mm~550mmとぶどうの栽培に適しています。土壌は沿岸部の平野では砂岩質、東の山脈の斜面では花崗岩質となります。ワイン生産のほとんどがウエスタン・ケープ州で行われています。

栽培されるぶどうは、赤ワイン用としてはハーミタージュ(シラーズ)、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノタージュ、メルロー等で、白ワイン用としてはリースリング、シュナン・ブラン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなどが中心に栽培されています。シュナン・ブランはフランス・ロワール地方で栽培されているものと同じで、別名スティーンと呼ばれ栽培量が一番多く、ブランデーの原料品種ともなっています。80年代からフランス系品種が増加してきました。南アフリカ特有の品種ピノタージュはピノ・ノワールとサンソーを交配してできたもので、程よいコクとスパイシーさをもつワインになります。黒ぶどうではカベルネ・ソーヴィニヨンに次いで栽培量も多く、良質なワイン原料となります。

ワインの産地はウエスタン・ケープ州の中でもコースタル・リジョンと呼ばれる沿岸地域が特に評価が高く、ステレンボッシュやパール、コンスタンシアなどが含まれます。古くはヨーロッパの王侯貴族にも愛されたミュスカ・ド・フロンティニャンの遅摘みによって造られた甘口ワインはコンスタンシア地区産です。

ぶどう栽培家の9割が所属するKWVが南アフリカのワイン産業の指導的な立場をとり、品質の向上と生産の安定を目指してきましたが、近年はエステートと呼ばれる小規模な生産者においても、優れたワインを造るようになってきました。南ア産ワインの世界的な評価の高まりとともに海外からの投資も増え、輸出量が急激に増加しております。
紀伊國屋リカーズより)





ブレリアスにて、グラスで頂きました。
抜栓日:2014年12月22日
色は濃い目のルビー。香りは、カシス、ブラックチェリーの香り。やや熟れた感じのニュアンス。ミント感はあまり感じなかった。味わいは、タンニンは比較的元気で、渋みまではいかないがパワフル。果実味が豊富で暖かな地方を連想させる。酸もしっかりとしている。杉の木や、ミント感があまりなく、シラーと回答したが、答えは南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨンでした。時間とともにややハーブ系の香りが出てきた感もあります。なるほどね~。これは飲み込んでいかないと絶対に覚えられないな。


Cathedral Cellar Shiraz KWV 2009

2014-11-24 00:00:00 | 南アフリカ
Cathedral Cellar Shiraz KWV 2009
Cathedral Cellar Shiraz KWV 2009
KWV カセドラル・セラー シラーズ 赤 [2009] 750ml
Cathedral Cellar Shiraz
赤・フルボディ
南アフリカ 西ケープ州
生産者:KWV社
ぶどう品種:シラーズ 100%
アルコール度数:14.5%

KWV 社が誇るプレミアムワインです。
カセドラル・セラーの名にふさわしい厳選されたブドウのみを使い、オーク樽の中で24 ヶ月間の熟成期間を経てからブレンドされます。

ラズベリーやモカの濃密な香りと共にハーブやスパイス、樽に由来するバニラ香も感じられます。味わいも深く、密度の濃さと複雑さに溢れ、長く余韻が楽しめます。
ワインショップヤマムラより)




KWV(南アフリカ)
KWV本社
KWV社所有のエステート「ラボリー」
↑KWV社所有のエステート「ラボリー」

←KWV本社

 アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカは、国土の広さが日本の約3.5倍。国土の北東部には見渡す限りのサバンナが広がる野生の王国、南西部には大西洋に面したケープタウンからクラインカルーまで続く800キロもの広い範囲でブドウ栽培地域が広がり、その広さは10万haにも及びます。

 南アフリカのブドウ栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。ブドウ栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。
素晴らしい景観も南アフリカのブドウ畑の魅力のひとつです。

 かつて航海者フランシス・ドレイクがケープ半島について航海日誌に「我々は世界中の岬を見たが、この岬は最も荘厳で美しい岬だ」と記されているほど。有名なコンスタンシア渓谷、歴史の薫るステレンボシュなどの街、雄大にそびえ立つパール・マウンテンなど景観とひとつになったブドウ畑とワイナリーは、ワインルートと呼ばれる観光ルートが整備され、海外からの観光客をひきつけてやみません。

 800kmにも及ぶ地域でブドウが栽培されているだけに、地域・地区ごとに個性あるワインが生まれている南アフリカ。デイリーに楽しめる気軽なワインやスパークリング・ワイン。世界中で人気の高いカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどをはじめとした高級品種から造られるヴァラエタル・ワイン。醸造家がその威信にかけて造りあげるプレミアム・ワインと様々なスタイルでワインが造られています。

 また、ワイン造りにおいても大きな特徴があります。350年前にフランスから持ち込まれたブドウの苗木と伝統的な醸造技術は今も南アフリカワインの礎として脈々と受け継がれている一方で、南アフリカで生まれたブドウ品種ピノタージュや最先端の設備を整えたワイナリーが数多く存在しています。伝統的なワイン造りと新しい技術をうまく融合させた南アフリカのワインは大変注目されています。

 お手ごろな価格も、南アフリカのワインの魅力と言えますが、ただそれだけではありません。高品質でコストパフォーマンスの高いワインは著名なワイン・コンクールでも数々の賞を受賞し、その力量を世界に知らしめています。いまや価格だけでは選ばれなくなったワイン市場の中で、確実に売上を伸ばしている理由がここにあります。

 南アフリカでは、1659年2月2日、オランダ人が移住してきてから7年後に初めてワインが造られました。

 ブドウの苗木はフランス西部から持ち込まれたといわれています。1685年には統治者であったサイモン・ファン・ダー・ステルが現在のケープタウンの近くであるコンスタンシアに最初のエステートを築きました。その3年後には200名ものワイン造りに熟達したフランス・ユグノー教徒の移住があり、一気にワイン産業は発展します。ところが、1800年代はうどん粉病やフィロキセラの流行で、ぶどう園は大きなダメージを受けます。やがて復活した南アフリカのワイン産業は、グローバル化の中でより洗練され、今日の形態に近いものとなっていきました。

 そうした流れの中で、1981年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって共同組合であるKWVが設立されました。これは一部のエリアで過剰生産となってしまったブドウの生産をコントロールする目的でスタートしました。

 1925年には南アフリカ産業において画期的な出来事がありました。KWVの支援の下、長年研究を行ってきたペロード教授がピノノワールとサンソーの交配に成功し、ピノタージュという南ア独自のブドウ品種を生んだのです。ピノタージュはその後、栽培面積を広げ、南アではなくてはならない品種となっています。また、1957年には初めて冷却濾過が採用され、その後のセミスィートワインや60年代の赤ワインブームへと繋がります。

 1973年には、原産地統制呼称制度が設けられ、産地や生産年度、品種などの規制が始まり、正確なラベル表示が求められ、原産地が明確になりました。

 このような流れの中で、KWVは南アフリカのワインやブランデーの最大の輸出者として業界のスポークスマンであり、指導者であり、そして生産やマーケティングの先駆者の役割を担っており、現在でも4500の農家が加盟しています。さらに政府機関とも緊密な連携を取り、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしていますが、昨今は販売会社を設立し、KWVワインの普及に成功しています。

 主な輸出先はイギリス、オランダ、ドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本などを含めた30ヶ国以上にのぼります。一般的にブドウ品種の個性を良く表したワインが多く、安定した品質のお求めやすい価格の商品が中心となっています。又、プレミアムレンジのカセドラルセラーは同社のフラッグシップとなるワインで、その品質の高さから、世界中のコンテストで多くの賞に輝き、KWVの技術を世界に知らしめるワインとなっています。さらにラボリーと呼ばれるエステートを所有し、1996年から設備を新しくして大幅な品質の向上を図っており、今後が楽しみとなっています。

 南アフリカ共和国南西海岸沿いのコースタル・リジョンと呼ばれる地域は、南緯34度の温暖な地中海性気候に位置し、ブドウの生育に適した豊かな陽射しと土壌に恵まれています。KWVはその恩恵を最大限に受け、質の高いケープワインを造り続けています。

KWVカセドラルセラー シラーズ 赤 750ml

カセドラル・セラーの名にふさわしい厳選されたブドウのみを使い、オーク樽の中で24か月間の熟成期間を経てからブレンドされます。ラズベリーやモカの濃密な香りと共にハーブやスパイス、樽に由来するバニラ香も感じられます。シラーズ100%
大島コレクションより)




KWV カセドラルセラー シラーズ 赤

【産地/生産者】  南アフリカ/KWV
【規格】     750ml
【タイプ】    赤フルボディ
【ぶどう品種】  シラーズ100%

厳選されたブドウのみ使い、マロラクティック発酵の後、50%はアメリカ産オーク樽、残りの50%はフランス産オーク樽の中でそれぞれ24ヶ月間の熟成期間を経てからブレンドされます。
ラズベリーやモカの濃密な香り共にハーブやスパイス、樽に由来するバニラ香も感じられます。タンニンもしっかりしており力強い味わいと長い余韻が魅力的な逸品です。
ワイズマートより)



ワイン会にて。
抜栓日:2014年11月18日
やや濃い目のルビー。脚は先程と同じくらいの粘調度。赤果実の香り。きれいなイメージの香りでした。タンニンはさほど強くないですがフレッシュです。酸はほどよく、赤い実の果実味を感じました。全体的にとても良くまとまっている印象。全然品種がわかりませんが、なんとなくオーストラリアのシラーズと回答。
南アフリカのシラーズでした!


Morgenster Lourens River Valley Stellenbosch 2003

2013-06-02 00:32:54 | 南アフリカ
Lourens River Valley Morgenster Stellenbosch 2003
Lourens River Valley Morgenster Stellenbosch 2003
モーゲンスター・ローレンス・リヴァー・ヴァレー2003
12周年キャンペーンのスタートを飾るのは、12時間限定の特別タイムセール。久しぶりに私が「これは!」と感動した赤ワインを半額以下で大放出します!
仕事柄、毎日のようにワインを試飲する機会があるおかげで美味しいワインに出会うチャンスはとてもたくさんありますが、「これは!」と感動するほどのワインとなると出会えるのは難しいもの。
そんな中、久しぶりに出会った「これは!」と感動した赤ワインがモーゲンスターです!
このワイン、200本もの赤ワインを並べて試飲をしていた中で、圧倒的な存在感を見せつけていました。あまりの美味しさに感動してすぐに輸入元さんに連絡すると、美味しさの理由がわかりました。
このワインを造っているのは、世界中の評論家たちが100点満点を連発するトップシャトー、シュヴァル・ブラン! それは200本の中で圧倒的な美味しさを見せつけるのも納得ですね。

ロバート・パーカーさんも高得点
このワインには辛口ワイン評論家ロバート・パーカーさんもいち早く目をつけていて、南アフリカでは異例の90点という高得点を贈って大絶賛! パーカーさん以外にも数々の高評価を贈られ、あっという間に品薄になってしまいました(泣)。
・このワインが贈られた評価
ロバート・パーカー 90点/ジョン・プラッター ★★★★☆
ステファン・タンザー 90点/デキャンター 銀賞

「12周年までに間に合わせたい!」
「イーエックスの皆さんに飲んで欲しい」
と輸入元さんにお願いして昨年から特別に仕入れていただき、どうにか間に合うことが出来ました。半年がかりでご用意した特別タイムセールです!
イーエックスワインより)




シャトー・シュバルブランのワインチームが造るボルドーブレンド!
モーゲンスター ローレンス・リバー・バレー [2003]

商 品 名 モーゲンスター ローレンス・リバー・バレー 2003
商品説明 このワイナリーは、1708年まで、ステレンボッシュ地区のサマーセットウエス トと呼ばれる場所にあり、隣接するフェルハリーヘン(Vergelegen)と 同じ所有者 (フ ァン・デステル)の土地でした。

その年に4分割され、フランス人宣教師であったジャック・マランの手に渡り、代々後世に受け継がれ、1993年に現在のオーナーであるジュリオ・バー トランド (GiulioBertrand)に よつて、生まれ変わりました。彼が最初にリリースしたヴィンテージは、1998年でした。このワイナリーを象徴とするケープダッチ様式の建物は、300年もの間、修繕を繰り返し維持されてきました。大西洋から5キ ロと近いこともあり、冷涼な風の恵みをうけて、伝統的な黒ブドウ (カベルネフラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、プティヴェル ドー)の栽培を行っており、近年、ネッビオーロの栽培も始め、クラシカルなワイン造りに余念がありません。

モーゲンスターエステー トの特長を二つ挙げると、熟成して初めて出荷することをコンセプトにしている点が、多くのケープワイン生産者と異なるところです。ケープのワイナリーには、このモーゲンスター同様、熟成後の出荷にこだわるワイナリーがいくつかあります。

オーナーのジュリオ氏は、6か月ごとにワインの熟成状態を確認して、一部分だけリリースします。熟成の状態に満足がいかなければ、セラーで次の6か月間熟成を待つことになります。ですから、複数のヴィンテージが今もセラーに眠っていて、リリースの時を待つユニークなコンセプトをもつワイナリーです。

そして、二つめの特長は、ワインメーカーのヘンリー・コッツイー(Henry Kotze)率 いるチームが、ボルドーブレンドに特化している点に非常に興味を惹かれるところです。エレガントで余韻の長いモーゲンスターシリーズは、ボルドーの偉大なワイナリーである、シャトー・シュバルブランやシャトーディケムのオーナーのピエール・ルー トン氏がシュバル・ブランの醸造チームを引き連れて、ワインコンサルタントとして醸造に関わっていることからも、このワイナリーの将来性が裏付けられている証ではないでしょうか。
タイプ 赤ワイン ボディ フルボディ
原産国 南アフリカ 味目安 辛口:★★★
原産地 内容量 750ml
アルコール度数 15度未満
生産者 モーゲンスター
ぶどう品種 メルロ85%、カベルネフラン8%、カベルネソーヴィニョン5%、プティヴェルド2%
ドゥアッシュより)




モーゲンスター ローレンスリバーバレー レッドブレンド2003 Morgenster Lourens River Valley
ヴィンテージ:2003
品  種:メルロー70%、カベルネ・ソービニヨンブラン20%、カベルネ・フラン10%
産地:W.O. Stellenbosch (ステレンボッシュ)Helderberg Ward(ヘルダーベルグ地区)。畑の概要:100%自社畑。石の多い、風化した頁(けつ)岩=泥板岩、11種類の異なる土壌の違いがあり、ケープでも珍しい。個性が5m毎に異なりブドウの熟成がすべて異なるので、管理が難しい。北、北西、北東の斜面でFalseBayからの風の影響を受け、日中でも夏は30?32℃、春、秋で14?16℃。十分な日射量を得ている。醸造:かもし期間を含めて発酵は、5?8日間。フリーランとプレスジュースは、別々に後発酵させ、澱引き後(ろ過せず)樽熟へと移す。100%フレンチオークで13カ月熟成(新樽40%、2年樽30%、3年樽30%)。
パーカーポイント:90
John Platter:? ★★★★☆
モーゲンスター ローレンスリバーバレー レッドブレンド2003 Morgenster Lourens River Valley

モーゲンスターエステー トの特長を二つ挙げると、熟成して初めて出荷することをコンセプトにしている点が、多くのケープワイン生産者と異なるところです。ケープのワイナリーには、このモーゲンスター同様、熟成後の出荷にこだわるワイナリーがいくつかあります。 オーナーのジュリオ氏は、6か月ごとにワインの熟成状態を確認して、一部分だけリリースします。熟成の状態に満足がいかなければ、セラーで次の6か月間熟成を待つことになります。ですから、複数のヴィンテージが今もセラーに眠つていて、リリースの時を待つユニークなコンセプトをもつワイナリーです。 そして、二つめの特長は、ワインメーカーのヘンリー・コッツイー(Henry Kotze)率 いるチームが、ボルドーブレンドに特化している点に非常に興味を惹かれるところです。エレガントで余韻の長いモーゲンスターシリーズは、ボル ドーの偉大なワイナリーである、シャトー・シュバルブランやシャトーディケムのオーナーのピエール・ルー トン氏がシュバル・ブランの醸造チームを引き連れて、ワインコンサルタントとして醸造に関わつていることからも、このワイナリーの将来性が裏付けられている証ではないでしょうか。
ケープワインジャパンより)







イーエックスワインより2本購入。2980円/本。

抜栓日:2013年6月28日
コルク:ちょっと短め。Mogrenster、2003が刻印されていました。
液漏れ:コルクの半分強まで染みていました。液漏れはなし。
グラス:リーデルのボルドータイプを使用。
 
色:結構濃いめのルビーガーネット。斜めにしてみるとガーネットが見えます。
エッジ:エッジはガーネット。
脚:スワリングしてグラスに付いた脚がややしばらくしてからとろ~っと流れる感じです。
ディスク:ちょっと厚い感じ
 
香り:やや独特の香り。プラム、アセロラ、ココア。杉の香り、青野菜の香りもありますか。あとでバニラ香がきます。娘さんは「ポン酢につけたキャベツの匂い」と表現。なるほど! 20分くらいで香り全体がまとまって来ました。
  
タンニン:渋さとしては強くなく、歯茎でもあまり強く感じません。程よく溶けてアクセントになっています。
 
味:紫の熟した果実の味わい。ほどよい酸が全体を締めています。アフタに木のニュアンスを感じます。抜栓直後はちょっとチグハグだったけれど、ものの数十分でまとまりのある、程よい豊かさを持った味わいになりました。ビターな甘さが印象的。このワインは少しこってり系の食事、すきやきや、和風ステーキ(味醂と醤油ベース)とかとのマリアージュがよいと思います。
うちの奥さんは、「のどにぺったりとくっつく」と言っていました。
2日目、香りは健在。味わいはかなりビターで、ちょっとタニックな味わいに変化していました。



抜栓日:2013年9月2日
コルク:ちょっと短め。Mogrenster、2003が刻印されていました。
液漏れ:コルクの9割方まで染みていました。液漏れはない様子。
グラス:リーデルのボルドータイプを使用。
 
色:結構濃いめのルビーガーネット。斜めにしてみるとガーネットが見えます。
エッジ:エッジはガーネット。
脚:スワリングしてグラスに付いた脚がややしばらくしてからとろ~っと流れる感じです。
ディスク:ちょっと厚い感じ
 
香り:プラムの香り。ちょっと柑橘系の香りがありますか?イメージとして濃い!って印象です。鉄分の香りを感じます。これ、メルローでしょ?って感じの香り。
  
タンニン:渋みとしては感じませんが、タンニンの力強さあり。
 
味:酸が結構あって、まだまだフレッシュな果実味が残っています。1杯めはミドルボディーの感じですが、2杯目以降は結構のっぺりとした味わい。メルロー濃いでしょ!といったイメージ。青野菜系のちょっとピーマンぽい感じもありますが、全体的にはまとまっていて美味しい。ママちゃんは、「おいしいね」、「もっと高いワインかと思った」と言っています。
ポークソテーと合わせましたが、なかなかのマリアージュ。もっとこってりしている食べ物のほうがよりいいかも。CPよし。


DeWaal Top of the Hill 2007

2013-01-27 12:44:44 | 南アフリカ
DeWaal Top of the Hill 2007

デヴォール トップ オブ ザ ヒル ピノタージュ 2007

平均樹齢55年世界最古のピノタージュから造られる赤ワイン

デヴォール・ワイナリー
世界最古のピノタージュを所有しています。歴史上最初にピノタージュを生産した「元祖ピノタージュ」
として知られています。
その最古葡萄から造られるフラッグシップワインがデヴォール・トップ・オブ・ザ・ヒル ピノタージュです。
1715年創立され、ステレンボシュにある古い家族経営のワイナリーで現在は9代目となります。
もちろんピノタージュでは南アフリカのトップ生産者の一つとして認められています。
「ミスター・ピノタージュ」とも呼ばれるワインメーカー(醸造家)のダニエルは、2002年、ダイナーズ
クラブで「最優秀ワイン醸造家」にも選ばれました。
彼は、「ピノタージュは20年以上の樹齢を重ねないと美しくならない。」と言いいます。
デヴォールは、これまで南アフリカのピノタージュ専門の大会「南アフリカABSAトップテン・ピノタージュ」
に5回選ばれ、それは、南アフリカのピノタージュでは最も多くまさしく最高を意味していると言えます。

デヴォール トップ 
オブ ザ ヒル ピノタージュ 2007 
平均樹齢55年
世界最古のピノタージュ
産地      南アフリカ  ステレンボッシュ (South Africa)
ぶどう品種  ピノタージュ
熟成      新樽にて22ヶ月熟成
生産者    デヴォール

麦ちゃんテースティングコメント(2003年コメント) 
 透けて通らないほど色の濃い、深みのある赤紫色の外観です。
 チェリーを煮詰めてジャムにしたような果実香、バニラ香、樽香、ナッツの風味、埃、大地、ミルクなど複雑に豊かに香ります。
 口当たりは非常に滑らかで、果実の旨味が口の中を支配します。
 タンニンは強めですが、シルキーで尖ったところはまるで感じません。
 非常に余韻が長く、果実の甘味、カカオのような苦味、僅かにスパイシーな風味がいつまでも口の中に残ります。
 酸味も適度でバランス良く、あくまでも上品で豊潤なワインです。

南アフリカのワインの凄さの要因
穏やかな地中海性気候の下、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれた南アフリカ・ケープタウン周辺では、350年も前から伝統的に高品質なワインを造り続けてきました。
歴史的には、カリフォルニアやオーストラリアなどの国々より100年以上も早いのです。
しかし高品質なワインが造られるようになったのは1990年代前半にアパルトヘイトが終わってからとなります。アパルトヘイトが終わり、国際市場の中で自由に貿易ができるようになった南アフリカワインは、約600のワイナリーが存在し、数多くの高品質なワインを生産しています。
最近では国際的なワイン大会で数多くの賞を受賞し、世界中のワイン専門家達にも絶賛されている最も注目されている国の一つです。
また、ブドウ畑の景色の美しさは世界一と言われ、訪れる人を魅了しています。

南アフリカ・ケープタウン周辺では、あまり農薬を使用しなくても良いほど、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれています。それは、豊かな太陽の恵みと、強い風が様々な病気や害虫を寄せつけないからです。
収穫時期( 2月~3月)には、ほとんど全く雨が降りません。一般的には、防カビ剤を必要な時に散布する程度で、防虫剤や除草剤などを使用しないワイナリーが多いのです。
具体的には、例えば、防虫剤を使用せずに、畑にアヒルやホロホロ鳥を放し飼いにしていたり、化学肥料の代わりに鶏糞や有機肥料を使用しています。また、除草剤の代わりにブドウ畑に麦を植えて雑草が生えないようにしているなど、環境に配慮した栽培を行っています。
そして収穫は丁寧に手摘みされています。
また、政府による厳しい環境基準( IPW:環境に優しいワイン生産プログラムのガイドライン)が設けられており(世界でも最も厳しい基準の国の一つで、欧米やオーストラリアなどの国々が見学に訪れています)、
減農薬・酸化防止剤微量使用、リサイクルの徹底など、環境的にも人体的にも健康的なワイン造りが行なわれています。
酸化防止剤の使用量の許可基準については、ドイツ( 300mg/L以下)やフランス(350~ 400mg/L以下)などのヨーロッパの国々に比べても使用制限量が一番低く設定されています(南アフリカでは250mg/L以下)。
保存料(ソルビン酸)なども使用されていません。
収穫量も大抵のワイナリーは平均5~8トン/ヘクタール前後で生産量を抑えながら、むしろより良質なブドウを栽培することに努めています。
このように南アフリカでは、生産者ができる限りの自然な方法で丁寧にブドウを栽培しています
(ワインブティックヴァンヴァンより)



Dewaal Top of The Hill 2010
生産者 デヴォール
原産国/地域 南アフリカ/ステレンボッシュ
タイプ 赤・フルボディ
主要品種 ピノタージュ
商品特徴 ミスター・ピノタージュと呼ばれる醸造家によるワイン。
アルコール度数 15%未満
容量 750ml
※商品画像のヴィンテージと実際のヴィンテージが違う場合がございます。
濃さ ★★★★★
厚み ★★★★★
渋み ★★★★☆
熟成感 ★★★★★
余韻 ★★★★★
ジョン・プラッター・ワインマガジン(南ア)で4.5星。
ABSAピノタージュ・トップ10に最多の5回選出。
ヴィンテージ+3年~15年
飲む数時間前の開封がオススメ。
デヴォール・ファミリーは世界最古のピノタージュ(樹齢60年:写真右)を所有し、歴史上最初にピノタージュを生産した「元祖ピノタージュ」で、もちろんピノタージュでは南アフリカのトップ生産者の一つとして認められている。「ミスター・ピノタージュ」とも呼ばれるワインメーカー(醸造家)のダニエルは、2002年、ダイナーズクラブで「最優秀ワイン醸造家」にも選ばれた。彼は、「ピノタージュは20年以上の樹齢を重ねないと美しくならない。」と言う。

世界最古のピノタージュ
デヴォ―ルはこれまで南アフリカのピノタ―ジュ専門の大会「南アフリカABSAトップテン・ピノタ―ジュ」に5回選ばれ、それは、南アフリカのピノタ―ジュでは、最も多くまさしく最高を意味しているといえます。
当バイヤー談:私はこのデヴォールのピノタージュを飲んだ時、初めてピノタージュはピノノワールの遺伝子を持っていることを実感できた。
マスダのお酒.com より)



ワインブティックヴァンヴァンより購入。8,250円。

2013年1月31日抜栓。色は比較的濃い目のルビー。やや暗い感じの色合いです。脚が結構年長度高かったです。香りは、ややインキーで、カシス、ブラックベリーといったところか。樽の香りが結構します。味わいは、まだフレッシュなタンニンを感じ、ラズベリーに似た酸があります。結構樽が強い感じがします。アフタもそこそこ。ちょっと温度が高めだったせいもあると思いますが、全体的にはちょっとぼけた味わいでした。ピノタージュ初めてでしたが、確かにピノ・ノワールに通ずるものがあると感じました。

Libertas Pinotage 1998

2008-03-16 05:44:42 | 南アフリカ

Libertas Pinotage 1998

南アフリカのワインです。 ワインショップおおがきさんで500円台で売っていました。


有名なソムリエ各氏が、価格と、味わいとのギャップに驚いた!
それほど安いわりに、かなり美味しいワインを造る造り手です。
南アフリカ特有のピノタージュ種から造られる、渋みと酸味のバランス良い味わい。
気軽にどうぞーっ!

タカムラワインハウス より)


国名・色/容量: 南アフリカ・赤・750ml
生産地: ステレンボッシュ コースタル地区
品種: ピノタージュ100%
栽培: 垣根作り
収穫: 2月上旬から 手摘み
醸造・熟成: 27℃で醗酵・醸造し終了後、ステンレスタンクにて15℃で2年間熟成され、また全体の20%がの樫の小樽で10ヶ月間熟成されます。ブレンドし、冷却処理とフィルターがかけられ、瓶詰めされます。
香り: 特徴的なピノタージュの香りをもち、興味深い複雑な香りを放ちます。樽香は控えめです。
味わい: 軽やかでフルーティーで複雑すぎず、飲み易い赤ワインになっています。また、木の香りがこのワインに心地よい厚みを与えています。
カーヴ・ルブション より)


最近はラベルが変わっているようなので(というか、調べたラベルが違った。1998年は検索でもでてこない)、ワインの品質事態も変わったかもしれません。2月26日に抜栓。香りは、非常に高く、甘い心地よい香り。味は、軽やかでフルーティーといえばそうですが、ちょっとのっぺらとして、やや酸味強く、おそらくすでに下降線が過ぎているんだと思いました。デキャンタージュしてみましたが何も変わらず。しかし、香りは素敵です。飲みやすいと言えば飲みやすいですが、水っぽさが際立っています。最近のヴィンテージを試してみたい。2日目は、ちょっとつーんとくる感じになっていて飲めませんでした。