個人的ワインのブログ

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Chateau Guiraud 1986

2008-06-30 05:28:49 | フランス・ボルドー

Chateau Guiraud 1986

(+)実家のワインセラーシリーズです。


■ワイン名;シャトー・ギロー
■生産年:1986年


ロバート・パーカー氏;「高い濃縮度と素晴らしいアロマ、バランスの良いフィニッシュ。92点。」

ワイン・スペクテイター誌;「素晴らしいとハーモニー。93点。」
(ワインのテラムラ より)


ソーテルヌでも最大の栽培面積を誇るシャトー・ギロー。81年にカナダ人のハミルトン・ナービイがこのシャトーを買い取り、格段に評価を上げた。今ではソーテルヌを代表するシャトーとしてトップクラスにある。86年はヴィンテージ的にも素晴らしく、良い熟成を経てちょうど飲み頃にあるワイン。アプリコットやパイナップルを思わせるアロマに蜂蜜やトーストの香ばしさが溶け合う。トロリとした滑らかな口当りで、しっかりとした濃度のあるたっぷりの果実味、そして豊富な甘味を支える上質な酸味も調和した味わいは甘露で上品な仕上がり。
ラ・ヴィネ より)


シャトー ギロー


1855年の格付け時の名称は「シャトー バイル」という、ソーテルヌ第1級ワイン!
アペラシオンの名前に採用されたソーテルヌ村に位置するシャトー。
「シャトー スデュイロー」とは、「シャトー ディケム」を挟んで反対側に立地しており、緩やかな丘陵地に、セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%が栽培されています。
シャトー スデュイロー同様、広大な100ヘクタールの畑を所有していますが、1983年より指揮を執る≪イゲザヴィエ・ブランティー≫のもと、収穫時期の数回に及ぶ畑での選果、潜在アルコール度数18%での収穫、小樽での醸造、などといった品質向上に取り組み、見事な成果を上げています。
ワインセラーパリ16区 より)


シャトー・ギローについて
 シャトー・ギローの甘口ワインは変貌を遂げている。1981年にカナダ人、ハミルトン・ナービィがこのシャトーを買い取り、イケムのように一粒一粒ぶどうを摘む事や、樽発酵や新樽での長期熟成といった手法をシャトー・ギローでも採用すると大胆に誓った。その結果、ボルドーワイン好き、とりわけネクター愛好家に支持されるようになった。
 ギローの最も驚くべき事は、このワインがブレンドにソーヴィニヨン・ブランを高い比率で用いられている割にとても豊かな味わいである事だ。
※パーカーJr著書「ボルドー第3版」より
A-WINE.JP より)


生産地 ソーテルヌ地区
シャトー シャトー・ギロー
タイプ 白/甘口/ロースト香が強く味わいも深い、バニラのニュアンスがありエレガント
栽培品種 セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%
▼各ワイン評論家からの評価(★…1点、☆…0.5点)
ロバート・パーカー (第4版) ★★★(3点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★(3点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★★(2点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★☆(4.5点/5点満点中)

シャトー・ギローは、甘口白ワインの一大産地であるソーテルヌ地区に位置する1級シャトーで、市場では【ディケム】に次ぐ高い評価を得ています。

古くは「バイル」という名前でしたが、ギロー家がシャトーを購入したことから現在の名前となりました。三代にわたってワイン作りに没頭した結果、ソーテルヌを代表する貴腐ワインとして知られるようになりました。

その後、ソーテルヌの土地に惚れこんだカナダ人ハミルトン・ナービィが、私財を投げ打ってシャトーを購入、周囲の人間を驚かせるような熱心さでシャトーの改革に取り組みました。貴腐ワインの生産は非常に手間とコストが掛かるものですが、【ディケム】のようにブドウを粒ごとに収穫したり新樽による長期熟成を行ったりと、ワインの品質向上のために出来る限りのことを行ったのです。後に運営に加わった、醸造師のザヴィエル・プランティとともに、名声を確固たるものとしたのです。

しかし、実はシャトー・ギローの畑は、ソーテルヌ地区の中で最も広い面積を持ちますが、他のシャトーの畑からは孤立していて、それほどいい条件だとされていません。それにも関わらず1級の格付けに見合ったワインを作り続けているのは、作り手の熱意によるところが大きいと言えるでしょう。

深く濃い黄金色の中から、かすかにバニラのニュアンスも感じられる、ソーテルヌを代表するようなエレガントなワイン、ぜひ一度お試しください。
オールドビンテージ・ドットコム より)



シャトーのHPはこちら




Aloxe Corton Jean Gagnerot 1994

2008-06-29 05:14:09 | フランス・ブルゴーニュ

Aloxe Corton Jean Gagnerot 1994

(+)実家のワインセラーシリーズです。


Jean Gagnerotという生産者が作ったAloxe-Cortonということですが、ネット上、ほとんど情報がありません。Jean GagnerotのCortonは海外でヒットするのですが、日本ではほとんどヒットしません。唯一、シャンベルタンのことを書いたブログがヒットしたくらいでした。




Les Forts De Latour 1976

2008-06-27 04:51:09 | フランス・ボルドー

Les Forts De Latour 1976

(+)実家のワインセラーシリーズです。


1976 Les Forts de Latour

レ・フォール・ド・ラトゥール ACサンジュリアン フルボディ・赤
『外向的で、なめらかな、熟した果実味を見せて、兄貴分よりは少ないタンニン。このワインは今が飲み頃。しかしボルドー全体を見渡せば、並というべきだろう。飲み頃予想:現在 最終試飲月:89年10月 76点』
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
(アサヒヤワインセラー より)



このワインはこちらこちら をご覧ください。




Les Fiefs de Lagrange 1994

2008-06-26 04:42:19 | フランス・ボルドー

Les Fiefs de Lagrange 1994

(+)実家のワインセラーシリーズです。


シャトー・ラグランジュ
シャトー・ラグランジュは1960年代、70年代に評価を落としていましたが、1983年にサントリーが購入して、ボルドーのクリュ・クラッセの中では、日本企業が購入した初めてのシャトーになりました。
もともと潜在能力の高さは認められていたシャトーで、それに加え新体制の元畑から醸造設備まで大幅な改修を行ない、短期間の間に素晴らしいワインを造り出すようになりました。

レ・フィエフ・ド・ラグランジュ
LES FIEFS DE LAGRANGE
フランス・ボルドー サン・ジュリアン
赤ワイン


栽培ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン66%、メルロ27%、プティ・ヴェルド7%

サン・ジュリアンの第3級格付け「シャトー・ラグランジュ」のセカンドラベルです。このワインはセカンドラベルですが、品質の基準は非常に高く、基準に満たないものは排除されます。果実味とタンニンの凝縮感がたっぷりあり、実に品質が高いセカンドラベルです。
(ナベヤより)


1983年にサントリーが買収しオーナーとなり、ボルドーの格付けシャトーの中で初めて日本企業が購入したことでも知られるサンジュリアン3級格付けシャトー、ラグランジュのセカンドラベル。
元々の潜在能力の高さに加え、サントリーの設備投資、そしてなにより、ランスきっての醸造学者エミール・ペイノー博士の指導により、一躍品質向上し、評価もうなぎ登りとなりました。
作付け面積はカベルネ・ソービニヨン66%、メルロー27%、プティ・ヴェルド7%。
ラグランジュは、セカンドとする基準も非常に高く、きっちりとした管理の元、ラグランジュの名を冠するに恥じないだけのクオリティの高いワインです。AC.Saint-Julien(サンジュリアン)
ワイン・ワイン・ワインより)





Puligny Montrachet Combettes Robert Ampeau1983

2008-06-25 05:24:38 | フランス・ブルゴーニュ

Puligny Montrachet Combettes Robert Ampeau1983

(+)実家のワインセラーシリーズです。


ROBERT AMPEAU 【ロベール・アンポー】
コート・ド・ボーヌ地区 ムルソー


結構、ブル好きの方には有名なドメーヌで、ここの出荷するワインはすべて古酒。ドメーヌで納得がいくまで寝かせておいて飲み頃を迎えた頃蔵出しする今では数少ないドメーヌです。特にここの白ワインはファン垂涎の的で、人気が集中してしまいます。そのことをドメーヌとして赤ワインもぜひ飲んでもらいたいと考え、蔵出しの条件で白1に対し赤2の割合でしか出荷しないとのこと(・・・抱き合わせ?)まあ、個人的にここの赤はかなりいいものを感じますのでいいんですが、白は、まちがいない!一本です。ブルゴーニュ古酒の楽しさ味わってください。
(



Chateau Lafite Rothschild 1983

2008-06-24 15:08:44 | フランス・ボルドー
Chateau Lafite Rothschild 1983

実家のワインセラーシリーズです。

1982年と1986年の100点ワインの間にあって忘れられた優良ヴィンテージ1983年。ラフィットとしては相当なボディがあり、力強さはたっぷりで、肉づきのよい、豊か・..
RP92点
(REDBOX より)


産地 ポイヤック格付け:第1級
タイプ 赤ワイン/フルボディ(重口)
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、プティ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン2% ※ヴィンテージにより異なります。
深みのあるルビー・ガーネット色をしており、緑にほんの心持ちだが琥珀色も見られる。香り高いノーズは鉛筆、トースト、赤や黒系の果実、ミネラル、ローストしたハーブの芳しいノーズは、挑発的だ。ラフィットとしては相当なボディがあり、力強さはたっぷりで、肉付きの良い、豊かな、甘い中間部が見られる。
パーカーポイント92点!
(ワールドリカーショップ より)


■シャトー・ラフィット・ロートシルトの話
 Chateau Lafite-Rothschild
♪シャトー・ラフィット・ロートシルトの物語♪
ボルドー地方のワインを語る上で欠かすことのできない名酒。 1855年メドック地区の格付けで第1級のトップに位置し、 以後今日までゆるぎない王座にあるナンバーワンのワインです。
◆ ロマネ・コンティを愛したポンパドール夫人 ◆
フランス・ルイ15世時代に王の寵愛を一身に受けたのがかの有名なポンパドール夫人です。彼女は美しいことでも有名でしたが、また聡明なことでもぬきんでていました。王を飽きさせないためにさまざまな工夫を凝らした演出で晩餐を彩ったそうです。その一つとして、ブルゴーニュ地方の名酒「ロマネ・コンティ」の畑を手に入れようと画策しましたが、どうしてもかなわず、代わりにリシュリュー男爵が強く勧めたラフィットの畑を買ったのです。
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◆ ラフィットの魅力 ◆
リシュリューの情報に従ってワインを取り寄せたポンパドール夫人はすぐにその魅力を理解しました。繊細で華やか。格調高くてエレガント。この世にまたとないきらめくような味わいだったと言います。ポンパドール夫人は喜び、王のために夜ごと食卓にこのワインを登場させ、すぐに王室御用達のワインとして知られるようになったのです。
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◆ 「神に選ばれた比類なき味わい」を維持する為の努力 ◆
「メドック第1級の格付け」の名にかけて、ラフィットの努力はすさまじいものがあります。畑には60万本ものぶどうの木が植えられていますが、量より質を優先させるため、収穫量は普通の畑の半分以下とも言われています。1本のぶどうの木から出来るワインは、わずか200ccほど。つまりグラス1杯分程。また、伝統を踏襲し、必ず新しいオーク樽で熟成させる、という徹底ぶり。「ボルドーでもっとも絢爛たるワイン」「神に選ばれた比類なき味わい」という名声はこうした厳しい努力によって維持されているのですね。そうした努力の末、特に出来の良い年のものなど、20年以上おいてはじめての見頃になるとも言われる長寿のワインになったのです。
シャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンド・ラベルは、
Carruades de Lafite Rothschild (カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト)
(いまざわ酒店 より)

2009年12月28日抜栓。実家のワインセラーに載っていた。多分、15年くらい前に札幌丸井今井で購入したようだ。12,000円だったようだ。コルクは結構上まで染みていた。途中、割れそうになったがなんとか抜栓できた。50mmほどの長いコルクで、シャトー名とVintageが刻印されている。色は綺麗なルビー色。26年の年月をあまり感じさせない濃さがあるが、向こう側は見える。エッジはやや薄いが、まだまだしっかりとしている。最初の香りはカビ臭い感じ。保存状態が悪かったか。デカンタしようと思っていたが、ちょうどデカンタが容易出来ず断念。そのままやや小ぶりのグラスに注いだ。一口目はその香りのせいで、ややカビ臭い。タンニンは若干感じるもののさほど強いものではなく、程よく溶けている。そんなに強さを感じないがブルーベリー系? あまり複雑さを感じない。時間をかけて飲む。徐々にさっきのカビ臭い香りが消えていった。ラスベリーの香り、その奥にミントの香りを感じる。だんだん力強さがでてくる。やっぱり、デカンタすればよかったなぁ~とつくづく思います。大体2時間くらいして開いてきた感じ。口に含んでもさっきのカビ臭い感じ(還元味?)がなく、甘さを感じます。保存状態もあるんでしょうか?(購入してからの保存はあまり悪くないと思いますが、デパートでの購入のようですのでそこでの保存がどうだったかが問題です。)3時間くらい立ってくると、ミントの香りが広がる。ラズベリー、はちみつ梅、若干青野菜の香り。かなり良い香りになってくる。口に含んでもベリー系の甘みが口の中にいっぱい広がっていく。その影に黒インクの香りも隠れている。4時間くらいして、甘さとともにやや酸味も感じられるがとても心地の良い味になっていった。このくらい時間がたつとこんな印象なんだなぁ~と勉強になりました。

LE SECOND VIN DE MOUTON ROTHSCHIlD 1993

2008-06-23 05:31:13 | フランス・ボルドー

LE SECOND VIN DE MOUTON ROTHSCHIlD 1993

(+)実家のワインセラーシリーズです。


93年のプティムートン(初ヴィンテージ)。この年のエチケットはLE SECOND VIN DE MOUTON ROTHSCHIlD。次の年からLE PETITに変わった。理由は「セカンドラベルワインにSECONDという名称を使うと、“第2級=第1級ワインではじかれたブドウを使っている”と連想させる」と第2級シャトーからクレームが続々と出たため
酒蔵奉行所ワインのページ より)


産地 ポイヤック
タイプ 赤ワイン/フルボディ(重口)
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン77%、メルロ11%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド2%
※ヴィンテージにより異なります。

しばらくの間、生産されていなかったムートンのセカンドワインは1993年に復活し、ル・スゴン・ヴァン・ド・ムートン・ロートシルトとして再リリースされました。ところが名称変更を余儀なくされ、1994年以降はル・プティ・ムートン・ロートシルトとしてラベル変更をして再々リリースすることとなりました。このような点から1993年のル・スゴン・ヴァン・ド・ムートンはこの年のみの生産となり、超激レアワインとなっています。!
(インポートリカーショップ より)


ムートンのセカンドは1993ビンテージからリリースされました。現在の名称は「LE PETIT MOUTON DE ROTHSCHILD」ですが、初ビンテージのみが「LE SECOND VIN DE MOUTON ROTHSCHILD」で発売されました。
ラベルのデザインはジャン カルリュ。
栽培されるぶどうのうち樹齢の若いものを選び、収穫から醸造、瓶詰めまでシャトー ムートンと同じ方法で行っています。
濃縮した果実味と力強いタンニン、心地よい後味にムートンらしさが残ります。
人気が非常に高く、他のセカンド・ワインに比べてたいへん少ない希少品。
JizakeWine.com より)




Chateau Pichon Lalande 1964

2008-06-22 04:51:26 | フランス・ボルドー

Chateau Pichon Lalande 1964

(+)実家のワインセラーシリーズです。


「スーパーセカンド(1級並みの品質をもつ2級)」の中でもトップクラスと言われるほど、人気の高いワインです。
この名声を築いたのは、現オーナーのランクサン夫人です。
1978年、父親からこのシャトーを引き継いだ彼女は、33個ものステンレス発酵槽の新設、樽貯蔵室の拡充、テイスティングルームの新設などを行い、そのバイタリティー溢れる才能でさらに評価を高めていきました。
インポートリカーショップより)


 現在、ピション=ロングヴィル=コンテス・ドゥ・ラランド(ピション・ラランド)は明らかに人気が高く、そして1978年からは、ポイヤックのなかでも一貫して輝くばかりのワインをつくり続けている。多くのヴィンテージでこの地域の3つの有名な一級シャトーと張り合い、時にはまさっている。1961年以来、ピション・ラランドのワインは大変な成功をおさめているが、1970年代終わりから1980年代初めにかけて、ランクザン夫人のエネルギッシュな舵取りのもとで、その品質が驚くべき高みにまで上りつめたのは疑う余地のないことだ。ワインは知的なつくり方をされ、暗い色合いで、しなやかで果実味に富み、なめらかで、若いうちから飲める。マルゴーのシャトー・パルメとともに、最も有名なメドックのシャトーとしての風格があり、ブレンドには相当量のメルロを使っている。ただ、ピション・ラランドには必要なタンニン、深み、豊かさがあって、10年から20年、ゆっくりと熟成させることができる。メルロの割合が高い(35%)ことで、ワインの柔らかく、肉付きのよい特徴の一部は説明できるだろう。

 このシャトーはかつて、ひとつのピション=ロングヴィルという地所の一部分で、それが1850年に分割されたものだ。ランクザン夫人の父のエドゥアール・ミュイレが1924年に購入したのだが、現在の名声を築いたのは娘の方である。1980年代に資本が相当つぎ込まれた。1980年に新しい発酵室が、1988年に新しい樽熟成のためのセラーとテイスティング・ルーム(隣のシャトー・ラトゥールの壮観な眺め付きだ)がつくられ、そして1990年、シャトーの改修は完了した。

 ランクザン夫人はシャトーに住んでいるが、場所はピション=ロングヴィル・バロンから道路を横切ったところだ。ブドウ畑はポイヤックとサン=ジュリアンの両方にまたがり、後者の性質がしばしばピション・ラランドのしなやかなスタイルの原因とされる。

ロバート・M・パーカーJr. 著 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
(KATSUDAより)


ラベルは70年代くらいまでは写真のようですが、80年代にはいるとこちらに変更になっていると思われます。おそらく1978年から新しいラベルになっていると思われます。




Chateau Cheval Blanc 1999

2008-06-21 04:49:13 | フランス・ボルドー

Chateau Cheval Blanc 1999

(+)実家のワインセラーシリーズです。

娘のBirthday Vintage。プリムール購入したものです。


Chateau Cheval-Blanc (St Emilion) 1999: A much more appealing depth of colour here, and a youthful nose to match. Precise, pleasing, ripe fruit, with little hints of floral elegance. Full, ripe palate, almost fleshy fruit, quite primary in character and tannic, but really full of potential. This one is not for drinking now; this needs 5-8 years in the cellar at least. Very good indeed. 17.5+/20 (November 2005)
(WineDoctor より)


Parker Point 93点
産 地 サンテミリオン
品 種 メルロ カベルネ・フラン
容 量 750ml
タイプ 赤/フルボディ
熟したブラックカラント、プラム、チェリーの果実、そして思わず興味をそそられるようなミネラルといったキャラクターを持つ甘いブーケが感じられます。素晴らしい甘さとピュアさを持ち、バランスがとれ、層の厚いテクスチャで、最後に甘いタンニンが残ります。
リカーショップ ヒラオカ より)


このワインの情報はこちら




Chateau Lafite Rothschild 1999

2008-06-20 04:45:01 | フランス・ボルドー

Chateau Lafite Rothschild 1999

(+)実家のワインセラーシリーズです。

娘のBirthday Vintage。プリムール購入したものです。

99年にあった大事件は?

瓶にはこれみよがしに【1999】という文字が彫ってあるほか、1999年8月のあの歴史的大事件を記念にして日食の印も彫ってある。
骨の髄までラフィット・ロトシールトというけたはずれのワイン。
エレガントでありながら強烈な風味が、重さを感じさせない広がった層の中にほとんど透けて見える。
光を通さないほど濃いルビー/紫色をしており、複雑なブーケは鉛筆、黒鉛、西洋杉、クレーム・ド・カシス、トースト、ヴァニラを思わせる。
ミディアムボディで、途方もなく多くの層が感じられる豊かさがあるのに、重みはほとんどないし、フィニッシュには甘みや、ブドウの完熟感、調和が感じられるばかりである。この並外れたラフィットは、どんどん荘厳な1953年の現代版となりつつあるようである。グラン・ヴァンになったのは収穫わずか3分の1だった!

◆ロバート・パーカー氏評:95点
◆予想される飲み頃:2007年~2030年。

(ロバート・M・パーカーJr.著 ボルドー第4版参照 美術出版社)
(




Les Forts De Latour 1986

2008-06-19 05:34:09 | フランス・ボルドー

Les Forts De Latour 1986

(+)実家のワインセラーシリーズです。


これは、自分の結婚式の時に出したものです。ローストビーフと一緒に合わせました。(9年くらい前)その時には

結婚式が始まる前から抜栓しておきました。たしか、ものすごい濃い紫で、全然向こう側が見えなかったことを覚えています。とてもおいしかった記憶だけが残っています。


このワインはこちらこちら をご覧ください。




Corton Bressandes Tollot Beaut 1992

2008-06-18 05:20:01 | フランス・ブルゴーニュ

Corton Bressandes Tollot Beaut 1992

実家のワインセラーシリーズです。このワインは、結婚式の時に札幌エノテカで、披露宴に出すために購入したワインでした。


トロ・ボーはショレイ・レ・ボーヌ村にあるドメーヌです。1880年に植樹して栽培を開始しした長い歴史があり、ピュアな果実味を表現する造り方をしています。
ショレイ・レ・ボーヌ村では間違いなくトップクラスの造り手で、マスター・オブ・ワインのセレナ・サトクリフ女史が「ショレイ・レ・ボーヌの名前を世間に認めさせているのはトロ・ボーだ」というくらいなのです。

トロ・ボーのワインはボトルが寸胴型に太くなっており、ネックは細く長くなっています。この変わった形状のボトルを使用する理由は「ボトルが太くなっているのはラベルを貼りやすくするため」ということと、「ネックが細くなっているのはコルクとの密着性を高めるため」だそうです。熟成させることを前提としてワイン造りを行っているトロ・ボーならではの工夫ですね。

さて、ワインはグラン・クリュ(特級)のコルトン・ブレッサンド。この「コルトン・ブレッサンド」も当然、熟成ポテンシャルが高いと言えます。コルトンに比べると、やや甘みがありエレガントな味わいです。

ナタリー・トロに「このワインの飲み頃は?」と尋ねると「2020年くらいまでは楽しむことができるでしょう。グラン・クリュは熟成することを前提でワインを造っているけど、もし閉じていても(飲むタイミングがベストでなくても)バランスが良いから美味しく飲めるのよ」との答え。

コルトンに比べて、こちらは若くてもエレガントで質の良いタンニンを感じるワインです。
(エノテカオンライン より)



DOMAINE TOLLOT BEAUT et FILS
ドメーヌ・トロ・ボー・エ・フィス

★ショレ・レ・ボーヌに本拠地を置くトロ・ボーは所有している20haの畑から、あの代表的なコルトン・シャルルマーニュ(僅か0.24)を造り出し、赤ワインでは魅力的なクラシックスタイルのワインを造り出します。
下のクラスのワインのクオリティの高いこと!
やはりトップクラスのドメーヌですね!
もりたや より)



TOLLOT BEAUT トロ・ボー
ショレ・レ・ボーヌに本拠地を置き、1世紀近くにわたってレヴェルの高いワインを送り出し続けいている偉大な生産者。懐かしく高貴さが漂うラベルが特徴です。
【特徴】ブルゴーニュ特級畑:コルトン・ブレッサンド
コルトンの丘の特級畑グラン・グリュから最高の区画と評される「ブレッサンド」から造られたワインです。
eグランクリュドットコム より)



トロ・ボー


1世紀近くにわたってレベルの高いワインを送り出し続けている偉大な生産者ショレの村を中心におよそ20ヘクタールの畑を所有しているが、ブルゴーニュに於ける家族経営のドメーヌとしては規模の大きい方といえ、また現在でもショレやサヴィニー、アロース等に区画を購入している。特級はシャルルマーニュを含むコルトンに1.5ヘクタール、1級は7ヘクタール弱で後は村名とACブルゴーニュクラスの畑なのだが、いいかえるとトロ=ボーの名声はこのクラスで培っているともいえる。ショレ、サヴィニーの区画――最近植え替えた2、3区画を除いて――は’50年代、’60年代の植え付けがほとんどで、樹齢は安定している。収量は低く抑え、つくりは伝統的で、赤は開放の発酵槽を使用している。新樽に関しては慎重で、赤の特級、1級で3分の1、シャルルマーニュに4分の1、
その他の白にはほんの少々といった具合。

名のあるドメーヌのワインでも特級、1級クラスには感銘できるが、下のクラスはもうひとつ、といったことがよくあるが、このトロ=ボーに限ってはそんな心配は全く無用。
華やかな香りとしっかりした味わいが手頃に楽しめるカリテ・プリなドメーヌである。
ウメムラ より)



2012年5月22日抜栓。コルクにはTollot Beaut元詰とVintageの刻印がありました。液漏れもなく状態はとても良かったです。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。色はけっこう薄いルビーから褐色。かろうじてルビーが残っている感じです。しかし、香りの方は、グラスに注いでから少し経つと木の葉、ブルーベリー、すみれの香り。酵母の香り。スワリングでミントのニュアンスが加わりました。娘さんは「食パンの白い部分をこねくり回した時に匂い」と表現。小麦の甘い香りも確かにあります。15分くらいしてカラメルの香りもします。赤みの肉の香り。若干、皮の香り。思った以上に香りはいいです。力強さがまだ残っています。グラスの脚は意外にしっかりとしたものですが、脚の数が結構少ないです。30分後、グラスからストロベリージャムをローストしたような感じの香りが溢れてきました。可憐な優しい香りですが、どことなくロースト感に時代を感じさせる香り。口に含むと、非常に伸びのある酸味をまず感じます。繊細な酸に、ベリーの果実甘味が乗っかっている感じ。タンニンはすでに全部溶けちゃっているという感じ。舌触りはさらっとしていて、するする~っと喉の奥に流れて行きました。アフタにはほのかな甘酸っぱさがほんのりと鼻の奥に上がってきます。更に時間が経過して、味わいはとにかく甘い!上品な甘さを酸味が引き立てています。おぉ~、これ、なかなかどうして、これ、美味しいですな~。とても繊細ですが、果実味の豊かなワインです。2日目、若干昨日よりも酸味が出てきていますが、香りは健在。美味いには変わりありませんでした。3日目、さすがに酸味が立ってきますが、それでも意外に美味しくいただけましたよ。GC、侮るべからずってところかな。


Chateau Haut Brion 1999

2008-06-17 05:26:58 | フランス・ボルドー

Chateau Haut Brion 1999

(+)実家のワインセラーシリーズです。

娘のBirthday Vintageで、プリムール購入したものです。


パーカーポイント93点!
シャトー・オー・ブリオン [1999] Chateau Haut Brion 750ml

深みのあるプラム、カラント、ミネラルの趣が、凝縮感のある見事なまでにバランスのとれた、純粋なオー・ブリオンから姿を現わします。ほのかな黒鉛やミネラルが溢れんばかりの果実味に明確に見られ、ミディアムからフルボディで、ニュアンスがあり、微妙で深みもあり、挑発的なまでにエレガントなのです。フィニッシュは極めて長く、タンニンも甘く、全体的な印象は繊細さと織り交ぜられた力強さや葡萄の完熟感というものになっています
インポートリカーショップより)


CHATEAU HAUT-BRION シャトー・オー・ブリオン 
 1ER CRU CLASSE 第1級
 PESSAC-LEOGNAN ペサック・レオニャン


ワインのタイプ フルボディ ★☆☆☆☆ ライトボディ


香り 豊か、


合う料理 肉、赤身魚料理。セル・ドゥ・ヴォー・オルロフ(羊の股下を使った料理)と理想的な組み合わせである。


飲み頃温度 室温

葡萄の品種 25%メルロー 20%カベルネ・フラン 55%カベルネ・ソーヴィニヨン


こだわり度
 剪定:グイヨー・シンプル 
 1haあたりの葡萄の作付け数:8,000
 平均樹齢:27 年(赤)15年(白)
 1ヘクタールあたりの生産量:36hl
 収穫:手摘み
 酵母の添加:なし(野性酵母)
 マセラシオンの期間:14?15日
 発酵の温度:30?33度
 発酵のコントロール:流水
 発酵槽のタイプ:ステンレススティールタンク
 ヴァン・ドゥ・プレス:年による
 樽の年令:新樽100%
 樽熟の長さ:26ケ月
 清澄:卵白(一樽に6個分ずつ)
 フィルターの使用:びん詰め時


容量・アルコール度数 750ml 13度未満
アクアヴィタエより)






 
ワインバー・ルイーズにて。
抜栓日:2014年3月6日
 
デキャンティングしてもらいました。
結構濃いルビーで艶やか。香りは、カシス、ブラックベリーの香り。スパイシーなニュアンスもあり。味わいは、タンニンはまだまだしっかりしていますが、きわめてエレガントで、実が詰まっている味わい。うまいなぁ~。


Chateau Margaux 1999

2008-06-16 05:23:19 | フランス・ボルドー

Chateau Margaux 1999

(+)実家のワインセラーシリーズです。

娘のBirthday Vintage。プリムール購入したものです。


途方もない余韻の長さ』 byロバート・パーカー氏

セクシーな、暗いプラム/紫色をした1999年マルゴーは、すでに複雑な香りが見られる。
驚くほどチャーミングで、まろやかで、1985年のようなヴィンテージをしのばせる。超大作ではなく、重量級でもないが、口の中で広がって、途方もない余韻の長さや純粋さを見せるようになる。
醸造責任者のポール・ポンタリエはより生硬な1998年よりこちらの方を好んでいるし、私もそうだ。
シャトー・マルゴーの原点とも言うべき豊かさや、フィネス、バランス、均整の良さが身上である。
若いうちから飲めるが、20年は良好に熟成すること請け合いだ。
振り返ってみると、たぶん過小評価されている1962年のメドックと共通点を持つワインなのだろう。

◆ロバート・パーカー氏評:94点
◆飲み頃予想:2004~2017年
(ボルドー第4版 ロバート・パーカー氏著)
タカムラより)