個人的ワインのブログ

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COCO10R Pinot Gris 2015

2016-10-28 00:00:00 | 日本
COCO10R Pinot Gris 2015
COCO10R Pinot Gris 2015 part1
2015 こことあるシリーズ ぴのぐり

現在世界中で造られているピノ・グリにはいろいろなタイプがあります。はつらつとフレッシュなイタリアのピノ・グリージョ、リッチかつまろやかな新大陸の造り、さらに、ねっとり、うっとりと絡みつく蜂蜜のような舌触りのアルザス地方のワインなど実に様々な解釈で造られています。
北海道でこの品種を初めて仕込むにあたり、特に好みのスタイルやこだわりはありませんでした。ただ葡萄がなりたいワインになれるよう、必要最小限に手を加え、かつ最大限のお世話をし、注意を払おうと考えただけでした。原料の葡萄が、日本でも最も高く評価されている、北海道余市町の中川さん、木村さんの二つの畑からやってきた折り紙つきだったため、それが可能でした。

2015年の北海道は涼しくて雨が多めの秋でした。そのため、葡萄には貴腐菌がたくさん付き、蜜のニュアンスが特徴的です。2015年の味わいをごゆっくりお楽しみください。

テクニカル・データ
品種: ピノ・グリ 100%
畑: 北海道余市町登 中川農園85%、木村農園15%
収穫: 2015/10/24(木村農園)、2015/10/26(中川農園)
醗酵: 葡萄を選別した後、房ごと低圧で搾った。
一夜常温沈殿させた後、オリ引き。ステンレスタンク70%、古樽30%(7年目フレンチオーク)で、野生酵母による醗酵後、野生乳酸菌により100%MLF (マロラクティック醗酵) を行った。
熟成: 醗酵後数か月オリ浸けした後、オリ引き。ブレンドし、少量の亜流酸塩添加後、無清澄・無ろ過にてビン詰め。
瓶詰: 本数: 2,390本(750 ml)
アルコール: 12.4 % 酸度: 0.74 g/100 ml.  残糖: 0.48 %


このワインについて
テイスティング・
コメント: 「こことあるシリーズ2015ぴのぐり」は、香りは黄桃、パイナップル、リンゴ、アプリコット、アカシアの花が活き活きした印象を与える。口にすると、丸みのあるメロンやパッションフルーツ、蜜リンゴ、八朔(はっさく)といった果実味が広がり、コクを感じる。キレの良い酸味と栗のような香ばしい甘味・ほのかな渋味と旨味が余韻を残す。
料理との相性: 味・香りともにしっかりした味わいのため、濃厚な味わいの肉料理が特に
おすすめ。例えば、シュークルート、ベックオフ(フランス風肉じゃが)、カスベのムニエル、
コンテチーズ、タルトタタンなど。
飲み頃: 今すぐに飲んでも、2,3年待っても楽しめる。
COCOファームより)


COCO10R Pinot Gris 2015 part2




(+)ココファームより2本購入。3,600円。


COCO10R Pinot Rose 2015

2016-10-27 00:00:00 | 日本
COCO10R Pinot Rose 2015
COCO10R Pinot Rose 2015 part1
2015 こことあるシリーズ ぴのろぜ

こういうわけで・・・
「ロゼはどう?」
ちゃんとその言葉は聞こえていたけれど、知らんふりをすることにした。忙しすぎて(もしくはそう思い込んでいて)、立ち止まって考える暇がなかったのだ。けれど、その言葉は数秒後には戻ってきた...
「ロゼよ、ロゼ」
この、あまりうれしくない議題の矛先を転じたくて、僕は断固として応じた。
「だめだよ。日本全国でもピノ・ノワールでは一番っていうぐらいの畑から来た君は、すごく高価くついてるんだからね。君は赤ワインになることになってるんだ。」
僕が言ったことは確かに否定しがたい事実ではあったけれど、そのブドウにはきれいなイチゴとフローラルな風味、生き生きとした軽快な口当たり、そして程よくスパイスが感じられる後味があった。まるで、僕の心の内と、弱まりつつある決心とを読んだかのように、またその声は戻ってきた。「ロゼにしてよ。自分だって、本当はそうしたいくせに。」がけっぷちに追い込まれて、僕はそれでも弱々しく抗議した。「誰もロゼなんか買わないよ。赤でも白でもなくて、みんなロゼってワインがあることも忘れてるさ。」
「何バカなこと言ってるの。」とその声は答えた。「私たちロゼワインは、ちゃんとした作り方をしさえすれば、白、赤両方のいい所取りだってこと分かっているでしょ。赤のように辛口で複雑、しかもたいがいの白のように軽やかでエレガント。それに、本当にいろんな食べ物との相性がいいのよ!!」
戦いは終わった。僕たちは照準を合わせなおし、ピノ・ノワールのドライロゼ作りに着手した。丁寧な圧搾、古いフレンチオークの樽とステンレスのタンクでの野生酵母による発酵を経て、力強く香りつつ、絶妙に軽快で元気いっぱいのワインが出来上がった。そして、ぶどうが言った通り、本当にいろいろなタイプの食事とよく合うワインに仕上がった。A Votre santé(乾杯)!

テクニカル・データ
品種: ピノ・ノワール 100%
畑: 北海道余市町登、木村農園100%
収穫: 2015/10/13 ~ 2015/10/15
醗酵: 葡萄を選別した後、7週間低温全房のカルボニックマセレーション(炭酸ガス浸漬)を行った。その後、足で破砕して4日間野生酵母により醸し醗酵。じっくりと搾って、タンクに移動した。一夜常温沈殿後、オリ引き。ステンレスタンク(5割)、木樽(内5割古樽、5割新樽のオーク)にて野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を行った。
熟成: 醗酵後数か月オリ漬け。
オリ引き、ブレンド、少量の亜流酸塩添加後、無清澄・無ろ過にてビン詰め。
瓶詰: ビン詰日: 2016/9/11        本数: 1,844本(750ml)
アルコール: 10.3 % 酸度: 0.66 g/100 ml.  残糖: 0.08 %


このワインについて
テイスティング・
コメント: 「こことあるシリーズ2015ぴのろぜ」の特徴はチェリー、イチゴ、
ブラッドオレンジ、野ばら、コーヒー、薫製肉、腐葉土などの上品なアロマとオークの香ばしさ。味わいは、ざくろの果実味を中心としたやわらかでドライな口当たり。丸さとフレッシュさを併せ持つ酸味と旨味が心地良い余韻を作る。
料理との相性: 上品なロゼなので大抵のものと美味しくいただける。サーモンのコンフィ、皮付きポテトとチキンのハーブグリル、柿の葉寿司などが特におすすめ。
飲み頃: 今すぐに飲んでも、2,3年待っても楽しめる。
(COCOファームより)


COCO10R Pinot Rose 2015 part2





(+)ココファームより2本購入。2,800円。


Domaine Okunota Merlot and Cabernet Sauvignon 2013

2016-10-26 00:00:00 | 日本
Domaine Okunota Merlot and Cabernet Sauvignon 2013
Domaine Okunota Merlot and Cabernet Sauvignon  2013 part1
[赤]奥野田ワイナリー ヴィーナスシリーズ メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 2013<720ml>
自社畑のメルロとカベル・ソーヴィニヨンを使ったコクと深みのあるフルボディタイプの赤ワインです。
スミレやカシス、根菜類などを思わせる深く豊かな果実香と、樽由来のコーヒーやビターチョコレートなどの香りが溶け合い、しなやかなタンニンと酸味が、長い余韻とエレガントさを感じさせる仕上がりです。今後の瓶熟成により、香り・味わい共、さらに深みを増してゆくポテンシャルを秘めている、奥野田ワイナリーのフラッグシップワインです。(ワイナリー資料より)

[赤]奥野田ワイナリー ヴィーナスシリーズ メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン 2013<720ml>
■ワイン情報
[産地]山梨県甲州市塩山
[タイプ]赤 辛口
[容量]720ml
[品種]メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%
[アルコール度数]12%

■ワイナリー情報
[創業]1998年
[畑について]自社畑1.5ha(メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、デラウェア、甲州)
[栽培方法]自然農法
銀座カーヴフジキより)



Domaine Okunota Merlot and Cabernet Sauvignon 2013 part2




(+)銀座カーヴフジキより購入。3,456円。


Domaine Okunota Sakurazawa Vineyard Chardonnay 2015

2016-10-25 00:00:00 | 日本
Domaine Okunota Sakurazawa Vineyard Chardonnay 2015
Domaine Okunota Sakurazawa Vineyard Chardonnay 2015 part1
[白]奥野田ワイナリー 桜沢シャルドネ 2015
奥野田ワイナリーは勝沼のお隣、山梨県甲州市塩山にある家族経営の小さなワイナリーです。
自社農園産のシャルドネをオーク樽で発酵、およそ半年間熟成させました。
良く熟した果実由来の柑橘類やハーブ、ミネラルの香りと、樽由来のバニラやナッツ、キャラメルなどの香りが溶け合い、複雑さを醸し出しています。
酸味と甘みに、ほのかな苦味のバランスがとれた、なめらかなコクのあるリッチな味わいです。
(ワイナリー資料より)
バターとの相性がいいのでホタテバターや鶏肉のレモンバターソースなどと合わせてみてはいかがでしょうか。

[白]奥野田ワイナリー 桜沢シャルドネ 2015
■ワイン情報
[産地]山梨県甲州市塩山
[タイプ]白 辛口
[容量]750ml
[品種]自社農園(桜沢圃場、長門原圃場)収穫シャルドネ種100%
[アルコール度数]12%

■ワイナリー情報
[創業]1998年
[畑について]自社畑1.5ha(メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、デラウェア、甲州)
[栽培方法]自然農法
銀座カーヴフジキより)


Domaine Okunota Sakurazawa Vineyard Chardonnay 2015 part2



(+)銀座カーヴFUJIKIより購入。3,456円


Okushiri Winery Pinot Gris 2015

2016-10-23 00:00:00 | 日本
Okushiri Winery Pinot Gris 2015
Okushiri Winery Pinot Gris 2015 Part1
【海を感じるスッキリやや辛口白】
奥尻ワイナリー ピノ・グリ [2015] 750ml

【奥尻ワイン】
奥尻島産葡萄100%使用。淡い黄色、白桃やメロン、ジャスミンのような香り、ほのかな甘みと酸味のバランスが良く戻り香も豊かな一本です。ボイルしたカニと合わせてみると塩っぽさがマッチします。

Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)2015 銀賞!!
受賞ヴィンテージ:2014
ふじまつより)





奥尻ワイン 『オススメ一番』   
Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)2015にてOKUSHIRI Pinot Gris 2014が欧州系品種にて銀賞を受賞しました。

ピノ・グリ 2015年収穫
奥尻ワイン ピノ・グリ   

淡い黄金色、透明感のある輝き、少しのオレンジと灰色の色合い。
柑橘系の香りにマーマレード、熟成の進んだカマンベールチーズの白いカビやマッシュルームのスモーキィーなイメージ。上品でフレッシュな酸味が先行するもおだやかでしっかりしたヴォリューム感。苦みのイメージが少なくバランスがよく自然の甘さを仄かに感じポッテリとした口当たり、余韻できれいな酸味、ほのかな甘さと心地よいエグミ。

■ 原産地 : 日本 北海道 奥尻島
■ ブドウ品種 : ピノ・グリ100%(奥尻産)
■ 種類 : 辛口・白ワイン
■ 味わい・飲み頃温度 : ライトボディ・8-10℃
■ 料理 : あぶった羊、浜鍋、中華の炒め物
■ 容量 : 750ml
函館ワインショップ ワダより)





(+)酒屋あだちにて購入。2,370円。


Shimizu Rosso 2015

2016-10-22 23:12:45 | 日本
Shimizu Rosso 2015
Shimizu Rosso 2015
北海道)清水町の有志が作った初ワイン 4日にお披露目

 清水町のワイン愛好家でつくる「清水ワイン研究会」が、町内産のブドウを使った赤ワイン「シミズ ロッソ」を初めて製造した。町の風土が詰まったフルーティーな自信の味に仕上がったという。4日に同町である十勝若牛アスパラまつりで初売りされる。

 果樹栽培の好きな町民が公的機関からブドウやリンゴなどの枝のせんていなどを教わっていた活動がベースになった。昨年、ワインの商品化が持ち上がり、6人で研究会を設立。メンバーらのブドウ畑から760キロのブドウを収穫し、札幌市内の「さっぽろ藤野ワイナリー」に製造を委託した。

 750ミリリットル569本、113リットルの樽(たる)1本分の赤ワインが出来上がり、メンバーでボトルにラベルを貼る作業も手伝った。ワインはイタリア語で「清水の赤」と名付けた。
(朝日新聞より)




STORY
十勝清水町の醸造用ブドウでワインを造りました。
自然酵母・無補糖・無補酸・無清澄・無濾過です。
重すぎないのでジビエより地鶏や魚介。
香りがすっきりとしたベリーのニュアンスなのでブルーチーズや野菜のグリル。
しかしはっきりとしたヨーロッパのガメイのような主張を持った味に仕上がったと思っています。
エチケットのデザインは「すずき もも」さん
Facebook Shimizu Rossoページより)





清水町産ブドウでワイン 研究会が初醸造
2016年5月19日 13時57分
 清水ワイン研究会(小田勝也会長、会員6人)は、町内産ブドウを使った初のワイン「Shimizu Rosso2015」を醸造した。会員と町民有志が、栽培から瓶詰めまで全てを手掛けた。「清水特有の風土が育んだ力強いワインができた」と自信を持っている。6月4日にホクレン清水製糖工場広場で開かれる十勝若牛アスパラまつりでお披露目する。

完成したワイン「ShimizuRosso2015」と宮崎さん

 町の気候は果物に適していると言われており、ブドウを始めサクランボや梨、リンゴや桃などが栽培されている。造園業や農家、愛好家らで構成する「十勝清水果樹同好会」(青木昇会長、会員35人)の中でブドウの活用法を考え、昨年8月に同会員からワイン研究会が創設した。

 同11月に町内7件の農家や家庭で栽培していたブドウ(キャンベル・山ブドウ・清舞・山幸・清美)760キロを収穫。その日のうちに会員らがさっぽろ藤野ワイナリー(札幌市)へ搬入し、同ワイナリー指導の下で仕込みとプレス作業を行った後、木だるで4カ月間熟成させた。4月には瓶詰め、最後のラベル貼りまでを一本ずつ手作業で行った。

 ワイン造りの発起人で研究会事務局を務める宮崎幸夫さん(60)は「引き締まった酸味とさわやかな香りが特徴。口当たりはなめらかで緻密」と話す。ラベルは宮崎さんの知人で、札幌市在住のイラストレーターすずきももさんが担当。清水での収穫を祝い、食卓を囲む動物の姿がかわいらしく描かれている。無添加のサン・スコル、酸化防止剤を少量加えた2種類(各750ミリリットル)を計700本醸造した。

 同まつりでは、1本2000円の特別価格で100本を販売する。また、グラス売り(1杯300円)で400杯を提供する。宮崎さんは「今後は増量して清水の特産品として育てていきたい。将来的にはワイナリーもつくれれば」と話している。
Web Tokachiより)




(+)酒屋あだちにて購入。2,400円


上幌ワイン 藤澤農園 余市ケルナー 塞翁が馬 10R 2014

2016-10-16 00:00:00 | 日本
上幌ワイン 藤澤農園 余市ケルナー 塞翁が馬 10R 2014
Kamihoro Wine Fujisawa Nouen Saiougauma 10R 2014
上幌ワイン2014藤沢農園余市ケルナー「塞翁が馬」のデータシートをアップしました。
お待たせしました!!!
前回の藤沢農園余市ケルナーのリリースから、ずいぶんと年月が過ぎてしまいました。24 カ月。長すぎました。この間、たくさんのお問い合わせをいただきました。次の発売はいつだ!!当然です。ようやく、その時が来ました!!

長く音沙汰なしでいたのにもかかわらず、忘れずにいてくださったこと、本当に感謝申し上げます。なぜこんなに時間がかかったのか、説明させていただきたいと思います。

10R ワイナリーでのワインづくりの大きな目標のうちの一つが、限界と思われている境界線をできるだけ向こうへ押しやること、基本的な質問を忘れないこと。自分たちのラベルのワイン(上幌ワイン)でも受託醸造のワインでも変わらない姿勢だ。

北海道におけるワイン造りの歴史はごくごく浅い。現在あるほとんどのワイナリー、ぶどう畑の創業者が、今も代替わりせず現役の経営者であるところがほとんどである。歴史から学ぶ経験値が少ないということは、ワインづくりにとっては大きなハンデである。しかし同時に、歴史の浅さは縛りの少なさでもあり、自由をもたらしてくれる。 自分たちが試してみたいことをなんでも試してみることも可能である。基本的な問い「北海道のワインとは?」への答えは出ていない。長い長い年月をかけ、ワインの造り手と飲み手の両方が見つけ出す答えである。

その答えにいつかたどり着くために、今 10R では造り手たちに、物事を広く、大きく考え、既成概念にとらわれず、北海道の自然が与えてくれる限りない可能性に、いつでもオープンでいることの大事さを常に伝えるようにしている。

さて、ここまでの話が、2014 年藤沢農園ケルナーとなんの関係があるのか?

このワインを作る過程は、ワイン造りのパズルのようなところがあった。 藤澤さんのケルナーのぶどうは、いつも外れなしの完熟で、糖度も風味も非常に高い。2014年ヴィンテージは、それに加えて、ぶどうにかなりの貴腐があった。仕込みの初めから、このブドウを野生酵母で発酵させるのは難しいと分かっていた。近代的なワイン製造では、原料ブドウに大量の亜硫酸を添加し(腐敗菌を殺菌するために)、選抜したイーストを加えて、ぶどう中の糖をできるだけ早く、完全にアルコールにするやり方が主流になっている。 最初に加えたイーストで全部の糖がなくならなかった場合には、さらなる手順が用意されている。残糖のあるワインは本質的に不安定であり、安定性を得るために以下のことを行う必要がある(と少なくとも教科書にはそう書いてある);

・イーストを再投入して発酵を終わらせる。もしくは
・多量の亜硫酸を加えてイーストの動きを止め、瓶詰め後の二次発酵を防ぐ。もしくは
・瓶詰時に無菌ろ過を施し、ワイン中のイーストや微生物を完全に取り除く。同じく瓶内での二次発酵を防ぐ。もしくは
・瓶詰時に火入れを行い、瓶内二次発酵を起こす恐れのあるイーストを死滅させる。

教科書はさらに続ける。これらの手順は迅速に行うべしと。ケルナーなどの白ワインは、”フレッシュでフルーティーでなくてはならない“ので、瓶詰までの時間が長いと、出来上がったワインの果実味が失われるからだと。

この点について、我々なりに考えてみた。そして、選んだ道は;.

正直に言って、教科書が進めるやり方はどれも、やってみたいという気にならない。だから我々は違う方法を試してみた。つまり〝待った”のだ。「待つとどうなるんだろう?」という疑問には、これまでしょっちゅう突き当り、その度にとくと考えてきたが、試してみるチャンスはなかった。10R を始めて、そのチャンスが訪れた。我々は、待った。そして、待った。さらに、待った。

待っている間、ワインはゆっくりとではあるが確実に変化していた。発酵は確かに続いていたが、そのペースは実に遅々としていて、一年以上にもなった。糖度は少しずつ下がっていき、確かに果実味も多少は減り、それに置き換わったのは、心地よい円熟味と複雑さだった。最終的には(2016 年の年明けごろ)、食い切らない糖をワイン中に残したまま発酵が止まった。. さらに熟成させれば、複雑実が増すだろうけれど、微生物的安定性に関しては、それ以上の進展は見込めそうになかった。

そこで、我々は次の質問をしてみた。「さて、次は・・・?」

答えは今年の夏のある日にやってきた。タンクからのサンプルを試飲していて、「旨いじゃん。瓶詰めするか!」これが、2014 年藤沢農園余市ケルナー「塞翁が馬」の誕生の物語である。

最後に、我々がワイン造りの探検を楽しんでいる間、長く待ってくださった皆様に、もう一度心からの感謝を申し上げます。待ったかいがあったと思っていただければ幸いです。
敬具
10R ワイナリー、上幌ワインチーム


上幌ワイン 2014 藤澤農園余市ケルナー「塞翁が馬」

藤澤農園について
藤澤農園は余市町登地区にある、家族経営のぶどう農家。先代の当主が生食用ぶどうの栽培を始めたのは、現当主の藤澤さんが子供のころ。この丘のてっぺんにある鉄分が豊富で水はけのよい畑に、最初の醸造用ぶどうが植えられたのは 1992 年のこと。
藤澤さんと、藤澤さんが育てるぶどうとは、光栄にも 10 年以上お付き合いさせていただいている。

ヴィンテージについて
2014 年は、北海道としては暑い夏が 9 月末まで続いた。10 月に入り、涼しくなったとはいえ、平年よりは気温の高い秋で、海岸近くに広がる余市のぶどう栽培地域では、霧が発生し貴腐が広がった。藤澤さんの畑のオールドヴァインケルナーは、例年通りに果実は完熟し、加えて貴腐菌により糖度はさらに高まった。

試飲ノート:
上幌ワイン 2014 藤沢農園余市ケルナー「塞翁が馬」 には、よく熟したケルナーに特徴的なアロマ(金柑、パッションフルーツ、柑橘類) に加え、貴腐ぶどうからくる、はちみつ、干し杏、イチゴ、焼きパイナップルなどのアロマが豊かに香る。加えて、タンク内での貯蔵期間を長くとった影響で、香ばしいジンジャービールの風味がある。口に含むと非常にたっぷりとして、ほんの少し甘みが残る。味わいが濃厚な中に、程よい酸味。ケルナーらしい苦みが締めくくる。今すぐでも美味しく飲んでいただけるが、長期間熟成しても楽しめる。

ぶどう品種:ケルナー100%
畑: 北海道余市町登、藤澤農園100%
原材料: ぶどう、亜流酸塩(40ppm )
収穫日: 2014 年10月 28 日
製造過程:ぶどう選別。貴腐ぶどうも使用。プレスで軽く圧搾。
一夜常温沈殿、澱引き。
ステンレスタンクでの発酵:野生酵母100%、MLF(乳酸菌発酵)も 100%.野生菌で。発酵後 16 か月澱付け。
澱引き、ブレンド、少量の亜流酸塩添加、無清澄剤・無濾過ビン詰め
データ: 残糖:0.8gm./100 ml.
アルコール:13.3%
ビン詰め本数:2,329 本(750 ml.瓶)

食べ物との相性
このタイプのケルナーは、甘・辛、マイルド・スパイシーにかかわらず、風味豊かな食べ物との相性が良い。例えば、鰈の甘辛煮, フォア・グラ、ポトフーとチーズ (ブルーやウォッシュチーズ).など。

美味しく飲んでいただくために
ワインセラー程度の温度が適温。冷やし過ぎると貴腐由来の濃厚な風味やアロマが閉じてしまう。上幌ワインのワインに共通して言えることだが、このケルナーもまた、人の手をできる限り加えずにできた農産物。無菌ろ過、清澄剤の使用などにより風味が失われることなく、ぶどう畑や収穫年の特徴がそのまま反映されている。その風味をそのまま召し上がっていただくためにも、22℃以下で保管していただきたい。瓶内熟成中には澱が底にたまったり、わずかに発泡する場合もあるが、,ワインの味、品質に影響はない。丁寧に、手作りで作られたサインとして受け取っていただきたい。
10Rサイトより)




(+)小林酒店にて購入。2,808円


Kurano Oto Delaware Non Filter

2016-10-13 00:00:00 | 日本
Kurano Oto Delaware Non Filter
Kurano Oto Delaware Non FilterKurano Oto Delaware Non Filter part2
フジッコ

<ワイナリー情報>
煮豆や昆布のフジッコ株式会社が株主となって平成2年4月に現在のワイナリーを立ち上げ、山梨県のブドウや果物を原料にさまざまなワインを醸造しています。
大量生産は行わず、あくまでも手作りで少量の限定生産を行っている、ブティックワイナリーです。
食品会社のワイン醸造部門として1986年よりワイン醸造に取り組んでいます。
フジクレールワインのクレール(Clair)は、英語でいうブライト、ライト、クリアーなどの意味を持っています。

クラノオト <デラウエア>
★おなじみの「デラウエア」がぷちぷち微発泡のワインになった!
「クラノオト」は、本来ワイナリーの工場内で、品質チェックのときのみ味わう事の出来る発酵過程のワイン。
そのワインを、おしゃれなボトルにそのまま詰めました。

ぷちぷちと炭酸がはじける、フレッシュな味わいは、新感覚の美味しさ!
果実そのままのフレッシュさと、プチプチの微炭酸を感じることができます。
無ろ過なので、果実のおいしさをそのまま味わうことができます。

ワインの子供とも言えるこのワイン、新発見があるはずです!

そんな「クラノオト」から、 期間限定の仲間が新登場!

その名は ・ ・ ・ ・ ・ 「デラウエア」!!

食べるブドウでおなじみの、あの小粒のブドウですよ!
日本で「ぶどう」といえばたいていこのデラウエアのことで、食べやすい種なしぶどう最も親しまれている品種。

オハイオ州デラウエア―で命名され、日本では明治初期から栽培されています。
デラウエアの糖度は20度前後で、食べやすく、上品な芳香もあります。

アルコール度数も8%と低めなので、お酒の苦手な方にも比較的飲みやすいと思います。
是非お試し下さい!!

種類 白ワイン(にごり・微発泡)
生産地 日本/山梨県・勝沼町
品種 デラウエア
味わい 中口
容量 720ml
アルコール度数 8%
【デラウエア】
お手軽ワイン館より)





http://d.hatena.ne.jp/akirais/20161004/1475635181
ブレリアスにて
 
抜栓日:2016年10月4日
メンバーさんのお一人が先週山梨のワイナリー巡りに行ったときに、これは!と思って買ってきてくれたワインをいただきました。
無濾過のデラウェアで、色はもう、ヤクルト。向こう側が見えない濁りです(笑)微発泡の口当たりがとても心地よいです。
味わいは、まさにどぶろく的なニュアンス、乳酸飲料のような感じで、ゆずを思わせるような香りも感じました。アフタにほんのりとした苦味があり、アルコール度数は8%で、甘味もあるため、まさに、クイクイいっちゃってあっというまに1本なくなっちゃったよ、という危険なワインで美味しくいただけました。ありがとうございました。


Kido Winery Chardonnay Private Reserve 2011

2016-10-12 00:00:00 | 日本
Chardonnay Private Reserve Kido Winery 2011
Chardonnay Private Reserve Kido Winery 2011 part1
城戸ワイナリーのプライベートシリーズのシャルドネです。
こちらに関してはここを御覧ください。




ブレリアスにて。
 
抜栓日:2016年10月4日
比較的薄めのイエローで、2014と比べると明らかに色が薄く感じられました。醸造法の違いによるのでしょうか? もしくは樹齢の違い? 香りは柔らかな樽香と白い花、アカシアの花の香りがとても良くまとまって感じられます。花梨や、ほんのりとした蜜香もあり、この辺が5年の熟成を物語っているような感じがします。最初は2014と比較して、酸、ボディーともに柔らかい感じがしましたが、徐々に2014との距離感が短くなったと思いました。ただ、2011のほうが時間経過でもバランスを崩すことなくジェントル&エレガント系のシャルドネだな~と思いました。美味いです。


Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Pinot Noir 2014

2016-10-11 00:00:00 | 日本
Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Pinot Noir 2014
Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Pinot Noir 2014
GRANDE POLAIRE Azuminoikeda Vineyard Pinot noir 2014
グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード 
ピノ・ノワール 2014

果実由来のカシスの香りと樽熟成によるコーヒーやカカオの香りが調和した、力強さと熟成したタンニンの甘さが感じられる凝縮感あふれる日本ワイン。

2014年の成熟期は、少雨で日照に恵まれ、小粒で凝縮感豊かなぶどうが収穫出来ました。深いルビーレッド、果実由来のカシスの香りと樽熟成によるコーヒーやカカオの香りが調和した、力強さと熟成したタンニンの甘さが感じられる凝縮感あふれる日本ワインです。

世界的に栽培・醸造が難しいとされるピノ・ノワールに、グランポレールが挑戦します。北海道・余市に続き、2番目のピノ・ノワールの産地です。
深いルビーレッドに覆われ、スパイシーなバイオレットの香りが際立ちます。滑らかな渋味と余韻に漂う新樽由来の甘い香りが魅力的な日本ワインです。 北海道・余市のチャーミングなピノ・ノワールに比べると、タンニンがしっかりした重厚感のあるピノ・ノワールです。

収穫日:2014年9月3日
収穫地:長野県北安曇郡池田町「安曇野池田ヴィンヤード」
新樽比率:40%  
樽熟成期間:15ヶ月
仕立て方法:ダブル・ギュイヨ

小粒で色付きの良い、凝縮感あるぶどうから、さらに選果して、品質の良いぶどうだけを選び、醸造しています。 容量1000Lの小型タンクで、6日間にわたり、ピノ・ノワール特有の繊細なタンニンを抽出するためピジャージュ(パンチダウン)主体で、マセレーション(かもし発酵)を行っています。 マロラクティック発酵(MLF)後、フレンチオーク樽(バリック、225L)で、15か月間熟成しました。新樽比率40%です。





グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード ピノ・ノワール 2014
安曇野池田 限定
GRANDE POLAIRE Azuminoikeda Vineyard Pinot noir 2014
グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード ピノ・ノワール 2014
深いルビーレッドに覆われ、スパイシーなバイオレットの香りが際立ちます。

2014年の収穫期は、降水量が多く気が抜けない年となりましたが、きめ細かな栽培管理により、酸味のしっかりとした着色の良いぶどうが収獲出来ました。深いルビーレッドに覆われ、スパイシーなバイオレットの香りが際立ちます。滑らかな渋味と余韻に漂う新樽由来の甘い香りが魅力的な日本ワインです。


新樽比率:40%
樽熟成期間:15ヶ月
【限定本数509本】

ワインのタイプ 赤 ミディアム
産地 長野県
ぶどう品種 安曇野池田ヴィンヤード産ピノ・ノワール100%種
飲み頃温度 16 ~18℃
アルコール分 13.0%
容量 750ml
グランポレールショップより)





(+)グランポレールショップより購入。5,400円


Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Chardonnay 2014

2016-10-09 00:00:00 | 日本
Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Chardonnay 2014
Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Chardonnay 2014
GRANDE POLAIRE Azuminoikeda Vineyard Chardonnay 2014
グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード シャルドネ 2014
安曇野池田ヴィンヤードの栽培家と
グランポレール勝沼ワイナリーの醸造家の渾身の1本です。

長野県池田町の自社畑「安曇野池田ヴィンヤード」産シャルドネ種を100%使用した数量希少な日本ワインです。パイナップルを想わせるアロマと、豊かな酸味を合わせ持っています。

輝きのあるレモンイエロー、パイナップルやトロピカルフルーツ、柑橘を想わせるアロマに加え、樽発酵・樽熟成に由来するナッツを想わせる風味が感じられます。辛口でありながら、後口に甘さを感じさせる柔らかな余韻の日本ワインです。完熟した凝縮感ある果実を、選果して品質の高いぶどうだけを選び、フレンチオーク樽で樽発酵後、澱引きせず、そのままシュール―・リーで4か月樽熟成しています。

新樽比率:50%
樽熟成期間:4ヶ月
【限定本数1,426本】
ワインのタイプ 白 辛口
産地 長野
ぶどう品種 安曇野池田ヴィンヤード産
シャルドネ種100%
合う料理 うなぎの白焼き、
鳥やふぐの水炊き、寿司
飲み頃温度 10 ~12℃
アルコール分 13.0%
容量 750ml
グランポレールショップより)





(+)グランポレールショップより購入。4,320円。


Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Cabernet Sauvignon 2014

2016-10-08 00:00:00 | 日本
Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Cabernet Sauvignon 2014
Grande Polaire Azuminoikeda Vineyard Cabernet Sauvignon 2014
安曇野池田
日本有数のぶどう産地、信州ワインバレー
長野県はぶどう栽培に適した土壌・気温・降水量・日照条件を備えており、日本を代表する良質なワイン用ぶどう産地です。中でもぶどう畑が集まる4つの地区を「信州ワインバレー」と呼び、『安曇野池田ヴィンヤード』は信州ワインバレーの「日本アルプスバレー」に属します。

安曇野池田ヴィンヤードについて
年間降雨量が900mm前後と少ない気象条件の他に、以下のA~Cの好条件に恵まれています。

A.水捌けが良い
①北アルプス由来の石、砂からできた崖錐地帯に圃場が広がり、礫が多いため水捌けの良い土壌です。
②全圃場が南西向きの傾斜地(東西8%、南北2%)であること、自然と水捌けが良い環境下にあります。
③全圃場に大規模な明渠を設置し、水捌けを良くしています。
④全圃場に広大な法面があり土壌水分が蒸散されやすい状況下にあります。

B.夜温を下げる風と風通しが良い
①西は北アルプス、東は中山山地に囲まれた立地にあるため、メインの風は南北に偏ります。夏季、夕方になると北アル プス経由の北寄りの涼しい風によって夜温が下がります。
②標高、平均が580mの傾斜地にあることから、下からの上昇気流による風が加わります。

C.土壌が痩せている
①圃場周囲に赤松が多く見られる通り、崖錐地帯にあることから土壌が痩せています。

これらの好条件に手を加え、
更に好条件へと改善を進めています。

Aに対して
殆どの圃場で広範囲に暗渠工事を施工し、成熟期に水分ストレスがかけられるレベルまでに水捌けを向上させて います。

Bに対して
風通しの良い好条件を活かし、フランス系6品種の全品種で雨除け無し栽培を達成しています。

Cに対して
Cの条件下で目標とする品質、収量を得るため、年次計画による積極的な堆肥の投入により土壌の団粒化を進めて います。
GRANDE POLAIRE Azuminoikeda Vineyard Cabernet Sauvignon 2014
グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード 
カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

深いルビーレッド、果実由来のカシスの香りと樽熟成によるコーヒーやカカオ、葉タバコの香りが調和した、力強さと熟成したタンニンの甘さが感じられる凝縮感あふれる日本ワインです。

2014年のカベルネ・ソーヴィニヨンは、成熟期である9月の降水量が平年比28%、 日照時間が129%と天候に恵まれたことで、小粒で色付きが良く凝縮感豊かなぶどうが収穫できました。
降水量が少なく、水捌けが良いため、水分ストレスがかかりやすい安曇野池田ヴィンヤードは、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に非常に適した畑です。

収穫日:2014年10月1日~4日
収穫地:長野県北安曇郡池田町「安曇野池田ヴィンヤード」
新樽比率:60%  
樽熟成期間:15ヶ月
仕立て方法:ダブル・ギュイヨ

2014年のカベルネ・ソーヴィニヨンは、成熟期である9月の降水量が平年比28%、日照時間が129%と天候に恵まれたことで、小粒で色付きが良く凝縮感豊かなぶどうが収穫できました。

グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン2014
安曇野池田 限定
GRANDE POLAIRE Azuminoikeda Vineyard Cabernet Sauvignyon 2014
グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン2014
深いルビーレッド、果実由来のカシスの香りと樽熟成によるコーヒーやカカオの香りが調和した、力強さと熟成したタンニンの甘さが感じられる凝縮感あふれる日本ワイン。

2014年の収穫期は、少雨で日照に恵まれ、小粒で凝縮感豊かなぶどうが収穫出来ました。深いルビーレッド、果実由来のカシスの香りと樽熟成によるコーヒーやカカオの香りが調和した、力強さと熟成したタンニンの甘さが感じられる凝縮感あふれる日本ワインです。

新樽比率:60%
樽熟成期間:15ヶ月
【限定本数771本】

ワインのタイプ 赤 フルボディ
産地 長野県
ぶどう品種 安曇野池田ヴィンヤード産カベルネ・ソーヴィニヨン100%種
飲み頃温度 16 ~18℃
アルコール分 13.0%
容量 750ml
グランポレールショップより)




(+)グランポレールショップより購入。5,400円。


Kisvin Blanc 2014

2016-10-07 00:00:00 | 日本
Kisvin Blanc 2014
Kisvin Blanc 2014 part1
Kisvin Winery キスヴィンワイナリー 沿革
2001年
山梨県甲州市塩山のブドウ農家3代目、荻原康弘(おぎはら・やすひろ)が、父、登より家業を継ぎ葡萄栽培を専業とする。
2002年頃よりワイン用ブドウ栽培に着目。高品質な醸造用ブドウの栽培を将来的な事業の重点項目と位置付ける。

2005年 
池川仁(池川総合ブドウ園、『キュベ池川』などのブドウ栽培者) 西岡一洋(東京大学大学院 特任研究員)らとともに醸造用ブドウの勉強会グループ「Team Kisvin チームキスヴィン」を立ち上げる。同時にワイン用ブドウの栽培とその規模拡大に着手する。

2008年
シャトー酒折に向けワイン用ブドウを販売開始。
シャトー酒折よりKisvin Koshu 2008を発売。

2009年
農業生産法人 株式会社Kisvinを設立。

2013年
自社醸造施設 Kisvin Wineryを建設し、ワイン醸造を開始。

2014年
ワインの販売を開始。

■栽培管理
栽培面積 5ヘクタール
山梨県甲州市塩山、および勝沼地区   

光合成、植物ホルモン、樹体流、根域/葉面積バランスの保持等、ブドウの生育に関する植物生理学の概念が私たちの栽培管理の中心です。
また科学的な見地に立ち、土壌分析装置での細かな分析をもとに土壌、施肥管理を行い、草生栽培(土の耕起を行わない)による圃場管理を実施しています。
「高品質のブドウが出来さえすれば、醸造とはシンプルかつ平易なものである」という考えの下、醸造家自らも日常的に畑へ出向き、スタッフと連携しつつ栽培管理に加わっています。特に収穫時期には果実の成分分析を細かく実施、ブドウの適熟期に収穫を行うことを第一としています。

■醸造管理
ワイナリーの設備

醸造施設内では、ブドウの品質をワインに反映させるべく徹底した機材のサニテーションを実施。ブドウの状態、ワインの発酵と熟成を見極め、最高の状態とタイミングでボトルに詰めることを品質管理の信条としています。
古きに倣い、各国で培った経験を生かし、かつ日々発展する技術や醸造法についての勉強を欠かさず、研鑽を積み続けています。

醸造責任者 斎藤まゆ(さいとう・まゆ)

昭和55年生まれ 早稲田大学在学中に日本でのワイン造りを目指し、同大学を中退。カリフォルニア州立大学でワイン醸造学科卒業後、成績優秀により同校ワイナリーの醸造アシスタントに抜擢。現地学生の指導にあたる。その後はドメーヌ・ジャン・コレ、ドメーヌ・ティエリ・リシュー(いずれも仏ブルゴーニュ)などで研鑽を積み、平成25年よりKisvinワイナリー醸造責任者。近年では『ワインの真実』(ジョナサン・ノシター著)「訳者あとがきにかえて」執筆など。
Kisvin Wineryより)




キスヴィンワイナリー(KIS VIN WINERY) ブラン 2014 750ml
◆商品説明
キスヴィンワイナリーで栽培する多種類のブドウの中から、27種のヴィティス・ヴィニフェラ種を使用。やさしく爽やかな飲み口と多種類のブドウとは思えない、一つのワインとしてのまとまりを感じることができるワインです。

容量750
産地山梨県
ブドウ品種27種のヴィティス・ヴィニフェラ種
ヴィンテージ2014
色白
アルコール度数―
いまでやより)




キスヴィンワイナリー ブラン 2014
販売価格(税込): 3,547 円
ポイント: 98 Pt
メーカー: キスヴィンワイナリー
関連カテゴリ:
ワイン
ワイン > 白
ワイナリー > キスヴィンワイナリー
「チームキスヴィン」の圃場で栽培された、多種類の葡萄の中から、マスカット系を中心に、27種類のヴィニフェラ系(ワインに適していると言われるヨーロッパ系)の品種を混醸した白ワイン。
豊かで複雑で芳香があり、程よい綺麗な酸味があり、飲み口は爽やかで、多品種の葡萄とは思えない不思議なまとまりを感じます。
飲む温度によって、香り、味わいの変化があり、楽しいワインです。

辛口 8℃~14℃位がおすすめです。
リカーショップなかざわより)


Kisvin Blanc 2014 part2




いまでやより購入。3,476円

http://d.hatena.ne.jp/akirais/20161211/1481458468
抜栓日:2016年12月11日
栓:DIAMコルク DIAM5かな?
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:やや薄めのイエロー。輝きあり。グラスの底に気泡あり。
ディスク:中程度
脚:中程度の粘性。
香り:グラスに注いだ直後は、柑橘系の香り、花梨、金柑の香り。スワリングするとレモンのコンポートを連想させる香り。ややモワッとした印象があります。娘さんは開口一番「石鹸の匂い」と。確かに! バラ系の香りも感じられます。黄色い花の香り。白胡椒的なニュアンスも感じます。あら~これ面白いですね。品種的には交配品種を連想してしまうのですが・・。実際27種類のヴィティス・ヴィニフェラの白ぶどうという情報がインプットされてしまっているので、なんともいえません。香り自体はとても豊潤な印象です。時間がたってくると、けっこうマスカット香が前面に出てきます。
味わい:口に含むと・・・酸は穏やかです。最初に味の厚みを感じます。なかなかアルコール感が強く感じられます。余韻が結構長い。中間から後半にかけて、やわらかくグリっぽさ、苦味があります。色んな要素が含まれていて、樽使っているかどうかわかりませんが、樽のニュアンスも弱いながらにも感じます。あら~、すごく厚みがある味わい。これ、面白いワインですね~。マスカット的要素も確かに感じますが、ナイアガラとかの要素とはちがい、とても柔らかいマスカットです。時間経過とともにこのマスカットのニュアンスが少し強くなって、バッカスっぽい感じになってきました。


Perle de Bacchus Methode Traditionnelle Balnc de Blancs SEC 2014

2016-10-05 00:00:00 | 日本
Perle de Bacchus Methode Traditionnelle Balnc de Blancs SEC 2014
Perle de Bacchus Methode Traditionnelle Balnc de Blancs SEC 2014
ふらのスパークリングワイン「ペルル・ド・バッカス2014」発売のご案内
ぶどう品種はバッカス(ドイツ系品種)・ケルナーで、製法は瓶内2次発酵のシャンパン方式による本格的なスパークリングワインです。本数限定販売となりますので、お早目にお買い求めください!
◆商品名  ふらのスパークリングワイン
      「ペルル・ド・バッカス2014」
◆価 格  4,320円(税込)
◆販売本数 800本限定販売 ※予定

(購入方法)
①富良野市内の酒販店(400本)
※10月1日(土)より店頭にて販売開始
②ホームページ予約フォーム・電話・ファックスによる通信販売(400本)
※ご予約はお一人様1本とさせていただきます。
※予約期間は9月12日(月)~23日(金)。※予約多数の場合は抽選になります。
※抽選結果につきましては、商品の発送をもってかえさせていただきます。
(ご予約された方【当選者】への商品の発送は、宅配便【代引き】にて、10月4日以降、順次発送いたします。
発送の際には送料・代引き手数料が別途必要となります。)
ふらのワインより)





(+)フラノマルシェで2本、ふらのワインレストランで1本購入。4,320円。