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Bourgogne Rouge En Luteniere Aurelien Verdet 2014

2016-07-30 17:52:39 | フランス・ブルゴ...
Bourgogne Rouge En Luteniere Aurelien Verdet 2014
Bourgogne Rouge En Luteniere Aurelien Verdet 2014
Aurelien VERDET
オレリアン・ヴェルデ

今最も注目されるブルゴーニュの生産者です! そんなフレーズで最新のワイナート36号に登場しています。 まだ25歳と若いオーレリアンは、オーガニックの先駆者である父親アランの後を継ぎ、「父のさらに先を進んでみたい」と思いビオデナミを学びました
2002年がオレリアン・ヴェルデのファーストヴィンテージですが、本領を発揮したのは2004年です
価格的に高価ですが、価値あるワインと頷ける仕上がりです

オレリアン・ヴェルデ ブルゴーニュ・オン・リュトゥニエール2014 750ml
今飲んで89 ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2033

ナチュラルな赤黒果実香にこのクラスからしてハッキリとした大地香、そしてミネラルのとてもいい香り。 いきなり凄いぞ。 口に含むとこりゃたまげた。 美しくてナチュラルでミネラル感たっぷりの液体に、複雑で豊かな味わいがクッキリと乗っている。 それも焦点が定まって。 おおよそACブルとは考えられない。 90点に限りなく近く、へたすりゃ1erの品質というとほめ過ぎか。(16年04月試飲) ※リアルワインガイド54号73p参照
花井屋酒店より)




オーレリアン・ヴェルデ

ブルゴーニュの「伝統と革新」 注目のオレリアン
父の代から受け継ぐ無農薬栽培をベースに更なる挑戦
最適な衛生環境の下、健康なブドウが奏でるふくよかな果実味

2004年の初訪問から5度目の夏2009年6月、ブルゴーニュのブドウ畑が輝く緑を湛える中、オレリアンとアランが笑顔で迎えてくれました。コートドー ルの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとARCENANT(アルスナン)村に到着します。1604年からこの地に住むヴェルデ 家は、父アラン・ヴェルデが1971年よりビオロジック農法を開始し、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。オレリアンは18歳か らの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、危険がつきまとう仕事であったため以前から興味のあっ たワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門します。ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、 ギィ・ボサールとマルク・アンジェリ、父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めて来ました。アランのブドウで初めて醸造を手がけたのが
2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。     
2004年ヴィンテージで鮮烈なデビューを果たしたオレリアンは、ブルゴーニュの若手造り手の中でも実力派として認識されるようになり、多くの愛飲家 の期待を一身に受けワイン造りに邁進してきました。2008年にはブドウ購入が大変難しいとされるヴォーヌロマネの畑を幸運にも引き継ぐ機会に恵ま れるなど、コートドールでのワイン造りにも情熱を傾けています。 「私より強い自然志向」と父のアランも太鼓判を押すオレリアンは、畑には自然肥料しか与えないことで土中の生命を活発化させ、そこから生まれ るブドウの視覚、聴覚、味覚など官能特性を引き出しワインに表現しています。高収量を避けるためブドウ樹は短く剪定、初夏には太陽の光を取り 込むため部分的に葉摘みを行い、厳選した選果のもと手摘み収穫します。
2008年には最適な衛生状態を保つため醸造所を新装しました。温度管理付のステンレスタンクを導入し、キュヴェゾン(浸漬)時のmout(果もろ み)の温度を完璧に保つことを重要視しています。キュヴェゾンで色とタンニンを最大限に抽出する代わりに、タンニンが出過ぎないようピジャージュは 控えています。これらの作業は目が離せないので時間を要しますが、むやみやたらなブルゴーニュワインの価格高騰を疑問視するオレリアンは「だから こそ品質と価格が見合ったワイン造りをするべきだ」と言います。
醸造所の投資額は目を見張るもので、覚悟を据えたオレリアンの眼差しは2007年に会ったときよりも数倍光り輝き、また揺るぎないものへと変化し ていました。繁忙期に家族の手を借りるぐらいでほとんどの作業を一人でこなし休みなしに働くオレリアン。伝統と革新を地で行く、これからがますます 楽しみな生産者です。肩肘張らない自然体の完成度で、綿密なミネラル感、伸びやかな酸、上品な味わいが絶妙のシンフォニーを奏でます。伝統 的なオート・コート・ド・ニュイは言うまでもなく、ニュイ・サン・ジョルジュを代表とするコートドールのプリミエクリュと村名ワインは、その年々の気候条件を 考慮し、それぞれのテロワールのキャラクターを見事に表現しています。


さあ、久しぶりの大褒め殺し大会が始まる。多分これは07年のフーリエ以来じゃないかと思うし、こうやって紹介するとこのドメーヌ&メソンに一時的に人気が集中して、ひと段落するとそれで終わりとなるかもしれないことが真剣にイヤなんだけど、しっかり紹介せずにはいられないワイン達なので、それまでフツーに購入出来ていたワインが突然買えなくなってしまうことも覚悟して書く(しかない)。 N・S・Gから8kmほど山に登ると可愛らしく出現するオート・コート・ド・ニュイの村アルスナン。 ここはあのオリヴィエ・ジュアンもいる静かな村だ。ここに以前から黙々とワイン造りに励んでいたオレリアン・ヴェルデの醸造所がある。そして彼は生まれたこの村を愛している。V・Rのとあるドメーヌを、畑を含めてまるごと購入したが、V・Rで造ればアッという間にメジャーになるし作業も楽になるのにそれをせず、ずっとこの村でワインを造っている。それも目が覚めるような素晴らしいワイン達を。 実はRWGはそのスタイルの良さに惚れ込んで過去に2回訪問して紹介した。しかし当時の日本のインポーターが突然取り扱いを止めたため、日本市場から彼のワインが消えてしまい仕方なく訪問と掲載を止めたのだ、そしてしばらくの間、正直に言うと忘れていた。しかし昨年の巻頭特集で行った村名ブルゴーニュ試飲で彼のワインにビックリし、これは凄いということを改めて実感しての今回の訪問となった。 ともかくワインは凄まじいパフォーマンスと[これだよ、これ!]という清く正しいブルゴーニュのスタイルで、そこにナチュラル感が加わっているからもう大変。
しかも価格はお手頃ときたもんだから、胸を張って堂々と褒め殺したい。何もかもが素晴らしいワイン達であり、ブルゴーニュの格付けの意味がどこかへ吹っ飛んでしまうというか、意味を成さないとまで言いたくなるワイン達なのだ。ともかく騙されたと思って飲んでみ。 で、少しはここの情報も、自社畑:ACブル赤・白、オート・コート赤・白、N・S・G、V・R、N・S・G・ 1er・ブドーとダモード、V・R・1er・ボー・モン。なお、ブドー以外はV・Rのドメーヌを購入した際の畑。 メゾン(買いブドウ):モレ、シャンボル、フィサン。モレは栽培もやっており、残り2つは収穫のみやっている。 また、2015年からC・D・N・V(借り畑)、マルサネ・シャン・ペルドリ(自社畑)が加わった。自社畑であろう が、買いブドウであろうが絶対にビオ。現在は自社畑比率を増やしており、トータル面積12haで全16キュヴエ。
リアルワインガイド54号


オート・コート・ド・ニュイのアルスナン村に拠を構えるドメーヌで、2004 年・から現当主のオーレリアンがワイン造りを行っている。父の代からビオロジックを実践しているが、オーレリアンはさらに自然志向で、現在 では自然肥料しか使用していない。2008年には醸造所をリニューアルした。各ワインのレヴューにも書いているようこ今同のこの特集での最大の「メチヤいい生産者兄つけた!」のひとつ。いや、筆頭!
申し訳ありませんでした!知ってる人は知っている、過去に本誌で 現地試飲して掲載したが、その後品質に納得がいかずに訪問をやめ たシリーズのひとつ。そのオーレリアン・ヴェルデが豹変してい た!当時からそのエレガンスは冴え渡ってぃたが、それは当然のよ うに今も引き継がれている。で、問題のワインの中身なんだけど、 もう感涙もの。数年前からインポーターさんに[本当に良くなって いるから、是非!] と薦められていたが、忙しさにかまけて(いや、ホント)試飲してこな かった。
きっとこの特集で「さあRWGよ、飲んでみろ!」と自信を持 って送り出したに違いないことは、10、11、12年の3ヴィンテージが 届いたことからも想像できる。うう、ごめんなさい。ディオニーさま、 オーレリアンさま。まさかここまでワインが良くなっているとはウルト ラびっくりなのだ。今年はもう間に合わないけど来年は(つまり14年ヴ ィンテージ)絶対に訪問します。
で、ワインは基本的に10年だろうが11年だろうが、ACがどこだろう が、見事なスタイルと味わい。ナチュラルで品が良く、ミネラル感に まみれておりツヤ感と高級感たっぷり。そしてそのミネラルの柔らか い質感の見事なこと。複雑な味わいで、それがエレガンス一杯の薄い 液体に詰まりまくっている感の見事なこと。そしてうま味の多さの見 事なこと。もう参りました。これはこの特集での三大ビックリのひと っなのだ。この価格でいいのか!?
リアルワインガイド50号


RWG50号今回見つけた見事な優良生産者のトップ3の中の筆頭!
オレリアン・ヴェルデ ブルゴーニュ・ルージュ・ア・リュトゥニエール[2014]

インフォメーション
このワインについて
ヴォーヌロマネ村の国道を挟んで東側にある畑「アンリュトゥニ エール」のピノノワールをステンレスタンクで発酵、木樽でマロラクティック発酵後18ヶ月熟成しました。エレガントで値頃感溢れる、 これぞまさにブルピノと言えるでしょう。透き通ったルビー色、フランボワーズや森のキノコなどの香り、フレッシュな酸味が骨格を形成し、上品な旨味と細やかなタンニンが心地良い味わいです。

リアルワインガイド 54号
ナチュラルな赤黒果実香にこのクラスからしてハッキリと した大地香、そしてミネラルのとてもいい香り。いきなり 凄いぞ。口に含むとこりゃたまげた。美しくてナチュラルでミネラル感たっぷりの液体に、複雑で豊かな味わいが
クッキリと乗っている。それも焦点が定まって。おおよそACブルとは考えられない。 90点に限りなく近く、ヘタすりゃlerの品質というとほめ過ぎか。

今飲んで89 ポテンシャル89+
飲みごろ予想 今~2033年
ワインマルシェ MARUYAMAより)





(*)花井屋酒店より2本購入。2,660円(税抜)


Bourgogne Chardonnay Francois Carillon 2011

2016-07-26 00:00:00 | フランス・ブルゴ...
Bourgogne Chardonnay Francois Carillon 2011
Bourgogne Chardonnay Francois Carillon 2011
フランソワ・カリヨン ブルゴーニュ・ブラン 2011

フランソワ・カリヨン
珠玉のピュリニー・モンラッシェ「フランソワ・カリヨン」
名門「ルイ・カリヨン」から独立 !
クライブ・コーツも最高評価の三ツ星で称える、ルフレーヴやソゼ等と並び非常に高く評価されるピュリニー・モンラッシェの造り手、ルイ・カリヨン。
近年、息子で16代目となるジャック(長男)とフランソワ(次男)の兄弟がそれぞれ栽培と醸造を担っていましたが父親ルイの引退を機に、2010年、畑を分割して独立、フランソワ・カリヨンとしてスタートしました。
1988年から畑仕事をしていたフランソワのワイン造りへのモットーは「畑がワインのクオリティを造る」。
有機栽培を採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/ha。
細部にこだわる葡萄栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語りません。
畑の格付けに関わらず、どのワインの発酵・熟成にもバリックを用い、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行います。
ルイ・カリヨン時代と変わりがないというワイン造りとはいうものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていましたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決める等、微細な調整を重ねています。
そうして造られるどのワインも偉大な地で生まれるシャルドネの厳格さと華やかさを備え、ゴージャスで生き生きとしたキャラクターが魅力です。
ファーストヴィンテージとなる2010年で既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かな『新星フランソワ・カリヨン』がブルゴーニュの偉大な白ワインの新たな歴史を造ることに疑いの余地はありません。

ドメーヌ・フランソワ・カリヨン ブルゴーニュ・ブラン 2011
フランス ブルゴーニュ AOCブルゴーニュ
白・辛口
葡萄:シャルドネ
容量:750ml

ピュリニー村にある区画の葡萄を使用した贅沢なACブルゴーニュ。
梨やアプリコット、白い花を思わせる香り。
まったりとしたコクのある柔らかい果実味に綺麗な酸とミネラルが溶け込んだ、ふくよかな味わい。
「まるでピュリニー」とまで言いたくなるような(少し大袈裟ですが)、このクラスでは考えられないくらいゴージャスかつ品格に溢れるACブルゴーニュ。
数世紀に渡ってピュリニーに根差すカリヨン家の力量が感じられます。
Les Caves YOSHIOKAより)




http://d.hatena.ne.jp/akirais/20160720/1469087630
ワイン会にて
抜栓日:2016年7月20日
やや濃い目のイエロー。粘性は中程度、第一印象は豊潤なイメージ。白い花、やや蜜香を感じます。樽もバランスよく香ります。アタックはどちらかと言えば柔らかく、完熟感があります。酸はおだやかで、余韻は中程度。アルコール感が結構感じられました。樽の感じや果実味の感じから国はチリと判断しましたが、フランスでした。残念。


Chablis Premier Cru Montmains Gerard Duplessis 2012

2016-07-09 00:00:00 | フランス・ブルゴ...
Chablis Premier Cru Montmains Gerard Duplessis 2012
Chablis Premier Cru Montmains Gerard Duplessis 2012
Gerard DUPLESSIS
ジェラー デュプレシ

所在地 フランス ブルゴーニュ シャブリ
FRANCE BOURGOGNE CHABLIS
当主名 リリアン・デュプレシ
Lilian DUPLESSIS
醸造責任者 リリアン・デュプレシ
Lilian DUPLESSIS
栽培責任者 リリアン・デュプレシ
Lilian DUPLESSIS
長期熟成を可能とする古典的スタイルのシャブリ

クラシックなシャブリで知られるジェラー・デュプレシ(カーヴ・デュプレシ)だが、ジェラールの息子、リリアンが実質的に経営を受け継ぎ、さまざまな変化が見えている。
ドメーヌはACシャブリのほか、5つの1級畑(フルショーム、モンテ・ド・トネール、モンマン、ヴァイヨン、ヴォージロー)と1つの特級畑(レ・クロ)をもち、自社畑の規模はおよそ8ha。
2007年からリリアン主導でビオロジック栽培に移行し、2010年にとうとう認証を取得した。

1級畑と特級畑の醸造法は6ヶ月ステンレスタンク、6ヶ月小樽熟成、6ヶ月ステンレスタンクと変則的。
しかしこの醸造法が長期熟成に耐え得るシャブリを生み出し、実際、ドメーヌのセラーには古いバックヴィンテージのシャブリが販売用として残されている。

父ジェラールの時代はACシャブリもこの醸造法だったが、本来若飲みのACシャブリにはフレッシュさも残したいと考えたリリアンは、ステンレスタンクで発酵後、そのまま14ヶ月間、ステンレスタンクの中で熟成させることにした。
1級畑のうちヴォージローについても、樹齢の若い木から造られるため、ACシャブリと同じ醸造法をとっている。このワインはラベルに畑名を入れず、「シャブリ・プルミエ・クリュ・ジュヌ・ガルド」としてリリース。ジュヌ・ガルドとは若いうちに楽しむキュヴェという意味である。

ヴァンサン・ドーヴィサやフランソワ・ラヴノーと似た路線のシャブリながら、だいぶお値打ち。
瓶詰め後もある程度熟成させるので、ドメーヌからの出荷がやや遅め。自分で寝かせる手間が省けるのもうれしい点だ。

所有畑一覧

グラン・クリュ単位:ヘクタール
レ・クロ  0.3

プルミエ・クリュ単位:ヘクタール
フルショーム  0.5
モンテ・ド・トネール  1.3
ヴァイヨン  1.6
モンマン  2.2

ヴィラージュ単位:ヘクタール
シャブリ  1.3


シャブリ プルミエ クリュ モンマン
Chablis 1er Cru Montmains

シャブリ プルミエ クリュ モンマン
生産者:ジェラー デュプレシ /Gerard DUPLESSIS

容量:(750ml)ヴィンテージ:2012
格付 プルミエ・クリュ(ブルゴーニュ)
ヴィンテージ 2012
容量 (750ml)
色 白
種類 スティル ワイン
甘辛 辛口

色 白
種類 スティル ワイン
原産国 フランス
生産地方 ブルゴーニュ地方
生産地区 シャブリ
生産村 シャブリ
原産地呼称 Chablis 1er Cru
格付 プルミエ・クリュ
味わいコメント 2つの区画からなり、いずれも粘土石灰質の土壌。ややトロピカルなタッチの香り。口中では柔らかく、ふくよかさが感じられ、フルショームやモンテ・ド・トネールよりもグラが感じられる。パワフルさエレガントさを合わせ持つ。
甘辛 辛口
醸造・栽培
除梗の割合 100%
発酵(樽/タンク) ステンレスタンク
発酵温度 最高21度
発酵期間 10~12日間
使用酵母 天然酵母
熟成(樽【新樽率】/タンク) 10%
熟成期間 ステンレスタンク12ヵ月+樽6ヵ月
マロラクティック発酵の有無 Yes
瓶詰め時のフィルターの有無 ベントナイトで清澄、珪藻土でろ過
所有面積 2.20ha
土壌 キメリジアン(粘土石灰質)
ぶどう品種(セパージュ) Chardonnay 100%
ぶどうの仕立て ギュイヨ・ドゥブル、ギュイヨ・サンプル
平均樹齢 45年
密植度 6000本/ha
平均年間生産量(本数) 5000本
収穫量 50hl/ha
収穫方法 機械収穫
農法 ビオロジック
BIO認証団体 エコセール(申請中)
ラック・コーポレーションより)





ジェラール・デュプレシス

ジェラール・デュプレシス設立は1895年と100年以上にわたって、ここシャブリの地でワインを生んできたドメーヌを、現在4代目のジェラールが二十歳そこそこの息子リリアンと運営する。所有する7ヘクタールほどの区画の大半はプルミエ・クリュ――3ヘクタール弱のモンマンを筆頭に計4区画――で、他にグラン・クリュのレ・クロとACシャブリの、合わせて1ヘクタールほどがある。

樹齢の平均がおよそ30年とよい加減にあるぶどう樹は、ヴァンダンジュ・ヴェールトをおこない収量を抑える。発酵はイノックスだが、ドメーヌでは樽で熟成させるという伝統的な手法を欠かさず、プルミエ・クリュで1割程度の新樽と旧樽を用いる。マロラクティーク発酵を終了させ、その後再びイノックスで熟成。ヴィンテージにより、コラージュ、フィルターは適宜。

生み出されるワインは果実味だけではない骨太さといったものを感じさせる、しっかりとした構成の昔ながらのシャブリ。しっかりといっても、酸のみが突出したようなワインではなく、ミネラルなど全体を支える要素も十分に備わっているため、酸とのバランスがとれるにはやはり時間を要する。そのため市場には数年間の瓶熟成を経て出すことから、他のつくり手に較べ最新ヴィンテージのリリースは常に遅い。

ワインは、シャブリらしい北の風土をそこはかとなく漂わせ、アフターの心地よさも出色。そしてイノックスだけで仕上げた果実味が前面に出たワインとは明らかに異なる、樽をかけた複雑さといったものが実感できる。ヴィラージュ・クラスでも落ち着いた風味、味わいが愉しめるが、お得意のプルミエ・クリュになるとクリマ毎の差異もよく感じられ、シャブリというアペラシオンの奥深さが十二分に堪能できる。さらにより濃密でたっぷりとしたレ・クロは、さすがグラン・クリュの貫禄を感じさせる出来栄え。

2004年は、前年のあまりにもヴィンテージの色に染められてしまった2003年に較べ、シャブリらしいテロワールを感じさせてくれるワインに仕上がり、数年後のリリースが待ち遠しいものとなっている。2005年の6月にはカーヴも増設し、地道ながら堅実な歩みを続けるドメーヌ・デュプレシスである。

シャブリ プルミエ クリュ モンマン[2012]ジェラー・デュプレシ(750ml)白
Chablis 1er Cru Montmains[2012]Gerard DUPLESSIS
  品種: 白/シャルドネ
  容量: 750ml
産地: ブルゴーニュ
2つの区画からなり、いずれも粘土石灰質の土壌。ややトロピカルなタッチの香り。口中では柔らかく、ふくよかさが感じられ、フルショームやモンテ・ド・トネールよりもグラが感じられる。パワフルさエレガントさを合わせ持つ。
ピノ・ノワール オンラインより)



Domaine Gerard Duplessis
ドメーヌ・ジェラー・デュプレシス

クラシックなシャブリで知られるジェラー・デュプレシ(カーヴ・デュプレシ)だが、ジェラールの息子、リリアンが実質的に経営を受け継ぎ、さまざまな変化が見えている。
ドメーヌはACシャブリのほか、5つの1級畑(フルショーム、モンテ・ド・トネール、モンマン、ヴァイヨン、ヴォージロー)と1つの特級畑(レ・クロ)をもち、自社畑の規模はおよそ8ha。
2007年からリリアン主導でビオロジック栽培に移行し、2010年にとうとう認証を取得した。

1級畑と特級畑の醸造法は6ヶ月ステンレスタンク、6ヶ月小樽熟成、6ヶ月ステンレスタンクと変則的。
しかしこの醸造法が長期熟成に耐え得るシャブリを生み出し、実際、ドメーヌのセラーには古いバックヴィンテージのシャブリが販売用として残されている。

父ジェラールの時代はACシャブリもこの醸造法だったが、本来若飲みのACシャブリにはフレッシュさも残したいと考えたリリアンは、ステンレスタンクで発酵後、そのまま14ヶ月間、ステンレスタンクの中で熟成させることにした。
1級畑のうちヴォージローについても、樹齢の若い木から造られるため、ACシャブリと同じ醸造法をとっている。このワインはラベルに畑名を入れず、「シャブリ・プルミエ・クリュ・ジュヌ・ガルド」としてリリース。ジュヌ・ガルドとは若いうちに楽しむキュヴェという意味である。

ヴァンサン・ドーヴィサやフランソワ・ラヴノーと似た路線のシャブリながら、だいぶお値打ち。
瓶詰め後もある程度熟成させるので、ドメーヌからの出荷がやや遅め。自分で寝かせる手間が省けるのもうれしい点だ。

ジェラー・デュプレシス シャブリ1erCruモンマン2012 750ml
2011年のヴァイヨンは、非常に好評を頂き即完売しました。 今回も11年に負けず劣らず良い評価を受けています。 輸入元はラックコーポレーションです。
2012 Domaine Gerard Duplessis Chablis 1Er Cru Montmains
Domaine Gerard Duplessis visit the producer
A Chardonnay Dry White Table wine from
France, Montmains, Chablis, Burgundy, France

Wine Advocate #214(Aug 2014)
Reviewer: Neal Martin
Rating: 91points ←素晴らしい評価です
Drink: 2015 - 2024 ←飲み頃に入っております
Current (Release) Cost: $47 (44) ←この価格と比べるとかなりお買い得です
The 2012 Chablis 1er Cru Montmains comes from the last parcel in the climat before it becomes Forest. It has a subtle marine influence on the nose that the other premier crus do not exhibit at present, but with a couple minutes swirling, it also offers attractive wet pavement scents. The palate is lively on the entry with red apples, a touch of pear and apricot, well-judged acidity and a satisfying, long finish. Drink 2015-2024.
花井屋酒店より)





花井屋酒店より購入。3,183円。

http://d.hatena.ne.jp/akirais/20160720/1469087632
ワイン会にて
 
抜栓日:2016年7月20日
薄めのイエロー。粘性は中程度。第一印象はマイルドな樽香と、果実のフレッシュさ。かぼすやリンゴの香りを感じます。酸がきれいにのびやかなイメージで、フレッシュ&フルーティーな、なかなか味わいに複雑さの感じられるワイン。とても綺麗なワインです。ミネラルも豊富で、塩気を感じると言っている人もいました。残りのワインを考えた時にこれは、自分の持ち込んだものと判断しました。こういうシャブリもあるんですね、勉強になります。


Vosne Romanee Vieilles Vignes Nicolas Potel 2006

2016-06-25 00:00:00 | フランス・ブルゴ...
Vosne Romanee Vieilles Vignes Nicolas Potel 2006
Vosne Romanee Vieilles Vignes Nicolas Potel 2006
ニコラ・ポテル ヴォーヌ・ロマネ VV[2005]

―以下リアルワインガイド19号より抜粋―
とても優しくフィネスあふれる赤黒果実、樽、ベリー、大地のきめ細かい香り。ボディは優しく滑らかで、旨みがあり、真ん中のキメもある秀逸な村名クラス。甘酸っぱく、ほろ苦く、かなりナチュラルな味わい。これは近年のニコラ・ポテルを代表するような模範的な味わいと酒質とスタイル。とてもきめ細かくてエレガントなワイン。樹齢は50年。ヴォーヌ・ロマネの7つの区画から。(今飲んで89 ポテンシャル90)
750ml

■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ :赤・フルボディ
■ アルコール度:13%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :50年
■ 平均年間生産量 :10000本
酒のたなかより)





ブレリアスにて
 
抜栓日:2016年6月21日
やや濃い目のルビー。香りの第一印象は赤い果実。ラズベリーなどのベリー系の香り。樽がマイルドでバランスがいいです。最初やや土っぽさを感じました。綺麗な酸と果実味の調和、タンニンはシルキーで上品。液体が球状でエレガント。時間とともに、香りにバラ系の要素、香水系の要素が混ざってきました。国はフランス・ブルゴーニュと回答。最初ボーヌの方かな?とおもいました。答えはヴォーヌ・ロマネと!! これは、価格的にちょっと今回の条件から外れてしまいますが、やっぱりうまいです!


Bourgogne Aligote Jean Crotet 1999

2016-06-09 00:00:00 | フランス・ブルゴ...
Bourgogne Aligote Jean Crotet 1999
Bourgogne Aligote Jean Crotet 1999
ブルゴーニュ・アリゴテ[1999]ジャン・クロテ
(エマニュエル・ルジェ栽培・醸造・瓶詰)(白ワイン)[S]


エマニュエル・ルジェ氏!
珍しいワインが入ってきました!

実はこのワイン、あのブルゴーニュのカリスマ生産者、エマニュエル・ルジェ氏が手掛けています!

実は、このワインは、レストランを経営する、ジャン・クロテ氏の所有する畑のブドウをエマニュエル・ルジェがワインに仕立てた物で、本来このレストランでサービスされるために造られた物。

しかも、聞くところによると、栽培の段階からすでに関わっているとも言われています!

そのワインが一部だけ販売にまわされるそうで、時々こうして市場に出回るようですが、決して数が多くないため私たちもあまり仕入れる機会がありません…(汗)

そんな貴重な、ジャン・クロテ、しかもアリゴテの1998年と1999年という、お目にかかる機会はこれで最後かも!?と思われるものが入荷しました!!

珍しさはDRC以上!?

ブルゴーニュ好きは、絶対にお見逃しなく!!

■ワイン名(原語) / Bourgogne Aligote 1999 Jean Crotet
■色 / 白ワイン
■味わい /
■ブドウ品種 / アリゴテ
■生産者名 / ジャン・クロテ
■産地 / フランス/ブルゴーニュ
■原産地呼称 /
■生産年 / 1999
■内容量 / 750ml
(タカムラより)





なんと神様ジャイエの後継者ルジェが造ってるんです!

ラベル写真をよく見て下さい。「E.R.」の文字がわかりますか?
なんとこの「E.R.」が差すのはエマニエル・ルジェさんなんです!
ジャン・クロテという名前のこのワインを造っているのは、正真正銘のエマニエル・ルジェさん。ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエさんから全てを託された正統後継者です。
「なんでルジェがこんなワインを造ってるの!?」と驚くのも無理ありません。私もこのワインの存在を知った時には身を乗り出してしまいましたから(笑)。
アンリ・ジャイエさんがお亡くなりになってからというもの、ジャイエさんのワインはもちろんのこと、ジャイエさんにまつわる造り手のワインはいっせいに値上がりが続いています。ルジェさんのワインも例外ではありません。
しかも、お値段が高騰するだけではなく入手困難も極めていますから、ルジェさんのワインを実際に目にする機会もほとんど無くなってきました。
そんな中、このワインは《2,980円》。こんなお値段でルジェさんのワインは飲めませんよ!
--------------------------------------------------------------------------
「ジャン・クロテ? 誰ですか?」
そう思われた方も多いことでしょう。実はこの「ジャン・クロテ」というラベルのワイン、造っているのはなんとエマニエル・ルジェさんなんです。
エマニエル・ルジェさんといえば、昨年亡くなられたブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエさんの甥っ子にあたり、ジャイエさんから全てを託された正統後継者。ブルゴーニュ・ファンなら彼の名を知らない人はいないでしょう。
そんな方が、全く違うラベルのワインを造っているというんです!
このお話を輸入元さんから聞かされた時は、私も「本当にそんなワインがあるの!?」と、思わず身を乗り出してしまいました。
ジャン・クロテさんというのは、ルジェさんの古くからのお友だち。もともとはボーヌ郊外でミシュラン2つ星まで上りつめたオーベルジュのオーナーだった方です。
ジャン・クロテさんは1991年に3人のパートナーとともにワイナリーを設立したものの、ご本人は会社の運営で忙しく、ぶどう栽培やワイン醸造までこなす時間がありません。
そこで、旧友のルジェさんに白羽の矢が立ったというわけです。
実はブルゴーニュでは昔からこういう習慣があり、珍しいことではありません。ルジェさんの師匠アンリ・ジャイエさんも長い間メオ・カミュゼの畑を耕してワインを造っていましたし、ドメーヌ・ルフレーヴの醸造長を務めているピエール・モレイさんは、かつてコント・ラフォンでワインを造っていました。
ただ、アンリ・ジャイエさんやピエール・モレイさんのように、ご自分のワインを造り始めると本業が忙しくなり、他のワインの委託は受けないのが一般的。
ルジェさんのように、世界トップクラスの造り手が委託を受けるのはとても珍しいことなんです。
クロテさんは、ワインを造ったルジェさんに敬意を表し、ラベルにはクロテさんの名前の他に「Mis en Bouteille par E.R.」と記載しています。この「E.R.」こそ「エマニエル・ルジェ」。ルジェさんのもとでボトルに詰めたワインという意味です。
本日ご紹介するワインはブルゴーニュ・アリゴテ。ルジェさんは、アリゴテの特徴である鋭く尖った酸を存在感たっぷりの凝縮した果実味で包み込み、見事なバランスを作り上げました。「アリゴテってこんなに美味しい白ワインになるの!?」と目からウロコが落ちていきます。
一口かじると口の中がジューシーな果汁でいっぱいになるような完熟の洋ナシのように、濃縮感たっぷりの果実味に溢れ、その濃密なフルーツの風味を、アリゴテ特有の爽快感ある酸がすっきりと引き締めているんです。
飲み込んだ後のふっくらとしたボリューム感は、今までのアリゴテには無かった味わい。シャルドネ好きの私も、すっかりアリゴテの虜になってしまいました。
こんなに美味しいアリゴテですが、お値段は《2,980円》と驚くほどリーズナブルです。
アンリ・ジャイエさんが亡くなられてからというもの、ジャイエさんご本人のワインはもちろんのこと、ジャイエさんにまつわる造り手のワインもいっせいに高騰していますから、ルジェさんのワインがこんなお値段で味わえるというのは本当にラッキーですね(ジャイエさんのクロ・パラントゥは1本300万円!)。
今回は輸入元さんから24本だけ分けていただくことができました。ワイン仲間を驚かせたい方、コレクションとして手に入れておきたい方、もちろん「美味しい白ワインが飲みたい」という方も、ぜひこのアリゴテを飲んで目からウロコを落として下さいね!
ex-wineより)





タカムラより2本購入。3,686円。


Bourgogne Chardonnay Demessey 2005

2016-06-08 00:00:00 | フランス・ブルゴ...
Bourgogne Chardonnay Demessey 2005
Bourgogne Chardonnay Demessey 2005
ワインガイドの常連、ドゥメセ
1945年、マルク・デュモンがムルソー村に設立したこのメゾンは、比較的小規模ながらキラリと光る仕事をしており、仏大統領官邸「エリゼ宮」に納入している他、欧米の多数のトップレストランや、各航空会社の国際線などにもオンリストされています。また、所有する2つのドメーヌ「シャトー・ドゥ・メセ」と「ドメーヌ・ベルヴィル」も含めて、「ゴー&ミヨー」「ベタンヌ&ドゥソーヴ」「ギド・アシェット」「プティ・プリ」といったワインガイドの常連でもあります。
「奥さんが日本に留学経験があることもあって、デュモン夫妻は大の日本贔屓であり、「日本食には少し熟成したブルゴーニュがよく合う」と気づいてからは、1500㎡のカーヴに毎年一定量のワインを貯蔵し、飲み頃を迎えた状態のものをご案内させていただけるようになりました」
メルロー.jpより)





ドゥメセ ブルゴーニュ ブラン[2005]750mlブルゴーニュ白ワイン
■生産者: ドゥメセ
■生産地: フランス、ブルゴーニュ
■品 種 :シャルドネ 
■タイプ :辛口 白ワイン
ワイン紀行より)





竹八さんにて
 
抜栓日:2016年5月31日
ブラインドで登場(笑)。色合いは結構な褐色で、ややひねた感じのシェリーっぽさ、味わいはニュートラルで、穏やかな酸。自然派のシャルドネと考えましたが、ヴィンテージが2005のACブルでした。なるほどACブルで11年たつとこういう変化になるんですね。勉強になります。そういえば、セラファンのACブル’05とかもこんな感じだったかも。