Fleur de Clinet 1999
フルール・ド・クリネ Fleur de Clinet
’97年ヴィンテージから、セカンドワインの「フルール・ド・クリネ」が登場。
セカンドワインとは、樹齢が若いといった理由でシャトーの名前に関したグランヴァンとして売ることは出来ないため造りだされました!
あのパーカー氏やミッシェル・ローラン氏も大絶賛!
毎年、全収穫葡萄の約25%で造られるこのワインは、クリネよりソフトでタンニンが少ないため、シャトー・クリネより早い時期から楽しめます!!
セカンドワインなれど!!驚きの品質です!
クリネの特徴であるエレガントさを十分に垣間見る事ができます♪
(ヒラオカより)
Chateau Clinet
シャトー・クリネ
Pomerol
Official Website: http://www.chateauclinet.com/
既に19世紀には確固たる名声を得ていたシャトー・クリネ。シャトー・ペトリュスのオーナーであったアーノー家の手に渡るまでコスタン家の所有であり、1980年代初頭にジャン・ミッシェル・アルコートの出現により、劇的な進化を遂げる。彼は既存の概念を打ち破り、グリーン・ハーヴェスト、除葉、ブドウの生理学的熟成を目標とした遅摘み法を確立し、カベルネの比率を下げた。その功績が称えられ、アルコートはワイン評論の世界的権威から2度も『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』に選出され、1989年ヴィンテージのクリネは満点評価を獲得した。
1999年、シャトーの所有権はラボルド家の手に渡り、更なる品質向上の時代を迎えた。ブドウ畑では、将来を見据えた再植プログラムの下、より環境にやさしい栽培法を適用。除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる方向に切り替えた結果、ふわふわとした健康な土が蘇った。ブドウの受け場を新たにデザインすることにより、選果のレベルも格段に上げ、今では最高の房しかセラーに入り込めない。
木樽にて発酵後、ワインの熟成には新樽(約50%)、1年落ち樽(約40%)、ステンレスタンク(約10%)が用いられる。現在シャトーは約9haの畑を所有し、『ル・グラン・ヴィーニュ』、『ル・アルジル』そして『ル・プラトー』という、ポムロム村に住む者なら誰もが羨む区画から素晴らしいブドウを生み出している。1haあたり約6,600本のブドウの樹が植えられ、20-25hl/haという低収量のメルローも見受けられる。清澄、濾過なしで瓶詰めされるワインの年間生産数は約3,500ケースである。
また、セカンド・ブランドのフルール・ド・クリネは、ソフトな口あたりが特徴的で、瓶詰め直後から楽しめるため、ポムロールへの入門ワインとして最適である。こちらの年間生産数は約500~1,000ケース。既存のセカンドの概念を超える独自のスタイルの確立を目指し、2006ヴィンテージからこのフルール・ド・クリネには、専用のブドウが使われ始めた。2人の優良ヴィニュロンが原料を提供している。
テクニカルデータ
オーナー
Jean Louis Laborde
ディレクター
Ronan Laborde
醸造責任者
Romain Ducolomb
コンサルタント
Michel Rolland
所有畑面積
8.64ha
土壌
砂利、粘土、鉄分を含む下層土
栽培方法
環境にやさしい栽培法を適用、除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる。収穫も手摘みで行う。植樹率は約6,600本/ha。
醸造方法
木製の発酵槽を使用。新樽(約50%)、1年樽(約40%)、ステンレスタンク(約10%)で熟成。
ワインリスト
2008 Chateau Clinet シャトー・クリネ
AOC Pomerol
タイプ 赤
ブドウ品種 メルロ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン12%、カベルネ・フラン3%
熟成 24ヶ月(新樽60%)
評価 ロバート・パーカー94-97、ワイン・スペクテイター93、デカンター4ツ星
黒系果実や、スパイス、ダークチョコレートの美味なる香り。プラムやブラックベリー、ブラックカラントが層をなす果実は柔らかく、シルキーなタンニンが余韻に心地よい。ロバート・パーカーが「1989年(100点満点を獲得した)以来の最も偉大なクリネ」と絶賛。ポムロールで最上のテロワールを誇るクリネのポテンシャルを余すことなく体現している。
2008 Fleur de Clinet フルール・ド・クリネ
AOC Pomerol
タイプ 赤
ブドウ品種 メルロー90%、カベルネ・フラン10%
熟成 16ヶ月(古樽のみ)
評価 ―
格落ちブドウではなく専用の畑のブドウからシャトー・クリネと同じ醸造・熟成方法で生みだされる、既存のセカンドの概念を超えたクリネが誇る「もうひとつのグラン・ヴァン」。フレッシュなチェリーやプラムのジャムのフルーティな香りに黒いスパイスのアクセント。滑らかで肉感的な口当たりにブドウの質の高さを感じさせる。ポムロールへの入門ワインとしては最高レベルの仕上がりで、リリース直後から楽しめる。
(Firadisより)
ヒラオカでオークションにて購入。3570円。
2011年6月22日に抜栓。コルクにはワイン名、Vintageが刻印されています。しっかりとしたコルク。液漏れはありませんでした。12年の歳月が立っているためデカンタしました。グラスはリーデルのボルドータイプを使用。色は結構濃いルビー。いい色ですね~。エッジもまだしっかりとしていました。少し低めの温度でグラスに注ぎました。脚は比較的濃い目の粘稠性のあるものでした。香りはカシス、カカオ、バニラの香り。そんなに強い香りではありませんがいい香りです。娘さんは一言、「うすい」と。時間が経つとイランイランの香りが混ざってきました。低めの温度で口に含むと、カシス、ブラックチェリーの味を感じることが出来ます。しかし、広がりはなく、すっと喉に流れていきました。タンニンは結構ワインに溶け込んでいましたが、温度が上がるにつれてやや渋味が出てきます。温度と共に酸味が出てきました。ちょっと強い酸味で、ママちゃんは低い温度のほうが美味しいね、と言っていました。メルローチックな甘味を感じることが出来ます。あと2年くらい前に飲んでいたらとってもフレッシュというか力強かったんじゃないかな?と思いました。でも美味しいですよ。なぜだか一本あいちゃいました。
フルール・ド・クリネ Fleur de Clinet
’97年ヴィンテージから、セカンドワインの「フルール・ド・クリネ」が登場。
セカンドワインとは、樹齢が若いといった理由でシャトーの名前に関したグランヴァンとして売ることは出来ないため造りだされました!
あのパーカー氏やミッシェル・ローラン氏も大絶賛!
毎年、全収穫葡萄の約25%で造られるこのワインは、クリネよりソフトでタンニンが少ないため、シャトー・クリネより早い時期から楽しめます!!
セカンドワインなれど!!驚きの品質です!
クリネの特徴であるエレガントさを十分に垣間見る事ができます♪
(ヒラオカより)
Chateau Clinet
シャトー・クリネ
Pomerol
Official Website: http://www.chateauclinet.com/
既に19世紀には確固たる名声を得ていたシャトー・クリネ。シャトー・ペトリュスのオーナーであったアーノー家の手に渡るまでコスタン家の所有であり、1980年代初頭にジャン・ミッシェル・アルコートの出現により、劇的な進化を遂げる。彼は既存の概念を打ち破り、グリーン・ハーヴェスト、除葉、ブドウの生理学的熟成を目標とした遅摘み法を確立し、カベルネの比率を下げた。その功績が称えられ、アルコートはワイン評論の世界的権威から2度も『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』に選出され、1989年ヴィンテージのクリネは満点評価を獲得した。
1999年、シャトーの所有権はラボルド家の手に渡り、更なる品質向上の時代を迎えた。ブドウ畑では、将来を見据えた再植プログラムの下、より環境にやさしい栽培法を適用。除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる方向に切り替えた結果、ふわふわとした健康な土が蘇った。ブドウの受け場を新たにデザインすることにより、選果のレベルも格段に上げ、今では最高の房しかセラーに入り込めない。
木樽にて発酵後、ワインの熟成には新樽(約50%)、1年落ち樽(約40%)、ステンレスタンク(約10%)が用いられる。現在シャトーは約9haの畑を所有し、『ル・グラン・ヴィーニュ』、『ル・アルジル』そして『ル・プラトー』という、ポムロム村に住む者なら誰もが羨む区画から素晴らしいブドウを生み出している。1haあたり約6,600本のブドウの樹が植えられ、20-25hl/haという低収量のメルローも見受けられる。清澄、濾過なしで瓶詰めされるワインの年間生産数は約3,500ケースである。
また、セカンド・ブランドのフルール・ド・クリネは、ソフトな口あたりが特徴的で、瓶詰め直後から楽しめるため、ポムロールへの入門ワインとして最適である。こちらの年間生産数は約500~1,000ケース。既存のセカンドの概念を超える独自のスタイルの確立を目指し、2006ヴィンテージからこのフルール・ド・クリネには、専用のブドウが使われ始めた。2人の優良ヴィニュロンが原料を提供している。
テクニカルデータ
オーナー
Jean Louis Laborde
ディレクター
Ronan Laborde
醸造責任者
Romain Ducolomb
コンサルタント
Michel Rolland
所有畑面積
8.64ha
土壌
砂利、粘土、鉄分を含む下層土
栽培方法
環境にやさしい栽培法を適用、除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる。収穫も手摘みで行う。植樹率は約6,600本/ha。
醸造方法
木製の発酵槽を使用。新樽(約50%)、1年樽(約40%)、ステンレスタンク(約10%)で熟成。
ワインリスト
2008 Chateau Clinet シャトー・クリネ
AOC Pomerol
タイプ 赤
ブドウ品種 メルロ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン12%、カベルネ・フラン3%
熟成 24ヶ月(新樽60%)
評価 ロバート・パーカー94-97、ワイン・スペクテイター93、デカンター4ツ星
黒系果実や、スパイス、ダークチョコレートの美味なる香り。プラムやブラックベリー、ブラックカラントが層をなす果実は柔らかく、シルキーなタンニンが余韻に心地よい。ロバート・パーカーが「1989年(100点満点を獲得した)以来の最も偉大なクリネ」と絶賛。ポムロールで最上のテロワールを誇るクリネのポテンシャルを余すことなく体現している。
2008 Fleur de Clinet フルール・ド・クリネ
AOC Pomerol
タイプ 赤
ブドウ品種 メルロー90%、カベルネ・フラン10%
熟成 16ヶ月(古樽のみ)
評価 ―
格落ちブドウではなく専用の畑のブドウからシャトー・クリネと同じ醸造・熟成方法で生みだされる、既存のセカンドの概念を超えたクリネが誇る「もうひとつのグラン・ヴァン」。フレッシュなチェリーやプラムのジャムのフルーティな香りに黒いスパイスのアクセント。滑らかで肉感的な口当たりにブドウの質の高さを感じさせる。ポムロールへの入門ワインとしては最高レベルの仕上がりで、リリース直後から楽しめる。
(Firadisより)
ヒラオカでオークションにて購入。3570円。
2011年6月22日に抜栓。コルクにはワイン名、Vintageが刻印されています。しっかりとしたコルク。液漏れはありませんでした。12年の歳月が立っているためデカンタしました。グラスはリーデルのボルドータイプを使用。色は結構濃いルビー。いい色ですね~。エッジもまだしっかりとしていました。少し低めの温度でグラスに注ぎました。脚は比較的濃い目の粘稠性のあるものでした。香りはカシス、カカオ、バニラの香り。そんなに強い香りではありませんがいい香りです。娘さんは一言、「うすい」と。時間が経つとイランイランの香りが混ざってきました。低めの温度で口に含むと、カシス、ブラックチェリーの味を感じることが出来ます。しかし、広がりはなく、すっと喉に流れていきました。タンニンは結構ワインに溶け込んでいましたが、温度が上がるにつれてやや渋味が出てきます。温度と共に酸味が出てきました。ちょっと強い酸味で、ママちゃんは低い温度のほうが美味しいね、と言っていました。メルローチックな甘味を感じることが出来ます。あと2年くらい前に飲んでいたらとってもフレッシュというか力強かったんじゃないかな?と思いました。でも美味しいですよ。なぜだか一本あいちゃいました。