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Bourgogne Claude Dugat 2011

2015-03-31 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Claude Dugat 2011
Bourgogne Claude Dugat 2011
ドメーヌ・クロード・デュガ・ブルゴーニュ・ルージュ 2011
ついに皆さまにこのワインをご紹介する日がやってきま したぁ!!!!!。 ロマネコンティに勝るブルゴーニュの頂点とパーカーが 評価する超凄腕[クロード・デュガ]の登場です!!!!!!。
今年は昨年よりも入荷量が極めて少なく、まさに秘密の ご紹介の如く、インポーターさんより特別に分けていた だき、こうやってご紹介できることになりました!!。 しかも本日登場の[ブルゴーニュ・ルージュ2011]は、 今回わずか32本しか入手できなかった、今やここ日本で は、絶対に手に入らないと言われる超超超・入手困難ワ インです!!。
ブルゴーニュ愛飲家の方々ならば絶対に!!!、 そうでない方も、この世界的お宝ワインの素晴らしい 味わいを、是非この機会にたっぷりと体験していただけ ればと思います!!。 決して、決してそう簡単に入手できるワインではありま せんし、例えて言うならば、 『もしロマネコンティが僅か5,980円という価格のワイン を造ったとしても、これほど美味しいワインを造ること は、間違いなく出来ません!!』 そしてさらに、 『もしロマネコンティがジュヴレ・シャンベルタンを造っ たとしても、これほど安く、そしてこれほど美味しいジ ュヴレ・シャンベルタンを造ることは、間違いなく出来 ません!!』 英雄[クロード・デュガ]の、正真正銘[クロード・デュガ] と名のつく、その畑から造りまで、全て彼の名のもとに 完成された、幻の[クロード・デュガ]の登場です!!!。 こんな世界頂点のワインを目の前にして、飲まないなん てことがあったら絶対にいけません!!。絶対に絶対に、 しっかりと買い占めていただければと思います!!。
その名も [ドメーヌ・クロード・デュガ・ブルゴーニュ・ルージュ 2011]
そして [ドメーヌ・クロード・デュガ・ジュヴレ・シャンベルタン 2011]
皆さんは、あの世界最高の評論家パーカーさんが100点満 点をつけたブルゴーニュワインをどれほどご存じでしょ うか?。 実は赤ワインはこの6本しかないんです!!
1993 Domaine Claude et Maurice Dugat Griotte Chambertin 88ドル
1990 Domaine de la Romanee Conti La Tache 4030+ドル
1929 Domaine de la Romanee Conti Richebourg
1985 Domaine de la Romanee Conti Romanee Conti 12006+ドル
1985 Domaine Leroy Hospices de Beaune Cuvee Madeleine Collignon 100点
1991 Domaine Leroy Latricieres Chambertin 100点
あのロマネコンティでさえ、わずか3度しか獲得したこと がなく、あのルロワでさえ、わずか2度のみ。それ以外の ドメーヌは、どんなに有名なる偉大なるドメーヌでも、 一度たりとも獲得したことはありません!!。
そんな中、最も直近の1995年に発表されたレポートで、 しかもわずか88ドルという価格で見事100点を獲得したの が、 [1993 Domaine Claude et Maurice Dugat Griotte Chambertin] つまり、今現在パーカーさんがロマネコンティに勝るブ ルゴーニュの頂点と評価する、そんな凄腕[ドメーヌ・ク ロード・デュガ]を本日皆さんにご紹介できるんです!!。 まさに全盛期のロマネ・コンティを脅かす存在と言われ、 パーカーさんもこのドメーヌに対しては、 『体が宙に浮遊するような経験を与えられ、しばらくの 間、周りのものを見たり、感じたりすることができなく なるほど五感を奪い去られ、催眠術をかけられるほどの 感動を与えるワインである。 控えめで慎み深いデュガ氏のワインを経験することがで きるのは、ブルゴーニュ・ワインの愛好家で、もっとも 幸運な人だけである。』 と語るほどの超幻のブルゴーニュ最高峰!!。
今回ご紹介の[ブルゴーニュ・ルージュ 2011]は、その凄腕[ドメーヌ・クロード・デュガ]の中でも最 もお手頃価格ながら、地元ブルゴーニュ超辛口評価誌 【Burghound】では2008年ヴィンテージに対して、 『香りから瞬時に判断できるほどの完成度の高さは、他 を凌駕しています。優しく鼻腔をくすぐるフランボワー ズとスミレの花の香りに陶然となり、酸と果実味のバラ ンスが絶妙に保たれていることに更に驚かされます。ブ ルゴーニュ・ルージュとしては信じられないぐらいの凝 縮感とバランスです。』 と激賞したほどの、とんでもないACブルゴーニュ赤!!。 (さすが[クロード・デュガ]です!!。このクラスのワイン にしても、一万円以上のワインと肩を並べる実力を持って いるんです!!。しかも今回のご紹介は過去最も入手困難 と言われる、極めて生産量の少ない幻の2011年です!!)

そしてそして、このワインを輸入するインポーターさん の資料には、こんなコメントで、この偉大なるワインが 紹介されています!!。(これを読んでしまうと、もう飲 まずにはいられなくなります!!)

        ・・・・・・・ クロード・デュガは、世界でも最高の醸造家のひとりで ある。彼のワインは、稀に見る豊かで純粋な、甘い果実 味を持つ。しかし、デュガのワインを特徴づけているの は、若いワインには珍しいしなやかさである。 これらのワインは、樽からでさえ非常に美味しく飲める。 熟成能力がないとする根拠はないが、早い時期に、これ ほどまでのふくよかさと心地よい飲み心地が楽しめるの で、さらに寝かせるようおすすめするのは難しい。 ブルゴーニュで最も偉大な生産者のひとつであるこのド メーヌでは、センセーショナルなほど豪華で熟成価値の あるワインを生産している。収量が少ない事、収穫され るブドウが生理学的に熟していること、そして不干渉主 義の哲学に基づくワインづくりの方法が、非常に豊かで、 複雑なアロマを持つ、目を見張るようなワインを生み出 している。 ロバート・パーカーはかつて、デュガの1993年のグリヨッ トを「神聖な経験」と評したことがある。この世のもの とは思えない。1995年もまた、光栄あるブルゴーニュの 赤いワインに宗旨変えをさせるようなワインだというこ とを知って欲しい!。 恥ずかしがり屋で、控え目で、いつも微笑を絶やさない クロード・デュガが丹念に造り上げたワインについて語 るべきことは、他に何が残っているだろうか?、そう、さ らに良くなるかもしれない、ということだけだ。 彼のワインは、世界的な名声を得た果実味のふくよかさ やしなやかさを保ち続けながら、より構造がしっかりし ていくようだ。おそらく極めて才能に恵まれていると思 われるジヴリーの生産者のジャン・マルク・ジョブロの 次の言葉が一番よく表現しているだろう。「クロード・ デュガの1996年は、私が今までに味わった中で最も素晴 らしく、表現豊かなワインであろう。」 ティスティングする人が、これらのワインを恋せずにい るには死ぬしかない。難しいヴィンテージにおいてさえ、 クロード・デュガは極上のワインを造りだして、全ての 違いは生産者がつくる、ということを改めて証明した。 底辺から頂上までの全てのワインが優れている、ブルゴー ニュの中でも稀なブドウ園のひとつである。

        ・・・・・・・ 【ティスティングする人が、これらのワインを恋せずにい るには死ぬしかない。】 【この世のものとは思えない。】 【底辺から頂上までの全てのワインが優れている、ブルゴー ニュの中でも稀なブドウ園のひとつである。】 こんなコメントが連なるワイン、そして造り手を私は 未だかつて見たことがありません!!。 まさに全盛期のロマネ・コンティを脅かす存在[クロー ド・デュガ]!!。しかも過去最も入手困難と言われる、 極めて生産量の少ない幻の2011年[クロード・デュガ]!!。 それぞれ追加入荷は例年にも増して非常に難しい状況で、 これ以降のご紹介はおそらく一切ありません。 是非とも、是非とも、この機会を決してお見逃しなく、 必ずや体験してみてください!!。

絶対に絶対に買ってください!!
ロマネコンティに勝るブルゴーニュの頂点[クロード・デュガ]遂に登場!!!!!
ドメーヌ・クロード・デュガ・ブルゴーニュ・ルージュ 2011
ピノ・ノワール100%

本日大人気です!!
限定32本のみのご紹介です。
今やここ日本では、絶対に手に入らないと言われる超超超・入手困難ワインです!!
是非とも、お早めにお求めください。

【ティスティングする人が、これらのワインを恋せずにいるには死ぬしかない。】
【この世のものとは思えない。】
【底辺から頂上までの全てのワインが優れている、ブルゴーニュの中でも稀なブドウ園のひとつである。】

こんなコメントが連なるワイン、そして造り手を私は未だかつて見たことがありません!!。
まさに全盛期のロマネ・コンティを脅かす存在[クロード・デュガ]!!。しかも過去最も入手困難と言われる、極めて生産量の少ない幻の2011年[クロード・デュガ]!!。
Y'nsトーキョーより)





竹八にて、グラスで。
抜栓日:2015年3月10日
そんなに濃くないルビー。液体の向こう側に指がしっかりと見える程度。ほんのりとしたベリーの香り。全体的にはトーンが低い。ホワっとスーボア。時間が経つと、ちょっと塩素っぽいような、とんがった感じに落ちていきました。タンニンはそんなにキツくありません。味わいは思いの外、濃い目でややザラつきがある感じ。第一印象として、旧大陸よりはニュージーランドとかのピノ・ノワール。正解はフランスのピノ。抜栓後3日ほど経過しているのかな? 開けたての時にはアセロラ香がぷんぷんだったけど、ちょっと落ちた感じだ、とおっしゃっていました。


Vosne Romanee 1er Cru Aux Brulees Domaine Michel Gros 2011

2015-03-30 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Vosne Romanee 1er Cru Aux Brulees Domaine Michel Gros 2011
Vosne Romanee 1er Cru Aux Brulees Domaine Michel Gros 2011
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・ブリュレ
VOSNE ROMANEE 1er CRU AUX BRULEES
/ ミシェル・グロ MICHEL GROS
・ タイプ : 赤ワイン
・ サイズ : 750ml[フル]
・ 生産地 : > フランス > ブルゴーニュ > ヴォーヌ・ロマネ
・ アペラシオン、生産者 : ミシェル・グロ
● 基本情報
・ 品種 : ピノ・ノワール 100%


1830年から続ヴォーヌ・ロマネの名門中の名門グロ一族。
リシュブールと道を隔て隣り合う優良畑。
緻密な骨格の中に感じられる豊かなヴァニラ香が上質の証。

ミシェル・グロは、ヴォーヌ・ロマネの名門、グロ家の血を引くドメーヌの一つです。

グロ家は、1830年ニュイ・サン・ジョルジュ村近くショー村のアルフォンス・グロによって設立され、四代目のルイ・グロ氏が今日のヴォーヌ・ロマネの名門と呼ばれる、グロ・ファミリーの礎を築きました。
そして、五代目が伝説の醸造家として知られるジャン・グロ氏。
彼はヴォーヌ・ロマネを代表する造り手の一人として知られており、彼に造るワインは、『これぞブルゴーニュ赤ワインの模範』であると一世を風靡しました。

1996年、ジャン・グロ氏が引退するのに伴い、ドメーヌの畑はミシェル氏(長男)、ベルナール氏(次男)、そしてアンヌ・フランソワーズら3人の子供に分割・譲渡されることとなります。
長男のミシェルはドメーヌの建物とモノポール「クロ・デ・レア」を始めとする畑を得て、グロ家の伝統の名に恥じぬ素晴しいワインを造り続けています。

ミシェル・グロは、1975年ボーヌ市のブドウ栽培学校を卒業後、父のドメーヌ「ジャン・グロ」で働き始めました。
1978年には、それまで通り父ジャンとの共同作業をつづけながら、一方で自分自身のドメーヌ「ドメーヌ・ミシェル・グロ」を創立。
父のブドウ畑からとれる2ヘクタール分のブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイを醸造し、ミシェル氏自身のワイン造りの第一歩を踏み出しました。

また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロであることは、知られた事実。
ジャン・グロの名を世界に広めた綺羅星の如く輝くワイン達は、実際にはミシェルの手によるものであり、彼の卓越したセンスと経験は当時から高く評価されていました。故に、分裂後のグロ一族の中でミシェル・グロが最もそのワイン造りを色濃く継承しています。

現在は1995年に相続した単独所有するヴォーヌ・ロマネ一級畑「クロ・デ・レア」を始めとして合計約23haの畑を所有。樽を強調したり、果実の凝縮に頼った濃いものではなく、優雅さを備えたエレガントなスタイルでグロ家の伝統を継承するワイン造りに徹しています。

徐梗は100%、35度まで比較的高温発酵で、ブドウの持つ要素を最大限引き出します。
発酵と醸しの前半のルモンタージュ(タンク下部からブドウ液をポンプ等で汲み上げ果帽の上に注いで循環させる手法) と後半のピジャージュ(棒などで果帽を突き崩し液体に沈める手法)を行い、種を除去してからのプレス、これらすべての過程は「ソフトさ」や「果実味」を目的として行われています。

こうして造られるワインの特徴は無駄がなくバランスのとれた極めてエレガントなスタイル。
決して出しゃばらず、、全ての要素を上手くまとめるワイン造りは、実はできそうでできないミシェル・グロならではの熟練の技なのです。
特に料理と味わう時、その美点が最大限に生かされると評されています。

1級畑オー・ブリュレは、リシュブールの北側に隣接する優良畑。
石灰質の小石を多く含む深さ30~35?の表土は大変水はけが良く、リシュブールと同系列の印象をもちながら、タンニンが柔らかく、素晴らしいミネラル感があります。

濃い紫色の外観、熟したプラム、レッドチェリーの芳醇なアロマと、ヴォーヌらしいグローブやシナモンの香り。リッチで凝縮感のある甘い果実味と、豊かなミネラルとタンニンが筋肉質な骨格を造り出す緻密な構成。
ヴィンテージの素晴らしさと、ミシェル・グロの巧みな技が織りなす見事な味わいです。
エノテカ・オンラインより)






竹八にて、グラスで。
抜栓日:2015年3月10日
すこし濃い目のルビー。指は見えます。こちらは、ラズベリー、ブルーベリー香、果実香満載で、ミネラル感がどど~っと出てきています。とても繊細かつ大胆な香り。透明感のある香り。時間とともに香りはどんどん変化して、お花から香水の香りに変化。さらに樽からのものと思われるロースト香やカカオの香りも感じました。味わいもとてもエレガントで透明感あるなかに、果実味が凝集されていて、気持ち良いくらい喉に流れていきます。タンニンもシルキーで、単純に、なんかいい系のピノ・ノワールだなぁ~と感じました。こうやって1級畑とACブルを飲み比べてみるというのは、とても勉強になります。


Le Rendez vous des Acolytes Domaine des Accoles 2013

2015-03-29 00:00:00 | フランス・その他
Le Rendez vous des Acolytes Domaine des Accoles 2013
Le Rendez vous des Acolytes Domaine des Accoles 2013
Le Rendez-vous des Acolytes 2013
ル・ランデヴー・デ・ザコリット

IGP Ardèche

2012年から新たに加わったキュヴェでこのドメーヌで最もリーズナブルなワイン。100%グルナッシュから造られ、70%は全房発酵されている。グルナッシュの樹齢は10~20年程度。とても柔らかくジャミーな香りが印象的。2012年よりさらに洗練度が増している気がする。柔らかく良く熟した甘みがたっぷりとしなやかに感じられ、フィネスと適度なタンニンと酸がきっちりと備わっている。アコリットは友人の意味があるが、友人と気軽に飲んで楽しんでほしいと言うオリヴィエの想いが込められている。

2013年は収量的にかなり厳しい年となったようだ。30~35hl/haが理想だとオリヴィエは言っているが、並みのワインなど造る気がさらさらないオリヴィエは、最高の葡萄だけを得るために、選別をとことん厳しくしている。その結果、収量は大きく下がるが、品質重視なのだから、仕方ないと考えている。それでも2012年は不良果が少なかったおかげで29hl/ha採れたそうだ。2013年はJanasseでも言っていたが、クリュー(花ぶるい)があったせいで、花から実にならない樹が数多く発生し、僅か13hl/haとなったそうだ。実がなっても一房に僅か15粒程度しか身にならない房も多くあり、そこから不良果も取り除いたら、驚くほどの低収量となった。グルナッシュはクリューの影響を最も受けた品種で、グルナッシュの2013年産の収量は僅か7hl/haだった。

ドメーヌ全体では2012年は約37000本生産出来た。2013年は27000本生産されたそうだが、コーペラティヴにも売っているので、2012年に関して言えば、コーペラティヴ販売分も含めると約6万本分の生産量があったそうだ。2013年もドメーヌに見合わない品質のものはコーペラティヴに売却はされたが、全体量が少ないので、売却量もかなり少なかったようだ。

下記の写真のようなスカスカな房がかなりあり、収量が激減したようだ。ただ、風通しが良過ぎるぐらい良いからか、残ったブドウは驚くほど健全で凝縮感の高い果実が採れたそうだ。自然が摘房したような感じになったのが結果的に良かったのかもしれない。
ブログ:Bourgogne Domaine Report by AmZより)





竹八にて、グラスで。
抜栓日:2015年3月10日
濃いパープルルビー。輝きあり。香りの第一印象が、赤い実の香り。赤果実を連想しました。とてもチャーミングで、暖かい地方の印象。時間が立ってくると、そんなニュアンスが落ち着き、ベリー香のような香り。タンニンはとてもフレッシュでパワフル。中身の詰まった味わいで、余韻もほどほどに長いです。第一印象は南イタリアの土着種。答えは南フランスのグルナッシュ。グルナッシュに持っているイメージ、濃くてどっしり、といった感じが、とてもエレガントになるのは、やっぱり造り手の力なんでしょうか?


Aromes de Pavie 2008

2015-03-28 00:00:00 | フランス・ボルドー
Aromes de Pavie 2008
Aromes de Pavie 2008
【シャトー・パヴィのセカンドワイン!】Les Aromes de Pavie [2008] / レ・ザロム・ド・パヴィ
■ ワイン名 レ・ザロム・ド・パヴィ
■ 生産年 2008
■ 原産国 フランス
■ 地域 ボルドー地方 サンテミリオン地区
■ タイプ 赤ワイン
■ 葡萄品種 メルロー 70%、カベルネ・フラン 20%、カベルネ・ソーヴィニヨン 10%
■ 度数 14%
■ 内容量 750ml
★ 新着商品
   
AOCサンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ第一特別級セカンドラベル。
2009ヴィンテージが パーカーポイント100点を獲得した シャトー・パヴィのセカンドワインです。
サンテミリオンの最高峰シャトー・パヴィはサンテミリオンの南側「 コート・サンテミリオン 」と呼ばれる南斜面の中腹という最高のロケーションにある畑で、平均樹齢45年の古木から 作られる極上の一滴。 若い段階では、プラムやサクランボなどの果実味とオーク材の豊かな香りがあり、熟成が進むと、ヘーゼルナッツ、干し葡萄やタバコなどの少し乾燥をして凝縮されたものの香りへと移行していきます。そして、まろやかさと滑らかさ、コクがじわじわ押し寄せてきて、しかも甘い。 縦だけでない、横の味わいの広がりにパヴィの偉大さを実感できます。 そんなパヴィのセカンドが、レ・ザロム・ド・パヴィ ファーストと同じ畑で育つ、樹齢10年程度の若いブドウとファーストに使用されるブドウをブレンドして作られる逸品です。しかも、ワイン造りの工程はファーストとほぼ同じ方法で作られるという、ボルドー愛好家には絶対に見逃せないアイテムです。メルロー主体の柔らかな果実味と滑らかなタンニンとの見事なバランス。セカンドの枠を超えた高いポテンシャルを秘めたオススメの1本です。
ワインショップカーヴより)




竹八にて、グラスで。
抜栓日:2015年3月10日
濃いパープルルビー。向こう側は見えません。ほんのりと粘性を感じる液体。見た目からして濃い。香りはプラム、チョコレートの香り。タンニンはしっかりしていますが、ほどほどにこなれていてとてもバランスがいいです。味わいは、厚みがあってアフタも長い。まとまりがあって、パワフルなんですが、品を感じる美味しいワイン。第一印象は旧大陸のメルロー。サン・テミリオン? おぉ~、正解! さすがパヴィ。セカンドでもきっちりと造られているのですね。
大変勉強になりました。


Engelgarten Le jardin des anges Cru dAlsace Marcel Deiss 2011

2015-03-27 00:00:00 | フランス・アルザス
Engelgarten Le jardin des anges Cru dAlsace Marcel Deiss 2011
Engelgarten Le jardin des anges Cru dAlsace Marcel Deiss 2011
エンゲルガルテン プルミエ・クリュ
ENGELGARTEN 1er CRU
/ マルセル・ダイス MARCEL DEISS
・ ヴィンテージ : 2011 年
・ タイプ : 白ワイン
・ サイズ : 750ml[フル]
・ 生産地 : > フランス > アルザス
・ アペラシオン、生産者 : マルセル・ダイス
● 基本情報
・ 品種 : リースリング主体


アルザスワインの革命児である三ツ星生産者。
見事なテロワールから生みだされる、ダイスのプルミエ・クリュを代表する看板ワイン。

最も権威あるワインガイドである「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(クラスマン)」にて、最高の3つ星評価を獲得しているドメーヌ、マルセル・ダイス。
アルザスのトップ生産者の一人であるのはもちろんのこと、アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込み、フランスのワイン法を変えたことでも有名です。

マルセル・ダイスにより法律を変えられるまでのアルザスワインは、ブドウの個性が最優先されていたため、ブドウ品種のブレンドは行わずラベルに単一ブドウ名を明記するのが当たり前の産地でした。

マルセル・ダイスが1番大切にしたのは、アルザス特有の土地。
その土地で出来る味を最大限に引き出すためには、ブドウは複数ブレンドされるべきだという考え方を提唱し続け、ついには、それまでラベルに1番大きくブドウ品種を記載しなければいけなかったのに対して、品種名よりも畑名を大きく表示するよう改正された上に、ブドウ品種は記載しなくても許されるまでに法律が改正されました。
現在でも、畑の個性に基づく"プルミエ・クリュ"を実現させるべく運動を続けています。

ダイス家は、コルマール市の7km北方、ベルグハイム村に1744年から続いています。
1945年にマルセル・ダイス氏が創業し、自社ビン詰めを開始しました。
息子のアンドレ・ダイス氏を経て、現当主であるジャン・ミシェル・ダイス氏に継承。
大いなる発展を遂げ、アルザスの頂点と言われるまでになりました。

今日、9つの村に220区画、合計26ヘクタールの斜面畑を所有。
マルセル・ダイスでは、"ブドウ品種、ヴィンテージ、テロワール"という3要素それぞれの特徴や個性を、バランスよく完全にワインに表現しています。
中でもマルセル・ダイスが最も重視しているのが「テロワール」で、1997年からビオディナミを採用し、クローン樹を極力使用せず、ブドウと土の関係に徹底的にこだわっています。

"エンゲルガルテン"は「天使の庭」の意味。
エンゲルガルテンの畑は、350mの標高の高い区画に位置しています。
平均樹齢は40年で、リースリング、ピノ・グリ、ブーロ、ミュスカ、ピノ・ノワールの混植で、白色の砂礫土壌の水はけが良く乾燥した土壌です。

洋ナシやレモン、オレンジピールのような酸味を伴う爽やかな果実の香りに、白コショウ、白い花、ミネラルのニュアンス。
熟したシトラスフルーツの果実味があるため厚みが感じられますが、レモンを思わせる爽やかな酸味が全体を引き締めています。
余韻には、濃厚な果実味と共にミネラルと酸によるタイトな印象がずっと続きます。
エノテカ・オンラインより)




アルザス エンゲルガルテン プルミエ・クリュ マルセル・ダイス [2011] <白> <ワイン/フランス>
ワイン名
Engelgarten 1er Cru Marcel Deiss

ワイン種別 白ワイン
ブドウ品種 リースリング50%他、ピノ・グリ、ブーロ、ミュスカ、ピノ・ノワール
生産者
マルセル・ダイス

産地 フランス・アルザス
原産地呼称 アルザス
アルコール度数
容量 750ml
その他備考  

●アルザスのワイン法まで変えてしまった、最高峰の造り手、マルセル・ダイス
最も安いワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質!
パーカー満点5つ星、クラスマンも満点3つ星、フランス国内でも、ミシュラン3つ星約15店を含む約300軒のレストランで提供される凄まじいまでの高評価!
ドラジェより)



竹八にて、グラスで。
抜栓日:2015年3月10日
ちょっとべっ甲色を混ぜたようなイエロー。液体自体から年生を感じます。香りは、蜂蜜、花梨、金柑のコンポート。ライチ香。時間経過の中で、透き通るような感じが増したり、すぅ~っと全体の香りが引っ込んだり、蜜香が強まったりと、色々変化していくとても面白いワイン。ほんとに表情が変わっていきました。注がれる前に瓶を見ちゃったのでマルセル・ダイスだとわかったのですが、アルザス・ブランよりも濃さ、複雑さがあって、上品さが格上だと思いました。綺羅びやかなワイン。さすがにダイスのプルミエ・クリュ!


Yamazaki Winary Kerner 2002

2015-03-26 00:00:00 | 日本
Yamazaki Winary Kerner 2002
Yamazaki Winary Kerner 2002
山崎ワイナリーの山崎太地さんをおよびした時に、持ってきていただいた、蔵出しの、おそらくケルナーのファーストリリースのものだと思います。




抜栓日:2015年3月8日
程よく色づいた黄色。なかなか艶やか。香りはほんのりとした蜜香、金柑の香り。ペトロールはそんなに強くありませんが、若干あるかな~といったところ。ほんのりとした甘味と、まだまだ綺麗な酸がしっかり。ややこもったような熟成香といったらいいんでしょうか、そんなニュアンスもあります。これ、13年も経っているの?と思いました。しっかりつくられているんだな~。会の中でおっしゃっていましたが、この酸がしっかりとしているのが、経時変化にしっかりと耐えられる一因なんだということでした。


マンズ 甲州 酸化防止剤

2015-03-25 00:00:00 | 日本
マンズ 甲州 酸化防止剤
Manns Koshu
マンズ 甲州 酸化防止剤無添加
マンズ 甲州 酸化防止剤無添加 720ml ペットボトル
720ml ペットボトル
甲州種のフルーティーで繊細な香り、やわらかな酸味とほどよい余韻が特長のやや辛口タイプの白ワインです。マンズワインの技術で、酸化防止剤を使用しなくても美味しさが長持ちするワインに仕上げました。ご家庭でのふだんのいろいろな食事に合わせてお楽しみください。
商品詳細データ

基本情報
内容量 容器 希望小売価格
720ml ペットボトル 900円

原材料果実
品種名(果実名) 収穫地 醸造地
甲州種 山梨県 山梨県・勝沼
関連情報
アルコール分 11.0% ワイン分類 白
発泡区分 非発泡 味タイプ やや辛
酸味 やわらか 飲み頃温度 6-8
キッコーマンより)




ウエスタン・パワーズ店にて購入。850円(税抜き)
抜栓日:2015年3月14日
プラスチックのスクリューキャップ。グラスは小さめのグラスを使用しました。色は殆どありません。グラスの底に気泡が見えます。香りは、柑橘系の香り、ヨードの香り。やや塩っぽい。グレープフルーツ香、レモン香。香り自体はそんなに強くないですが、味わいは思いの外しっかりとしていて、酸がきちんと感じられて、最初は、そんなに甘みを感じませんでした。後口には仄かな苦味もあり、甲州種のワインだな~と思います。ちょっと温度が上がってくると、和三盆のような甘味が出てきます。この値段でこの味わいは、食中酒としては全然ありだな~と思いました。大抵の食事とならば相性がいいと思います。
あとは、これがどのくらい持つのか確認してみたいと思います。
二日目、思いの外印象変わらず、やや塩気を感じる味わい。普段飲みなら問題なし!


Sapporo Fujino Wine Zweigeltrebe 2012

2015-03-23 00:00:00 | 日本
Sapporo Fujino Wine Zweigeltrebe 2012
Sapporo Fujino Wine Cepage Zweigeltrebe 2012
【さっぽろ藤野ワイナリー】ツヴァイゲルト・レーベ[2012]

余市町で収穫されたツヴァイゲルト・レーベ種を100%使用し、天然酵母の力で
醸造しました。熟したブラックベリーのような濃厚で甘い味わいの中に緻密なタ
ンニンがとけあい、余韻が長い力強いワインです。
優心美酒Shimuraより)

Sapporo Fujino Wine Cepage Zweigeltrebe 2012 part2



(*)優心美酒SHIMURAより購入。2,700円。


Meursault Blagny 1er Cru Pascale Matrot 2009

2015-03-22 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Meursault Blagny 1er Cru Pascale Matrot 2009
Meursault Blagny 1er Cru Pascale Matrot 2009
[2009] ムルソー・ブラニー / ジョセフ・マトロ フランス ブルゴーニュ / 750ml / 白【楽ギフ_包装】

ムルソーの名手、マトロが手掛ける
プルミエ・クリュ、ブラニーからのムルソー!

本国フランスの有名レストラン関係者の間ではとても高い評価の造り手マトロ。
プルミエ・クリュのブラニーの畑からは常に突出したワインが造られます。

ドメーヌの名でもあるジョセフ・マトロがワイン造りを始め、その息子、ピエール、そしてティエリーへと受け継がれてきました。
現在はティエリー、パスカル夫妻がワイン造りを行っています。

ワイン造りに対する態度は堅実そのもの。
ヴィンテージによる個性よりも、マトロらしい安定した高品質のワインを生産するということを念頭においているため、毎年出来上がるブドウに合わせて造り方を変えています。
そのブドウ栽培で重視しているのは房の大きさ。
房の大きさにより水分量が決まってくるため常に意識しているそうです

しかも、ボトルのほとんどは老舗レストラン、タイユヴァンをはじめとする超有名レストランへ直行、マトロのワインはなかなか日本で入手できるボトルではないのです。

ムルソーは少し複雑なアペラシオン。
南にあるブラニー村の一部で産する白ワインは、ムルソーとなります。
ブラニー村のムルソーは標高が300メートルから350メートルと涼しく、南を向いていても繊細さが表現されたワインになるのが特徴です。

ミネラル、トースト香、アーモンドの香りがあり、リッチなミディアム・ボディ。
ドメーヌによると3~7年寝かせるとそのポテンシャルを引き出すことができるとのこと。

りんごや桃、ライムの香りに、はちみつやスパイスの風味がアクセントのある風味を醸し出しています。
甘やかなミントとフローラルのニュアンスを、完璧なまでに洗練されたみずみずしい果実味が包み込む。
アタックからフィニッシュまで深い味わいが広がる、 リッチな白ワインです。
複雑ですが豊かな味わいで、 ムルソー特有のミネラリーな性格、ハーブの香りやハチミツの風味を持ちます。

クリーム系のシーフード料理と合わせてお愉しみください。


飲み頃:現在~2016年
ブドウ品種:シャルドネ 100%
評価:ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)にて93点を獲得!
    ワインスペクテーター誌にて89点を獲得!
エノテカ楽天市場より)





ワイン会にて。


Blanc Fume de Pouilly Par Louis Benjamin Dagueneau 2010

2015-03-21 00:00:00 | フランス・ロワール
Blanc Fume de Pouilly Par Louis Benjamin Dagueneau 2010
Blanc Fume de Pouilly Par Louis Benjamin Dagueneau 2010
ブラン・フュメ・ド・プイィ
BLANC FUME DE POUILLY
/ ダグノー DAGUENEAU 
・ ヴィンテージ : 2010 年
・ タイプ : 白ワイン
・ サイズ : 750ml[フル]
・ 生産地 : > フランス > ロワール

● 基本情報
・ 品種 : ソーヴィニヨン・ブラン 100%
・ おすすめ料理 : アクアパッツァ、お刺身
・ シーン : 贈り物に最適
・ WA : 91-92点

世界屈指の白ワインを生み出すダグノー。
ダグノー氏の魅力が詰まった、複雑で豊かな印象のブラン・フュメ・ド・プイィ。

ロワールのみならず、世界屈指の白ワインの造り手であり、その風貌とワインのスタイルから「ロワールの鬼才」と称された、ディディエ・ダグノー。
伝統的なロワール地方のワイン造りに疑問を持ち、ローヌの異才「アラン・グライヨ」、ボルドーの白ワイン造りに革命を起こした「ドゥニ・デュブルデュー教授」、ブルゴーニュの神様「アンリ・ジャイエ」といった、世界的名手に指導を仰ぎました。
そして、有機栽培と厳しい剪定、新樽を使った熟成、区画ごとの瓶詰めなど、当時のロワールとしては挑戦的なワイン造りを実践した結果、一躍ロワールのトップ生産者として評されるまでになったのです。

2006年には、英国のワイン評価誌「デキャンタ誌」の『世界の白ワイン・トップ生産者10傑』において、ルフレーヴやコント・ラフォンなど錚々たるメンバーと並び、見事7位にランクイン。
ロワールで唯一選出されるという栄誉を勝ち取りました。
また、『厳正評価 世界のワイン―ワイン・バイヤーズ・ガイド』では「明らかにこのアペラシオンにおける最良の生産者である。」と評価され、白ワイン造りの権威であるボルドー大教授、ドゥニ・デュブルデュー氏からも「我々の世代の最も偉大なワインメーカー」と称賛されてきました。

しかし、2008年ディディエ・ダグノー氏は飛行機事故により、52歳という若さで急逝。
彼の後を継いだのが息子のルイ・ベンジャミン・ダグノー氏です。
ダグノーの名にふさわしい、飲むものに深い感銘を与えるワインを生み出し、ワインアドヴォケイトを始め各誌の評価において、ときに父を超える程の高い評価を獲得。
彼の類い稀なる才能はワイン界に驚きをもって迎えられ、徹底した管理が行われているということ、そして受け継がれた畑の高いポテンシャルを改めて世に示した形となりました。

1993年よりビオディナミを採用。
畑の区画によっては馬で耕作を行い、可能な限り機械は使用しません。
また、同じ規模のワイナリーと比べると倍の人員を雇い、丁寧に畑の管理を行っています。
ブドウは健全に完熟するまで辛抱強く待ち、手摘みで収穫。
100%除梗しゆっくりと圧搾した後、3~5度に果汁を冷やしてから樽発酵を行います。
熟成はステンレスと木樽を使用、しかも大きさと形状の違う2種類の樽を使い分け、澱に触れる面積の違いによって、味わいを調整。
これらを絶妙にアッサンブラージュしていきます。

こちらの“ブラン・フュメ・ド・プイィ”、かつては“プイィ・フュメ・アン・シャイユー”とよばれていたキュヴェ。
名前の変わった今では、プイィ・フュメ・アン・シャイユーを造っていた畑の一部と、新たに植樹した新しい畑のブドウを使い造られています。

ラベルデザインの楽譜は、ダグノー氏の友人である作曲家、クリスティーヌ・フランソワ氏の手によるもの。
一段目は、シャンソン歌手のジョルジュ・ブラサンスの“Mauvaise reputation”(=悪い噂)という有名な歌の一節で、続く二段目から四段目までは、“Mauvaise reputation”をモチーフとしたクリスティーヌ氏の個人的な解釈が書かれています。
実際に演奏してみると、調が違ったり、綺麗な和音が成立しなかったりとかなり独特なメロディーとなるようで、芸術家肌のダグノー氏らしいエチケットといえるでしょう。

黄色い花や白コショウ、石灰、ミネラルのニュアンス。
このワインに独特な蜜のあるリンゴやライチのような甘やかな香りに、フレッシュなライムやレモンのような、爽やかな酸味を伴う果実味も感じられます。
また、セルフィーユなどのフレッシュなハーブのニュアンスが、複雑な果実味と酸味とのバランスをうまく纏め上げてるような印象。
太陽を燦々と浴びた果実のような溌剌とした力強さを感じさせる逸品です。

飲み頃:2012~2018年
評価:ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)にて91-92点を獲得
エノテカ・オンランより)




ディディエ・ダグノー Didier Dagueneau

 ディディエ・ダグノーはプイィ・フュメでも最も有名な生産者の1人です。ドメーヌはサン・タンドランという場所に拠を置き11haほどの畑を所有しています。

 プイィ・フュメのトップワイナリーであり、ロワール最上の生産者の一人にも数えられるディディエ・ダグノー氏が急逝したのは2008年9月。父が残した大いなる遺産を受け継ぎ、ゆるがぬ品質のワインを現在も造り続けているのは子息のルイ・ベンジャミン・ダグノー氏。父が残した遺産である畑、葡萄、醸造所、設備、スタッフ、そして何よりワイン造りにかける情熱をしっかりと継承し、ダグノーの名前に相応しい存在感のあるワインを生み出しています。

 ディディエ・ダグノーはこの地方で一般的とされる栽培や醸造を行っていません。化学的な物質を排した栽培でとことん完熟した健全な葡萄を造り、50人もの収穫人による手摘みでの丁寧な収穫・選果を行います(この地方では90%以上の生産者が機械による収穫を行っています)。醸造は伝統的なものを採用しており、状況に応じて補糖やSO2の添加も適宜行います。発酵は樽の中で行いますが、マロラクティック発酵は行いません。

Didier Dagueneau BLANC FUME DE POUILLY
ドメーヌ・ディディエ・ダグノー
ブラン・フュメ・ド・プイィ 750ml (ワイン)

 ブラン・フュメ・ド・プイィという呼び名はかつてこの地方で使われていた伝統的なもので、現在のプイィ・フュメとなったものです。印象的な楽譜をエチケットに採用しているダグノーのブラン・フュメ・ド・プイィはもともと「アン・シャイユー」と呼ばれていたキュヴェですが、今後この名前でリリースすることはないようです。
 エチケットにあしらわれている楽譜は彼の友人である作曲家の手によるものでシャンソン歌手のジョルジュ・ブラサンスのために作った"Mauvaise reputation"=悪い噂と名付けられた曲です。この楽譜を素直に演奏しようとすると調が違ったり、綺麗な和音が成立しなかったりとかなり前衛的なメロディーとなるようです。このあたりも芸術家肌のダグノー氏らしいセレクトと言えます。
 発酵は樽にて行われ、半分をステンレスタンク、もう半分を樽にて熟成させます。味わいはソーヴィニヨン・ブランの厚みを感じさせる力強いもので、優しい果実や華やかな香りのニュアンスに爽快感のあるミネラルの厚みが加わります。

●生産地:フランス/ロワール
●葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
ESAKI HONTENより)




ブラン・フュメ・ド・プイィ/ディディエ・ダギュノー

ディディエダグノー氏は1956年プイィ・フュメ地区サン・アンドラン生まれ
ワイン生産者の家に生まれ父との折り合いが悪く家を出てワインと無縁の生活をつづけていたが、独学でワイン作りを学び1985年にワイナリーを立ち上げた。
醸造をボルドー大のドゥニ・ドゥブリルデュー教授に、作りの哲学をアンリ・ジャイエに学んだと言われ独自の手法を加え、有機栽培と厳しい剪定、新樽を使った熟成、区画ごとの瓶詰めなどの挑戦的なワイン造りに取り組んだ。
(栽培はビオロジックだが作りは培養酵母)

シレックス(火打石)土壌からくる高貴なミネラル感と純粋な果実味を持ちプイィフュメの、ソーヴィニヨン・ブランの概念を超える長期熟成型のワインが誕生することとなった。

ブラン・フュメ・ド・プイィは、かつてこの地方で使われていた伝統的な名。
楽譜をエチケットに採用しているダグノーのブランフュメ・ド・ピュイィは「アン・シャイユー」と呼ばれていたキュヴェ。

エチケットの楽譜は作曲家の友人によるものでシャンソン歌手のジョルジュ・ブラサンスのために作った『Mauvaise reputation=悪い噂』と名付けられた曲です。

発酵は樽にて行われ、半分をステンレスタンク、もう半分を樽にて熟成させます。
力強さと果実の華やかな香りのバランスが秀逸。

白・辛口 品種:ソービニョンブラン100% 750ml

※2008年9月に急逝されたため2007年は遺作となります。
2009年以降は栽培、醸造ともに長男ルイ・バンジャマンがワイン造りを継承している。
リカーショップYOSHIDAより)




ワイン会にて


Chateauneuf-du-Pape Cuvee Laurence Domaine Du Pegau 2008

2015-03-20 00:00:00 | フランス・ローヌ
Chateauneuf-du-Pape Cuvee Laurence Domaine Du Pegau 2008
Chateauneuf-du-Pape Cuvee Laurence Domaine Du Pegau 2008
【ペゴー】
ローランス・フェローとその父親であるポールが32エーカーのぶどう園で生産しているワインがドメーヌ・ド・ペゴーです。
パーカー氏も「シャトーヌフ・デュ・パプの中でも最も荘厳な、古いスタイルの、逞しい、超の付く程凝縮した、超大作のワインのひとつ」と大賛辞を贈り、5ツ星生産者に格付けしています。また、シャトーヌフ・デュ・パプの神格的存在「アンリ・ボノー」のスタイルを踏襲するワインを造る能力を持つドメーヌを一つ挙げるとすれば、このペゴーの他にないと言われる程です。

【ペゴー】
シャトーヌフ・デュ・パプ [2008] キュヴェ・ローレンス

2008ヴィンテージ★パーカーポイント94点 ワイン・アドヴォケート203号
このワインは今年の最優秀賞に推薦できるほどのものである。スモークされた鴨、海鮮醤、黒果実、濃い紅茶などの独特なアロマがグラスから溢れ出す。非常にフルボディで、濃厚な素晴らしい仕上がり。今から10~12年が飲み頃。
優心美酒SHIMURAより)





シャトー・ヌフ・デュ・パプ ルージュ キュヴェ・ローレンス [2008] ドメーヌ・ペゴー

今や、ローヌを代表するドメーヌ・ペゴー。
それもほのはずですよね!

最高峰の「キュヴェ・ダ・カポ」は良い年しかリリースされず、過去リリースされた5本は全てパーカー氏が100点を付けています。
(1998年、2000年、2003年、2007年、2010年)それ以外のヴィンテージでこのキュヴェ・ローレンスが造られます。

なので、ダ・カポとして造られないヴィンテージが穴馬的な存在かもしれませんね。
そうすると2009年、2008年、2006年、2004年、2002年などがお勧めですが、今回は2008年物が入荷しました!
しかも・・・価格はダ・カポの約1/4で買えちゃいます!!!

味わいは、「ダ・カポ」に限りなく近いのではないでしょうか?
ヒロ隊員も「ダ・カポ」も「ローレンス」も飲んだ事が ありませんが、価格を考えると「ローレンス」を買いたくなります。
是非、この機会にお買い求め下さいませ。

<テクニカルデータ>
土壌:表面は小石に覆われた粘土、石灰岩、鉄、砂の混ざった土壌
醸造:ブドウは手で摘み、厳しい基準で選び抜かれたものだけがワインとして仕込まれます。
除梗は一切行わず圧搾、マセラシオンして、極少量の酒石酸と亜硫酸塩が加えられ、温度管理せず10日間発酵します。
厳選された年季(最も古いもので60年)の入った3,000~6,000L大樽(フードル)で4年間熟成されます。
基本的にレゼルヴの品質をよくするためにダ?カーポのブドウが使われますが、レゼルヴが単独で高品質レベルのワインになる可能がある年は、別にダ?カーポが造られます。
ダ?カーポを造るぶどうは特別なエリアのブドウのみで、過去1998年、2000年、2003年、2007年が造られ、2010年が5番目のヴィンテージで、今現在は2010年以降造られていません。

<キュヴェ・ローレンスの特徴>
・レゼルヴと同じ醸造法ですが、レゼルヴが2年熟成に対してローレンスは4年の長期熟成キュヴェ。
・レゼルヴは毎年約60,000本生産されますが、ローレンスは約6,000本(1フードル)です。
・ダ・カーポ(1フードル)を生産するヴィンテージにはローレンスは造られません。
 同一ヴィンテージで3つのキュヴェを生産することはありません。

<テイスティングコメント>
ガーネットと赤いレンガのような色合いでプラムの果実の香りがします。
イノシシや鹿などのジビエ、トリュフのオムレツやブルーチーズなどと相性抜群です。
サービス温度は16℃です。
ボトリング後5~10年の間が飲み頃。
時が経つにつれアロマと味わいが閉じてしまうことは全くないので安心して数年寝かせても良いでしょう。

<パーカーポイント 94点>
このワインは今年の最優秀賞に推薦できるほどのものである。
スモークされた鴨、海鮮醤、黒果実、濃い紅茶などの独特なアロマがグラスから溢れ出す。
非常にフルボディで、濃厚な素晴らしい仕上がり。
今から10~12年が飲み頃。

ワイン・アドヴォケート203号2012年10月より抜粋。

-------------

種類 赤ワイン
格付 A.O.C. シャトー・ヌフ・デュ・パプ
生産地 フランス/ローヌ
品種 グルナッシュ…80%、シラー…6%、ムールヴェードル…4%、その他
味わい フルボディ
容量 750ml
お手軽ワイン館より)






父から娘に受け継がれていく、偉大なドメーヌ。
常に高評価を受ける、リッチな古典派シャトーヌフ・デュ・パプ。

ドメーヌ・ペゴーの歴史は1670年にまで遡ります。
当時はブドウの生産量は少なく、オリーブやチェリーを主に栽培する農家でした。
ペゴーの育てたチェリーやオリーブ、そのオリーブを使用し造られたオリーブオイルは非常に質が良く大変人気となり、それらを売却した資金を用いることで、徐々にブドウ畑を広げていきました。
1733年にはワインが造られていた最古の記録がありますが、かつては収穫されたブドウや、出来上がったワインのほとんどを樽のままネゴシアンに売っていました。
現当主のポール・フェロー氏の娘、ローランス女史がフランスのトップ・ドメーヌでの修行を終えワイン造りに加わった1987年から、ドメーヌとしての瓶詰めが本格的に始められました。

ローレンス女史の参加後飛躍的に質は向上し、“キュヴェ・ド・カポ”で5度ものパーカーポイント満点の100点を筆頭に、その名を冠した“キュヴェ・ローレンス”、さらに“キュヴェ・レゼルヴ”でも高評価を連発。
ワインスペクテーター誌でも99点や年間TOP100では2006年度版で第5位に選出されるなど近年その名声は高まるばかり。
2000年の“キュヴェ・ド・カポ”は、日本でも漫画「神の雫」で第3の使徒として紹介され常に入手困難な幻のワインの一つとなっています。

現在ドメーヌ・ペゴーでは、シャトヌフ・デュ・パプの区画に21haを所有しており、ブドウは全て手摘みで収穫、選果は非常に厳しく完全に熟したブドウだけを選んで造られています。
エノテカ・オンランより)





★パーカーポイント94点★ 
[2008] シャトーヌフ・デュ・パープ・ルージュ キュヴェ・ローレンス 750ml ドメーヌ・デュ・ペゴー

■品種:グルナッシュ80% シラー6% ムールヴェードル4% その他10%

■土壌:表面は小石に覆われた粘土、石灰岩、鉄、砂の混ざった土壌

■醸造:ぶどうは手摘み、厳しい基準で選び抜かれたものだけがワインとして仕込まれます。
除梗は一切行わず圧搾、マセラシオンして、極少量の酒石酸と亜硫酸塩が加えられ、温度管理せず10日間発酵します。
厳選された年季(最も古いもので60年)の入った3,000~6,000Lの大樽(フードル)で4年間熟成されます。

■レゼルヴと同じ醸造法ですが、レゼルヴが2年熟成に対してローレンスは4年の長期熟成キュヴェ。
■レゼルヴは毎年約60,000本生産されますが、ローレンスは6,000本です。
■ダ・カーポを生産するヴィンテージにはローレンスは造られません。同じヴィンテージで3つのキュヴェを生産することはありません。

基本的にレゼルヴの品質をよくするためにダ・カーポのブドウが使われますが、レゼルヴが単独で高品質レベルのワインになる可能性がある年は、別にダ・カーポが造られます。ダ・カーポを造るぶどうは特別なエリアのブドウのみで、過去1998、2000、2003、2007が造られ、2010年が5番目のヴィンテージで、今現在は2010年以降造られていません。

■テイスティングコメント
ガーネットと赤いレンガのような色合いでプラムの果実の香りがします。イノシシや鹿などのジビエ、トリュフのオムレツやブルーチーズなどと相性抜群です。サービス温度は16度です。ボトリング後5~10年の間が飲み頃。
時が経つにつれてアロマと味わいが閉じてしまうことはまったくないので安心して数年寝かしてもよいでしょう。

★パーカーポイント94点 2008年ヴィンテージ
(ワイン・アドヴォケート203号2012年10月)
このワインは今年の最優秀賞に推薦できるほどのものである。スモークされた鴨、海鮮醤、黒果実、濃い紅茶などの独特なアロマがグラスから溢れ出す。非常にフルボディで、濃厚な素晴らしい仕上がり。今から10~12年が飲み頃。
シマヤ酒店より)




(*)優心美酒SHIMURAより購入。14,040円。


VdF Rouge groll'n roll Les Vignes de Babas 2012

2015-03-19 00:00:00 | フランス・ロワール
VdF Rouge groll'n roll Les Vignes de Babas 2012
VdF Rouge grolln roll Les Vignes de Babas 2012
【ヴィーニュ・ド・ババス】グロルン・ロール[2012]

樹齢57年のグロロー
赤みのある明るい色調で、やや濁りがあります。ザクロやさくらんぼなど赤い小さな果実の風味にハーブのような爽やかさが感じられます。タンニンは優しく、軽快な印象です。軽やかで飲み易く様々なお料理と相性が良いです。カジュアルに楽しみたい時は少し冷やしても美味しくお召し上がり頂けますし、ゆっくりと楽しみたい時は、大きめのグラスに注ぐとより甘やかな香りが増し、口当たり良く味わえます。
優心美酒Shimuraより)




VdF・ルージュ・グロルン・ロール・2012・赤
惜しまれつつ解散・・・グリオットの一人、セヴァスチャンのドメーヌが始動!

<インポーター:vortexさんの資料より>
ロワールはもちろんのことフランスの自然派を代表する造り手として知られましたグリオットの生産者が2010年の醸造を最後に惜しまれつつ解散しそれぞれにワイン造りを始めました。一貫して亜硫酸ゼロのワインを造り続け、それぞれの良さを発揮しつつグリオットの時とは違う味わいを表現しています。

*ヴィーニュ・ド・ババス(セバスチャン・デルヴュー)
パトリックと共にロワールの自然派を牽引してきたハードコアな造りは、今も全く変わっていません。Vin Vivantだけが有する、時の経過と共に劇的な変化を遂げる感動的なワインを生み出します。セバスチャンはロックミュージックをこよなく愛するミュージシャン。そのためワインにもそれを想わせる茶目っ気たっぷりの名前を付けています。

【醸造】赤はマセラシオン カルボニック、白は木製の垂直プレス機で房ごとプレス。甘口を除きどちらもタンクのみ使用。

●グロルン・ロール/ヴィーニュ・ド・ババス/2012/赤
赤みのある明るい色調で、やや濁りがあります。ザクロやさくらんぼなど赤い小さな果実の風味にハーブのような爽やかさが感じられます。タンニンは優しく、軽快な印象です。軽やかで飲み易く様々なお料理と相性が良いです。カジュアルに楽しみたい時は少し冷やしても美味しくお召し上がり頂けますし、ゆっくりと楽しみたい時は、大きめのグラスに注ぐとより甘やかな香りが増し、口当たり良く味わえます。
Win Naturel Soutoより)




2010年に惜しまれつつ解散したグリオットの生産者
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2010年に解散したグリオットの生産者2人です。成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。
レ・ヴィーニュ・ド・ババス(セバスチャン・デルヴュー)
18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。

ワイン名 2012年 VdF Rouge groll'n roll   グロルン・ロール 赤辛口
品種 樹齢57年のグロロ
醸造 マセラシオン カルボニック、タンクのみ使用。
特徴
赤みのある明るい色調で、やや濁りがあります。ザクロやさくらんぼなど赤い小さな果実の風味にハーブのような爽やかさが感じられます。タンニンは優しく、軽快な印象です。軽やかで飲み易く様々なお料理と相性が良いです。カジュアルに楽しみたい時は少し冷やしても美味しくお召し上がり頂けますし、ゆっくりと楽しみたい時は、大きめのグラスに注ぐとより甘やかな香りが増し、口当たり良く味わえます。
Vortexより)





優心美酒Shimuraより購入。2,400円。


Cour Cheverny Domaine Philippe Tessier 2011

2015-03-18 00:00:00 | フランス・ロワール
Cour Cheverny Domaine Philippe Tessier 2011
Cour Cheverny Domaine Philippe Tessier 2011
フィリップ・テシエ

うわさどおりの『天才肌』フィリップ・テシエ!
嬉しい値下げ!!!で、 新ヴィンテージ到着!

ティエリー・ピュズラ、ミカエル・ブージュ、ピエール・マッソン、クリスチャン・ショサールなどトゥーレーヌ地方の自然派ワイン生産者のグループ「les vin du coin(レヴァンドゥコワン)」のリーダーを務め、他生産者からも信頼される実直で人望の厚い生産者。

その造り手が、このフィリップ・テシエ。
ティエリーがテシエのところから、ブドウを買っていたりということで、 名前だけはずーっと以前から知ってはいたのですが・・

とうとう出会ってしまいました!
『ヴィーニ・ジャポン2010』でひときわ目立った男性。
引き寄せられるように、インポーター:ディオニーのブースに行った私に「是非、テシエを試してください!」と声をかけられ、早速。
予想は的中!
目まん丸の素晴らしい味わいだったのです。
クール・シュヴェルニーに強く思い入れのある私は、じっくりとテイスティングし、そのワインの姿に惚れ惚れでした。
そんな訳で、当店の顔となりそうです。

シュヴェルニー城を横目に、見渡せば地平線の淵まで見えそうな村。そこには「シュヴェルニーのポテンシャルを紐解こう」と本気で感じさせてもらえるワインがあったのです。
造り手はフィリップ・テシエ。
かれは1960年代に両親が購入した土地を81年に受け継ぎ、95年からビオロジック農法へ転向。
「環境を破壊したくない、また農薬アレルギーであった自分への害を減らしたい」という思いから始めて、既に15年目のワインは完成品といえます。

ビオロジック農法へ転向後、7~8年経過した頃にブドウの樹が生き返るように力強くなったのを感じたと言います。
19haの畑は3つの村に分かれていて、粘土ケイ素質、石灰ケイ素質、貝殻砂上の砂利など個性的な土壌から生まれる彼のブドウ。
このブドウがワインの味わいに複雑味を与えます。
フィリップは自然生態系を構成する植物、人間、動物、微生物などを包括する生物多様性を重視し、ブドウ畑の横には野菜や植物、花を育てる畑づくりも熱心に行っています。
ティエリーが彼のブドウに目をつけるのも納得ですよね。



シュヴェルニー・ルージュは、赤い果実を思わせるチャーミングな香りが魅力的。
滑るようなのど越しと、ブドウそのものの旨みがしっかり堪能できる気品ある赤ワイン!


クール・シュヴェルニーは微かな熟成も感じる、今飲み頃に入ってきた!って感じです。
ビオロジック栽培の地葡萄ロモランタンで造る白桃のような香りと
とろみを感じる口当り。上品な果実味を酸とミネラルが支える高貴な白ワイン!

ロモランタンはご存知のとおり、とても酸がしっかりとした品種です。
だから、下手に造ると大変に品の悪いワインになりがちです。

また、若いうちは酸味が強く好みが分かれるとところです。
ただ、これが熟成を伴うとそれはそれは素晴らしいボディとなって私たちを驚かせてくれるのです。

クレマンはすぐにでも召し上がってください!(表示はNVですが、2005年物となります)
光輝く極上のスパークリングです。穀物の様な香ばしい香りと柔らかい乳酸、
花梨のニュアンスを存分に発揮していて、これでもか!という美味しさと感激をくれます!

クール・シュヴェルニー ドメーヌ・フィリップ・テシエ Cour Cheverny philippe tessier
開いた味わいに感激!です

熟した白桃、パイナップルなどトロピカルなイメージも。
時間が経つと、シナモンやナッツも現れてきて複雑な姿を見せてくれます。
液体は、これこそトロットロッ!!!!!
上品な果実味、底に力を秘めた酸、たっぷりのミネラル、 この3つが支える、まさにロモランタンの深い魅力が詰まった高貴な白ワイン! です

DATA
樹齢:10~50年 収穫:手摘み 収穫量:42hl/ha
熟成:樽とステンレスタンクで6ヶ月
品種 ビオ/白:ロモランタン100%
味わい 白桃のような香りととろみを感じる口当り、上品な果実味を酸とミネラルが支える高貴な辛口
容量 750ml
産地 フランス ロワール
リカーMORISAWAより)




クール シュヴェルニー ブラン 2011  フィリップ テシエ
今は幻 のロワールの品種 ロモランタン100%の白ワイン。

すっごく おすすめです。  私は ロモランタンが 大好き。
どうして こんなに美味しい白ワインになるブドウが 今消滅しつつあるのかがわかりません。
とにかく 一度 飲んでみてください。

きっと 熟した洋ナシの甘酸っぱい味わいに爽やかなハーブがどこかしら漂うこのワイン 好きになると思います。

フィリップ テシエは ロモランタンに凝縮感を与えるために収量を非常に制限し、成熟の遅いロモランタンを黄金色に輝く完熟まで 待って 待って手摘みで収穫したといいます。

ブドウの個性を大切にして、ワインを丁寧につくるテシエの想いがギュッとつまってるのがワインから伝わってきます。
wine-netsおおはしより)




(*)ワインショップフジヰより購入。2,250円。


Crozes Hermitage Grand Classique Cave de Tain 2012

2015-03-17 00:00:00 | フランス・ローヌ
Crozes Hermitage Grand Classic Cave de Tain 2012
Crozes Hermitage Grand Classic Cave de Tain 2012
Cave de Tain
カーヴ・ド・タン
北ローヌ最大にしてクリュワインの先駆者!

醸造家 グザヴィエ・フルアン氏

所在地22 Route de Larnage, CS 89721 26602 Tain-l'Hermitage Cedex, France
ワイナリーHPhttp://www.cavedetain.com/
北ローヌが誇るクリュワインの先駆者
カーヴ・ド・タンは1933年にルイ・ガンベール・デ・ロッシュ氏により設立された協同組合です。北ローヌの中心地、エルミタージュの丘陵地帯に畑が広がります。

その後代々ワイナリーは拡大を続け、今日では北ローヌ最大を誇る1,000haもの広大な畑で、300人以上の栽培農家と共に持続可能な農法に基づいて運営を行っています。
フランス国内のみならず、世界的に著名なワインジャーナリストからも絶賛される共同組合で、北ローヌのクリュワインの先駆者的存在として知られています。
現在ではAOPクローズ・エルミタージュの約50%を生産する、北ローヌを代表する生産者です。


北ローヌ最大かつ、クローズ・エルミタージュを代表する造り手
北ローヌ最大の生産者

長い歴史を誇る北ローヌの中心地、ヴァランスとリヨンの間に伸びるエルミタージュの丘陵地帯にカーヴ・ド・タンの畑は広がっています。

1,000ha以上にも及ぶ広大な畑から、エルミタージュ、クローズ・エルミタージュ、サン・ジョセフ、コルナス、サン・ペレーのAOPワインと、IGPクラスのバラエタルワインを生産しています。
北ローヌ全体のAOPワインの30%を生産する最大の生産者であり、かつ、AOPクローズ・エルミタージュ全体の約50%を生産しています。

有名ワイナリーへも供給
北ローヌ最大の生産者のためバルクワイン販売も多く行っており、販売先にはローヌの名立たる有名生産者も含まれます。


シラーのスペシャリスト
ローヌ地方はシラーの原産地です。
カーヴ・ド・タンでは黒ブドウの生産はシラーのみに特化しており、その栽培面積は900haにも及びます。これはAOPクラスのシラーの栽培面積としてヨーロッパ最大です。
シラーのスペシャリストとして、畑での栽培から醸造に至るまで幅広い知識をいかしてワイン造りに取り組んでいます。

最先端技術を駆使した品質管理
畑でのトレーサビリティとGPSマッピング・システムを活用した品質管理

2002年に、ブドウの成長状況を把握し品質を管理するため、「Vineyard Work Book」というシステムを導入しました。これは各区画ごとの全ての作業状況を記録、監視するコンピューター制御システムです。


また、2007年にはGPSマッピング・システムを導入しました。これは収穫後のブドウのトレーサビリティを可能とし、各テロワールの本質や特徴を掴む上で非常に有能なシステムです。それぞれの区画を調査・監視することで、収穫からボトリングまで、区画毎にブドウを管理することができます。


このように収穫からボトリングまでの工程を完全にオートメーション化することで、ブドウが酸化しないうちにスピーディにかつ厳しく選果を行い、品質の向上を可能としています。畑でのGPSマッピング・システムと共にIT技術を取り入れることで、ブドウがどの畑のどの区画から運ばれたのかを完全に把握することができます。

伝統的なワイン造りを現代技術で
醸造に使用するステンレスタンクは温度の一元管理が可能なものを使用しています。

ピジャージュ機械は、伝統的な手法を踏襲した方法で作動し、最適な抽出時期を見極めることができます。小型のコンクリートタンクは温度を一定に保ち、ワインの清澄を行います。

オーク樽は数多く保有しており、合計150hlのワインを伝統的な手法で保管、熟成することが可能です。2,000樽にものぼるフレンチオークでは、タンニンとストラクチャーの備わったフルボディのワインが生み出されます。

著名ワインジャーナリストからも大絶賛!
■ワイン・アドヴォケイト誌
「タン・レルミタージュ村周辺に広がるカーヴ・ド・タンは、フランスで最も優れた協同組合の一つで、北ローヌで非常に驚くべき品質のワインを生産する」
(2012年12月号Wine Advocate誌より抜粋)

■ジャンシス・ロビンソン ドットコム
「北ローヌのアペラシオン全体の半分近い生産量を誇るこの協同組合は、見事な高品質ワインを生産する。」
(2013年12月30日掲載JancisRobinson.comより抜粋)

Cave de Tain
カーヴ・ド・タン
Crozes Hermitage Rouge Grand Classique
クローズ・エルミタージュ グラン・クラシック 赤
2012

黒果実や菫の花、微かに胡椒のニュアンスが香り、オーク樽の風味が複雑味を与える。
柔らかいアタックとストラクチャーのあるタンニン。
果実とスパイスの風味が、豊潤な味わいに繊細さを添える。

フランスで最も優れた協同組合と謳われるAOC最大の協同組合によるシラー100%の赤ワイン。果実味やスミレの花、わずかに胡椒のニュアンスなどとともに豊潤な味わいが楽しめます。
原産国 フランス
地方 コート・デュ・ローヌ
品質分類・
原産地呼称 A.O.P.クローズ・エルミタージュ
品種 シラー 100%
年間生産量 840000本
栽培面積 607ha
収量 44hl/ha
樹齢 平均20年
土壌 花崗岩、沖積層、小石、黄土
醸造・熟成 醗酵:ステンレスタンク   熟成:70%ステンレス・タンク熟成 17ヶ月、30%オーク樽熟成 10ヶ月(フレンチオーク、新樽は使用せず、400L)
味のタイプ 赤・フルボディ
モトックスより)




(*)ワインショップフジヰより購入。2,300円