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Fleur de Clinet 1997

2013-11-04 00:00:00 | フランス・ボルドー
Fleur de Clinet 1997
Fleur de Clinet 1997
Chateau Clinet
シャトー・クリネ

Pomerol
Official Website: http://www.chateauclinet.com/

既に19世紀には確固たる名声を得ていたシャトー・クリネ。シャトー・ペトリュスのオーナーであったアーノー家の手に渡るまでコスタン家の所有であり、1980年代初頭にジャン・ミッシェル・アルコートの出現により、劇的な進化を遂げる。彼は既存の概念を打ち破り、グリーン・ハーヴェスト、除葉、ブドウの生理学的熟成を目標とした遅摘み法を確立し、カベルネの比率を下げた。その功績が称えられ、アルコートはワイン評論の世界的権威から2度も『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』に選出され、1989年のクリネはワイン・アドヴォケイトにて満点評価を獲得した。

1999年、シャトーの所有権はラボルド家の手に渡り、更なる品質向上の時代を迎えた。ブドウ畑では、将来を見据えた再植プログラムの下、より環境にやさしい栽培法を適用。除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる方向に切り替えた結果、ふわふわとした健康な土が蘇った。ブドウの受け場を新たにデザインすることにより、選果のレベルも格段に上げ、今では最高の房しかセラーに入り込めない。

木樽にて発酵後、ワインの熟成には新樽、1年樽、ステンレスタンクが用いられる。現在シャトーは約9haの畑を所有し、『ル・グラン・ヴィーニュ』、『ル・アルジル』そして『ル・プラトー』という、ポムローム村に住む者なら誰もが羨む区画から素晴らしいブドウを生み出している。1haあたり約6,600本のブドウの樹が植えられ、20-25hl/haという低収量のメルロも見受けられる。清澄、濾過なしで瓶詰めされるワインの年間生産数は約3,500ケースである。

また、セカンド・ブランドのフルール・ド・クリネは、ソフトな口あたりが特徴的で、瓶詰め直後から楽しめるため、ポムロールへの入門ワインとして最適である。こちらの年間生産数は約500~1,000ケース。既存のセカンドの概念を超える独自のスタイルの確立を目指し、2006ヴィンテージからこのフルール・ド・クリネには、専用のブドウが使われ始めた。ポムロールの優良ヴィニュロンがブドウを提供している。

テクニカルデータ

オーナー Jean Louis Laborde
ディレクター Ronan Laborde
醸造責任者 Romain Ducolomb
コンサルタント Michel Rolland
所有畑面積 8.64ha
土壌 砂利、粘土、鉄分を含む下層土
栽培方法 環境にやさしい栽培法を適用、除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる。収穫も手摘みで行う。植樹率は約6,600本/ha。
醸造方法 木製の発酵槽を使用。新樽(約50%)、1年樽(約40%)、ステンレスタンク(約10%)で熟成。


ワインリスト

Fleur de Clinet フルール・ド・クリネ

AOC Pomerol タイプ 赤
ブドウ品種 メルロ95%、カベルネ・フラン5% 熟成 バリック12ヶ月
評価 ―
シャトー・クリネと同じスタッフ・醸造方法で造られており、果実主体の柔らかさとクリネらしいしっかりとしたストラクチャーのバランスの良さが魅力。フレッシュなチェリーやプラムのジャムのフルーティな香りに黒いスパイスのアクセント。トップシャトーのエレガンスを備えた滑らかで肉感的な口当たり。セカンドの概念を超えるクリネが誇るもうひとつのグランヴァン。
フィラディスより)




シャトー・クリネ 
既に19世紀には確固たる名声を得ていたシャトー・クリネ。シャトー・ペトリュスのオーナーであったアーノー家の手に渡るまでコスタン家の所有であり、1980年代初頭にジャン・ミッシェル・アルコートの出現により、劇的な進化を遂げる。彼は既存の概念を打ち破り、グリーン・ハーヴェスト、除葉、ブドウの生理学的熟成を目標とした遅摘み法を確立し、カベルネの比率を下げた。その功績が称えられ、アルコートはワイン評論の世界的権威から2度も『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』に選出され、1989年ヴィンテージのクリネは満点評価を獲得した。

1999年、シャトーの所有権はラボルド家の手に渡り、更なる品質向上の時代を迎えた。ブドウ畑では、将来を見据えた再植プログラムの下、より環境にやさしい栽培法を適用。除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる方向に切り替えた結果、ふわふわとした健康な土が蘇った。ブドウの受け場を新たにデザインすることにより、選果のレベルも格段に上げ、今では最高の房しかセラーに入り込めない。

木樽にて発酵後、ワインの熟成には新樽(約50%)、1年落ち樽(約40%)、ステンレスタンク(約10%)が用いられる。現在シャトーは約9haの畑を所有し、『ル・グラン・ヴィーニュ』、『ル・アルジル』そして『ル・プラトー』という、ポムロム村に住む者なら誰もが羨む区画から素晴らしいブドウを生み出している。1haあたり約6,600本のブドウの樹が植えられ、20-25hl/haという低収量のメルローも見受けられる。清澄、濾過なしで瓶詰めされるワインの年間生産数は約3,500ケースである。

また、セカンド・ブランドのフルール・ド・クリネは、ソフトな口あたりが特徴的で、瓶詰め直後から楽しめるため、ポムロールへの入門ワインとして最適である。こちらの年間生産数は約500~1,000ケース。既存のセカンドの概念を超える独自のスタイルの確立を目指し、2006ヴィンテージからこのフルール・ド・クリネには、専用のブドウが使われ始めた。2人の優良ヴィニュロンが原料を提供している。
ウメムラより)





フルール・ド・クリネ[1997](赤)

アペラシオン(産地) : フランス ボルドー ポムロル
ワイン名(ラベル表示) : Fleur de Clinet Pomerol
内容量 : 750ml

既に19世紀には確固たる名声を得ていたシャトー・クリネ。シャトー・ペトリュスのオーナーであったアーノー家の手に渡るまでコスタン家の所有であり、1980年代初頭にジャン・ミッシェル・アルコートの出現により、劇的な進化を遂げる。
彼は既存の概念を打ち破り、グリーン・ハーヴェスト、除葉、ブドウの生理学的熟成を目標とした遅摘み法を確立し、カベルネの比率を下げた。
その功績が称えられ、アルコートはワイン評論の世界的権威から2度も『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』に選出され、1989年のクリネはワイン・アドヴォケイトにて満点評価を獲得した。

1999年、シャトーの所有権はラボルド家の手に渡り、更なる品質向上の時代を迎えた。
ブドウ畑では、将来を見据えた再植プログラムの下、より環境にやさしい栽培法を適用。
除草剤やトラクターの使用を極力減らし、可能な限り手作業でブドウを育てる方向に切り替えた結果、ふわふわとした健康な土が蘇った。ブドウの受け場を新たにデザインすることにより、選果のレベルも格段に上げ、今では最高の房しかセラーに入り込めない。

「セカンド・ブランドにあたるフルール・ド・クリネ」
ソフトな口あたりが特徴的で、ポムロールへの入門に最適なワインといえる1本です。
かわばた酒店より)





竹八さんでグラス。
抜栓日:2013年10月30日
程よいこさのルビーガーネット(だとおもう。光の加減でちょっとわからなかったです)。甘いブラックチェリー、カカオの香り。味わいは優しい。タンニンもかなりこなれています。ややインキーな感じもありますが、飲み頃なんじゃないかと思いました。


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