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Ximenez Spinola Exceptional Harvest 2014

2016-10-29 00:00:00 | スペイン
Ximenez Spinola Exceptional Harvest 2014
Bodegas Ximenez-Spinola S.L.
ボデガス・ヒメネス・スピノラ

極上のペドロ・ヒメネスだけに情熱を捧げるヘレス最小ボデガ

オーナー ホセ・アントニオ・サルサナ氏

所在地 Ctra. Jerez-Sanlucar Desvio, Las Tablas KM.1,5 11408, Jerez de la Frontera, Cadiz, Spain
地図を見る>
Website http://www.ximenezspinola.com/

長い歴史を誇るヘレスで一番小さなボデガ
現在のボデガの設立は1919年ですが、1729年にはすでにスピノラ家の先祖フェリペ・アントニオ・サルサナ・スピノラ氏が輸出をした記録もある長い歴史を誇る家族経営の造り手です。現在のオーナー、ホセ・アントニオ氏で8代目。極甘口のペドロ・ヒメネスだけに特化した珍しいボデガで、品質最優先のポリシーは量を追求することを許しません。その為、年産一万本に満たないヘレス最小のボデガです。家族協議会と優秀なエノロゴによる品質委員会により、自ら課した厳しい基準に見合う「レベルの高いペドロ・ヒメネスだけをリリースする」というボデガの伝統は受け継がれています。


全ての情熱をペドロ・ヒメネスに注ぐ熱い人
現在の当主ホセ・アントニオ・サルサナ氏は子供の頃から祖父の仕事を身近に感じて育ち、ヘレス造りに大変な興味を抱いていました。しかし、父親は先行き不安定なこの仕事を継ぐより、弁護士になることを求めます。父親を説得することは大変難しかったものの、ワイナリーの仕事に情熱を感じていたホセ・アントニオ氏は、それならば・・・と、「弁護士の資格を取れば、将来は自由に決めてもよい」という約束を取り付けました。そしてロンドンに留学して勉強をするのですが、もともと希望に沿わないことであったため資格を取るまでには何年もかかりました。

晴れて資格を取得した後、故郷ヘレスへ戻り遂に夢の仕事への一歩を踏み出します。家業とはいえ憧れの仕事にたどり着くまでに紆余曲折があった為、ワイナリーの仕事はどんな些細なことでも一つ一つが楽しくて仕方がないと言います。そしてその想いはボデガで働く全ての人を幸せなものにします。ペドロ・ヒメネスにかける彼の情熱は従業員からも尊敬を集めています。

鍵となる“アルバリサ”
“アルバリサ”と呼ばれる土壌がシェリーの品質にとって最も重要な要素です。この土壌は極めて白く、硫酸カルシウム、粘土、珪土に富み、湿度を保ち冬場の雨を地中に蓄えることで、夏の乾燥に備える一方、フロールの形成を阻害する鉄分などのミネラルは少ないのが特徴です。

このアルバリサ土壌は、ヘレス・デ・ラ・フロンテラ、サンルカール・デ・バラメダ、エル・プエルト・デ・サンタ・マリアの黄金の三角地帯、さらにトレブヘナの一角にあり、“ヘレス・スペリオール”といわれる最上区画となっています。


100%手摘み!そして極甘口シェリーの為の天日干し
■極めてコストのかかる製法

収穫は例年9月上旬に行われます。強烈な暑さの下での収穫は大変な重労働になりますが、品質を重視するヒメネス・スピノラでは100%手摘みでの収穫を行います。

そしてさらにヒメネス・スピノラ社の品質を語る上で欠かせないのが、「100%天日干し」。極甘口シェリーを造るためには、収穫したブドウを圧搾にかけるまえに天日で干す作業があります。収穫と天日乾燥、さらに干しブドウを圧搾して天然の加糖を得る工程で出るロスは莫大な費用になるため、現在、ペドロ・ヒメネスの生産には、一部天日干し、または、あえて全く天日乾燥ブドウを使わないことが許可されています。

しかし、品質主義を貫くヒメネス・スピノラ社では、受け継がれたモットーを守るため、あえてコストのかかる方法をとっています。


■贅沢仕様
ワイナリーが圧搾する果汁は、1トンのブドウからわずか200リットルの果汁のみ。こうして得られた果汁は、他に類のない非常に芳醇なアロマが特徴です。
(※一般的な作りでは、1トンのブドウから900リットルのモストを得る)


一切の“調整”をしない稀有な「ペドロ・ヒメネス シェリー」
通常、味の均一化と安定を図るために行われている「補酸、酒精強化、冷却安定」。

これらの作業を、ヒメネス・スピノラ社では一切行っていません。


それは、使用する干しブドウを“100%全て”天日干し乾燥をしているから可能なことです。ただしこれだけでは醗酵が進まないので、この天日干しブドウに一部フレッシュなブドウ(最大7%)を加えて圧搾しています。こうすることで、適度な酸と十分なアルコール度数を得ることができ、結果として、「補酸が不要、酒精強化が不要 、冷却安定化が不要」ということになるのです。


※酒精強化をしないため、このペドロ・ヒメネス シェリーは果実酒となります(酒精強化をした一般的なシェリーは甘味果実酒に分類されます)。

全てのボトルにシリアルNo.を明記
ボデガには、234の樽があります。

最低15年熟成。(シェリーの最低熟成期間は3年)
但し、今の蔵が建ったのが1919年なので、一部その当時から残っているワインがあるかもしれない・・・?そうなると最長約90年とも言えます。

常に最高クラスのものをリリースする、というポリシーの下、生産は年間約8000本ほど。クオリティに対する自信の証しとして、全てのボトルにシリアル番号が明記されています。
シリアル番号はラベル下部に記載

V.O.S./V.O.R.S.の申請をしない
シェリー原産地呼称委員会が、平均熟成期間20年以上または30年以上と認められるアモンティリャード、オロロソ、パゴ・コルタド、ペドロ・ヒメネスに対し認証シールを発行する、熟成期間認定シェリーの証し、VOS/VORS。

ヒメネス・スピノラ社では、品質主義を守るため、社則として一切のコンクール、VOS/VORSに申請しない方針を貫いています。複数の樽のワインをブレンドし、最高のペドロ・ヒメネスを造りだす彼らにとって、こうしたことは品質への制約に他ならないのです。

世界のセレブリティが毎年の楽しみにするワイン
限定生産の為、誰に何本販売するかはリリースの前にほとんど決まっています。

ボデガの顧客リストの中には、スペイン王室はもとより、某国女王や大統領など誰もが知っている世界のセレブリティも多数見受けられます。

世界でも前例のない辛口白ワイン「エクセプショナル・ハーヴェスト」!
■”摘み残すしかなかった”極上の粒をセレクトして造る「世界にたった一つの白ワイン」
限られた生産設備で品質だけを追求するボデガス・ヒメネス・スピノラ社のペドロ・ヒメネス シェリーは、量を造ることを許しません。そのため畑にはペドロ・ヒメネス シェリーにはならなかった、しかし極上のブドウが収穫されることなく摘み残されます。ペドロ・ヒメネス シェリーの収穫から醸造を経た21日後、再び設備が空いてからようやく収穫されるこのブドウは結果的に”遅摘み”となり、類まれなアロマを放つ辛口白ワインとなります。他に例を見ない製法からこれまでテーブルワインに分類されていたが、その希少性が認められ2013年ヴィンテージより「ビノ・バリエタル 100% ペドロ・ヒメネス」と固有の原産地呼称が与えられることになりました。

■現当主、ホセ・アントニオ・サルサナ氏のワイン
8代目の現当主ホセ・アントニオ・サルサナ氏がワイナリーを継いだとき、自分にできることは何かを考えました。1919年、現在のボデガが誕生したとき、ペドロ・ヒメネス シェリー造りの工程から、祖父はシェリーブランデーを、父はシェリービネガーを造りました。つねづね収穫後に畑に残ったブドウの素晴らしさを感じていたホセ・アントニオは、2010年、「これでシェリーではない、普通のスティルワインを造ったらどうなるんだろう?」と思いつきます。早速、醸造をしてみると、深い琥珀色に輝いたペドロ・ヒメネス シェリーのアロマを放つ、他に類を見ない白ワインが誕生したのです。


Exceptional Harvest
エクセプショナル・ハーヴェスト
ペドロ・ヒメネス用の極上のブドウから造った世界でも類を見ない白ワイン。深い琥珀の輝きと類まれなアロマは、例えようのない魅力を放っています。
生産者名 Bodegas Ximenez-Spinola S.L.
ボデガス・ヒメネス・スピノラ ワイナリーを詳しく見る
原産国名 スペイン 地方名 アンダルシア
地区名 - 村名 -
種類 スティル 味わい やや辛口
ヴィンテージ 2014年 希望小売価格(税別) 3,500円
内容量 750ml
品種(原材料) ペドロ・ヒメネス 100%
飲み頃温度 14度
ビオ情報 リュット・レゾネ
認定機関 -
「Wine Advocate」獲得点 -
「Wine Spectator」獲得点 -
コンクール入賞歴 -
海外ワイン専門誌評価歴 -
国内ワイン専門誌評価歴 (2014)ヴィノテーク 2016年2月号「田崎真也セレクション」17点
醸造・熟成 醗酵:ステンレス・タンクでアルコール醗酵、オーク樽でマロ・ラクティック醗酵   熟成:オーク樽成 4ヶ月(250L、新樽は使用せず、アメリカンオーク、ペドロ・ヒメネス使用樽)
年間生産量 23250本
栽培面積 6ha
平均収量 38hl/ha
樹齢 35
土壌 アルバリサ
品質分類・原産地呼称 辛口ワイン ビノ・バリエタル 100% ペドロ・ヒメネス
格付 -
入数 6
色 白
キャップの仕様 Disk Cork
モトックスより)



http://d.hatena.ne.jp/akirais/20161018/1476838065
ブレリアスにて。
 
抜栓日:2016年10月18日
ブレリアスさんから、「挑戦状です」と提供いただいたワイン。大変濃厚な粘性で、色合いはシェリーを思わせる色合い。黒糖、黒蜜、干しブドウの香り。酸化的ニュアンス(+)。残糖も黒糖や干しブドウ的な感じで、酸はさほど強くない。味わいも、大樽を使って熟成させたときのような酸化の感じを受けました。すでにこのときには結構酔っ払っているため、「ヒントはスティルワインです」という言葉がありましたが、シェリーやポートからどうしても頭が離れず、ポートのような酒精強化ではないということなので、「スペインで、品種はペドロ・ヒメネス」と当てずっぽうに答えたら、当たってしまいました(笑)
いやいや、こんなワインもあるんですね。しかもしらべたら結構評価が高いワインでした。大変勉強になりました。
締めに相応しいワイン、ブレリアスさん、ありがとうございました。


Jean Leon Vinya GiGi Chardonnay 2013

2016-07-27 00:00:00 | スペイン
Jean Leon Vinya GiGi Chardonnay 2013
Jean Leon Vinya GiGi Chardonnay 2013
ヴィーニャ・ジジ・シャルドネ
VINYA GIGI CHARDONNAY
/ ジャン・レオン
JEAN LEON
・ ヴィンテージ : 2013 年
・ タイプ : 白ワイン
・ サイズ : 750ml[フル]
・ 生産地 : > スペイン > カタルーニャ > ペネデス

● 基本情報
・ 品種 : シャルドネ 100%
・ おすすめ料理 : ムニエル、チキンの香草焼
・ シーン : 贈り物に最適

スペイン・カタルーニャで初めて国際品種を成功させた名門、ジャン・レオン。
コルトン・シャルルマーニュの系譜を継ぐ上質なシャルドネ。

スペインにおける国際品種栽培の先駆けとなるワイナリー、ジャン・レオン。
貧しい移民であったジャン・レオン氏は19歳でアメリカに渡り、ハリウッドでフランク・ シナトラ所有のレストラン「ヴィラ・カプリ」に職を得て長い下積みの後、ビバリー・ヒルズにレストラン「ラ・スカラ」を開業します。
このレストランが、マリリン・モンローやジョン・F・ケネディーといった数々の著名人の信奉を集め、その名はハリウッドの伝説として歴史に刻まれることとなりました。
レストラン事業を成功に導いた後、ジャン・レオン氏は「ラ・スカラ」を訪れる特別な顧客をもてなすべく、自身の手で理想的なワインを造ることを決意します。

1964年にはスペイン、カタルーニャの地ペネデスで念願だったワイン造りをスタート。
気候と土壌にこだわって畑を分類し、それぞれ最適の品種を植えています。
購入した畑には、シャトー・ラフィット・ロスチャイルドやコルトン・シャルルマーニュといった、フランスの名だたる生産者・生産地の苗木をスペインで初めて植樹。
スペインにおける国際品種のパイオニアと言われます。

ワイン生産者としても著名人から愛され、1980年にホワイトハウスで催されたレーガン大統領の就任式では、カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルヴァの1975年が振る舞われるなど、世界的に高評価を獲得。
しかし、大いなる志も半ば、ジャン・レオン氏は病に倒れてしまいます。
そして>1996年にその生涯を閉じる2年前、自身のワイナリーを、かねてより交流のあったトーレス・ファミリーの傘下に入れることを決意。
現在では、スペイン屈指の名門トーレス・ファミリーのミレイア女史がジャン・レオン氏の志を尊重し、自社畑のブドウのみ使用、手摘みの収穫、少量生産といった信念を受け継ぎ、優れたワインを世に送り出しています。
2012年にはエコロジーワインとしての認定を取得し、有機農法で丁寧な栽培を行っています。

こちらのヴィーニャ・ジジ・シャルドネは、ジャン・レオンが所有する5haの単一畑「ジジ・ヴィンヤード」で造られるシャルドネ。
その名前は、ジャン・レオン氏の愛娘の名前から付けられています。
標高300mに位置し、水はけがよく小石の多いシャルドネに適した土壌にはコルトン・シャルルマーニュのシャルドネの苗木が植えられ、現在では樹齢40年を超えています。
丁寧に手摘みで収穫され、フレンチオークの小樽(バリック)で発酵。
そして、フレンチオークの新樽で6カ月間熟成を行い、瓶詰め後、さらに最低6カ月間の瓶内熟成したのちに出荷されます。

バターを思わせる上品な甘みとトロピカルフルーツのような果実味が見事に調和し、トーストやスパイスのニュアンスも感じられます。
第一印象はフレッシュですが、徐々に濃厚な風味が口の中で広がり、いきいきとした酸が心地良い余韻に漂います。
ブルゴーニュの白ワインを思わせるエレガントなシャルドネをお楽しみください。

評価:2012年ヴィンテージがペニン2014にて91点を獲得。
エノテカ・オンラインより)


Jean Leon Vinya GiGi Chardonnay 2013 part2 a>



http://d.hatena.ne.jp/akirais/20160720/1469087631
ワイン会にて
 
抜栓日:2016年7月20日
濃い目のイエロー。粘性がけっこうあります。第一印象はナチュール系のワイン。酸化ニュアンス、シェリー香を感じました。しかし、時間とともにその感じはやわらいでいきます。酸化的ニュアンスから、サヴォアとかジュラとかその辺のシャルドネを考えましたが、スペインのシャルドネ! 品種がシャルドネとか全然分からず、シュナン・ブランやソーヴィニヨン・ブランでも、納得してしまう感じです。へぇ~、こういうふうなのもあるんだ


Beso de Rechenna Reserva Brut Nature Cava

2016-07-14 00:00:00 | スペイン
Beso de Rechenna Reserva Brut Nature Cava
Beso de Rechenna Reserva Brut Nature Cava part1
珍しいバレンシア産のカヴァ


ベソ・レセルヴァ・ブリュット・ナチュレ
BESO RESERVA BRUT NATURE

辛口
その他
ヴィンテージ - 容量 750ml
原産国 スペイン 地域 スペイン バレンシア
村名 - 畑名 -
色・タイプ 白
スパークリング 味わい・ボディ 辛口
その他
格付け D.O.カヴァ
ブランド名 ナ・ソル 
ぶどう品種 マカベオ、シャルドネ
収穫/醸造/
熟成 瓶内二次発酵方式
商品説明 白い花やほのかにレモンを思わせる香り。きめ細やかな泡とバランスの良い酸味が楽しめます。ドサージュを行わず、ワインそのままの味わいが楽しめるキリッと辛口のブリュット・ナチュレです。
アサヒより)




ベソ・カヴァ・レゼルヴァ・ブリュット・ナチュレ・高級シャンパン瓶内二発酵(シャンパン方式)・D.Oカバ・(ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ社)
BESO DE RECHENNA CAVA Reserva Brut Nature (Union Vinicola del Este)
スペイン辛口高級カバファン大注目!シャンパンファンも注目!その名も“Beso”「口づけ」「キス」という意味の究極D.Oカバ!しかもスペインでは珍しいバレンシア州レケーナ産の最辛口D.Oカバ!!しかも補糖なし!の天然辛口!ブリュット・ナチュレ!しかもシャンパン方式(瓶内二次発酵)で、デゴルジェまで15ヶ月以上の長期熟成された、ワンランク上の“レゼルヴァ”クラス!!しかも高級D.O規格!!造り手は、スペイン最大規模のカバ生産者のひとつである優良ワイナリーで、バレンシア州レケーナの「ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ社」!!ベソの産地であるバレンシア州レケーナの海抜700~900メートルに位置する、大陸性の特色を持った地中海性気候の、温暖で乾燥した高地の畑からのマカベオ80%に、シャルドネ20%で造られるブリュット・ナチュレのレゼルヴァは、白い花やほのかにレモンを思わせる香り。きめ細やかな泡とバランスの良い酸がお楽しみ頂ける、キリッとした辛口の究極高級カバが限定で極少量入荷!
ベソ カヴァ レゼルヴァ ブリュット ナチュレ 高級シャンパン瓶内二発酵(シャンパン方式) D.Oカバ (ユニオン ヴィニコラ デル エステ社)

シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵製法で造られる、高級DO規格のカバ!
しかも長期熟成のレゼルヴァもの!
しかも一切の補糖を行わない、天然辛口!ブリュット・ナチューレ!
熟成されたそのままの味わいをお楽しみいただける、究極辛口カバ!


新進気鋭の生産者
『ベソ』は、スペイン最大規模のカヴァ生産者であるフレシネグループの優良ワイナリーであるユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ社が製造しています。カヴァの95%がカタルーナ州のペネデス地区周辺で生産されている中、同社はバレンシア州レケーナ地区で、希少で個性豊かなカヴァ造りを行っています。

「BESO」は、バレンシア産カヴァ
スペイン産の「カヴァ」は、フランス
のシャンパンと同様の製法でつくられているスパークリングワイン。数ある「カヴァ」の中でも、ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ社が生産する「BESO(ベソ)」は、異彩を放つ存在です。 カヴァの95%以上は、カタルーニャ州のベネデス周辺で生産されていますが、「BESO(ベソ)」は、カタルーニャ州ではなく、バレンシア州のぶどう産地レケーナで生産されていることが特長です。
レケーナは昼夜の寒暖差が大きく、新鮮で豊かなアロマをもつぶどうが収穫できる土地です。さらには、1ヘクタールあたり7トンと少ない収穫量なので凝縮感に満ち溢れていることも特長です。 「BESO」は、こうした他とは一線を画す環境とぶどうにより、希少性と個性に富んだ味わいを誇っています。


バレンシア産という希少な価値
産地の特徴
カヴァは約95%がカタルーニャ州のペネデス付近で生産されている中で、ベソはバレンシア州のレケーナ産。レケーナは昼夜の温暖の差が大きいため、新鮮で豊かなアロマをもったぶどうが育ちます。
使用されるぶどう品種
ペネデス周辺ではマカベオ、チャレロ、パレリャーダというぶどう品種を用いて造られることが多いカヴァですが、このベソにはマカベオを主体にシャルドネを使用。シャルドネを使うことで、さらに風味がなめらかで果実味溢れるものになります。
収穫量の違い
ペネデス周辺では、ヘクタールあたり平均で約12トンが収獲されますが、ベソで使用されるぶどうの産地であるバレンシア州のレケーナではヘクタールあたり7トンと少量です。これにより、凝縮感のあるぶどうが育ちます。

ベソ・レセルヴァ・ブリュット・ナチュレ

ぶどう品種:マカベオ80%、シャルドネ20%
甘辛度:辛口 ※補糖を行わない、ブリュット・ナチュレです。
熟成度:びん内二次発酵からオリ抜きまで15ヶ月以上熟成させた「レセルヴァ」クラス

果実味あふれ、なめらかな「口づけ」
「BESO」は、スペイン語で「口づけ」の意。そして、そんな素敵なネーミングのこのカヴァは、通常品がびん内発酵からオリ抜きまで9ヶ月以上であるのに対し、15ヶ月以上を費やした「レゼルヴァ」。
マカベオ種を主体にシャルドネを使用していますので、果実味あふれる、なめらかな風味が存分にお楽しみいただけます。

白い花やほのかにレモンを思わせる香り。きめ細やかな泡とバランスの良い酸味が楽しめるキリッとした味わいです。

【ブリュット・ナチュレとは】
カヴァの熟カヴァの場合、オリ引きの後、味わいを整えるために原酒となったワインに糖分を加えたもの(リキュール・デクスペディシオン)が添加され、ワインはその残留糖分によって甘辛度の表示が決められています。
ブリュット・ナチュレはそのリキュール・デクスペディシオンを一切添加しない辛口ワインを指します。つまり、熟成されたそのままの味わいをお楽しみいただけます。

【熟成期間について】
通常のカヴァ:9ヶ月以上~ レセルヴァ:15ヶ月以上~ グラン・レセルヴァ:30ヶ月以上かつボトル替えをしていないもの。
うきうきワインの玉手箱より)




ワイン名 Beso de Rechenna CAVA Reserva Brut Nature
ベソ・ディ・レケーナ CAVA レゼルヴァ・ブリュット・ナチュレ
住 所 El Romeral 46340 Requena MAP
生産者/ネゴシアン Union Vinicola del Este
http://www.uveste.es/index.php/en/

生産国 スペイン
地 域 地中海地方/カタルーニア、バレンシアなど Med area/Catalunya Valencia
地 区
バレンシア Valencia
タイプ
 発泡白 辛口
ぶどう品種1 マカベオ(ビウラ) Macabeo 品種情報 ぶどう品種1割合 80%
ぶどう品種2 シャルドネ Chardonnay 品種情報 ぶどう品種2割合 20%

製法特徴
ベソの畑は、バレンシア州レケーナの海抜700~900メートルに位置する。
シャンパン製法で造られ、熟成期間は15ヵ月以上。
格付け CAVA

歴史など
2007年設立の協同組合なので、新しい設備を持っている。
Wistoryより)




http://d.hatena.ne.jp/akirais/20160709/1468064114
サツドラ4条店にて購入。税込1,134円。
 
抜栓日:2016年7月9日
インポーター:アサヒビール
グラスはシェフ&ソムリエのスパークリングを使用しました。
色合いは比較的色づいたイエロー。泡立ちはなかなかクリーミーな感じです。ガス圧もそこそこ。ドライフルーツにした洋梨のイメージや、ドライなニュアンスの香り、スワリングするとアカシア的なちょっと野性的な印象の香り。
飲み口はとてもドライで、ほぼ残糖を感じません。ホップを思わせるような苦味が口に残ります。アフタにほんのりと蜜感があるでしょうか。とてもドライで飲みやすく、食中にいただくCAVAとしてコスパ良いと思います。


Finca Valpiedra Reserva 2000

2016-02-24 00:00:00 | スペイン
Finca Valpiedra Reserva 2000
Finca Valpiedra Reserva 2000
フィンカ・バルピエドラ レゼルバ
Finca Valpiedra Reserva


フィンカ・バルピエドラ レゼルバ
産地:スペイン:リオハ地区
種類:赤

フィンカ・バルピエドラは、リオハの名門「マルティネス・ブハンダ」社が保有するエステートで、「リオハの高級シャトー」とも言うべきワイナリーです。リオハでも最良地区の心臓部、リオハ・アルタのカミーノ・ビエホに位置し、畑はエブロ川が激しく蛇行する河岸に広がっています。素晴らしい土壌と特殊な微小気候によって作られる上質なブドウから、シャトー元詰の「グラン・クラッセ」級のレセルバ・ワインのみを生産しています。栽培面積80ha、土壌は小石、砂利を多く含む石灰岩質です。
サービス温度は約16~18℃です。

■品種:テンプラニーリョ 95% カベルネ・ソーヴィニョン 5%
■蔵元:マルチネス・ブハンダ
■容量:750ml
■色:深いさくらんぼ色。
■香り:果実香と樽による絶妙なバランスによるエレガントなアロマを放ちます。
■味わい:
口の中一杯に広がる香りと豊満で丸みのある口当りです。エレガントなタンニンと、最後に残る、力強く複雑な骨格が印象的です。
■醸造・熟成:
100%新樽で、平均1年半熟成します。50%はフランス産樫樽、50%はアメリカ産樫樽を使います。瓶熟成は1年半~2年です。
CONVINOより)





ブレリアスにて
抜栓日:2016年2月16日
まぁまぁ濃いめのガーネットで時代を感じさせる色合い。澱なのか濁っています。粘性はそこそこ。香りは、いわゆるヒネ香で、シェリー香的な要素が時間とともに強まります。それでもその奥にプラムや干しぶどうのニュアンスがあります。アタックは弱めで、酸も弱い。熱劣化じゃないか、というまとまりになりました。イタリアの大樽つかった土着品種とか考えましたが、答えはスペインのテンプラでした。


Gorvia Blanco Quinta da Muradella 2010

2015-12-10 00:00:00 | スペイン
Gorvia Blanco Quinta da Muradella 2010
Gorvia Blanco Quinta da Muradella 2010
生産本数は1,000本弱!スペインや米国、英国では入手困難なワイン
漫画『神の雫・スペイン編』で唯一登場した白ワインのゴルビア・ブランコ2007。
もちろん驚くほど美味しいワインですが、今回は新ヴィンテージの2010年ヴィンテージをご紹介。
キンタ・ダ・ムラデッラは今最も注目されている造り手のひとり。
D.O.モンテレイを知り尽くしたホセ・ルイス・マテオと天才醸造家ラウル・ペレスがつくります。
スペインで最も有名なワインバー、モンビニックのソムリエたちも今最も注目しているボデガはキンタ・ダ・ムラデッラとコメントしていました。
今はなき伝説のレストラン、エル・ブジや2013年世界のレストランBest50で第1位に輝いたカン・ロカにもD.O.モンテレイで唯一オンリストされていたのがこのゴルビア・シリーズ(白、赤)です。
ゴルビア・ブランコは標高約500mの単一畑で、白葡萄はガリシアの固有品種ドニャ・ブランカが植えられます。
生産本数は1,000本弱と大変少なく、スペインや米国、英国では入手困難なワインとして知られています。
ドニャ・ブランカってこんなに美味しいんだときっと驚かれることでしょう。

テクニカル・データ
ゴルビア・ブランコ [2010] キンタ・ダ・ムラデッラ GORVIA BLANCO 2010 Quinta da Muradella
生産者 キンタ・ダ・ムラデッラ Bodegas Quinta da Muradella
輸入元 ワイナリー和泉屋
内容量 750ml
地域 スペイン / ガリシア州
Spain / Galicia
葡萄品種 ドニャ・ブランカ100%
産地 D.O.モンテレイ D.O. Monterrei
おすすめグラス 大振りブルゴーニュタイプ
アルコール度数 13%
サーヴィス温度 10℃~
味わい
甘口1234567★910辛口
評価
-pt 92pt

備考
オーストリアのオーバルタイプの樽で発酵、その後約8ヶ月熟成させ、その後ステンレスタンクで安定させ、ボトリングします。
ラウル・ペレス曰く『ホセ・ルイスのドニャ・ブランカは葡萄の実が小さくワイン造りには最高だ!』とコメント。
ワイナリー和泉屋より)





ワイン会にて
抜栓日:2015年11月18日
程よく色づいた黄色で、わずかにオレンジを思わせるような色調があるような感じがしました。やや酸化的なニュアンスを感じますが、香り全体は最初閉じ気味、徐々に果実の要素がでてきて、アプリコットや、トロピカルフルーツの香りがあります。そして、時間経過でそれらの要素が柔らかくなってきます。後半はやや酸化的ニュアンスが前面に出てきた感じですが、果実味がとても豊富でアロマティックなワインでした。


Ultreia de Valtuille Raul Perez 2010

2015-11-28 00:00:00 | スペイン
Ultreia de Valtuille Raul Perez 2010
Ultreia de Valtuille Raul Perez 2010
ラウル・ペレス。

1972年生まれ、ビエルソの人口が百人にも満たないバルトゥイエ・デ・アバホ村出身。

実家は1752年からつづく葡萄栽培農家。
獣医を目指していたラウルだったが、ワインの道に変更しバレンシアの醸造学校でニコラス・サンチェス・ディアナ教授に師事、卒業後、実家のボデガであるカストロ・ベントーサを手伝いはじめる。

現在、スペインの新世代の生産者として、もっとも注目を浴びている醸造家と言っても過言ではないでしょう。

1998年にビエルソに強い関心を示していたリカルド・ペレス・アルバロと出会い、1999年にリカルドと彼の叔父であるアルバロ・パラシオス氏(スペインを代表する醸造家)に醸造所を貸し、彼らのワイン醸造に感銘を受け、ラウルのワイン造りも転換する。

そしてカストロ・ベントーサの名品、セパス・センテナリアスが生まれました。
規模が大きくなり、自分の思うワインができなくなってしまったため、2005年に実家のカストロ・ベントーサを辞め、ポンフェラーダ郊外に拠を構え、ボデガス・イ・ビネドス・ラウル・ペレスを旗揚げ、ここからウルトレイアというブランドのワインを2種類リリースしました。

現在、ラウル・ペレスは試験的なものもあわせるとスペイン各地で20ボデガぐらいのワイン造りに携わっています。ボデガス・エステファニアやアデガ・アルゲイラといったここ数年素晴らしいワインをつくっているボデガもラウル・ペレスが醸造コンサルタントをしているのです。

アメリカにラウル・ペレスのワインが輸出され、いきなりザ・ワイン・アドヴォケイトのスペインを担当するジェイ・ミラー氏がラウル・ペレスのワインに驚くべき評価をいたしました。

ウルトレイア・バルトゥイエ 98+P

ウルトレイア・サン・ジャック 93P

D.O.モンテレイでつくる

ア・トラベ・ティント 97P

ア・トラベ・ブランコ 93P

リベイラ・サクラでつくる

エル・ペカド 98P

リアス・バイシャスでつくる

スケッチ 93P

という高得点が与えられ、あっという間にアメリカで最も有名なスペインワインとして注目を浴びるようになりました。

バルトゥイエ、エル・ペカド、ア・トラベのポイントには本当に驚きました。この価格としては一番低価格なのでは。

ラウル・ペレスはスペインのマイナーなエリアや廃れてしまった葡萄品種の再生に非常に力を入れており、2008年11月29日から行ったスペイン旅行ではリアス・バイシャス、モンテレイ、リベイラ・サクラ、アストリア、レオン、マドリッド、セゴビアなどにあるボデガとコラボレーションし非常に興味深いワインたちをつくっているのです。

リベイラ・サクラにある非常に評価の高いボデガであるアデガ・アルゲイラのオーナー、フェルナンド・ゴンザレス・リベイロ氏は『このリベイラ・サクラと言う地は本当に大したワインが出来なかった。そこにラウルが来てくれ、今までとは全く次元の違うワインをつくりだしてくれた。リベイラ・サクラのワイン関係者にとってはラウルは神のような存在だ!』と話してくれました。
スペインで3日間ずっとラウルと一緒に行動をしていましたが、どこのボデガに行っても、どこのレストランに行っても、どこのバルに行っても、本当にラウルは人気者で、彼が話し出すとみんな耳を傾けその話をしっかりと聞くので驚きました。
カストロ・ベントーサの頃から、彼のワインのファンだった私はマドリッドのワイン見本市で偶然にかれに再会、日本への輸出をお願いしたところ快く引き受けてくれたのです。

ワイナリー和泉屋にとって、まさに宝物のワインであることは間違えなく、きっとスペインにとってもきっと宝物の生産者だと思っております。
ラウル・ペレスのワインのコメントで本当にマイナスのコメントは見たことがないのですが、あるワイン・ジャーナリストは『あまりの生産量の少なさで一部の限られた人間しか飲むことができない。彼はその辺を改善しなければならない』
と言っていたのは見ました。
日本でラウル・ペレスのワインを飲むことのできる幸せ、ぜひ噛みしめてくださいね。
ちなみにウルトレイアとは巡礼者たちが互いを励ます挨拶代わりの言葉で『前へ』と言う意味です。
なんかとても良い名前ですよね。

〔 D.O.ビエルソ〕
ビエルソはカスティーリャ・イ・レオン州北西部にあり、ガリシア州とは山ひとつで隣り合います。ここ数年、メンシアと呼ばれる葡萄品種から造られる赤ワインが高評価され、今、最も熱い注目を集める産地となり、スペインのニュー・エルドラド (新黄金郷)と呼ばれています。

2008年の「マタドール」にラウル・ペレスが選ばれました!

「マタドール」はエグゼクティブクラスや意識の高いライフスタイルを求める方を対象としたメンバー制のアート雑誌です。

テルモ・ロドリゲスはマタドールの依頼を受けて著名な現代絵画の画家がラベルを特別に描き、選ばれた醸造家がその為の特別なワインを生涯に一度だけ造るというプロジェクトに協力してきました。
ワインは毎年異なる場所で異なる生産者によって造られラベルのエチケットもその年毎に変わります。
非常に限られた生産量であるため、割り当てを受けたレストラン、そして国内のごく限られた方々へと販売されている超限定品です。




10のワインのうち8つのワインが95ポイント以上を獲得!
2009年、ザ・ワイン・アドヴォケイトに初登場し98+ポイント を獲得したウルトレイア・デ・バルトゥイエ2005。無名のワインについたそのポイントに世界中が驚きました!
翌2006年ヴィンテージはそのできが気に入らずノー・リリース。そして2007年ヴィンテージはザ・ワイン・アドヴォケイトでスペイン最高の99ポイントを獲得しまたまた世界を驚かせました!
そして評価された10のワインのうち8つのワインが95ポイント以上を獲得し世界中にラウル・ペレスの名を轟かせました。
この快挙にスペイン貿易庁やガリシア州政府のホームページにもこの快挙を称える文が掲載されました。公的機関が個人を称えることはまさに異例なことなのです!
今、スペインで最も注目されていて、最も入手困難なワインをつくる醸造家でしょう。米国のワインジャーナリストは『ラウル・ペレスのワインは本当に素晴らしい。だが一部のワイン愛好家しか手にできないあまりにも少ない生産本数を彼は考えなければいけない』などというコメントが出てしまうほどスペイン、米国、英国、ドイツなどのスペインワイン輸入国では入手困難なワインとして知られます。
スペイン国内の販売権をもつラティントレリアのオーナーのひとり、セサル氏になぜラウル・ペレスのワインが店舗にないのかときいたところ、ラウル・ペレスのワインなんてどこにあるんだと笑って答えていました。
ラウルのボデガでお会いした米国のディストリビューター、オーレ・インポーツのオーナーも入荷前にすでに完売していると笑っていました。今、スペインワインが最も入手困難なワインのひとつでしょう。
このウルトレイア・デ・バルトゥイエはラウル・ペレスのトップキュヴェの1つでラウル・ペレスの名を伝説にしたワインの1つです。
ビエルソの高地(530m)にある1.1haの単一畑に1908年に植樹された最高のメンシアからつくられるワインがこのウルトレイア・デ・バルトゥイエです。開放型の木製発酵槽での発酵、熟成にはいろいろなサイズの古樽が使用されます。
”Ten Best Wines from Bierzo”で第1位獲得!
”THE FINEST WINES OF RIOJA AND NORTHWEST SPAIN”の”Ten Best Wines from Bierzo”で第1位に輝いたのは 天才醸造家ラウル・ペレスが醸すウルトレイア・デ・バルトゥイエでした。
やっぱりラウル・ペレスって凄いですよね。
2007年ヴィンテージがロバート・パーカー主宰ザ・ワイン・アドヴォケイトでその年の最高得点をマーク、ラウル・ペレスの名を伝説にした一本です。

2010ヴィンテージが、漫画『神の雫』で大きく取り上げられました。

テクニカル・データ
ウルトレイア・デ・バルトゥイエ [2011] ラウル・ペレス Ultreia de Valtuille 2011 RAUL PEREZ
生産者 ラウル・ペレス RAUL PEREZ
輸入元 ワイナリー和泉屋
内容量 750ml
地域 スペイン / カスティーリャ・イ・レオン州 Spain / Castilla y Leon
葡萄品種 メンシア100%
産地 D.O. ビエルソ D.O. Bierzo
おすすめグラス 大振りブルゴーニュタイプ
アルコール度数 13.5%
サーヴィス温度 14℃~
味わい
ライト1234567★910フル
備考
ウルトレイア・デ・バルトゥイエ2007は、ロバート・パーカー主宰ザ・ワイン・アドヴォケイト No.183、スペイン特集にてピングス2006とともに最高ポイントの99ポイントを獲得。
ワイナリー和泉屋より)




『神の雫』に掲載!
スペインワインの新たなるスター、あの注目株のラウル・ペレスのワインも、とうとう『神の雫』に掲載されました!
早速気になる内容は…、

■掲載内容■
『グラナダの夕陽』のワインを入手し、パーティーに参加する主人公。
しかしワインを抜栓してみると、試飲したときとは違い、ワインは硬く閉じたまま…。
しかし!デキャンタージュでワインは見事な香りと味わいに!
目を閉じてワインを口に運び、アルハンブラ宮殿を想像しながら描かれるこのワイン。
飲み進めると、
『背後に迫る夕闇を忘れ、いつまでもいつまでも、その余韻に身を委ねている…』
と、想像が膨らみ、このウルトレイア・デ・バルトゥイエ2010年こそが『グラナダの夕陽』!

と、会場大喝采だったのです。
ワインコーディネーターの代わりに主人公が選んだメインの1本、ラウル・ペレスの、ウルトレイア・デ・バルトゥイエ2010年。
夕日が沈みかけ、茜色に染まり始めた『グラナダの夕陽』に表現された、このワインは、必飲です!
タカムラより)




ワイン会にて
抜栓日:2015年11月18日
グラスはブルゴーニュタイプを使用しました。綺麗な透明感のあるチェリールビー。とても切れな色合いです。香りは赤い実を思わせる香り、甘酸っぱいラズベリーのコンポートのような感じ。樽は優しく調和しています。酸は綺麗にのびて、果実味がギュッと詰まっています。タンニンはとてもパワフル。香りから想像するタンニンよりも断然力強いです。時間経過で香りにピスタチオのようなナッツ的なニュアンスを感じました。ちょっと青っぽい印象をもたせるような香りです。ピノに似ていますが、どちらかというとオレゴンのピノのような感じでしょうか?


Tinto PESQUERA Reserva 1996

2015-11-27 00:00:00 | スペイン
Tinto PESQUERA Reserva 1996
Tinto PESQUERA Reserva 1996

ベガ・シシリアと並ぶリヴェラ・デル・ドゥエロの人気ワイン、ペスケラをロバートパーカー氏がスペインのペトリュスと絶賛したことは記憶に新しいと思います。
今、世界中で最も評価されているのがこのワインと言っても過言ではありません。
信じられない程の濃縮度があり、果実味がぎっしり詰まった様な強烈な印象 を与えます。タンニンがしっかりとしており、見事なバランスを持っています。
レゼルヴァは で小樽で24ヶ月以上の熟成と最低24ヶ月のビン熟後にリリースされます。色は濃く、凝縮感や複雑性があり、信じられない程のバランスのとれた強烈なボディがあります。
スペインワインの本領が伝わる1本です。


パーカーポイント 90
(インターナショナル・ワイン・セラー・スコア 94)
飲み頃予想 2001-2014
The dense plum-colored 1996 Reserva exhibits an ostentatious bouquet of smoky oak, earth, tobacco, licorice, and jammy red and black fruits. Full-bodied, thick, rich, and mouthfilling, this opulent wine possesses structure as well as tannin. However, it is delicious already. Anticipated maturity: now-2014.
(Wine Advocate #136 Aug 2001 / Robert Parker)




ワイン会にて
抜栓日:2015年11月18日
ボルドータイプのグラスを使用。ほどよいガーネット。ややもっさりした色合いの印象があります。2時間前の抜栓でしたが、グラスに注いで充分に香りが開いていました。最初はやや還元的な要素がありましたが、主張し過ぎない樽香、スモーキーなニュアンス、なめし皮の香り。時間が経つと、甘草、タバコの香り、ベーコンのニュアンスも加わってきます。綺麗な香りで、色で表すと茶色から黄土色のイメージが頭に思い浮かびます。スパイシーはスパイシーなんですが、濃いわけではなくタンニンもとても優しくエレガントなワインでした。


Bodegas San Isidro Gran Reserva 1989

2015-10-17 00:00:00 | スペイン
Bodegas San Isidro Gran Reserva 1989
Bodegas San Isidro Gran Reserva 1989
ボデガス・サン・イシドロ Bodegas San Isidro
「ボデガス・サン・イシドロ」は、1934年、スペイン初の協同組合として、ムルシア州フミージャに設立されました。以来、スペインのワイナリーで初めてISO9001(品質マネージメント規格)の認証を取得するなど高品質ワイナリーとして発展を続け、今日、フミージャ最大規模にして、スペイン全土でも最高のワイナリーのひとつに数えられています。

とりわけこの地の主要品種であるモナストレル(仏名ムールヴェードル)の研究にかけては疑いなくスペインのリーダーで、この品種から、「Gemina」シリーズなどの素晴らしいワインを造っています。早熟で糖度が高くなりがちなモナストレルは、石灰岩質や砂質を中心としたフミージャの痩せた高地に適合し、極めて乾燥した、寒暖の差の激しい気候の中、タンニンのしっかりとした長期熟成型のフルボディになります。
また、この協同組合は、フィロキセラ禍をまったく受けていない広大なぶどう畑を所有しており、その「プレ・フィロキセラ」の畑のモナストレル100%でつくられた、「グラン・セレルバ」のバックヴィンテージを大切に貯蔵しています。

古酒を嗜む伝統を残すイギリスを中心に、各国の名だたるワインショップが取り扱っているという、この銘品をご紹介します。

栽培:厳格なリュット・レゾネ(風も多く乾燥がちの気候で、害虫等の出にくい石灰岩質・砂質土壌のため、化学肥料や農薬は実質的にほとんど必要とされない)

醸造: ISO9001(品質マネージメント規格)及びISO14001(環境マネージメントシステム規格)、IFS(国際食品規格)、BRC(安全性と品質に関する英国の規格)の認証を取得。収穫はすべて手摘み。天然酵母のみで発酵。

販売先 スペイン国内50%(レストラン、ホテル、ワインショップ、百貨店、高級スーパー。サングリアはディズニーグループ遊園地のオフィシャルサプライヤー)、輸出50%(EU諸国、イギリス、アメリカ、カナダ、中国、シンガポール、韓国、台湾、メキシコ等20ヶ国以上)

ボデガス・サン・イシドロ グラン・レゼルバ [1989]750ml

DOフミージャ。モナストレル(ムールヴェードル)100%。標高700~800メートルの畑より。平均樹齢30年。アメリカンオークで24ヵ月間熟成後、24ヵ月間以上ビン熟成。バックヴィンテージは、このビン熟成期間が長いことになります。ビン詰め後今日まで、温度管理された熟成室で大切に貯蔵されていたものです。
ウメムラより)





ウメムラより購入。3,196円。
大学の同期会にて抜栓。
抜栓日:2015年10月3日
けっこう濃い目のルビー。いい感じの色合いです。なかなか熟成感がでていますが、色合いは濃い目。
プラムや黒果実系の香りとともに、下草や皮っぽいニュアンスがでています。カカオ香、チョコっぽい感じの香り。よく熟した黒果実を連想させます。タンニンは溶け込んでいますが、いまだパワフル。結構澱ありました。モカやチョコ、カカオのニュアンスの味わいで、なかなかエロチックで妖艶な味わい。


Flor de Pingus Dominio de Pingus Peter Sisseck 2012

2015-09-28 00:00:00 | スペイン
Flor de Pingus Dominio de Pingus Peter Sisseck 2012
Flor de Pingus 2012
フロール・ド・ピングス[2012]年・蔵出し品
仏産オークの新樽と1年使用済みの樽半々・テンプラニーリョ100%
ドミニオ・デ・ピングス(ピーター・シサック)・リベラ・デル・ドゥエロ
パーカー5つ星
手摘み100%・オーク樽16~18ヶ月熟成・超希少限定品

FLOR DE PINGUS [2012] Dominio de Pingus (PETER SISSECK) Ribera del Duero

超レア・ワイン!モンスターワイン!高級スパニッシュ愛好家大注目!テンプラニーリョ愛好家大注目!
年産わずか5,000ケース足らず!
平均樹齢25-75年(1stは80年以上)のテンプラニーリョ100%(しかも2005年からは100%ビオディナミ)!しかもすべて手摘み(100%)!
一部はピングスの畑の中からセレクトした酵母で醸造を行い、仏産オークの新樽と1年使用済みの樽半々で16~18ヶ月熟成!しかもノンフィル!ノンファイニング!
ロバート・パーカー氏がベガ・シシリアとともに最高5つ星★★★★★生産者に挙げる超レア・ワイン!スペインファン!
ワイン愛好家垂涎!スーパースパニッシュ!
1996年の初リリース以降!この2011年まで、12回しか造られていないこのワイン
「フロール・ド・ピングス」
(パーカーポイント2004年97点、2005年96点、2006年94点、2007年95点、2008年96点、2010年92点、2011年91点)
なんと!この[2012]年でワインアドヴォケイト誌で驚異の93点(今~2017年)(70~120米ドル)獲得!
スティーブン・タンザーのインターナショナルワインセラーでもこの2012年のフロール・ド・ピングスが93点の高評価獲得!
濃厚かつ複雑性をたっぷり感じさせる香り!驚くべき凝縮感!ボリュームのある果実味!バランス感覚!深遠な余韻の長さ!など例年のクオリティを保ちながら、特にこの[2012]年は、驚くほどシルキーな舌触りが特長で、液体の重みを口中でほとんど感じないままに、とろりと喉に流れ込むようなセクシーさがある!類稀なる「パワー」と「エレガンス」の両立!世界中のワインマニアが舌を巻く究極フルボディ赤ワインが最新[2012]年で限定極少量入荷!


フロール ド ピングス[2012]年 蔵出し品 仏産オークの新樽と1年使用済みの樽半々 テンプラニーリョ100% ドミニオ デ ピングス(ピーター シサック) リベラ デル ドゥエロ パーカー5つ星 手摘み100% オーク樽16~18ヶ月熟成 超希少限定品

ロバート・パーカー5つ星生産者でこの[2012]年でWA誌で驚異の93点!
IWCで93点の高評価!
類稀なる「パワー」と「エレガンス」の両立!
世界中のワインマニアが舌を巻く究極フルボディ赤ワインが入荷!

かのヴァランドローで研鎖を積んだデンマーク人のワイン生産者、ピーター シセックのつくった並外れたモンスター ワイン!
「ピングス」そして「フロール・デ・ピングス」。それは驚くべき長い余韻と、一度飲んだら忘れられない凝縮感とで人々を魅了し続ける濃密で芳醇なスペインワインです。最上級キュヴェの「ピングス」は、1995年の1stヴィンテージからパーカーポイント98点を獲得し、一躍話題の的になりました。その後2000年からビオディナミを導入し、2003年には完全に移行。ピーター・シセック氏による極められたバランス感に陶酔するファンは、毎年後を絶ちません。

最新2012年ヴィンテージは、「ピングスの土壌がいかに良質であるか証明した年」とのこと。少ない降雨量と夏の暑さが重なったヴィンテージでしたが、土壌のポテンシャルが試されるような天候下において、良質の土壌とそうでないものの差は歴然として顕れたそうで、ピングスの畑では展葉も良好、成熟も完璧だったそうです。
パーカーポイントはピングスが97-100点、フロール・デ・ピングスが93点獲得と、文句なしの高得点!

ドミニオ・デ・ピングスについてヒュージョンソン氏は
「ピーター・シセックが所有し、醸造も手がける。ピングスはテンプラニーリョ種でつくるワイン(産出量はわずか450ケース)。ボルドーのガレージワインのスペイン版!話にならないほど値が張るし今までほとんど見かけたこともない。しかしより納得のいく値段がついたフロル・デ・ピングスも生産している。」★★★(トリプルスター)

フロール・ド・ピングス2012年
■畑面積:22ha
■平均樹齢:25-75年
■セパージュ:テンプラニーリョ100%
■飲み頃:2014~2017年(WA誌)
■生産本数:71,400本

ブドウはすべて手摘みで収穫。一部はピングスの畑の中からセレクトした酵母で醸造を行った。仏産オークの新樽と1年使用済みの樽半々で16~18ヶ月熟成。

健全で艶のある深紫色。カシスジャム、アメリカンチェリー、モカ、スイートポテト、そしてハーブの爽やかな香り。控えめにローストした樽由来のユアンスも。甘い果実味にしっかりした酸、そしてビロードのようなテクスチャを持ったタンニンが見事なハーモニーを奏でている。「凝縮感とエレガンスの両立」という近年のスタイルにおける完成形とも思える程の、会心の一作。

2009年ヴィンテージの頃からこのスタイルの片鱗は見られたが、最新ヴィンテージ2012年は、これまでで最もエレガンスに磨きがかかったように感じられる。熟成も楽しみだが、若いうちからも楽しめるであろう偉大なスケールを誇る一本である。


ワインアドヴォケイト誌で驚異の93点獲得!IWC93点獲得!
The 2012 Flor de Pingus is produced with the fruit from 16 plots of vineyards in La Horra(Burgos) which are vinified by plot in small, 4,000-liter stainless steel vats mostly with indigenous yeasts.
Malolactic fermentation was carried out in barrels (50% new, 50% second-use) where the wine aged for 16-18months. It's again an austere closed red, with a shy nose that needs pulling. What you get is very harmonious and elegant, no exuberance here, but classical proportions, perfectly integrated oak and superb balance. A very worthy version of Flor, a wine that has grown a lot since the initial vintages, 60,000 bottles. Drink 2014-2017
うきうきワインの玉手箱より)






(*)うきうきワインの玉手箱より購入。7,322円。


Louro Rafael Palacios 2012

2015-09-21 00:00:00 | スペイン
Louro Rafael Palacios 2012
Louro Rafael Palacios 2012
ラファエル・パラシオス
スペイン最高のブランコが誕生した。プリオラートのカルトワイン「レルミタ」のアルバロ・パラシオスの実の弟,Rafael Palaciosラファエル・パラシオスが造る白ワインだ。

フランスでワイン醸造を学んだ後,オーストラリアに渡ったラファエルは,そこで白ワイン造りに開眼。スペインに帰国後,一時は兄のアルバロと共にリオハのパラシオス・レモンドで仕事をしていたが,何かにつけ比較される兄とは違う道を歩むことを決断。2004年,Valdeorrasバルデオラスに葡萄畑を購入し,スペイン最高の白ワインを造る夢への挑戦を始めたのだ。

バルデオラスは,スペイン北西部のGaliciaガリシア地方に位置する。高い山脈に囲まれ,Silシル川流域の渓谷にあるため,大陸性気候の影響を多く受け,寒暖差が大きく,冬は厳寒で降雨量が多く,夏は高温となる。このように,葡萄が成熟するための自然条件があるにもかかわらず,山岳地帯という地形や,1軒当たりの農家が所有する畑の面積が非常に小さいため,今までは自家消費用としての少量生産しか行われず,地元以外では産地名を知られることがなかったマイナーなDOだ。この地では,多くの農家が標高の低い場所や渓谷の下に葡萄畑を所有している。しかし,ラファエルは,標高600m以上で,白ワインにとって最高とされる花崗岩土壌の南向きの斜面にある段々畑を選んで購入。

高樹齢のGodelloゴデーリョ種の葡萄樹からラファエルが造る白ワインは衝撃の一言に尽きる。なぜなら<アス・ソルテス>と命名されたフラッグシップワインは2005年物からペニンガイドで3年連続93点越え,インターナショナル・ワイン・セラーで3年連続92点越え,ワイン・アドヴォケイトでも3度の92点を越える評価を獲得したからだ。スタンダード・キュヴェである<ロウロ・ド・ボロ>もペニンガイドで2年連続92点越え,IWCで3年連続91点越え,WAでも2年連続90点越えというという信じられないデビューを飾ったからだ。2007年からラファエル・パラシオスのワインの輸入を始めましたが,飲むもの皆口を揃えて「まるでピュリニー・モンラッシェ!」と絶賛する本当に素晴らしい白ワインです。スペインの白ワインに対するイメージが根底から覆される衝撃の味わいです。ぜひ一度お試し下さい。目からウロコの美味しさです!

ラファエル・パラシオス ロウロ[2012]750ml

爽やかなアロマで、生き生きとしたシャープな酸と桃の香り。スタンダード・キュヴェでも妥協がなく十分に楽しめる。 

品種:ゴデーリョ94%, トレイシャドゥーラ6%
栽培地域:バリェ・デル・ビベイ,オ・ボロ
土壌:削剥された花崗岩の重い砂質
地形:テラス式の丘,緩やかに傾斜
標高:600~720m
気候:大西洋の影響を受ける大陸性気候
降雨量:年間350mm
ブドウの平均樹齢:12~30年
収量:35HL/ha
発酵に先立ち,10~12度で8~10日間のスキンコンタクトを施す。その後,フランス,ノルマンディ産の容量30HLの樽でアルコール発酵を実施。発酵終了後,引き続き樽で熟成を行う。
熟成はシュール・リー状態で行い,定期的にバトナージュを施す。熟成期間は5ヶ月。マロラクティック発酵は行わない。
サーヴィス温度は10~12度で,30分前に抜栓することをお勧めする。ロウロはガリシア語で金髪という意味。金髪のような色調のワインであることからこのように命名された。

*ノルマンディ産の樽を用いる理由はその目的にある。ラファエルは樽を香り付けではなく,ワインへの酸素供給を目的として使用している。ノルマンディは他の樽の産地と比べ気温が低いため,香りが強くなく木目が粗い。このため,ワインを安定させるのに必要な酸素をより多く取り込める特長がある。

*ヴィンテージ2012に就いて(by ラファエル・パラシオス)
・品種:2012年よりゴデーリョ主体にトレイシャドゥーラ8%をアッサンブラージュしている。1981年植樹の1ヘクタールにも満たない古くからある区画で育まれたトレイシャドゥーラは,品質と個性がゴデーリョに酷似しているが,違いを挙げるなら,ゴデーリョに比べてやや骨格がしっかりとしていて,新鮮なアロマがある。深みとボディはゴデーリョのほうが勝っている。よりエレガントで新鮮さをもたらすため,トレイシャドゥーラを加えた。

・天候:緯度の低い場所にあるブドウ畑では,1年を通じて,乾燥が強く,温暖な気候だった。その結果,より高い果実のアロマの凝縮感と,テロワールの個性が見事に表現できた。この2012年物は栗とアーモンドの花乃ようなかぐわしい華奈のアロマに,塩味と白い果実のフレーバーが特徴。

各評価誌の評価

■2012ロウロ 90点<『ワイン・アドヴォケイト 2013年1113号』掲載のコメント>
ロウロ2012年者はゴデーリョ92%、トレイシャドゥーラ8%のブレンドで、フードルの大樽で5ヶ月熟成されている。ブドウは樹齢10~60年に由来し、低収量のため、ワインが凝縮されている。柑橘類の甘露煮のノート。ミディアムボディ。ドライで、精密で幾重にも重なる香り。純粋で、人の手の加えられていないノンオークスタイルワイン。

■2012ロウロ 91点<『インターナショナル・ワイン・セラー 2013年9-10月号』掲載のコメント>
(ゴデーリョ95%、トレイシャドゥーラ5%)明るいイエロー・ゴールド。凝縮感。柑橘系と非柑橘系果実のスパイスのアクセントのアロマ。さらに集中するとピリッとしたミネラルを感じる。
明るくエネルギッシュで純粋なレモン/ライムの独特のフレーバーが空気に触れると重みを増す。最後はチョークのようなミネラルのノートが素晴らしい凝縮感で、このミネラルが粘り強く続く。

■ジャンシス・ロビンソン・ドット・コム
ラファエル・パラシオスは,スペインの白ワインが益々重要で,興味深いものになっていることを雄弁に証明してくれた。冷涼で湿気の多い北西部ガリシア地方のアルバリーニョは確かに清清しく,めったにないお買い得品だ。しかし,ラファエル・パラシオスは,近接するバルデオラスで素晴らしい成果をもたらす仕事を成し遂げた。トップワインのアス・ソルテスは決して手頃ではないが,今すぐ味わうには,スタンダード・キュヴェのロウロで十分満足である。
ウメムラより)




【アス・ソルテスのセカンドワイン】
ラファエル・パラシオス ロウロ [2012]【750ml】Rafael Palacios Louro

商品情報
”アス・ソルテス”のセカンド。飲めば納得のコスト・パフォーマンス!
『彼のワインはすべて素晴らしい。今飲むならロウロで十分満足!』@ジャンシス・ロビンソン
『高品質ワインを低価格で楽しんでほしい。』byラファエル・パラシオス

樹齢12~30年。樽発酵。シュール・リー状態で樽熟成5ヶ月。

広く高く香るブーケは、ドライド・ペア、桃、チョークのようなミネラル。
一口含むと、ミネラルのあるスモーキーなベースに、華々しい柑橘系と非柑橘系の果物のフレーバーが明確で力強い。
白い花のヒントが印象的なスパイシーで長い余韻。
産地 スペイン
品種 ゴデーリョ94%、トレイシャドゥーラ6%
容量 750ml
タイプ 白
リカーショップヒラオカより)





(*)ウメムラにて購入。2,775円。


Gao Toro Telmo Rodrigues 2011

2015-07-09 00:00:00 | スペイン
Gao Toro Telmo Rodrigues 2011
Gao Toro Telmo Rodrigues 2011 Part1
[2011] ガゴ / テルモ・ロドリゲス
Gago / Telmo Rodriguez

ティンタ・デ・トロと呼ぶこの品種の個性をプレミアムな風格の中に充実した飲み心地でお楽しみ頂けます。
タイプ  赤 フルボディ
地域(DO)  スペイン トロ
葡萄品種  ティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)
アルコール度数 :14.5%

品種:ティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)
土壌:水はけがよく深い石質
栽培:20haの有機栽培の契約農家の畑
発酵:セメントタンク
熟成:バリックとオーク大樽で14ヶ月
Odexさんより

WA誌にて
2012年はPP:91点
2010年はPP:93点
2007年はPP:90点
2006年はPP:92点

 以上のように過年度の評価はとても高いGagoです。

  GagoについてのWA誌が評価をすればほぼ90点以上をつける高得点の評価を受けます。
 こちらの2011年もお楽しみ下さいませ。

(2014年10月試飲)
 油絵、鉄、ブラックチェリーで重々しく複雑さを予感させる香り。
 完熟感を伴い、リキュールに思う濃縮感したチェリーな果実味には、香りに思う油絵、鉄に鉛筆の芯など複雑味に大きさを思わせる。
 テンプラニーリョの亜種としてティンタ・デ・トロと呼ぶこの品種の個性を、プレミアムな風格の中に、充実した飲み心地でお楽しみ頂けます。
Vin du 268 大西力
Vin du 268より)




スペインで一番有名になった男、テルモ・ロドリゲス


スペインワイン界の異端児、アンファン・テリブル(恐るべき子供)などと称される、驚くべし造り手なのです。WGにも来てくれましたよ~(→写真)

バスク州の裕福な実業家の家にうまれたテルモは、リオハ・アラベサでレメユリを経営する父親の影響を受けて、ビルバオの大学を卒業すると、ボルドー大学醸造学部に留学しました。

その後、ボルドー(コス・デス・トゥルネル)やローヌ(J.L.シャーヴ)などの世界各地の名門で修業し、1989年より実家であるレメユリに戻り、ワインメーカーとしてのキャリアをスタート。

テルモはレメユリに戻りワイン造りを始めるも、ワイン造りに対する意見の違いから父親と衝突。自らの信じるワイン造りを行うために、レメユリでのキャリアを捨て、1994年にボルドー大学時代の同級生であるパブロとともにコンパニア・デ・ビノス・テルモ・ロドリゲスを設立。

パブロはボルドー大学時代に優秀な成績を収め、シャトー・ペトリュスで修業した際に醸造責任者のジャン・クロード・ベルーエに認められ、ドミナスでも醸造をまかされるなど経験をつんだ非常に優秀なエノロゴです。

テルモ自身の土地やブドウの品質を見極める素質と現代的なマーケティング・センス、彼の情熱を理解し、信頼を寄せてくれる経験たっぷりな年上の生産者や栽培農家と手を組むことなどによって、今やテルモは「スペインで一番有名になった男」と言われるほど成功を収めたのです!

→テルモ・ロドリゲスと京都観光♪ WGまさきこブログ(画像あります!)

スペインのテロワールや固有品種の価値を取り戻す


テルモが自らの会社を設立した1990年代のスペインではカベルネ・ソーヴィニョンやシャルドネなどのフランス系の国際品種を取り入れる動きが活発で、伝統的でマイナーな土地固有の品種から国際品種への改植が進められていた時代でした。

テルモはこのままではスペイン固有の品種とワイン生産の文化と歴史が途絶えてしまうと危惧し、「ワインの歴史と文化がありながら、現在は忘れ去られた無名の、もしくは低い評価の産地で固有品種のワインを造り、国際的に受け入れられる評価を獲得することにより、産地や固有品種の価値を取り戻す」ことを目指したワイン造りを行うことを決意します。



スペイン北部を中心に全土を走り、畑を探すことから始めました。

そしてその土地を所有する栽培家や生産者に協力を仰ぎ、彼らの醸造場の設備を借りて、自らの理想とする「固有品種とその土地の個性、テロワールを表現したワイン」を造り始めました。

まずはすぐに飲んでもらえるような、手頃な価格帯のレンジからワインを造り、消費者に安価でも高品質のワインが造られることを伝えはじめました。このような独自のスタイルにより、テルモはスペイン各地で自らの信じるワイン造りを行うことができ、各地の固有品種と優れた土地の個性、伝統的なワイン造りの歴史と文化を復興させ、今日のスペインワインの世界的な躍進の原動力となった最も重要な生産者として絶大な支持を得ています。

若くして世界的な成功をおさめながらも、容易に値上げをしない良心的な生産者で、そのコストパフォーマンスの良さに、多くの方がリピート購入されています。


テルモ・ロドリゲス ガゴ
まさにフルボディワインの理想形!!

テルモ・ロドリゲスは、スペイン固有の品種とワイン生産の文化と歴史を残していくべく、自らの理想とする「固有品種とその土地の個性、テロワールを表現したワイン」を造り始めました。

リオハ、リベラ・デル・デュエロと並ぶ注目の産地がトロ。古くからのワイン生産地であるものの、最近までは見向きもされませんしたが、リベラ・デル・デュエロで成功をおさめたベガ・シシリアを始め、近年続々と著名な生産者が進出をしています。ティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)種は、接木されることない自根で、パワフルで果実味に溢れたテンプラニーリョの姿を表現しています。

濃いルビー色を帯び、ブラックベリーやブラックチェリー、プルーンなどの黒系果実や、ヴァニラ、クローヴ、チョコレートの香りなど複雑さが感じ取れます。

かめるほどの凝縮感があるのになめらかで、甘すぎることもなく絶妙のバランスで優しい酸味も健在です。スタンダードのデヘサ・ガゴはシンプルにステンレス熟成ですが、こちらはバリック熟成させた、よりふくよかで豊かな味わいが特徴です。

コクを楽しみながらゆっくり飲んで納得の1本で、見た目も強烈なインパクトで大人気のワインです。

品種 ティンタ・デ・トロ100%
色・タイプ 赤・フルボディ
生産国・地方 スペイン、トロ
容量 750ml
原語 Telmo Rodriguez Gago
ワイングロッサリーより)



Gao Toro Telmo Rodrigues 2011 Part2




(*)ワインショップフジヰより購入。3,200円。


Val Do Sosego Rias Baixas Albarino 2011

2014-10-25 00:00:00 | スペイン
Val Do Sosego Rias Baixas Albarino 2011
Val Do Sosego Rias Baixas Albarino 2011
アス・ラサス・ヴァル・ド・ソセゴ・アルバリーリョ[2011]年・D.Oリアス・バイシャス・ボデガス・アス・ラサス元詰・アルバリーリョ100%
AS LAXAS val do SOSEGO Albarino [2011] D.O Rias Baixas Bodegas As Laxas
スペイン辛口ワイン愛好家大注目!アルバリーリョ100%ファン大注目!その品質から「スペインで最も上質な白」!人気ワイン!!スペインワイン評価誌「ペニン・ガイド誌」2012年版でも大注目!2010年のこのワイン“ヴァル・ド・ソセゴ”が90点の高評価!!の大人気ワインがついに入荷!ワインアドヴォケイト誌大注目!ワインスペクテーター誌も大注目!造り手はスペイン北西部ガリシア州で1862年創業の歴史ある造り手で、リアス・バイシャスD.Oではじめてのワインセラーとしての登録を受けている名門ボデガス・アス・ラサス!から、きれいなレモンイエローのカラー!グリーンアップルやトロピカルフルーツのアロマ!にきれいな酸!調和のとれたボディ!そしてグリセリックなフィニッシュ!!の究極辛口白ワインが限定で極少量入荷!スペインバルさまだけでなく、イタリアンレストランさまにも大人気!!イカと大葉のペペロンチーノやアサリのワイン蒸しなどとの相性もバッチリ!!



アス ラサス ヴァル ド ソセゴ アルバリーリョ[2011]年 D.Oリアス バイシャス ボデガス アス ラサス元詰 アルバリーリョ100%


「スペインで最も上質な白ワインの産地」
という名声を獲得し、魚介との
相性のよさから「海のワイン」とも称される
最高辛口白ワイン、リアス・バイシャス!



“海のワイン”と称される、スペインで最も上質な白、アルバリーニョ
スペイン北西部にあるガリシア州は大西洋の影響を受け、雨の恵みによって緑濃い自然をもつ土地です。
リアス・バイシャスはスペインとポルトガルを分かつミーニョ川沿い東西に細長く広がっており、その名の通り「リアス」の「下」(バイシャス)に位置します。この地域はスペインでも湿ったブドウ栽培地域の一つとされ、アルバリーニョというここでのみ栽培される特殊な土着品種で素晴らしいワインが産出されます。
1980年代に入って、農家を組合員とした協同組合が発足し、彼らを中心にリアス・バイシャスのワインの革新が始まり、1988年には原産地呼称(DO)を獲得しました。
アス・ラサスはこの地に1862年に設立されたワイナリーです。 生産量は年間約500.000本。長い歴史を持ち、DO リアスバイシャスを最初に獲得したワイナリーのうちの一つです。


強い日照からぶどうを守り樹勢をコントロール
リアスバイシャスのブドウ畑は海抜300m未満のとても低いところにあります。気候は大西洋の影響を強く受け、気温は低く、年間通じて雨量が多い地域です。この地域のブドウ畑は、強い日照からブドウを守り、また樹勢をコントロールするためにペルゴラと呼ばれる棚式で栽培が行われています。
アス・ラサスでは、厳選した自社と買い付けのブドウを使ってワイン造りを行います。ブドウの醸造には温度管理されたステンレススチールタンクを用います。発酵が終了したら澱を搾り取り、冷暗所で寝かせた後、低温で濾過し安定させてからボトル詰めします。

アス・ラサス・ヴァル・ド・ソセゴ・アルバリーリョ2011年

樹齢約20年のアルバリーニョ100%。その品質から「スペインで最も上質な白」、魚介との相性の良さから「海のワイン」と称されています。」

れいなレモンイエローのカラー!グリーンアップルやトロピカルフルーツのアロマ!にきれいな酸!調和のとれたボディ!そしてグリセリックなフィニッシュ!!の究極辛口白ワイン!
スペインバルさまだけでなく、イタリアンレストランさまにも大人気!!
うきうきワインの玉手箱より)





(*)うきうきワインの玉手箱より購入。1,480円。


Ugarte Cosecha Rioja 2011

2014-09-30 00:00:00 | スペイン
Ugarte Cosecha Rioja 2011
Ugarte Cosecha Rioha 2011
1870年に創設されたボデガで現在はラ・リオハ・アラベサ地区だけに約120haの畑を所有しており、その85%はラ・リオハの代表的品種テンプラニーリョが占めています。

自社畑と買い付けるブドウの全てが高級地区アラベサ産で、ボデガでつくるワインの全てがラ・リオハD.O.C.のワインです。
3300個に及ぶオークの小樽や地下洞窟のセラー等を持つ中規模のボデガですが、品質と価格のバランスにこだわってワイン造りをしており、そのコストパフォーマンスの高さは国内外で広く支持を集めています。

ウガルテ ティント [2011] ハーフ 
ウガルテ 375ml(赤ワイン)

スペイン最高の赤ワイン産地として名高い「ラ・リオハ地方」。名門「ウガルテ社」の赤ワインは芳醇でバランスのとれた樽熟成の風味が持ち味です。
セパージュ(品種)
テンプラニーリョ 80%
ガルナッチャ・テンタ 20%
オーケストラワインショップより)




Eguren Ugarte S.A.
エグーレン・ウガルテ
スペインの銘醸リオハの「最上地区」!
質の高いリオハを“リーズナブルに届ける”優れた造り手

オーナー ウガルテ家

所在地Ctra. Nacional 232, Vitoria-Logrono Km.61 01309 Laguardia (Alava) SPAIN
ワイナリーHPhttp://www.egurenugarte.com
地図を見る動画を見る
リオハ最上地区「リオハ・アラベサ」を代表するファミリー
ワイナリーの設立は1870年、現在に至る基礎が築かれたのは1957年です。着実な運営で成功を収め、1987年に現在の場所に移転しました。

所有する畑は、リオハの最上地区「ラ・リオハ・アラベサ地区」だけに約120ヘクタール。標高650メートルとリオハの中で一番高く、山間の小さな斜面に非常に小さな区画が点在するのが特徴で、クオリティワイン造りには最高のコンディションが約束されています。その85%で、リオハの代表的品種テンプラニーリョを栽培。自社畑と買いブドウの全てが“高級地区リオハ・アラベサ産”で、ボデガでつくるワインの全てがラ・リオハD.O.C.のワインになります。3,300個に及ぶオークの小樽や地下洞窟のセラーなどを持つ中規模のボデガで、品質と価格のバランスにこだわったワインは、そのコストパフォーマンスの高さで国内外で広く支持を集めています。

山間の畑
受け継がれる情熱
現在のボデガの礎を築いたのが、父ビトリーノ氏(写真右)。

凄まじいパワーの持ち主で、ボデガの地下にある迷路のような石造りの巨大セラーは全て彼の手作りです。ワイナリーの仕事を引退した今でも、セラー造りはコツコツと続けています。そして現在、ワイナリーの経営は息子コルド氏(写真左)の代になりました。コルド氏は自身の会社もいくつか経営するビジネスマンで、彼もまた非常にパワフルかつ明朗快活な人物。ボデガに新たな風を送り込んでいます。

ウガルテ親子
最上地区リオハ・アラベサ
エレダー・ウガルテ社の自社畑は、複雑なミクロクリマを形成するリオハ・アラベサ地区。山あいの斜面に小さな区画が点在し、大量生産には不向きで非常に高い品質のワインが造られます。

リオハ地区では最も北に位置。行政的にはアラバ県に属しながら、リオハワインの生産地に含まれる地域で、バスク人の土地でもあります。畑は南向きの高い斜面上にあり、土壌は粘土質と石灰質で、色が濃く、香りが豊かで、果実味の素晴らしい若飲みタイプから熟成向きタイプまでの赤ワインが造られます。

大西洋気候と地中海性気候が出会う場所!
デマンダ山脈を背に、ボデガの玄関から北にカンタブリア山脈をのぞむこの場所こそが、2つの気候が出会う場所。リオハ屈指のミクロクリマを作り出し、ウガルテのワインを育みます。

●夏でも大きな寒暖差! (最高気温35℃に対し、夜間は15℃)
●冬は冷たい風をシャットダウン! (北にある1200メートル級の山脈のおかげ)
●病気のリスクが非常に少ない! (山脈に沿って常に風が吹くため、病気の心配は少ない。)
●乾燥地帯にも関わらず適度な湿気!(エブロ河のおかげで常に適度な湿気が保たれます。)

ボデガの正面にある山脈
全ての畑が南向き。最高の条件!
山の斜面に、点在する畑は驚くほど小さな区画に分かれています。

全ての畑が南向き、もちろん標高は平均600メートルと高い場所に位置しています。

●ブルゴーニュより小さい区画の数々!
●全て南向き!
●樹齢100年クラスのブドウの木も数多く残る!

ワイナリー名 Eguren Ugarte S.A.
エグーレン・ウガルテ
ワイン名 Ugarte Half
ウガルテ ハーフ
ヴィンテージ 2011
品番 654320 バーコード 4997678543204
原産国 スペイン 地方 エブロ
地区 ラ・リオハ 村 ラ・リオハ・アラベサ
品質分類・原産地呼称 ラ・リオハD.O.C.
格付
品種 テンプラニーリョ 80%/ガルナッチャ・ティンタ 20%
醸造・熟成 熟成:オーク樽熟成 6ヶ月/瓶熟成 2ヶ月
年間生産量 24000 本 栽培面積
平均収量 樹齢
土壌
容量 375ml
種類 Half 色 赤
味わい ミディアムボディ 飲み頃温度 14℃

コメント スペイン最高の赤ワイン産地として名高い「ラ・リオハ地方」。名門「ウガルテ社」の赤ワインは新鮮なブドウの風味と芳醇な樽熟成の風味のバランスが持ち味です。
モトックスより)





イーエックスワインから、品種別12本セットのうちの1本。
抜栓日:2014年9月12日
http://d.hatena.ne.jp/akirais/20140913/1410566437
品種正解。
外観のオレンジやガーネットは全然とれない! ていうか、紫がかったルビーだった。


La Ina Very Pale Dry Fino Sherry Domecq

2014-08-24 00:00:00 | スペイン
La Ina Very Pale Dry Fino Sherry Domecq
La Ina Very Pale Dry Fino Sherry Domecq
Domecq (Spain) La Ina Fino Sherry
It's a pleasure to recommend a dry Fino Sherry that is widely available in the UK, as this wine is listed by Sainsbury's. Winner of a Silver Medal in the 2007 International Wine & Spirit Competition, at 15% ABV this has around the same alcohol as a beefier New World table wine, and is crisp and dry enough to be genuinely food-friendly (think salty cashews, grilled sardines or Tapas). It pours a very pale straw-gold, and has delicate and inviting aromas of walnut husks, Cox's Pippins and orange peel. On the palate this is bone-dry without being aggressive, with plenty of lemon and orange peel zest, that fine, mealy layering of ground almonds, and a fresh tang of saltiness. The dry, English apple fruitiness comes through, and the balance of this wine is impeccable into the finish. Long, savoury and fresh on the palate, this cask-aged Fino from a six-year solera is a very good buy at the price. £7.49, Sainsbury's.
Wine-Pageより)





シェリー ラ・イーナ
辛口シェリー(フィノ)の傑作。ラ・イーナとは突撃というアラビア語で、アンダルシアの美しい渓谷の名前として残っています。
SUNTORYより)




<<ペドロ・ドメック社:1730-2008>>
Pedro Domecq

ラ・イーナはティオ・ペペと並びシェリー酒界を代表するフィノ・タイプの一つです。
ドメック社はアルコール発酵を樽からステンレスに代えていった最初のボデガでもありますが、このラ・イーナは辛口な味わいの中に骨太な硬さをもち、これまで多くのファンの舌を魅了してきました。
1999年以降、血筋であったドメック家が退くと、その味わいは、他社同様にやや軽めのものへと変化しましたが、今でもファンが多いフィノの一つであることには間違いありません。

【ドメック社 ラ・イーナ・フィノ】
Domecq La Ina Fino
1730年創業という古い歴史をもつドメック社はナポレオン戦争時にはナポレオン軍に加担し売国奴的な一面をもつことになりますが、解放後は街の再建に尽力し、街の勇者となり続けました。
ヘレスにある闘牛場やサッカー場などを代表として、ヘレス周辺では上記にある紋章を掲げた建物を幾つも見ることが出来ます。

モダンなラベルに代わり…
流行りなのかラベルのサイズが小さくなり…
味も心なしか軽く…
そして、最近多いのは表ラベルから度数表示が消えたコト…
ちなみにラ・イーナのソレラが最初に組まれたのは1919年!
***************
<<2008年以降>>
【ルスタウ社 ラ・イーナ・フィノ】
Lustau La Ina Fino
Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-sherry
今はラベルも味もスッキリな感じに…
ルスタウ社のブランドに移行した後も、その名の恥じることなく、安定した味わいを提供し続けています。
ただ、ラベルからはDomecqの文字は消え、紋章もLustau社のものに変わっています。
***************
ちなみに「ラ・イーナ」の名の由来は、ヘレスの南東、グアダレテ河沿いにある、レコンキスタ時代の古戦場で1264年にキリスト教軍が勝利した場所…と云われています。
Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログより)




(*)おそらくサントリーの頒布会でついてきたもの。実家から持ってきた。


Lustau East India Solera Sherry

2014-07-05 15:50:05 | スペイン
Lustau East India Solera Sherry
Lustau East India Solera Sherry
エミリオ・ルスタウ・イースト・インディア・ソレラ・シェリー・辛口オロロソ・シェリー&甘口ペドロヒメネス・蔵出し・500ml・20%
EMILIO LUSTAU EAST INDIA SOLERA DRY OLOROSO & PEDROXIMENEZ 500ml 20%
シェリー愛好家必見!!東インド株式会社が16世紀の大航海時代、東インドの長い航海で東洋まで運んだシェリーが売れずに持ち帰った際、熱帯での長い航海で熟成が進み、美味しくなったことから珍重されるようになり、その味わいを再現するために熟成庫の温度を上げ樽を揺らし、大航海時代の熟成を再現!!熟成させられた古い辛口オロロソと超甘口ペドロヒメネスのワインをブレンドし、熟成させられたシェリーファン必見のコク有りシェリー酒!!!滑らかな口当たりとナッツのような深みのある味わいが最高の究極シェリー!!少量入荷!!
エミリオ ルスタウ イースト インディア ソレラ シェリー・辛口オロロソ シェリー&甘口ペドロヒメネス 蔵出し 500ml 20%

滑らかな口当たりと複雑な味わいが特徴の、イースト・インディア・ソレラ!
16世紀に東インドの長い航海で揺られて熟成したワインの味を再現した、シェリー愛好家必見のコクありシェリー!

エミリオルスタウは1896年、 アルマセニスタのDon Jose Ruiz-Berdejo y Veyanにより設立されました。(アルマセニスタとは、個人で代々受け継がれたシェリーの樽を200樽以上所有している人のこと)
メーカー名にもなっているDon Emilio Lustau(エミリオ ルスタウ)は義理の息子にあたり、彼が1950年にサンチアゴへ移動させました。

エミリオルスタウはアルマセニスタと個々に契約し、数少ないアルマセニスタ シェリーを販売しています。商品名の「1/80」などはその商品の樽の数を表しています。(大手のメーカーだと10000など!)一般的な大量生産のブレンドのシェリーと違い、代々受け継がれた個性的な味わいをもつシェリーを取り扱っています。


【アンダルシアのヘレスで造られえる酒精強化ワイン“シェリー”】

酒精強化ワイン、「シェリー」はアンダルシアのヘレスという地域で造られます。ヘレスの英語読みがシェリーです。原料となるのは主にパルミノ種という白ブドウ。ワインの段階では平凡な味わいですが、シェリーとなると香り高い美酒に大変身します。
ブランデーを添加し、アルコール度を高め樽に詰めます。この際、樽の中に空気のスペースを残します。これにより、空気と触れ合う表面に「フロール」という酵母が出来ます。この1cmほどの白い膜がシェリー独特の風味をつけるのです。


【シェリー独自の製法、“ソレラシステム”】

シェリーの熟成法を「ソレラ・システム」といいます。熟成庫には樽が3~4段に積み上げられています。瓶詰めは1番下の樽から取り出し、減った分をその1つ上の樽から補充します。発酵を終えたばかりのシェリーは1番上の樽に入れます。1番下の樽を「ソレラ」とよびます。
少しずつ取り出され、少しずつ補充されるため、味は常に一定に保たれます。古いものとすこしずづ混ざり合いながら複雑に熟成されていきます。

熟成した辛口のオロロソと甘口のペドロ・ヒメネスのワインをブレンドし、アメリカン・オーク樽で1年間熟成してから瓶詰めしたもので、滑らかな口当たりと複雑な味わいが特徴です。“イースト・インディア・シェリー”という名前は、16世紀に東インドの長い航海で揺られて熟成したワインの味を再現したことにちなみます。

やや冷やして、または氷を入れて、食前酒としてお召し上がりください。プディングやクレーム・ブリュレ、チョコレートやチーズなどのデザートとともに食後酒としてもお楽しみいただけます。

ヒュー・ジョンソン氏はエミリオ・ルスタウについて
「ヘレスにある同経営では、最大のシェリー醸造会社のひとつ。極めて申し分ない自社銘柄として一連のドライ・ルスタウとパロ・コルタノ-のヘレス・ルスタウを持つ優良なアルマセニスタ。」と大注目!
うきうきワインの玉手箱より)




ルスタウ、イースト・インディア・ソレラ
Lustau, East India Solera
【産地】西、ヘレス
【生産者】ルスタウ
【品種】 ペドロ・ヒメネス、オロロソ

甘口シェリーの至福の世界

シェリーと言えば、日本の一般的なイメージでは『特殊なワイン』なので すが、ヨーロッパでは違います。非常に広く受け入れられています。非常 においしい、かつ知っている事で非常に多くの楽しみがそこにある、と思 われています。シェリーは非常にドライから極めて甘いワインまでありま す。フレーバースペクトラムもかなり異なります。
日本では、それでもドライなシェリーが最も一般的ですが、 デカンターの連中と一緒にワインの試飲をしていると、シェ リーの中で最も高級なものはペドロ・ヒメネスという事になります。極甘 口ですが、、、日本ではこのワインの事を愛でている人はごく一握りです。
が、ペドロ・ヒメネスは高額です。
前置きが長くなりましたが、このワイン。オロオソとペドロ・ヒメネスを ブレンドしたワインです。日本人のワイン飲みは、ただの飲のんべーのく せに、素性がわかりづらいと端から嫌う傾向にあるのですが、このワイン はオロロソというよりもはるかにペドロ・ヒメネスに近いブレンドでした。 この値段はあり得ません。わたしのコメントです。

以下わたしのコメントです。
『甘口バランス―98点。素晴らしいパワー甘口ワイン。オロロソとペドロ ヒメネスのブレンドながらシェリー香は強くなく、、香りも素晴らしくチ ョコレート、ナッツ、マデイラ香、えんぴつ芯など、これぐらいの酒質が あると新ダル香が良くマッチする。酸は強くないが、超まったりとしたワ インのバランスを取るには十分。無論、氷などで割って飲む方法もある。 何という妙を得たパワー甘口ワイン。』
バリックヴィルより)





うきうきワインの玉手箱より購入。1,706円。