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Boizel Rose Tradition

2013-03-31 07:20:25 | フランス・シャンパーニュ
Boizel Rose Tradition
Boizel Rose Tradition
ボワゼル シャンパーニュ ロゼ トラディション
ワインの色: -
生産者: シャンパーニュ ボワゼル
スタイル: -

黄金色がかった、淡いサーモンピンク色。小さくきれいな泡が連続して出てくる。魅力的で繊細なノーズは、ドライフラワーと、レッドカラントとラズベリーを連想させる、ベリー類の含みを持つ。風味はフレッシュでエレガント、きれいに組み立てられており、秀逸なバランスを持ち、素晴らしい泡により、果実のキャラクターがきれいに高められており、快く余韻に残る。
ピーロート・ジャパンより)



シャンパーニュ ボワゼル  ロゼ トラディション
(フランス)

ヒッチコックも愛したシャンパーニュ ボワゼル
淡いサーモンピンク色がとても美しく、クリーミーで繊細な味わい。
赤い果実のニュアンスをほんのり感じます。
シャルドネ20% ピノ・ノワール50% ピノ・ムニエ30%
山本侑貴子のダイニング&スタイルな毎日より)




抜栓日:2013年3月30日
コルク:CHAMPAGNE BOIZELと刻印されています。
液漏れ:なし
グラス:イタレッセを使用しました。

色:オレンジ薄茶色、と娘さんが言っています。ロゼのいい色合いです。
泡立ち:細かい泡立ち。繊細な泡立ちです。
 
香り:バター、ラズベリー、オレンジの香り。
 
味:イチゴっぽい酸を感じます。はちみつのニュアンスあり、ミネラルも結構豊富です。娘さんはちょっと舐めた時に、「セロリの味、フランスパンの耳の味」と言っていました。イチゴのあまおうと一緒に合わせましたが、やっぱりイチゴとシャンパーニュ、鉄板ですねぇ~。


Beaune Cent Vigne Albert Morot 1996

2013-03-30 18:00:25 | フランス・ブルゴーニュ
Beaune Cent Vigne Albert Morot 1996
Beaune Cent Vigne Albert Morot 1996
ボーヌ・レ・サン・ヴィーニュ 1996

AOC:ボーヌ・1er・クリュ   色:赤
アルベール・モロは、老舗の集うボーヌにあって、安定した酒質で一目置かれている造り手。7haの畑はすべて1級畑。そこに植えられた平均樹齢50年のブドウを用いて、ブルゴーニュの伝統的な方法でワイン造りに励んでいます。レ・サン・ヴィーニュ(百本のぶどう)は、ブース街道の北側のクロ・デ・ロワの畑の南隣に位置し、1級らしい濃さと、強さを持っているが、もう少し繊細さが感じられる。グレート・ヴィンテージの96年。

Robe:落ち着いた色調のルビー色。
Service:16~18℃
Nez:ベリーやカシス、ブラックチェリーなどの赤や黒の果実、ブラックオリーブ、なめし皮、バニラ、リコリス等。
Garde:~10年
Palais:熟成によって真価を発揮するドメーヌ特有の複雑さと滑らかさを備えた優美な味わい。
Cepage:100%:ピノ・ノワール

生産者の紹介
ドメーヌ・アルベール・モロ [Domaine Albert Morot]
(Beaune / Cote de Beaune)

当主:ジョフロワ・ショパン・ド・ジャンヴリ
所有畑面積:約8ha
8つのプルミエクリュを所有する。
- Savigny-les-Beaune la Bataillere aux Vergelesses(1.81ha/monopole)
- Beaune 1er Cru Marconnets(0.67ha)
- Beaune 1er Cru les Bressandes(1.27ha)
- Beaune 1er Cru les Cent Vignes(1.27ha)
- Beaune 1er Cru les Toussaints(0.77ha)
- Beaune 1er Cru les Greves(0.12ha)
- Beaune 1er Cru les Theurons(1ha)
- Beaune 1er Cru les Aigrots Rouge(0.75ha)
- Beaune 1er Cru les Aigrots Blanc(0.25ha)

畑の平均樹齢:40年
栽培:芽掻きに加え7月にはヴァンダンジュ・ヴェールトもおこない収量をしっかりと抑える。また収穫時にはトリを付し、良質の果実のみを厳しく選別する。

醸造:100パーセント除梗されたぶどうはMPFを4、5日間、その後木製の開放型発酵槽で野生酵母のみでのアルコール発酵、ピジャージュとルモンタージュも併用する。熟成は新樽と旧樽半々ずつで1年半弱寝かせるが、その間澱引きはせず、瓶詰め前に1回だけで、フィルターもかけない。人手により精魂込めて瓶詰めされています。

【ドメーヌ・アルベール・モロ概要】
1820年から続くドメーヌ。当初はネゴシアンとして創業したが、1984年以降ドメーヌに専業。
アルベール・モロの名声を高めたマダム・フランソワーズ・ショパンは引退し、現在は甥にあたるジョフロワ・ショパン・ド・ジャンヴリが2000年から全面的に参画、ドメーヌを運営する。

リリースする銘柄はプルミエ・クリュのみ。1999年から2004年にかけて収量は古木を使用しているため半分以下に減った。ヴィエイユ・ヴィーニュでは1本の木にできるブドウの数が自然と少なくなり、おのずと栄養抜群のブドウが生み出される。 ワインは濃すぎることはないが、深みある色合いで、複雑さと滑らかさを備えた優美な赤。しっとりとしたうまみを備えた味わいで、以前の若いうちはカタさも感じられたものから、しなやかさの加わった若くても愉しめるタイプに変化した。
とはいえ、熟成させてこそ真価を発揮するというスタイルに変化はなく、アルベール・モロでは20年近くに遡りバック・ヴィンテージも取り揃えていて、現在でも1980年代半ばのミレジムの出荷も可能。
また、ドメーヌはコンスタントにマールとフィーヌの生産もおこない、隔年に1.5樽ほどの量を、7年から8年ほどしっかりと熟成させてから製品化している。
以前は赤のみのドメーヌであったが、2001年、ボーヌのプルミエ・クリュ、エグロの白が加わった。所有する区画はクロ・デ・ムーシュに接していて、豊かな果実味のなかにもミネラル分を感じさせる、アルベール・モロらしいしっかりした構成の白である。
鍵やより)




ALBERT MOROT BEAUNE 1ER LES CENT VIGNE
 生産地:フランス、ブルゴーニュ、コード・ドール、コード・ド・ボーヌ、ボーヌ
 格 付:ボーヌ プルミエ・クリュ(1級畑)
 生産者:ドメーヌ・アルベール・モロー
 品 種:ピノ・ノワール100%
 タイプ:赤、辛口、ミディアムボディ
 備 考:格安美味しい古酒No.1の造り手です。

 『ブルゴーニュワイン』 セレナ・サトクリフ著 より抜粋
 「葡萄樹齢の古いのが、このドメーヌの特徴です。そして、昔ながらの、 オーク槽で発酵、オーク樽で熟成を頑なに守っています。 そのため、ワインは、実に優れたでき栄えを示す。 セラーは、2階建てで、葡萄畑のすぐ隣に建っている。 このドメーヌは、 輸出もしているが、ここのワインを熱烈に支持する個人客がお得意筋。 尊敬を集めているオーナー:フランソワーズ・ショパンが、細心の注意を払って、ワインを育てあげています。」

 『ブルゴーニュワインがわかる』 マット・クレイマー著 より抜粋
 「 “ クロ・デュ・ロワ ” のとなりだが、レ・サン・ヴィーニュ(100本の葡萄)は、もう少し繊細なワインで、ふっくらとしてはいるけど、濃厚に中身がつまった感じはしない。 それでも、ブーズ街道の北側の1級らしい濃さと、強さは、もっている。」


アルベール・モロ:Albert Morot
 1820年、ボーヌに創業。 創業以来、ショパン家による家族経営、ネゴシアンであり、また、葡萄畑の所有者でもあるアルベール・モロは、コート・ド・ボーヌの畑から古典的なワインを生産しています。 当初は、ネゴシアンとして創業していましたが、1910年から自社で瓶詰めを開始、1984年以降、ドメーヌに専業しています。 
 1990年代の前半、ショパン嬢が、厳しく収穫の間引きを行い、新樽比率を60%に増やし、再び、すべてのワインを清澄・濾過処理せずに瓶詰めするようになった結果、風味がよくて、果実分の多い、構造のしっかりした、熟成能力のある、しかも、手頃な価格のピノ・ノワール ドメーヌ(ネゴシアンとしての仕事はしていないが、ライセンスは持っています)の一つです。
 今は、37歳のジョフォワ・ショパン氏が運営しています。 彼の初ヴィンテージは、2000年からと、世代交代したばかりです。 『ル・クラスマン』 2003年度、2004年度と連続で掲載され、その他にも 『ギィド・アシェット』、 『ゴー・エ・ミヨー』 など権威あるガイドブックでも常に高い評価を受けている生産者です。 畑は、 サヴィニー・レ・ボーヌ と、 ボーヌ・プルミエ・クリュ に合計8haを所有しています。
 『 サヴィニー・レ・ボーヌ ラ・バタイエール・オー・ヴェルジュレス 』 は、アルベール・モロだけが持つモノポール(単独所有畑)です。
 「ぶどうの品質が、すべてを決める」
 という考えの彼は、醸造よりも栽培を重視し、葡萄本来の味わいを最大限に表現するため清澄・フィルター処理は、行いません。

 「ブルゴーニュ一帯の一流のワインが、あまりに高価なことにショックを受けているブルゴーニュの熱烈なファンや初心者は、この生産者のワインを探すべきである。 それらは、とても美味しくてしなやかなワインだが、構成がしっかりしていて力強い。ピノ・ノワールという葡萄やそれぞれのテロワールのエレガントな特徴を表現していて、しかも素晴らしいお値打ち品である!
 私が最近味わった 二つの極上 1983年もの( ボーヌ・ブレッサンド と ボーヌ・サンヴィーニュ )が、証明したように、これらのワインは、若いうちでも飲めるが、かなりうまく熟成もする。
 ベスト・ワイン: ボーヌ・ブレッサンド 、 ボーヌ・レ・サン・ヴィーニュ 、 ボーヌ・レ・トゥーロン 、 ボーヌ・レ・トゥーサン 、 サヴィニー・ヴェルジュレス クロ・ラ・バタイエール 」
 ── ロバート・パーカーJr.著 『ワイン・バイヤーズ・ガイド』 講談社 引用 ──

 『ワイナート』 36号の表紙を飾り、巻頭カラーでは、
 「今になって分かり、今だからこそ知るべき、ボーヌワインの枯淡の調和」
 「ボーヌほど円満な味わいのブルゴーニュはない。日照に優れ、温暖なミクロクリマを持つボーヌ。 畑の位置する3つの丘は、威圧も脅迫もせず、なだらかな斜度を保ってゆったりと広がり、太陽に照らされた葡萄は、欲望も恨みも持たず、心地よく腕を伸ばす。見て心和らぎ、飲んでさらに安らぐ、ポジティブな癒しのワイン、ボーヌ。」
 「1990年ヴィンテージを初めて飲んでから、好きなワインとして、アルベール・モロー の名を挙げ、同意してくれる人は、ひとりもいなかった。しかし、私は、嘘はつけない。あまりに素直に、あまりに切なく、心に染みてくるそのワインに対して、嘘などつけるはずもない。」
 ── 『 ワイナート 』 36号より抜粋 ──

 今さら、言うのも何ですが、あるホテルのワインバーでおかわりまでして美味しくいただいたのが、アルベール・モローの確か、1993年以前のボーヌ (サン・ヴィーニュ or トゥーロン or ブレッサンド) でした。 とっても郷愁を誘う枯れた旨味、魚の出汁のような旨さと、葡萄本来の果実味が、一体となって森や土や野の花々を思い出すような風味、 ── この価格帯の古酒ブルゴーニュワインでは、おそらく他にないでしょう。 ブルゴーニュ古酒の旨い安いワインを1本選ぶとしたら、間違いなく、アルベール・モローが、まず、No.1でしょう。
Wine Beer ワインビール比較試飲評価&Newsより)





ワインピークスより購入。3980円。

抜栓日:2013年8月21日
コルク:CAVE瓶詰め、Vintageが刻印されていました。
液漏れ:半分くらいまで染み。液漏れなし。
グラス:リーデル・ブルゴーニュタイプを使用。
 
13度でグラスに注ぐ。そのまま少し放置。
色:薄めのガーネット。なかなかきれいな色合い。
エッジ:若干薄い程度、けっこう色合い残っています。
脚:そんなにたら~っとは垂れてきません。
 
香り:透明感のあるオレンジ色の花の香り。トマトのコンポートの香り。紅茶の香り。娘さんは「デミグラスソースの匂いがする。これとご飯で合いそう」と言っていました。スワリングで出汁系、昆布系の香りがしてきます。あと、シナモンの香りも感じます。
  
タンニン:思いのほか、タンニンが力強く、まだ歯茎にもしっかりと残ります。ちょっとざらつく感じ。
 
味わい:結構酸が前面に出てきます。そして、出汁のニュアンス。あまり果実は感じません。思いのほか、中間層が抜けているような味わい。サガクラッシックと合わせて飲んでみましたが、こうすると酸はすっとナリを潜め、紅茶のような甘味を感じます。ミネラル感はそこそこ。イメージとしては東南アジア系のニュアンスを感じます(どんなやねん)。


Jorge Ordonez Victoria 2 2011

2013-03-29 23:36:07 | スペイン
Jorge Ordonez Victoria 2 2011
Jorge Ordonez Victoria 2 2011
ホルフェ・オルドネス・ヴィクトリア No.2  2011【375ml】

タイプ シェリー・酒精強化ワイン サイズ 375ml
産地 スペイン > その他スペイン
内容 100% モスカテル・デ・アレハンドリア
生産量:1800本

入手不可能です!!【限定36本のみ!!】
ノーベル賞授賞式晩さん会に登場した幻のデザートワイン!!
【あのノーベル医学・生理学賞に輝いた京都大の山中伸弥教授も堪能した!!】
しかもあの世界最高の評論家パーカーさんも【95点】という超高得点をつける物凄いワイン!!
まさに【神の雫】と呼ぶに相応しい、過酷な環境下で全て手造りされ、375mlボトル1本に対して、7kgものブドウを要する、まさに宝石のようなデザートワイン!!
【この信じられないほどの香りする花のような美味しいデザートワイン!!】
【このレーズンのような、リッチで、濃厚なデザートワインの香りは、大きな部屋をその香りでいっぱいにする!!】
年間生産量わずか1800本しかなく、そんな超幻的な数にもかかわらず、今回ノーベル賞授賞式の晩さん会にオンリストしたことで、一夜にして世界的に絶対に入手できない憧のデザートワインとなってしまったんです!!

ホルフェ・オルドネス・ヴィクトリア No.2  2011【375ml】
皆さんーーー!!!
皆さんーーーー!!!
特に特に甘口ワイン大好き!!、という方には、絶対に何があっても見逃せない、物凄いワインが登場いたします!!。
今や、世界中で最も話題となっている甘口ワインにして、すでにここ日本では全て完売してしまい、絶対に入手できない、幻のデザート・ワインとなっています!!。
まずはまずは、この(2012年12月12日 読売新聞)の記事からご紹介いたします!!。
・・・・・・・・・
10日夜(日本時間11日未明)にストックホルムで行われたノーベル賞授賞式の晩さん会では、ジョセフ・ペリエのシャンパーニュやシャトー・ヴァランドローが供された。
 ノーベル賞公式ページによると、デザートワインは、スペイン・マラガDOのホルヘ・オルドネスの「ヴィクトリア No.2 2010」。
モスカテル・デ・アレハンドリアを乾燥させて糖度を上げ、ステンレスタンクで発酵される。リットル当たり250グラム以上の残糖を誇る。ホルヘ・オルドネスは、近年、米国で注目されている生産者。モロッコを対岸に望むマラガの伝統的な造りのワインを発掘している。
(2012年12月12日 読売新聞)
・・・・・・・・・
そうです!!、
あのノーベル医学・生理学賞に輝いた京都大の山中伸弥教授も参列した、ノーベル賞授賞式の晩さん会で、まさにこのワインが世界各国の数々の著名人の喉を潤したんです!!。
今回、このビッグニュースで注目される中、奇跡的に日本に極少量だけ輸入された、貴重な貴重な最初で最後の36本を、今回特別にインポーターさんより分けていただけることになり・・・、まさに皆さんにだけ、特別にご紹介させていただきます!!。
なので、わずか限定36本のみ、これ以降の追加入荷は一切ありませんので、是非とも、お早めにお求めいただければと思います。
しかもこのワイン、あの世界最高の評論家パーカーさんも、実に【95点】という超高得点を付ける、その品質も大注目される、物凄い甘口ワインだったんです!!。
なので絶対に見逃すわけにはいきません!!。

その名も
[ホルフェ・オルドネス・ヴィクトリア No.2  2011【375ml】]!!!
スペイン南部、地中海に面し、リゾート地コスタ・デル・ソルの中心地で、画家のピカソの出身地としても有名なマラガ(Malaga)で造られる甘口ワイン。

この物凄い甘口ワイン、私などが語るより、克明にレポートされたインポーターさんの資料をそのままご紹介させていただきます。
・・・・・・・・
ヴィクトリアは樹齢50年以上の最高の畑のブドウをセレクションして造られた甘口ワインです。
畑は丘の頂上付近、標高685メートルにあり、土壌は粘板岩と石英でとても痩せています。
この山間部の畑は1ヘクタールあたり3000本のブドウ樹が植えられ、北向きで傾斜がとても急な場所で、傾斜角度は40-60度となっています。そして1ヘクタールあたり1500Kgのブドウが収穫されます。この畑の傾斜が急なことから、機械の使用は不可能で、栽培方法は数世紀前と同じ方法です。
ブドウは樹の中の最高の20-30列から最良の熟成に達した時点で、手で収穫され、さらにワイナリーで選別を行います。そしてブドウはワイナリーの中で乾燥されます。ワイナリーの扉は、日中は開放され、夜間は閉じています。この作業によりブドウはとてもゆっくりと、均一に乾燥してゆきます。ブドウが乾燥するのには2-3カ月を要します。

そしてブドウは圧搾前に4.5度に冷やされます。アルコールが13度に達した時点で、温度を下げ、発酵を止めます。残糖量は258g/Lです。発酵には主にステンレスタンクを使用しています。375mlのワインを造るのにおよそ7kgのブドウが必要となります。貴腐菌、アルコールは添加されていません。

このワインはマラガのワインを表現しており、濃縮と繊細さの調和が楽しめます。この地域のさんさんと輝く太陽と神秘的な雰囲気を感じることができるでしょう。最高の畑と、厳しいブドウの選別により、ワインはとても新鮮な果実の風味と、エキゾチックな特徴をもち、とても長いフィニッシュに続きます。
(インポーター資料より)
・・・・・・・・
まさに【神の雫】と呼ぶに相応しい、過酷な環境下で全て手造りで、さらには、375mlボトル1本に対して、
7kgものブドウを要する、まさに宝石のようなデザートワインというわけです!!。
この宝石ワインに対して、世界最高の評論家パーカーさんも、実に【95点】という超高得点を付けながら、こんなコメントを残しています。
・・・・・・・・
辛口ワインのボタニと同じワイナリーが造る、この信じられないほどの香りする、花のような2011ヴィクトリアNo. 2は、約13%の自然なアルコールを持つ、美味しいデザートワインである。

100%モスカテル・デ・アレクサンドリアから造られ、375mlボトル一本を造るのに17ポンドのブドウが必要である。このレーズンのような、リッチで、濃厚なデザートワインの香りは、大きな部屋をその香りでいっぱいにする。この驚くべき傑作は、次に食べるものがない食事の終わりまで冷蔵庫で冷やしてサーヴしなければならない。6~10年以上、この美味しさは続くだろう。
(Wine Advocate #203)
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【この信じられないほどの香りする・・・】
【このレーズンのような、
  リッチで、濃厚なデザートワインの香りは、
     大きな部屋をその香りでいっぱいにする。】
もう、妖艶なる香りに酔いしれている、そんな大絶賛ぶりなんです!!。

これだけ過酷な環境下で造られているだけあって、このワインは、年間生産量が、わずか1800本しかなく、そんな超幻的な数にもかかわらず、今回ノーベル賞授賞式の晩さん会にオンリストしたことで、一夜にして、世界的に絶対に入手できない憧れのデザートワインとなってしまったんです!!。
ですので、今年このワインが飲める人は本当に幸せです!!。
わずか36本のみのご紹介です。
追加入荷は一切ありません。
絶対に絶対にお見逃しなく、必ずやお求めください!!。

こちらも御覧ください。
 
 
 

 
 
 


(+)(*)Y'nsトウキョーより購入。3,380円。(7/1さらに2本追加購入)
抜栓日:2013年3月29日
コルク:VICTORIAって刻印されています。
液漏れ:なし
グラス:小さめのグラスを使用。

色:薄いレモン色。輝いて見えます。
液漏れ:なし
脚:ねっとりとした脚。粘調度高い。
ディスク:かなり厚い。
香り:もろライチの香り。とても清らかな香りです。もう香りからして「これは甘いんだろうな」とわかります。娘さんは「ハイチュウの匂い」と言っていました。たしかにハイチュウのような甘酸っぱい香りあります。
 
味:青リンゴジュースそのもの! ネクターのような粘調度があり、とても豊富な甘さを感じます。はちみつ、ライチのあじわい。アフタは、ほんとにはちみつを棒に絡めて舐めた感じです。これはうまいなぁ~。
 
 
 
抜栓日:2013年7月8日
色合いはかなり薄めの黄色。粘調度が半端ない。
のっけから、マスカット、青りんごの香り。とにかく白ブドウジュースのニュアンス。しかし、ただ甘いだけじゃなくて上品な酸があり、甘さのバリエーションもかなり広がる感じの甘さ。
今日のメロンのスープ仕立てのデザートとは、メロンの甘さに、ワインが負けていなくて、どちらもお互いに味わいを高め合って、とても満足の行く味わいでした。


Lungarotti Torre Di Giano Bianco Di Torgiano 1997

2013-03-28 19:05:42 | イタリア
Lungarotti Torre Di Giano Bianco Di Torgiano 1997
Lungarotti Torre Di Giano Bianco Di Torgiano 1997
(1997. 2. 12)
イタリア「ルンガロッティ」社の高級ワインを新発売
― ウンブリア州随一の銘醸ワイン8製品 ―

サントリー(株)は、イタリア・ウンブリア州「ルンガロッティ」社のワインを、3月4日から全国で新発売します。イタリアワイン最高の格付けDOCGをウンブリア州で初めて獲得した「ルベスコ リゼルヴァ モンティッキオ」をはじめとする高級ワイン6種と、お手軽価格のテーブルワイン「ジャーノ」(赤・白)の計8製品です。イタリア中央部の実り豊かなウンブリア州で栽培されたぶどうを、地下蔵で贅沢に時間をかけて熟成させた銘醸ワインをお楽しみいただけます。
ワインの総需要が拡大するなか、イタリアワイン市場も著しく増大していますが、当社は新たに有力な生産者と提携し、高品質のワインを発売することにより、お客様の多様な需要にお応えしていきます。

●「ルンガロッティ」社
  ・創 業 年 1962年
  ・所 在 地 イタリア ウンブリア州 トルジャーノ地方
  ・経 営 者 ジョルジョ・ルンガロッティ
  ・所 有 畑 モンティッキオ畑、イル・ピノ畑など約250haの畑を所有

 *ルンガロッティ社はワイン博物館をもち、また自社ワインを十分に楽しんでもらうために三つ星レストランやホテルの経営を行うなど、多角的にワイン・食文化に貢献しています。

●製品特長
「ルベスコ リゼルヴァ モンティッキオ」:
トルジャーノ地方のDOCGワイン。10年間の長期熟成を経て初めてリリースされるルンガロッティ社の最上級品です。
「ルベスコ」:
DOCワイン。柔らかな熟成香とまろやかな口当たりを楽しめる、充分熟成された赤ワインです。
「トッレ ディ ジャーノ イル・ピノ」 :
DOCワイン。最良の白ワイン用畑(イル・ピノ畑)のぶどうから作られた、爽やかな中にも複雑で厚みのある味わいです。
「トッレ ディ ジャーノ」:
DOCワイン。すっきりした酸味とフルーティーな香りがマッチしたフレッシュな味わいです。
「サン ジョルジョ」:
ルンガロッティ社が初めてトルジャーノ地方に導入したカベルネ・ソーヴィニヨン種主体。独自な味の世界をつくりだしています。10年間熟成。
「シャルドネ」:
ほのかな樽の香りと果実のおいしさのバランスが絶妙です。
「ジャーノ」(赤)(白):
銘醸ルンガロッティの実力を、手頃な価格で楽しめるテーブルワインです。

*イタリアワインの格付 … イタリアワインは、原産地呼称管理法により大きく4つに分類されています。
最上級がDOCG、次にDOC、そしてテーブルワインクラスが2階級制定されています。

      
― 記 ―

▽製品概要
製   品   名 タイプ 希望小売
価  格
(円) 風 味 容 量
(ml) 梱包
(本)
ルンガロッティ ルベスコ リゼルヴァ モンティッキオ 1986 赤 4,000 フルボディ 750 12
ルンガロッティ ルベスコ 1994 赤 2,200 ミディアム 750 12
ルンガロッティ トッレ ディ ジャーノ イル・ピノ 1993 白 2,700 辛 口 750 12
ルンガロッティ トッレ ディ ジャーノ 1995 白 2,000 辛 口 750 12
ルンガロッティ サン ジョルジョ 1986 赤 5,000 フルボディ 750 6
ルンガロッティ シャルドネ 1995 白 2,200 辛 口 750 12
ルンガロッティ ジャーノ 赤 1,000 ミディアム 750 12
ルンガロッティ ジャーノ 白 1,000 辛 口 750 12

▽発売期日  1997年3月4日(火)

▽発売地域  全  国
サントリーより)


*2004のデータ
ルンガロッティ
Lungarotti

イタリアの「緑の心臓」
ウンブリア州随一の銘醸、ルンガロッティ社

■ 蔵出しするのは、完璧に熟成したワインだけ
ルンガロッティ社の特徴を一言で表すなら、「長い時間をかけたワインづくり」です。たとえば代表銘柄の「ルベスコ リゼルヴァ」は、法律的には3年間の熟成でリリースしてもよいDOCGワインですが、ルンガロッティ社では"約10年"という長期間の熟成を待って初めて市場へ出されます。

同社のワインは、どの銘柄も地下蔵で静かに眠りにつかせ、理想の状態になったところで初めて消費者の元に届けられるのです。このように完璧な熟成ワインだけを市場に出すポリシーを貫いているのは、イタリアではもちろんのこと、世界でもきわめて珍しいことといえるでしょう。



ルンガロッティ社の醸造所が位置しているウンブリア州は、ローマ時代から「イタリアの緑の心臓」と呼ばれる歴史と文化をもつ地方です。イタリア半島のまさに中心部に位置し、有名なキリスト教の聖地アッシジの聖フランシスコ大聖堂を有し、また「緑の心臓」という言葉から連想されるように、きわめて実り豊かな土地柄です。その豊かな実りに支えられた葡萄栽培とワインづくり、そして地下蔵での時間をかけた贅沢なまでの熟成…そんなワインだけがもつ味覚の芸術を手頃な価格でお届けすることこそ、ルンガロッティ社の誇りとするところです。




ヴェロネッリ誌★付で85点
ガンベロロッソ誌で('05)獲得

▼ ルンガロッティ・トッレ・ディ・ジャーノ[2004]年
※トレッビアーノ種(70%)らしいフレッシュで心地よい酸味と、グレケット種(30%)ならではのフルーティーな香り、ふくらみのある柔らかな口当たりが見事にマッチ!
フレッシュですっきりした味わいで、幅広い料理と楽しめる一本です。

蔵出しするのは完璧に完熟したワインだけ!がポリシーのウンブリア州随一の銘醸による、フレッシュですっきりした酸味とフルーティーな香り、ふくらみのある柔らかな口当たりのあっさり辛口白ワイン!このワインでヴェロネッリ誌★付で85点、ガンベロロッソ誌で2ビッキエーリ('05)獲得の人気ウンブリア辛口白ワイン!
うきうきワインの玉手箱より)



実家セラーから持ってきた。

抜栓日:2013年4月24日
コルク:LUNGAROTTI L'ARTE DEL VINOと刻印されています。
液漏れ:よく分かりませんがないと思います。
グラス:オープンナップ・ユニバーサルテイスティング40タイプを使用
 
色:結構濃い目のゴールドイエロー。
エッジ:やや薄い感じがします 
脚:ぜんぜん垂れてこない。
ディスク:さほど厚みはありません。
 
香り:最初、グレープフルーツのほのかな香り。あまり香りは強くありません。時間とともにやや野菜系の香りが混ざって来ました。スワリングによってもあまり香りの要素は変わりません。みかんの香りも若干します。
 
味:最初、結構酸がきわだっていて、でもそんなに味わいは深くなく、のっぺらな感じでした。ママちゃんはフルーティーな感じだといっていました。ミネラル感はありますが、ちょっと鉄っぽいニュアンスと相まって心地よい感じの味わいではありません。アフタは短く、喉を流れていく時には何の抵抗もなく流れて行きます。生の海産物とは合わない感じ。実際に合わせたわけではありませんが、ゆでたまごと相性が良い感じがします。時間とともに、ほのかな果実の甘味も感じられるようになって来ました。きっとこのワインは、もっと若いうちにフルーティーさと一緒に味わうべきワインなんだと思います。


Gevrey Chambertin Cuvee de Champs Chenys Joseph Roty 2005

2013-03-23 14:36:35 | フランス・ブルゴーニュ
Gevrey Chambertin Cuvee de Champs Chenys Joseph Roty 2005
Gevrey Chambertin Joseph Roty 2005
■Joseph Roty ジョセフ ロティ & Philippe Roty フィリップ ロティ
 畑面積 約8.5ha
 ブルゴーニュ ジュヴレシャンベルタンのトップドメーヌ!
 ビオデナミ農法(有機農法)を製造段階で取り入れ清澄や濾過を極力避けて造られるワインは古典的で驚くべき長命。
 ここのグランクリュも日本の入荷量は雀の涙、どれも高い評価を受けています。

● 2005年ジョセフ ロティ ジュヴレ シャンベルタン シャンシュニ
赤 750ml
[AOC]ジュヴレ シャンベルタン
[パーカー評価]89-90点
 The 2005 Gevrey-Chambertin Champs-Chenys (from largely old vines below Charmes Chambertin) smells of black raspberry distillate, toasted almonds, and maraschino, is quite creamy on the palate, and persists with a strikingly intense, sorbet-like expression of bitter-sweet black raspberry along with stony minerality.
 (The WINE Advocate Issue 170)
松澤屋より)




ジョセフ・ロティ&フィリップ・ロティ
ROTY家は現当主のジョゼフ・ロティで23代目になるジュヴレ・シャンベルタンの名門ドメーヌ。現在畑仕事や醸造は父親にかわって息子であるフィリップ・ロティが行なっています。彼らの畑には多くの古木があり、地中深くまで根を伸ばし、そこから様々な要素を地上に引き上げ、そこからできた葡萄はその段階で既に他とはまったく比較にならないほど素晴しく複雑な味わいを持っています。醸造法は古典的で、トロンセの樽を100%使用し、一年近くも樽熟させます。またビオディナミ農法(有機農法)を製造段階で取り入れ、清澄や濾過を極力避けて造られるワインはモダンの要素をうまく取り入れたクラシカルなスタイル。最近ではD.R.Cと全く同じ葡萄の選別機、プレス機などを新たに導入するなど、より凝縮されたピュアな味わいを表現し、改めてこのドメーヌの持つとんでもなく凄まじい力を世に知らしめました。驚くべき長命で複雑溢れる香りと、洗練され、しなやかさと力強さとを見事に調和させた素晴しいワインの数々。スティーブン・タンザー氏やロバート・M・パーカー氏など多くのジャーナリスト、評論家が全てのキュヴェに対して大変高い評価を与えており、その人気は近年留まる事を知りません。


ジョセフ・ロティ
 ジュヴレ・シャンベルタン・キュヴェ・シャン・シュニ [2005]750ml

JOSEPH・ROTY
 Gevrey Chambertin Cuvee de Champs Chenys
シャルム・シャンベルタン(Charmes・Chambertin)と地続きの区画。
葡萄は木は1934年の植えた木で樹齢73年。ローズマリーやスミレ、ブラックベリーのアロマを放つ。深みがあり、複雑でありエレガントな女性だがしっかりとした構造を持ち、濃厚で旨みをたっぷりと含んだ滑らかな舌触り。ジャムのようなラズベリー、カシス、ブラックベリーなどの見事に熟した味わい。
ウメムラより)



ジョセフ・ロティ Joseph Roty

2005年のジョセフ・ロティが遂に入荷いたしました!
注目を集める2005年ブルゴーニュ、ジュヴレシャンベルタンの中でも 特に大成功を収めたドメーヌ『ジョセフ・ロティ』!
非常に古典的な醸造方法、人為的な介入を廃し骨格の強いワインを 生み出すジョセフ・ロティは、通常のヴィンテージでは長期の熟成を 経て魅力を発揮するスタイル。
そして偉大なヴィンテージには、途轍もない寿命を持ちながらも、 若いうちから肉づきがよく驚異的な迫力を持つワインを生み出してい ます!
最近のヴィンテージでは2002年等も、強烈な太い余韻とミネラル感。 甘い果実味やこってりとした肉づきのあるタイプのブルゴーニュでは なりませんが、強い果実感を感じさせてくれる偉大なワインを生み出 しました!
今回、リリースされた2005年ヴィンテージはジョセフ・ロティにとって は2002年以上と期待できる大成功を収めたヴィンテージとなりました!
ジョセフ・ロティでは2004年以降、ドメーヌ・ルロワやロマネ・コン ティ社と同じ、最新型の選果台を導入。
粒選レベルで未熟果や、腐敗果を取り除き、非常にクリーンな果実味 を持つワインを生み出しております。
実際、それ以前のヴィンテージと比べて、格段に質感のレベルが向上!
2005年という偉大なヴィンテージとあいまって素晴らしいワインを 生み出しています!
大成功を収めた『ジョセフ・ロティ』の偉大な2005年ヴィンテージは 絶対にお試し頂きたいワインの一つです!
ブルゴーニュファンの皆様、これは絶対にお見逃しなく!

パリとサンフランシスコはブルゴーニュ通のひしめく二大都市だが、ここで口やかましい人々の寵愛を受けている大人気のドメーヌ。ワインのスタイルは、繊細さを強調しつつするどく強い味わいを求めた物で、魅力のある組み合わせといえる。

シャルムシャンベルタンはきっとロティの最上作で、今日この畑から生まれるなかでもっともすぐれている。畑は樹齢八十五年と報じられるが、これによるところが大きいだろう。またマジ=シャンベルタンもたいへんすぐれ、グリヨット=シャンベルタンもみごと。どのワインも探す価値があり、いかにも澄んだ、素敵な味わいで、高い水準を守っている。

「ブルゴーニュワインがわかる」マットクレイマー著より抜粋


ジュヴレ・シャンベルタン"シャン・シェニ"[2005] ジョセフ・ロティ
「プティ・シャルム」と呼ばれ、シャルムシャンベルタンと地続きの区画で造られます。
彼が作る傑作と言われる特級の「シャルムシャンベルタン」と並び、ロティの看板とも言えるワイン。

《早速試飲してみました》
色は相変わらずやや薄めです。
香りはかなり詰まった印象、野生のサクランボや木苺を思わせる 詰まった香り。青さは微塵もなく、質感もかなりいいです。
あけたてはかなり酸の強さを感じましたが、非常に長い余韻の最後は 果実、そしてミネラル感が残ります。
開けてから10分くらい経ったころには徐々に果実が前に出てきます。
とても村名クラスのワインとは思えない程の余韻の長さです。
今後の熟成もかなり期待できるのではないでしょうか?
骨格の強い本当に素晴らしく美味しいワインです!
(湯原 試飲日2008.3.25)
ゆはらより)


Gevrey Chambertin Joseph Roty 2005 Part2







ゆはらよりオークションで落札。4401円。
抜栓日:2013年7月15日
コルク:長めコルク。50mm。ドメイン瓶詰め、ワイン名が刻印されていました。
液漏れ:ほぼ完璧な状態。染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデル・ブルゴーニュタイプを使用。
 
やや低めの温度で抜栓しました。
色:そんなに濃くないガーネットルビー。綺麗な色合い。
エッジ:エッジはガーネット。中心はルビーがまだ残っています。
脚:なかなかの粘調度。グラスをつぅ~っと落ちてきます。
ディスク:ちょっと厚みあります
 
香り:抜栓直後はちょっと閉じ気味でしたが、樽から来ると思われる香り、バニラ香がとても心地よい甘い香りを醸し出しています。その後5分もしないで、ラズベリーの香りが現れました。スワリングで、ストロベリーの香りが加わります。なんとも言えない良い香り。娘さんは「トマトにマヨネーズをかけた匂い」と言っていました。樽香はけっこう強いです。
 
タンニン:タンニンは綺麗に溶けこんでいて、渋みは感じません。しかし、とても力強い印象をワインに与えていると思います。心地よいタンニン。
 
味:ほどよい酸とタンニンの力強さ。全体的なバランスがいいです。最初から、ミネラル感全開で、味わいがとてもピュアーです。温度が上がると甘さもどんどん出てきます。腐葉土感や土のニュアンスはさほど強くなく、いまだフレッシュ感満載の味わい。しかしながら、力強い中に、非常に繊細な出汁が入っている感じ。旨味がなかなか半端ないです。1時間30分くらいもすると、もうジャムの甘い味わいがどんどん湧いてきます。たぶん、いま最初の飲み頃のような感じ。このあと5年くらいするとまた違う味わいになるんじゃないでしょうかね。
ワインは一期一会だとずっと思っているのですが、また良いワインに出会うことができました。
 
2日目、ほとんどニュアンスが変わることなく、むしろ丁度よい酸がでてきてとても美味しくいただけます。

3日目、果実甘味がなくなっていましたが、酸は健在。ミネラル感も残っていました。なかなかいいワインだな、これ。
 


Givry 1er Cru Clos du Cellier Aux Moines Domaine Joblot 2008

2013-03-14 18:41:34 | フランス・ブルゴーニュ
Givry 1er Cru Clos du Cellier Aux Moines Domaine Joblot 2008
Givry 1er Cru Clos du Cellier Aux Moines Domaine Joblot 2008
JOBLOT
ジョブロ

所在地 FRANCE BOURGOGNE GIVRY
アペラシオン随一のワインを生む、ジヴリーで最も評価の高いつくり手

メルキュレと並ぶ赤の地として名声のあるジヴリーだが、シャロネーズでは面積はブズロンに次いで小さい250ヘクタールほど。畑はジヴリーの町を中心にその西側に半円状に広がっていて、なかでもプルミエ・クリュは町のすぐ西側に北から南に連なりアペラシオンの半分近くを占めている。コート=ドールと同じ石灰岩を基盤とし、それを泥灰土壌が覆うテロワールはピノ・ノワール種に最適なものとなっている。
そのジヴリーでアペラシオン随一といわれるワインを生むのがこのドメーヌ・ジョブロ。ジヴリーに特化したドメーヌで、15ヘクタール強の広さがあるが、そのうち3分の2をプルミエ・クリュが占める。率いるのはジャン=マルク・ジョブロ。50代となったジャン=マルクだが、エネルギッシュな面は相変わらず。現在では多くのつくり手が畑での作業の重要性を説くが、ジャン=マルクは1970年代後半と30年近く昔から化学肥料などを施すのは止め、精力的に畑仕事をこなしてきた。
しっかりと切り詰める芽掻きからヴァンダンジュ・ヴェールトにトリも付し、収量は平均で35ヘクトリットル前後まで抑える。ジャン=マルクが心がけているのは、豊かな果実味にバランス、そしてアフターの長さ。そのため、収穫に際しても単に糖度の高さのみにはよらず、糖酸比を始め果実全体のバランスから摘み取り時期を決める。発酵は野生酵母により3週間ほど、ピジャージュは週2回から3回。以前の新樽100パーセントを用いての樽熟成には変化が見られ、ミレジム、クリマによりフレキシブルな対応をするようになった。現在はプルミエ・クリュで多くて4分の3、ヴィラージュは新樽は用いず1アキ樽のみ。
色調は濃い目なものの、きれいに仕上がっているワインはバランスに優れ、果実味も十分だが濃すぎるようなこともなく、ピノ特有の繊細さが十全に伝わってくるもので、ジヴリーのテロワールに加え、このつくり手の素晴らしさに驚く。そしてこのような赤に加え、シャルドネー種からつくられる白も豊かな果実味にしっかりとした酸とミネラルが合わさる、輪郭のシャープなワインで、その水準の高さはコート=ドールの著名アペラシオンに通ずるものがある。ともかく赤、白ともに完成度が高く、全くもって侮り難いワインである。
息子ヴァンサンも加わり、安定感の増しているジョブロ、今が旬である。



プルミエ・クリュ単位:ヘクタール
ジヴリー・クロ・ド・ラ・セルヴォワジーヌ・ルージュ  
ジヴリー・クロ・ド・ラ・セルヴォワジーヌ・ブラン  
ジヴリー・クロ・デュ・セリエ・オー・モワンヌ・ルージュ  
ジヴリー・クロ・デ・ボワ・シュヴォー・ブラン  
ジヴリー・クロ・グラン・マロール・ルージュ  
ヴィラージュ単位:ヘクタール
ジヴリー・アン・ヴォー・ヴィエーユ・ヴィーニュ・ルージュ  
ジヴリー・アン・ヴォー・ヴィエーユ・ヴィーニュ・ブラン  
ジヴリー・ピエ・ド・ショーム・ルージュ  
ジヴリー・ピエ・ド・ショーム・ブラン
ラック・コーポレーションより)




旭川のブレリアスでいただきました。
2013年3月13日抜栓。思った以上にタニックでした。きっと今時期やや閉じ気味。後3~4年後にまた飲んでみたいなぁ~。