朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

競馬からの発想

2007-12-07 16:48:19 | 21世紀
競馬についての雑談
 土日はインターネット競馬を楽しんでいます。
 11月は同じ方針で買っているのに、成績悪く、予定資金がなくなりました。

 リンパマッサージの麻生先生の所に、小倉競馬開催のときには、何人かの騎手も来るそうです。
 落馬して騎乗出来ない熊沢騎手の治療に、栗東まで呼ばれて行きました。
 仲舘英二騎手は何年来の付き合いだとも聞きました。

 私もマッサージして貰いながら、知ったかぶりで競馬を話題にします。
 「最近、仲舘英二で大分損した。最近の乗り方はおかしい。最初から飛ばして、第4コーナーで息切れし6~8位に落ちるんだから?
 第4コーナーでは集団の中にいてそれから飛び出さなくっちゃぁ」
 麻生さんは言います。「あの人 今 自分のパターンを変えているみたいね!
もう年だから、何かを変えようと努力しているのよ。何かを掴んでまた勝ちだすよ」 中々やさしい発言で、麻生さんの人柄が分かります。

 「10月の競馬は儲かって面白かったけれど、11月は的中しない。馬券の買い方が変わっているとは、思わないんだけれど?」
 「ナベさん、体調が良くないのよ。今、骨格が変わりつつあるものね。もう少しよ。呼吸は前より随分深くなって、酸素も入り、足の向きも変わっているから神経痛が今出ている。身体の調子が悪いと勘も悪い。来月まで待ち」と言ってもらって安心します。

 「西洋人の騎手もいるね」
 「いい騎手もいるよ」
 「グリーン・チャンネルの解説の受け売りだけれど、ペリエという騎手は馬なりに走らせて、いい成績を出す名人だって」
 「馬に対する考え方が日本人と違うところがあって、面白いね。日本人では鞭をバシバシつかっていい成績上げる人もいるけど、外人には鞭使わない人もいるよね」
 「僕は福島・新潟と東の方ばかり馬券買っているのだけれど、1~3レースの2才馬未勝利は、予想がよく当たるね」
 「何の予想をみているの?」
 「日刊スポーツのコンピと80万で買ったアーティングのリーディング・ジョッキィというソフト」
「80万もするの?」
「まだ儲けは出てないけれど、JR-VANからデータを取って、判断するソフト、馬券を買うのに配当からこの馬は何円買えばいいという重み付けするソフト、IPATと連結して投票するソフトが一緒になっていて使いやすいよ。まだ使い方がピンとこないけれど、そのうち上手いこと行くと思うよ」

「先日、上原先生の塾では、『21世紀になって、状況はどんどん変わり考え方も20世紀の直線思考では駄目だ。動物的な勘がいる時代になった』と講義がありました」
 「女性の生徒から『動物的勘をどういう風に養うか?』と質問がありました。
 『固定観念を持たないこと』と先生の答えです」
 「私はこう言いたかったです『体調を良くしておかねば、心理的な前向きの姿勢はとれない』そして何時物事が反対になるかも知れないし、逃げるタイミングを常に待つこと。危険を感じたら、ロスカットの注文を入れられる用意をしておくこと。時代の大勢に逆らわないこと。
 そして、競馬・日経225先物デイ・トレードなどは、自分の意思道理にはならないものとして、自分の動物的勘を磨く良い方法と練習することが出来る。

 引退して、社会と直接触れることの少なくなった60~70才は競馬やデイ・トレードで自分を21世紀に順応させる必要がある」

 Win-winといって対抗・競争する両者が同時に勝つ方法が理想の人間関係と言われ講義を受けることがあります。競馬や相場では、win-lose以外の何者でもありません。
 20世紀は博愛・平等の社会を理想として、それにふさわしい人間になることを教育の目標とした感もありますが、21世紀はそれを裏返したwin-loseに逆戻りと思われます。(石油・エネルギー・水・食料の奪い合い) 動物的勘の必要な時代とは、安定のない時代であり、欲望の剥き出しになる時代でもあります。
 次の時代を楽しめる者は、競馬・相場・ギャンブル・麻雀・逆転・自分の意志や期待では動かないゲームで動物的勘を研ぎ澄ました人達でありましょう。

 甘えのない社会、談合・組合活動の排除される社会が21世紀であり、20世紀の常識の通用しない社会と考えるべきではないでしょうか?