朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

破滅への習慣

2007-07-03 08:33:44 | 21世紀
悪い習慣が身を滅ぼす
ミート・ホープ社は、豚肉混入の牛ミンチを長年売り利益を出していましたが、社長長男の反乱で言い逃れ出来ず、告白・廃業に追い込まれました。
何年か前に偽装を止めておれば、優良企業だったでしょうが、止められず結局破滅になりました。
動いているものを止めるのは、止まっているものを動かすことの何倍ものエネルギーが要ります。
「人間変わらねばならぬ」「変化こそ成長だ」「進歩しなければ生き残れない」と変化を計画しますが、現状維持から抜け出すには大きな力が要ります。
結婚生活を解消するのに、殺人・バラバラ事件を起こす人もいます。
ニコチン中毒・アルコール中毒・○○中毒に悩む人もいます。抜け出すエネルギーが足りないのです。
悪い習慣を作らないことが、幸福の第一歩です。
個人の生活でも会社の運営・社会保険の運営・行政の方法でも、悪い前例をつくると、変えられなくなり大変な結果になります。
ジェームス・スキナーさんは言います。
マザー・テレサもヒットラーも同じ動機で行動しましたが、結果は大違いです。その動機とは、「痛みを避けて、快楽を得る」ことです。
飲酒も喫煙も同じ動機で「快楽を得る」ために行っています。飲酒が交通事故につながり、「痛みとなる」と連想できれば、その習慣はなくなるのです。
子育て・義務教育では、体罰OKとしましょう。
体罰で苦痛を納得させましょう。
飴と鞭とか言って、損得に気付かせる目的ではなく、深い心理学的意味を加え、悪い習慣を無くす方法として、体罰を肯定しましょう。