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文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

貧乏なんか怖くない。

2015年09月24日 | 歴史

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2015 09 24 貧乏なんか怖くない。
アレクシス・チプラス ギリシャ共和国

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ギリシャは他山の石

オリエンタリズムは、

英仏金融資本の垂涎の的

 

 消費税の嘘


北アフリカと中近東とは、今でも金融ブルジョアジーの草刈り場。

政治と軍事的な混乱が、わざわざ造られ続けてきた。

 

 山峡におけるアラブ人たちの戦い

 

産業革命で勃興した、にわか成金のブルジョアが、ギリシャの古典とかトルコの後宮にあこがれた。

サヨクとは 共産主義の理想を掲げて、実は自分らだけの特権の固定化を維持するもの。此のごまかしに対して、構造改革主義は現代の植民地主義なのだ。ならば先ず、この反自国民主義の欺瞞の歴史を、検証せねばならない。

 

自国民の低コスト化、や 他国民を使役する、「下には下がある」 との下層民同士の対立化、複雑化政策が本質的な核なのだ。

 

これを自覚して、覚醒したギリシャ国民が政治的に、立ち上がりつつある。

利益至上主義つまり 低コスト主義に侵された、金貸し衆に飼われてこびる、それら政党を叩き直すべし。

 

 

 

 

 

ギリシャ総選挙で与党が快勝

 急進左派連合が145議席を獲得

    2015年09月22日

 [アテネ 21日 ロイター] - ギリシャで20日に行われた議会(一院制、定数300)選挙は、チプラス前首相率いる与党・急進左派連合(SYRIZA)が145議席を獲得し、中道右派の最大野党・新民主主義党(ND)に勝利した。

 SYRIZAの得票率は約35%。選挙前にSYRIZAと連立を組んでいた「独立ギリシャ人」は、得票率3.7%で10議席を獲得した。

  選挙結果を受け、チプラス氏は21日午後に首相に就任。860億ユーロ規模の支援策の1回目の見直しを来月に控え、第2次チプラス政権にとり国内銀行の資本増強が急務となる。

  チプラス氏は債務負担が軽減されない限りギリシャは景気後退から脱却できないと主張。SYRIZA幹部は、チプラス氏は債権団との債務軽減をめぐる交渉を「最初の重要な戦い」と位置付けているとしている。

  チプラス氏はSYRIZA内で新たな支援策の内容をめぐり対立が見られたことを受け、国民の真意を問うために解散総選挙を実施。世論調査の結果を超える票数を獲得し、連立相手は1党のみで済みことから、より自由な政策運営が可能になると見られる。

  政治評論家のアリスティデス・ハトツィス氏は今回の選挙結果について、「チプラス氏は個人的に大きな勝利を収めた。同氏はかつてない政治的な主導権を手にした」と指摘。一部アナリストの間では、チプラス氏が強い指導力を発揮できる立場を獲得したことで、債権団との交渉がこじれ、ギリシャによるユーロ圏離脱につながる恐れが出てくる可能性もあるとの懸念も出ている。
(記事の全文は、こちら をクリックしてご覧ください。)

 

 「国際金融」にもてあそばれる、ギリシャの政治と経済

 

ギリシャは東西冷戦時代から、東と西の境目にあり、どちらの陣営からも「賄(まいない)」をたくさんもらえる。この特別な利得を得るものは庶民ではなく為政者とか、それにつらなる政治利権追求者たち。【 まだ続くギリシャ危機 わが郷 】

 

   コンスタンディノス・カラマンリス【政治家】ギリシャ 1907 ~ 1998 コンスタンディノス・カラマンリス 【わが郷・政治治家

 

  近代ギリシャの歴史は、

  列強による 干渉そのものであった。

 

英国、フランスそしてロシアが巧妙に対立と協調を繰り返して、オスマントルコ帝国が解体されてゆく。紙幣を印刷するトリックで、巨大な資本を操ることが出来た国々は、産業革命を成し遂げて強大な近代式軍隊をもつことが出来た。

カラマンリスの時代は、オスマントルコ帝国からそぎ取ったギリシャ地方にすえられたギリシャ王国を廃止して、民主化という美名の元によりいっそう金融資本の従属下に於くことである。 

    肩と首筋、振り向く顔の関係【アングルのオダリスク】

  19世紀から20世紀の、仏英の歴史は

  オスマントルコ帝国などへの、

  侵略の歴史であった。

 

トルコの財宝と後宮をわがものにしたい。その絵画芸術における表現が、オダリスクなどが多数描かれた、オリエンタリズムと呼ばれる風潮であった。とにかく欧州とくに産業革命を成し遂げた、いわばブルジョア国家の英仏などは、帝政トルコの一地方であったギリシャを、巧みな政治力と軍事的干渉で切り取った。

カラマンリスの時代には、でっち上げたギリシャ王国そのものを、英仏国際金融の支配下に置く。つまり上品に言えば、王制を廃して民主制と為す。そしてこの過程で最後に行き着いたのが、ギリシャ国民を国際金融の隷属下におくことだった。自国政府が自分の判断で 「紙幣を印刷できる」 この通貨発行益(シニョリッジ)を得ることは、ギリシャ国民が産業振興の原資を得ることとの道義である。ユーロに参加することは、ギリシャ国民の通貨発行益を得ることの放棄であった。

つまり、ギリシャが欧州連合に参加させられたと言うことは、即ギリシャ国民の通貨管理権の放棄を意味して、ギリシャの困窮化をいっそう進めることとなった。

カラマンリス王朝 (!!!) につらなる政治家とか、高級役人はまるで戦後日本の代理統治機構の面々とおなじように、大いなる特権を手にしてきたのだ。

この代理統治機構のコストを、ギリシャの一般国民に支払わせる。

この金融的なカラクリが、ドイツなどがギリシャ国債を買うこと。

金貸したちは金利を得て、ギリシャの政治家と官僚が、借りたカネで優雅に暮らせる。 

 

  金貸しが困ること わが郷


巨大企業による、市場寡占は自由経済の腐敗であり、西側経済におけるスターリン主義化

 

 フォルクスワーゲンが不正なプログラムで、排出ガスなどのデータを自分らに都合良くねつ造していた。排ガス規制などの公的なテストの時には、それを感知して排ガスなどがでないようなプログラムが始動する。しかし、このプログラムでは一般道走行には必要な力が出ない。なので通常走行時には、排気ガスには汚れたものがたくさん排出されてしまう。

 

つまり難民が向かっているドイツの産業など、よく調べてみたならば紛(まが)い物だった。

支那の出す統計はデタラメで有名だ。ドイツは謹厳実直が、世間の評価であったが、構造改革の波は、会計処理の改竄を東芝に強いたように、ドイツ車の心臓部エンジンのコンピュータ・コントロールにまで、うわべの成果主義を強いたようだ。スターリン主義、つまり政治家とか高級役人が情報を壟断して、勝手気ままをやってきた。それが、大物政治家などが東側のカネの餌につられて、自国の弱点を本にして書いた。印税はたくさん入ったが、祖国そのものが分裂して、スターリン主義も崩壊してしまった。GMとクライスラーが倒産したアメリカでは、オバマ大統領が産業の再生を政策課題の第一に掲げた。欧州では、シリアなどで混乱を増長させて、難民を多く発生させた。この安い労働力で、インチキしたエンジンの車を作らせようとしたのか。

 

 

ユーロ圏から離脱しても、庶民が失うものは何もない。

金融支配の桎梏を失うのだから、すっきりするだけなのだ。

 

政治家とか官僚が、ギリシャ国民を貧しいままに 「飼い慣らす」 役目の牧童であった。

デフォルトは自由な羊になって、牧場の柵を跳び越えること。

 

2010 06 18 白昼堂々の人身売買 白昼堂々の人身売買 わが郷

 

羊が一匹。羊が二匹。羊が三匹……。

欺されて柵の中で飼われているのと、真実の大自然のなかで生きるのとは

 

 

だいぶ違った 世界が見えてくる。

 

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