我が郷は足日木の垂水のほとり

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「国際金融」にもてあそばれる、ギリシャの政治と経済

2010年05月09日 | 経済

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高級外車に豪華なクルーザー、これらは富裕層のステータスだと、読売が書いてます。

どうして金回りがよいのかは、脱税が当たり前で税務署の役人は賄賂を溜め込む。プール付きの家が、税務署に申告したのは3百件あまりだが実際に調査してみれば、1万7千件もあったとか。

パパンドレウ家とカラマンリス家とが二大政治派閥で、彼らは協調して国庫のカネをバラ撒き政治を壟断してきたという。なんのことはない、これではアメリカの「共和党」と「民主党」との なれあい政治と同じこと。

 

   コンスタンディノス・カラマンリス【政治家】ギリシャ 1907 ~ 1998 コンスタンディノス・カラマンリス ギリシャ共和国

 

詳しくは

はびこるワイロ・脱税、ギリシャ財政再建に障害 【読売】

をお読み下さい。

 

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高速道路の料金所に車がつくと、若者たちが何人も寄ってくる。なんのことかとガイドに聞けば、密輸たばこの売人なのだそうな。これは30年ほど前の地中海旅行の時のこと。

それがいまでもおなじ様に若者の就職難で、おなじ有様なのだという。就職できない若者が、税金を払わない闇のタバコを安く売って、凌(しの)いでいるのだという。

それで今回のように「国家破産=デフォルト」のような危機の時には、若者や失業者などは熱くなる。取締の警察官も熱い激情のおすそ分けで、やはり熱い。

 

妊婦行員も焼死…ギリシャ3人死亡は「殺人」

2010年05月07日

 ギリシャ政府の財政緊縮策に反対するアテネ中心部のデモで暴徒化した一部参加者が銀行に放火、3人が死亡した事件で、パパンドレウ首相は犯行を「(殺意を持った)殺人」と批判、犯人摘発に全力を挙げると語った。共同電によると、3人はいずれも行員で、1人は妊娠4カ月の女性だったことも判明した。

 緊縮策をめぐり労働者側と政府側の主張はまったくかみ合わず混乱の長期化も予想される。5日のニューヨーク株式市場がほぼ1カ月ぶりの安値となったほか、6日の東京株式市場も大幅反落。欧州での信用不安が広がり、世界経済への影響拡大の懸念が強まっている。 http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/05/07/07.html

 

 

妊娠 4ヶ月の女性が巻き添えをくって、焼死しました。他にも二人死亡しています。デモや暴徒の怒りの矛先は、「国際金融」だったのでしょうが実際に惨禍にあったのはおなじ一般市民です。

キルギスでも暴動があり、こちらはそれまでの政権が転覆されました。それでも、かの国の国民の生活は変わらないでしょう。実際に権力を握るグループと、それを失った権力者の生活は天と地ほども替わるのでしょうが。

ギリシャのデフォルトは、IMFとユーロの介入により回避されるのでしょうが、一般国民には増税や新たな失業の増加が、見込まれています。

 

ギリシャ:財政再建関連法案を可決 危機脱出へ荒療治 【毎日】いつも踏みつけにされるのは庶民です。政治はこのような危機に際しての解決策は示せません。いつも対処療法で、国際金融の戦後処理部隊のIMFのセリフは決まっています。

「緊縮財政」「増税」です。

本当の財政困難の原因は、役人がワイロをとったとか、富裕層が脱税しているとかではありません。もっと大きな構造的問題が隠されているのです。

ギリシャ経済の資金不足 これが、経済困難の本質的な原因です。そして、これは人為的なものなのです。日本では小泉構造改革政治で、貸し渋り・貸しはがしが厳しくなり、一般国内産業は苦しくなりました。ギリシャなどの地中海諸国の経済が、元気がないのはもっと昔からでした。税金のかからない密輸タバコの話しは30年も前からのことです。

世界金融資本、このような上品ぶった名前より『湯田菌』のほうが似合っています。この詐称「国際金融」は日本などの「カネあまり」の国々から、甘言で資金を集めて「田舎政治家」の支配する、ギリシャやスペインへ等へ貸しました。日本で謂えば、岩手の小沢政治への貸し付けです。身内に「財政出動」でバラ撒きをおこないます。選挙の行動隊の員数を確保するために、特定の公務員や公的事業を優遇します。此処に利権構造が生まれて、彼らはこれを守るために嘘で政治を塗り固めるのです。これらの施策は政治目的での濫費ですから、自由競争経済とは別物です。たいへんに効率の悪い事業となります。それで、ギリシャやスペインの経済は、活気を失い疲弊したままなのです。

湯田菌は地域や国などの経済が健康だと、取り憑くことが出来ません。経済破壊の一番の方法が戦争です。でもまさか、自分の歴史的故郷でこれは出来ません。ですから彼らの「金融政策」は貧困の造成あたりなのです。政治へは、謂わば「ワイロ」ですから融資はするのです。また別のいい方をすれば、隷属化させるための「鎖の縄」です。

今回のギリシャ国債のデフォルト騒ぎは、「国際金融」本名は湯田菌の信用がなくなって新しいカモが見つからなかったからです。湯田菌は新たな菌床を作れなくなりつつあります。それで手下の「国際マスコミ」本名は屑ゴミをつかって、世界の世論を騙して、ドイツなどの金融にたらし込みをかけたのです。日本もそうですが独逸もいわば敗戦国で悲しいものです。いつまでも「ズルして、惨いことをして勝った」戦勝国の湯田菌に喰われるばかりです。

 

 


 ギリシャ問題、米経済回復のリスクとなる可能性=地区連銀総裁【ロイター】

機関投機家にしてみれば今回のギリシャ危機は、買いだったのでしょう。それも先物買いで既に、何ヶ月も前の下落前に売っていれば大儲けです。そして安くなった今買えばよいのですから、屑ゴミのマスコミがギリシャの政治・経済を腐して書けば書くほど、買値が下がります。差額が大きくなればなるほど、ギリシャやスペインの評判が悪くなればなるほど大儲けができるのです。ですから暴動の煽動者のなかには、湯田菌の諜者も混じっています。国際金融の手先が、銀行に火をつけたなんていうのも、あるのかも知れません。アメリカで株やドルを売ったのは、もっと安いギリシャ国債とか何とかを買うためだったのかも知れません。国際金融取引は親の総取りなのでしょう。

麻生太郎氏が総理の時には「投機的な先物買い」の規制を言っていました。日本の国債は郵貯や銀行、あるいは生保各社が買っています。その点安定した債権保持者であるわけです。これが投機的でヤクザな「国際金融」とやらに日本国債がからめ捕られれば、いいように弄(いじ)くられます。世界の経済が安定して豊になるには、国際金融を詐称している金融詐欺師たちの影響力を排除すべきです。政治や経済が枯れて腐れば「湯田菌」が取り憑きます。日本には本当の意味での金融資源がたくさんあります。これを賢く循環させれば経済は、生き返るのです。

時間はかかるでしょうが、財政の健全化で国債を償還し、日本の機関投資システムの有効活用資金を増やすべきです。つまり遊休天下り法人などを整理して、本当に日本国や諸外国の助けになるような金融資源をパワーアップすべきなのです。安い金利と強い政治力を背景として、日本の金融は湯田菌とは別の道を歩むべきなのでしょう。たとえば今アメリカは新幹線構想があります。技術力に加えて金融力も合わせれば、アメリカのなかにさらなる経済構造を作ることが出来ます。これからは、実物に投資をする時代なのです。

 

政治に片寄った投資や金融をおこなえば、ギリシャのような立ち枯れた経済と、腐った政治がいっそう進んでしまいます。民主党の小沢一郎の政治は、まえの自公政治よりも、もっとタチが悪い。かれは米国とは対立を演出はしていますが、本質的には湯田菌の菌糸のようなもの。今回の宮崎県の口蹄疫の問題では、小沢一郎と東国原が会いました。会談の内容は秘密です。口蹄疫の問題はマスコミがほとんど報道しません。それはそうでしょう。知事就任時は鳥インフルエンザ騒動で彼が「宮崎地鶏」の宣伝をはじめたら、騒動は収束しました。そして今度はおなじ宮崎で、口蹄疫です。勘ぐれば、デンパな話しですが「バイオテロ」の噂も出てくるのでしょう。ですから日本の屑ゴミは煙も、のろしも上げられません。沈黙しているだけで生ゴミは臭います。

 

 

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 参考記事    ギリシャ共和国(Hellenic Republic)
                   G20:ワシントンで開幕へ 「銀行税」導入など議題に
                   社説:ゴールドマン訴追 金融危機解明の弾みに

 

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Unknown (Unknown)
2010-05-09 09:06:36
今年三月に宮崎県で国内では九十二年ぶりにウシやヒツジなど偶てい類のウイルス性伝染病である「口蹄疫(こうていえき)」が発生したが、その原因がいまだになぞにつつまれている。口蹄疫は一般的にはヒトには感染しないが、強力な伝染力をもっていることから、専門家はバイオ(生物)テロに転用される可能性を指摘している。ほぼ同時期に韓国でも発生しているほか、モンゴルでも四月末から発生していることが明らかになり、防衛庁は、人為的なウイルス混入の可能性があったのかどうかに関心を寄せている。

http://www.asyura.com/sora/bd7/msg/1174.html
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