“ヴィタミーナ”な生活

おいしく食べて、楽しく飲んで 

トマトときゅうりのカレー炒め

2006年08月22日 | 今日の晩御飯
カレーの風味が食欲をそそります。

1、ニンニク1片は薄切りにする。
2、きゅうり1本はピーラーで皮をむいて縦半分に切り、大き目の乱切りにする。
3、トマト1個はヘタを取り除いて大き目の乱切りにする。
4、豚薄切り肉は1口大に切り、カレー粉少々、酒・しょうゆ・片栗粉小さじ1を加えてもみ込む。
5、カレー粉・砂糖大さじ1/2、酒・しょうゆ大さじ1を混ぜておく。
6、中華なべに油を熱し、ニンニクを入れて弱火で炒め、油に香りを移す。
7、4の豚肉を入れて炒め、肉の色が変わったら取り出す。
8、油を足してきゅうりを入れて炒め、油が廻ったらトマトを加えてさらに炒める。
9、7の豚肉を戻し、5の合わせ調味料を回しかけ、味が廻ったら火を止める。

今日のトマト、炒めるのがもったいないくらい甘いトマトでした。
美味しくいただきました。

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きゅうりとかまぼこのゆず胡椒マヨネーズ和え

2006年08月21日 | 今日の晩御飯
なんだか、ゆず胡椒を作っている人、販売している人の回し者のようですが、そうではありません。
でもファンクラブとか普及委員会みたいなものがあったら入会してしまいそうです。
おいしいんですもの

1、きゅうり1本は長さ5センチに切り、縦に厚さ4~5ミリに切る。
2、かまぼこ(白)半分は4~5ミリ厚さに切る。
3、マヨネーズ大さじ2にゆず胡椒小さじ1を混ぜ、きゅうり、かまぼこを和える。

予想通り、マヨネーズとよく合います。
それ以外に、kaorinishinaさんがコメントに書いてくださった餃子。
昨日試しましたが、バッチリでした。
そして、納豆。
カラシの代わりにゆず胡椒です。
ちょっと大人っぽい洒落た味になります。

ゆず胡椒、多分関東でも、大きなスーパーでは置いてあるところは多いかもです。
志木のダイエーにありましたから・・・

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笠沙

2006年08月20日 | 
九州での最後の宿泊は笠沙です。
鹿児島の西端、笠沙半島の突端にある「笠沙恵比寿」というところに泊まりました。
知覧から薩摩半島を横切って東シナ海沿いの国道を走ります。
こちらも狭くてクネクネしていましたが、海がきれいでのんびり気持ちのよいドライブでした。
ちなみにBGMはバーシア。
伸びやかな明るい歌声がピッタリでした。

さて、到着して夕食まで少し時間があるので海岸を散歩。
しおだまり大好きの家来クンは楽しくて仕方がないようです。
小さいカニや貝、それにウニまで見つけてはしゃいでいました。
防波堤の上を海を覗き込みながら歩きました。
ナマコがゴロゴロ転がっています。
と、青い小さな魚が目に入りました。
熱帯魚がいるんです。
空色の小さい魚に、一回り大きい濃い青の魚、シマシマの魚、平べったい(鯛みたいな)黄色いカラフルな魚・・・
こんなところで熱帯魚に逢えるなんて・・・

笠沙恵比寿は、海のミュージアムリゾート。
博物館もあるし、ロマンチックなサンセットクルーズ、くじらウォッチングもできるそうです。
もちろん、海水浴もできます。
今回は泊まるだけでしたが、いつかまた訪れて、いろいろ楽しみたいなぁ。

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トキオ・ブラージュ・ルナティック

2006年08月19日 | 今日の外御飯
九州紀行はちょっとお休み。

今日は多摩川の花火を大学時代の女友達4人と見に行きました。
この暑い中、朝から場所取りして・・・ではなく、「トキオ・プラージュ・ルナティック」というイタリアレストランの花火ディナーを予約。
なんと、お値段1万円という贅沢をしてきました。

コースはオードブル2皿、肉料理、魚料理、パン、デザート、コーヒーでお味は可もなく不可もなく。
1万円ということを考えるとウ~ンなのですが、ま、花火見物の場所代と思えば仕方ないかな。
花火はテラス席はそのまま見られますが、私たちは室内にいたので荷物をその場において外のお店が確保しておいてくれた青シートへ・・・
こんな間近で花火を見たのは初めてです。
今の花火ってハート、魚、ミッキー、ねこなど色々な形になるのですね。
後ろに座っていた子供が詳しくて、いちいち「あ、ねこちゃんだ!」などと叫ぶので、私たちも学びました。
(最初は、何でこれがねこ?と思いましたが、しばらく見ていくうちにわかるようになります。)
花火が終わったらお店に戻って、食事の続きを楽しみました。
帰りは花火帰りの人たちより少し時間が遅かったので、それでも人はいっぱいでしたがスムーズに帰ることができました。
早くもゴミ収集車が出ていてびっくり。
ゴミ捨て場のゴミの量にもびっくり。

たぶん人間関係の中では一番気楽な学生時代の女友達。
会うのは1年ぶりなので、多いにおしゃべりしてきました。
時間は短かったけれど、盛りだくさんの一夜でした。

花火の写真は、こんなものしか撮れませんでした。
カメラの液晶越しの見物も面白くないので、写真は早々にあきらめました。



うまかもん

2006年08月18日 | 
いっぱい食べてきました。

馬刺し
口の中でとろっととろけるおいしさ。
にんにく醤油で食べると、たまりません。


ラーメン
白いスープでこってりとしているかと思いきや、あっさりでおいしかったです。
鹿児島のラーメンというと「獣臭い」というイメージがあったのですが、これはそれもなくてスープも全部飲めてしまうほどでした。


お刺身
鹿児島の笠沙というところで食べました。
身がしまっていてと~ってもおいしかった。
当分の間、スーパーのお刺身は食べられそうにありません。


ゆず胡椒
最近、いろいろなところで耳にする「ゆず胡椒」。
私はゆず風味の胡椒だと思っていたのですが、ゆずと青唐辛子をおろしてペースト状にしたものなのです。
九州では唐辛子のことを胡椒というのだそうな。
冷奴によし、野菜のスティックにつけてよし、ローストビーフによし、温かいご飯によし、そのままなめてもよし(←お酒が進むよ~♪)。
いまハマッテいます。


番外編 お醤油
九州の醤油は甘いのです。
刺身にわさびを乗せて甘い醤油をつけていただくのです。
実はわたし、これがちょっと苦手・・・
笠沙では甘い醤油、辛い(普通の)醤油と2つテーブルに出ていまして、当然普通のお醤油を使ったのですが、口が甘い醤油に慣れてしまっていたようで、塩気の多さに驚きました。


知覧

2006年08月17日 | 
人吉で1泊し、九州自動車道を一気に南下して鹿児島へ向かいました。

どうしても行きたかったところがあります。
それが鹿児島県川辺郡知覧町にある「特攻平和会館」です。
知覧は本土最南端の特攻基地であり、ここから大勢の若者が南の空へ旅だち、命を落としました。
終戦の日の数日前からテレビでは、小泉首相が数年前に訪問し涙を流した、と報道されているので、ご存知の方も多いでしょう。

今回はメジャーな観光地を回っていないので、どこへ行っても人は少なかったのですが、さすがにここには、多くの人が訪れていました。

館内には特攻隊員の写真が出撃の時期の順番で掲示され、その下のガラスケースには出撃前の短い時間で書いた遺書や肉親への別れの手紙などが展示されています。
写真には出身地と出撃場所、年齢が記入されており、その年齢を見ると多くは20~22歳なのですが、中には16歳、17歳という方もいました。
16、17ですよ。
笑顔はあどけない若者です。
日本は、そんな若者たちに「人を殺すために死んでこい」と命じたのですね。

あの時代の日本は、日本の偉い人たちは、狂っていた、としか思えません。

ぜひ皆さんも、この地を訪れてください。
若き特攻隊員の写真と向き合い、遺書をじっくり読んでみてください。
ひとにはそれぞれの思想や立場がありますが、それぞれの感想を持ってください。
いろいろな感想、それはとても大切なことだと思います。

海から引き上げられた零戦です。
館内は撮影禁止だったので、外から撮りました。
(ガラスに木が写りこんでちょっと見づらいのですが・・・)




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五家荘と五木村

2006年08月16日 | 
菊池温泉で1泊した後、真南に南下し五家荘(ごかのしょう)と子守唄で有名な五木村へ行きました。
(正確には「通過しました」ですが・・・)

五家荘は平家落人の里といわれています。
九州の中心部より少し南の山深いところでした。
ここまで落ち延びてくるのは大変だっただろうな・・・
国道445号から脇に入ったところに集落があるようなのですが、この国道が道幅が狭く予定より時間がかかってしまいそこまで入ってゆくことができませんでした。
道路沿いや川の岸辺には楓の木が多く、秋の紅葉の時期に訪れたいところです。

五木村へ入るととたんに道幅が広くなり、新しく走りやすい道路になりました。
「子守唄の里、五木村がダムの底に沈む」という話を記憶にとどめている方はいらっしゃると思います。
旧五木村は、五家荘の道路と同じくほとんど一車線のカーブの多い道沿い(R445の旧道沿い)にありました。
土地の収用が終わり、新しい国道沿いには新しい学校に新しい公園、新しい家が立ち並んでいました。
旧道は今でも途中までは入ることができるようです。
が、行き着く先はダムの底です。

タイトルの写真は、五木村の道の駅にあった像です。
この道の駅では、エンドレスで五木の子守唄が流れていました。

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国道445号、五家荘付近の写真です。
すれ違いができず急カーブの道が延々と続きました。
山道大好きの家来君も、これには相当参った様子でした。
国道ではなく「酷道」ですね。



菊池神社

2006年08月15日 | 
肥後の豪族「菊池氏」の武時、武重、武光を祭った神社で、居城であった隈府(わいふ)城址に作られた神社です。

赤い鳥居をくぐりながら階段を上るか、少し大回りの参道を登ると本殿に到着します。
城跡に作られた神社なので高低差があり、どちらを上がっても大汗をかく羽目になります。
でも、登るにつれ菊池市外が眼下に広がり、と~っても気持ちが良いです。
気温の高くない早朝に本殿まで上り、宿に戻ってひと風呂に浴びると、朝食の時間には程よくおなかがすいて、とっても健康的に朝ごはんをいただけます。

ねこが出迎えてくれました。


菊池市は熊本空港から北へ15キロくらい。
車で30分もあれば到着します。
熊本市内へは、1時間弱くらいかなぁ・・・
小さな温泉街です。

阿蘇へ向かっていくと菊池渓谷があります。
水量が豊かで水温が低いためこの時期にいくと、と~っても気持ちがいい。
今回は朝寝坊してしまい出かけている時間的余裕がなかったのですが、オススメスポットです。

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豆腐の味噌漬け

2006年08月14日 | 今日のおつまみ
九州より無事に帰ってきました。

暑かった~!!
立っているだけで背中に汗が流れるのです。
今流行の岩盤浴より汗をかいた、と思います。
気温は34~5度で、東京とあまり変わらないと思うのだけれど、暑さが違う。

青い空、白い雲、色濃い緑、濃い影。
コントラストの強い夏を、思う存分味わってきました。

今日の晩御飯はいろいろ考えていたのだけれど、いざ仕度に取り掛かったらくたびれているみたいで、お土産オンパレードになってしまいました。

豆腐の味噌漬けは2泊目の人吉の夕ご飯に出ました。
あまりにおいしかったので、買ってきました。
「平家落人の保存食」、人吉から車で北に30分~1時間のところは、壇ノ浦で戦いに敗れた平家が落ち延びたところだそうです。
「東洋のチーズ」とあります。
うん、確かにチーズです。
でも、これはこれでおいしいけれど、宿で出たものとは大きく違いました。
板さんが夕食のために作ったのと比較してはいけないかな。
調べてみると、自分でも作れそう。
そして、おいしそう。
試してみましょう。

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ぴりり蓮根です。
赤と青の唐辛子が、辛そうでおいしそう。
これもおつまみに最高!!

海の牙

2006年08月10日 | 
1961年に第14回探偵作家クラブ賞を受賞した水上勉の社会派推理小説です。

昭和30年代の初め、海岸で遊んでいた一人の少女が突然激しい痙攣を起こし、病院へ搬送されたもののしばらく後になくなりました。
その地域では以前より「猫踊り病」と呼ばれる痙攣を伴う奇病が野良猫の間で見られ、その少女はその奇病の患者第一号となったのです。
それからその地区では、ろれつが回らない、指先がしびれる、視野の狭窄などの症状の訴えが急増。
特に生魚を食べる機会の多い漁師の症状がひどく、死者も増えていきました。
原因は、その町にある化学工場が海に流していた廃液に含まれていた水銀でした。

この小説の題材は、もうおわかりですね。

熊本県水俣市の水俣病を背景(作中では水潟という架空のまちになっています)に、病気を調査していた保健医の失踪、殺人、美しい妻、その妻の不審な行動、
正体のわからない怪しげな人物、などのミステリーの要素と差別、貧困、企業倫理などの問題を含んだ、少し重い小説です。

正直なところ、ミステリーとして読むには中途半端。
偽名を使う怪しげな人物が何人も登場し、誰が誰だったか整理して読まないとわからなくなってしまいます。
保健医殺人の動機なども、非常に弱い。
最後に犯人はあっさりと自殺してしまうし・・・

ただ、作者はミステリーを読ませたかったのではなく、この公害病の実態を世間に知らしめ、考えさせたかったのでは、と思います。
まだ駆け出し作家であった水上氏は、現地へ一人で出かけて地元の新聞社などで取材をしたようです。
病人の描写は生々しく、思わず本を閉じてしまいたくなるほどでした。
政治と、経済と、人間の生活、折り合いを付ける難しさをつくづく感じる作品でした。

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さて、私は明日から夏休み。
九州へ行ってきます。
私の父方の出身が熊本で、お墓参りをかねていろいろ回ってきます。
熊本を基点に南下し、鹿児島から東京へ戻ります。
子供の頃から何年かに一度は行っており、主だった観光地はほとんど回っていますので、今回たずねる場所はかなり地味かも・・・
いまどき、どこのホテルでもネットは使えるだろうと思いますが、せっかくの日常生活からの離脱ですので、ブログは数日間お休みいたします。
再開後の旅行記をお楽しみに・・・