アイルランドで生まれたり育った人なら誰もが懐かしくなるソーダブレッドを焼いてみた。
どこのスーパーマーケットにも必ず一種類は置いてあるパンだがホームベイキングにはとうていかなわない。
イーストが入っていないため発酵時間は必要なくこねてすぐにオーヴンに入れられる。
途中オーヴンの窓からのぞくと二倍程にふくれあがり楽しみもある。
アイリッシュのレシピブックを見るとその昔は底の丸い鉄鍋にこねた小麦粉を入れて暖炉の火で焼いたそうだ。
焼き上がったパンはまわりがカリカリ中はモチモチ、バゲットとはまた違った素朴な味だ。
カリカリを引きちぎって食べたいところを我慢するのもたいそうなものだ。