うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 嗚呼 稀勢の里早くも一敗

2013-07-10 06:23:27 | 一言
                          痛い黒星

 解説者はそう言ってましたが、痛くない黒星なんてありません。嗚呼、栃煌山の昨日の勝負を褒めるほかないでしょう。綱取りピンチと言いますが、いつから横綱昇進の基準が甘くなったのでしょうか。無理に日本人横綱を作ることはありません。横綱になりました。ハイ、負けてばかりでは本人が気の毒です。横綱は不成績が続けば休場の挙句引退するしかないのです。
 昔、横綱千代の山は不成績が続き、本人としてはまだまだ若いし引退する気は無し。そこで協会に横綱返上を申し出たことがありました。もちろん却下されましたが。
 そんなことを思い出していたら、気が滅入ってきましたので話題を替えます。日馬富士と高安のとりくみです。高安が2つ目の金星を挙げた相撲内容です。高安立ち上がっていきなり横綱に張手をかまし、組み合った瞬間に上手ひねり、横綱簡単に膝をついてしまいました。場内どよめき、横綱は何が起きたか分からぬような、茫然たる表情で土俵を下りました。
 先ずは高安の勝ち星を褒めておきます。高安の張り手に解説者は二人とも高安の気合い勇気を褒めちぎりました。そし下位の力士は横綱に対して張手をかますなんていけないことだ。してはならぬこと、惧れ多いことと意識していたのが、俺たちも横綱に張手をかましても構わないのだ。そんな力士が輩出してくるのではないか。横綱も張られた経験がないので危ない場面も多々みられるのではないかと賛同している。
 冗談ではありません。もちろん小生も横綱に、そしてですその権威に対して下位の力士がその横っ面に張手をかますなんてとんでもないことと考えております。ここで一言であります。そんな下位の力士にモンゴル横綱は張り差しの連発、時には脳震とうをおこして一瞬気を失う力士もいるのです。
 白鴎の尊敬してやまぬ双葉山が張差しなんてしましたか。大鵬そして歴代の横綱たちが張り手をかましましたか。人気の貴乃花の張り手なんか見たことはありません。
 受けて立つ、その姿勢が横綱に欲しいのです。相手の頬をひっぱたいて有利な組手に持っていく姿勢がいやなのです。
 解説者の言う様に張手張差しが横行したら、もはやそこは土俵ではなく、リングであります。昔、互いに張手を連発し血だらけになった相撲を見たことがあります。物好きなアナウンサーが互いの張り手の数を数えたりしていました。
 土俵はリングではないのです。

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2 コメント

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Unknown (■かわぐち えいこう)
2013-07-13 14:28:21
千代の山、横綱になってから椴法華村に来ています。当時の小学校の校長が、千代の山を教えたことがあり、声をかけたようです。小学校グランドでの
土俵入りの写真が、我が家にあります。消防団がみんなを楽しませようと呼んだもので、近隣から船で相撲を観に来たという話です。消防団も粋なことをしたものです。
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Unknown (うたのすけ)
2013-07-15 16:55:09
今日は。
千代の山は横綱返上騒ぎの後、見事に立ち直り立派な成績を残しました。
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