うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート39

2012-08-02 05:51:33 | 日記
                  冷血というが男も悪い

            

 出産直後の双生児を「生活も苦しいうえ、父親も分からず世間体が悪い」と布団蒸しにして窒息死させた元キャバレーホステスが、東京深川署に逮捕されました。昭和48年8月のことであります。
 この母親は夫に蒸発されたあと6才の長女を連れ、新潟県から上京し国電錦糸町駅前のキャバレーで働いておりました。この春学齢期になった長女を学校にもやらず、キャバレーの保育所に預け、身重になって勤めを辞めてからは身の回りの世話をさせていたといいます。母親は上京する前に石川県内で見知らぬ男と交際、妊娠したが産院にも行かず、母子手帳も受けていませんでした。退職後は4畳半の部屋で手内職をして生活し、気分が悪くなると長女を氷買いに走らせるなどしておりました。
 そして悲劇が訪れました。母親は調べに対し涙も流さず犯行を認め「相手の名前も分からず、結婚する意志はなかった。妊娠はしたが、たとえ生まれても育てる意志は最初からなかった。結婚前にも、女の私生児を生んだが、その子は他人にもらってもらった」と平然と語り、罪の意識は全く感じられなかったという。
 果たしてそうでしょうか。30にもなる女を無知とは言えませんが、最初のつまづきがその後の女の人生を投げやりにし、身も心もぼろぼろになってしまった挙句の果ての転落と言えなくもありません。
 猛暑の続く折の、息苦しくなる話題であります。

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