うたのすけの日常

日々の単なる日記等

姉を見舞う

2014-11-25 16:38:16 | 日記

 昨日9時半家を出発。水戸駅から鈍行で南千住まで。またまた道に迷って1時老人ホームに到着。姉の容態は前回よりも好転してるように見えたが、実質的には肺炎で一時入院して以来、徐々に体力的にも精神的にも衰えていることは確かと、見受けざるを得ない。
 今回はホームに入居して以来真摯に面倒を見てくれている養子夫婦にも会って、精しく肺炎を患って以来の経緯を聞く。今は落ち着いてはいるが、いっときかなりの不安な精神状態に遇って夫婦に手を焼かしたらしい。
 入所した当時は介護のランクが要支援が、1ないし2だったのが現在は介護5と認定されたという。早い話がトイレも食事も自力では叶わず、寝たきりの状態である。認知症もかなり進んでいる状態で、養子夫妻とあたしら夫婦のことは、いろいろ話を進めているうちに認識してくれるのだが、会話の噛みあわぬ状態に陥ることがしばしである。

 夫妻の話の受け売りではあるが、全ては肺炎を患いベッドに寝たきりになったことに起因しているという。あれほどマンションで1人元気で暮らしていた姉がと、唖然とせざるを得ない。92才になる老人の明日には何が起きるか予断は出来ないのだ。
 しかしあたしの名を呼び、「おじいちゃんに似てきたね」と笑う姉にホッとした気持ちでホームを後にした。