残念、期待外れとはよく言ったもの。どうやら宣伝文句に惑わされたようである。話の内容はいたってシンプル、銀行の契約社員の主婦が、年下の青年に銀行のカネを貢いで破滅するといったよく聞く話であって、やたらベッドシーンを織り込まれているのも、いささか辟易してしまう。せめて横領の手口が斬新?なものであれば見ごたえもあろうというもの、新聞によくでる主婦の巨額横領事件の手口と大同小異。
せめてもの収穫は音響効果に、ヒロインの横領に走る心理とマッチしハラハラさせられたことだろうか。
余談になるが、映画が終わったのが12時15分。帰りのバスが15時15分。3時間待ちである。そのことは先刻承知でとやかく言わないが、寿司屋で時間調整して15分前には停留場のベンチにかみさんとチョコなんと座っていたのだが、待てど暮らせどそのバスは現れず、結局それから次のバスまで1時間も待たされてしまった。
何が何だか分からず仕舞いで半日を終える。