うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その241

2011-05-21 06:08:35 | 日記

                電波時計に手こずる

 もう何年も使用していた置時計が故障しました。人様から何かのお返しに頂いたものでして、修理してまで使うこともないので新調することにします。外はぽかぽか陽気、所によっては真夏日になっています。ところでホームセンターの階上になんでもありの食堂があります。ここのラーメン、滅多食べたことはないのですが、小生好みのしょう油ラーメン、くどくなくあっさりした味がなによりなのです。電気店で置時計を買いに行くついでにそこへ寄って、お昼はラーメンにしないかとかみさんを誘います。
 「この暑いのにラーメンですか」と乗り気ではありませんで、「暑いときにこそ熱いものがいいのだ」と、賛成させ自転車ででかけました。
 先ずは電気店で電波時計なるものを買います。この時計は電波を受信していつも時刻を自動修正して、狂うことがないのだとかみさんに能書きを垂れます。それよりなにより千円しないで買えるのが魅力、街の時計屋さんが消えていくのが解ります。

 ホームセンターの階上に寄りますが、驚いたことに件の食堂が見当たりません。掃除のおばさんに尋ねると店じまいしたと言います。それも去年の九月ごろとのこと、結構盛っていたのにと不思議です。商売の盛衰一寸先は闇かと暗然といたしました。
 仕方がないので、コンビニに寄ってパン食に変更であります。汗をかきながら帰宅しますと既に御昼を廻っています。冷たい牛乳で喉を潤しメロンパンを齧ります。早々に食事を終え、時計の箱を開け取り出します。「なんだコレ?」なんと電池が出てきました。「やっぱり電池で動くのか?」と首を傾げる小生にかみさん「電波で動くってどういうことなの?」と冷ややかな態度であります。「だよな、よくわかんねえや。とにかく二階でやるから」と緊急避難であります。

 説明書を読み読み、まさに悪戦苦闘であります。いろいろなボタンを押しても現在の日にち・時刻を合わせることができないのです。説明書によれば置き所によっては受信状態が悪く、置き場所を色々変えるようにとあります。とにかく文字盤がめちゃくちゃになってしまったので、もう一度やり直しだと電池を抜きます。慎重に入れ直し眺めているうちに、あっという間に説明書にあるように、正常に受信したというマークが出て何時何分何秒・月日・曜日・温度とがっちり表示されました。
 どこがどうでこうなつたという経緯が解らず、とにかく動き出したということで先ずは目出度しですが、しょうがねえなと苦笑いするばかりでした。

 電波時計なるもの、電波がどこから発信されるのか解りませんが、電池要らずで電波によって作動するものとばかり思っていたのが、間違いの元でありました。