日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

民主党の医療保険改革案とは?

2009-09-18 | 年金・医療・介護
おはようございます。FP牛込伸幸です。

昨日は新さんまをいただいたので、こどもたちと庭で七輪で焼いてみました。
うちはIHなので、たまにはこどもたちに火を見せないとと思っているんです。

最初に2匹焼いてみました。
途中でさんまの油が出たらしく大炎上!
こどもたちは大喜びでした(笑)。

続く2匹は大成功でした。
炭火が落ち着いたのがよかったようで、ふっくらと焼けました。
こどもたちも大喜びで食べていました。

今年はさんまが豊漁でおいしくて、しかも安いらしいです。
週に1回はさんまだなあ・・・

■民主党の医療保険改革案とは?

ミスター年金こと、長妻厚生労働大臣が、
さっそく後期高齢者医療制度の見直しを指示していました。

民主党の医療制度改革案は、現在、大企業、中小企業、その他と分かれた
制度を統合して、地域ごとに分割するというものです。

カンタンに説明すると、

大企業などは独自に健康保険組合を作って運営。

中小企業などは政府が運営する健康保険組合に加入。
かつては、政府管掌健康保険といっていましたが、今は協会けんぽといいます。

この2つは保険料は給料によって異なり、保険料は会社と社員が半分ずつ払います。

最後は、国民健康保険で、上記2つの制度以外の人が対象になります。
会社を退職するなど、高齢の方々がこの制度に入ってきますから、
財政的にはとても厳しいわけです。

現在は、健康保険組合や協会健保から、国民健康保険にお金を補填することで、
制度を運営しています。

民主党の案は、こうした分類を廃止して、みんな一つの制度に入れて、
運営していこうとするものです。

結局は、各制度間でお金の融通をしているのだから、一つにまとめたほうが
スッキリするかもしれませんね。

でも、なかなか難しい問題もあります。

保険料水準はどうするのか?
サラリーマンはお給料から天引きですからわかりやすいですが、
自営業者は所得を把握することが難しいと言われます。

扶養の扱いは?
専業主婦は夫の扶養に入っていれば保険料はタダですが、
共働きの妻は払っていたりします。

いっそ、1人いくら!と決めてしまいえば簡単なようですが、
必要なお金を一人当たりで割って計算すると、きっと、とんでもない金額に
なるんでしょう。

民主党のこの案は年金制度改革案と比べると具体策に欠けるのが現状です。
今後、シンプルな制度が作られるといいですね。


昨夜、報道ステーションに、原口総務大臣が出演していました。
TVタックルにもよく出演していましたが、
相手の話をよく聞いて、わかりやすく自分の主張を説明するあたりが
すごいなあと思っていました。
国会でもあんな感じで話してもらいたいですね。


いよいよ明日から連休です。今日もがんばって行きましょう!
(当事務所は営業してますよ)

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