日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

子育て・教育-マニュフェスト比較

2009-08-02 | 教育費
おはようございます。FP牛込伸幸です。

昨日は高崎の花火大会でした。
近くのスーパーの屋上駐車上から見ようと思ったのですが、
行ってみるとそこは改修工事中。
そうか!とひらめいて歩道橋からみることができました。

子どもたちも大興奮でした。最初の5分は…
上から車を見る方が楽しかったようです。
特に救急車に興味を持っていました。

■子育て・教育-マニュフェスト比較

今回の衆院選、各党とも子育て・教育については、
力を入れていますね(バラマキともいわれますが)。

昨日の読売新聞にマニュフェストが比較されていました↓
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●自民党
3~5歳児の教育費を段階的に軽減し、3年目から無償化を実現。
高校や大学は、就学援助制度や給付型奨学金などを創設。

●民主党
中学卒業まで1人当たり月額26,000円の子ども手当てを支給。
高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅拡充。
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自民党はタダにして、民主党は26,000円配るというイメージですね。

教育費の平均データを見ると、
幼稚園・保育園はそれなりにかかって、小中高は公立ならそうはかからない、
大学はかなりかかるというのが傾向です。

負担になるのは、大学や専門学校という声をよく聞きますし、
私もそう思います。教育費のアドバイスをするときは、
「高校までは収入の範囲でやりくり、大学や専門学校の費用を
子どもが生まれたらコツコツつみたて」というのが定番です。

実際、子育て(幼児期)をしていると、出産は一時金でほぼカバーできるし、
医療費はタダ、児童手当もありますから、負担感はありません。
生活費は子どもが1人だろうと、2人だろうと、そう変わりませんし。

その点、大学・専門学校に対する政策は弱いですね。
自民党の給付型奨学金は内容が抽象的過ぎて、
これでは困ったら使えるという気持ちにはなれません。

やはり大学は個人の自由という発想があるんでしょうね。
そうそう、保険プランを作っていて、遺族基礎年金が高校3年生で
終わってしまうのが気になります。


ちなみに、民主党の月26,000円の子ども手当てを中3まで15年間貯めれば、
468万円ですからベースは十分できますね。
国の政策と自分のニーズがイマイチあわないときは、ひと工夫すればいいんですね。

牛込伸幸FP事務所
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