旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

モクモクハウス

2018-06-15 13:47:34 | グルメ

     

福岡方面からだと三瀬トンネルを抜けてすぐのところに「モクモクハウス」というカフェがある。 

     

マスターが自ら建てた
ログハウスで、店内は屋根まで吹き抜けで開放感がある。 



     



     



     


ただ、ここに来た目的は一つ、緑の素晴らしい木立と清流に囲まれたテラスで美味しいコーヒーを飲むことである。 



     



     



     



     


カウンター席が外を向いており、自然と向き合いながらゆっくりとした時間を過ごすことができた。 



     



     



     
ここのコーヒーは、何でも佐賀県で一番美味しい水と言われている店の下に湧き出る岩清水で淹れているそうで、変な苦味や酸味もなく飲みやすかった。 



     


何時間でも座っていたい場所である。



     

From Face Book: The cozy terrace surrounded by beautiful grove and crystal clear stream.

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後退する日本の科学技術

2018-06-14 12:35:47 | 大学のこと

     

最近、同じようなニュースばかり耳に入ってくる。 2017年度の科学技術白書によると、『人材力、知の基盤、研究資金といった科学技術・イノベーションの「基盤力」に多くの課題を挙げ「わが国の国際的な地位のすう勢は低下していると言わざるを得ない」とあり、近年の日本の研究力の低迷ぶりを如実に表す内容になった』とある。 何か他人事のようである。 

     

各国の科学技術関係予算の伸び具合を2000年と比べると、中国が13.48倍(16年)と桁違い、韓国が5.1倍(同)、米国が1.81倍(17年)になったのに対し、日本はほぼ横ばい。 これでは、低下するのは必然であり、何も驚くことではない。 

     

大学に限って言えば、国立大学の運営費交付金は2004年度から毎年約1%ずつ減額され、2015年度までに当初の1割に相当する1470億円が削られた。中規模の国立大学20校分に相当する金額である。 

     

私が、本学に赴任した25年前と比較すると、学科の教員の数はほぼ6割に減っている。 その間、教育と研究以外の仕事は増え続けているので、研究のアウトプットが減少するのは当たり前である。 

     

特に、問題なのは、このような状況なのに、大学改革の名の下、とにかく組織改革、カリキュラム改革、入試改革と、何かを変え続けなければ、大学として評価されない風潮が続いている。 そのために、会議、会議の連続である。 あまりの短期間で繰り返し改組が行われているので、自分の所属する正式な名称さえわからなくなってしまっている。 

     

カリキュラムも各学年いろいろと異なっており、またセメスター制とクオーター制も混在しているので、複雑極まりない。 私の教員としての所属は、「工学研究院物質工学研究系応用化学部門」であるが、こんな名称、英訳しても誰も理解できないので、論文等では、2-3年の学部学生のみが所属していることになっている「応用化学科」、すなわち、"Department of Applied Chemistry" をずっとこの25年使っている。 これだと世界に通用する。 

     

ちなみに、私が留学していた南カルフォルニア大学では、今でも30年前と組織も変わらず、Department of Chemistry である。 改組して名前など変えなくても、2名のノーベル賞受賞者を輩出している。 要は実質である。

      

From Face Book: Science and technology in Japan is on the decline.

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日本の西海岸?

2018-06-13 12:18:07 | 福岡ローカル

     

ネットで次のような記事を見つけた。 要約すると、「住みやすさ日本一"福岡"は日本の西海岸だ」である。 確かに、福岡市は、東京を上回る日本一の人口増加率を誇り、非常に元気のある街であることは間違いない。 食文化も奥が深く、自然と調和した都会も魅力的である。 福岡で生まれ育った人間として、国内外から高い評価を受けることは非常に嬉しいし、「住みやすさ日本一」は、そんなに的外れではないと思っている。 さらに、発展するアジアに向いているという地理的な条件も、将来性のある都市である。 

     

     

ただ、今の状況から、アップル、マイクロソフト、グーグル、フェイスブック、アマゾンのような企業が生まれるのかは、甚だ疑問ではある。 

     

私も西海岸で数年暮らしたが、「多彩な価値観を受け入れる土壌」、「多様な民族、人種を受け入れる度量」、「スピード感」、「自由な発想を生み出す空気」、「拡大する大学群」等、このどれもが、残念だが、まだまだ福岡にはない。 そして、あのカルフォルニアスカイもない。

      

From Face Book: The west coast of Japan?

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森田童子のこと

2018-06-12 12:23:45 | 日々思うこと

     

あの森田童子が4月に亡くなっていたという記事に触れた。 もう表舞台から消えて35年も経つので、多くの人は名前も知らないだろうが、私が大学に入った頃、後に有名になった「ぼくたちの失敗」を耳にした。 18歳の若者の心に妙に響いたのを憶えている。 40年以上前のことである。 当時は今のようにネットもなく、最初は、男性か女性かもわからなかった。 70年代、日本が元気一杯で、ちょっといい加減な時代の懐かしい香りがまた一つ去った。 ちなみに「みんな夢でありました」2016年3月5日のブログの記事にある。

From Face Book: One of my favorite singers has passed away.

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北山湖一周

2018-06-11 12:13:47 | 日々の出来事

     

久しぶりに、さが21世紀県民の森に行ってみた。 

     

     

佐賀市富士町と三瀬村にまたがる北山湖一帯の公園で、北山湖をぐるりと回る全長約6kmのサイクリングコースもある。 

     

     

     

     

     

子供が小さい頃は、このような場所によく出かけたが、子供が成長してからは、訪れる機会もなかった。 

     

     

せっかくなので、自転車を借りて湖を1周してみた。 

     

     

     

     

     
途中、丘の上には、フィールドアスレチックの施設もあり、多くの家族連れで賑わっていた。 

     

     

     

     

     

     

そんな姿を見ていると、子供相手に走り回っていた30代の頃が蘇ってきた。 

     

From Face Book: We enjoyed riding a bike around the lake.

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ぎんが倶楽部

2018-06-10 11:10:32 | グルメ

     

自宅は博多区だが、車で2-30分走ると緑豊かな山間に入ることができる。 そんな中の一つに宇美町の昭和の森キャンプ場があるが、その入り口一本松公園に「ぎんが倶楽部」というカフェがある。

     

     

     

     

手作り感いっぱいの店内には、静かで確かな自然のリズムが溢れている。 

     

     

     

木洩れ日の中、緑を吹き抜けてくる風に吹かれながらの時間は、まさに至福の時であった。 

     

     

     

     

     

     

ここでのんびりと時間を過ごし、年老いたマスターの一挙手一投足に触れると、日々のあまりにも慌ただしい生活がほんとうに良いのだろうかと素朴な疑問が湧く。 お勧めの場所である。

     

     
福岡市街を一望できる。

From Face Book: Spending wonderful and quiet time at the café in the woods.

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フリーゲージトレイン断念

2018-06-09 09:51:15 | 鉄道と航空機

     

九州新幹線長崎ルートでの「フリーゲージトレイン」の導入が与党の検討委員会で事実上断念された。 すでに、昨年、JR九州は撤退を表明していたので、これで完全にこの計画は終わった。 技術的に困難な点や安全面が強調されてはいるが、ほんとうにそうなのだろうか。 実は、スペインでは、異なるレール幅の線路を自由に走れる最高時速330キロメートルの高速列車「タルゴ」が営業運転している。何故、鉄道技術大国の日本で実現しないのだろうか。 不思議である。 穿った見方をすれば、フル規格新幹線建設推進の圧力があるような気がする。 ちなみに、「フリーゲージトレイン」は和製英語である。

      

From Face Book: Gauge Convertible Train was not realized.



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化学Ⅰ中間試験

2018-06-08 12:25:50 | 行事(大学関係)

     

担当している他学科の化学Ⅰの中間試験を行った。 最近、クォーター制へ移りつつあるが、週に2回、あるいは連続して2回は、ちょっと大変である。 そもそも、現状でのクォーター制のメリットもよくわからない。

From Face Book: The mid-term exam of Chemistry I

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平成31年度編入学試験

2018-06-07 12:00:56 | 行事(大学関係)

     

3年次編入学試験が行われた。 主として高専からの編入生であるが、高専にも専攻科ができているので、志望者は限られている。 ただ、既に卒業実験等も経験しているので、これまで研究室に入ってきた学生は、皆、優秀であった。

     

From Face Book: The exams for the students who want to get transferred to our university.

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ロバートケネディ暗殺事件

2018-06-06 12:16:17 | アメリカのこと

   

ケネディ大統領暗殺ほど知られてはいないが、ちょうど50年前の今日、弟のロバートケネディがLAで暗殺されている。 1963年のケネディ大統領暗殺事件は、全く憶えていない。 しかしながら、その5年後、当時上院議員であったロバートケネディも暗殺されている。 現職大統領と大統領候補というアメリカを背負う二人の兄弟が、共に暗殺されたことは、今でも記憶に残っている。

From Face Book: Assassination of Robert F. Kennedy

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衰退する日本の大学

2018-06-05 12:16:07 | 大学のこと

     

最近、大学に関するこのような記事を多く目にするようになった。 その中の一つは、2012~16年の「論文の生産性」で100位以内に入っているのは、東京大学、京都大学、東北大学、東京工業大学の4大学のみらしく、中国やシンガポールの大学の背中が遠くなっている。 

     

     

二番目は、トヨタが2020年までに5000万ドル(約55億円)を投じて大学と共同研究を進めるということであるが、連携相手は日本の大学ではなくアメリカのスタンフォード大やマサチューセッツ工科大学である。 トヨタによると「世界最高峰の研究をする相手を見つけたとき、それがアメリカの大学だった」らしい。 このような日本を代表する主要な大学の問題とは別に、数では圧倒的に多い地方大学では、現場の感覚として、18歳人口が激減する中、大学として生き残るにはどうしたら良いかという国内事情に対応するのが精一杯ではないだろうか。 人で言えば、「飯を食っていくのがやっと」というところだろうか。

     

From Face Book: Japanese universities on the decline.

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ローカルフード

2018-06-04 14:12:04 | グルメ

     

横浜在住の次女が、先週、帰省していたが、その間にどうしても食べたい福岡のローカルふードがあったようである。 

     

       

「長浜家のラーメン」と「天ぷらひらお」である。 もちろん、一緒に付き合った。 最近は、全国、海外にまで進出している「博多ラーメン」ブランドであるが、やはり、何度も足を運びたくなるのが、間違いなく原点とも言うべき「長浜家」である。 次女も同意見であった。 

     

     

一方、自宅から車で5分ほどのところにある「天ぷらひらお」がある。 

     

     

     

味はもちろん、マスコミで取り上げられたこともあり、連日、信じられないような行列である。 

     

     

     

     

外国の観光客も少なくない。 まあ、いつでも戻れる故郷を想い、また仕事を頑張って欲しいものである。

     

From Face Book: Local foods for my daughter.





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50年前の6月2日

2018-06-03 06:56:45 | 福岡ローカル

       

この6月2日で、九州大学の箱崎キャンパスに米軍機が墜落して50年が経つということで、NHKで特集を組んでいた。 第313航空師団第15戦術偵察飛行隊所属のRF-4Cファントム偵察機が、板付(福岡)空港に帰還する際に、建設中の電算機センターに墜落した事故である。 小学5年生になっていたので、その日のことは鮮明に記憶している。 

    
    理学部と工学部の間の空き地での抗議集会

この事件を契機に、九大でも学生運動が激しくなり、今の学生諸君には想像もつかないだろうが、数千人の機動隊がキャンパス内にも投入され、翌年の卒業式は中止となった。 その年の東大安田講堂事件など、日本中の大学が荒れた時期であった。 もちろん、当時の無秩序な大学が良かったなんて全く思わないが、かと言って、大学や行政が決めたことに全く反対も批判もなく、従順に従うだけの現在の学生を、日々見ていると、これまた不安になってしまう。

     
     福岡市内でのデモ

From Face Book: The Phantom fighter crashed into the building under construction in Kyushu University 50 years ago yesterday.



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応用化学ミニシンポジウム

2018-06-02 13:42:25 | 行事(大学関係)

     

現在、応用化学科に在籍している2名の特任助教の講演会が行われた。 専門は違うが、面白く聴かせて頂いた。 

     

     

     

     

やはり、外国は女性研究者の層が厚い。 最近、日本の大学では、何となく女性優先の人事が少なくないが、まずは、このように女性研究者の裾野を広げることが大事である。 そうすれば、自ずと、女性教員の数は増えるはずである。

     

From Face Book: Talks by two female assistant professors in our department.

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山笠の季節

2018-06-01 12:17:25 | 博多祇園山笠

     

6月になった。 山笠に関わる人間にとっては、特別な日である。 6月からは、当番法被の着用が許されるようになり、本格的な山笠行事の準備が始まる。 山笠に向かう気分が、一気に盛り上がる時期である。 

     

     
博多駅みどりの窓口

これまでの経験から言うと、実際の行事が始まる前のこれからの時期のほうが、何となく楽しいような気もする。 9日のお汐井取りを迎えると、毎日の行事に追われてしまい、あっと言う間に15日の早朝を迎えてしまう。 

     
     前々回の当番町

しかし、昨年、両膝を痛めてしまい、今回はいろいろと考えることが多い。 諸先輩方を見ていると、山笠への関わり方はいろいろあることは、十分に理解している。 

     
     一昨年の縄ない

     
     昨年の追山

ただ、35年前、結婚して西流の町内に住むようになって初めて参加させて戴いた時、お汐井取りで箱崎浜まで自分の足で走って行けなくなったら、身を引こうと決めていた。 少なくとも今年は、山笠の仲間と会えない寂しい夏になりそうである。 ただ、何とか復活したい。

From Face Book: June has finally come.

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