大宰府政庁跡に隣接してあるのが「大宰府展示館」である。
新元号発表の後、坂本八幡宮とならび、頻繁にニュースで紹介された展示館で、結構、込み合っていた。
「令和」の典拠となった万葉集の梅花の歌は、大伴旅人が開いた「梅花の宴」で詠まれたもので、その模様がジオラマで展示されてあった。
「梅花の宴」とは、当時中国から渡来した高貴な「梅」をテーマに歌を詠んだことに由来しており、その宴で詠まれた32首の歌の序文に「令」「和」という言葉が出てくる。
また、梅花の宴で特別に出された「響宴の膳」の模型も展示してあった。
その他、当時の大宰府の様子を知ることができる展示物も充実しており、小さいながらも見どころ満載の展示館である。 これだけの内容で、入館無料だったので驚いた。
From Face Book: Dazaifu museum.
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