旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

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舁き縄つくり その1(6月11日) No181 

2007-06-11 09:22:14 | 博多祇園山笠
          

午後から晴天に恵まれた日曜日に行われた山笠行事の一つである縄ないについて紹介したい。 通常の神輿を担ぐことを、博多祇園山笠では、山笠を舁く(やまをかく)という表現を使っている。 その時に使うのが舁き縄である。 これを舁き棒(後日紹介)にかけて山笠(やま)を舁くのである。 舁き手(担ぐ人)にとって一番大事なもので、ある意味、命綱のような存在でもある。 これを自分たちで作る。 それが縄ないである、博多弁では、さらに変化して“縄をのう”となる。 例えば、今日、何本、のうたな? 通訳すると、今日、何本の舁き縄を作りましたか? となる。 さて、どうやるかと言うと、まず、長さの異なる2本の縄を準備する、通常、二人がペアになって“なって”いく。 

          

まず、長い縄から始めるのだが、最初に写真のように引っ張って縄を均一にする、場合によっては、別の縄で擦って余分な枝毛などを除いたりもする。 

          

          

ついで、その縄を二つに折り、写真のように、手のひらを合わせるようにしながら編み込んでいく。 それが終わると、再度、引っ張って均質な状態にする。 これで、半分終了である。 続きは次回。

                 


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