今月２４日の未明、アメリカのミシガン州デトロイトのインターステート６９６号線の陸橋から、男性がその陸橋の上から身を投げようとしていたところを警察に発見された。 もし本当に高速道路に飛び降りてしまうと命を落とすことは免れない状況だったので、警察は上下線を通行止めにしたようである。 一方、大型トラックに対しては、迂回せずに歩道橋の下に停車するよう要請。 これに応えて１３台が上下車線をふさぐ形で、できるだけ間隔を狭めて道路上に並んだ。 これで、飛び降りても１．５メートル程度しかなく、結果、男性も説得に応じて歩道橋から降りて来て、命が救われたと言うストーリーである。 これを読んだ時、やっぱりアメリカって凄いな、アメリカ人って良いなあ、と率直に思ってしまった。 翻って、日本だったらどうだろうか？ 高速道路を止めるのは、「どこの許可？」「誰の責任？」、トラックの荷物の「遅れの責任は？」、ドライバーの「予定外の行動の責任は？」 等、いろいろと障壁があり、こんな短時間でスムーズにはいかないであろう。 きっとその男性も、全くの他人がこんなにも自分のために集まってくれた姿を見て、考えを変えたのかもしれない。 あくまでも想像ではあるが。
From Face Book: A line of 13 truckers prevented a man from jumping off the overpass.
