今年３月１７日のダイヤ改正で、ひっそりと、ほとんど知られることもなく消えたものがある。 それは「エル特急」である。 「エル特急」の呼称は、１９７２年１０月のダイヤ改正で導入されたので、４５年の歴史に幕が下りたことになる。
国鉄民営化の際に、多くの列車からこの名前が消え、最後まで残っていたＪＲ東海の「しらさぎ」「しなの」「ひだ」の３列車からも、この３月で、「エル特急」の名前が消えた。 九州でも、「にちりん」「有明」「かもめ」「みどり」など、多くの「エル特急」が運行されていた。 この「エル特急」の特徴は発車時刻がパターン化されていることで時刻表がなくとも困ることがなく、また自由席が必ず連結されていたので、いつでも乗ることができた。
From Face Book: L limited express train has disappeared.
