ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

南米

2009-12-03 12:00:47 | おしごと
実は今週南米に行って来ました。日曜の夕方出発して、今日無事に帰ってきました。

新卒でこの会社に入ってから12年、いろいろな仕事をしてきましたが、南米での営業は、私のライフワークみたいな感じになってきました。

私が入社したときは南米にはほとんど販売しておらず、未開の地でした。おかげで、新入社員の私でも、「南米開拓」という仕事を任せてもらうことができました。最初は、個人旅行とかでは行くのが難しそうな南米に、一度は行ってみたいというのと、大学のとき第2外国語でかじったスペイン語を使ってみたいという単純な理由でしたが、見ず知らずの国で見ず知らずの会社にコンタクトを取って、少しずつ売れてくるとやりがいを感じるようになりました。それ以来、ヨーロッパにいた2年間以外は、中南米地域は私が個人的に担当して活動しています。

日本からだと、2回の長いフライトを乗り継ぎ、丸一日かかりますが、アメリカからだと通常は夜行便1回で済むので、比較的「近い」かもしれません。「危険」というイメージがありますが、チリ、アルゼンチンなどは、ヨーロッパに近い雰囲気で、チリなどは特に鮭の養殖が盛んなことから、日本人のビジネスマンをたくさん見かけます。

今回はチリ、アルゼンチン、ペルーを1日ずつまわりました。子供がいる今長期の出張は避けたいので、近年はいつも駆け足です。前回は2年前。その前もその2年前。前回も前々回も妊娠中でした(笑)。我ながら妊婦の癖によくこんな遠くまで来るなあと思いますが、今回も無事・健康に問題なしだったので、結果よければすべて良しとします(笑)。しかも今は初夏なので、どこに行っても天気も気候も良かったです。

この3国、隣り合っていて、同じスペイン語の国なのに、言葉も食べ物も結構違うのです。

アルゼンチンでは、スペイン語の「ジャ」とか「ヤ」という発音が、「シャ」という人がいます。これがすごく耳障りというか、言ってることが一瞬わからないことがしばしば。例えば、「ヤマモトさん」が「シャマモトさん」ですから!あと食べ物は牛肉が中心です。赤身の肉で、なかなかおいしいです。また、ワインもとてもおいしいくて、他とは比べ物にならないほど安いです。今回実はアルゼンチンワインの産地であるメンドーサに行ったのですが、妊娠中のため全く飲めませんでした。残念!

チリは、食べ物は何でもあっさりしていて、肉や魚を焼いて塩味をつけただけのものに、サラダとか食べて終わりです。なので、長期でチリにいると、すぐに食事に飽きてきます。言葉も、全体的に早口で聞き取りにくい気が。でも一度フィヨルドなどのある南の観光地に行ってみたいです。

ペルーはこの3カ国の中では最も貧しく治安が悪かったのですが、今回は、2年前より大分きれいになって、発展していました。ヨーロッパ系が多いチリ・アルゼンチンと比べて、ペルー人はインディオの血やアジア系移民が多いので、見かけはアジア人に親しみやすい人が多いかもしれません。食事も、「チャウファ」(=炒飯?)という、まさしく「焼き飯」が国民的に親しまれており(アメリカで食べるメキシコ料理みたいな感じでしょうか)、そもそもご飯が主食なので、この3カ国の中では一番食べ物に親しみやすいかもしれません。かの有名なマチュピチュ遺跡などがあるため、日本人の観光客も多いようです。

アルゼンチンでは最近機械を買ってくれて、追加で5台買いたいというお客さんを、
チリでは長年付き合っている代理店を、ペルーではぜひ代理店になりたいという会社を、訪問して帰ってきました。とにかく全日程無事終わって何よりです。

これで長距離の出張は終わりです。心置きなく出産準備に入れます。

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