ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

ニュースです

2015-08-27 10:21:59 | つれづれ

このブログも半年以上放置していて、読者もいなくなったかもしれないのですが、もしかしてみていてくださる方には近況報告をここでしてみます。この半年である大きな変化がありました。

 

何年か前から、いつかは・・・と思っていましたが、とうとう、来年3月を以って日本に帰国することになりました。

 

今思えば、大学卒業して、就職して、海外営業の仕事に就いたため、海外出張の多い生活になり、そのまま1998年後半からアメリカに居ついてしまいました。その後もずっと同じ会社で海外駐在員として仕事をしてきた中で、結婚、ベルギーに引越し、アメリカに戻り、出産を3回も経験し、あれからもう17年?

 

日本を出たときは、社会人になりたての、まだぴちぴちギャル(←死語)だったのに、いまやアラフォーのおばさんでアメリカ人の夫と元気な子供3人の子連れでの「凱旋帰国」!!です。

 

周りの人からもアメリカ人になったと思われていて、自分でも、がさつで大雑把な性格がアメリカの風土にぴったりで、気に入っていたので、正直これから日本の生活になじんでいけるのだろうか、という不安があります。長年の海外勤務で、仕事もかなり自由度があり、ここ数年はきちんとした通勤のようなことを経験していないので、毎日同じ場所に通うことができるだろうか、とか。ただ自分の心の中では私は日本人としての誇りがあり日本は大好きですから、嬉しい気持ちもあります。両親や親友たちと近くに住んでいつでも会えると言うのもとても楽しみなことです。というわけで複雑なわけです。

 

会社からもここ近年は、いつでも日本に帰れるように準備をしておくようにといわれていたので今年の春にほぼ正式に帰任となる、といわれたときは、やっと、という感じがありました。そして今年は、帰任とは全く別件のプロジェクトで、ほぼ毎月日本に出張がありまして、数日単位で日本に戻っているので、心理的にも日本との距離がだいぶ近くなった感じです。

 

そして春先からインターネットで、どのようなところにすむか、という研究も始めていました。一家5人、しかも子供のときから大きな家に住んでいるアメリカ人の夫がいるので、なるべく大きい家を探していましたが、首都圏ではそもそもそんなに大きい家はない、あったら庶民には手の届かない値段、という事実をつきつけられました。日本の住宅事情についてはすっかり疎くなっていたというか、忘れていたというか、日本を出国したときはまだ若くて家族ですむ家のことなんて考えたことなかったので知らなかったというか。

 

長男は今年の夏も、今までどおり、千葉の実家にお世話になって、地元の小学校に体験入学させてもらいました。下の二人は、まだ年長さんと1年生ということもあり、来年日本に帰るなら英語のほうが忘れてしまいそうなので、今年の体験入学は見送りました。次男は代わりに、2週間ですが日本から来ている子供たちと一緒に、ニューヨーク州の山奥ですごせるという泊りがけのキャンプに一人で送り出しました。社交的な彼は全然物怖じもせず、2週間楽しく過ごしてきたようです。一つ大きく成長しました。

 

長男が実家にお世話になっている間も私は日本出張があったので、それを利用して長男と一緒に、目星をつけていたエリアに住宅・地域を見に行きました。7月上旬のことです。

 

そのエリアでは最大級のマンション(中古と新築)を見学したのですが、あまりの狭さに大ショックを受けました。4LDK、100平米あるはずなのに、異様に小さく感じられました。こんなところに一家5人住んでいたら、夫は発狂しそうです。

 

でショックを受けて、希望エリアを散歩していたら、新築戸建てのオープンハウスをの矢印を発見。みてみたら私の条件にぴったり。ということで、その日は一旦実家に戻って夫や両親と相談し、一晩寝て考えましたが、やっぱりこのような条件のところはめったにないと思い、その家を買うことにしてしまいました。

 

そのときにはいきなり家を買うつもりは全くなかったので、全然準備しておらず、いろいろ大変だったのですが、その日本滞在を幸い1日延ばすことができたので、最低限の手続きをしてアメリカに戻りました。そしてつい先週、とうとう決済して、正式に家を購入手続き終了したのです。

 

日本に戻るまでにはまだ半年以上あり、タイミング的にはもう少し待っても良かったのですが、希望の家が見つかるかどうかって言うのは縁ですから、見つかったら掴み取るしかないですよね。これから引越しまで、また日本に出張もあるので、何度かそこにいけるでしょうし、それまでに少しずつ荷物を運んだり、準備ができるので、まあよかったかなと思っています。日本の両親、特に父には、荷物を受け取ってもらったりといろいろお世話をかけていますが。

 

家族のほうは大丈夫なの?とこの話をした人には聞かれますが、子供たちはご存知のとおり子供のときから日本語を努力して教えており、今も毎週日本語補習校でびしびし鍛えているので、会話はもちろん読み書きにも問題なく、日本の生活にはほとんど問題なく溶け込めると思います。ハーフだからいじめられたりしないか、というのと、アメリカ生活が長くて日本の子供のように自由に出歩いたりした経験がないので、安全にすごせるか、というのが二つの大きな心配です。夫のほうは、昨年秋に日本語補習校の日本語クラスに入ったにもかかわらず、すぐに挫折。日本語はほとんどわからないですが、本人は大丈夫といっております。Sink Or Swimといって、泳がないとおぼれる状況になると、力を発揮するタイプです。当初引っ越すかもしれなかったカリフォルニアよりは日本のほうが好きだといっているので、何とかなるでしょう。いずれにせよ、数年前から家族には引っ越す可能性を告知していたので皆心の準備はできているようです。逆に子供たちは、「いつ日本に行けるの」ともう引っ越す気まんまんです。

 

日本に引っ越しても、アメリカの仕事と深くかかわっていくのは間違いなく、ほぼ毎月アメリカに出張に行くことになるでしょう。この家は羽田空港に程近く、非常に便利な場所です。会社には自転車通勤する予定。自転車だと20分くらいの場所に会社の事務所があります。なので仕事が忙しくてもできるだけ家族と一緒にすごせる時間を持つようにするつもりです。

 

アメリカに住んでいながら気持ちはもう半分日本に飛んでいる感じなのですが、これから頭を悩ませるのが引越しの荷物。正式に告知を受けた春先からすでに少しずつ荷物の整理をしていて、大量の荷物をすでに処分したのですが、まだまだ山のようにある荷物。日本の小さな家には間違いなく入らないので、大半処分の必要がありますが、どうなることやら。

 

不動産の手続きやらでいろいろ日本の人とやりとりするようにになりましたが、タイムカプセルで未来に来たような感じがします。今まで里帰りやら出張やらで日本には毎年帰ってきていましたが、上述のように私が最後に住んでいたのは社会人になりたてのころで、自分ではやったことも考えたこともなかったことが多かったです。なので自分の頭の中では、ある意味そこで時間が止まっている。それがだいぶ「大人」になって戻ってきて、いろいろな手続きをしていると、知らなかったこと、新しいことが多くて、自分の国なのに自分の国ではないような、気がします。この感覚、わかるでしょうか?会社も日本の会社ですし、フィラデルフィアの日本語補習校とも深く関わっているので日本人・日本社会とは継続的に付き合ってきたのですが、日本にいる日本人は、海外の日本人と微妙に違う・・・という気がしています。海外の日本人のほうがやっぱり伝統的というか、自分と同じ環境にいるせいか、全く違和感ないタイプが多いですが、日本に行くと、新・日本人というか、自分の知らないタイプの日本人がたくさんいますね。これも長く海外に出ていたせいだと思いますが、日本も日本人も、昔とはやっぱりかわったなあと思います。

 

そういうわけでこのニュースを知らなかった人、ぜひ連絡ください、日本であいましょう☆

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます(≧∇≦) (千明)
2015-09-01 09:32:28
念願の日本にお引越しですね、おめでとうございますU+203CU+FE0Fでもあの素敵な家を手放すんですね。。

日本での新たな家族の出発を応援しています!!
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おめでとうございます(≧∇≦) (千明)
2015-09-01 09:32:29
念願の日本にお引越しですね、おめでとうございますU+203CU+FE0Fでもあの素敵な家を手放すんですね。。

日本での新たな家族の出発を応援しています!!
返信する
ありがとう (ウサチーロ)
2015-09-16 13:49:11
ちあきさん、お元気ですか??
アメリカの家は手放しませんよ。老後(?)に戻ってくる予定です☆
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Unknown (ひよこ)
2015-09-30 15:49:29
戻ってくるの私たちも楽しみにしているよー。
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