ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

自分がおばさんになったと思った瞬間

2011-04-20 23:41:11 | つれづれ
  • 自分の顔にしわが増えたことはわかっていたが、同じ年くらいの友人も同じように老けてきたのに気が付いたとき。自分だけじゃなかったんだと安心する一方、お互い歳をとったことに愕然。

 

  • 同じく、自分では元気だと思ってるのに、寝不足のときだったりすると「疲れてる?」 とか You look tired! と言われること。やっぱり疲労が顔にでやすいのね・・・

 

  • 明らかに年下の人だけどあまり知らない人についタメ口になってしまったが、相手の受け答えは敬語のままだったとき。まあ当然なんだけど、年下の人に自分はタメ口で相手が敬語って言うのは、日本語の会話では年齢の差を反映するものなんだなと実感して軽いショックを受けた。英語ではそういうのはわからないのにね。

 

  • 20代のころは恥ずかしくてできなかったこと、聞けなかったことなど、堂々とできてしまう・聞けてしまう。つまり度胸が付いた・図太くなった!昔「オバタリアン(死語)」って言葉あったよね、まさしくそれ。

 

  • 明らかに年下の人に、「まだわかんないかもしれないけど、この歳になるとね、こうなのよ」とつい言ってしまい、我ながら説教臭いと思ってしまった。

 

  • 知ってる有名人・芸能人に年下が異様に増えたこと。ええっこの人こんなに年下なの?!と悲しくなることがある。

 

  • そもそも「若い」とか「年取ったな」とか、歳のことを気にし始めてしまったこと!若いときは自分が若いとか思わないもんね!

 

なんか最近年下の日本人と接触することが多かったせいか、自分がおばさんになったことをいつもにも増して実感してしまいました(泣)


原発について

2011-04-17 16:54:04 | つれづれ

3月11日にオーストラリアから帰ってきてから2週間ほど、私の頭は地震・津波・原発のことで頭が一杯でした。私だけでなく日本在住の皆さんや在外邦人の人々も同じだった人が多かったと思います。震災後10日ほどは、NHKのニュースのライブ映像を24時間ストリームで見られたので、私の日課は朝と晩は少なくともチェックすることでした。日本とアメリカはちょうど時差が反対なので、日本が昼間であるアメリカの夜は心配でなかなか夜寝付けず、朝起きたときは、寝ている間に最悪の事態になっていないことを祈ってインターネットをチェックする毎日でした。地震・津波が起こってから317日くらいまでは、私は今考えると祖国が滅亡してしまうかもしれないという絶望の淵にいて、精神状態もおかしかったと思います。深夜官房長官とか首相が泣きそうな顔で会見していたのは、国家の非常事態としか思えないですよね。あの時は、少しでも希望を持とうと、あちこちで原発や放射能、チェルノブイリやJCO事件のことなどを読み漁りました。おかげでこの件については、我ながらかなり詳しくなったと思います。

 

原発のことについては、このような事故が全くなければよかったけれど、起きてしまった-というか地震国日本では起こるべくして起こったように思われます-からには、この事故から学び、2度とこのようなことは起こらないようにするのは現在の私たちが将来の世代にできることの一つだと思います。これは日本だけではなく地球環境にとって重大な事故であることは、明らかであり、いろいろな国の政治的思惑はあるにしても、米国やフランスを筆頭に、諸外国もかなり心配して協力してくれているということが事の重要性を物語っています。

 

今まで、「つぶやき」などで、同じように心配している皆さんに参考になるような専門家のリンクなどを流してきましたが、最近一番よく読んでいるのは、中部大学の武田邦彦先生のブログです。全部読むと膨大な量ですが、最近1週間分くらいだけ読んでも、どうやって被爆量を計算するかとか、何を心配して何を心配しなくてもいいか、よくわかります。武田先生は基本的に政府や東電の立場や姿勢には反対の立場です。安全委員会の委員もやっていたそうで、当時規制を強めるような意見を強硬にでも通さなかったことを非常に悔やまれているようです。とにかく、私が彼の意見を信頼できると思うのは、彼は真っ向から「福島・茨城の農産物・海産物は今のところ食べてはいけません」「福島の子供たちは退避させるべき」など科学的根拠を持ってはっきりと言っていることです。彼のブログを知らない日本の方は、特に読んで欲しいです。彼は心配すべきところと心配しなくて良いところをはっきり言ってくれているのがいい。現時点での最新・そして現状を踏まえてのまとめはこのページ。http://takedanet.com/2011/04/post_651c.html

 

彼のアドバイスを踏まえると、私の家族や友人は主に千葉・東京・神奈川の首都圏ですので、福島・茨城産の食べ物と、雨などに気をつければ、皆さんは問題ないと思います。しかし残念ながら実家のある千葉の海産物もこれからしばらくは食べられないと思います。あとお医者さんなどは非難されるのを恐れてかはっきり言いませんが、放射能の影響が出るのは30年とか40年たってからが多いようですから、50歳以上の人は多少「被曝」しても問題ないでしょう。でも子供がいる人は注意をしてもらいたいと思います。

 

それとどちらかというと「あまり心配しないで」というメッセージが強いと感じますが東大の放射線医学チームのブログも参考になります。http://tnakagawa.exblog.jp/

 

購読しているメルマガで、ギリシャ在住の日本人の方が、地元にギリシャ人たちから「日本は放射能汚染をして酷い国だ。どう責任を取ってくれるんだ」と迫られたというのを読んで、ひどい話だと思いました。ギリシャの人たちはチェルノブイリで被害にあったので恐怖症になっているようですが、それを一個人に責めるのは間違っていますよね。その他の国でも工業製品まで放射能汚染のチェックを求められているというような話をきくと、本当にばかげた話だなと思います。

 

今回の事故はこのようなレベルの地震や津波が来る可能性があるとわかっていながら備えておかなかった日本政府と東電の責任だと思いますが、外国でも原発は安全に管理されているか私にはとても疑問です。調べたら私のアメリカの家の周りにはたぶん80km圏に原発が何箇所もあります。夫に言ったら「ここは地震が来ないから大丈夫だ」と言っていましたが、地震がなくても他の自然災害、テロ、人災などはいくらでも考えられると思います。特に日本人よりずっと大雑把なアメリカ人・・・本当に本当にきちんと管理しているのでしょうか。これは他の国でも同じだと思うのです。

 

以下おまけ・・・

もとライブドア社長の堀江さん(彼は頭が良く話が面白いので時々ブログを読んでいます)は、人類は火を扱うことを学んで発展したのだから、原子力も使いこなすべきと言っていましたが、今のところ使いこなせているとは思えません。人類が原子力を使いこなせる日が来るのでしょうか。そんな中「キュリー夫人」のことを思い出しました。昔子供伝記シリーズで本を持っていたので部分的に覚えていましたが、印象に残っていたのは「貧乏で不幸が多い一生だった」ということ。でも気になったのでウィキペディアで見直してみました。彼女は一生を放射能の研究に費やした人です。彼女は1934年になくなっていますが、遺体や遺品は今でも放射能を発していて、近寄るのには防護服が必要だそうです。知らなかったのですが彼女の長女も放射能の研究でノーベル賞をもらっていて、同じく60代で被爆による白血病で亡くなっています。彼らのように一生のほとんどを放射能の研究に費やしてさらされていても意外と長生きできるんだなと、ちょっと不謹慎かもしれませんが思ってしまいましたが、とにかく一般人の生活であまり心配ばかりして生活しても仕方ないと思いました。ちょっと話がそれてしまいましたが。キュリー夫人は娘が二人いて、同じワーキングマザーで、フランスにいながらも母国のポーランドを強く思いながら暮らしていたというところが、今大人になって同じような立場にいるので親近感が沸きました。機会があったら伝記をもう一度読んでみたいと思います。

 


フランスにて。

2011-04-07 16:14:24 | つれづれ

今週は4年ぶりのベルギーそして現在フランスのトゥールーズという町にいます。今日無事全日程が終わって、明日の朝アメリカに経つ予定です。

 

まず前回の「シンケンジャー」に意外と大きな反響を受けて、一人で「にやけて」おります。あの後「シンケンレッド」と検索したら沢山ファンがいるようなので、やっぱり私だけじゃなかったのね、と実感しました。シンケンレッド君は年が一回り以上も若くてちょっとショックなんですけど、なんかもっと年上のおばさんたちが「ヨンさま」を追いかけてた気持ちがちょっとわかりましたよ。なんか、きゃーきゃーいってるとテンションあがるんですよねさあ、シンケンジャーを知らないお母さんたちも、見てください、きっとハマリマスヨ ちなみに私は、シンケンレッドと対決する落ちぶれた侍の「十蔵」さんもかっこいいと思ってます。ほんと他にもイケメンばっかりなんだから!

 

・・・ってこんなこといってると本当に「おばさん」みたいですけど・・・

 

日本の会社で普通にサラリーマンやってるせいか、女の癖に中年男性みたいな発想をする私。ママ友などと話していると自分は「おじさん」っぽいなといつも思うし友達にも言われたことがあるので(汗)おじさんよりはマシかな(笑)

 

ベルギーには二日しかいませんでしたが、一日目は夜行きたかったアントワープの寿司屋にいけてよかったです。大将も覚えていてくれたしね~その店でお気に入りの「ちらし寿司」をいただきました。あと、新鮮だったのはマニュアル車の運転かな・・・これも教習所以来10年以上乗っていなくて運転できなかったマニュアル車を、ベルギーで練習して乗れるようになってから、また5年以上の月日が経っておりましたが今回乗ってみたらOKでした。マニュアル車なんて日本にもアメリカにも今時ないですからね。

 

あとオランダ語の単語とかフランス語の単語とか普段見慣れないのですが見ていたら結構覚えてるものだなと思いました。フランス語は今日のミーティングでも全然わからず通訳つきの議論で歯がゆい思いをしたので、フランス語はせめて聞き取れるくらいに勉強したいなあ・・・たぶん無理だけど。

 

でもこれからしばらくは仕事の諸事情により、ヨーロッパに来ることが増えそうです。

 

今日はこの辺の郷土料理「カスレ」をランチにいただきましたが、美味しかったです。豆とお肉の煮込み料理。名前は聞いたことあるけど食べたのは初めて。それとこの辺は並木道とか緑の草原とか、菜の花畑とか、ほんとうにきれいでした。心が洗われました。ミーティングはかなりタフで、3時間半蒸し暑い部屋で議論でかなりストレス溜まりましたが・・・明日は飛行機乗るだけなんで、ゆっくり寝て、乗り換えのイギリスで美味しい紅茶でも買って帰ります。では!

 

 


侍戦隊シンケンジャー

2011-04-02 23:50:56 | エンターテイメント

オタクな話題になってしまいますので興味のない方はスルーしてください☆

 

2009年に放映された日本の子供向けスーパーヒーロー番組なのですが、はまってしまいました・・・不覚にも!

 

事の発端は、母が、長男向けに日本のテレビ・アニメソングのCDを買ってきてくれたこと。長男は、このCDの1曲目のシンケンジャーのテーマソングが大のお気に入りになり、車に乗るたびにカーステレオで何度も聴きたがりました。私も何度も聴いてるうちに好きになってしまい、しかも歌詞をよく聞いてると、日本の応援歌みたいで、この震災のあとに身にしみてますます気に入ってしまいました。(興味のある方はユーチューブなどで検索してください)。

 

でなんとなく、番組自体の内容にも興味を持ったので先週末にインターネットで探したら、海賊版だと思うんですが韓国語の字幕の付いたものでテレビを録画したものがあったので、それを子供たちと一緒に見てしまいました。そして、はまってしまったのです!

 

まずストーリーの設定がすごい。何代も悪の一団と戦っている殿様の末裔。今まで一人で戦っていたけど、最近手に負えなくなってきて、彼の「じい」が、この日のために生まれたときから訓練していた家臣の末裔たちを集めて、5人の戦隊になるのです。皆若いんだけど剣・戦いの達人で、それぞれテーマがある(赤は火、青は水など)。筆でそれを描く(一筆奏上する)と、変身できるのですが、それもかっこいい。技とかも筆で漢字を書くと、それが浮き上がってできるのです。

 

赤が主人公なのですが、みんなは彼のこと「殿」と呼んでいる。殿は若くてジャニーズにいそうな男の子だけど、落ち着いていて責任感が強い。他のメンバーも皆今風の若者のルックスなのですが、古風なところもあって、皆悪と戦う使命をもっている。集合してからは殿の住んでる純和風の屋敷に引っ越してきて、普段は書道とか剣道とかで訓練してるんです。その割には携帯みたいなのを使っていて、それでテキストを打つと「一筆奏上」もできたり、ロボットを出して自分の代わりに戦うこともできるという今風の要素も入っています。

  • 主人公の男の子がクールでかっこいい
  • 他の登場人物もかっこいいORかわいい+興味深いキャラクター
  • 話に和風の要素が入っていて新鮮
  • 皆がすんでいる純和風の屋敷が、私の実家のある千葉県佐倉市で本当にロケしたらしくて、毎回クレジットに協力・佐倉市って出てくるのも親近感が沸く
  • 変身の姿もかっこいい
  • 歌もいい、元気が出る

以上がはまった理由でしょうか。で、先週末と今日で22話くらいまで一気に見てしまいました。次男はまだあまりわかんないみたいですが、長男と二人で「かっこいいね」と言いながら見ています。

 

で思い出したんですが実は私子供のころ、この「戦隊シリーズ」が大好きだったんですよね。デンジマンとか、サンバルカンとか、今調べたら80年代前半、今の長男と同じ年くらいから見始めて、たぶん小学校低~中学年くらいまでは見てました。もう大好きで、今でも歌を覚えてるくらいですからね。そう考えると今はまるのも不思議ではない・・・

 

あとはまってたのはウルトラマンシリーズ。最近は前述のようにドラゴンボールも好きだし、でそういう関係のアニソンも気に入ってます。オタクの道を進んでるかも?でも海外でも日本のテレビやアニソンって人気だって言うのが、自分も再度はまりだしてから、実感として納得してます。

 

このシンケンジャーも、2009年の放映ですが、アメリカでは今現在「パワーレンジャー」という名前で、アメリカの俳優でリメイクしたのがやっていて、この間よく似たエピソードをテレビで見かけました。この次のシリーズも見るかどうかわからないけど、とにかくシンケンジャーにははまったので最後まで見るつもりです。一緒にはまってくれる人募集中