ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

パリ備忘録

2015-01-15 19:15:32 | おしごと

仕事で、あるトラブル処理のため突然パリに来ています。先週突然話が出て今週ですからあっというまに来てしまいました。まるで私は警察関係の仕事でもしてるみたいですね!ふふふ私は実はCIAのエージェントなんです、なんてね。でもフランスは思ったより全然平和で、警備も厳しくなってないし、アメリカ出国時も全然普通でした。デモやってる人とかも見ませんでしたし警察さえも見かけませんでした。

 

昨日の昼ごろ到着して時差調整をし、今日は早朝からミーティング。明日アメリカに戻ります。2泊4日の旅。今回も空港とホテルとミーティングの客先の往復で終わるんだろうなあなんて思っていたら、期待していなかったのに夕食に招待されて、今晩はパリの市内に行ってきました。

 

もう空港の近くに泊まってるので電車で1時間も(!)ゆられて市内の中心部に行ったのですが、地下からでてきたらいきなり凱旋門が目の前にあって感動した! 思わず今流行の「セルフィー」を撮影してしまいましたよ。

 

それにしてもパリはアメリカ東海岸より断然暖かい。天気は外を見るといつも、雨、嵐と悪い感じだったのに、なぜか私が外に出たときはいつもやんでいた(私、まじで晴れ女なんです)。もっと天気が良かったら久しぶりにぶらぶらパリの町を散歩したかったけど、今日は天気がどうなるかわからなかったし、しかも日が異様に短いのでやめました。(朝はいつまでも暗く、夕方もあっという間に暗くなってしまった)

 

パリは欧州でもっとも好きな街の一つです。皆が想像するそのままに、何を見てもおしゃれだし(フランス語の影響?)、食べ物も美味しいし、ほんと、ああパリだわ~って、皆があこがれるイメージそのままだから。でも今回はだいぶ久しぶり(数年ぶり?)に来たけど結構変わっていた。電車の中で3ヶ国語(英語、スペイン語、フランス語)のアナウンスがあり、あちこちの看板も英語が増えており、観光客向けにがんばってるようでした。

 

夕食に誘っていただいた現地のお客さんとも話に花が咲き(長い付き合いなんで)、3時間もかけて美味しいフランスの夕食とワインを頂きました。トラブル処理のために来たので来る前は気も重く、また話す内容が結構きつい内容なので、かなり緊張してたのですが、何とか収まりそうなんで、気も楽になったし、来てよかったなあ☆

 

夕食以外も毎朝(2日だけだけど)美味しいクロワッサンとフランスパンが食べられるのがほんとうれしかった。フランスのパンは世界一美味しいと思う。少なくとも今まで私が行った国で一番美味しい。・・・って食べ物のことばかりですね(汗)

 

今回はニューヨークからアイスランド経由で来てみたのですが、初アイスランド、不思議な場所でした。真っ暗で外は良く見えなかったけど、写真とか映像を見てたらすごくきれいなところみたい。今度時間があったらアイスランドで有名な温泉に行ってみたいです。飛行機にのるとき見たことがないパスポート(アイスランドの)を持ってる人がたくさん居てびっくりした。人生でこんなにアイスランド人を一気に見たのは初めてでしょう。見かけも話口調もデンマークとかの北欧の人と似てますし空港もデンマークの空港といわれても違和感ない感じでしたが。英語がすごく訛っててびっくりした。ほんと欧州の田舎って感じだなあ。

 

というわけで久々のパリ訪問の備忘録でした。食べ物のことばかりですみません。

 

 


終わった~そして秋。

2014-11-07 22:22:08 | おしごと

こちらは気温も下がって秋らしくなり、夏時間も終わり、紅葉も中盤を過ぎたところです。

 

仕事ではアメリカで一年に一度の大イベント(展示会)が終了して、やっと一息つけそうです。ほぼ2週間連続出張で、週末もなく休んだ気がしませんでした。普段このようなときには母に来てもらっていたのですが、今回は途中で1回帰ってくることもあり(一晩、数時間だけでしたが)、また子供たちも皆学校なので大丈夫かなと思って乗り切りました。その代わり2週間くらい前からスーツケースを二つパックして(1週目分と2週目分別に)、さらに給食のおばさんのように大量の食事を作って冷凍しておきました。これでしばらくは今後の出張時も準備が楽です。

 

今月末は感謝祭だしその後はクリスマスで、かなりスローダウンするかなと思っていたけれど、いろいろイベントが。子供たちの学校は相変わらずいろいろ行事があるし、長男のバースデーパーティーの企画、また12月にはヨーロッパに出張、その後はニューヨークで大型プロジェクトのスタート、など、忙しさは続きそうです。

 

もちろんストレスがたまらないように、毎日あるいは数日ごとに少しずつ、適度に解消してますが。たとえば出張中も時間を見つけて運動したり。飛行機での移動中は本や雑誌をゆっくり読んだり・・・など。

 

今年の感謝祭は2年ぶりに義姉の家に行くことになりそうです。その翌日は長男の9歳の誕生日だし・・・いろいろとイベント続きになりそうです。

 

12月のヨーロッパは、ベルギーとロンドンなのでエボラが心配だなあと上司と話していたのですが、(行くのは良いけど空港とか人ごみに行きたくないですね)、気をつけます。ニューヨークは以前から働きかけていた某地元大企業から受注となりついに納入です。いつも寒い時期に行くことになるのがたまに傷ですが。。。

 

アメリカの秋は大好きな季節なのでわくわくしています。紅葉、七面鳥の丸焼き、かぼちゃパイ、など感謝祭は大好きです☆


ニューヨークへ

2014-10-14 18:21:45 | おしごと

先週金曜日、仕事の用事があり、日帰りでニューヨークへ行ってきました。

 

会場がタイムズスクエアにあるホテルだったので、電車で行きました。特急電車で最寄のウィルミントン駅より約1時間半。実家から渋谷に行くようなもんです。ちなみに家から駅までは車で25分くらいかな。ドアツードアで家からニューヨークのど真ん中に2時間程度でいけるならなかなか便利だと思います。

 

ウィルミントンを通るアムトラックの電車は、南はワシントンDCから北はボストンまでを通り、ニューヨークのペンステーションという駅に止まります。これは32Stと7thAveのあたりです。ここから北に10ブロック、西に1ブロック歩いてタイムズスクエアまで行きました。

 

その前にせっかく来たのだからと、近くの美味しそうなレストランを見つけて一人ランチしました。前もって、NYCに住んで働いていたらしいグルメの日本人サラリーマンのブログを見つけて研究しておき、それにしたがって、タイムズスクエア近辺のあるフレンチビストロに行ったのですが、大正解でした。ちょっと高級っぽいせいか、お昼に少し早めだったせいか、結構空いていたし、値段もランチのせいか高すぎず、味もよかった。人ごみの中を荷物をもって駅から歩いて大変だったので、ほっと一息つけました。

 

その後イベントに参加してまた駅まで歩いて帰りました。途中でお弁当を買って、電車の中で食べました。

 

NYCの街中は久しぶりで楽しみだったけど、金曜日だったせいかのろのろ歩いてる観光客が多くて、荷物も多かったのでぶつかりながら歩いて、いらっとしてました。天気も曇り空でいまいちだったし。

 

そしてペンステーションは緊張の場所。なぜなら、日本と違ってホームの場所が出発直前までわからないのです。なので写真のように、掲示板の前に皆合格発表を待つかのごとく並んでいます。10分前までには何番線のホームかわかると書いてありますが、なんでもっと前に教えてくれないのよ!10分しかないと、ちょっとのんびりしてると駅は広くて人も多いので、目的のホームにたどり着けないこともあるかもしれません。テロ防止なのかな?

 

しかも1等車だろうが2等車だろうが、指定席じゃない。込んでると空いてる席探すの大変だし。帰りはNYが始発だったので余裕でしたが。

 

またこれは有名ですが、電車が出発するときに合図がない。日本の電車はうるさいというけど、アメリカの電車は勝手にドアがしまっていつの間にか出発してるので、絶対乗り遅れる人がいるはず。

 

いいところといえば特急電車は全席電源とインターネット接続が出来るので、1時間半もあれば結構メールチェックとかノートブックで仕事がはかどること。

 

というわけで乗ってしまえばなかなか快適でした。車だと渋滞とかあるし、NYCに行くには橋を渡らねばならずその通行料も高いですが、電車は速いし運賃もリーズナブルだと思います。

 

ちなみに仕事の用事というのは「アメリカの大学生の就職フェア」だったのですが、日本人留学生の発掘に期待して行ったのですが来たのは中国系、韓国系の生徒ばかり。やっぱり日本人のアメリカへの留学生が激減しているというのは事実だったのでしょうか?他の日系企業もがっかりしてたようでした。

 

ではまた。


カナダ

2012-09-13 09:29:45 | おしごと

最近わけあって、この1ヶ月の間にカナダに3回来ています。3週間前はモントリオール、先週はトロント、昨夜バンクーバーに着きました。

 

毎回の滞在は半日~一日なのですが来るたびにこの隣国がいかにアメリカと違うかというのを感じます。

 

アメリカからの飛行機も国内線と同じような扱いなので忘れがちですが国外なのですよね。(一度忘れそうになり出張先にパスポートを送ってもらったことが)

 

こんなに近いし同じような国なのにいちいち入国審査を両国で受けるのが面倒です。

 

でもカナダの航空会社エアカナダとか乗るとすぐアメリカとは違うということに気が付きます。

 

言葉が違う。言い回しや発音がビミョウに違う人が多いので、航空会社のアナウンスを聞いてるだけでもあれ?と思います。

当然ですがフランス語も国語なので、アナウンスでも看板でも何でも皆2ヶ国語。

見かけまで違う人が居ます(説明しにくいけど、特に男性。アメリカ人では見かけない髪型だったり(おかっぱみたいな)服装もアメリカだとゲイといわれそうな格好をしている人が結構居る。ヨーロッパっぽい感じ。)

カナダに入るとどの町もきれい。ごみがないし道路の舗装もきれいなところが多い。

食べ物もアメリカでは大量にどーんという感じですがカナダは控えめって感じ。質もこだわりがある感じ。売ってるお菓子とか全く同じものもありますが、アメリカでは見かけないブランドとか結構あります。チョコレートとかは、味もカナダのほうが美味しい。

信号とかも違う。昨日青信号が点滅してるのを数回見かけたが、どういう意味なんだろう?

私が気が付かないだけで結構そういうのが多いんでしょうね。学校のシステムとかももちろんですが違うんでしょう。

 

日本人から見るとアメリカもカナダも同じようなものだと思っていたけどかなり違うんですね。カナダ人にそういうと、「そんなにちがうかな?」という反応をされますが・・・確かにアメリカに居るカナダ人は溶け込んでいる。しかしアメリカ人はカナダに行っても目立つんじゃないかと・・・私もカナダ人と話してるとなぜか「アメリカ人」扱いされますが。私は日本人ですから!

 

それにしてもバンクーバーはカナダって感じじゃないですね。中国の植民地みたいです。中国人ばっかりだし、あちこちに中国人のコミュニティーがあり(どこがどう違うのか私には区別がつきませんが)、皆中国語で会話しています。昨日ホテルから歩いて中国モールの中のフードコートで食べようとしたらほとんど英語が通じないことに愕然。

 

そうそう昔学校で、アメリカはメルティングポット(いろいろな人、人種が混ざっていっしょくたになってる)だが、カナダはモザイク(いろいろな人、人種が混ざらないでいる)と習ったよね~と思いました。そのときは、カナダは移民の文化を尊重してるから無理に同化するのを強制していない、みたいなポジティブなこと教わりましたが、英語も出来なくていいのか??と思ってしまいました。

 

ちなみに日本人も結構多いようです。日本の会社もかなり進出してます。

 

それにしてもバンクーバーはきれいです。山に囲まれて、緑も多く、緩やかな坂も多くて、海が見えて・・・きれいな町だな~と思いました。いいところですね。前も思ったけど住みやすそうなところだ。

 

それにしても私は少しダーティーでもアメリカが好きですが。アメリカ人の大雑把さ、寛容さには常日頃感心させられています。そんなところが自分にあっていて、気に入っています。

 

今日はもうアメリカに帰りますが。滞在中はこの空気を堪能したいと思います。

 

 

 

 


スマホ!

2012-01-29 19:06:32 | おしごと

意外と思われそうですが、実は私は新しいガジェット(便利な道具)に対してとても保守的です。一時期超流行っていたポケベルなんて持ってなかったし、携帯電話を初めて持ったのも周りが皆普通に使い始めてから、仕事で外回りになったので必要に応じて仕方なくでした。

そして周りが次々とスマホやらアイフォーンやら言って使い始めてるときに・・・・私はつい最近まで、プリペイド用の白黒画面の超レトロな携帯電話を使っていました。なぜなら、1年半前に買った新しい電話を買って早々、日本に行く途中にたぶん空港で落として無くしてしまったからです。新しい電話にするには、正規の価格で買わないと駄目だといわれ、とりあえず9ドル99セントのプリペイド用電話を買いました。それから1年後くらいに、その電話も洗濯して壊してしまい、また同じのを9ドル99セントで買いました。

ずっと迷っていたんです。アイフォーンを大々的に売り出していたとき、切り替えるか。で、ほかの人のを見せてもらったりしたけど、このタッチパッドでタイプとかするのがどうもしっくり来ないんですよね。メールもチェックできるのは便利だけど、どうせ他のファイルを見て返事したりとか、コンピューターが必要なことも多いから、まあいっか・・・とか思っていて。

でもやっぱりスマホにしようかなと思ったきっかけは、最近お客さんからテキストメッセージが増えてきたのですが、写真とか添付されるとみられないんです!しかもテキストって便利だな、なんて思い始め。電話してもつながらないとき、一言だけ何か言いたいとき、テキストでちゃちゃっと送ると一瞬でしょう。

あとはやっぱりやっぱりメールの便利さでしょうか・・・

私は仕事で1日60~80通くらいメールが来ます。朝初めてメールチェックすると東京から10~20通きていて、日中アメリカのお客さんや会社の人たちから40通くらい、夕方夜遅くまで仕事してる間に、主に外回り終わった営業マンたちから20通くらい来ます。一日飛行機に乗ってたりすると、夕方初めてメールチェックで50通とか来てるとがっくり疲れるし、最近どんどん忙しくなっていてホント時間を少しでも節約したかったので、これもあってスマホに切り替えることにしました!

前述のようにアイフォーンのタッチパッドだけはいまいちしっくりこない、そして画面がちょっとちいさいかなと。だけど日本でも使えるように4Gがいいなと思って、消去法で「4Gが使えて、キーボードでもタッチパッドでも使えて画面も大きい電話」を探したら、サムスンの「グライド」という、キーボードがスライドするタイプしかなかったのでそれにしました。

使い始めて2週間ほど経ちますが・・・大変気に入ってます!

仕事のメールは一日を通して自由にチェックできるし、ウエブサイトも見られるので飛行機のチェックインとかも簡単にできるし。で、テキストも簡単に送れるようになったのもうれしい。まだ使ってないけど、インターネットがないところではWifiとしてコンピューターから接続もできる。また4Gなので世界中でも使えるでしょう・・・このキーボードが付いてるのがタイプしやすくてよろしい。

いろいろアプリとかもありますが、保守的な私は電話とメールとテキストだけでしょう・・・でもいいんです!これからゆっくり堪能します☆

ちなみに落としたりしないように、ホルスター型のケースも買いました。ズボンのウエストのところかポケットに引っ掛けられるのでとても便利だしなくさなそうです!


なんか月刊になってきたブログですが

2011-07-05 20:03:11 | おしごと

またまた1ヶ月もたってしまいましたね。

いやあ、とにかく今年は忙しいんですよ。仕事はどんどん増えてるし、子供たちは手が掛かるし、その合間にも新聞読んだり本読んだり情報収集。なので精神的にものんびりブログを書いている余裕がないのです。

今日は出張でメキシコに来ています。

今朝朝6時半の飛行機に乗ったので長い一日です。明日別の町に移動して、木曜日に帰るという、2泊3日なので楽なほうです。メキシコに行くなんて、大丈夫なの?といわれそうですが・・・日本ではあまり報道されていないかもしれませんが、アメリカでは連日のように、メキシコでマフィアに殺されたり誘拐された人のニュースなどやっています。普通の町の中でも一般人が殺されることもたまにあるそうですが、一番危険なのは、町と町の間の高速道路だそうです。特に国境地帯。

今日は取引先の人にメキシコ北部のモンテレーという町の空港に迎えに来てもらい、1時間ほど、「高速道路」を通らなければなりませんでした。それでマフィアの話を思い出して、「最近どうなの?」と聞いたら、「そのことは話したくない(ジンクスだから?)、本当にやばいんだ」といわれました。とりあえず今日は無事に別の町に着きましたが、明日も別の町に移動があるので、自分の幸運を祈ります。

それにしても迎えに来てくれた取引先の人の車はエアコンが壊れていて、気温約30度の中を風を切って走ってました。こんなのは全然平気ですが・・・

しかしその後行ったのはトイレの便器などを作っている工場。これがものすごーく熱い(暑い?)のです。陶器を窯で焼いているから仕方ない。たぶんそのエリアは気温45度ってところでしょうか。じっとしていても汗がだらだらします。私は汗をかくのは嫌いではないのでいいのですが、でもたぶん45分くらいその中にいたのでさすがに暑くてのどが渇きました。外に出たらエアコンかけてるの?と間違えるくらい涼しく感じました。

さて話は戻って、2週間前日本とタイに行ってきました。行きの飛行機は長男と三男連れ。三男が意外と沢山寝てくれたのと、長男はいい子にしていてくれたので、昼間のフライトの割には、意外と楽でした。その後日曜の午後日本について、すぐに地元の美容院でヘアカット。

月曜の朝から銀座の事務所に行きました。その夜は新聞社に見学に行ったので夜中まで外にいて、深夜過ぎに温泉が付いてるホテルにチェックイン。朝はゆっくり寝坊して温泉に入りたいと思っていたのに、チェックアウトが9時半ということだったので、あわてて風呂に入りチェックアウト。駅の周りのショッピング街をぶらぶらしたりして昼過ぎのアポイントまで時間をつぶしました。

水曜日も普通に会社に行きました。工場だったのですが風通しの悪い2階は暑かった。節電で冷房きいてないし。

木曜日は夕方からタイ行き。朝は市役所の出張所に行ったり、郵便局に行ったりの雑用。夕方タイ航空で出発しました。タイ航空の国際線は初めてでした。すっごくサービスいいかと期待してたけどまあ普通でした。意外とタイ人の客が多いので驚きました。

金曜日は会社のタイ工場見学。会社に入って14年になりますがタイ工場訪問は初めて。いろいろ新鮮でした。途中で、日系某大手電機会社のタイ工場でうちの製品を使っていただいているということで訪問させてもらいました。夜は、タイに駐在している駐在員2名と日本の居酒屋に飲みに行きました。二人とも同年代で共通点が多く、かなり盛り上がってホテルに戻ったのは深夜過ぎでした。

土曜日、UAの便で日本へ。アメリカの航空会社のせいかセキュリティーが厳しくて、歯磨き粉を取られた!客もアメリカ人ばっかりだったなあ・・・

午後帰宅して夕方家族で近所の割烹(?)に食事に。でも子供たちがちょろちょろして全然ゆっくり出来ませんでした。

日曜日、近くのショッピングセンターで買い物したあと、地元の友達とお互い子連れでゆっくり話も出来ないので、結局家の近くの子供遊びセンターみたいなところに行って遊ばせながら少し話をして、夕食、そして歩いて帰りました。

月曜日、朝から空港へ。三男だけでしたが、彼は離陸後3時間近く寝てくれたけど、その後は元気が有り余っていて、飛行機の通路を行ったりきたりを繰り返し、到着寸前まで寝ませんでした・・・疲れた。幸い他にも子連れファミリーがいくつかいたので、あまり目立たなくて助かった。

日本にいた1週間弱は、比較的涼しかったので、あまり電力不足を感じませんでした。節電で暗いと文句を言ってる人もいるけど、近所のスーパーも、会社の近くの汐留エリアも、別に外国と比べたら「普通じゃない?」という感じでした。冷房が効いていないところ(特に工場とか)はあったけど、それはタイも同じだったし・・・そもそも私たちが子供のころは図書館とか、友達の家の居間くらいにしか冷房なんてなくて、学校でも家でも汗を沢山流してた記憶があるので、別に私にとってはたいしたことではありませんでした。これから猛暑になってくると、もっとつらくなるのかもしれないけど。電車も間引き運転していたけど別に不便もなかったし、余震も感じませんでした。総論としては、震災初の日本訪問で、ちょっと感慨深いものがあったけど、表面的にはあまり変わったようには思えませんでした。

日本から帰ってきて、片づけをして、家でゆっくりするまもなく水曜日にワシントン州へ出張。これも2泊3日でしたが、帰りは深夜で、飛行機で寝たのですが、家に帰ってきた後がなかなか眠れず。土曜日はなんだか時差ぼけのまま過ごしました。

独立記念日も家でまったり。午前中はカウチで昼寝して、昼ごろ少しバーベキューして、午後は次男と三男を公園に連れて行って、夕方は読書してました。久しぶりにのんびり出来たかも。夫も一日中寝てたみたいです(私と子供たち外出中も)。普段夜中にせっせと作業(彼の仕事)してるので、彼も疲れが溜まってるのかもしれません。

明日は私の誕生日ですが、今回の出張は外せなかったので、出張中です。なんかこの年になるとお祝いってほどでもないし、別にいいんだけど・・・でも夜ホテルの部屋で一人って言うのはやっぱりさびしいかしら。きっと明日の夜も今みたいにコンピューターに向かっていることでしょう。お祝いは帰ってから家族とゆっくり過ごします。一つ、この日に親に生んでもらったことに感謝します。

金曜日はかなり重要かもしれない会食があります。ライバル企業のお偉いさんが、実はご近所だったということが判明して会うことになっているのです。夫が仕事なので、昼の間だけ、近くの日本人の方にベビーシッターをお願いしました。大丈夫かしら・・・と心配ですが、これでうまく行ったら今後もお願いできるかもと淡い期待をしています。

来週はまたオーストラリアに行くのです。日本から英語のたぶん出来ないエンジニア二人が来るので、彼らが乗り換える香港で落ち合います。本当は日本で落ち合いたかったのですが(長男にも少し会えるし)、そのためには1日早く出発する必要があり、夫は週末いないので、だめでした。

 

・・・というわけで目の回るような毎日です。

 

ここまで書いて私は何の仕事をしているんだろう?と疑問に思われた人も多いでしょう。ある機械のメーカーの営業部長をしています。私の会社の作っている機械はあちこちの産業で使われていますので、訪問するお客さんは多岐にわたっています。上記のように、新聞社から、タイ製の冷蔵庫から、メキシコの便器製造まで、本当に様々です。メキシコのように自分で直接フォローする場合もあれば、アメリカの国内のようにアメリカ人の営業マンと一緒に訪問する場合もあります。オーストラリアは特別プロジェクトなので、たまたまです。

この時世、わざわざ行かなくても、メールでやり取りできるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、お客さんや自社のセールスマンと面と向かって話をする、お客さんの使用状況を自分の眼で確認する、というのは、天と地ぐらい差があるんですよ。入ってくる情報も全然違ってくるし、一通り回っていると、想像力も付いてきて全部行く必要もなくなってきます。こんな世の中でも、お客さんに会わなければ注文は取れない、というのは本当です。メールと電話だけのやり取りだけで、高額な機械を買おうと思いませんよね。まあ私が全部直接担当しているわけではないのでもちろん全部行くことは出来ません。でもアメリカ大陸は広いので、あっちこっち行っているとあっという間に毎週が過ぎていくのです。個々の仕事自体はいつかほかの人にバトンタッチできればと思っていますが、今は自分の修行(仕事の上でも、そしてそれをやりくりするパーソナルな面でも)だと思っています。

 


生ブッシュ

2011-03-02 18:32:06 | おしごと

今週はあるコンベンション+展示会でワシントンDCに来ているのですが、今日は会場でジョージ・W・ブッシュ元大統領(息子のほう)の公演がありました。つい最近まで超大国の大統領だった人ですからミーハーな私としては行かないわけにはいきません。

 

そして見てきましたよ、生ブッシュさん!私は出展者でフルパスがあったので、もちろん無料です。たぶん300人くらい入るボールルーム(結婚式場みたいなものです)で昼食の後、ブッシュさん登場でした。私は会場に入ったのが遅かったので、距離的には30mくらい離れていたでしょうか。

 

実は、昨日パスをホテルに忘れて、再発行を頼んだら、「明日ブッシュが来るから、セキュリティーの関係上再発行できない」と言われてトラブルがありました。今日はシークレットサービスとかもうろうろしてて、よっぽど警備が厳しいのかと思ったけど、うろうろしていたら裏口のドアから入れてくれて、私は会場の真ん中くらいの席をとれました。荷物検査とかももちろんなし。ただ携帯電話はマナーモードで、カメラの使用は禁止でした。

 

さてブッシュさんが入ってきて会場はスタンディングオーベーション。彼の嫌いな人も多いですが嫌いだったらわざわざ見に来ないでしょうし、居た人はブッシュのサポーターばかりだったのでしょう。・・・と思ったら、一人の女性の大声が後ろから聞こえてきて、War Criminal!と叫んでいました。もちろん外に追い出されましたが。そして皆ブーイング。そんな彼女の姿をみて、この国には言論の自由があるから、別にかまわないよ、と言って彼はまた喝采を浴びていました。

 

私の第一印象は、「だいぶ老けたな」。じーっとみていたら「お父さんに似てきたな」。でしょうか(笑)やっぱりアメリカ大統領の仕事は超過酷でストレスも凡人の想像がつかないほどあるでしょう。オバマさんもかなり老けたもんね。

 

今までテレビで見ていた人が目の前で話していたのは不思議な感じだったし、そんな有名人を比較的近くで生で見る機会があったというだけで感動してしまいました。賛否両論、というか嫌いな人のほうが多かったですよね、たぶん。私も特に好きではなかったし彼が大統領になったときは、どうしてこんな人が?と思っていましたが、昨年秋に、引退後彼の書いた本を読んでいる人の本を横から盗み見していたら、彼が「中絶」のテーマについて書いていて、その文章に非常に共感と好感を持って以来、嫌いではなくなりました。あと自宅でも仕事でも保守派に囲まれていますから・・・そういう人たちの政治観にもかなり影響されていると思うので今回のスピーチも違和感ありませんでした。

 

スピーチの内容は、やっぱり彼が大統領時代のエピソードが多かったです。でもかなり最初のほうで、「9月12日、テロの翌日に、日本の小泉首相が電話をくれて、世界の安全のために肩を並べて力を尽くそうと言ってくれた。戦争をして殺しあった国の首相がそのようなことを言ってくれたのは本当にすばらしい」というようなことを言っていて、日本人として誇りに思いました。あの会場で日本人は私一人だったと思うので、日本人に好感を持ってもらおうと思って賛美したわけではないというのが明らかでした。マスコミで言われていたようにブッシュさんと小泉さんは本当に信頼関係を築いていたのだなと思いました。そのほかに話の中に出てきた他国のトップは、ロシアのプーチンさんと、イギリスのブレアさんしかいませんでしたから。小泉さんはかなりブッシュさんにとって重要な「同士」だったことが伺えます。

 

アメリカ人のスピーチには欠かせないユーモアのある話も沢山ありました。大統領をやめて「ああやっと自由だ」とローラさんに言ったら、今日からは皿洗いとか家事も手伝ってねと言われたこととか。

 

まあ全体的にはアメリカの政治とかポリシーの話が多くて、日本人の私には完全に理解・共感できる話ばかりではありませんでしたが、まわりのアメリカ人は皆感動していたようです。

 

仕事してるとたまにはこういうスペシャルな出来事もあるものです☆


今日帰ります

2011-01-07 08:57:24 | おしごと

昨日1日は無事終わりました!

自分からすると、準備をした分だけ成功したと思います。パワーポイントで準備した資料、話すポイントを自分で消化してあった分は、概ねうまく伝わったと思います。この辺は参加者にも自由に話してもらおうかとあいまいにしておいた部分は、聞いてた上司に「何を言わせたいんだ」とだめだしされてしまいました・・・でも一番重要だったポイントは皆うまく納得してくれたようですし、だめだしされたのも1回だけだったんで(去年は10回くらい汗)、まあ苦労して準備した甲斐があったかも・・・年末ホリデー気分を半分封印して準備してもんね。

私がポイントを説明した後、私の言いたかったことを皆が、自分の経験を踏まえて言い換えてくれたところはとてもやりがいを感じました。聞いたことを納得して理解してくれた証拠ですから。

それにしてもこのようなプレゼン・司会の仕事は、準備につきますね。資料の準備、そして言いたいことを、自分で整理して完全に理解しておくこと。以前広報PRのプロの人が、「本当に言いたいこと、自分が理解納得していることは、紙を見なくてもすらすらでてくるはず。紙を読みながら言っているようでは失格」みたいなことを言っていて、非常に感銘を受けて、それいらい人の前で話すときは、他人の受け売りはしないで自分で消化したものを持っているように心がけています。緊張して頭が真っ白になると、自分で本当にわかっていないと、言うことを忘れてしまうのです。

でも昨日一番うれしかったのは何より、会議の後の夕食会だったかも。私、いつも夕食会が盛り上がる工夫として、「ゲーム」を用意しています。でもそのゲームはいつも参加者が全員参加できて、親睦を深めることができるというポイントで決めています。以前やったのは、(1)最初新入社員が多かったときですが、一言プロフィールを読みあげて、誰か当ててもらう。(2)事前に参加者に、自分の「秘密、人にあまり言ってないこと」を5個くらい箇条書きにしてもらう。それを読み上げて、ほかの人に、誰か当ててもらう。

今回は、会社のトリビアクイズにしました。皆が知らないような会社のちょっとしたことです。たとえば「アメリカに最初に進出したときに事務所のあった場所は?」とか、「創業者のファーストネームは?」とか。これは選択肢を3つつけておきます。これ、質問を作るのにいろいろ調べたりして、結構面倒でした。普段はほかの準備で忙しかったんで、移動の合間とか車の運転中に何にしようか考えたり。古くからの従業員もいるので、もしかして全員正解が何人も出たらどうしよう?と思ったけど、9問中一番の人は5問正解のみでした。

こういうクイズはいつも盛り上がります。そしてお互いの親睦を深める一環になるので、我ながらいいアイディアだと思っています。で、最後に、優勝者は商品(ギフトカードとか)はいいとして、一番点が悪かった人は、罰ゲームとして歌を歌ってもらいます。アメリカ人は歌を知らない+下手な人が多いので、これも大いに盛り上がります。昨日の人は「ほかの歌知らないから」という理由で「アメリカ国歌」を歌ってましたが、周りの人がバックダンサーになったりテーブルを叩いて効果音を出したりして、皆大うけしてました!

というわけで昨日は概ね成功・・・個人的にもホテルに帰ってきたら久しぶりにゆっくり眠れました。

今日も半日ありますが、山は越えたので、気分は楽です。そして午後家に帰ります!明日補習校の餅つき大会の写真を撮らなくては・・・

家では次男が風邪を引いて、咳き込んだり吐いたりしたみたいなので心配です。本人は至って元気に遊んでいるようですが。家に帰って「ママ」に戻るのが楽しみです!


どきどき

2011-01-06 08:30:59 | おしごと

あぁ~現在カリフォルニアは朝5時半。一昨日の朝東海岸からやってきたので、まだ時差ぼけなのかもしれないけど(自宅は既に朝8時半)、1時間前から緊張で目が覚めてしまいました~

今日は会社で1年に一度の営業+予算会議です・・・今までも企画・進行はやってきましたが、今までは役割の分担がありました。しかし今年は初めて、1日半の会議、私が一人でほとんど話すというシナリオになっており、しかもかなり厳しいことを言わなければいけないので、年末からあくせく準備をして来たけど、やっぱり緊張しています・・・ほんの20人ほどの会議なのですが、気分は「紅白歌合戦総合司会」って感じでしょうか?オーバーですね、私・・・

でもこれを乗り越えたらまた一皮むけるはず!がんばります☆


なんだかなあ・・・

2010-12-16 01:08:17 | おしごと

師走というけど12月は本当に駆け足で過ぎていきますね。

12月になってから本当に忙しくて、ブログを書いてる暇もない感じです。

あ、忙しいって言うのは主に仕事ね。12月は毎週出張です。ミシガン、メキシコ、そして今週はカリフォルニア・・・一方で週末は補習校とか、もうすぐクリスマスなのでイベントがあったりとか。息がつく間がないですね。

来週はクリスマスだけど前半も出張。

出張自体は、肉体的には大変だけど、まあ気晴らしになる部分もあるんですよ。ミシガンはいきなり雪景色。1年ぶりのメキシコでは久しぶりにスペイン語に浸って、異国の雰囲気を感じてリフレッシュしたし、今週のカリフォルニアでは毎食日本食が食べられる(しかも美味しい、本物の寿司とか)のでほくほくしてるし。

いや、そういうこというと、まるで旅行を楽しんでいるように見えるけど、そういうわけではないのですよ。出張出る前は、不在中の子供たちの食事や学校の用意をしてへとへとだし、出張中は、家事や育児にエネルギーをとられないですむのをいいことに、夜遅くまで仕事で結局睡眠時間削られたり、と、結局は体も疲れるんです。

精神的にも大変なときもあります。私が一番仕事をしていていやだなあと思うのは、人とぶつかり合ったときです。人とぶつかり合うといっても、営業の仕事をしていて、お客さんを説得したりとか、そういうのは、結果が目に見えてでる(=売上)から、やりがいもあるし楽しい。でも管理職としての仕事をしていると、従業員の不満や態度の悪さに対応したりとか、くだらない間違いの処理とか、本当に「汚れ仕事」ばかりで気がめいります。

でも日常生活してても人間関係で疲れることはあるもんね。仕事のときは、いやなことがあってもでも、お金をもらえるだけいいのかしら・・・と私はいつもそう言い聞かせてますが。

昔からタフといわれるし、自分でも打たれづよいとは思うけど、本当に自分ってどんどん強くなっていってる気がするなあ・・・10年前、この地(カリフォルニニア)で事務所内の管理中心の仕事をしていたときはちょっとしたことでもめげて夜眠れなくなったり、悪夢を見ていたりしていたけど、今はそんなことではへこたれない。この間もあることでぐずぐず言っていた後輩に、「いつまでもくよくよしても仕方ないじゃない!」なんて言ってしまった・・・ある意味図太くおばさん化してるのかも?