ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

おもてなしの日々

2007-11-30 11:34:31 | アメリカの生活
この時期のせいか、来客が多くておもてなしの日が続きます。

夫の母とその夫が比較的突然訪問してきました。

夫の母、私の本当の義母(夫の父も再婚しているのでその妻も義母と呼んでいます)は、私からするととても変わった人。普通の家庭で、かなり敬虔なクリスチャンの両親の元で育ったのに、もう20年ほど前になりますが、夫の父と離婚した後、ユダヤ教、しかもオーソドックスというバリバリの宗派に改宗して、ユダヤ人として生きている人です。

十数年前に同じくオーソドックスのユダヤ人(彼は子供のときにあのアウシュビッツに収容されていたという、正真正銘のスロバキア系ユダヤ人です)と再婚して、渡り鳥のような生活をしています。夏はニューヨーク州の高原で過ごし、冬はマイアミで過ごし、春と秋はイスラエルに住んでいます。

オーソドックスのユダヤ教というのはとても戒律が厳しくて、食べてはいけないものもたくさんあります。豚、「這う」海の動物(カニ、海老など)はだめ。そして肉はすべてコーシャー(お祈り済みの肉)でなければなりません。調理方法も「コーシャー」でなければならず、たとえば乳製品と肉の組み合わせは禁止です。(だから肉のラザニアとかはだめ)

さらにコーシャーじゃない台所で調理されたものは、たとえ食べ物自体がコーシャーでもだめなのです。そういうわけで、以前うちに泊まりにきたりしたときは、紙皿を用意し、食べ物は「完全なベジタリアン」か「コーシャー」のレストランで外食するか、買ってきたベーグルや果物などを食べてもらっていました。長年の流浪生活で、必ずしもいつも「コーシャー」にはできない、というのに気がついたらしく、最近はだいぶ甘くなったようです。

そういうわけでうちにきても、とりあえず食べ物自体が「コーシャー」であれば、うちで調理したものでもOK、ということになったので、今回は夕食をもてなすことにしました。

コンセプトは「ベジタリアン中華」で、メニューはホットアンドサワースープ、レタスチャーハン、白身魚の甘酢あんかけ、にしました。

たいしたことないのですが、仕事で遅くなって、帰ってきてから作ったので結構大変だったんですよ。

味はわれながら大成功。ホットアンドサワースープは日本ではあまり見かけませんが、アメリカの中華の定番。私は酸っぱいものがあまり好きではないので、最初は苦手だったのですが、食べてるうちに好きになり、今では好物のひとつです。それを今回初めて自分で作ってみました。チキンブロスの缶に書いてあったレシピを参考にしたのですが、簡単で美味しかった!こんなに手軽ならまた作ってもいいかもしれないと思いました。(ちなみにチキンブロスを使ったのですが、コーシャーマーク入りのやつを近くのスーパーで見つけたのでOKです。具は豆腐と野菜だけで、ベジタリアンです。)

スープは義母も気に入ってくれたようで、彼女はおかわりしていました。野菜はすべて細切りだったのですが、「どうやって細切りにするの?」と聞かれてしまった・・・たしかに、欧米人は細切りにすることはあまりないかもしれませんね。

白身魚の甘酢あんかけは、冷凍で揚げてあるフィレを使用。オーブンで焼くだけなので簡単です。あんかけは同じく細切り野菜をいためて、だし(中華調味料が使えないので具でつかう干ししいたけのだし)と酢、しょうゆ、酒、砂糖で味付けし、とろみをつけました。これも初めてでしたがわれながら美味しかった。冷凍の白身魚のフィレもコーシャーマークがついていてばっちりでした。

夕食には夫の次兄と子供たちも来て、にぎやかな夜になりました。

夜ついて朝出発してしまったので、義母たちは短い滞在でしたが、夫は、義母の夫とそりがあわないので、長くいるといつも喧嘩っぽくなるのですが、今回はちょうど短くて、和やかなままお別れしたので安心です。

おもてなし、というほどではないですが、夫も私も自分たちが行くより来客を受けるほうが好きなので、結構楽しんでやっています。これからクリスマスまでは少し落ち着きそうです。

こぐまの誕生日

2007-11-28 11:12:56 | こぐま2歳
ちょっと遅れましたが日をさかのぼってアップロードします。

こぐまの誕生日の朝。私は仕事のトラブルの処理のため、夜中の2時に起きて、ロシアに電話していました。1時間くらいで終わるつもりが、結局朝までかかり、気がついたらもう7時になっていたので、寝られなくなりました。前の晩、こんなこともあろうかと、こぐまと一緒に8時に就寝してよかったです。

こうして徹夜?して気がついたのは、あれ、2年前のあの日と同じだ・・・

あの日も、私は陣痛で夜眠れず、夜中の2時ごろとうとう破水して病院に向かったのでした。そして朝5時半にこぐまが誕生しました。偶然ながらあの日と同じ夜中に起きていて、ちょっと感動でした。

さて、この日は平日だったので家族3人でささやかに祝いました。私も仕事から早く帰ってきて、こぐまの好きな「キンバップ」(韓国風海苔巻き)と鳥のから揚げを作りました。

「キンバップ」の決め手は「たくあん」とレシピに書いてあったのですが、なかったので使わなかったせいか、味にいまいちインパクトがなかったな。から揚げは手っ取り早くから揚げ粉を使ったのですが、粉の量をけちったせいか、ちょっと硬くなってしまいました。

こぐまには、普段から注意して砂糖のおやつを与えないようにしているせいか、甘ーいお菓子が好きではありません。果物は大好きで限り無しに食べるのですが。しかしアイスクリームだけは好きなので、アイスクリームケーキを買ってきました。彼もいっちょまえに一切れ食べていました。さらに、こぐまの好きなフルーツを、と思ってイチゴとブルーベリーを買ってきたのですが、それも彼は大量に食べてました・・・彼の場合「果物は別腹」なのです。

それにしても、初めて出産したこの日は、私にとって自分の誕生日よりも特別になりました。夫の両親とか、自分の子供たちの誕生日をすっかり忘れてて私には信じられないけど、子供の誕生日は私には一生忘れられない記念日です。この日が来るたびに、大切なこぐまが生まれた日のことを思い出してはセンチメンタルな気持ちになります。

手巻きでもてなし

2007-11-24 12:46:31 | アメリカの生活
今日土曜日は、サンクスギビング当日に会えなかった夫の義両親および夫の次兄とその子供たちを夕食に招待していました。

メニューはどうしようか考えたのですが、夫の次兄は寿司が大好きなので、「手巻き寿司」にすることにしました。

とはいえ夫の義両親は生魚は食べないし、私もアメリカでは妊婦は生魚や一部の魚は食べないようにと言われているので、全部調理済みの魚と肉、野菜にしました。インターネットなどで研究し、具は照り焼きチキン、アボカド、サーモンスキン(鮭の皮をオーブンであぶり焼き・これはアメリカの寿司屋では結構人気で、義兄の大好物なので用意しました)、ツナ缶を使ったスパイシーツナ、鮭の身を使ったスパイシーサーモンと照り焼きサーモン、コーン、レタス、きゅうり、でした。

日本からいつも持ってきてもらう海苔が足りなそうだったし、わさびとしょうゆ皿がなかったので、急遽20分ほどのところにある韓国系の小さいスーパーに買出しに行きました。近くの普通のスーパーでも海苔とわさび(粉で)はあったけど、値段が高いしアメリカのブランドであまり美味しそうではなかったので、ちゃんとアジア系のスーパーに行きましたが、値段も安いし種類も豊富なのでこちらにわざわざ行って正解でした。

辛いもの好きの義母はわさびが非常に気に入ったようで、大喜びでした。最初は皆初めてでわからないし、巻くのがうまくできなくて戸惑っていたけど、メキシコ料理と一緒だね、といいつつ、最終的には満足のようでした。ほとんど調理しなくていいし、用意も簡単なので、この「手巻き寿司」のアイディアは今後も結構使えるなと思いました。偏食の義兄の子供たちは、照り焼きチキンやコーンにさえ手をつけなかったけど、仕方ないのでしょうか・・・?こぐまはいつもどおり普通に食べてましたが。そして子供たちはいつものように走り回って大騒ぎして遊んでました・・・こぐまは昨日、おとといに続き、従兄弟たちと遊べてかなり楽しんだことでしょう。

さて今回のディナーは、サンクスギビングだけではなく、一足お先の誕生日パーティーという目的がありました。実は夫の次兄はこぐまと誕生日が2日違い。二人とも誕生日は来週ですが、来週はみんなが集まることはできないので、次兄には内緒で彼の誕生日も祝うことにしていました。こぐまの誕生日であるということは義兄や義両親に話してあったので、食事中に、「こぐまはもうすぐ2歳だね」という会話になっていたのですが、その際に、「僕も来週誕生日なんだよ!2日違いだね!」と言う彼をさりげなくかわし・・・。そして食後に彼の年齢とこぐまの年齢のろうそくを立てたフルーツタルトを持ってきたときは、やっぱり驚いてくれたようで、「なんだ、覚えててくれてたんだ」とうれしそうでした。彼は今年早々離婚してからずっとさびしそうなので、ちょっとは慰めになったでしょうか。

ちなみに、「機関車トーマス」の大ファンのこぐまは、いつの間にかコレクションしているシリーズのミニ模型で、長兄からは「ヘンリー」をもらい、本日次兄からは一番好きな「トビー」をもらいました。トビーには大喜びで、お辞儀つき「Thank you」がちゃんといえました。ママはそんなこぐまをみてとても誇らしく思いました。

エネルギー復活+感謝祭

2007-11-23 12:12:07 | アメリカの生活
現在サンクスギビング(感謝祭)の週末でホリデームードのアメリカです。

最近、今までだめだった食べ物が、普通に食べられるようになってきたし、いつの間にかエネルギーが復活して、疲れにくくなってきた気がします。ここ数ヶ月、夜は8時くらいになると眠くて9時には寝ていた私が、今では10時、11時もOKになりました。ああ、よかった。なんか体質が変わってしまったのかと思ったけど、やっぱりつわりのせいで疲れてたんだ、と安心。

今年のサンクスギビングはメリーランド州のフレデリックという町に住んでいる長兄のお家にお邪魔しました。結果から言うととても楽しい時間をすごしました。久しぶりに大笑いした気がするし、こぐまは従妹たちとの遊びに夢中だったので、私もすごく楽ちんだったし。

義兄夫婦はすごく張り切って料理を用意してくれたみたいで、大型のターキーがあるのにさらにパイナップルグレーズのかかったハム、そしてサイドディッシュは地中海風サラダ、グリーンビーンズの炒め物、ヤムじゃなくてスイートポテトを使った「Candied Yam」、コーンとグリーンピース、ドライフルーツなどの入ったスタッフィング、ガーリックマッシュドポテト、でした。さらにディナーロールとチーズ・オリーブ・アンティチョーク・ペッパー・ピクルスなどのツマミ皿もあり、もちろんクランベリーソースとグレービーもありました。写真は撮りませんでしたが、今までで一番美味しかったサンクスギビング・ディナーのひとつであるのは間違いないでしょう。

もてなされてばかりでは悪いので、かぼちゃのパイを作ると約束していました。今回はパイ皮からつくりました。前の日の晩に作業を始めたのですが、粉とバターを混ぜる作業は結構力が要る。夫にお願いして手伝ってもらったら、彼は意外と器用にやるので、皮はこねて型に入れるまでやってもらいました。男性はこういう作業が向いてるのかもしれませんね。だからパテシエとか男性も結構多いのでしょうか。ジャイアントというスーパーマーケットで配っていたレシピ入りのチラシに載っていたレシピを採用したのですが、皮は全粒粉を使って香ばしくヘルシーだったし、フィリングもメイプルシロップが入ってあまり甘すぎず、美味しかったです。

午後の遅い時間に昼食・夕食をかねたビッグ・ミールを食べた後は、のんびりとくつろいで、最後はちびちゃん二人が「セサミ・ストリート」など見ている間に、カードゲームなどをしました。

こぐまは二人のいとこが大のお気に入りで、彼女たちの名前を呼びながら後を追いかけて遊んでいました。こぐまより10ヶ月年上のAちゃんは、今までは結構シャイで、人見知りだったのですが、もうすぐ3歳になるせいか、すっかりお姉さんになり、おしゃべりも上手になって、こぐまにお姉さんぶっていろいろ教えたりしてました。

その晩はすぐ近くにある義兄のオフィス兼別宅に泊めてもらい、翌朝はみんなで「Nutcracker」のパペットショーを見に行きました。長兄たちはわざわざチケットを用意していてくれたようです。入り口に「5歳以下にはお勧めしません」と書いてあったので、こぐまがおとなしくしているか心配でしたが、中に入ったら結構小さい子も多くて、しかもこぐまはほとんどじーっとおとなしくショーを見てたので、まず安心しました。最後のほうはさすがに飽きてきてぐちゃぐちゃ動いてたけど、でも大声出したりはしなかったのでよかった。

その後そこからさらに車で2、30分ほどのところにあるベセスダという町に行きました。日本人が多いというので有名なので名前は知っていましたが、行ってみたらかなりおしゃれな雰囲気の町。そして日系スーパーやレストランもちらほらありました。それだけじゃなくて各国料理のレストランやしゃれた感じの店が多くて、気に入りました。そこでトルコ料理のレストランに行き、ランチ。その後スミソニアン博物館に行くことにしました。

ベセスダというのは知らなかったけどワシントンDCのすぐ隣なのです。町の中心を少し出ただけで、すぐにDC圏内に入りました。まずはニューヨークの5番街のような高級ブティックの立ち並ぶところ、その後すぐに大使館が立ち並ぶ長い通りを通ったのですが、それぞれの国の旗がはためく、一見すると大邸宅のような各国大使館をとても興味深く見ました。その中で・・・日本大使館は灰色のコンクリでつまらない建物!ちょっと(かなり)がっかりです。とにかく、この通りは、ヨーロッパ風の雰囲気で、ベルギーのブリュッセルにも似てるなと思いました。

東海岸に住んで長いですが、実はワシントンDC観光は初めて。見るものすべて初めて。さすがにアメリカ合衆国の首都だけあって、ほかの町とは雰囲気がかなり違うし、映画で見た場所とかもいろいろ見えたので、これだけでかなり満足した私。皆サンクスギビングの翌日で外に出たくなったのか、町は観光客の車やバスで大渋滞で、このまま帰ってもいいんじゃないかと思いましたが、スミソニアンのひとつ、自然科学博物館にたどり着きました。風もつよくてすごーく寒かったんだけど、駐車場もないので、数ブロック離れたところに車を止めて歩いていったのがつらかった。

義兄は子供たちに、入り口入ったところにある大きな象の剥製(?)とか恐竜の骨モデルとかを見せたかったようですが、こぐまは象以外はあまり興味なく、それよりもあまりの人だかりに怖がって抱っこをせがんで困りました。でもそのときちょっと感動したのが、こぐまは「ぞう」という名前はよく知っていて、直前に私と「ぞうさんだね」と話していたのに、長兄に「What's that?」と聞かれたら突然「Elephant」と答えたことです。夫もこぐまにこの言葉を教えていたようですが、こぐまが言ったのは初めて聞いたそうです。

そのあとはこぐまは恐竜にも興味を示さず(って、まだわからないよね)、歩くのも嫌がったのですが、しばらくして水を飲ませたら元気が出ました。でも、そのあとは博物館よりも従妹たちとおいかけっこして遊ぶのが楽しかったようで、ずっと駆け回っていました。

私は個人的には世界で一番大きい黒ダイヤの「Hope Diamond」をみて、その隣の宝石・貴石・鉱石などいろいろな「石」が展示してあるセクションがすごく面白かったです。今度またゆっくり見たいなあ~

スミソニアンはひとつの博物館ではなく、いろいろな種類の博物館の「群」ですから、1日や2日ではとても全部見きれません。またそれ以外にもDCは市内観光とか、ほかのこともできるので、今度来るときは泊りがけでゆっくり・のんびり見たいと思いました。

帰りの車ではこぐまはぐっすり寝て、さらに家についた後もいつもどおりの時間に寝てくれました。やっぱり疲れたのですね。とにかくこぐまを好きで一緒にあそんでくれるやさしい従妹たちと過ごせて楽しかったことでしょう・・・家に帰ってきてからも彼女たちの名前をつぶやいていました。おかげでママも楽だったよ。そしてママも楽しい二日間を過ごしました。

15週

2007-11-19 13:23:10 | 妊娠・出産
現在15週目です。アメリカではもう「中期」と呼ばれるようですが、日本の妊婦本では4ヶ月の最終、まだ「初期」の終わりですね。

前回お腹はまだあまり目立たない・・・と書いた先から、すぐにぐんぐんおおきくなって、今は立派に妊婦腹です。この時期でこんなに大きくていいの?と不安ですが、どうしようもない。はっきりいって、もう目立ちます。やっぱり風船といっしょで、2回目に膨らますときは簡単にぐんぐん膨らむのね。

実は夫の家族にはまだ誰にも妊娠したことを言っていません。別に秘密にしてるわけではないのですが、「いつになったら気付くかな?」と遊び心で、試してみることにしたのです。というわけでいつになるんでしょうね。

つわりは治まった、と言えると思います。食べ物の嗜好に偏りはありますが、これは前回も最後のほうまでそうだったような。最近は喉が良く渇くので水をたくさん飲んでいます。日本でこの間に行った助産院で、体を冷やす飲み物(麦茶、緑茶)などは飲むな、といわれたので、今まで毎日飲んでいた緑茶も避けています。

一方紅茶は体を温めるらしいので、カフェイン抜きの紅茶を飲んでいるのですが、普段は好きな紅茶の味が、どうも今の嗜好に合わない。なんか甘みが欲しいのです。だけど砂糖を入れると、後味がべとべとして嫌。それで、この間日本にいたとき、すっきり美味しいなと思ったときに原料を見ると「キシリトール」が入っているのを見て、アメリカでも探して「キシリスイート」という甘味料を購入しました。これだとなるほど、すっきりとした甘さで後味もいい。ノンカロリーではないですが、虫歯予防にいいのはもちろん、他の人口甘味料と違って、体にも悪くないらしい。というわけで1日2杯くらいは飲んでます。砂糖のべたべた感・後味が嫌な(私のような)Pickyな妊婦さんにお勧め!

最近本当に寒くて、外に出る気も失せるので、運動不足なのが心配です。もう少し暖かければお散歩とか行きたいのですが、震えながら外に出るのも嫌だし。そもそも、もう普通の服はきついのですが、マタニティー用のパンツとかだと少し大きくてずり落ちてくるので、着る服がなくて、防寒にも苦労するのです。こぐまのときとは季節が逆なので、前回のマタニティー服はほとんど着れません・・・

さてあと妊婦生活は2/3も残っていますが、この冬を快適に越えられるのでしょうか・・・

シカゴ

2007-11-16 13:05:58 | アメリカの生活
木曜日、金曜日と1泊2日でシカゴに出張に行ってきました。

用事は、面接が3件と、代理店訪問が1軒あったのですが、調べてみたら皆オヘア空港の近く、日本人が多いという地域だったので、早速シカゴのミツワ(元ヤオハン、日系スーパー)の近くに宿を予約しました。

身重の体で出張は面倒なうえ、アメリカ中西部はどうも好きになれなくて、行くのも楽しくない。前回中西部に行ったときはアイオワ州のど田舎の何もないところで、食べ物もアメ食しかなくて、気分もブルーだったのを思い出します。でも今回はミツワの近くだから、毎食日本食を食べるぞ!と思うと楽しみになってきました。

飛行機は出発前日に予約したのに、空いてたのか、行きも帰りもアップグレードできてファースト(ビジネス)クラスで、快適な旅。

ちなみに、行きのチケットを見て、United 航空で「100k」メンバーになったことを知りました。年間25000マイルだとプレミア、50000マイルでプレミア・エグゼキュティブ、そして10万マイルで「100k」メンバーになれるのです。仕事に復帰して1年ちょっとですが、この間本当にいろいろ飛び回ったのだなあとしみじみ。100Kメンバーになるとこのようにアップグレードが頻繁にでき、時々は無料でやってくれるので、贔屓にして飛んでいた甲斐があるというものです。

さてシカゴについてから、レンタカーを借りましたが、空港とホテルも近いし、唯一つの訪問先も近い。その他の用事の面接はすべて私の滞在していたホテルで予定していたので、どこにも行く必要がない。普段の出張から比べると超楽です。

丁度お昼前についたので、早速ミツワのフードコートに行きました。昼時のフードコートは、アメリカで働いているらしき日本人のビジネスマンの姿が一番目立ちますが、子連れの駐在員の若奥様方のグループもいるし、グループじゃなくて子供連れの日本人の奥さんや寿司を食べてるアメリカ人、韓国料理を食べてるアジア系のワーカー系の人など、いろいろです。

私は「山頭火」で小ラーメンとネギどんぶりのセットを注文しました。この間から食べたかった「焼き魚」はなくて、アジフライしか見当たらなかったのでラーメンにしました。美味しかった~

ついでに夕食用のお弁当にミニカツどんと煮物(サトイモとレンコン)およびおやつのコロッケを買って帰りました。

それにしても優雅に(?)ミツワで子連れでおしゃべりを楽しむ駐妻たちがちょっとうらやましかったです・・・それにミツワも日本に直行便のある空港も近くて、便利だろうなあ。シカゴは嫌いだけどこの辺はいいなあ、って感じです。それにしても、彼女たちをみていて、「ここは日本?」と錯覚しました。きっと日本にいるときとほとんど同じ生活をしているんだろうなあ。

翌日も昼前に出発する前に、ミツワに寄って、お弁当を買って、空港で食べました。とにかく日本食を満喫できて良かったです。

もうすぐ2歳

2007-11-15 11:21:11 | こぐま1歳
こぐまももうすぐ2歳と言いましたが、最近は言葉の発達が著しいです。

もうあまりにたくさんの言葉を話し、理解するので(英語も日本語も)、書ききれません。「あれ?いつの間に言えるようになったの?」っていうこともしばしば。

2歳近くになると「2語文」を話すようになるといいますが、日本から帰ってくる直前くらいから「青、飛行機」(青い飛行機)とかそれらしきことを言うようになり、今では、「パン、ちょうだい」とか「(自分の名前)、イタイイタイ」とか、英語交じりですが「That's (日本語の自分の名前)」(=自分の物、という意味)など、なんとなく文章を話すようになってきました。

また、「いたい」「かゆい」「おいしい」と自分の感情を表現できるのにも大きな成長を感じます。「おいしい」は、私がいつも「おいしい?」と聞くのをまねしているため、語尾があがってるのですが・・・(汗)

それからすごく可愛いのが、「だいすき!」と言って抱きついてくること。これは「しまじろう」のビデオで覚えたようですが、親ばかママとしてはうれしいです。

「はい、どうぞ」「ちょうだい」もいえるのですが、最近は両者を混同しているらしく、あげるときに「ちょうだい」、欲しいときに「はい、どうぞ」と言ったりします。

私と接するときはいつも日本語なので日本語の例ですが、英語もいろいろ話しています。時々混乱するようですが、夫と私を相手に、結構上手に使い分けています。

コードレスの電話を取って、「Hello」で始まって、1分くらいぺらぺらお話しして(→意味不明)、最後に「Bye-bye」と言って切るのもすごい。コードレスはボタンを押さないとスイッチが入らないのでいいのですが、そうじゃないほうのファックス電話は、取ると通話待機状態になり、しばらくすると、電話会社の録音が聞こえてくるのですが、これは女性の声のせいか、「ばあば、ばあば」と言っています。これにも笑えます。

いつもその時々で子供って可愛いとは思っていたけど、このころの時期の子って本当に可愛いなあとつくづく思います。この間レストランで食事中も、笑顔で小熊の様子を見守っていた隣の老夫婦に、「Enjoy while you can」といわれました。

これからどんどん大きくなって生意気になって、そのうちひげとか生えてきて可愛くなくなってしまうのでしょうか?どんなに育っても子供はいつまでも可愛いものだと想像しているのですが、違うかな?とにかく「今」を大切にしたいものです。

ところで、この間「斜視」のフォローアップに病院にいきました。すると、やっぱり「ものすごく改善している」と医者にほめられました。眼鏡も嫌がるどころか、自分から掛けてもらいに持ってくるくらいですから、眼鏡をするとよく見えるのでしょう。とにかく、確実に改善しているようです。安易に手術するという先生じゃなくて本当によかったです。この調子で完治してほしいな。

写真は、去年のクリスマスにおじさん(夫の次兄)からもらったフットボールのヘルメットを「Football!」といいながら喜んでかぶっているこぐま。でも逆なんですけど・・・(笑)

だらだら

2007-11-14 01:11:22 | アメリカの生活
うちの周りは紅葉真っ盛りです。この時期の東海岸はとってもきれい。カリフォルニアに住んでいたときはお目にかかれなかった光景です。ああ、秋だなあ、もうすぐ冬だなあ、と、寒いのは少しいやだけど、季節の移り変わりにわくわくしてきます。

今年は節約・エコのためにも、頑張って暖房を避けようと思っていたけど、あまりに寒いのでもう2週間ほど前から暖房入れました。晴れた日は、日当たりがいいので家の中がぽかぽかするのですが、ここ数日はどんより曇って雨模様です。

ブログも更新したいなあと思いつつ、でもアップする写真もないしなあとか、こぐまを寝かせた後は自分も眠いので即効寝てたりして、はっきり言って怠けているから更新できませんでした。

特に先々週からは夏時間が終わり、朝が暗くなりました。春眠暁を覚えずじゃなくて、冬でも暁を覚えずですよ。朝薄暗いので、我が家はいつまでもぐーぐー朝寝坊・・・こぐまが夜中に起きたりするので、ほとんど毎日夜中の途中から私はこぐまの布団で寝るのですが、今朝は夫に、もう8時半だよ!と起こされてさすがにショックでした。これはさすがに寝すぎです。

週末は、土曜日に友達のJo一家を夕食に招待。朝から買い物に行って、準備をしながらのんびり家で過ごしました。日曜日は、どうしても和食系が食べたかったので、こぐまと一緒に前住んでいた家のほうの(車で50分ほどかかる)Minadoといういんちき日本料理ブッフェを食べに行きました。夫は家でフットボールを見ていたいので、邪魔者(私とこぐま)がいないだけでホクホク顔で、笑顔で見送ってくれました。いんちきだけど一応食べられる日本食なので、うどん、とんかつ、ひじきのサラダ、などなど、山のように食べてきました。週末ランチは17ドルもしたけど、寿司に手をつけなかったのに元を取った自信があります。

その後はAssiという韓国系のスーパーで、これもまた米とか、こぐまの好物のキンバップ(韓国海苔巻き)とか、冷凍うどんとか、久しぶりにいろいろ仕入れてきました。

ちょっと疲れたけどこぐまは概ねいい子にしていたので、楽しいデートができたかな・・・こぐまは夫と私と3人で出かけると、すごくわがままになり、店の中を走り回りたがったりと、大変なのですが、One-On-Oneだと結構いい子にしています。何でだろう???

私のほうはというと、つわりは終わってきたかなあという感じだけど、やっぱり和食が食べたくて困っています。和食のレシピブックなどを見ては、この材料もないしこれも手に入らない・・・ということで、結局いんちき和食になってしまいます。ああ、焼き魚とか、れんこんとか、かいわれ大根のサラダとか、そういうのが私は食べたいのに・・・現実はワンパターンですが、手軽に納豆ごはんと豆腐・わかめの味噌汁とかになってます。

だらだらしているうちに来週はもうThanksgiving。その翌週はこぐまの2歳の誕生日。Thanksgivingは夫の長兄宅に行く予定なのですが、パンプキンパイを作ると約束したのでその準備もしないといけません。こぐまの誕生日は、平日だし家族3人だけでひっそりやろうと思っているけどメニューとかどうしようか、考え中。

2度目です

2007-11-05 05:36:23 | 妊娠・出産
実は、第2子を妊娠しました。

そろそろ欲しいかなとは思っていたのですが、今回は全く狙っていなかったのに突然妊娠が判明し、少し戸惑いがありましたが、神様に授かったものですから、大切におなかの中で育てたいと思います。

出産予定日は5月上旬です。こぐまのときと同様少し早めなら、ゴールデンウイークあたりに生まれるかもしれないなと思っています。

今回は前回のときより仕事内容もきついので、妊娠生活に不安がありましたが、幸い、つわりは前回よりも軽いので何とかやっています。ただ、これもつわりの一種だと思いますが、妊娠してから眠くて眠くて、毎日かなり長い時間睡眠を取っています。

つわりが軽いといっても、やっぱりだめな食べ物があるし、すでに何度か吐きました。夜に気持ち悪くなるので、夜寝る前の歯磨きの時間などは危険。歯ブラシを口に入れただけで気分が悪くなるときもあります。最初のうちは、夜になったらさっさと歯磨きをして、さっさと寝ていました。寝てるときは気持ち悪くないので。

普段は大好物のにんにくが今は全くだめ。それと、前回と同様、イタリア料理はだめです。つい数日前も、もうそろそろ大丈夫だろうと思って、お弁当にチーズ・トルテリーニを持っていったら、食べ終わって1分後に全部もどしてしまいました。(もったいない)。

つわり経験者は誰でも判ると思いますが、吐きたくなくてがんばっても、「エクソシスト」のように意思に関わらず「げぼげぼ」なるのですよね~(汚い話ですみません)

和食系ならOKで、ご飯のにおいもOK。焼き魚とか漬物が食べたくなるので、先日日本滞在中は毎日食べられて幸せでした。前回はベルギーにいて、ろくなもの(食べたいもの)が食べられなかったので、今回は少なくとも日本にいけて、普段は一応何でもあるアメリカにいるので、よかったです。(本当はいつも日本にいられたらいいのですが。)

果物もOKですが、みかんはちょっとだめなときもある。一番OKなのは前回同様スイカですが、スイカの季節は終わってしまったので、りんごを毎日食べています。

前回はファーストフードや脂っこいものが異様に食べたくなったのですが、今回はそうでもない。フライドポテトとかは時々食べたくなるけど、前回ほどではない。

妊娠が判明してからほぼすぐに、胸が豊かになりました。こぐまの授乳が終了後、妊娠前よりしぼんでいた胸が、見るからに、授乳中のように豊満になりました。前回は妊娠してからも特に変わった様子はなかったのに。おなかも結構すぐに大きくなってきて、今は裸になればわかるくらいになっています。(その上に乗っている脂肪のせいで、より大きく見えますが。)

というわけで二人目になるとやっぱりいろいろ違うのだなあと思います。

今回はいろいろな理由から女の子なんじゃないかと思います。最初が男の子だったので今度は女の子がいいかなとも思いますが、まあどっちでも可愛いからいいのですが。アメリカでは超音波を20週あたりに一度しかやらないので、それまではわからないことです。

先の日記にちらっと書きましたが、今回は「里帰り出産」をしようと計画中で、もちろん計画通りに行くかはわかりませんが、うまくいけば春には日本に帰り、そして8月に親友の結婚式があるので、それまでついでだから、日本に滞在しようかなあと目論んでいるのです。

ハロウィーン

2007-11-02 11:14:56 | アメリカの生活
去年はハロウィーンなどやらなかったので、初体験のこぐまです。

近くに住んでいる夫の兄に誘われて、ハロウィーンのTrick or Treating をやっているというモールに行きました。現在住んでいる家は新しい住宅地で、まだ住んでる人もあまりいないので近所ではできないし、知らないところに行くのもいやだし、と思っていたのでちょうどよかったです。

モールでは参加しているお店がかぼちゃの絵が書かれた紙を張っていて、そこに子供たちが行くのです。

こぐまは二人のいとこたちと一緒に参加。夫が私が日本にいる間勝手に選んで買っていた「にわとり」の衣装をこぐまに着せたのですが、モールの中なのに分厚くて暑い服装なのと、多分毛がちくちくして首の周りが痒い、などの理由で、こぐまは衣装を着せた瞬間ご機嫌斜め。せっかくの「頭」の部分もかぶせるとすごい嫌がるのでだめでした。そして私に抱っこをせがみ、やる気がぜんぜんありませんでした。

しかし、「くださいな」してきて、と一生懸命教えたら、配っている人の前まで行って手を差し出すようになりました。それは結構気に入ったみたいで、店と店の間を歩くのは嫌がったけど、店の前で下ろすと、お店の人のところまで行って「ちょうだい」をしてくるようになりました。その様子がかわいくて、親も本当に楽しめました。

お店によっては結構豪華なお菓子をくれたし(これはほとんど夫のものに、私は一部のチョコレート類をもらいました)、子供たちそして一部の大人が仮装しているもの見て楽しめました。まだこぐまにはどうせ早いし、行かなくてもいいかなと思っていたけど、結果的には行ってよかった。

生まれたばかりのような赤ちゃんとかもいて、上の子がいるときはしょうがないけど、そういう赤ちゃんだけ連れてる人は、ちょっとどうかな、と思いました。

あとさらに言わせてもらうと、ちゃんとお話ができる大きな子供たちは、「Trick or Treat」とちゃんと言って、もらうときは「Thank you」を言ってほしいですね。一昨年うちでお菓子を配ったときも思ったけど、大きい子はかわいげがない。ただのお菓子目当てというのがみえみえで。うちの子供にはちゃんと教えたいです。