最初に書いた通り、日本で割礼の出来る病院は非常に限られていますが、東京では数軒の病院がやっているようでした。できれば産院の近くが良かったので、アメリカ大使館の米国市民向け病院リストを見て、千葉でも探したのですが、やっていそうな所は見つかりませんでした。
東京の病院でも、そこで出産した人のみ対象の病院もあり、または入院が必要な病院もありで、私が結局選んだのは、西東京にある産婦人科でした。
アメリカから電話して聞いたところ、午前中に行って昼頃には手術は終わっているとの事、入院も必要ないと言う事でした。
私が心配していたのは、生後時間があまり経つと痛みも大きくなるのではないかという事。インターネットで調べたら、生後3週間から1ヶ月以内に済ませるのが好ましいとの事でした。アメリカの病院では、生後入院中にやるので、2日目くらいです。ユダヤ教は7日目です。そこで、産後すぐに予約のための電話をしました。たまたま病院側の都合がつかず、約2週間後の予約となりました。
手術の日は午前中に診察を受ける必要があり、翌日は消毒のために通院が必要といわれ、また東京に行くついでにアメリカ大使館でパスポートの申請などもしたかったので、西東京のその街のビジネスホテルに2泊する事にしました。父に車で送ってもらって、夫と私と赤ちゃんの3人で前日の夕方ホテルにチェックイン。ホテルは病院から徒歩5分くらいで、駅からも近く、好立地でした。翌朝10時に病院に着き、手術は12時からとのこと。
最初に体重を量ったり、診察がありました。あまり低体重だったりすると出来ない事もあるようですが、うちの子は問題なし。そこの先生は一応英語が話せて(あとで調べたら、アメリカのユダヤ系病院での勤務経験があるようです。そこで割礼もしていたようです。)夫にも少し英語で説明してくれました。手術用の器具まで見せてくれたのですが、何か古そうだし、この先生もかなりの高齢。大丈夫かな?と不安になりました。でももう後戻りは出来ません。夫が、「かなり経験があるんですよね」と聞くと、「もちろん」との返事だったので、それを信じる事にしました。
診察が終わると、別の部屋で12時まで待機するように言われました。ここは産婦人科ですが今は産科はやっておらず、病室の一つに通されましたが、人気のない病室階はちょっと不気味でした。器具とかベッドとかもそのまま残されていたのですが、皆古くて、何年前からか時間が止まってしまった感じ。放置されている新生児室の壁にはいろいろ手順とか書いてあって、悲しい感じがしました。
狭い病室で親子3人、暑い日だったので冷房があったのはよかったですが、することもないし、時間をつぶすのが大変でした。12時になってもお呼びが来ないし。12時を20分ぐらい過ぎてやっとお迎えが来ました。赤ちゃんが泣くと両親もつらいので、待合室で待っているようにいわれました。
待合室に行ったのですが、トイレに入っていたら、泣き声がかすかに聞こえてきました。胸が締め付けられるような気がしました。それからさらに5分か10分後に手術が終わったので手術室に来るようにといわれました。入ると、泣いている息子が手術台に寝かされて、手術着の先生二人(診察してくれた先生と、その息子である別の先生)が立っていました。そこで消毒の仕方を実演してもらい、終わりました。1時前には病院を出たので、あっという間のことです。手術は成功したようで、問題ないとの事でした。
息子は赤ちゃんなりに、やっぱり大分ショックだったようで、しばらく泣いていて、おっぱいも飲まずに寝てしまいました。その時は本当に可哀想で、申し訳なさでしばらく落ち込んでしまいました。本当にこれで良かったのかなあという気がして、あとで夫とも話しましたが、もう痛くないはずだし、あっという間に回復するとのこと。確かにそのあとは泣きもせず、オムツ換えの時も特に痛いようではなかったので、ほっとしました。その日は沢山寝ていましたが、おっぱいは普通に飲んで、翌日には通常通りだったので安心しました。翌日病院でまた消毒してもらい、アメリカ大使館に向かい、無事申請関係の手続きを済ませて、千葉に戻る事が出来ました。
割礼後、1週間~10日程度で完全に傷は癒えます。その間、上の息子の時もそうだったのですが、かなり消毒に気を付けていても、少し炎症っぽくなってしまい、ちょっと心配でしたが、1週間後には大分治って、その数日後には完全にきれいになっていました。ちなみに1週間後にも見せるようにいわれて、今度は電車で診察に行きました。その時までにきれいに治っていれば電話で済まそうかと思っていたのですが、まだ炎症が少しあって心配だったので、わざわざ足を運びました。意外と近い(といっても電車で1時間半ですが)ので、何とかなりました。
とにかく無事に終わって何よりです。アメリカでは、最近は割礼しない人も増えているとの事ですが、私の知っている限りではほとんどの子供が、皆普通にやっている事で、出産後書類にサインしたら、退院前に、ほとんど自動的に終わってしまうことです。日本ではこのように手間もお金もかかりました。
東京の病院でも、そこで出産した人のみ対象の病院もあり、または入院が必要な病院もありで、私が結局選んだのは、西東京にある産婦人科でした。
アメリカから電話して聞いたところ、午前中に行って昼頃には手術は終わっているとの事、入院も必要ないと言う事でした。
私が心配していたのは、生後時間があまり経つと痛みも大きくなるのではないかという事。インターネットで調べたら、生後3週間から1ヶ月以内に済ませるのが好ましいとの事でした。アメリカの病院では、生後入院中にやるので、2日目くらいです。ユダヤ教は7日目です。そこで、産後すぐに予約のための電話をしました。たまたま病院側の都合がつかず、約2週間後の予約となりました。
手術の日は午前中に診察を受ける必要があり、翌日は消毒のために通院が必要といわれ、また東京に行くついでにアメリカ大使館でパスポートの申請などもしたかったので、西東京のその街のビジネスホテルに2泊する事にしました。父に車で送ってもらって、夫と私と赤ちゃんの3人で前日の夕方ホテルにチェックイン。ホテルは病院から徒歩5分くらいで、駅からも近く、好立地でした。翌朝10時に病院に着き、手術は12時からとのこと。
最初に体重を量ったり、診察がありました。あまり低体重だったりすると出来ない事もあるようですが、うちの子は問題なし。そこの先生は一応英語が話せて(あとで調べたら、アメリカのユダヤ系病院での勤務経験があるようです。そこで割礼もしていたようです。)夫にも少し英語で説明してくれました。手術用の器具まで見せてくれたのですが、何か古そうだし、この先生もかなりの高齢。大丈夫かな?と不安になりました。でももう後戻りは出来ません。夫が、「かなり経験があるんですよね」と聞くと、「もちろん」との返事だったので、それを信じる事にしました。
診察が終わると、別の部屋で12時まで待機するように言われました。ここは産婦人科ですが今は産科はやっておらず、病室の一つに通されましたが、人気のない病室階はちょっと不気味でした。器具とかベッドとかもそのまま残されていたのですが、皆古くて、何年前からか時間が止まってしまった感じ。放置されている新生児室の壁にはいろいろ手順とか書いてあって、悲しい感じがしました。
狭い病室で親子3人、暑い日だったので冷房があったのはよかったですが、することもないし、時間をつぶすのが大変でした。12時になってもお呼びが来ないし。12時を20分ぐらい過ぎてやっとお迎えが来ました。赤ちゃんが泣くと両親もつらいので、待合室で待っているようにいわれました。
待合室に行ったのですが、トイレに入っていたら、泣き声がかすかに聞こえてきました。胸が締め付けられるような気がしました。それからさらに5分か10分後に手術が終わったので手術室に来るようにといわれました。入ると、泣いている息子が手術台に寝かされて、手術着の先生二人(診察してくれた先生と、その息子である別の先生)が立っていました。そこで消毒の仕方を実演してもらい、終わりました。1時前には病院を出たので、あっという間のことです。手術は成功したようで、問題ないとの事でした。
息子は赤ちゃんなりに、やっぱり大分ショックだったようで、しばらく泣いていて、おっぱいも飲まずに寝てしまいました。その時は本当に可哀想で、申し訳なさでしばらく落ち込んでしまいました。本当にこれで良かったのかなあという気がして、あとで夫とも話しましたが、もう痛くないはずだし、あっという間に回復するとのこと。確かにそのあとは泣きもせず、オムツ換えの時も特に痛いようではなかったので、ほっとしました。その日は沢山寝ていましたが、おっぱいは普通に飲んで、翌日には通常通りだったので安心しました。翌日病院でまた消毒してもらい、アメリカ大使館に向かい、無事申請関係の手続きを済ませて、千葉に戻る事が出来ました。
割礼後、1週間~10日程度で完全に傷は癒えます。その間、上の息子の時もそうだったのですが、かなり消毒に気を付けていても、少し炎症っぽくなってしまい、ちょっと心配でしたが、1週間後には大分治って、その数日後には完全にきれいになっていました。ちなみに1週間後にも見せるようにいわれて、今度は電車で診察に行きました。その時までにきれいに治っていれば電話で済まそうかと思っていたのですが、まだ炎症が少しあって心配だったので、わざわざ足を運びました。意外と近い(といっても電車で1時間半ですが)ので、何とかなりました。
とにかく無事に終わって何よりです。アメリカでは、最近は割礼しない人も増えているとの事ですが、私の知っている限りではほとんどの子供が、皆普通にやっている事で、出産後書類にサインしたら、退院前に、ほとんど自動的に終わってしまうことです。日本ではこのように手間もお金もかかりました。