ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

大晦日

2007-12-31 21:06:02 | アメリカの生活
日本は2008年になってしまいましたがアメリカはまだ今現在、大晦日の夜です。

日本にいたら紅白とかみて年が明けるのを待つころでしょうかね。2007年の年始は日本で過ごしたせいか、今年はアメリカでもいいやって感じが強いです。

今年の大晦日は、時間と気力があるうちに、おせち料理でも作ってみようかと、今日はほとんど一日中料理してました。11月ごろ、購読してる日経新聞におせち宅配の広告が入っていて、しかも期間限定で割引があったので、非常に迷ったのですが、結局私しか食べないのに、高いお金を払って取り寄せるのもなあ、と思ってやめてしまいました。

でも正月気分を出したいので、家族も食べられそうなおせちを作ってみようと、数日前に思い立ったのです。

昨日、前から母に勧められていた「圧力鍋」をゲットしました。Bed Bath and Beyondの割引券を使ったら、スペインのファゴールというメーカーのやつが、いいお値段で買えてうれしい!それで早速、おせちに使ってみようと、今朝早速黒豆に挑戦したら、本当に簡単にすばやくできたので、調子に乗って、ほとんど全部の料理に使ってしまいました。圧力鍋は素晴らしい!すでに崇拝者となりましたよ。

それで何を作ったかというと、
1 黒豆(でも、日本の黒豆は手に入らないので、家にあったBlack Beansを代用してみました。豆が小さいし、ふやかしたら割れたのが多くて質があまり良くないけど、それらしきものができました。)
2 昆布巻き(私の好物で、普段からあれば喜んで食べます。鮭とごぼうのを作ったのですが、量が少ないのに調味料を減らさなかったので、味見してみたらちょっと塩辛かったのが残念。)
3 芋きんとん(サツマイモを圧力鍋でふかして、鍋で砂糖とみりんで練って味付け。これは砂糖の量も自分で調節できたし、夫と息子も食べそう!)
4 煮しめ(ごぼう、ニンジン、こんにゃく、大根、鶏肉、しいたけ、昆布、と手に入ったものを使いました。サトイモがなかったのが残念。味は、しいたけと昆布のだしをそのまま使ったのですが、結構いけると思います。)
5 福袋(うちの母の正月定番料理。油揚げの袋の中に、いろいろ入れて煮た物のです。具は、煮しめのものとほとんど同じになってしまいましたが)。
6 大根の甘酢漬け(レシピはここからお借りしました)

それから雑煮の準備もしました。圧力鍋があったから、煮物系もすぐできて、半日程度で終わったけど、そうじゃなかったら間に合わなかったでしょう。本当は、チキンロール(鶏肉の中にごぼう、ニンジンなど入れて巻く)を作る予定だったけど、ここで疲れたのでもうやめてしまいました。

昼ごはんの準備は気力がなかったので、Red Lobsterに行きました。友達のJOとWillowを誘って。この間食べたロブスターと海老のパスタが美味しくてそれがまた食べたくて行ったのですが、今日のは少し冷めてていまいち。しかもウエイトレスのサービスが悪かった。感じはいい人だったのに、持ってくるのが遅いし頼まないとパンも持ってこないなど、気が利かない、と残念でした。

家に帰って残りの料理をして、夕方は少し休憩。

夕食はもちろん「年越しそば」です。今年は母が送ってくれた生そばがあったのですが、やっぱり乾麺よりおいしかったです。

結婚してから我が家の年越しそばの具の定番は「かき揚げ」。私も夫も気に入っている、海老とたまねぎのかき揚げのほか、ニンジンのかき揚げと、ちくわがあったのでちくわの磯辺揚げ風。普段てんぷらなんて作らないので、我が家ではこれは、かなりのご馳走です。夫も大喜びしていました。こぐまには、アレルギーの原因となるものは、まだなるべく避けてまして、そばや海老は避けましたが、あとは彼もちゃんと食べていました。

さて今年もあっという間に終わってしまいますが、来年はどんな年になるのでしょうか・・・個人的には、なんとなく希望より不安が多いのですが、ポジティブに行こうと思います。

今年のクリスマス

2007-12-25 03:58:41 | アメリカの生活
今年は日本でも正月の連休が長いようですが、こちらも2週連続で4連休というラッキーな日取りになっています。まず22日から今日25日クリスマスまでの連休。そして来週は大晦日・元旦の連休です。

今月は短期の出張が毎週あって忙しかったので、やっとのんびりできてうれしいです。毎日たくさん寝て食べているので、またまた太りそうですが。

さて夫の親戚は、土曜日22日に集まることになりました。夫の母が変わった人というのはつい先日記しましたが、夫の父方もちょっと複雑。義父の妻の家族と、夫の兄弟が仲があまり良くないというのが一番の大きな理由です。さらに、義父の妻の前夫や、義父夫婦の友達だというさまざまな人たちが、なぜか家族同然に義父の家を出入りしています。そういうわけで、夫の兄弟たちは居心地が良くないので、普段はほとんど寄り付きません。

確かにそうですよね。もし私の実家に、私の知らない人たちがうろうろしていて、私が行くと向こうのほうがお茶とか出してくれたりしたら、すごく居心地が悪くて私も親と疎遠にならざるをえないと思うもん。

うちの夫は、父親と仲が良く、兄弟の中では一番近い関係なので、兄弟に頼まれて何度か義父に言ったらしいのですが、状況は変わらず。夫と一緒になって5年くらいになりますが、独立記念日・感謝祭やクリスマスなどの行事・家族の集まりで、夫以外の息子・娘たちが来たことはほとんどありません。

それでも今年は「クリスマスの前の土曜日」に集まろうということになったらしいのですが、夫の長兄はすでにボイコット。夫の姉は来ると張り切っていたらしいのに、当日大幅に遅刻して、彼女たちが到着するころには、夫の次兄が子供たちを前妻のところに連れて行かないといけないとかで、帰らなくてはならなくなりました。さらに、夫の兄弟だけだと思っていたのに、夫の兄弟が皆嫌っている義父の妻の次男家族が登場して、なんとなく気まずいムードに。

私は、去年もやってくれたのですが、義父の妻の前夫が本物のひげを生やしてサンタに扮装してくれるのを楽しみにしていたのですが、今回は彼も皆が一度に揃わなかったので衣装を着る機会を失い、私は楽しみにしていた「サンタ写真」さえも撮れませんでした。・・・最悪。というわけでこれが今年最後の親戚の集まりなのに、大失敗、つまらない集まりになってしまいました。

翌日日曜日は、ちあきさんの息子L君の4歳の誕生日パーティーに呼ばれました。ちあきさんとは2年も前(?!)にMixiで出会い、メールではやりとりしていたものの、家が遠いせいか今回会うのが2回目です。彼女たちはフィラデルフィアの北東側に住んでいるのですが、遠いかなとおもっていた割には、意外と1時間ほどで行けました。ちあきさんのお友達家族が何家族かいて(皆日本人妻の国際結婚組でした)、皆小さい子供がいるのでとてもにぎやかな集まりとなりました。

アメリカの子供の誕生日パーティーは、夏のウィローちゃんに引き続き2回目の出席でしたが、本当にこれを企画・遂行する親は大変そうだなあ、と思いました。私もこぐまが大きくなったら、「やって」って言われるんだよね・・・いや、私も子供のときやってもらったし、子供にもやってあげるべきなんだけど・・・本当に大変そう!

普段は仕事をしていて時間がないので、手抜き料理の私。クリスマスイブは、たまには凝った料理をと、一日中料理をしていたような日でした。昼は、イタリア人がクリスマスイブに食べるというツナとトマトソースのパスタ。ちょっとアレンジして、ペンネを使い、チーズをたくさん乗せてオーブンで焼きました。イタリアのようなカトリックの国では、クリスマスの前日はキリストの誕生を前に肉を食べない、ということで、7種類の魚料理を食べるそうです。うちでは手抜きでツナパスタのみ。あとはリークを買ってあったので、ポテトとリークのスープにしました。

夜は和風ビーフシチュー。昼間からことこと煮たら肉も柔らかくなり、おいしくなりました。エッセで見たレシピなのですが、具には大根を入れ、隠し味には味噌としょうゆ。確かにご飯によく合う味でした。

夕方、急に思いついて近所のWinterthur(ウィンターツァー)という、お金持ちの敷地を解放している博物館+庭園に行ってみました。しかしお目当てのクリスマスデコレーションが見れるエリアは、2時45分で締め切り。私たちは4時ごろ行ったのでぜんぜん見られませんでした。最後まで開いていたギフトショップに行って、ちょっと買ってもいいかなと思っていた陶器の値段を見てため息をつき、あまり寒くなかったので庭園を少し散歩して帰りました。唯一、空いててのんびりできたのがよかったかな。こぐまに落ちていたどんぐりを教えてあげたら、「どんぎぃ」(どんぐり)と言って大喜び。帰りの車の中でも握り締めていました。

日本ではクリスマスイブに「クリスマスの食事」をする人が多いですが(私もそうでした)、アメリカでは、クリスマスイブの夜は教会に行ってお祈り。翌日、クリスマスの朝、ツリーの下に置いてあった+サンタさんが置いていったプレゼントを開けて、クリスマスの昼に豪華な食事をします。以前の日本の元日のように、お店などは全部閉まっているので家や親戚の家でのんびり過ごすのが一般的のようです。

クリスマスの日の食事は、本来はハムか鶏類(Cornish HenとかGoose)がメインとなるようですが、七面鳥の家もあるようです。うちはハムが好きなのでハムにしました。私の尊敬する料理研究科の一人、イギリス人のNigella Lawsonの、コーラを使ったハムのレシピをこの間作ってみたらとても美味しかったので、今回もそれで行きました。前回グレーズ(上に掛けるソース)を乗せてオーブンに入れるとき、高温+時間が長すぎてドライになってしまい少し失敗したので、今回は気をつけてやりました。

あとは夫の希望に従ったので、伝統的なメニューじゃないのですが、スタッフィング、コーン、グリーンピース、ビスケット、マッシュポテト、にしました。スタッフィングはインスタントにちょっと手を加えた程度、コーンとグリーンピースは冷凍なのですが、それだけで十分私は美味しいと思うので、温めただけ、ビスケットも冷蔵のインスタント(Pilsburyというブランドは簡単で本当に美味しいのです)、マッシュポテトだけは、ほとんどのアメリカ人がインスタントを使いますが、ニュージーランドで毎日手作りのマッシュポテトを食べていた私にはこだわりがあるので手作りです。

デザートは日本風に行こうと、「マリービスケットのブッシュドノエル」を昨夜作っておきました。しかし近所のスーパーに「マリービスケット」の同等品がない?!ティービスケットなるものが近いかなとおもって箱を見たら四角い!ブッシュドノエルは丸くないとだめだよなあ、どうしよう・・・と、考えてふっと思い立ったのが「メキシコ食料品売り場」。うちの周りはメキシコ人が多いので、メキシコ系の食料品が充実しています。確かメキシコにはマリービスケットがあったことを思い出して、行ってみたら、ありましたよ。スペインのGoyaというブランドが出しているものですが、その名も「マリア」。見かけも味もばっちりです。しかもアメリカのティービスケットより安い!早速お買い上げしました。

クリスマスの朝は、料理が皆比較的簡単なせいか、あまり時間もかからず、片付けやこぐまの相手をしながらのんびり料理をして、ゆったり過ごしました。たまにはどこにも出かけず、家でのんびりがいいものです。今日は天気も良くて、日あたりの良い我が家はぽかぽかと暖かくていい感じです。ホワイトクリスマスには程遠いですが。

さあこれが終わるともう2007年もあっという間に終わりですね。うちの両親は数日だけ「ハワイ」に行くそうです。私も行きたくてチケットを探してみたけど、そのときにはもう売り切れか、異様に高くてだめでした。というわけで来週末もこんな感じでまったり行きそうです。

皆様よいお年をお過ごしください!

Longwood のイルミネーション

2007-12-16 11:12:23 | アメリカの生活
今日はお友達のジャスミンさん一家とJo一家を招待してLongwood Gardensに行ってきました。何度も書きますが、Longwoodは日本と同じように四季を感じられて、私の心の平安の場所です、ほんとに。春は新緑、夏は花火、秋は紅葉、冬はイルミネーション、みたいな。ほかにも見所はたくさんあります。フィラデルフィア近辺に住んでる方、遊びに来る方はぜひ訪問することをお勧めします。

感謝祭から新年に掛けて、Longwoodeでは、クリスマスのイルミネーションをやっています。クリスマスのイルミネーションまたは特別展示をしているのは中央の庭園エリアと温室ですが、なかなか見ごたえがあります。私と夫はなんだかんだいって、結婚以来毎年見に来ています。この辺に引っ越してくる前は、夫の家族に会いに来る口実で集まっていました。Longwoodeの隣に引っ越してきてからは、年間パスがあり行き放題なので、去年も2、3回行ったし、今年も今日で2回目です。

去年はまだあまりわからなかったこぐまですが、今年は1回目に行ったときから、イルミネーションに目を輝かせていました。「ぴかぴか」といってあちこち指差したりして、結構たくさん歩いたけどほとんど抱っこせず、自分から手をつないでほとんどの間いい子にしていました。カメラを構えてもちゃんとポーズしてたし・・・

寒くなるしあまり遅くなるといけないので、夕方4時半ごろから行ったときはまだそんなに寒くなかったけど、帰るころにはものすごく寒くなっていたので、最後は駆け足で戻りました。Longwoodは、シーズン真っ盛りで週末だけあって、かなり混んでいました。寒くなった後も人が続々入ってきてました。

その後友達たちには家に寄ってもらい夕食をご馳走しました。夕方から出かけているので、作り置きしておいて帰ってきたらすぐに食べられるものということで、カレーライスとサラダを数種類用意しておきました。

ジャスミンさんたちとJoたちは初めての対面でしたが、皆「日本」という共通点があるだけあって和やかなムードでした。ジャスミンさんのところのCちゃんは、2週間くらい前に会ったときには、こぐまとは遊びたがらなかったのに、今回は打ち解けたのか、女の子だからか、最後のほうはウィローちゃんとも遊び、帰りはこぐまにもハグしてくれました。

皆さん、特にジャスミンさん遠いところまた遊びに来てくれてどうもありがとうございました!

5ヶ月半検診

2007-12-13 11:47:57 | 妊娠・出産
現在5ヵ月半くらいです。最初のときは全然考えもしなかったけど、今月は「戌の日」に「腹帯」でも巻こうかなと考えています。ラストチャンスは18日です。

今日は検診に行ってきました。時間があったので、初めて夫とこぐまを連れて行ってみました。夫は、こぐまのときは毎回検診に同行していたのですが、今回は初めてです。

こぐまは夫の予想通り、診察室に入ったら自分が診察されるのだと思って大泣き。いくら違うよと言っても分からないようでした。それでも看護婦の検査を終えて、医者を待っている間に落ち着いて、ドプラーの心音も無事聞けました。

便秘のことを相談すると、出産後も飲んでいた「便を柔らかくする薬」を勧められました。これは普通の薬屋で買える物で、腸に直接働きかけて便に水分を保つようにする薬で、赤ちゃんには全く影響がないとのことでした。出産後もこれを飲み続けて効いたので、今回もやってみようと思います。

というのも、生野菜とか水分を摂取するとか、食物繊維とか、いろいろ気をつけていたら、便意は来るようになったのですが、便が硬くて非常に出にくいのです。それでもしばらくすれば出るけど、ただでさえ痔気味なのに、つらい。これはやっぱり水分が保たれてないせいだと思います。

話はそれましたが、とうとう超音波の予約をするように言われました。丁度クリスマスと新年の週に当たるので、予約が取れるか心配ですが、明日電話してみようと思います。

さて胎動はもう15週くらいから感じていましたが、最近はどんどんはっきりしてきました。まだ外から触っても感じませんが。だんだん「お腹の中に赤ちゃんがいる」という実感がわいてきた気がします。外で赤ちゃんを見かけると、可愛いなあ、私ももうすぐ・・・と、とても楽しみな気分です。

苦しみました

2007-12-07 11:52:53 | 妊娠・出産
今朝は大変な思いをしました。

しもの話なので読みたくない人はここでやめましょう。

前回の妊娠中は、便秘とはほぼ無縁だったのに、この1週間くらい便秘っぽくなってしまったのです。今思えば、今週前半カリフォルニアに出張していて、環境が変わったのと、カリフォルニアではほぼ毎食日本食の外食でしたが野菜・食物繊維が不足していたせいかもしれません。

とにかく、いつもなら、ただの便秘ならそのうち治るだろうと思ってほうっておくのですが、昨日の夜から、便意があり、トイレに行くのですが、出ないのです。夜はもう疲れてたので、あきらめて寝ましたが、朝になると、起きてからずっと「トイレに行きたい気がする」。でもトイレに行くと出ない。そのうちどんどん「詰まってる」気分になってきました。おなかは痛くないのですが、出そうなのに出ない。あまり踏ん張って持病の痔がひどくなるのもいやだし、赤ちゃんに悪影響があっても困るし、と思っているうちに、つらくて仕方なくなりました。

朝起きてから2時間くらい、トイレに行ってはあきらめ、トイレに行ってはあきらめ、というのを繰り返していました。仕事に行くにも、こんなんじゃ運転できない・・・こぐまが、「ママー」とか言ってトイレに来ようとするけど、彼の相手する精神的余裕もない・・・

夫がインターネットで、こういう場合の直し方を見ると、「グリセリン入りの座薬を入れる」「石鹸を細く切ったのを入れる」など、薬を飲むというよりは、実際に刺激して直す、というほうが効果的のようでした。

もうつらくて我慢できないので、ビニールの袋で指を保護して「摘便」しようと覚悟してトイレに入りました。そうしたら突然そんなことしなくても大丈夫そうな雰囲気になったので、がんばって少しずつふんばったら、やっと「詰まり」が取れたのです。

まるで「出産」のようでしたよ。こぐま出産後もひどい便秘に悩まされていたけど、ほんと、それ以来の一大事でした。

これを教訓に、今日からは食物繊維と水分を多く取り、便秘にならないように気をつけようと思います。本当に恐ろしいです。