ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

かわいい子には旅をさせよというけれど・・・

2010-06-29 08:19:24 | こぐま4歳
お久しぶりです。

この2週間日本から母が来ていたのでブログはお休みしてました。

というのも、この夏長男が日本で過ごすために、母に迎えに来てもらっていたのです。母は2週間の滞在後、長男と一緒に日本に帰っていきました。

私も一緒に、そして子供たちみんな夏休みを日本で過ごせたらいいけれど、私の仕事の関係でそんなに長くお休みすることはできません。かといって、4歳の長男を夏休み中ぶらぶらさせているわけにも行かず。

アメリカではこの年齢ではサマーキャンプといって、日帰りですがいろいろなアクティビティーができるクラスに登録する子が多いようです。でも幼稚園の学費同様、驚くほど高い。夏休み中通わせることは経済的に無理です。それならその分飛行機のチケットを買って日本で過ごしたほうがよっぽどいいでしょう。幸い日本の私の両親が長男だったら、もういろいろ理解できるし、落ち着いてきたから面倒を見てもいい、ということだったので、お願いすることにしました。7月中は、地元の幼稚園で受け入れてもらえることになりました。

長男は母がくるずっと前から指折り数えて楽しみにしていました。日本の幼稚園に行くことも、幼稚園バスに乗ることも、去年連れて行ってもらったスパリゾートハワイアンの「ドラえもんのプール」にまた行けるかもしれない事も、全部楽しみにしているようです。

「ママにしばらく会えないよ。一人でも大丈夫なの?」と何回も聞いたのですが、大丈夫だそうです。4歳にしてなんとたくましい子供でしょう!日本に着いてしばらくしたら、さびしくなったりすることもあるかもしれないけれど、出発のときも泣いたりもせず元気に出かけていきました。

私も泣いたりしませんでしたが、出発が早朝で寝坊が心配だったこともあり、不安と心配が入り混じった気持ちで夜は良く眠れませんでした。それになぜだかわからないけど、長男が出発してからなんとなく落ち込んでいます。日本で楽しい夏休み、普段できないことをいろいろして、じいじとばあばにかわいがってもらって、長男にとってはいいこと尽くしだと思うのですが、やっぱり親としてはさびしいです。出張が多い私ですが、彼が生まれてから今日まで、こんなに長期に顔を合わせなかったことは今までありませんから・・・は~(ため息)・・・

長男は久しぶりに弟たちなしで、祖父母にかまってもらって、一人っ子のように好き放題にすごせるかもしれない一方、私は次男と三男にいつもより多くかまってあげることができますから、彼さえさびしくなければ皆にもいいことなのですよね・・・

後悔はしていませんが、1ヵ月半後の再会が今から待ち遠しいです。

4ヶ月

2010-06-06 11:10:09 | サブ0歳

三男も1日で4ヶ月になりました!

健診では体重7200g、身長66cmとまずまずの成長ぶりです。

最近寝返りをしまくっています。ちょっと目を離すと、寝かせていた場所と、向きも場所もぜんぜん違うところにいたりします。以前は、寝返りをすると、その事実がわからずに怒って泣いていた感じでしたが、今は自分から寝返りをしてあたりを見回しています。健診のときも手足をたくさん動かして、前回同様にこにこして、先生にも「アクティブね~」とほめられました。

しつこいようですが、4ヶ月になったばかりでこんなに動き回れるようになるとは、長男はもちろん、早いと思っていた次男よりもっと早い気がします。最近抱っこしていると私が持っているものをつかもうとしたりもして、もう今から、近い将来トラブルメーカーになる予感が・・・・


何故??

2010-06-05 10:15:05 | つれづれ
昨日は夫の誕生日でした。特にプレゼントはあげなかったのですが、夫の好きなグリーンティーでアイスクリームケーキを作って、夕食も豪華に夫の好物を作って、家族でお祝いしました。

それにしても夫の両親は理解できない。その日の日中スーパーで買い物をしていたら、イスラエルに滞在している夫の母から夫の携帯に電話がかかってきました。夫の母は夏はニュージャージー、冬はフロリダ、春秋はイスラエルに滞在する生活なのですが、イスラエルからわざわざ電話してくるなんて、誕生日のお祝いを言うためかしらと思ったら、「誕生日おめでとう」の一言はまったくなかったそうです。電話してきた理由は、郵便物が届いていないものがあって、皆に間違った住所を教えたことに気がついたので皆に連絡してほしい、ということだそうです。「誕生日忘れてるなんてひどいね」と言ったら、「それより心配なことがあったからしょうがないよ」と夫は笑っていましたが、実母に誕生日を忘れられてる夫が不憫でなりません。

結婚してからいつも、誕生日にお祝いを言ってきたためしはありません。だから、もうあきらめてるけど、でもでも、誕生日にたまたま用があって電話したなら、お祝いの一言くらい言ってもいいんじゃない??と思うのは私だけ?

私にはとても理解できません。実の息子ですよ。自分が出産した日ですよ。私なんて子供が生まれてからは子供の誕生日のほうが自分の誕生日よりうれしいですが?彼女には子供が4人もいるから?子供が成人してるから?年をとって忘れっぽくなったから?まあ、それで誕生日とかあまり気にしない人なんだなあと思って、彼女の誕生日も特に何もしていませんでしたが(というか夫は自分の母親の誕生日を覚えていない)、そうしたら、この間、「だれも私の誕生日にカードも送ってくれない」と、夫の姉に泣いて話していたそうで、夫は今回はカードを送っていました。

夫の父も同様です。夫の誕生日の前日に、夫が義父の家に遊びに行ったのですが、まったく覚えていなかったそうで、たまたまそういう話になって、帰り際に20ドルくれたそうです。そういえば、次男の誕生日にもたまたま家に遊びに行っていたのに、それも知らない(忘れてる)っていうのもショック。だって以前しつこく、誕生日のリストを作るから教えてくれって言われて、皆の誕生日教えてあるのに。(そもそも、自分の子供や孫なら覚えてるか、生まれたときにメモしておくのが普通だと思っていたのは私だけ?)今はまだ子供が小さいからわからないけど、子供が大きくなって、自分が誕生日の日に祖父母にそのことをまったく無視されていたらショックですよね。一言おめでとうと言ってくれるだけでいいのに。

ちょっと頭にきたのでブログに文句言ってみました。

1000 Islands

2010-06-01 05:57:25 | 旅行
この週末アメリカはMemorial Dayで連休でしたが、我が家はカナダ国境のサウザンドアイランド地方に行ってきました!

長男の幼稚園が金曜日休みだったので、4連休でゆっくり行きたいところでしたが、土曜日は補習校があり、週に一度の補習校はなるべく休みたくないので、土曜まで待って、補習校が終わってから出発しました。

そもそも行くことになったきっかけは私の仕事。カナダの重要なお客さんが、そこで営業会議をするのに、招待されたのです。調べてみたら、カナダと言えどもアメリカ国境に近く、飛行機では不便だけれども車なら7時間ほどで行かれる場所です。まだ授乳している三男がいるので独りでは行かれないし、ちょうど連休だし、夏に訪問するのに最適なリゾート地のようなので、家族を連れて行くことにしました。

長距離のドライブの割には2泊と短い、そして小さい子供3人連れなので、あまり期待はしていませんでしたが・・・

結果的には思った以上に楽しめて、行ってよかったと思いました!

1日目土曜日・・・補習校の後、いつものように車の中でお弁当を食べながら、でも家とは逆方向に出発。子供たちがアクティブな昼間、一気に7時間ドライブは無理なので、途中で子供が楽しめそうな場所を、行く途中のルートで前もって調べておきました。といっても、結構田舎を走っていくので、動物園がいくつかあるくらいでしたが。

昼食後次男が長~く昼寝してくれたので、粘って粘って3時過ぎまでドライブしたら、ニューヨーク州のBinghamtonという町までいけました。そこに動物園があるというので、行ってみると、動物園は4時で閉園?とのサインが。でも、その横に、動物園よりよさそうな場所を発見!Discovery Centerと書いてあります。アメリカのあちこちにあるChildren's Museumの一種のようですが、外にもかなり広いプレイエリアがあり、それは無料!子供たちはこれだけで十分楽しめました。




うれしい誤算でした。ここで1時間半くらい休みました。

その後もう少しがんばって先に進み、ニューヨーク州シラキュースの郊外で夕食。そして、その晩はWatertownという、Thousand Island地方の基点となる町のホテルに泊まりました。

2日目日曜日。
行く前は何があるのかよくわからなかったけど、水に囲まれたエリアなので遊覧船には乗りたいな、程度に思っていました。ホテルで観光用のマップをもらって調べたら、やっぱりあるようです。でも就航は10時以降だったので、日曜日朝早く起きた私たちは、Watertownの近くから観光することにしました。

まずは、歴史好きの夫が地図を見て行きたがっていたSachets Harborという村。泊まっていたホテルから10分ほどのところです。1812年の英国との戦争で重要だった港町だそうです。とても小さな町ですが、一応古戦場があって、きれいなハーバーがあります。釣りをしている人がいて、長男も釣りをしたいと騒いでいたら、親切なそのおじさんは、長男に教えながらルアーを持たせてくれました。そして釣れたのです!!長男は大喜び!

本当に親切なおじさんでした。
その後古戦場の散歩道を少し散策しました。

Watertownから高速道路でまっすぐ北上すると、40分ほどでカナダ国境ですが、代わりに、大回りして湖に沿ってある村々を通って、気が向いたら止まったりして、遊覧船がたくさん出ているAlexandria Bayという町まで向かうことにしました。

途中にあった灯台。


ちょうど昼前にAlexandria Bayにつくと、遊覧船乗り場は長蛇の列!ニューヨーク市のほうからもツアーバスが出ているらしく、ものすごい人でした。午後一番出発のチケットだけ買って、町のピザ屋で昼食。

乗った遊覧船はこんな感じ。

何種類かツアーがありましたが、私たちはこの後カナダ側に車で行かなければならかなったし、子供たちも飽きてしまうと困るので、一番短い1時間のツアーにしました。

サウザンアイランドとはその名のとおり、無数の島があるからつけられた名前です。実際にはアメリカ側、カナダ側合わせて1800ちょっとの数があるらしいです。五大湖のひとつ、オンタリオ湖から東に、アメリカのニューヨーク州北部からカナダのオンタリオ州~ケベック州に掛けて広がっているエリアです。あのドレッシングもここから名づけられたとか?

夏はキャンプや釣りなどが盛んなリゾート地ですが、たぶん冬は寒さが厳しくて雪に閉ざされた地域だと思います。

無数の島には、大体家が建っています。ひとつの島にひとつの家って感じ。自分だけの島に住むって言うのは素敵ですが、家をでるだけでボートが必要だし、何かとお金がかかりそうですよね。ほんとにお金持ちばっかり住んでるらしいです。

その中の一人、あの有名なニューヨークのホテル、ウォルドーフ=アストリアなどの高級ホテルのオーナーだったジョージ・ボルトさんが、愛する奥さんのために建てたBoldt Castleというのが、このエリアの観光地の目玉の一つです。上の写真の背後にあるのがその城。城という名にふさわしく、120もの寝室、55の暖炉、などがある豪邸なのですが、完成間際に奥さんが急死してしまい、ボルト氏は悲しみのあまりその城の完成を見ずに工事を中止、2度と足を踏み入れることはなかったばかりか、彼の一族も彼の意思を尊重して、誰も行かなかったので、城は73年間の間放置されていたそうですが、州が観光地として買い取って、補修して、観光客に公開しているのです。今も完全には工事が終了していないのですが、それもまた哀愁があります。工事が完成している場所は本当に豪華絢爛です。金持ちはやることが違います。

これはこの島の船着場。カナダからの遊覧船も来るので、なんとイミグレーションもあるのです。


ツアーの後は、車に戻って、国境をわたってカナダに入りました。

泊まった町は、国境近くのGananoque(ガナノクエ)という村。夕食は、町のチェコ料理店に挑戦。本物のチェコ人の夫婦が本格的なチェコ料理を出してくれるお店です。そこで子供たちはなぜか大騒ぎして、飲み物をこぼしたり、と、いろいろやらかしてくれたので、夫も私も本当に疲れました。ホテルに帰って、夫と上の子たちはプールで少し遊び、その日は終わりました。

3日目月曜日。アメリカは祝日だけど、カナダは平日。招待されている営業会議の日ですが、開始は午後だったので、午前中は村の中心地の公園で子供たちを遊ばせました。小さな町なのでかなり手持ち無沙汰でしたが、そこでも親切なおじさんが犬を触らせてくれたり、世間話を始めたりして、時間がすこしつぶれました。この地域の人たちは本当に気さくで親切でした。夫はそれもあってすっかり気に入り、「カナダに移住もいいな」などという始末でした。

お昼は中華。カナダは香港系の移民が多いので、バンクーバーに行ったときも超美味な中華料理をいただいたので期待していたけど、ここはカナダ人向けの普通のいんちき中華でがっかり。

早めのランチを終えて、私はミーティングのあるホテルに、夫と子供たちはさらに水辺の散策に行きました。

ミーティングは1時間半程度で終わり、自分ではプレゼンもまあまあうまくいったと思うので、満足です。そして、アメリカ国境に向かいました。

帰る前に、国境付近のお土産屋さんで買い物。夫は子供のころ、釣りをしに家族で何度かカナダに連れて行ってもらったことがあり、そのときにお土産で買っていたメープルシロップのキャンディーの味が忘れられないというので探してみたら、ありました。それを買って、夫は懐かしい味に大喜び。確かにおいしかったです。

そのあと私のリクエストで、この一帯が見渡せるという展望台に上りました。高いところが好きなもんで。へへ。高速エレベーター40秒で、展望台の上に行かれます。そして天気も良かったので、絶景が見られましたよ!

カナダ側。


アメリカ側。右下は国境のイミグレーションです。


・・・というわけで、短い滞在だったけど、この地域をそれなりに楽しみました。今度時間があったら、水辺のキャビンに滞在して、釣りとか、カヌーとか、水辺で単に読書とか、のんびりすごしてみたいような場所です。

国境も、行きのカナダ入国は結構混んでたけど帰りはすぐに終わって、家に向かって走り出しました。途中で夕食とガソリンで休みましたが、あとは一気に。帰りは夫が運転してくれたので助かった・・・夜になったので子供たちは後半寝てたし、私も寝てたし、楽でした。家に着いたのは11時過ぎで、子供たちはそのまま布団に移動して寝て。さすがに今朝は私は起きるのがつらかったけど子供たちは結構普通に起きてました。

余談ですが、島国日本で生まれ育った私にとって、あるポイントを過ぎると別の国というのはいまだに慣れない感覚です。この線からこっちはこの国で、こっちは別の国、なんて。カナダと米国は良く似てますけど、やっぱり違うところもあって、面白いです。特に食べ物!カナダ出身のお友達Joも前に言っていましたが、なぜカナダのほうがおいしい食べ物が多いのでしょうね?!同じメーカーでも、カナダにはあってアメリカにない商品があるのは何故?今回も売店で買ったネスレのチョコレートが美味しかった・・・アメリカでは見ない商品ですが。カナダ、冬は厳しい場所が多い国ですが、結構気に入ってます。